C-HRのモデルチェンジ情報 SUV初の車名別月間販売台数1位を獲得したモデル
C-HRのモデルチェンジ情報をまとめます。
コンセプトカーをそのまま市販化したようなエクステリアで人気を集め、かつてはSUVで初めて車名別の月間販売台数1位を記録しました。
日本仕様の初代は2023年に生産を終え、以降は海外専売(2代目はHEV/PHEV中心)。日本では新車のC-HRを買えない状態が続きますが、2025年に公開されたBEV「C-HR+」による日本復活が有力視されています。
BEVの「C-HR+」で日本復活が有力視 2025年に世界初公開、国内導入は2026〜2027年か
C-HR+
C-HRの新たな主役として注目されるのが、BEV(電気自動車)の「C-HR+(プラス)」です。2025年3月12日に欧州で世界初公開され、同年5月には北米仕様(2026 Toyota C-HR)も発表されました。bZ4Xと同じEV専用プラットフォームを土台に、スバルの新型EVとも基盤を共有し、初代のイメージを受け継ぐクーペSUVスタイルにまとめられています。上位グレードは最大出力252kW(343PS)のAWDで、航続距離は欧州WLTPで約500km級とされます。
欧州では2026年3月から納車が始まっており、北米でも「2026 C-HR」として展開されています。日本については、初代の国内終了でいったん途絶えたC-HRが、このC-HR+によって復活する見方が強まっています。ただし本日2026年7月時点で、トヨタからの正式な国内発売の発表はありません。2026年秋のジャパンモビリティショーでの国内初披露や、2026年後半から2027年にかけての発売が取り沙汰されており、価格帯は補助金前で430万〜600万円前後と予想されます。
bZ4Xよりひとまわりコンパクトで価格も一段抑えたポジションが想定され、実現すればトヨタEVラインナップの中核を担う一台になりそうです。日本導入の正式発表が最大の焦点といえます。
2代目C-HRは海外専売に 日本向けは初代を最後に生産終了
バイカラーが強烈な個性を放つ2代目C-HR 日本市場には導入されていない
C-HRのモデルチェンジ版となる2代目は海外専売となり、C-HRの日本国内販売は初代を最後に終了することが公式サイトを通じて発表されました。C-HRはヤリスクロスとカローラクロスの中間にあたるサイズで、居住性よりスタイルを重視したトヨタでも特別なモデルでした。
サイズが最も近いカローラクロスが国内で高い評価を得ていることから、C-HRの役目が終わったという見方もあります。
2代目C-HRは2022年に公開されたC-HRプロローグをベースに、主戦場である欧州市場を中心に展開。2023年6月26日にワールドプレミアされ、一文字のリヤテールランプの中央にC-HRエンブレムを配置し、格納式のフラッシュハンドルやスマートフォンをキーにできるデジタルキーなど、新たな機能とデザインが特徴です。欧州では1.8L・2.0LのHEVと2.0LのPHEVを設定し、トルコ工場で生産されています。
日本での初代C-HRの生産終了は2023年7月。国内生産を終えた岩手工場では、C-HRに替わってレクサスの新型コンパクトSUV「LBX」を生産しています。
代替車種のカローラクロスは2023年秋にマイナーチェンジを実施し、C-HRの購入層を取り込むべく、12.3インチディスプレイの設定や2.0Lのダイナミックフォースエンジン採用など魅力的な改良を受けました。
C-HRに替わって岩手工場で生産されるコンパクトSUVのレクサスLBX
C-HRプロローグを2022年12月に初公開 2代目C-HRのヒントに
2代目C-HRは初代同様、コンセプトに近いエクステリアで市販化された
C-HRの次期モデルの姿は、C-HRプロローグとしてトヨタヨーロッパで初公開されました。
フロントデザインはC-HRらしい近未来的な印象で、アクアやカローラクロス、2022年にフルモデルチェンジしたシエンタのような大口グリルと、5代目プリウスのようなコの字型ヘッドライトを採用する新デザイン言語「ハンマーヘッド」が特徴です。
リヤテールランプはハリアーやクラウンクロスオーバーのような一文字造形で、ボディカラーはボディ・ルーフ・ルーフスポイラーで分割する個性的なカラーリングです。この予告どおり、2023年6月に2代目C-HRとして市販化されました。
パワートレインについて、初代C-HRは純ガソリンとハイブリッドの2種類でしたが、2代目は1.8Lと2.0Lのハイブリッド(THS)、プリウスPHEVにも積む2.0Lのプラグインハイブリッド(PHEV)を設定し、初代の1.2L純ガソリンターボは廃止されました。さらにBEVについては、後にC-HR+として結実しています。
2代目C-HRは北米・カナダでは販売されず、日本にも導入されていません。ボディサイズはやや大型化し、カローラクロスに近づきました。
C-HRのBEV版のヒント bZ Compact SUV Conceptをロサンゼルスモーターショー2022で世界初公開
C-HRのBEV版につながったbZ コンパクト SUV コンセプト
TOYOTA bZ Compact SUV Conceptは、ロサンゼルスモーターショー2022で世界初公開されました。
2022年の新型プリウスとも似たエクステリアで、空力性能に優れたクーペSUVスタイルが特徴です。
シートに植物由来のリサイクル素材を使うなど、BEVらしいクリーンなインテリアも見どころでした。
このコンセプトが指し示した方向は、2025年に公開されたBEV「C-HR+」として現実のものとなっています。
C-HRは2023年にフルモデルチェンジを実施 予想どおり電動化を強化
C-HRはヤリスクロス、カローラクロス、RAV4などトヨタの新世代SUV群に押され、末期は販売台数が落ち込んでいました。一時はモデルチェンジせず終売するという見方もありましたが、予想どおり2023年に2代目へフルモデルチェンジしています(ただし海外専売)。
2代目のパワートレインは、当時噂された第5世代の2.0Lダイナミックフォースエンジン+モーターの次世代ハイブリッドや、プラグインハイブリッドが現実になりました。ピュアEV(BEV)についても、2代目本体ではなくBEV専用の派生モデルC-HR+として実現し、クーペボディのスポーツクロスオーバーという当時のイメージに沿う形となっています。
ボディサイズは予想どおりひとまわり大型化し、カローラクロスに近いサイズに。
大型化でホイールベースも伸び、C-HRの弱点だった室内の狭さは緩和されました。
エクステリアの下敷きとなったのは、トヨタが公開したbZシリーズのbZ Compact SUV。
そのイメージはC-HR+のクーペSUVらしい造形へと受け継がれています。
C-HRにシックカラーとマットブラック塗装のアルミホイールの特別仕様車を設定し2022年8月29日から発売
C-HR 特別仕様車 G-T Mode-Nero Safety Plus III イナズマスパーキングブラックガラスフレーク
トヨタはC-HRの特別仕様車「G-T“Mode-Nero Safety Plus III”」を2022年8月29日から発売することを、2022年8月5日に発表しました。
C-HR 特別仕様車 G-T Mode-Nero Safety Plus IIIのアルミホイールとLEDヘッドランプ
C-HRの特別仕様車「G-T“Mode-Nero Safety Plus III”」は、特別カラーの「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」をまとい、マットブラック塗装のアルミホイールにダークスモークメッキのホイールナット、ブラックエクステンション加飾のBi-Beam LEDヘッドランプを装備したエクステリアです。
C-HR 特別仕様車 G-T Mode-Nero Safety Plus IIIのインテリア
インテリアは、ブラック&ブラウンの本革とベージュのステッチをあしらった専用シートで、パノラミックビューモニターとパーキングサポートブレーキを装備しています。
価格は2,725,000円〜3,055,000円でした。
C-HRに特別仕様車Mode-Nero Safety Plus2を2021年6月4日に追加
ブラックの内外装と安全装備を追加したC-HRの特別仕様車セーフティプラス2
C-HRの特別仕様車Mode-Nero Safety Plusが2にアップデートし、2021年6月4日に追加されました。パノラミックビューモニターやインテリジェントクリアランスソナー、リヤクロストラフィックアラートなどを追加し、安全性を高めた特別仕様車です。
C-HR特別仕様車Mode-Nero セーフティプラス2の装備
- マットブラック塗装18インチアルミホイール
- ダークスモークメッキナット
- 特別色スパークリングブラックパールクリスタルシャイン追加
- ブラックエクステンション加飾Bi-Beam LEDヘッドランプ
- 専用ブラックシート表皮
- インテリジェントクリアランスソナー
- リヤクロストラフィックオートブレーキ
- パノラミックビューモニターなど
ほかにも、ボディカラーに特別色スパークリングブラックパールクリスタルシャインを設定し、青から紫に色変化するブラック加飾をインテリアに採用するなど、豪華なモデルでした。
価格はG-T Mode-Nero セーフティプラス2が2,715,000円、G Mode-Nero セーフティプラス2が3,045,000円です。
C-HRが2020年8月4日に一部改良で安全装備強化と特別仕様車Mode-Nero Safety Plus追加
Mode-Nero Safety Plusに特別設定色ダークブルーマイカを設定
C-HRが安全装備の強化や特別仕様車の追加を行う一部改良を2020年8月4日に実施しました。トヨタセーフティセンスはプリクラッシュセーフティを強化して夜間の歩行者・昼間の自転車に対応し、ドライバーの回避操舵を支援する緊急時操舵支援機能をトヨタ車で初めて採用しました。
2020年一部改良後にC-HRへ標準装備された安全機能
- 昼間の歩行者・夜間の自転車に対応するプリクラッシュセーフティ
- 低速時加速抑制機能
- 緊急時操舵支援機能
- レーントレーシングアシスト
- ロードサインアシスト
- バックガイドモニター
それまで設定のなかったG、G-T、S GRスポーツ、S-T GRスポーツにはナノイーや電動ランバーサポートなどの快適機能を追加。7速スポーツシーケンシャルシフトマチック(CVT-i)を積むグレードS-T GRスポーツも新設しました。
一部改良で追加された特別仕様車Mode-Nero Safety Plus(モードネロ セイフティプラス)は、GとG-Tをベースに360度見渡せるパノラミックビューモニターを標準装備するお得なグレードでした。
| グレード | ミッション | 駆動方式 | 販売価格 |
|---|---|---|---|
| S-T | iMT | 2WD(FF) | 2,382,000円~ |
| Super CVT-i | 2,415,000円~ | ||
| iMT | 4WD | 2,613,000円~ | |
| S-T GRスポーツ | iMT | 2WD(FF) | 2,782,000円~ |
| Super CVT-i | 2,815,000円~ | ||
| iMT | 4WD | 3,013,000円~ | |
| G-T | iMT | 2WD(FF) | 2,682,000円~ |
| Super CVT-i | 2,715,000円~ | ||
| iMT | 4WD | 2,913,000円~ | |
| S | THS2 | 2WD(FF) | 2,745,000円~ |
| S GRスポーツ | 2WD(FF) | 3,145,000円~ | |
| G | 2WD(FF) | 3,045,000円~ | |
| G-T Mode-Nero Safety Plus | Super CVT-i | 2WD(FF) | 2,715,000円~ |
| 4WD | 2,913,000円~ | ||
| G Mode-Nero Safety Plus | THS2 | 2WD(FF) | 3,045,000円~ |
欧州市場でC-HRの限定モデル「リミテッドラン・オレンジエディション」が発売
新型C-HRのエクステリア(欧州仕様)
ヨーロッパ市場で、トヨタC-HRの特別限定車「リミテッドラン・オレンジエディション」が販売されました。
ベース車両は上位グレードの「Excel」です。目の覚めるスポーティなオレンジのボディカラーに、18インチのマット加工黒アルミを装着。車載サウンドにはJBLプレミアムサウンドを備えます。
2.0Lハイブリッドのみを設定し、500台の限定販売。価格はおよそ456万円からでした。
新型C-HR向けモデリスタキットが発売!カスタマイズでよりアグレッシブなスタイルに
新型C-HRの「BOOST IMPULSE STYLE」と「ELEGANT ICE STYLE」
トヨタカスタマイジングаndディベロップメントが、C-HRのモデリスタブランドのカスタマイズパーツを発売しました。「BOOST IMPULSE STYLE」と「ELEGANT ICE STYLE」の2つのコンセプトでエアロパーツを用意します。
フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスカートをパッケージ化したBOOST IMPULSE STYLEモデリスタエアロキットAは192,500円、ELEGANT STYLEが148,500円。フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスタイリングキットをセットにしたBOOST IMPULSE STYLEモデリスタエアロキットBは324,500円、ELEGANT ICE STYLEは294,800円です(単品購入可)。
新型C-HRには高性能モデルGR SPORTがラインナップ! 1.2Lターボ車(FF)には6速マニュアル車を追加
GR専用剛性アップパーツを採用したC-HR GR SPORT
C-HRには“GR SPORT”グレードが設定されました。ボディ剛性を高めるフロアセンターブレースを追加し、専用剛性アップパーツを採用。快適な乗り心地で本格スポーツ走行を楽しめる一台です。

また、1.2Lターボ車(FF)に6速マニュアルも設定されました。採用されるインテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)は、シフトやクラッチ操作に合わせてコンピュータがエンジン回転数を制御するシステムで、力強い加速と操る楽しさを味わえます。
価格帯は以下のとおりです。
| グレード | S-T | ||
|---|---|---|---|
| エンジン | 8NR-FTS (1.2Lターボ) |
||
| トランスミッション | 6速マニュアル(iMT) | Super CVT-i[7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] | |
| 駆動方式 | 2WD | 4WD | |
| 価格 | 2,367,000円 | 2,400,000円 | 2,598,000円 |
| グレード | G-T | S-T“GR SPORT” | ||
|---|---|---|---|---|
| エンジン | 8NR-FTS (1.2Lターボ) |
|||
| トランスミッション | 6速マニュアル(iMT) | Super CVT-i[7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] | 6速マニュアル(iMT) | |
| 駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | |
| 価格 | 2,632,000円 | 2,665,000円 | 2,863,000円 | 2,732,000円 |
| グレード | S | G | “GR SPORT” |
|---|---|---|---|
| エンジン | リダクション機構付のTHSⅡ (2ZR-FXE 1.8L) |
||
| トランスミッション | |||
| 駆動方式 | 2WD | ||
| 価格 | 2,730,000円 | 2,995,000円 | 3,095,000円 |
マイチェン後のC-HRのエクステリアはワイド化しスタイリッシュなデザインに!
ホワイトパールクリスタルシャイン
メタルストリームメタリック
ブラックマイカ
エモーショナルレッド2
オレンジメタリック
イエロー
オキサイドブロンズメタリック
ネビュラブルーメタリック
ブラック×ホワイトパールクリスタルシャイン
ブラック×メタルストリームメタリック
メタルストリームメタリック×ブラックマイカ
ブラック×エモーショナルレッド2
ブラック×オレンジメタリック
ブラック×イエロー
メタルストリームメタリック×オキサイドブロンズメタリック
ブラック×ネビュラブルーメタリック
従来モデルからさらにスタイリッシュなフロントマスクへと進化したC-HRのエクステリア。ボディカラーは全16色で、モノトーン8色とツートン8色から選べました。このマイナーチェンジ以降はオレンジメタリックやエモーショナルレッド2などの鮮やかな新色も加わっています。
C-HR GR SPORTのエクステリア
C-HR GR SPORTはフロントデザインやエンブレムにGR専用デザインを採用し、よりスポーティなスタイリングに。GR SPORTのボディカラーはモノトーン6色、ツートーン5色の計11色から選べました。
SとS-T のアルミホイール
GとG-Tのアルミホイール
S“GR SPORT”とS-T“GR SPORT” のアルミホイール
C-HRのアルミホイールはグレードごとにサイズ・デザインが異なり、SとS-Tは17インチ、GとG-Tは18インチ、S“GR SPORT”とS-T“GR SPORT”は19インチが設定されていました。
新型C-HRのインテリアは全部で4タイプが展開
SとS-Tのインテリアシート
GとG-Tのインテリアシート
GとG-Tのインテリアシート(メーカーオプション)
S“GR SPORT”とS-T“GR SPORT” のインテリアシート
C-HRのインテリアはグレード別です。SとS-Tは内装色ブラックのファブリックシート(ブラック)、GとG-Tは内装色オーキッドブラウンの上級ファブリック(ブラック)×本革(ブラウン)シート、S“GR SPORT”とS-T“GR SPORT”は内装色GR専用ブラックに専用スポーティシートが標準設定でした。
GとG-Tにはメーカーオプションでブラックの本革シートも選べました。
C-HR GRスポーツのコックピット
C-HR GR SPORTのインテリアは、ダークシルバー塗装のメッキ加飾をあしらったレーシーなデザイン。本革巻き小径3本スポークステアリング、アルミペダル、GRロゴ付きスタートスイッチなどの専用装備が特別感を高めます。
新型C-HRは全車にトヨタ・セーフティ・センスを標準装備
多彩な安全機能を備える新型C-HR
C-HRはToyota Safety Senseを全グレードに標準装備しました。「プリクラッシュセーフティ」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」「レーダークルーズコントロール」などが含まれます。
さらにこの改良では、踏み間違いによる衝突被害を抑える「インテリジェントクリアランスソナー」、後退時に接近車両を検知する「リヤクロストラフィックオートブレーキ」、上空から見下ろす映像を映す「パノラミックビューモニター」などがオプション設定されました。
新型C-HRにはディスプレイオーディオとDCMを全車に標準搭載!
ディスプレイオーディオの操作画面
ディスプレイオーディオとDCM(Data Communication Module)の標準装備で、コネクティッドサービスがより身近になり、便利さを増したC-HR。
Bluetoothでスマートフォンを接続すれば、ディスプレイオーディオ上にアプリを表示してナビやオーディオ、通話・メッセージを利用できます。Apple CarPlayやAndroid Autoもセットオプションで対応。
従来どおりのナビ機能を望むユーザーにはエントリーナビキットも用意されました。
2016年12月に発売したC-HRの前期モデルの情報
C-HRはプリウスをベースにしたSUVスタイルのクロスオーバーです。
2016年12月からトヨタの次世代世界戦略車として発売され、流れるウインカーの「シーケンシャルターンランプ」やニュルブルクリンクで鍛えたザックス製ダンパーを装備するなど、走りとスタイルを磨き上げ爆発的なヒットになりました。
2019年10月には初のマイナーチェンジでエクステリアを刷新し、ボディカラーを追加。
以下ではマイナーチェンジ前の前期モデルの情報をまとめています。
マイナーチェンジ後のトヨタC-HRが欧州で公開!
公開された2020年型C-HRのエクステリア
ヨーロッパでマイナーチェンジ後のC-HRが公開されました。パワートレインは1.8L直4+モーター、2.0L直4ダイナミックフォース+モーターのHYBRID2タイプです。
2020年型C-HRのサイドビューと足回り
クーペ風のダイナミックなボディラインに19インチアルミを装着。ヘッドライトとテールライトのデザインも刷新され、リヤにはシーケンシャルウィンカーを採用しています。
スマートフォン連携を強化したマルチメディアシステムを導入
Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した最新のマルチメディアシステムを搭載し、スマートフォン感覚で音楽やナビ、ラジオなどを操作できます。
新型C-HRの量産型の個体がスパイショット!
2019年10月にマイナーチェンジを迎えるC-HRのプロトタイプが、公開前にスパイショットで捉えられました。フロント・リヤのデザインが明らかになっています。
アグレッシブなフロントマスクに、ブラック塗装マルチスポークのアルミホイールを装着。
カラーにはオレンジメタリックと、カローラスポーツにも採用されるオキサイドブロンズメタリックが新たに加わり、モノトーンとツートンが用意されました。
デビューは2019年10月18日で、東京モーターショー2019でもお披露目され、予告どおりカバーなしの姿が公開されました。
トヨタ新型「C-HR」のマイナーチェンジでフロントに加えてリヤもシーケンシャルウインカーを採用
当時のC-HRのエクステリア
2019年後半のマイナーチェンジは、ビッグマイナーチェンジ級になるとみられていました。
大人気のコンパクトクロスオーバーだけに、内容が注目された改良です。
エクステリアはヘッドライトが縦二眼LEDから三眼LEDに変わり、単眼ハイビームとの組み合わせに。フロントバンパー、フロントインテーク、フロントリップスポイラーのデザインも小変更されました。
C-HRのフロントシーケンシャルウィンカー
目立つポイントのフロントのシーケンシャルウィンカーに加え、上位グレードではリヤウィンカーにもシーケンシャルウィンカーが採用されました。それ以外のグレードは従来どおり、フロントのみシーケンシャル、リヤは点滅です。
インテリアは大きく変わらないものの、内装色にブラウン系が追加。安全装備ではリヤクロストラフィックアラートに加え自動ブレーキも設定され、安全性がいっそう高まりました。

「リヤクロストラフィックアラート」は駐車場での後退時に、ブラインドスポットモニターのレーダーで左右後方から近づく車両を検知し、ブザーとドアミラー内インジケーターの点滅で注意を促すシステムです。警告音による驚きで踏み間違いを招かないよう、自動ブレーキの追加は安全面で心強い組み合わせでした。
C-HRのエンブレム
10km/h以下での車庫入れ時に、前方コーナーや後方の障害物を超音波センサーが感知してブザーで知らせるクリアランスソナー&バックソナーにも、自動ブレーキが設定され、踏み間違いによる事故の抑制につながりました。
C-HRの電気自動車が上海モーターショー2019で「C-HR EV」と「イゾアEV」として世界デビュー
上海モーターショー2019でワールドプレミアした「C-HR EV」と「イゾアEV」
C-HRは、トヨタブランドで初めて中国投入する電気自動車として、2019年4月の上海モーターショー2019で世界初公開されました。
C-HR EVとイゾアEV(Izoa EV)は発売元が異なる兄弟車で、エクステリア・インテリア・スペックは共通です。
広汽トヨタから発売するC-HR EV
一汽トヨタから発売するイゾアEV
この2車種は中国市場向けで、日本には導入されませんでした。トヨタはその後もbZシリーズなどでBEV展開を進め、C-HRの系譜ではBEVのC-HR+へとつながっていきます。
トヨタは電動化を加速しており、C-HR EV・イゾアEVはその初期の一歩でした。
2018年12月3日にC-HRの特別仕様車「モードネロ(Mode-Nero)」と「モードブルーノ(Mode-Bruno)」がGとG-Tグレードに追加
ブラック基調の特別仕様車モードネロはブラック塗装の専用18インチホイールを装備
シートの本革部にクールグレーの表皮を採用してスポーティなイメージの内装に
ベースのG・G-Tのリコリスブラウン内装よりクールな印象のブラックインパネ
C-HRのGグレードとG-Tグレードに2種類の特別仕様車が追加されました。
2016年12月の発売から2年を経て、本格的な特別仕様車の導入です。ブラックを基調とする「モードネロ(Mode-Nero)」は、ハリアーなどに設定される紫がかった「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」のモノトーンと、2トーンの「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク×メタルストリームメタリック」「ブラックマイカ×メタルストリームメタリック」「ホワイトパールクリスタルシャイン×ダークブラウンマイカメタリック」を追加。エクステリアにはブラック塗装&ブラックナットの18インチアルミを特別装備しています。
シートの本革部にクールグレー、インパネアッパーやコンソールボックスにブラックを採用しました。
C-HR特別仕様車モードネロ(Mode-Nero)の特別装備
- ブラック上級ファブリック+ブラック×クールグレー本革&専用グレーステッチの専用シート表皮
- ブラック インストルメントパネルアッパー
- ブラック コンソールボックス
- ブラック ドアトリムオーナメント
ブラウン基調の特別仕様車モードブルーノは上質な内外装が特徴
モードブルーノのシートにはハリアーで採用されるダークサドルタンを使用
インパネにもダークサドルタンを使い明るく上品な室内に
ブラウン基調の「モードブルーノ(Mode-Bruno)」は、ハリアーでも使われる「ダークサドルタン」をシート表皮やインパネアッパー、センターコンソールに採用。ハリアーは全て本革ですが、C-HRはファブリックと本革の組み合わせで、品のある室内に仕上がっています。
フロントアウトサイドドアハンドルにはメッキ加飾を施し、ボディカラーに「ダークブラウンマイカメタリック×ホワイトパールクリスタルシャイン」を追加しました。
C-HR特別仕様車モードブルーノ(Mode-Bruno)の特別装備
- ブラック上級ファブリック+ダークサドルタン本革&ブラウン専用ステッチ専用シート表皮
- ダークサドルタンインストルメントパネルアッパー
- ダークサドルタンコンソールボックス
- ブラックドアトリムオーナメント
| グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
|---|---|---|
| G-T モードネロ | 2WD | 2,655,200円~ |
| 4WD | 2,849,600円~ | |
| G モードネロ | 2WD | 2,979,200円~ |
| G-T モードブルーノ | 2WD | 2,655,200円~ |
| 4WD | 2,849,600円~ | |
| G モードブルーノ | 2WD | 2,979,200円~ |
C-HRのマイナーチェンジでハイブリッド車にE-Fourの4WDモデルが追加されるとの予想もあった
当時は、C-HRのマイナーチェンジで、雪の多い地域をターゲットにしたハイブリッド4WD(E-Four)が設定されるのではないかとの見方がありました。同じプラットフォームのプリウスがハイブリッドにもE-Fourを設定していたためです。
4WDと燃費を両立したい層にはうってつけという読みで、プリウスの2WDと4WDの燃費差3.2km/Lから、C-HRでは27.0km/L前後になると予想されていました。
また、プリウスの2WDと4WDの価格差194,400円から、価格帯はSグレードで2,758,000円前後との見立てもありました。
| グレード | 価格帯 | 燃費 |
|---|---|---|
| S | 2,758,000円~ | 27.0km/L |
| G | 3,123,600円~ | 27.0km/L |
C-HRのGRスポーツのヒントとなったHy-Powerコンセプト
オレンジをアクセントにしたC-HRのコンセプトモデル 後のGRスポーツにつながった
2017年9月のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプト「C-HR Hy-Powerコンセプト」は、オレンジアクセントの内外装が特徴で、パワートレインを強化したGRスポーツにつながると噂されていました。実際に2019年のマイナーチェンジでGR SPORTが設定されています。
C-HR GRスポーツの特別装備
- 専用バンパー
- 専用エンブレム
- 専用インテリア
- 専用サスペンション
- 専用ブレーキパッド
- ブレーキキャリパー塗装
- 専用剛性アップパーツ
- 専用マフラー
内装の各所にオレンジのパーツが配置されスポーティ感満載のC-HR Hy-Powerコンセプト
エクステリアだけでなくインテリアにも専用パーツを施し、オレンジのアクセントを散りばめる構想でした。ガソリンターボとハイブリッドの2種類を用意し、いずれも2WD設定と予想されていました。
C-HRの北米・欧州仕様が日本に逆輸入されるのではという見方もあった
当時は、C-HRのマイナーチェンジで北米向けの自然吸気2.0L直4を日本にも設定するのではとの見方がありました。最高出力145PS・最大トルク188Nmで、トルクはガソリンターボと同等ながら出力は30PSほど高い数値です。
| 1.2Lターボ | 2.0L(北米モデル) | |
|---|---|---|
| 種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
| 過給機 | ターボ | – |
| 排気量 | 1,196cc | 2,000cc |
| 最高出力 | 116PS/5,200-5,600rpm | 145PS/6,100rpm |
| 最大トルク | 185Nm/1,500-4,000rpm | 188Nm/3,900rpm |
ほかにも英国仕様では1.2Lターボに6速マニュアルを積むFFがあり、廉価から最上級まで全グレードにマニュアルが用意されていました。
イギリスは日本と同じ右ハンドルでそのまま使えると考えられましたが、日本ではオートマ人気が圧倒的なため、仮に設定されても数量限定になるとみられていました。
2019年のマイナーチェンジ前後に撮影されたC-HR現行モデルの画像4枚
C-HR G
C-HR G
C-HR G
C-HR G
トヨタの次世代世界戦略車 C-HRのモデルチェンジ遍歴
C-HRはトヨタが販売するコンパクトクロスオーバーSUVで、「TOYOTAの世界戦略SUV」を掲げ、次世代戦略車として世界100か国以上で展開しています。
C-HR 初代 NGX10/NGX50型・ZYX10/ZYX11型(2016年~2023年)
2016年12月、日本仕様のC-HRがデビューしました。グレードは1.8Lハイブリッド2WDの「S」「G」と、1.2Lターボ4WDの「S-T」「G-T」の4種類。ボディカラーは全8色でした。2017年11月、特別仕様車「LED Edition」を発売。
2018年5月の一部改良で、「S-T」「G-T」に2WD車を追加。「Toyota Safety Sense P」の名称を「Toyota Safety Sense」に変更しました。12月、特別仕様車「Mode-Nero」「Mode-Bruno」を発売。2019年10月、マイナーチェンジに合わせ、TOYOTA GAZOO Racingの「GR」から「GR SPORT」を追加し、「S“GR SPORT”」「S-T“GR SPORT”」を設定しました。
2020年8月、一部改良で予防安全パッケージを強化し装備を充実。特別仕様車「G“Mode-Nero Safety Plus”」「G-T“Mode-Nero Safety Plus”」を発売。
2021年6月、特別仕様車「G“Mode-Nero Safety Plus II”」「G-T“Mode-Nero Safety Plus II”」を発売。
2022年8月、特別仕様車「G“Mode-Nero Safety Plus III”」「G-T“Mode-Nero Safety Plus III”」を発売。
2023年7月、日本での生産を終了。カローラクロスが受け皿となり、以降は海外専売車となりました。
2024年3月、ドイツで2代目「C-HR」PHEVモデルを発表。グレードは140Hシリーズの「ACTIVE」「ADVANCE」、200Hシリーズの「ACTIVE」「GR SPORT」「PREMIERE EDITION」「GR SPORT Premiere Edition」、220PHシリーズの「PREMIERE EDITION」「GR SPORT Premiere Edition」です。
C-HR 2代目(2023年~)
2023年6月26日、2代目C-HRがワールドプレミア。欧州を中心にHEV/PHEVで展開し、日本には導入されていません。
2025年3月、BEVの派生モデル「C-HR+」を欧州で世界初公開(5月に北米仕様を発表)。bZ4X系のEV専用プラットフォームを採用し、日本市場への導入が有力視されています。
| C-HRのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 NGX10/NGX50型・ZYX10/ZYX11型 | 2016年~2023年(日本) |
| 2代目(海外専売) | 2023年~ |
| C-HR+(BEV派生) | 2025年~(日本導入は観測) |






















