ヴィッツGR・GRスポーツは2017年9月19日に発売!スペックを比較
トヨタのコンパクトカーである「ヴィッツ」に、スポーティモデルである「GR」と「GRスポーツ」が2017年9月19日に設定され発売されました。
さらに、ヴィッツGRよりも更にチューニングされた「2代目ヴィッツGRMN」が、2018年に発売。こちらは2013年に発売された3代目ヴィッツ前期型をベースとした「ヴィッツGRMN」と同じく200台限定モデルになり、すでに完売しています。
まずは、ベース車のヴィッツとの違いやエクステリア、インテリア、搭載エンジンや価格帯を交えながら紹介します。コンパクトでキビキビと走る車が欲しい人にピッタリのヴィッツGR・GRスポーツのスペックをチェックしておきましょう。
ヴィッツGR・GRスポーツは専用エアロパーツを装備したスポーティなエクステリア
ヴィッツGRスポーツ
ヴィッツGR
ヴィッツGR・GRスポーツは、専用のエアロパーツやサスペンション、スポット打点追加など、ベース車のヴィッツにチューニングを施したスポーティなモデルです。
GR・GRスポーツの共有パーツは、リヤバンパーにマフラー、サイドマッドガード、リヤルーフスポイラー、ブラック加飾LEDヘッドライト・スモークレンズリヤランプ、フロントフォグランプ、センターリヤフォグランプ、ブラック加飾のサイドターンランプなどがあります。
リヤバンパー・マフラー
サイドマッドガード
リヤルーフスポイラー
Bi-Beam LEDヘッドライト(ブラック加飾)
LEDリヤランプ(スモークレンズ)
フロントフォグランプ
リヤフォグランプ
サイドターンランプ付きオート電動格納式リモコンドアミラー
専用バックドアガーニッシュ
ブラックエンブレム
ヴィッツGRスポーツのフロントバンパーは、GRスポーツのエンブレムが装着されたスモークメッキ加飾のものが装備されていて、ヴィッツGRではGRエンブレムが装着されダークメッキ加飾、LEDイルミネーションが装備されています。
ヴィッツGRスポーツのフロントバンパー
ヴィッツGRのフロントバンパー
- スーパーホワイト2
- ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高)
- シルバーメタリック
- グレーメタリック
- ブラックマイカ
- スーパーレッドV
- ルミナスイエロー(33,000円高)
- ブルーメタリック
ボディカラーは全8色設定されていて、「スーパーホワイト2」、「シルバーメタリック」、「グレーメタリック」、「ブラックマイカ」、「スーパーレッドV」、「ブルーメタリック」の6色が標準塗装で、「ホワイトパールクリスタルシャイン」、「ルミナスイエロー」の2色が特別塗装色になっています。
ヴィッツGR・GRスポーツのインテリアはブラック基調のスポーツカー仕様
- ヴィッツGRスポーツ(ハイブリッド)
- ヴィッツGRスポーツ(ガソリン)
- ヴィッツGR(ガソリン)
ヴィッツGR・GRスポーツのインテリアは、ブラックを基調としたスポーティな内装カラーで、シルバーやカーボン調の加飾が施されています。GRスポーツに搭載されているステアリングは本革巻きのスポークが3本になったデザインで、GRでは専用の小径ステアリングにパドルシフトが装備されGRロゴが施されています。
ヴィッツGRスポーツのステアリング
ヴィッツGRのステアリング
ヴィッツGRスポーツのメーター周りは2種類用意されていて、ハイブリッド車ではシルバーリングの2眼アナログメーターが採用され、ガソリン車ではブラウン系の3眼アナログメーターが採用されています。よりスポーティな仕様のヴィッツGRでは、シルバーメーターに変わり3眼メーターの配置もセンターがタコメーターに変更されています。
ヴィッツGRスポーツのメーター(ハイブリッド車)
ヴィッツGRスポーツのメーター(ガソリン車)
ヴィッツGRのメーター
ヴィッツGR・GRスポーツのインテリアは共通のデザインで、ブランノーブと合皮を使ったコンビシートを採用しています。フロントシートはGRロゴが入りサイドサポートが張り出したスポーティシートが装備され、インパネオーナメントはカーボン調加飾が施されています。
新たにラインナップされたヴィッツGR・GRスポーツの搭載エンジン・スペック
ヴィッツGR・GRスポーツに搭載されているエンジンは、ガソリン車で「1NZ-FE」、ハイブリッド車では「1NZ-FXE」が搭載されていてベース車から変更はありません。
種類 | 直列4気筒 |
---|---|
排気量 | 1,496cc |
最高出力 | 109PS/6,000rpm |
最大トルク | 136Nm/4,800rpm |
トランスミッションには、GRスポーツには7段CVTと5速マニュアルが、GRには10段CVTと5速マニュアルが用意されています。CVT車ではMTモードも搭載されていて、GRスポーツではシフトで操作、GRではシフトかパドルシフトで変速できます。
ヴィッツGRのCVT車シフト
サスペンションには、GRスポーツ専用にチューニングしたサスペンションが搭載され、GRにはチューニングサスペンションに加えザックス製アブソーバーが搭載されます。
ヴィッツGRのサスペンション
ヴィッツGR・GRスポーツに共通して行われている剛性アップは、スポット打点追加やフロントスポイラー、ロッカーフィン、リヤホイールハウス前のスパッツなどで、GRではロアアームやブレースの追加が行われています。
ヴィッツGR・GRスポーツの剛性アップパーツまとめ
- ロッカーフランジスポット溶接打点追加
- フロントスポイラー
- ロッカーフィン
- リヤホイールハウススパッツ
- ロアアーム(GR専用)
- フロントサスペンションメンバー後端ブレース(GR専用)
- センタートンネルブレース(GR専用)
- リヤフロアブレース(GR専用)
ヴィッツGR・GRスポーツの販売価格はガソリンモデルで2,087,640円から
ヴィッツGR・GRスポーツは2017年9月19日に発売されました。
気になる価格帯は、ヴィッツGRスポーツのガソリン車CVT・5速MTともに2,087,640円、ハイブリッド車では2,329,560で、ヴィッツGRはCVT・5速MTともに2,303,640円です。駆動方式は全てFFの2WDで、4WDの設定はありません。
GR SPORT“GR” | 2,335,300円 |
---|---|
GRスポーツ MT | 2,115,300円 |
GRスポーツ AT | 2,115,300円 |
ハイブリッド GRスポーツ | 2,361,700円 |
2017年9月に発売されたヴィッツGRスポーツの画像
- ヴィッツGRスポーツ
- ヴィッツGRスポーツ
- ヴィッツGRスポーツ
- ヴィッツGRスポーツ
- ヴィッツGRスポーツ
- ヴィッツGRスポーツ
- ヴィッツGRスポーツ
- ヴィッツGRスポーツ
ヴィッツGR・GRスポーツはキビキビ走るコンパクトカー
2017年9月19日に発売したヴィッツGR・GRスポーツは、G’sシリーズの後継シリーズで、今後はヴィッツだけではなくミニバンのヴォクシーやノア、SUVのハリアー、セダンのマークXや、ハイブリッドカーのアクア、プリウスαやプリウスPHVに設定されています。
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車の基本動作である「走る・曲がる・止まる」がベース車よりも高性能にチューニングされているので、高速道路で安定した走りが出来るのはもちろん、峠などのワインディングロードでもふらつくことが少なくなり安心して走ることができます。
販売価格もスポーティモデルとしてはリーズナブルな200万円からと求めやすい価格帯ですので、若い人でも購入しやすいヴィッツGRスポーツ・GRは、おすすめする1台です。