MT車は新車でも手に入る!運転が楽しくなる国産マニュアル車一覧
車を自分の手で操る楽しさはMT(マニュアルトランスミッション)車ならではの魅力。世の中がAT車であふれる中、あえてギアの操作感が楽しめるMTの新車を選ぶ方は多いものです。
実はMTを新車でラインナップしている国産メーカーは意外と多く、技術の進化によりシフトフィーリングなども改善されています。また、スポーツカーだけでなく軽自動車やコンパクトカーでも設定があります。
トヨタ・ホンダ・スズキ・ダイハツ・スバル・日産・三菱・マツダなどの国産自動車メーカーから、新車で購入できるマニュアル車をピックアップします(価格表は2019年10月時点のものです)。
トヨタのMT車
トヨタからは86やカローラアクシオ、カローラスポーツなどのMT車が数多くラインナップしています。
86
2012年より販売されているトヨタ86は、非常に人気の高い2ドアクーペのスポーツカー。スバルBRZとは兄弟車の関係にあたります。G・GT・GT“Limited・Black Package”・GT “Limited”・GR・GR SPORTと豊富なグレード構成ですが、全グレードにMTが用意されています。
ヴィッツ(GR SPORT ”GR”・GR SPORT)
トヨタを代表するコンパクトカーのヴィッツ。ヴィッツの標準モデルにはマニュアル車のラインアップはありませんが、ヴィッツGR SPORT ”GR”とヴィッツGR SPORTは5速MTを採用しています。標準仕様のヴィッツとは一線を画した内外装デザインと走りが魅力です。
ヤリス
2019年10月に発表された次世代コンパクトカーの新型ヤリス。先代のヴィッツよりもアグレッシブでスポーティーなエクステリアで、高度駐車支援システム「アドバンストパーク」や、先代からさらに進化した最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載します。
1.5Lダイナミックフォースエンジン搭載の「X」「G」「Z」の3グレードに6速マニュアル車が用意されています。
カローラスポーツ
トヨタ・カローラスポーツはオーリスの後継モデルとして2018年に登場したハッチバックモデルです。若年層のユーザーにも受け入れられやすいスポーティーなスタイリングで、予防安全パッケージ「トヨタ・セーフティ・センス」や車載通信機DCMを標準装備するなど先進性を備えています。
ターボガソリン車(2WD)のG “Z”・ G・G “X”の3グレードにマニュアルモデルが設定されています。
カローラ
2019年9月のフルモデルチェンジで、カローラ(無印)の車名が復活しました。3ナンバーサイズとなったボディはワイドかつ低重心で、TNGAプラットフォームを採用。最新のトヨタ・セーフティ・センスを搭載した実用性の高いモデルです。
新型カローラにはW×B 1.2L TURBOの6MT車がラインナップしています。
カローラアクシオ
2006年に登場したカローラアクシオはカローラセダンの5ナンバー専用車種です。2019年8月の仕様変更により「HYBRID EX」「EX」の2グレード体系に整理され、ビジネスユーザーをターゲットとしたモデルへと刷新。EX 2WD MTの新車価格は1,546,600円となります。
カローラツーリング
カローラシリーズの12代目にあたるカローラツーリングにもマニュアルモデルが用意されています。なお、カローラツーリングの先代モデルのカローラフィールダーは、ビジネス用途のユーザー需要を満たすモデルとして現在も併売中です。
2019年のフルモデルチェンジでは、CVT車とハイブリッドモデルが排気量を1.8Lにアップする一方、マニュアル車のパワートレインはダウンサイジングされ、カローラスポーツにも搭載される8NR-FTS型1.2L直噴ターボエンジンを採用しています。
カローラフィールダー
カローラフィールダーは2000年から販売されているステーションワゴンです。2019年8月にはカローラアクシオと同様、ビジネスユーザー向けモデルとして「HYBRID EX」「EX」の2グレードに整理され、車内の装備も簡素化。EX 2WDにマニュアルモデルを設定します。
C-HR
コンパクトSUVのトヨタ・C-HRは2019年10月にマイナーチェンジを実施。ハイパフォーマンスグレードの“GR SPORT”を設定するほか、海外では既に設定のあった1.2Lターボ車(FF)にインテリジェントマニュアルトランスミッション搭載の6速iMTモデルを、日本仕様でもラインナップしました。
ピクシスバン
ハイゼットカーゴのOEM軽商用車のピクシスバンは2011年に発売されました。最小回転半径4.2mと小回りの利く一台で、スマートアシストIIIを搭載するなど安全性能にも優れています。
クリーンバージョンを除く全グレードに5MT車がラインナップされています。
ピクシストラック
ピクシストラックはダイハツ・ハイゼットトラックのOEMで、農業従事者向けに特化したグレードを用意した軽トラです。2018年5月にはOEM元のハイゼットトラックの一部改良に合わせ、スマートアシスト3を搭載します。
ホンダのMT車
ホンダでマニュアルを設定しているモデルにはシビックや軽自動車のS660などがあります。
シビックTYPE R
1997年に登場したシビックTYPE Rは、コンパクトスポーツ界を担う人気のスポーツカーです。空気抵抗を減らし、極限まで軽量化を追求することで力強い加速を実現します。
シビックTYPE R には6速マニュアルトランスミッションを設定。また、エンジン回転数を自動でシンクロ制御する「レブマッチシステム」を初めてホンダ車で採用しています。
シビックハッチバック
ドライバーの心に訴えるダイナミックな走りと、スポーティーな内外装が魅力のシビックハッチバック。パワフルな加速感が味わえる6速MTを設定し、スムーズなシフトフィールにもこだわっています。また、安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備し、高い安全性能を有します。
S660
S660(エスロクロクマル)は2015年にデビューしたホンダの軽規格のオープンスポーツカーです。当時20代の開発責任者が手掛けたモデルとして話題に。ルーフには脱着が簡単なロールトップを採用します。2018年5月にコンプリートモデルとしてModulo Xが追加されました。
S660のマニュアル仕様はβ・α・モデューロXの全グレードに用意されています。
N-VAN
ホンダ・バモスの後継モデルとして2018年7月に登場したのがN-VANです。ホンダセンシングを標準装備し、軽バンでは初となる助手席側センターピラーレスを採用。商用車としてはもちろん、車中泊やキャンプなどの用途で購入するユーザーも少なくありません。
N-VANには、ターボモデルを除く全グレードに6速マニュアル仕様がラインナップされています。
アクティトラック
ホンダの軽トラックとしてラインナップするアクティトラックは、全グレードにマニュアル車を用意。ATTACKはウルトラロー/ウルトラリバース・ギア付き5速マニュアル、その他グレードは5速マニュアルとなります。
なお、ホンダは2021年6月をもってアクティトラックの生産を終了し、軽トラ事業から撤退することが発表されています。
スズキのMT車
スズキにはお手頃価格の軽自動車アルトや、2018年にフルモデルチェンジしたジムニー・ジムニーシエラ、スイフトスポーツなどのマニュアル車が展開しています。
スイフト
2000年より販売されているハッチバックの小型車スズキ・スイフト。4代目以降にはハイブリッドモデルや足回りを強化したRSモデルもラインナップするようになりました。
XG Limited・XL・RSに5MTを設定し、ギヤ抵抗を低減して燃費アップを実現しています。
スイフトスポーツ
強い存在感を放つチャンピオンイエローをイメージカラーとしたスイフトスポーツは、2003年のスイフトの一部改良と同時にデビューしました。初代は3ドアでしたが、2代目からは5ドアに変更されています。
スイフトスポーツは標準仕様、セーフティーパッケージ仕様車、セーフティーパッケージ・全方位モニター用カメラパッケージ装着車の3タイプが展開しており、いずれも6MTが用意されています。
ジムニーシエラ
スズキ・ジムニーシエラはジムニーの普通車モデルで、2018年7月にはジムニーとともに約20年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施。エクステリア上のジムニーとの違いはサイドアンダーガーニッシュと大胆なオーバーフェンダーを装着している点です。
ジムニーシエラはJCとJLの2グレード構成で、どちらにも5MTが設定されます。
ジムニー
2018年7月にフルモデルチェンジした軽SUVのスズキ・ジムニー。約20年ぶりの新型ということで多くのユーザーが購入を希望し、発売当初の4代目ジムニーの納期は1年以上に達するほどでした。
ジムニーはジムニーシエラと同じく全グレードにマニュアルモデルを用意。3代目ジムニーのラダーフレームを改良して悪路走行性を引き上げるほか、デュアルセンサーブレーキサポートや車線逸脱警報機能などの多彩な先進安全装備を搭載します。
アルト
2019年に販売40周年を迎えた軽自動車のスズキ・アルトは、2016年には国内累計販売台数500万台を達成。軽自動車の中でも良心的な価格設定で、さらに燃費性能にも優れたコストパフォーマンスの高い一台です。アルトにはFグレード(2WD/4WD)にのみマニュアル仕様を用意します。
アルトワークス
アルトワークスはアルトのスポーツモデルとして販売されている軽ホットハッチです。2WD と4WDにそれぞれMTがラインナップしています。
軽量性をとことん追求しており、加速・ブレーキ性能においても優れ、軽とは思えない本格的なスポーツ走行を楽しめます。2WDのマニュアルなら150万円台で購入できる上、維持費も安く済むおすすめのモデルです。
アルトバン
アルトバンはアルトの商用バンで、優れた燃費性能と実用性を備えるモデルです。現行でラインナップする軽バンの中でもリーズナブルな価格設定となっています。グレードはVIPのみの展開で、2WDに5MTが用意されています。
エブリイ
日産・マツダ・三菱など多方面でOEMモデルが販売されているスズキ・エブリイ。ラゲッジルームの大きさは軽キャブバンの中でもピカイチで、働く人の頼れるパートナーとなってくれます。
エブリイには全てのグレードに5MTが設定。GAは標準ルーフ、その他グレードはハイルーフです。
キャリイ
スズキ・キャリイは1961年から販売されている軽トラックです。2018年にはキャリイをラージキャブ化したモデルとして「スーパーキャリイ」が発売されています。
エブリイと同様、キャリイにも全グレードに5MT車がラインナップ。最廉価となる「キャリイKC 2WD 5MT」は735,900円で購入可能です。
ダイハツのMT車
ダイハツ車はほとんどのモデルがCVTですが、軽オープンカーの人気モデル「コペン」やハイゼットシリーズにはMT車がラインナップしています。
コペン
ダイハツ・コペンは2002年より発売されているアクティブトップ仕様の軽オープンカー。2018年にはセロをベースとしたクーペが200台限定で販売、2019年には高性能モデルのコペンGRスポーツが登場しました。現行モデルはデザインの異なる「ローブ」「セロ」「エクスプレイ」「GR SPORT」の4つのスタイルが用意され、それぞれに5MTが存在します。
ハイゼットトラック
トヨタに「ピクシストラック」、スバルに「サンバートラック」としてOEM供給しているハイゼットトラック。軽トラ初となる衝突回避支援ブレーキ機能「スマートアシストIIIt」を搭載し、高い安全性能を備えます。豊富なグレード体系で、全てのグレードに5MTモデルが展開しています。
ハイゼットカーゴ
ダイハツ・ハイゼットカーゴはピクシスバン・サンバーバンとしてOEM供給されています。ボディカラーが豊富でファインミントメタリックやライトローズマイカメタリックなど全7色が展開。安全装備としてスマートアシストIIIを備えます。
スバルのMT車
スバルには水平対向エンジン”BOXER”搭載のBRZや、WRX STIなどのスポーティーなMTモデルが揃っています。
BRZ
BRZはトヨタ・86の姉妹車で、全グレードに6MTを設定するスポーツカーです。水平対向エンジン”BOXER”を搭載し、心地良い加速感と優れたレスポンスを実現。アスリートを思わせる精悍なエクステリアやレーシーで質感の高いインテリアも魅力です。
WRX STI
スバルWRX STIはEJ20型水平対向エンジンを搭載するスポーツセダンです。EJ20型水平対向エンジンの生産終了に伴って2019年内で現行モデルの受注を終了します。「STI」「STI Type S」ともにスポーティーな走りが楽しめる6MTが設定されています。
サンバーバン
サンバーバンはスバルの軽商用車で、7代目からはダイハツ・ハイゼットカーゴのOEM供給を受けています。サンバー自体は1961年から販売されており、長い歴史を持つロングセラーモデルです。改良を重ね、予防安全機能スマートアシスト3の機能も拡充されています。
サンバートラック
スバル・サンバートラックはダイハツ・ハイゼットトラックからOEM供給を受けているモデルです。軽トラック初の衝突回避支援ブレーキ機能搭載「スマートアシスト3t」を標準装備し、燃費性能は最大19.0km/Lを達成。すべてのグレードにマニュアルモデルをラインナップしています。
日産のMT車
日産自動車からは、フェアレディZ、マーチやノートのニスモなどの走りにこだわったマニュアル車がラインナップしています。
フェアレディZ
1969年から販売されている日産フェアレディZは、パワフルな加速感とアクセルフィーリングが得られる人気のスポーツクーペです。2019年には誕生50周年を記念した限定車「フェアレディZ 50th Anniversary」が発売されています。
マーチ NISMO S
マーチニスモSはマーチのプレミアムスポーツグレードとして登場したNISMOの上級モデルで、専用チューンのHR15DEエンジンを搭載。マーチの中の唯一の5MTモデルです。スポーツドライビング志向のユーザー向けに開発され、パワートレインをはじめ内外装に専用装備を有します。
ノート NISMO S
日産ノート NISMO Sは、NISMO S専用チューンHR16DEエンジンと5速マニュアルを組み合わせたスポーツモデルです。2019年10月には黒をアクセントとした精悍なスタイルの限定車「NISMO S Black Limited」も登場しています。
NV200 バネット
インドや南アフリカ、マレーシアなど世界各国で販売されている世界戦略車の日産NV200 バネットは、広い荷室を持つビジネスバンです。バンとワゴンRの2タイプがラインナップしていますが、5速マニュアルの設定はバンのみとなります。
NV100クリッパー
2003年に登場した軽ライトバンのNV100クリッパーは、2015年のフルモデルチェンジで3代目を迎え、最大19.4km/Lの低燃費を実現。荷室の高い積載性能を追求した実用性の高いモデルです。
NT100クリッパー
NV100クリッパーと同時にデビューした軽トラックの日産NT100クリッパー。初代は三菱・ミニキャブからのOEMでしたが、2代目からはスズキ・キャリイからOEM供給を受けています。取り回しの良いサイズ感で運転しやすく、燃費性能や安全性能も高い一台です。
NV350 キャラバン
NV350 キャラバンは日産キャラバンの後継モデルで、キャラバンシリーズ通算5代目となる商用車です。2019年8月に、ダーククロムカラーのパーツをあしらい上質感あふれる特別仕様車プレミアムGX アーバンクロムを発売しています。
三菱のMT車
三菱自動車からは軽貨物車ミニキャブシリーズのマニュアルモデルが販売されています。
ミニキャブバン
三菱・ミニキャブバンは1968年から販売されている軽商用車で、7代目からはスズキ・エブリイのOEM車となりました。マニュアルモデルを備えるMグレードのボディカラーには、ホワイトとシルキーシルバーメタリックの2色がラインナップしています。
ミニキャブトラック
ミニキャブバンと同じく7代目からスズキのOEM供給を受けている三菱・ミニキャブトラック。「みのり」は2006年から設定されている農業仕様のグレードです。全グレードに5速MTを展開しています。
マツダのMT車
国産MT車のラインナップの充実度に関してはマツダの右に出るものはいないでしょう。軽自動車からコンパクトカー、SUVと多彩なマニュアルモデルが用意されています。
MAZDA2
2019年7月のマイナーチェンジで、デミオは海外市場向けの名称である「MAZDA2」に車名を改めました。エクステリアには生命が息づくような躍動感のある魂動デザインを採用。インテリアの質感も高く、また安定感のある走りでどの年齢層のドライバーも運転しやすいコンパクトカーです。
MAZDA3
MAZDA3はかつてのアクセラで、従来モデルは4ドアセダンと5ドアハッチバックがラインナップしていましたが、現行型は4ドアセダンと5ドアファストバックの2タイプで販売。マニュアルはファストバックのガソリン車にのみ設定があります。
新世代の車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を全面的に初採用したモデルで、乗り心地と走りの両要素が磨き抜かれています。
MAZDA6
2019年まではアテンザとして販売されていたMAZDA6。ボディタイプはセダンとワゴンの2種類で、マニュアル車はディーゼルモデルに用意されています(価格はセダン・ワゴン共通)。マツダのフラッグシップモデルにふさわしい走行性能とラグジュアリーなデザイン性を備えます。
CX-3
マツダのコンパクトクロスオーバーSUV として2015年に発売したCX-3は、街乗りにもぴったりな取り回しの良いサイズ感で女性にも人気のモデルです。CX-3の一部のディーゼル車にはマニュアル車が設定されています。
CX-30
CX-30はMAZDA3に次ぐマツダの新世代商品第2弾で、2019年に登場した新世代クロスオーバーSUVです。クラスとしてはCX-3とCX-5の中間にあたるモデルですが、従来のクロスオーバーモデルとは一線を画した設計で、デザインだけでなく実用性にも長けた一台へと進化しています。
CX-5
クロスオーバーSUVのCX-5は2017年のモデルチェンジで2代目を迎えています。2019年上半期のクリーンディーゼル×SUV販売台数では一位を獲得するほどの人気車種です。ディーゼルエンジン搭載車の全グレードに6MTが設定されています。
ロードスター
「だれもが、しあわせになる。」というカタログコピーでデビューしたマツダ・ロードスター。人馬一体の走りに高い安全性能を備えたライトウェイトスポーツカーで、2019年で30周年を迎えました。海外ではマツダ・MX-5として販売されています。
ロードスター RF
ロードスターRFはロードスターのリトラクタブルハードトップモデルで、2.0Lエンジン搭載でロードスターRFの上を行くトルクフルな走りを実現。アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートやグレアフリーハイビームなどの先進安全技術を標準装備するなど安全性能にも優れています。
キャロル
マツダ・キャロルはスズキ・アルトからOEM供給を受けている軽自動車で、GFにのみマニュアルモデルが用意されています。燃費性能が高く、内装デザインもスタイリッシュで幅広い年齢層におすすめのモデルです。
スクラムバン
スクラムバンはポーターキャブの後継モデルとして1989年に登場しました。初代モデルからスズキ・エブリイのOEM車として販売されており、バンパーやフロントマスクのデザインは共通となっています。上級グレードのBUSTERはシートアレンジでフルフラットにもなるため、高い積載性能を求める方におすすめです。
スクラムトラック
バン仕様とともに1989年から発売されているスクラムトラックは、スズキ・キャリイのOEMモデルです。「KX」「KCエアコン・パワステ」「KCエアコン・パワステ農繁」の3モデルがラインナップし、それぞれに5速MT車が設定されています。
MTの新車は意外と多くのメーカーが取り扱っている
操作が簡単なATやCVTモデルがカーラインナップの大半を占めるなか、各メーカーが少ないながらもMTモデルを設定しています。モデルによりけりですが、MTがATと比べて安価な価格設定となっていることも少なくありません。新車でMT車の購入を検討している方は、ぜひ車選びの参考にしてください。