CX-5がフルモデルチェンジ:9年ぶり3代目が2026年5月21日発売・価格330万円から
マツダの基幹SUV「CX-5」が、2025年7月の欧州ワールドプレミアを経て、2026年5月21日に日本国内で3代目モデルの販売を開始しました。約9年ぶりとなるフルモデルチェンジでは、デザインコンセプト「Wearable Gear(ウェアラブル ギア)」のもと、シンプルかつ力強い都会派SUVのフォルムへと進化。新型は国内初採用の2.5Lマイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G 2.5」を搭載し、マツダ車として初めてGoogle搭載インフォテイメントシステムを採用するなど、走行性能・先進装備の両面で大きく刷新されています。本記事では、新型CX-5のエクステリア、インテリア、走行性能、安全性能、グレード構成、価格・主要諸元、そして初代から3代目へと続くモデルチェンジ遍歴までを詳しく解説します。
新型「MAZDA CX-5」が発売:9年ぶりのフルモデルチェンジで「新世代の快適性」を追求
モデルチェンジ後の新型CX-5
マツダ株式会社は2026年5月21日、新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-5」を全国のマツダ販売店を通じて販売開始しました。2012年の導入以来、グローバルで累計500万台以上の販売を達成しマツダのビジネスの中核を担ってきたCX-5は、今回のフルモデルチェンジで3代目へと進化を遂げました。約9年ぶりとなる刷新では、開発コンセプトに「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を掲げ、顧客一人ひとりの「したい」という想いに寄り添う一台として磨き上げられています。
モデルチェンジ後の新型CX-5
新型モデルは、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」と独自の「人馬一体の走り」をさらに深化させつつ、居住空間や荷室の実用性を大幅に向上させています。デザインコンセプトには「Wearable Gear(ウェアラブル ギア)」を採用し、シンプルかつ力強い都会派SUVのフォルムに、スポーティなプロポーションと快適な居住性を両立させました。エクステリアは、太いリアフェンダーが大径ホイールに覆いかぶさるように張り出し、4本のタイヤが地面を踏みしめる踏ん張り感を強調した造形により、レジャーからフォーマルなシーンまで幅広く対応するスタイルとなっています。
技術面では、新たな電子プラットフォーム「MAZDA E/E ARCHITECTURE+」を採用し、マツダ初のGoogle搭載インフォテイメントシステムを導入したことが大きな特徴です。最大15.6インチの大型タッチパネル式センターディスプレイを備え、直感的な操作を可能にする新しいヒューマン・マシン・インターフェイスを構築しています。安全性能においても、最新の先進安全技術(ADAS)に加え、ドライバーの異常を検知して減速・停止を支援する「ドライバー異常時対応システム(DEA)」などが進化しています。
パワートレインには、マイルドハイブリッドシステム「M ハイブリッド」を搭載した2.5L直噴ガソリンエンジン「e-SKYACTIV G 2.5」を国内で初採用しました。走り出しの軽快さと優れた燃費性能を両立させ、日常使いでの扱いやすさを追求しています。また、日本国内のマツダ車として初めてE10ガソリンに対応したこともトピックスの一つです。
ラインアップは「S」「G」「L」の3つのグレードで構成され、駆動方式は2WDと4WDが設定されています。メーカー希望小売価格は、3,300,000円から4,471,500円(消費税込み)の範囲となっています。主要諸元については、全長4,690mm、全幅1,860mm、全高1,695mmのボディサイズを持ち、国内での月間販売計画台数は2,000台としています。マツダは、この新型CX-5を通じて、日常の楽しみを広げ、人の気持ちを前向きに動かす瞬間を提供し続けるとしています。
新型「MAZDA CX-5」のエクステリア:都会派SUVの力強さとスポーティなプロポーションが融合
新型CX-5
新型CX-5のエクステリア
新型CX-5のエクステリア
新型CX-5のエクステリア
新型CX-5のエクステリア
新型CX-5のエクステリア
新型CX-5のエクステリア
マツダから新たに登場した新型「MAZDA CX-5」は、ブランドのデザインテーマである「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」をさらに深化させ、見るたびに心が奪われるような生命感あふれる造形を追求しています。今回のフルモデルチェンジでは、デザインコンセプトに「Wearable Gear(ウェアラブル ギア)」を採用しました。これは日常生活での使いやすさと、シンプルかつ力強い都会派SUVのフォルム、そしてスポーティなプロポーションと快適な居住性の両立を目指したものです。フロントフェンダーからリアフェンダーへと連続する張り出しが4本のタイヤの位置を強く意識させ、サイドビューでは前後ドア下端のクラッディングが水平に走ることで、ボディの塊感と踏ん張り感を同時に成立させています。この造形により、買い物などの日常シーンから、週末のレジャー、さらにはフォーマルなシーンまで、あらゆるライフスタイルに自然にフィットするスタイルを確立しています。
存在感を増した堂々たるフロントフェイス
新型CX-5
フロントデザインは、ボンネットの先端を高く設定して厚みを持たせることで、SUVらしい堂々とした表情を表現しています。ボンネット中央には縦方向のキャラクターラインが一本走り、その先端に大きなマツダ・エンブレムを掲げたシグネチャーウイングがブライトガンメタル仕上げでアッパーグリル開口を縁取ります。アッパーグリルは縦基調のメッシュパターンで埋め尽くされ、ナンバープレート位置は中央やや左寄りにオフセット。バンパーのロアグリルを左右に最大限広げることでワイド感を維持し、安定感のある佇まいを実現しました。
特に注目すべきは、ヘッドランプ外側上端から内側へ向かって斜めに切れ込むデイタイム・ランニング・ライト(DRL)です。細く絞られた光のラインがグリル側へ収束していくことで「ネコ科の眼」を彷彿とさせる鋭い表情を作り出し、マツダらしい生命感を強調するとともに、街ゆく人の視線を奪う精悍な顔つきを演出しています。なお、ヘッドランプユニット内のシグネチャーLEDランプは、「G」および「L」グレードに標準装備されています。
スポーティさとワイド感を強調するリアエンド
新型CX-5
リアデザインでは、キャラクターラインをあえて廃したシンプルな造形を採用しました。ボディの塗装部を上下に圧縮することで、視覚的にスポーティでワイドな印象を強めています。さらに、中央から左右のホイールアーチへ一気に広がる造形とワイドトレッド化により、SUVらしい力強い踏ん張り感を強調しました。
テールゲート中央には立体的な切削調の「MAZDA」ワードマークが水平に配置され、その左右へ細い水平基調のテールランプがフェンダー端まで伸びています。テールランプにはグロスブラックのアウターレンズが採用され、内部のLEDシグネチャーがコの字に発光することで、発光部の輪郭が引き締まった表情を生み出しています。リアウインドー上端からはルーフスポイラーが緩やかに突き出し、ハイマウントストップランプを一体化させています。
相似形的に拡大されたスポーティなシルエット
新型CX-5
新型CX-5は、2代目モデルが持つエモーショナルなシルエットを維持しながら、居住性や機能性を向上させるために「相似形的に拡大」するという手法をとっています。サイドビューでは、Aピラーの根元を後方に引いたロングノーズ・キャビンバック・プロポーションが踏襲され、Cピラーはピアノブラックのガーニッシュで黒く塗り分けられることで、ルーフがリアに向かって浮かんで見える「フローティングルーフ」風の処理が施されました。サッシュモールディングも材着ブラックで黒く統一され、ウインドーグラフィックスの輪郭が引き締まっています。
具体的なボディサイズは全長4,690mm(先代比+115mm)、全幅1,860mm(+15mm)、全高1,695mm(+5mm)となり、縦横の比率を保ったまま一回り大きく進化しました。このサイズアップは、特に後席の膝回りや頭上空間の拡大、そして実用的な荷室容量の確保に寄与しており、スポーティなスタイルを損なうことなく高い実用性を実現しています。
新色「ネイビーブルーマイカ」を含む全7色のバリエーション
ボディカラーは、新色の「ネイビーブルーマイカ」を含む全7色がラインアップされています。ネイビーブルーマイカは、ハイライト部に向けて青みが鮮烈に立ち上がる一方、陰になる面では深く沈むネイビーへと変化し、ボディ側面の抑揚を浮かび上がらせます。ソウルレッドクリスタルメタリックは、フェンダーやドアの面構成を赤い光と影のグラデーションで強調し、塊感を際立たせる仕上がりです。ジェットブラックマイカはホイールアーチのブラッククラッディングと一体化し、SUVらしいモノトーンの力強さを生み出します。
CX-5のボディカラー・ソウルレッドクリスタルメタリック
CX-5のボディカラー・マシーングレープレミアムメタリック
CX-5のボディカラー・ロジウムホワイトプレミアムメタリック
CX-5のボディカラー・ジェットブラックマイカ
CX-5のボディカラー・ネイビーブルーマイカ
CX-5のボディカラー・エアログレーメタリック
CX-5のボディカラー・ポリメタルグレーメタリック
- ネイビーブルーマイカ:従来のネイビー系から“高解像度化”をテーマに進化。緻密さと鮮やかさが向上しており、微細なフレークによるソリッド感がボディの塊を強調し、ハイライト部が青く鮮烈に発色します。
- ソウルレッドクリスタルメタリック:生命力にあふれたエネルギッシュな強さと深み、艶感を表現したマツダを象徴するカラー(特別塗装色)。
- ロジウムホワイトプレミアムメタリック:日本の美意識「引き算の美学」を反映。ピュアな白さと、陰影を際立たせる金属質感を両立(特別塗装色)。
- マシーングレープレミアムメタリック:鉄のインゴットから削り出したかのような、精緻でリアルな金属質感を追求(特別塗装色)。
- ジェットブラックマイカ
- エアログレーメタリック
- ポリメタルグレーメタリック
グレードによる細部の質感とアクセサリースタイル
エクステリアの細部では、グレードによって異なる質感を楽しむことができます。ベーシックな「S」グレードは、ホイールアーチからサイドシル、フロント・リアの両バンパー下端まで連続するクラッディング部にタフな印象を与える「材着ブラック」を採用し、足元にはグレーメタリック塗装の17インチアルミホイールを装着。中位の「G」グレードでは19インチアルミホイールが切削加工+ブラックメタリック塗装の二段仕上げとなり、スポーク間からハブの存在感まで強調されます。上位の「L」グレードはクラッディングとフロント・サイド・リアの各ガーニッシュが艶やかな「ピアノブラック」で統一され、19インチホイールも光沢のあるブラックメタリック単色塗装となるなど、より洗練された上質さを演出しています。
また、個性をさらに際立たせるアクセサリーパッケージとして、ピアノブラックのパーツで全身を引き締めた「SIGNATURE STYLE(シグネチャー スタイル)」や、よりアクティブな印象を強める「URBAN ADVENTURE STYLE(アーバン アドベンチャー スタイル)」なども用意されており、自分好みにアレンジすることが可能です。
新型「MAZDA CX-5」のインテリア:マツダ初のGoogle搭載と「シンプル&クリーン」な上質空間
新型CX-5
約9年ぶりのフルモデルチェンジを遂げた新型「MAZDA CX-5」は、インテリアにおいても劇的な進化を遂げました。開発のテーマは、マツダらしい「走る歓び」を感じるコックピットと、同乗者がリラックスできる空間の両立です。ブランドのデザインテーマ「魂動デザイン」に基づき、シンプル&クリーンで上質な室内空間を追求しました。今回の刷新では、特にデジタル技術の融合が目立ち、マツダ車として初めてGoogleを搭載したインフォテイメントシステムを採用するなど、日常生活にシームレスに溶け込むモダンでスマートなドライブ体験が提供されています。
水平基調の造形が生み出す広々とした視界と落ち着き
新型CX-5の内装
新型CX-5の内装
新型CX-5の内装
新型CX-5の内装
デザイン面では、インパネ上面から左右のドアトリム上端までが一本の水平ラインでつながり、エアコン吹き出し口も縦方向の厚みを抑えた横長スリット状に整理されることで、落ち着いた、広々とした空間を表現しています。運転席周辺に水平要素を取り入れることで、走行中の車両の姿勢変化を感じやすくすると同時に、インパネ上面の形を抑えることで、ドライバーや乗員の開放感を高めました。ステアリングは3本スポークの本革巻きで、中央のマツダ・エンブレムを挟む左右のスポーク部にはサテンクロームの加飾と静電式のコントロールスイッチが配されます。
素材表現にもこだわり、クロームメッキの使用を控えることで飽きのこない落ち着きを演出しつつ、ステアリングやシフトノブ、プラチナサテン仕上げのインナードアハンドルなど直接手に触れる部位には効果的に配して機能性と剛性感を強調しています。さらに、センターコンソールの幅をスリム化し、シフトレバー手前のワイヤレス充電トレイや後方の深底センターアームレスト収納など、膝周りの余裕と収納性を両立させました。
マツダ初のGoogle搭載と大型センターディスプレイ
新型CX-5のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)の核となるのが、最大15.6インチの大型タッチパネル式センターディスプレイです。Lグレードには15.6インチ、SおよびGグレードには12.9インチが標準装備されています。ディスプレイはインパネ上面から独立して垂直に立ち上がる薄型タブレット形状で、ベゼルを最小限に抑えることで画面の専有面積が際立ち、左半分にナビ、右半分に車両周辺映像といったマルチ画面表示にも対応します。画面下端にはハザード、デフロスターなど緊急時に使用するスイッチが横一列の物理ボタンとして残され、走行中の誤操作を防ぐ配置となっています。
最大の特徴は、マツダ初のGoogle搭載インフォテイメントシステムを採用したことです。Google アシスタントやGoogle マップといった愛用のアプリを車内で直接利用でき、音声認識によって空調やオーディオ、ナビの操作が可能です。これにより、走行中の視線移動や手動操作を減らし、安全で快適な運転環境を実現しています。また、メーターには10.25インチのフル液晶メーターが全車に採用されました。
居住性の向上と「人馬一体」を支えるシート設計
パッケージングにおいては、ホイールベースを先代から115mm延長したことで、後席の居住性が大幅に向上しました。膝前や頭上空間が拡大されたほか、リアドアの開口部を高く広げ、着座ポイントを最適化することで、大人から子どもまでスムーズな乗り降りが可能となっています。リアドアを大きく開くことで、チャイルドシートを抱えながら子どもを座らせる動作にも余裕が生まれ、荷室にはアルミ製の機内持ち込みサイズのスーツケースを縦置きしたまま積み込める奥行きも確保されました。
シート設計には「人馬一体」の思想が反映されています。前席には高反発な薄型シートを採用し、骨盤を立たせて背骨が自然なS字カーブを描く姿勢をサポートします。これにより、路面からの振動を適切に伝えつつ、ロングドライブでも疲れにくい快適な乗り心地を実現しました。
グレード別に用意された多彩な素材とカラーコーディネート
インテリアの素材とカラーは、各グレードの個性を引き立てるバリエーションが用意されています。Lグレードに設定される「スポーツタン」では、シート表面からドアトリム、インパネ加飾、フロントコンソールのリッドまでが明るいタン色で統一され、ダブルステッチが面の輪郭を引き締めます。Gグレードのオプションとなる「ピュアホワイト/ブラック」では、シート中央のピュアホワイトとブラックのサイドサポートがコントラストを生み出し、ドアトリムにも同色の塗り分けが連続します。
- L(レザー):ブラックの本革を標準とし、メーカーオプションとしてマツダのSUVで初採用となる「スポーツタン」色が設定されました。
- G(合成皮革/レガーヌ®):ブラックを基調に、メーカーセットオプション「EX Package」で「ピュアホワイト/ブラック」の2トーンコーディネートが選択可能です。
- S(クロス):ブラックのクロス素材を採用し、SUVらしいタフさと道具感を表現しています。
また、Lグレードには7色から選べるアンビエントライトが標準装備され、夜間のドライブに上質なムードを添えます。音響面では、Lグレードに12スピーカーのBoseサウンドシステムを標準装備し、コンサートホールのような臨場感あふれる音響体験を提供します。
新型「MAZDA CX-5」の走行性能:マイルドハイブリッドと最新技術で磨かれた「人馬一体」の深化
新型CX-5
マツダが新たに発売した新型「MAZDA CX-5」は、ブランドのDNAである「人馬一体の走り」をさらに進化させ、日常のあらゆるシーンで軽やかかつ安心して運転できる性能を追求しています。今回のフルモデルチェンジでは、開発コンセプトに「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を掲げ、ドライバーの意思に自然に応える応答性と、同乗者全員が酔いにくく心地よく過ごせる上質な乗り心地を両立させました。特に、国内のマツダ車として初となる技術や、最新の電子プラットフォーム「MAZDA E/E ARCHITECTURE+」の採用により、街乗りから高速道路、さらにはアウトドアシーンまで、場所を選ばないオールラウンドな走行性能を実現しています。
国内初採用の2.5Lマイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G 2.5」
パワートレインには、マイルドハイブリッドシステム「M ハイブリッド」を搭載した2.5L直噴ガソリンエンジン「e-SKYACTIV G 2.5」を国内で初採用しました。このシステムは、アイドリングストップ領域の拡大や減速時の電力回生、そして走行状況に応じた適切なモーターアシストを行うことで、エンジンの負荷を低減します。これにより、走り出しの軽やかさと滑らかな加速、そして優れた燃費性能(WLTCモードで14.2~15.2km/L)を高い次元で両立させています。最高出力は131kW(178PS)、最大トルクは237N・m(24.2kgf・m)を発揮し、追い越しや高速道路への合流など、力強い加速が必要なシーンでもドライバーのイメージ通りの動きをサポートします。また、日本国内のマツダ車として初めてE10ガソリンに対応したことも大きな特徴です。
走りの楽しさを広げる「Mi-Drive」と「i-ACTIV AWD」
走行シーンに合わせて最適な走行モードを選択できる「マツダ インテリジェント ドライブ セレクト(Mi-Drive)」を搭載しています。日常ユースでバランスの取れた走りを提供する「NORMAL」、よりダイナミックな加速を楽しめる「SPORT」に加え、4WD車には悪路での走破性を高める「OFF-ROAD」モードが設定され、多様なライフスタイルに応えます。さらに、独自の4輪駆動システム「i-ACTIV AWD」は、路面状況に応じて駆動力を緻密に制御し、タイヤの性能を最大限に引き出します。これに「G-ベクタリングコントロール(GVC)」の協調制御が加わることで、車両挙動を滑らかに整え、曲がりやすさと安定性を高次元で両立させています。
徹底的に追求されたハンドリングとブレーキフィール
新型CX-5では、国内の複雑な道路環境に合わせてダンパーの減衰特性を徹底的に解析し、初期応答性を高めつつバネレートを低めに設定することで、路面からの突き上げを抑えた上質な乗り心地を実現しました。パワーステアリングの制御も見直され、ハンドルの操舵力を軽くしながらも、運転に必要な路面からのフィードバックを正確にドライバーへ伝えます。また、「ブレーキ リミテッド スリップ ディファレンシャル(ブレーキLSD)」の採用により、滑りやすい路面での不安定な動きを抑制し、コーナー出口でのスムーズな加速をアシストします。ブレーキ自体も、踏み始めからしっかりとした踏み応えを感じられるようチューニングが施され、直感的な減速コントロールが可能です。
理想の運転姿勢を支える「人間中心」の設計
「人馬一体」を支える基盤として、最新の「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」に基づいた設計がなされています。前席には高反発な薄型シートを採用し、骨盤を立たせて背骨が自然なS字カーブを描く姿勢をサポートすることで、路面からの振動を適切に伝えつつ、長距離ドライブでも疲れにくい環境を構築しました。ペダルレイアウトも人間中心の思想に基づき、自然に足を伸ばした位置にオルガン式のアクセルペダルを配置しています。さらに、Lグレードにはマツダ独自の「ドライバーパーソナライゼーションシステム」を標準装備しました。これは、ドライバーの身長情報とカメラによる目の位置推定を組み合わせ、理想的なシートポジション、ドアミラー角度、アクティブ・ドライビング・ディスプレイの表示位置を自動で調整する画期的な機能です。
新型「MAZDA CX-5」の安全性能:マツダの安全思想に基づいた、全方位の安心と信頼
新型CX-5
マツダ独自の安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」に基づき、新型「MAZDA CX-5」は安全性能を劇的に進化させました。この思想は、ドライバーが安全に運転できる状態を最大化し、事故の芽を未然に摘み取るとともに、万が一の際には乗員だけでなく道路を利用するすべての人への被害軽減を目指すものです。今回のフルモデルチェンジでは、人間中心の哲学と最新テクノロジーを融合させることで、運転のしやすさを支える基本的な運転環境から、高度な先進安全技術(ADAS)、そして衝突時の保護テクノロジーに至るまで、あらゆる面で刷新が行われています。
運転に集中できる「人間中心」の環境づくりと視界の向上
新型CX-5は、安全の基本となる運転環境の整備を徹底しています。コックピットは水平基調のレイアウトを採用することで、走行中の車両の姿勢変化を直感的に感じやすくし、ドライバーが常に余裕を持って運転に集中できるよう設計されました。
特に視界の改善には力が入れられており、Aピラーの細経化によって前方および斜め前方の視界が拡大され、交差点での歩行者やワインディングでの走行ラインが確認しやすくなっています。また、運転席からボンネットの先端位置や幅を把握しやすくすることで、狭い道や駐車場での安心感を高めました。さらに、リアクォーターウインドーの形状工夫と大型化により、車線変更時の斜め後方の視認性も向上しています。
進化した先進安全技術「i-ACTIVSENSE」
最新の先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が複数搭載され、事故の回避と被害軽減をサポートします。
- スマート・ブレーキ・サポート(SBS)の進化:従来の対車両・歩行者に加え、交差点での右左折時における対向車や歩行者、自転車との衝突回避を支援する機能や、同一車線上の対向車との衝突被害を軽減する機能が全車に標準装備されました。
- プロアクティブ・ドライビング・アシスト(PDA):運転状況に応じて、アクセルペダルを離した際の減速アシストなどを行い、日常の運転負荷を軽減する機能が新たに採用されました。
- ドライバー異常時対応システム(DEA):ドライバー・モニタリングと連動し、居眠りや体調急変などの異常を検知した場合、ハザードやホーンで周囲に報知しながら車両を安全に減速・停止させ、早期の救護・救命に寄与します。
- 360°ビュー・モニター(シースルービュー):車両が透過したかのような映像をセンターディスプレイに表示する「シースルービュー」に加え、タイヤ位置を確認できる「床下透過機能」が全車に採用され、狭い場所での安全確認を強力にサポートします。
高速道路での負担を軽減する最新の運転支援機能
長距離ドライブや渋滞時の疲労を軽減する機能も充実しています。クルージング&トラフィック・サポート(CTS)は、先行車との車間距離を保つ追従走行に加え、渋滞時にはマツダのSUVで初となる「ハンズオフアシスト機能」を提供し、ステアリングから手を離した状態での走行支援を可能にしました。また、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)は、交通標識認識システム(TSR)と連動することで、制限速度の変化に合わせて設定速度を自動で調整する機能も備えています。
万が一に備える「衝突安全」と「歩行者保護」
事故を避けられない事態に備え、乗員と歩行者を守る技術も進化しています。マツダとして初めて採用された「3チャンバーエアバッグ」は、高い衝突エネルギー吸収効率を持ち、乗員の胸部への負担を軽減します。また、運転席ニーエアバッグを含む複数のSRSエアバッグシステムが全車に標準装備されています。
歩行者保護の観点では、衝突時に歩行者の頭部衝撃を和らげる独自のボンネット構造を採用しました。ボンネットのアウターでしっかり受け止め、インナーで柔らかく受け止める二段構えの構造に加え、太ももや脛への衝撃バランスをコントロールすることで、脚部や膝への障害低減を図っています。さらに、衝突後にブレーキを制御して二次的な被害を抑える「衝突二次被害軽減システム」も全車に導入されています。
新型「MAZDA CX-5」のグレード構成:個性豊かな3タイプで多様なライフスタイルに応える
2026年5月21日に発売された新型「MAZDA CX-5」は、ユーザーの「したい」という想いに寄り添うため、装備やキャラクターが異なる「S」「G」「L」の3つのグレードをラインアップしています。全てのグレードに、国内初採用となる2.5L直噴ガソリンエンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせた「e-SKYACTIV G 2.5」を搭載し、2WDと4WDの駆動方式が選択可能です。マツダは各グレードに明確な個性を持たせることで、SUVらしいタフな道具感を求める層から、都会的で洗練された上質さを求める層まで、幅広いニーズに応える構成としています。
道具感とタフさが際立つベーシックグレード「S」
新型CX-5
「S」グレードは、新型CX-5のラインアップの中でSUVらしいタフさと頼れる道具感が最も強調されたモデルです。価格は3,300,000円(税込)からに設定されており、実用性を重視するユーザーに最適な選択肢となります。
エクステリアでは、足元にグレーメタリック塗装の17インチアルミホイールを装着し、ホイールアーチなどのクラッディング部には傷を気にせず使える「材着ブラック」を採用しています。インテリアはブラックのクロス素材シートを採用し、シンプルかつクリーンな空間を構築しています。機能面では、12.9インチのタッチパネル式センターディスプレイやGoogle搭載インフォテイメントシステム、運転席・助手席シートヒーター、ワイヤレス充電(Qi)といった、日常生活での利便性を高める装備が標準で備わっています。
力強さと洗練を両立した中心グレード「G」
新型CX-5
「G」グレードは、力強さの中に都会的な洗練さを感じさせる構成で、価格は3,520,000円(税込)からとなっています。機能性と見た目の上質さをバランスよく高めた、新型CX-5の中核を担うグレードです。
外観は19インチの切削加工アルミホイールが標準となり、パワーリフトゲートやルーフレールといったレジャーでの利便性を高める装備が追加されます。室内には、合成皮革とスエード調の「レガーヌ®」を組み合わせた質感の高いシートを採用し、ステアリングヒーターや10Wayパワーシート(運転席)も標準装備されるなど、快適性が大きく向上しています。また、メーカーセットオプションの「EX Package」を選択することで、12スピーカーのBoseサウンドシステムや、高速道路でのハンズオフ走行を支援する最新のCTS、さらにはピュアホワイトの本革内装など、上位グレードに匹敵する豪華装備を追加することも可能です。
上質さとスポーティさを極めた最上位グレード「L」
新型CX-5
「L」グレードは、新型CX-5のフラッグシップとして高級感と上質さ、そしてスポーティさを極めたモデルです。価格は4,070,000円(税込)からとなり、マツダの最新技術とデザインの粋が凝縮されています。
エクステリアは、ブラックメタリック塗装の19インチアルミホイールに加え、クラッディング部やバンパーガーニッシュが艶やかなピアノブラックで統一され、他グレードとは一線を画す圧倒的な存在感を放ちます。インテリアにはブラックの本革シートが標準装備され、オプションで華やかな「スポーツタン」の内装色も選択可能です。
装備面も極めて充実しており、15.6インチの超大型センターディスプレイ、ハンズフリー機能付パワーリフトゲート、シートベンチレーション(前席)、アンビエントライトなどが標準化されています。安全面でも、夜間の視認性を飛躍的に高める「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」や、渋滞時の運転負荷を軽減する「CTS(ハンズオフアシスト機能付)」が標準装備され、最上位モデルにふさわしい全方位の安心を提供します。
新型「MAZDA CX-5」の価格と主要諸元:マイルドハイブリッド搭載で進化を遂げたSUVの全データ
新型CX-5
マツダの基幹モデルとして9年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型「MAZDA CX-5」は、国内初採用となる2.5Lマイルドハイブリッドエンジン「e-SKYACTIV G 2.5」を全車に搭載し、走行性能と環境性能を高い次元で両立させています。今回の刷新では、新たな電子プラットフォームの採用や室内空間の拡大が行われましたが、価格帯は3,300,000円から4,471,500円(消費税込み)の設定となり、幅広いユーザー層に訴求するラインアップとなっています。以下に、グレード別の詳細な価格表と、車両のポテンシャルを裏付ける主要諸元をまとめました。
グレード別メーカー希望小売価格
新型CX-5は「S」「G」「L」の3グレード構成で、それぞれに2WD(FF)と4WDが設定されています。価格にはパンク修理キットや工具が含まれていますが、ジャッキはショップオプション扱いとなります。また、「ソウルレッドクリスタルメタリック」などの特別塗装色を選択した場合は、別途55,000円~77,000円の費用が発生します。
| グレード | 駆動方式 | 変速機 | 価格(消費税10%込) |
|---|---|---|---|
| S | 2WD(FF) | 6EC-AT | 3,300,000円 |
| S | 4WD | 6EC-AT | 3,536,500円 |
| G | 2WD(FF) | 6EC-AT | 3,520,000円 |
| G | 4WD | 6EC-AT | 3,756,500円 |
| L | 2WD(FF) | 6EC-AT | 4,070,000円 |
| L | 4WD | 6EC-AT | 4,306,500円 |
主要諸元(スペック)
新型モデルは全長4,690mm、全幅1,860mmとなり、先代モデルから相似形的に拡大されることで、ダイナミックなプロポーションと広い室内空間を両立しています。パワートレインの核となる「PY-VPH型」エンジンは、最高出力131kW(178PS)を発揮し、マイルドハイブリッドシステム「M ハイブリッド」のモーターアシストによって、走り出しの軽快さと燃費性能を向上させています。
| 項目 | 仕様・数値 |
|---|---|
| 車名・型式 | マツダ・5AA-KMYSDP |
| 全長 × 全幅 × 全高 (mm) | 4,690 × 1,860 × 1,695 |
| ホイールベース (mm) | 2,815 |
| 最低地上高 (mm) | 205 |
| 乗車定員 (名) | 5 |
| エンジン型式・種類 | PY-VPH型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
| 総排気量 (L) | 2.488 |
| 最高出力 (kW〈PS〉/rpm) | 131〈178〉/ 6,000-6,200 |
| 最大トルク (N・m〈kgf・m〉/rpm) | 237〈24.2〉/ 3,800-4,000 |
| モーター型式・最高出力 | MK型 4.8kW〈6.5PS〉/ 1,000rpm |
| 使用燃料・タンク容量 (L) | 無鉛レギュラーガソリン・56(2WD) / 58(4WD) |
| WLTCモード燃費 (km/L) | 15.2 (2WD) / 14.2 (4WD) |
| 最小回転半径 (m) | 5.6 |
| サスペンション (前/後) | マクファーソンストラット式 / マルチリンク式 |
オートエクゼ、新型CX-5用スタイリングキットを先行発売
新型CX-5用スタイリングキット
マツダ車スペシャリストの株式会社オートエクゼは、2026年5月21日、新型CX-5(KM系)用のスタイリングキット「KM-07」および「KM-07 AX」を先行発売しました。今回の発売は、新型CX-5の個性を高めるプロジェクトの序章として位置づけられており、都会的なスポーツスタイルと、アクティブなクロスオーバースタイルの2つの異なるコンセプトが提案されています。
同社は「A New Driving Sensation(新たな走りの快感)」をコンセプトに掲げており、今秋にはサスペンション、ボディ補強、吸排気、ブレーキなどの機能パーツの発売も予定されています。これらの製品はマツダ販売店でのディーラーオプションとしても設定されており、新車購入時の同時装着も可能です。
精悍なスポーツスタイルを追求した「KM-07」の特徴
新型CX-5用スタイリングキット
「KM-07」は、ストリートベストな精悍さを追求したスポーツスタイルです。グレーメタリックのボディに対し、フロントアンダースポイラー、サイドアンダースポイラー、リアアンダースポイラー、リアルーフスポイラーをすべてピアノブラックで仕上げ、ロワーボディをぐるりと一周する黒の塊が車体を低く長く見せています。フロントは鋭利なフォルムのアンダースポイラーがバンパー下端から前方へ突き出し、ハイノーズを強調してCX-5の表情を際立たせています。ルーフ後端にはガラスハッチ上部まで張り出すロングテールタイプのリアルーフスポイラーが伸び、サイドビューに軽快な加速感を与えています。フロントグリルは網目状のメッシュで、その左右からヘッドライト下端にかけて細く鋭いLEDのアクセントが走ります。ホイールは漆黒のスポークデザインで統一され、リアバンパー下部には縦フィンを刻んだディフューザーと左右に振り分けたマフラーエンドが収まります。ドアハンドルには綾織りのカーボン調カバーをまとわせ、ボディラインに鮮明なエッジとアスリートのような引き締め効果を与え、唯一無二のスタイルを創り出しています。
遊び心と冒険心を解き放つ「KM-07 AX」の特徴
新型CX-5用スタイリングキット
新型CX-5用スタイリングキット
対する「KM-07 AX」は、「Active Xross(アクティブクロス)」をテーマに、洗練された遊び心と冒険心を解き放つデザインとなっています。白系ボディの前後左右には、フロントアンダーガーニッシュ、リアアンダーガーニッシュ、サイドアンダースポイラーを配し、その下端をレッドで縁取って足元を引き締めています。フロントバンパー下端には角型LEDアクセサリーランプを内蔵したアンダーガーニッシュを備え、シルバーメタリックの本体と艶消しブラックの造形を塗り分けて力強い表情を際立たせています。タイヤ周りには樹脂質の黒いオーバーフェンダーが張り出し、その縁にはメッキまたはピアノブラックのダミーボルトが等間隔に並びます。前後のタイヤ後方には「AutoExe」ロゴを刻んだアルミプレート付きのマッドフラップが垂れ下がり、ボンネット中央にはマットブラックのデカール、フロントフェンダーには「ACTIVE-XROSS」のサイドデカールが貼られています。ウインドウ上端には艶のあるサイドバイザーが回され、ドアハンドルにはカーボン調カバーが組み込まれています。洗練された佇まいの中に、フィールドに映えるラギッドな統一感を与えています。
新型CX-5用スタイリングキットのスペックと価格
新型CX-5(KM系)に設定された各スタイリングキットの詳細なスペックと価格の一覧です。装着に必要な参考作業時間や、素材・塗装の仕様をまとめています。
■ KM-07 Styling Kit (ストリート仕様)
新型CX-5用スタイリングキット
| 品名 | 部品番号 | 税込価格 | 仕様 | 参考作業時間 |
|---|---|---|---|---|
| フロントアンダースポイラー | KMA1 V4 900 | ¥90,200 | ピアノブラック塗装済 ABS製 | 1.2h |
| サイドアンダースポイラー | KMA1 V4 910 | ¥110,000 | ピアノブラック塗装済 ABS製 要穴開け加工 | 2.2h |
| リアアンダースポイラー | KMA1 V4 930 | ¥85,800 | ピアノブラック塗装済 ABS製 | 1.0h |
| リアルーフスポイラー | KMA1 V4 920 | ¥96,800 | ピアノブラック塗装済 ABS製 要穴開け加工 | 1.2h |
| スポーツサイドバイザー | KMA1 V3 700 | ¥33,000 | ベンチレーション機構付き 4枚セット | 0.5h |
| ドアハンドルカバー&プロテクターセット | BPA1 V3 110 | ¥29,260 | カーボン調 一台分セット | 1.0h |
■ KM-07 AX Styling Kit (アクティブクロス仕様)
新型CX-5用スタイリングキット
| 品名 | 部品番号 | 税込価格 | 仕様 | 参考作業時間 |
|---|---|---|---|---|
| フロントアンダーガーニッシュ | KMA1 V3 290 | ¥115,500 | LED内蔵 シルバー/艶消しブラック塗装済 | 3.1h |
| リアアンダーガーニッシュ | KMA1 V3 300 | ¥63,800 | シルバー塗装済 ABS製 | 0.7h |
| リアゲートガーニッシュ | KMA1 V3 090 | ¥38,500 | シルバー塗装済 両面テープ接着 | 0.6h |
| オーバーフェンダーセット | KMA1 V3 120 / KMA2 V3 120 | ¥104,500 | 艶消し黒 または ピアノブラック ABS製 片側8mm拡大 | 2.7h |
| ダミーボルトセット | KHA1 V3 050 / KHA2 V3 050 | ¥4,950 | メッキ または ピアノブラック 20個セット | 0.5h |
| マッドフラップセット | KMA1 V3 440 / KMA2 V3 440 | ¥41,800 | レッド または ブラック EVA/アルミ製 | 1.3h |
| ボンネットデカール | KMA1 V3 0B0 | ¥57,200 | PVC製 ボンネット貼付用 | 1.2h |
| サイドデカールセット | KMA1 V3 010 | ¥13,200 | PVC製 リアドア左右2枚セット | 0.7h |
3代目CX-5が2025年7月10日10時(日本時間同日17時)に世界初公開
Lを重ねた新世代ヘッドライトを搭載する3代目CX-5
3代目CX-5のインテリアはエアコンスイッチなどを操作系の物理スイッチをタッチ式に変更することで先進性向上
正面から見たCX-5
斜めから見たCX-5
CX-5の運転席
CX-5のラゲッジルーム
CX-5が3代目へモデルチェンジ。3代目になるCX-5のワールドプレミアは2025年7月10日10時、日本時間同日17時に実施されました。エクステリア全体のイメージはキープコンセプトながら、Lが横に重なった新世代ヘッドライト・テールライトを搭載し、曲線基調から直線基調へと変化。開発コンセプト「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を体現する塊感のあるアップデートが施されています。ボディカラーはハイレゾリューション化をテーマに開発された新色ネイビーブルーマイカを設定し、今回発売する新型CX-5から順次導入予定です。
CX-5のパワートレインについて、2025年はe-SKYACTIV G 2.5のマイルドハイブリッドを投入し、マツダが自社開発する2.5Lの4気筒エンジン+モーターのストロングハイブリッド「SKYACTIV-Z(スカイアクティブ-Z)」は2027年に投入予定です。発表時の欧州モデルではガソリンエンジン+マイルドハイブリッド仕様車のみで、日本市場でラインナップされていたディーゼルエンジンモデルは設定されません。CX-5のボディサイズは全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,695mm、ホイールベース2,815mmとなり、既存CX-5(全長4,575mm×全幅1,845mm×全高1,690mm)から大型化。トヨタのハリアーに近いサイズ感となり、室内の広さも見直されたことで前後に十分な空間を確保しています。
インテリアはエアコンなどの物理スイッチが極力廃止され、フラットなタッチ式コントロールパネルに変更されました。直感的な操作感は物理スイッチが優位ですが、先進性などはタッチ式に軍配が上がるため、内装の質感は前モデルから格段に向上しています。3代目CX-5の発売時期について、欧州市場では2025年に発売、日本市場では2026年5月21日に販売を開始しました。
CX-5のモデルチェンジ遍歴

CX-5はマツダが販売するクロスオーバーSUVで、フロントマスクに鼓動デザインが採用されています。マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」と「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」を全面採用した第1弾の商品として2012年に登場し、2025年末には世界累計生産・販売台数500万台を達成。これまでのモデルチェンジを通じて磨かれてきたデザインと技術により、マツダの基幹車種に成長しています。
CX-5 初代 KE系/2012年~2017年
2012年2月、CX-5が誕生しました。「SKYACTIVエンジン」「SKYACTIVシャシー」「SKYACTIVボディ」で、燃費性能、軽量で高機能、高剛性ボディを誇ります。ガソリンモデルでは「20S」「20S PROACTIVE」「25S」「25S PROACTIVE」「25S L Package」、ディーゼルモデルでは「XD」「XD PROACTIVE」「XD L Package」のグレードが用意されました。
2012年11月、「2012-2013日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。12月、一部改良でキックダウンスイッチを全車標準装備するなど、燃費性能を向上。
2013年8月、中国での販売を開始。9月には一部改良と特別仕様車「2013アニバーサリー」を発表。
2014年11月、大幅改良を実施し、安全装備を強化し、外観デザインも一新。
2015年5月、世界累計生産台数100万台を達成。
2017年2月、2代目と入れ替わりのため販売を終了しました。
CX-5 2代目 KF系/2017年~2026年
2017年2月、フルモデルチェンジで2代目CX-5に。3月、「助手席リフトアップシート車」を発売。8月、商品改良で安全装備が充実。
2018年2月、商品改良で燃費性能を向上。10月、商品改良と同時に特別仕様車「Exclusive Mode」を設定し、2.5L直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を搭載した「25T L Package」も追加。
2019年12月、商品改良と同時に特別仕様車「Silk Beige Selection」を設定。
2020年4月、マツダ創立100周年記念の特別仕様車「100周年特別記念車」を発表。5月、特別仕様車「SMART EDITION」を発売。12月にも商品改良と特別仕様車「Black Tone Edition」を発売。
2021年11月、商品改良でフロントマスクを刷新。ランプ類のデザインも変更しました。特別仕様車「Sport Appearance」「Field Journey」を追加。
2022年10月、商品改良でボディカラーの変更と快適装備の充実。
2023年9月、一部商品改良でボディカラーの変更とグレード体系の整理を実施。同時に特別仕様車「Retro Sports Edition」を設定しました。
2024年11月、特別仕様車「Smart Edition」「Black Tone Edition」に代わる「i Selection」「Black Selection」を追加(12月25日発売)。
2026年5月、3代目と入れ替わる形で販売を終了しました。
CX-5 3代目 KM系/2026年~
2025年7月、欧州にて3代目CX-5を世界初公開。2026年5月21日、日本でも9年ぶりのフルモデルチェンジとなる3代目が販売開始されました。開発コンセプトは「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」、デザインコンセプトは「Wearable Gear(ウェアラブル ギア)」で、スポーティなスタイリングと快適な居住性を両立しています。
ボディサイズは全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,695mm、ホイールベースは2代目から115mm延長された2,815mm。後席の膝前・頭上空間を拡大し、荷室容量は466Lを確保しました。
パワートレインは、マイルドハイブリッドシステム「M ハイブリッド」を搭載した2.5L直噴ガソリンエンジン「e-SKYACTIV G2.5」を国内初採用。日本市場で販売されていたディーゼルエンジンモデルは廃止され、マツダ自社開発のストロングハイブリッド「SKYACTIV-Z」は2027年に投入予定です。また、日本国内のマツダ車として初めてE10ガソリンに対応。
電子プラットフォーム「MAZDA E/E ARCHITECTURE+」を採用し、15.6インチ/12.9インチのタッチパネル式大型センターディスプレイと、マツダ初のGoogle搭載インフォテイメントシステムを採用。最新の先進安全技術(i-ACTIVSENSE)やドライバー異常時対応システム(DEA)も進化させ、「プロアクティブ・ドライビング・アシスト」を初採用しました。新色「ネイビーブルーマイカ」を含む全7色のボディカラーを設定。グレードは「S」「G」「L」の3グレード構成で、メーカー希望小売価格は3,300,000円~4,471,500円。国内月間販売計画は2,000台です。
| CX-5のモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 KE系 | 2012年~2017年 |
| 2代目 KF系 | 2017年~2026年 |
| 3代目 KM系 | 2026年~ |
CX-5の写真
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CX-5 KF系
CX-5 KF系























