フェアレディZのモデルチェンジ(ビッグマイナーチェンジ)は2022年8月に
6代目フェアレディZ(Z34)が発売されたのは2008年のことで2022年には13年目に突入。
2017年10月に開催される東京モーターショーで、「新型フェアレディZ」もしくは「新型フェアレディZのコンセプトカー」を発表するという噂もありましたが実際には行われず、2022年8月に発売。
そこで、フルモデルチェンジ後のフェアレディZのエクステリアや搭載エンジン、価格や発売日などの予想を紹介します。Vモーショングリルを搭載したZ35はどのように進化するのでしょうか?
フェアレディZが2023年8月1日に2024年モデル(一部改良)発表 カスタマイズエディションや新色など設定
フェアレディZの2024年モデルへ東京オートサロン2023で出展したフェアレディZを再現するカスタマイズエディションをオプション設定
フェアレディZが2024年モデル(一部改良)を2023年8月1日発表。
新色の特別内装カラー「ブルー」をVersion T/STグレードに設定、ボディカラーには432オレンジを追加しています。
フェアレディZ 2024年モデルの改良内容
- 新色ボディカラー 432オレンジ追加
- 特別内装色ブルー(Version T/STグレードのみ)
- 8インチナビゲーションディスプレイにAmazon Alexa搭載
また日産純正アクセサリーとしてフェアレディZ カスタマイズエディション(Z Customized Edition)を設定。専用フロントバンパー、グリル、アルミホイールなど、東京オートサロン2023の出展モデルを再現するオプションに。
フェアレディZ 2024年モデルの販売価格は5,398,800円から9,200,400円になりました。
フェアレディZ NISMO(ニスモ)が2023年8月1日の改良と同時にラインナップ
フェアレディZのハイパフォーマンスバージョン Z NISMOは販売価格9,200,400円から
フェアレディZのハイパフォーマンスバージョンとして、フェアレディZ NISMO(ニスモ)が2023年8月1日登場。
NISMOはトヨタで言うところのGRブランドのようなもので、NISMO社が足回りやエンジンチューニングを最適化してパフォーマンスを向上したモデルを指します。
- 日産 フェアレディZ NISMO
- 日産 フェアレディZ NISMO
- 日産 フェアレディZ NISMO
- 日産 フェアレディZ NISMO
- 日産 フェアレディZ NISMO
- 日産 フェアレディZ NISMO
- 日産 フェアレディZ NISMO
NISMOバージョンを設定する車種は、ノート、セレナ、GT-Rなどがあり、パフォーマンスのみならずエクステリアに専用パーツを多数装備してレーシーな雰囲気を持っているのが特徴です。
Zニスモのインテリアはシートやインパネなどに専用パーツを装着。
パワートレインはVR30DDTT型3.0LのV6ツインターボと変わらないものの、専用チューニングを施すことで最高出力420ps・最大トルクが53.0kgmに向上。
フェアレディZの通常モデルの販売価格は5,398,800円からですが、フェアディZ NISMOは9,200,400円になります。
フェアレディZ カスタマイズドエディションが2023年に販売開始
2022年の発表から話題になったカスタマイズドエディションが2023年8月に発売開始
フェアレディZをオレンジカラーでドレスアップする、「フェアレディZ カスタマイズドエディション」が2022年の東京オートサロンで発表。
2023年8月1日に満を持してディーラーオプションに設定されました。
カスタマイズドエディションは特別仕様車ではないため、ディーラーで販売されるエアロパーツやカスタムパーツのようなイメージで、誰でもディーラーで購入できます。
ただしセットオプションになっているため、例えばカスタマイズドエディションのホイール単体では注文するということはできません。
新型フェアレディZの2022年販売分が完売か 納期は2023年以降になる可能性も
2022年8月発売の新型フェアレディZですが、先行予約段階で2022年度の販売分を売り切り、納車は2023年以降になるという噂。
自動車業界では電動化(EV化)が進んでいて、3.0LのV型6気筒ツインターボ搭載の新型フェアレディZが2022年に発売まで至ったのは奇跡、とまで言われいます。
新型フェアレディZは最後のガソリンエンジン搭載の大排気量ピュアスポーツモデルになる可能性が高いため、注文が殺到しているという見方もあるようです。
また、SNSなどを中心に、フェアレディZの標準グレードも抽選販売に変更になった、という情報がありますが、あくまで2022年度分の抽選という意味なので、2023年度以降も抽選方式に変更された場合でも、最終的にはフェアレディZの購入希望者は全員購入可能になっているようです。
新型フェアレディZの価格は5,241,500円から6,966,300円 ボディカラーは7色展開で完全新色のイカズチイエローなど設定
新型フェアレディZの価格を2022年4月25日に日産公式が発表。同時にボディカラーのラインナップや緒元なども発表され、新生フェアレディZの期待が高まるニュースになりました。
マイナーチェンジ版フェアレディZのトランスミッションは、6MTと9M-ATxというフルレンジ電子制御の9速オートマチックの2種類を設定。
グレードはMT限定のバージョンS、オートマチック限定のバージョンT、共通グレードのベースモデル、バージョンST、プロトスペックの5つのグレードがあります。
グレード | トランスミッション | 販売価格 |
---|---|---|
ベースグレード | 6MT | 5,241,500円~ |
9MT-ATx | ||
バージョンT | 9MT-ATx | 5,687,000円~ |
バージョンS | 6MT | 6,063,200円~ |
バージョンST | 6MT | 6,462,500円~ |
9MT-ATx | ||
特別仕様車プロトスペック | 6MT | 6,966,300円~ |
9MT-ATx |
新型フェアレディZのボディカラーは、スーパーブラックルーフの2トーンを6色、モノトーンカラーを3色の合計9色を設定。
なかでも新規設定色のイカズチイエローとセイランブルーは、新型フェアレディZのテーマにもなっている注目カラーです。
新型フェアレディZのボディカラー一覧
- イカズチイエロー/スーパーブラック 2トーン
- セイランブルー/スーパーブラック 2トーン
- カーマインレッド/スーパーブラック 2トーン
- ステルスグレー/スーパーブラック 2トーン
- ブリリアントシルバー/スーパーブラック 2トーン
- プリズムホワイト/スーパーブラック 2トーン
- バーガンディー
- ダークメタルグレー
- ミッドナイトブラック
- イカズチイエロー/スーパーブラック
- セイランブルー/スーパーブラック
- カーマインレッド/スーパーブラック
- ステルスグレー/スーパーブラック
- ブリリアントシルバー/スーパーブラック
- プリズムホワイト/スーパーブラック
- バーガンディー
- ダークメタルグレー
- ミッドナイトブラック
トヨタのスープラなどではグレードによりパワートレインに違いがありますが、フェアレディZの場合は全てのグレードで3.0LのV型直列6気筒ツインターボエンジンを搭載します。
最高出力405ps、最大トルク475Nmを発揮するエンジンを全グレードで楽しめる、コストパフォーマンスの高さも魅力です。
全長 | 4,380mm |
---|---|
全幅 | 1,845mm |
全高 | 1,315mm |
ホイールベース | 2,550mm |
エンジン種類 | VR30DDTT 3.0L V6 ツインターボ |
最高出力 | 298kW(405ps)/6400rpm |
最大トルク | 475Nm(48.4kgm)/1600-5600rpm |
新型フェアレディの見積もり開始は4月下旬から
新型フェアレディの通常モデルの見積もりが4月下旬から解禁。その後2022年8月に発売。
年間生産台数が限られているという噂もあり、納期が長期化する恐れもあることから、購入希望の方は早めにディーラーへお問合せしたほうが良いかもしれません。
フェアレディZの市販車を2022年1月14日初公開 240台限定モデルのプロトスペックの販売価格発表
日産フェアレディZの日本仕様市販モデルを2022年1月14日の東京オートサロン2022でワールドプレミア。
車両価格6,966,300円の240台限定特別モデルZ Proto Spec(Zプロトスペック)は、足回りにチタニウムゴールドの鍛造ホイールとイエローの専用キャリパー、インテリアの各所にイエローアクセントを配置。2022年8月発売開始です。
フェアレディZ プロトスペックの特別装備
- 専用カラー(チタニウムゴールド)レイズ製19インチアルミ鍛造ホイール
- イエロー4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ
- 本革・スエード調ファブリックコンビシート
- 専用カラーステッチ インストルメントパネル
- 専用カラーステッチ ドアトリムクロス
- 専用カラーステッチ MTシフトノブブーツ
- 専用カラーステッチ ニーパッド
日本仕様のグレード構成はベースグレード・バージョンS・バージョンT・バージョンSTの4種類を展開。バージョンSは6速マニュアル限定グレードで、バージョンTはマニュアルモード付フルレンジ電子制御9速オートマチック(9M-ATx)限定のグレードです。
パワートレインは3.0LのV型6気筒ツインターボ搭載、最高出力405ps、最大トルク48.4kgfmを発揮する強烈なモデルで、正式な販売時期は限定モデルのプロトスペックと同時期の2022年8月になりました。
全長 | 4,380mm |
---|---|
全幅 | 1,845mm |
全高 | 1,315mm |
ホイールベース | 2,550mm |
エンジン | VR30DDTT 3.0L V型6気筒 ツインターボ |
最高出力 | 298kW(405PS)/6400rpm |
最大トルク | 475Nm(48.4kgfm)/1600-5600rpm |
トランスミッション | 6速マニュアル/9M-ATx(フルレンジ電子制御9速オートマチック) |
新型フェアレディZの米国モデル市販車を2021年8月18日に発表
新型Zの市販車 北米では240台限定の特別仕様車プロトスペックを販売することも発表
新型フェアレディZを米国で初公開することを日産自動車が発表。日本時間で2021年8月18日9時から米国で発売する市販モデル「Z」がお披露目されました。
プロトタイプのZは何度か公開されていますが、今回は市販モデルということで、日本で販売するフェアレディZも米国で発表する市販モデルに大きな影響を受ける可能性があります。
新型Zは3.0LのV6気筒ツインターボVR30DDTTエンジンを搭載。
最高出力は405psで、先代モデルの最高出力を69ps上回っていて、最大トルクも先代モデルを110Nmアップした475Nmになっています。トランスミッションは6速MTと新開発の9速ATを選択することができます。
さらに北米市場では240台限定の特別仕様車プロトスペック(ProtoSpec)が用意されているとのことで、日本市場でも販売するのかが気になるところです。
ボディカラーは鮮やかなセイランブルー、イメージカラーにもなっているイカズチイエローを含む2トーンカラーを6色設定。天井にはスーパーブラックルーフを組み合わせます。
モノトーンカラーも3色設定するとのことで、スポーツモデルの中ではボディカラーが豊富なのも新型Zの特徴です。
今回発表した北米モデルの新型Zは2022年に発売で、日本では北米より早い2022年8月に発売するとしています。
また、新型フェアレディZはエクステリアが大きく刷新されたため、フルモデルチェンジに見えますが、型式がZ34のままなので、ビッグマイナーチェンジ扱いになっています。メーカーオプションのない全部入りの1グレードのみ設定するという噂もあります。
新型フェアレディZの発売は2022年8月 プロトタイプを2020年9月16日にオンライン公開
独創的なイエローカラーを表現した新型フェアレディZのプロトタイプ
NissanNextで発表された新型フェアレディZが、2020年9月16日にオンラインでプロトタイプをお披露目しました。
噂では最高出力400psを発揮するとも言われている期待のモデルで、将来的にはe-POWERの搭載も考えられます。
新型フェアレディZは歴代Zのモチーフを引き継いだデザインが特徴
エクステリアはソリッドパールの光と影により、よりメリハリのある特徴的なイエローカラーを表現して、ブラックルーフとの2トーンカラーにより、未来的でモダンな雰囲気をデザイン。
ルーフラインのモールディングは日本刀をイメージして、スポーツカーのイメージが強くなる、低重心のスタイルを強調するカラーリングになっています。
S30型を彷彿させるLEDヘッドライト
ティアドロップ形のLEDヘッドライトや、スクエアデザインのフロントグリルなどS30型フェアレディZを始め、歴代フェアレディZのアイデンティティを受け継ぐデザインを採用するのも、新型フェアレディZの特徴です。
フェアレディZプロトタイプは19インチホイールとダンロップのタイヤを装着
新型フェアレディZのプロトタイプには、19インチの鍛造ホイールが装備されています。ブレーキキャリパーも、ボディと同色のイエローで塗装されていて、統一感のあるデザインになっています。
リヤコンビネーションランプは水平が連なるデザイン
リヤは水平に連なるLEDコンビネーションランプを採用しています。今までの日産にはない斬新なデザインで、日産の本気が伝わってきます。
マフラーはサイドに1本ずつ配置したディアルエキゾーストを採用、フェアレディZらしいスポーツテイストを感じます。
イエローがアクセントになった先進的なインテリア
新型フェアレディZの内装は、ボディカラーと同じイエローのステッチを効果的に使った、レーシーなインテリアが特徴。
3連スポーツメーターやデジタルコクピットも、フェアレディZの正統進化を感じる先進的なデザインになっています。
新型フェアレディZのフルモデルチェンジは2022年中に行われるというのが有力ですが、2022年の春頃まで遅れるという噂もあり、今後の日産の動向に注目が集まります。
フェアレディZが2022年に新型発表の可能性 NissanNextで新型フェアレディZを確認
NissanNextで発表された新型フェアレディZ
新型フェアレディZが2020年5月28日に公開されたNissanNextの動画で確認できます。現行モデルが発売してから12年の長寿モデルで、次期モデルは開発ししないという噂まで流れましたが、2021年に新型モデルを発表する、という見方が強まっています。
フルモデルチェンジかマイナーチェンジかは発表されていませんが、いずれにしろ新型モデルと呼べる進化が見られるのは間違いないでしょう。新型フェアレディZのパワートレインは、スカイラインにも搭載する3.0LのV6ツインターボエンジンで、最高出力は405psとも噂されています。
世界中から期待される新型フェアレディZに期待が高まります。
ブラジルのデジタルアーティストによる新型フェアレディZ(480Z)の予想レンダリングが公開!
たびたび目撃情報が入っているフルモデルチェンジ版フェアレディZ(480Z)ですが、ブラジルのデジタルアーティストによって予想レンダリングが作成されています。
予想レンダリングを見てみると、グリルレスで一見EV車のようなエクステリアに仕上がっています。ホイールアーチは大きく張り出していて、非常にアグレッシブなデザインです。
噂によれば次期型フェアレディZでは最高出力400hpに到達する3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、オプションでAWDを選択できるようになるといった情報も。スポーティーなデザインを持ちつつ、安定した走りを実現すると予想されます。
新型フェアレディZのロゴが商標登録されたことが明らかに!
日産が新型フェアレディZに使用される新しいロゴを商標登録していることがわかりました。このロゴはニュージーランドやカナダにて商標登録が確認されており、1971年の「240Z」によく似たレトロなデザインとなっています。ロゴだけでなく、グリルやヘッドライトも240Z寄りになるとの情報もあります。
次期型フェアレディZは最高出力400psを発揮する3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、早ければ2021年内に発表される予定で、1グレードのフルオプション仕様(メーカーオプションは存在しない)になると予想されています。
ビッグマイナーチェンジ版フェアレディZが2022年8月に登場
ビッグマイナーチェンジ版の日産フェアレディZがニュルブルクリンクで目撃されていますが、このモデルが2022年頃にデビューするという情報が飛び込んできました。
今回の車両には丸型エアダクトが6つ搭載されていることから、ツインターボエンジンが採用されると推測されます。3.0リッターVR30DDTT型V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、高性能モデル「Z400」が設定される可能性もあるとのこと。
一部のメディアでは、フェアレディZは今回のモデルチェンジで従来のモデルをイメージしたクラシカルなエクステリアデザインへと変化し、「240Z」の円形ヘッドライトにスクエア型グリル、「300ZX」風のテールライトを採用すると報道されています。
なお、フェアレディZのフルモデルチェンジ時期は2022年以降となる可能性が高いとのことです。
ニュルブルクリンクで次期型フェアレディZと思われる車両がスクープ!
ニュルで次期型フェアレディZの開発車両が目撃される
フェアレディZのフルモデルチェンジの噂が浮上している中、ドイツのニュルブルクリンクで新型フェアレディZと思われる開発車両がカメラに捉えられました。
Z400と呼ばれる次期型フェアレディZの生産中モデル
生産中のモデルは「Z400」と呼称され、ボディサイズは現行モデルよりもやや大型化されるとの情報も。未だ開発の初期段階であることから、ボディパーツについては現行型とさほど大きな違いは見受けられませんが、冷却性能を高めるフロントバンパーの吸気口が追加装備されていることが分かります。
次期型フェアレディZは現行型よりも大型化する可能性がある
パワートレインは約400馬力を発揮する排気量3.0リッターのV型6気筒ツインターボエンジンを搭載する可能性があるとのこと。発売時期は2022年頃となる見込みです。
日産フェアレディZの新型モデルが近々登場?2019年内には発表か
日産の生産企画の幹部であるイヴァン・エスピノーサ氏が、フェアレディZの新型モデルについての情報を発表すると言及していたことがわかりました。
フェアレディZは2008年に現行モデルが発売して10年以上が経過しています。パワートレインについてはハイブリッド・EV化される可能性も高まっているとのこと。
フェアレディZが2022年にビッグマイナーチェンジ?ターボ復活の可能性も!
日産の6代目フェアレディZが、2022年にビッグマイナーチェンジを行うとの情報を入手しました。
大規模な改良を行う新型フェアレディZはインテリア・エクステリアともにデザインを刷新するとともに、過去モデルでラインナップしていたターボエンジンを復活させる可能性があります。フェアレディZのターボモデルのラインナップは5代目Z33型を最後に途切れているため、もし復活するとなると実に21年ぶりの復活を遂げることとなります。
新型フェアレディZが電動化!?発売は最速でも2022年以降か
新型「フェアレディZ」が、「GT-R」と共に電動化になる可能性が高いとわかりました。イギリスの自動車番組「Top Gear」が日産のチーフ・プランニング・オフィサーのフィリップ・クライン氏の発言によるものとしています。
フィリップ・クライン氏は「新型をすぐに販売することはない。ドライビング・エクスペリエンスは非常に高く、内燃機関からハイブリッド・e-Powerへ移行しているか、電動化してもその走る楽しさは何も変わらない」と語っていることから電動化するのが濃厚です。ハイブリッドとなるのか、フルEVとなるのか、ワールドプレミアは2022年以降と考えられますが、新しい情報が入り次第、お伝えします。
フェアレディZの50周年記念モデル「370Z 50th Anniversary Edition」を発表
50周年記念特別車はフェアレディZの北米販売から50年を迎える記念に発売される
フェアレディZが北米で発売されてから50年経ったことを記念して「370Z 50thアニバーサリーエディション(370Z 50th Anniversary Edition)」を発表、2019年4月に開催するニューヨーク国際オートショー2019で初公開します。
懐かしさを感じるストライプの2トーンカラーが特徴
クラシカルな2トーンのボディカラーは「#46 BRE Datsun 240Z」のオマージュで、現代でも映える懐かしい色合いが特徴です。デカールをボディサイドに採用、リヤには50周年記念のバッジを装着、レイズが特別に制作した専用アルミホイールにはしたブリヂストンが提供するポテンザS007を採用した満足度の高い1台です。
ボディサイドをリヤにはフェアレディZ 50周年の記念バッヂを装着
シートには専用のレザートリミングシートを独自のステッチでデザイン、運転席中央に配置するタコメーターやシフターベースプレートにも50周年を記念する特別なロゴを配置しています。
特別な専用シートを採用してインテリアの各所にフェアレディZの50周年記念ロゴを配置
北米で公開されたフェアレディZの50周年特別記念車は、2019年7月から2020年3月末までの期間限定モデルとして日本でも発売します。グレードは「フェアレディZ 50th Anniversary」の1のみで、6MTが4,588,920円、7M-ATxが4,666,680円で販売します。
グレード | ボディカラー | 駆動 | ミッション | 販売価格 |
---|---|---|---|---|
フェアレディZ 50th Anniversary |
ブリリアントシルバー/ ダイヤモンドブラック |
2WD(FR) | 6MT | 4,588,920円 |
ブリリアントホワイトパール/ バイブラントレッド |
||||
ブリリアントシルバー/ ダイヤモンドブラック |
7M-ATx | 4,666,680円 | ||
ブリリアントホワイトパール/ バイブラントレッド |
新型フェアレディZ(海外では370Z)の予想レンダリング画像などが公開
フェアレディZ(370Z)のフルモデルチェンジ後のエクステリアが海外のサイトで紹介されています。新型フェアレディZにどこまで反映さえるかわかりませんが、プロトタイプとしては現実的なスタイルになっているので限りなく近い形なのではないかと予想します。
またレンダリング画像を公開しているサイトでは2019年の東京モーターショーで新型フェアレディZを公開すると予想しているため、実際のモデルを目のあたりにするのもそう遠くないでしょう。
フルモデルチェンジ後の新型フェアレディZ(Z35)は405psのモンスターマシンに進化 プラットフォームはインフィニティQ60
新型フェアレディZはZ35(400Z)として登場するとされています。
パワートレインには新開発の3.0L V6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力405ps、最大トルク48.4kgmのエンジンと、最高出力305psの最大トルク40.4kgmの2種類のチューニング違いのエンジンをラインナップするモンスターマシンになるという情報があります。
プラットフォームは海外専売車のインフィニティQ60のものを流用して、全長4,520mm、全幅1,890mmになり現在のフェアレディZよりもボディサイズを延長、全高は1,240mmで現行モデルよりも低くなっていると予想されます。
フェアレディZ(Z35) | フェアレディZ(Z34) | Z34との差 | |
---|---|---|---|
全長 | 4,520mm | 4,240mm | +280mm |
全幅 | 1,890mm | 1,850mm | +40mm |
全高 | 1,240mm | 1,320mm | -80mm |
新型フェアレディZの発売日スケジュールは2020年以降に新型を公開、その後2022年に販売されると予想されています。
一部では次回開催の「2019年東京モーターショーで新型フェアレディZを公開する」という情報もありましたが、結局公開には至りませんでした。今後の日産の情報や2020年以降に行われる世界各国のモーターショーに注目しましょう。
Vモーショングリルを採用しフルモデルチェンジした新型フェアレディZの予想エクステリア
日産がグローバルに展開するにあたり新型車に採用している「Vモーショングリル」が装備されます。ボディサイズはそこまで変わらず、プラットフォームには日本でスカイライン・クーペとして販売していた、インフィニティQ60のものがベースになると予想します。
全長 | 4,520mm |
---|---|
全幅 | 1,890mm |
全高 | 1,240mm |
ホイールベース | 2,550mm |
Z34の現行型と比べると全長・全幅・全高が若干ですがアップし、見た目がひと回り大きくなります。ホイールベースは変わりありません。
フェアレディZのモデルチェンジ後の搭載エンジンはハイブリッドシステムも追加予定
新型フェアレディZには、2つのエンジンがラインナップされると予想します。メルセデス・ベンツ製の直列4気筒2,000ccターボと、3,000ccのV型6気筒ツインターボエンジンが搭載されます。また、V6エンジンには、フラッグシップモデルとしてハイブリッドシステムのeパワーが搭載される可能性もあるでしょう。
直列4気筒 2,000ccターボスペック
- 最高出力:211PS/5,500rpm
- 最大トルク:350Nm
直列4気筒ターボエンジンは、スカイライン200GTに搭載されているメルセデス・ベンツ製のもので、エントリーモデルに装備されると予想します。最高出力は211PS、最大トルクは350Nmのエンジンスペックです。
VR30 V型6気筒ツインターボスペック
- 最高出力:405ps/6,400rpm
- 最大トルク:400Nm(48.4kgm)/1600〜5200rpm
V型6気筒ツインターボエンジンは、新型のインフィニティQ50に搭載されているエンジンで、最高出力は304PS、最大トルクは400Nmあります。
他にも、フラッグシップグレードには1モーター2クラッチのハイブリッドシステムを搭載すると予想されていて、モーターアシストによるパワーアップだけではなく燃費も向上するシステムです。
新型フェアレディZの予想価格はエントリーモデルが400万円から700万円と予想
新型フェアレディZの予想価格帯は、エントリーモデルが400万円から、VR30エンジンを搭載したモデルが700万円からになると予想します。Z34の価格帯は6MTのベースグレードで390万ですので、それに合わせた価格帯になると考えます。
グレード | 販売価格 |
---|---|
フェアレディZ | 3,907,440円~ |
フェアレディZ(7M-ATx) | 3,985,200円~ |
フェアレディZ Version T | 4,715,280円~ |
フェアレディZ Version S | 4,760,640円~ |
フェアレディZ Version ST | 5,104,080円~ |
フェアレディZ Version ST(7M-ATx) | 5,212,080円~ |
フェアレディZ ヘリテージエディション | 4,080,240円~ |
フェアレディZ ヘリテージエディション(7M-ATx) | 4,158,000円~ |
フェアレディZ NISM | 6,293,160円~ |
フェアレディZ NISM(7M-ATx) | 6,401,160円~ |
フェアレディZのフルモデルチェンジ後の発売日は2022年が濃厚
新型フェアレディZの予想発売日は、2022年になると予想します。
トヨタFT-1コンセプト(新型スープラ)
マツダRX-vision(新型RX-7)
2018年には、トヨタの新型スープラ、マツダの新型RX-7などが発売になると予想されているので、2018年は新たなスポーツカーの夜明けになりそうです。
フェアレディZ34は2017年7月6日に一部改良を施した
フェアレディZ34は、2017年7月6日に「カーマインレッド」のボディカラーを追加、車内からバックドアを開けることができる「バックドアアウトサイドオープナースイッチ」の装備、新型クラッチの採用などの一部改良が施されました。
恐らくフェアレディZ34は、今回の一部改良を持って最終型になると思われます。価格は398万から640万の間で、搭載エンジンはVQ37型3,700ccのV型6気筒エンジン、トランスミッションには6MTと7ATが搭載されています。
日本を代表するフラッグシップモデル フェアレディZのモデルチェンジ遍歴
フェアレディZは日産が販売するスポーツカーで、GT-Rと並び、日本を代表するフラッグシップモデルです。日本では「Z」と呼ばれていますが、海外では「Z-Car」と呼ばれています。
フェアレディZ 初代 S30型系/1969年~1978年
1969年10月、ダットサン・フェアレディに代わって初代「フェアレディZ」がデビューしました。「Z」「Z-L」「Z432」のグレード展開です。
1970年、これまでの有鉛ハイオクガソリン仕様に加え、全グレードに無鉛レギュラーガソリン仕様を追加。3速ATを「Z-L」に追加しました。
1971年、マイナーチェンジで3速ATを「Z」にも追加。輸出専用モデルの「フェアレディ240Z」「フェアレディ240Z-L」「フェアレディ240Z-G」を追加発売しました。
1973年、「Z」シリーズのマイナーチェンジを実施。「Z432」「240Z」の生産を中止しました。
1974年に全長を延長した4人乗りモデルの「2by2」追加。
1976年、上級グレードの「フェアレディZ-T」を追加しました。
1978年、2代目と入れ替わりのため生産を終了しました。
フェアレディZ 2代目 S130型系/1978年~1983年
1978年8月、2000ccシリーズだけではなく、新たに加えられた2800ccシリーズが追加され、2代目フェアレディZが誕生しました。
1979年米国インポートカーオブザイヤー受賞を記念した特別仕様車「インポートカーオブザイヤースペシャルエディション」を台数限定で発売しました。
1980年3月、2800ccシリーズに「ニッサンECCS」を採用。11月には国産車初となるTバールーフ仕様車を追加しました。
1981年、北米で「280ZXターボ」が登場。アメリカで大ヒットとなります。10月にはマイナーチェンジを実施して後期型となります。
1982年フェアレディZでは初となるL20ET型2.0Lターボエンジンを搭載した「フェアレディZターボ」が追加されました。
フェアレディZ 3代目 Z31型系/1983年~1989年
1983年9月、さらにシャープなエクステリアにフルモデルチェンジして3代目フェアレディZが誕生しました。1984年2月には「Tバールーフ」仕様を追加設定しました。
1985年10月、新グレードモデル「200ZR」を追加しました。
1986年10月にはビッグマイナーチェンジを実施。3.0Lモデルではワイドフレアーフェンダーで3ナンバー幅の専用モデルになり、新グレードとして「300ZR」が追加されました。
1989年7月、4代目と入れ替わるため販売を終了しました。
フェアレディZ 4代目 Z32型系/1989年~2000年
1989年7月、「スポーツカーに乗ろうと思う」をキャッチコピーに、4代目フェアレディZが発表されました。
1992年8月、2シーターの「フェアレディZ コンバーチブル」を追加しました。フルオープンモデルとなります。
1994年10月の一部改良では安全装備を強化。
1997年1月、一部改良で新色と「バージョンR」を追加しました。
1998年10月、マイナーチェンジでボディ剛性が向上し、シートカラーを変更。「コンバーチブル」を廃止しました。
2000年9月、販売を終了し一時的に30年の歴史に終止符を打ちました。
フェアレディZ 5代目 Z33型系/2002年~2008年
2002年7月、フェアレディZが日産リバイバルプランの一つとして、2年ぶりに復活を遂げます。クーペとオープンルーフのロードスターが設定され、2008年11月まで販売されました。
フェアレディZ 6代目 前期型 Z34型系/2008年~2020年
2008年12月、フルモデルチェンジで6代目に。前期型と呼ばれ、Z33型をさらに進化させました。
フェアレディZ 6代目 後期型 RZ34型系/2022年~
2020年9月、フルモデルチェンジに近い改良を加え、6代目後期型になりました。S30型のアイデンティティを踏襲したデザインになっています。
2021年8月、北米市場に向けた「Z」を公開。「Sport」「Performance」の他、240台限定の「Proto Spec」が用意されました。
日本でも2022年1月に、北米仕様同様のものが公開されました。4月にはグレードが公開され、標準仕様の「フェアレディZ」、AT車の「Version T」、MT車の「Version S」、最上位の「Version ST」が設定されます。
2023年8月、2024年モデルを発表。「NISMO」が新モデルとして設定されます。
フェアレディZのモデル | 販売年表 |
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初代 S30型系 | 1969年~1978年 |
2代目 S130型系 | 1978年~1983年 |
3代目 Z31型系 | 1983年~1989年 |
4代目 Z32型系 | 1989年~2000年 |
5代目 Z33型系 | 2002年~2008年 |
6代目 前期型 Z34型系 | 2008年~2020年 |
6代目 後期型 RZ34型系 | 2022年~ |
モデルチェンジするZ35型の新型フェアレディZに期待が高まる
1969年に初代S30が発売して56年後の2022年に、最新型のフェアレディZを発表。
国内販売は最後とも言われる貴重なVR30型のV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、VモーショングリルをまとったエクステリアになるフェアレディZのフルモデルチェンジ2022年8月になります。
日産のフェアレディZだけではなく、トヨタのスープラや、ホンダのS2000、マツダのRX-7など、スポーツカーが流行っていた頃の車種が続々と復活する可能性もあるでしょう。