ハリアーは2020年6月にモデルチェンジで4代目へ TNGAプラットフォームのクーペSUVに進化
ハリアーのフルモデルチェンジは2020年6月17日、スタイリッシュSUV路線をそのままに新プラットフォーム「TNGA」を採用、全長と全幅を拡張して全高を低くしたクーペスタイル。
また第2世代のトヨタセーフティセンス、熱効率の優れた「ダイナミックフォースエンジン」を搭載し、エクステリアは最近のトヨタらしい押し出し感の強いデザインが特徴。
搭載する新型パワートレインや安全装備、内外装や燃費などモデルチェンジして進化する新型ハリアーについて解説。
ハリアーが2025年6月11日に一部改良 標準装備充実化と特別仕様車ナイトシェード追加
ダーク仕様のヘッドランプやブラック塗装前後ロアバンパーなど装備するハリアー特別仕様車ナイトシェード
4代目ハリアーが2020年のフルモデルチェンジから約5年後にあたる2025年に一部改良を実施。
2022年はハリアーPHEVの追加、ディスプレイオーディオの大型化などの改良を実施しましたが、2025年はグレードのスリム化が行われエントリーグレードSが廃止に。ボディカラーも8色からプレシャスブラックパール・ブラック・プラチナホワイトパールマイカ・グレーメタリックの4色に集約。
PHEVにコストパフォーマンス重視の新グレードGも追加され、予防安全装備トヨタセーフティセンスの最新化やステアリングヒーターの標準化なども実施してグレード毎の装備を充実。
ハリアーは2020年の発売から特別仕様車の設定がなく、今回4代目で初めてZ・Z Leather Packageへ特別仕様車Night Shade(ナイトシェード)を追加します。
またハリアーは2027年頃フルモデルチェンジを実施、エクステリアは今よりもさらに低いクーペSUVへ刷新するという予測もあるようです。
ハリアー特別仕様車Night Shade(ナイトシェード)の装備
- ダーク仕様 ブラックレフ プロジェクター式LEDヘッドランプ
- ブラックメタリック塗装 フロントアッパーグリル
- 艶あり黒塗装 フロントロアグリル
- 艶あり黒塗装 フロントバンパーロア
- 艶あり黒塗装 ロッカーモール
- 艶あり黒塗装 リヤバンパーロア
- ブラック塗装 車名エンブレム
- ブラック塗装 カーボンニュートラルバッジ
- ブラック塗装 225/55R19タイヤ&19×7Jアルミホイール
2025年ハリアー一部改良内容
- プリクラッシュセーフティの検知範囲拡張
- 車線逸脱抑制機能付きレーンディパーチャーアラート(LDA)追加
- 安心降車アシスト(SEA)と後方車両接近警報付きブラインドスポットモニター(BSM)追加
- プロドライビングアシスト(PDA)追加
- ステアリングヒーターとシートヒーター(運転席・助手席)を全グレード標準化
- 12.3インチ ディスプレイオーディオを全グレード標準化
- 寒冷地仕様を全グレード標準化
- おくだけ充電とデジタルキーをZグレード(PHEV車)、Z Leather Packageで標準化
ガソリン | ハイブリッド | プラグインハイブリッド | |
---|---|---|---|
全長 | 4,740mm | ||
全幅 | 1,855mm | ||
全高 | 1,660mm | ||
ホイールベース | 2,690mm | ||
室内長 | 1,880mm | ||
室内幅 | 1,520mm | ||
室内高 | 1,215mm | ||
車両重量 | 1,570kg-1,600kg | 1,650kg-1,690kg | 1,920kg-1,950kg |
最小回転半径 | 5.5m-5.7m | 5.7m | |
最低地上高 | 195mm | 190mm | |
エンジン型式 | M20A-FKS型 直列4気筒 | A25A-FXS型 直列4気筒 | |
エンジン総排気量 | 1.986L | 2.487L | |
エンジン最高出力 | 125kW(170PS)/6,600rpm | 131kW(178PS)/6,700rpm | 130kW(177PS)/6,000rpm |
エンジン最大トルク | 203Nm(20.7kgm)/4,600rpm-4,800rpm | 221Nm(22.5kgm)/3,600rpm-5,200rpm | 219Nm(22.3kgm)/3,600rpm |
フロントモーター型式 | – | 3NM | 5NM |
フロントモーター最高出力 | – | 88kW(120PS) | 134kW(182PS) |
フロントモーター最大トルク | – | 202Nm(20.6kgm) | 270Nm(27.5v) |
リヤモーター型式 | – | 4NM | |
リヤモーター最高出力 | – | 40kW(54PS) | |
リヤモーター最大トルク | – | 121Nm(12.3) | |
乗車定員 | 5名 | ||
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | ||
タンク容量 | 55L | ||
WLTCモード燃費 | 15.6km/L-15.8km/L | 22.4km/L-22.7km/L | 20.5km/L |
一充電航続距離 | – | – | 93km/L |
グレード | エンジン | 駆動方式 | 値段 |
---|---|---|---|
G | ガソリン | 2WD(FF) | 3,710,300円~ |
4WD | 3,910,500円~ | ||
ハイブリッド | 2WD(FF) | 4,301,000円~ | |
4WD | 4,521,000円~ | ||
Z | ガソリン | 2WD(FF) | 4,180,000円~ |
4WD | 4,380,200円~ | ||
ハイブリッド | 2WD(FF) | 4,770,700円~ | |
4WD | 4,990,700円~ | ||
Z Leather Package | ガソリン | 2WD(FF) | 4,500,100円~ |
4WD | 4,700,300円~ | ||
ハイブリッド | 2WD(FF) | 5,090,800円~ | |
4WD | 5,310,800円~ | ||
Z(プラグインハイブリッド) | ハイブリッド(PHEV) | 2WD(FF) | 6,260,100円~ |
特別仕様車 Z Night Shade(ナイトシェード) |
ハイブリッド | 2WD(FF) | 4,870,800円~ |
4WD | 5,090,900円~ | ||
特別仕様車 Z Leather Package Night Shade(ナイトシェード) |
2WD(FF) | 5,190,900円~ | |
4WD | 5,410,900円~ | ||
PHEV G | ハイブリッド(PHEV) | 4WD | 5,470,300円~ |
PHEV Z | ハイブリッド(PHEV) | 4WD | 6,260,100円~ |
ハリアーのボディカラー全4色でパワートレインによりカラー設定に違いも
ハリアーは2025年の一部改良によりボディカラー整理を実施。
トヨタのラインナップする販売車種では少なめのプレシャスブラックパール・ブラック・プラチナホワイトパール・グレーメタリックの4色展開に。
ボディカラーはグレードによる違いはなく、パワートレインの違いにより分けられており、ガソリンモデルとハイブリッドモデルがグレーメタリック以外の3色、プラグリンハイブリッドモデルがブラック以外の3色選択可能。
ハリアーに2トーンカラーは用意されず、全てモノトーンカラーのみのシンプルなラインナップが特徴です。
ハリアーのボディカラー一覧
- プレシャスブラックパール(55,000円高)
- ブラック(ガソリン・ハイブリッド専用)
- プラチナホワイトパールマイカ(38,500円高)
- グレーメタリック(プラグインハイブリッド専用)
プレシャスブラックパール(55,000円高)
ブラック(ガソリン・ハイブリッド専用)
プラチナホワイトパールマイカ(38,500円高)
グレーメタリック(プラグインハイブリッド専用)
新型ハリアーが発売1か月で月販目標の14倍以上にあたる約45,000台を受注 最新の納期は
新型ハリアーは発表した時点の2020年6月17日で既に大台の20,000台を突破したという情報もありましたが、2020年7月17日にトヨタ公式が発売1か月の予約数が月販販売目標の3,100台の14倍以上の約45,000台を受注したとアナウンスしました。
期待の新型車だけに予約が殺到していて、最上級グレードのLeather Packageやトヨタ初採用の調光パノラマルーフなどを装備、新色ボディカラーのプレシャスブラックパールを選択した場合は2020年内の納車も難しいということです。
噂によると注文するディーラーにより納期が短縮するという情報もあるため、新型ハリアーを購入予定の方は早めに予約するのが賢明かもしれません。
4代目新型ハリアーが2020年4月13日公式発表 全長と全幅を延長したクーペSUVに
4代目ハリアーは先代モデルより全長と全幅を拡大し全高を低くしたクーペSUVに
新型ハリアーのプラットフォームはカムリやRAV4と同じTNGA-Kを採用。これに伴い全長は3代目の先代ハリアーよりも15mmプラス、全幅は20mmプラスに拡大します。
全高は30mmマイナスに、ホイールベース30mm延長しながらもフロントノーズを短くすることで、低くワイドに構えた運転しやすいグローバルモデルらしいスタイルになりました。
上が点灯時のヘッドライトで下が非点灯時のヘッドライト L字が重なりあう流麗なデザイン
現行型ハリアーに装備している流れるウインカー「シーケンシャルターンランプ」は採用されず、点滅式のウインカーになっています。このウインカーは昼間のLEDデイタイムランニングライトとウインカーの両方の役目を果たすターンシグナルシステムになるようでフォルクスワーゲンのような欧州車やマイナーチェンジ後の後期C-HRのようなライティングシステムです。
後ろにはレクサスUXにも採用する一文字のリアコンビネーションランプを配置、優雅で大胆なデザインが特徴です。
またグレード体系も現在のエレガンス(ELEGANCE)、プレミアム(PREMIUM)、プログレス(PROGRESS)を廃止して、ベースグレードの「S」、中位グレードの「G」、最上位グレードの「Z」を新たに設定。GとZグレードには従来のMetal and Leather Packageのような本革レザーパッケージ「G LeatherPackage」「Z LeatherPackage」の5つを用意、それぞれのグレードに2WD(FF)と4WD駆動を設定します。
トヨタ車ではハリアーが初めて採用する調光ガラスムーンルーフや前後ドラレコ付きデジタルインナーミラーも注目の装備になりそうです。
新型ハリアー(4代目)の主要装備一覧
- シートヒーター+シートベンチレーション
- 前後ドラレコ付きデジタルインナーミラー
- 調光式ムーンルーフ
- 12.3インチ大型ワイドディスプレイ
- ITSコネクト
- 電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド
- 電動パワーシート
- キック式パワーバックドア
- 電動チルト+テレスコピックステアリング
- ディスプレイオーディオ
- 車載DCM
4代目ハリアーのエクステリア上の変化として、先代の3代目ハリアーが装着していたチュウヒのエンブレムが廃止され、トヨタのエンブレムに変更されたことが挙げられます。
「ハリアー=チュウヒのエンブレム」というイメージが強いですが、モデルチェンジで新たに生まれ変わる「ハリアー」として、またトヨタチャネル統合の第一号車種としてスタートするフラッグシップモデルとして、伝統的なトヨタのエンブレムを装備したのかもしれません。
ハリアーハイブリッドZ
ハリアーハイブリッドZ
ハリアーハイブリッドZ
ハリアーハイブリッドZ
ハリアーハイブリッドZ
ハリアーハイブリッドZ
ハリアープラグインハイブリッドZ
ハリアープラグインハイブリッドZのスペック
ハリアープラグインハイブリッドZ
ハリアープラグインハイブリッドZ
ハリアーは国産車初となる調光パネル採用のパノラマルーフを搭載
上がシェードを開いた状態で下が調光している状態
新型ハリアーに、国産車初採用される電動シェード付き調光パネルパノラマルーフが搭載されます。このパノラマルーフは最上級グレードにあたる「Z」のオプション装備で、使用される調光パネルはレクサスの高級ミニバンLMにも採用されている「瞬間調光ガラスUMU」である可能性が高いでしょう。
4代目ハリアーに装備するデジタルインナーミラーはドライブレコーダーとインナーミラーを兼用したスマートなイメージ
新型ハリアーはその他にも、ナビゲーションディスプレイが12.5インチのものへとアップデートされるほか、インテリアカラーにブラウンを新設定、前後方向映像を録画するドライブレコーダーとして使えるデジタルインナーミラーを採用するといった変更点も。
新型ハリアーのタイヤサイズは「G」グレードに18インチ、「Z」グレードに19インチのタイヤを用意。18インチの新車装着タイヤはダンロップのSUV用タイヤ「GRANDTREK PT30」を装着します。ボディサイズは全高を低く、全幅と全長を拡大したワイドアンドローなシルエットとなります。
ハリアーのインテリアカラーはブラック・ブラウン・グレーとファブリック・合皮・本革を設定
ハリアーの内装素材はファブリックと本革の2種類、ファブリックの内装カラーにはブラック×ブラック、ブラック×ブラウン、グレー×グレーの3種類を、本革の内装カラーにはブラック×ブラック、ブラック×ブラウンの2種類を設定しています。 3代目ハリアーに設定していたディープボルドーとダークサドルタンの内装カラーは廃止しています。
新型ハリアーの内装カラー一覧
- ブラック×ブラック(ファブリック+合皮)
- ブラック×ブラウン(ファブリック+合皮)
- グレー×グレー(ファブリック+合皮)
- ブラック×ブラック(本革)
- ブラック×ブラウン(本革)
新型ハリアーはセンターコンソールの「馬の鞍」で一体感を表現した高級感のあるインテリアが特徴
馬の鞍をイメージした存在感のあるセンターコンソールや、逞しさを演出するインストルメントパネルなど、国産車を代表するラグジュアリーSUVに相応しい豪華な内装が特徴。
ドアトリムには新型になってエンブレムが変更された「チュウヒ」のマークが刻印されているのが嬉しいです。
新型ハリアーに3列シートモデルの噂があったが採用されず
ハリアーのモデルチェンジについて様々な情報が錯綜する中、3列シートモデルが設定されるという情報がありましたが、ボディサイズの関係から3列シートは設定されませんでした。
新型ハリアーのプラットフォームはRAV4と同じTNGA-Kを使い開発するため、3列シートを設定できるようなボディサイズではないこと、従来からあるハリアーのシルエットを踏襲するためノーズが長くなる分、3列分のスペースはなく、加えて全高が1,660mmになり先代ハリアーより30mm低くなることも3列シートを採用しない理由になったのかもしれません。
新型ハリアーはフルモデルチェンジで夜間歩行者にも対応する第2世代の「トヨタセーフティセンス」を導入
フルモデルチェンジによって誕生した4代目ハリアーは、搭載するカメラやレーダー等の性能アップにより、検知機能が大幅に強化された第2世代の「トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)」を標準装備します。
第2世代のトヨタセーフティセンスは、2017年12月にマイナーチェンジが行われた「アルファード」と「ヴェルファイア」に初めて搭載。プリクラッシュセーフティ(PCS)が昼夜を問わず歩行者に対応、昼間ならば自転車にも対応可能になっています。
「BSM連動式レーントレーシングアシスト(LTA)」や「ロードサインアシスト(RSA)」といった新機能が加わり、レーンディパーチャーアラート(LDA)がアップグレードされた第2世代のトヨタセーフティセンスを搭載することで、ハリアーの予防安全性能が大幅に向上しています。
新型(4代目)ハリアーのトヨタセーフティセンスの機能一覧
- 昼・夜歩行者 昼自転車対応 衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ
- ステアリング制御型 レーンディパーチャーアラート
- アダプティブハイビームシステム(AHS)
- 全車速追従型レーダークルーズコントロール(LCC)
- BSM連動式レーントレーシングアシスト(LTA)
- ロードサインアシスト(RSA)
- カーブ速度抑制機能
- 先々行車検知
- ブラインドスポットモニター(BSM)
- ドライバー異常時対応システム
- リヤクロストラフィックオートブレーキ
- インテリジェントクリアランスソナー
- パーキングサポートブレーキ
- オートマチックハイビーム(AHB)
新型(4代目)ハリアーのその他の予防安全装備一覧
- インテリジェントパーキングアシスト
- ドライブスタートコントロール
- ヒルスタートアシストコントロール
- 前後ドライブレコーダー付きデジタルインナーミラー
- パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)
- 電動パーキングブレーキ
- シースルービュー
- ブレーキホールド
新型ハリアーはトヨタの新開発プラットフォームTNGAを採用して乗り心地向上
4代目ハリアーは、「TNGAプラットフォーム(GA-K)」を採用、2015年12月発売の4代目プリウスより順次導入したTNGAを採用することで「車体の軽量化」「車体の低重心化」「車体の剛性アップ」を実現しました。
このGA-KプラットフォームはプレミアムセダンのカムリやミドルサイズSUVのRAV4にも採用されている骨格で、乗り心地とドライバーの意図した走りを実現する、国内外でとても評価の高いプラットフォームです。4代目ハリアーは先代モデルのフワフワした乗り心地から、カチッとした乗り心地に進化しています。
4代目ハリアーのパワートレインは「ダイナミックフォースエンジン」と「ハイブリッド」でターボエンジンは廃止
4代目ハリアーのガソリンモデルは、最大40%にも達する高い熱効率を達成して、燃費は20%改善しパワーは10%アップさせる、トヨタ新開発の直列4気筒2.0L直噴エンジン「ダイナミックフォースエンジン(Dynamic Force Engine)」とダイレクトシフトCVTを組み合わせたシステムを搭載します。
このエンジンは、2020年代に求められる二酸化炭素排出量の削減目標をクリアし得る可能性を秘めた、高い環境性能も誇る高性能エンジンで、新型カムリや新型RAV4にも採用しています。
さらに2.5Lのダイナミックフォースエンジンとリダクション機構付のTHS2を組み合わせたハイブリッドシステムも用意、電池はGSユアサ社のEHW4Sをトヨタで初めて採用し、従来比10%以上の軽量化と20%以上の小型化を達成しています。
また3代目の先代ハリアーにラインナップしていたターボモデルは廃止されましたが、ターボモデルにも劣らない動力性能を持つエンジンなので期待しましょう。
4代目ハリアーはSとGグレードに8インチのディスプレイオーディオ、Zグレードには12.3インチのTコネクトナビを標準装備
4代目の新型ハリアーは、15代目クラウンと同様にコックピットをよりスポーティな雰囲気とする「8インチディスプレイオーディオ+6スピーカー」をSとGグレードに標準装備、「12.3インチTコネクト SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステム」をZグレードに標準装備(Gグレードはメーカーオプション)します。
新型ハリアーのディスプレイオーディオから、今までオプション設定されていたアンドロイドオート(Android Auto)やアップルカープレイ(Apple CarPlay)が標準機能になったため、より使いやすくなりました。
またMyTOYOTAアプリをスマートフォンにインストールすることで、ハリアーのエンジンをスタートすることや、エアコンの起動をすることができるようになります。オプション装備ですが、これによりエンジンスターターを別に購入することが必要なくなるため、とても使い勝手の良いオプション装備だと感じます。
ハリアーのライバルはアウトランダーPHEV・RAV4・フォレスター
ハリアーはミドルサイズSUVという強力なライバルが多いカテゴリに所属。
パワートレインにはPHEV(プラグインハイブリッド)を設定するためアウトランダーPHEVやRAV4 、2025年に6代目へフルモデルチェンジしたフォレスターは待望のストロングハイブリッドS:HEVをラインナップします。
アウトランダーPHEVは2024年のマイナーチェンジでEV航続距離100kmを達成
アウトランダーPHEVは三菱自動車が販売する主力のミドルサイズSUVで、充電システムを搭載するプラグインハイブリッドをラインナップします。
エクステリアはダイナミックシールドを採用、インテリアも先進的で予防安全装備e-Assistや高度運転支援のマイパイロットも設定。
2024年のマイナーチェンジによりそれまで70kmだったEV航続距離を100km超えまで延長、ハリアーより長いEV走行を達成しています。
RAV4はハリアーと同じPHEVシステムを搭載 2025年モデルチェンジでさらなる進化も
RAV4はハリアーと同じプラットフォームのGA-Kを持つミドルサイズSUV。
ボディサイズやパワートレイン、PHEVの性能も同一で、ハリアーが都市型SUVに対してRAV4はラギッド感の強いアウトドア派モデル。
2025年はフルモデルチェンジを実施することが発表され、コア・アドベンチャー・GRスポーツの3タイプをラインナップ、パワートレインは進化したハイブリッドとPHEVを搭載することも併せて発表された今後が楽しみなSUVです。
フォレスターは2025年モデルチェンジで弱点の燃費性もクリアした勢いのあるミドルサイズSUV
フォレスターはスバルが販売する主力車種で、常時駆動AWDによる高い悪路走行性能が特徴。
2025年にモデルチェンジを実施、水平対向ハイブリッドシステムS:HEVを設定することで、それまで弱点であった燃費性能を大きく改善。
エクステリアもより精悍に生まれ変わり販売台数を伸ばしています。
ハリアーが設定するPHEVはありませんが、安全性・走破性・燃費性能が高い次元にある強力lなライバルです。
チュウヒエンブレムをまとっていたハリアーのモデルチェンジ遍歴
ハリアーはトヨタが販売する高級中型クロスオーバーSUVで、3代目モデルまではチュウヒのエンブレムがハリアーを象徴するものでした。ハリアーは高級クロスオーバーSUVの先駆的モデルです。
ハリアー初代 SXU/ACU/MC1#(1997年~2003年)
1997年12月、初代ハリアーが登場しました。4WDと2WDの駆動方式の用意がありました。
199年6月、イタリアのカロッツェリア、ザガート社とのコラボレーションの特別仕様車「
ハリアーザガート」を発売。
2000年にはマイナーチェンジでエンジンを2,200ccの直列4気筒エンジンから2,400ccの2AZ-FE型に変更。
2003年2月、2代目と入れ替わりで販売を終了しました。
ハリアー 2代目 ACU・MCU・GSU3#(2003年~2013年)
2003年2月、フルモデルチェンジで販売を開始。2005年からはハイブリッド仕様もラインナップに追加しました。
2006年1月には一部改良を実施して、新開発のエンジン、3,500cc・2GR-FEが採用され、装備面も充実しました。また、初代の特別仕様車同様、ザガート社とのコラボでトヨペット店50周年記念の特別仕様車「ハリアーザガート」を限定250台で発売。
2008年1月、高級感を高めた仕様の特別仕様車「ハリアー240G Lパッケージアルカンターラプライムバージョン」を発売。
2009年8月、特別仕様車「240G”Lパッケージ・Limited”」を発売。
2013年10月、販売を終了しました。
ハリアー 3代目 ZSU6#W/ASU6#W/AVU65W(2013年~2020年)
2013年11月、フルモデルチェンジを発表し、12月にガソリン車が、2014年1月にはハイブリッド車が2代目になりました。
2014年12月、GAZOO Racingがチューニングを行った「“G’s”」を設定、2015年1月に発売。グレードは「ELEGANCE“G’s”」。
2015年6月、一部改良と共に特別仕様車「PREMIUM Style MAUVE」を発売と共に、専用装備を追加した「PREMIUM Advanced Package・Style MAUVE」も設定されました。
2016年6月、特別仕様車「PREMIUM ”Style ASH”」を発売と同時に「PREMIUM Advanced Package・Style ASH」も設定されました。
2017年6月、マイナーチェンジを実施。「8AR-FTS」型を搭載したターボモデルを新設定。安全装備の向上と、エクステリアのデザインを一部変更しました。グレード体系も見直され、「GRAND」を廃止。「PREMIUM Advance Package」は「PROGRESS」に名称を変更。「PREMIUM」と「PROGRESS」には、「Metal and Leather Package」を新たに設定しました。9月には「GR」を追加し、「ELEGANCE"GR SPORT"」として発売。
2018年9月、特別仕様車「PROGRESS ”Style BLUEISH”」を発売。
2019年7月、特別仕様車「PREMIUN ”Style NOIR”」を発売。
2020年6月、4代目と入れ替わりのため販売を終了しました。
ハリアー 4代目 MXUA8#/AXUH8#/AXUP85(2020年~)
2020年6月、フルモデルチェンジで4代目になりました。グレード体系は「S」「G」「Z」で、ガソリン車、ハイブリッド車共通グレードになります。「Leather Package」が「G」と「Z」に設定されました。
2022年9月、一部改良とプラグインハイブリッド車の追加が発表されました。
ハリアーのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 SXU/ACU/MC1# | 1997年~2003年 |
2代目 ACU・MCU・GSU3# | 2003年~2013年 |
3代目 ZSU6#W/ASU6#W/AVU65W | 2013年~2020年 |
4代目 MXUA8#/AXUH8#/AXUP85 | 2020年~ |
ハリアー ハイブリッド(前)
ハリアー ハイブリッド(左斜め前)
ハリアー ハイブリッド(左斜め前)
ハリアー ハイブリッド(横)
ハリアー ハイブリッド(斜め後ろ)
ハリアー ハイブリッド(後ろ)
ハリアー ハイブリッド(斜め後ろ)
ハリアー ハイブリッド(右斜め前)
ハリアー ハイブリッド(右斜め前)
3代目ハリアー
3代目ハリアー
3代目ハリアー
3代目ハリアー
3代目ハリアー
3代目ハリアー ハイブリッド PREMIUM Metal and Leather Package
3代目ハリアー ハイブリッド PREMIUM Metal and Leather Package
3代目ハリアー ハイブリッド PREMIUM Metal and Leather Package