CX-3のフルモデルチェンジ

CX-3はフルモデルチェンジを2020年に行い「SKYACTIV-X」を搭載しディーゼルハイブリッドも新設定か

CX-3のフルモデルチェンジに関する最新情報をお届けします。2020年に発売が予想される新型モデルは、アクセラをベース車としてボディを大型化し、HCCI技術を特長とするガソリンエンジン「SKYACTIV‐X」を搭載し、燃費を2割改善できるディーゼルハイブリッド車を新設定する見込みです。

CX-3はフルモデルチェンジを2020年に行い「SKYACTIV-X」を搭載しディーゼルハイブリッドも新設定か

CX-3が2020年にフルモデルチェンジを行って「SKYACTIV‐X」を搭載し、ディーゼルハイブリッド車を新設定か

マツダのコンパクトタイプのクロスオーバーSUVであるCX-3が2020年にフルモデルチェンジを行う予定です。2015年に登場したCX-3の初代モデルは、SKYACTIVテクロノジーと魂動デザインを積極的に採用する魅力的な車ですが、室内スペースの狭さなどが影響を与えて、思うように販売台数を伸ばす事が出来ませんでした。

2020年にフルモデルチェンジを行って誕生予定の新型CX-3は、アクセラをベース車としてボディサイズをワイド化するなどして、競争が激化するコンパクトSUV市場でのシェア率アップを目指します。

CX-3の初のフルモデルチェンジは2020年と予想~ライバル車に対抗するために早いタイミングで行う可能性が高い

現行CX-3のエクステリアコンパクトSUVのCX-3は2020年にフルモデルチェンジすると考える

CX-3にとって初めてのフルモデルチェンジは2020年になると予想します。国産車のフルモデルチェンジのタイミングで割合的に多いのは4年~6年です。

フルモデルチェンジの周期を4年のタイミングとする2019年であれば、新型エンジン「SKYACTIV-D 1.8」を搭載し内外装等の変更を行った2018年の大幅改良から時間的にさほど経過していないために現実的ではなく、6年のタイミングとする2021年であれば、ライバル車の多いコンパクトSUV市場で後れを取ってしまう可能性が高まります。
そのため、COBBYはCX-3のフルモデルチェンジのタイミングを5年周期と考えて2020年と予想します。

マツダCX-3の歴史
2015年2月 CX-3発売スタート
2015年12月 一部改良でディーゼル制御システムをアップグレード、G-ベクタリングコントロールを全車に標準装備
2017年6月 一部改良でガソリンエンジンを追加、i-ACTIVSENSEを標準装備
2018年5月 一部改良で新開発エンジン「SKYACTIV-D 1.8」を搭載し、ラジエータグリルやアルミホーイールのデザイン変更、アームレスト等を新設定
2020年 フルモデルチェンジで2代目CX-3が誕生?

アクセラをベース車とするCX-3はボディサイズをワイド化する可能性が高い

2015年2月に誕生した初代CX-3は、マツダのコンパクトカーであるデミオをベース車として開発されました。2020年にフルモデルチェンジが行われて誕生が期待される新型CX-3はマツダの4ドアセダン「アクセラ」をベース車として開発される模様です。

CX-3の現行モデルは、魅力的なパワートレインを備えながらもボディサイズや室内スペースの狭さがネックとなり、ライバル車と比較すれば販売台数が振るわないのが現状です。

アクセラをベース車とする新型CX-3は、上位モデルであるミドルクラスSUVのCX-5の数値を超えない範囲でボディサイズのアップを行うと予想します。

  CX-3(現行モデル) 新型CX-3(予測) CX-5
全長 4,275mm 4,480mm 4,545mm
全幅 1,765mm 1,795mm 1,840mm
全高 1,550mm 1,630mm 1,690mm
ホイールベース 2,570mm 2,650mm 2,700mm

新型CX-3のエクステリアは、魂動デザインを更に深化させて、クルマに命が宿るかのような躍動感を与え、東京モーターショー2017に出展された「RX‐VISION」のようにヘッドライトをシャープとし、フロントグリルはメッシュ構造を採り入れたアグレッシブでスポーティなスタイルを採用するものと期待します。

新型CX-3はアップグレードされた次世代型「マツダコネクト」やデジタルメーターを採用する可能性が高い

2020年に誕生予定の2代目CX-3のコックピットは、マツダの次世代デジタルメーターを搭載する見込みです。同アイテムは、運転に必要となる情報をクリアかつ立体的に表示します。

新型CX-3 は、インターネットラジオ等のネットコンテンツを利用でき、ナビゲーションシステムやハンズフリー通話を可能とするなど、アップグレードされた次世代型「マツダコネクト」を搭載する可能性が高いです。

新型CX-3はライバル車であるヴェゼルを意識して室内スペースを拡張させる見込み

アクセラをベースとする次期CX-3は、ライバル車であるヴェゼルを意識して室内スペースを拡張させる見込みです。

CX-3は室内スペースが広い方がより好まれる北米市場においては、日本市場以上に苦戦を強いられています。北米市場で好調な販売が続くライバル車であるホンダ・ヴェゼルと比較した場合には、CX-3の室内スペースはサイズ的には魅力的ではありません。

そのため、アクセラをベースとすることでCセグメントに移行する新型CX-3は、現行モデルよりも室内スペースを拡張させて、リヤスペースやラゲッジスペース等をワイド化させると思われます。

  CX-3(現行モデル) C‐HR ヴェゼル
室内長 1,810mm 1,800mm 1,930mm
室内幅 1,435mm 1,455mm 1,485mm
室内高 1,210mm 1,210mm 1,265mm

2代目CX-3はマツダの次世代車両構造技術「SKYACTIV‐VEHICLE ARCHITECTURE」の基で開発される可能性が高い

2020年誕生予定の新型CX-3は、マツダの次世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」の基で開発される可能性が高いと考えます。

マツダのスカイアクティブ・テクノロジーを導入したエンジン・トランスミッション・プラットフォームを基本設計の段階から見直して、進化させて統合する「SKYACTIV-VEHICLE ARCHTECTURE」の基で開発すれば、CX-3はマツダが追い求める人馬一体の走りを実現できる車の理想形へと近づきます。

スカイアクティブ ビークル アーキテクチャーを採用すれば、CX-3は現行モデル以上の静粛性や低振動走行を実現し、運転操舵性が向上しワンランク上の乗り心地を体感できる車となります。また、フレームワークやシャシー等のパーツが見直されることで、車体の軽量化と高剛性化が行われます。

2020年誕生予定の2代目CX-3のガソリン車は新型エンジン「SKYACTIV‐X」を搭載する見込み

フルモデルチェンジが行われて2020年誕生予定の2代目CX-3は、マツダが開発を進める新型ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)」を搭載する可能性があります。SKYACTIV-Xの第一弾は2019年にフルモデルチェンジするアクセラに決定していて、CX-3は第二弾の車種に選ばれる見込みが高いです。また現在のデミオベースからアクセラベースに変更され車格が高くなるという情報もあります。

2019年内に市販化が期待されるスカイアクティブ‐Xは、ガソリンを爆発させずに着火させて燃焼を起こす画期的なエンジンシステムを、「HCCI(予混合圧縮着火)」等の技術力によって実現します。

ガソリンを爆発させないことによるメリットには、CO2の排出量減少・燃費向上・トルク上昇などが挙げられます。そのため、次期CX-3がSKYACTIV‐Xを搭載すれば走行性能は向上し、更なる低燃費が達成されます

新型CX-3もCX-5と同様にディーゼルハイブリッドをラインナップする可能性がある

マツダは2020 年を目標として同社の主力車種であるCX-5に、48Vバッテリーと小型モーターを搭載させるディーゼルハイブリッドモデルを追加設定する見込みです。

マツダはCX-5以外のSUVにも独自開発を行うマイルドハイブリッドシステムを設定する方針です。そのため、新型CX-3からもディーゼルハイブリッド車がラインナップする可能性は十分にあります

SKYACTIV‐Xを搭載した際の2代目CX-3の燃費は19.4km/L、ディーゼルハイブリッド車の燃費は28.4km/Lと推測される

マツダの新型ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を導入した場合には、現行モデルが搭載するSKYACTIV-Dよりも20%ほどの低燃費を実現すると言われています。単純計算を行えば、同エンジンを搭載した場合の2代目CX-3のガソリン車のFFモデルは19.4.km/L、4WDモデルでは18.2km/Lの数値を実現すると思われます。

同様に20%ほどの低燃費を実現できると噂されるディーゼルハイブリッド車が、2代目CX-3から登場すれば、FFモデルでは28.4km/L、4WDモデルでは25.4km/Lもの低燃費を実現すると予測されます。
※ともに現行モデルのWLTCモードのデータを基にした推測値です

SKYACTIVの現行モデルのWLTCモード燃費
エンジン SKYACTIV D1.8 SKYACTIV G2.0
駆動 FF 4WD FF 4WD
WLTCモード 23.2km/L 21.2km/L 16.2km/L 15.2km/L
市街地モード 21.3km/L 19.7km/L 11.9km/L 11.9km/L
郊外モード 23.5km/L 21.6km/L 15.9km/L 15.9km/L
高速道路モード 24.4km/L 22.0km/L 17.9km/L 17.2km/L

フルモデルチェンジによって誕生する2代目CX-3はバージョンアップしたマツダの安全システム「i-ACTIVSENSE」を採用する可能性が高い

2020年にフルモデルチェンジを行って誕生予定の2代目CX-3は、バージョンアップしたマツダの予防安全システム「i‐ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載する可能性が高いです。

2017年6月に行われた一部改良によって、CX-3は車線逸脱警報システム等がパッケージングされる「アイ・アクティブセンス」を標準装備しました。

フルモデルチェンジによって更なる進化を遂げる2代目CX-3は、夜間における歩行者認識精度を引き上げた「アドバンス・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」や、新機能をパッケージングしたアイ・アクティブセンスを搭載すると思われます

2代目CX-3の価格帯は、ガソリン車で247万円~307万円、ディーゼル車では253万円~319万円になると予想

2代目CX-3のガソリン車の価格帯は247万円~307万円、ディーゼル車の価格帯は253万円~319万円になると予想します。

ディーゼル車では、ボディサイズの拡大、及び安全システムのグレードアップや室内装備の充実が図られるため現行モデルの価格帯に10万円の金額を上乗せして求めました。

ガソリン車は、新型エンジン「SKYACTIV‐X」を搭載した場合の上乗せ額は15万円と算定し、合わせた計25万円を現行モデルの価格帯に加算して求めました。

CX-3の現行モデルとCX-5の価格差は約40万円です。新型モデルに移行する際にCX-3の価格帯がCX-5
の価格帯を上回ってしまえば、両車のランクが逆転してしまうために、価格上昇は40万円以下と設定しました。

CX-3とCX-5の現行モデルの価格
モデル CX-3 CX-5
ガソリンエンジン 2,127,600円~2,824,480円 2,436,480円~3,094,480円
ハイブリッドエンジン 2,494,800円~3,213,000円 2,808,000円~3,526,200円

フルモデルチェンジによって更に魅力的な車へと進化する新型CX-3はライバル車を猛追してコンパクトSUV市場をさらに盛り上げる

2015年2月に誕生したCX-3は、発売当初はSUVに小型ディーゼルエンジンを搭載させた燃費特性に優れた車として話題を集めました。しかし、室内空間の狭さがネックとなり、ロングドライブに窮屈さを感じるなどのウィークポイントが指摘されたために販売が伸び悩んでしまいました。

2017年コンパクトSUV販売台数比較表
車種名 販売台数
C-HR 117,299台
ヴェセル 64,322台
CX-3 15,180台

CX-3の2017年の販売台数をライバル車と比較すれば、C-HRとは約7倍、ヴェゼルとは約4倍もの開きがあります。

2020年に予定されるフルモデルチェンジで、ボディサイズをワイド化して、画期的なガソリンエンジン「SKYACTIV‐X」を搭載し、ディーゼルハイブリッドを新設定して商品力を飛躍させる新型CX-3は先行するライバル車を猛追します。