カローラツーリングがフルモデルチェンジ!グローバル共通プラットフォーム採用の新世代モデルへと進化
トヨタがカローラツーリングのフルモデルチェンジを発表し、2019年9月17日より発売しました。発売1ヶ月時点でのカローラツーリングの受注台数は13,700台と、目標台数の5,400台を大きく上回る人気ぶり。特に上級グレードの人気が高く、受注実績のうち5割がW×Bというデータが出ています。
新型カローラツーリングはスポーティーで上質感のあるエクステリア・インテリアデザインで、安全性能やコネクティッドサービスの充実化をはかっています。また、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが展開しており、いずれもスムーズな走り味と優れた燃費性能を備えます。
カローラツーリングが一部改良でオプション見直しとボディカラーを追加
2020年の一部改良で追加されたカローラツーリングの2トーンカラー
カローラツーリングが2020年10月1日に一部改良を実施。カローラ全車に1500Wのアクセサリーコンセントをオプション設定して、ハイブリッドSとハイブリッドG-Xには充電用USB端子を3個標準装備しました。
Sグレードと、ハイブリッド Sグレードには切削光輝のミディアムグレーメタリック塗装を施した17インチアルミホイールも標準装備になっています。
また、カローラツーリングには新色としてブラックマイカとホワイトパールクリスタルシャイン、ブラックマイカとダークブルーマイカメタリックの2色が追加されました。
販売価格は改良前と同じ2,013,000円~2,997,500円になっています。
カローラツーリング特別仕様車G-X PLUSと日本限定特別仕様車2000 Limited(2000リミテッド)が発売
上質感のある装備を追加したお得な特別仕様車G-X PLUS
日本限定500台の特別仕様車カローラツーリング2000リミテッド
カローラツーリングにメーターやステアリングホイールなどの各所にシルバー塗装を施した特別仕様車G-X PLUSがが2020年5月13日発売。従来のG-Xグレードに上質感をさらにプラスした特別仕様車で、インテリジェントクリアランスソナーやバックガイドモニターなど、安全装備も充実したモデルです。
G-X PLUSは2,049,300円から、HYBRID G-X PLUSの2WDは2,516,800、4WDは2,714,800円から購入できるお買い得な1台です。
カローラツーリング特別仕様車G-X PLUSの装備
- インテリジェントクリアランスソナー
- バックガイドモニター
- UVカット機能付プライバシーガラス
- シルバー塗装・サテンメッキインテリア
また日本限定500台の特別仕様車2000リミテッドも発売。最高出力170PSの2.0L直列4気筒ガソリンエンジンを採用、駆動方式は2WDのみで販売価格は2,620,200円です。
カローラツーリング特別仕様車2000 Limitedのボディカラー
- ブラックマイカ
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- レッドマイカメタリック
- ブルーメタリック
カローラツーリング特別仕様車2000 Limitedの装備
- 切削光輝17インチブラック塗装アルミホイール
- メタリック塗装ルーフレール
- 9インチディスプレイオーディオ
- 撥水加工上級ファブリックシート
- フロントシートヒーター
- ブラインドスポットモニター(BSM)
- レッド加飾インテリア
- カラーヘッドアップディスプレイ
- オプティトロン3眼メーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- 置くだけ充電
カローラツーリングの特別仕様車2000 Limitedは日本だけで限定500台発売する希少性の高いモデルになっています。2.0Lのガソリンエンジンは北米トヨタで設定されているパワートレインなので今回の特別仕様車を逃すと手に入れられない可能性もあります。
装備内容も豪華で非常にコストパフォーマンスに優れる1台になっています。
カローラツーリングに高性能グレード「GT-FOUR」が新設定か
トヨタ・カローラツーリングに、ハイパフォーマンスグレードとして「GT-FOUR」が新たに設定される可能性があります。GT-FOURはかつてセリカやカルディナに設定されていたグレード名であり、もし噂通りカローラツーリングに設定されるとすれば、かなり期待できる一台となるでしょう。
現時点でトヨタ・カローラツーリングGT-FOURに搭載すると予想されているパワートレインは、最高出力250ps、最大トルク319Nm の1.6L直列3気筒ターボチャージャーエンジン。エクステリア・インテリアについても、GR Sportのような過激でスポーティーなスタイルとなることが推測されます。
カローラツーリングのエクステリアはダイナミックなボディが目をひくデザイン
カローラツーリングのエクステリアは樹脂バックドアを採用し、立体感のあるシルエットを実現。重心が低くスポーティーなスタイルとなっています。
カローラツーリングのボディカラーは全部で8色です。スパークリングブラックパールクリスタルシャイン・ホワイトパールクリスタルシャイン・ブラックマイカ・スカーレットメタリック・シルバーメタリック・セレスタイトグレーメタリック・ダークブルーメタリック・スーパーホワイトがラインナップします。
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
ホワイトパールクリスタルシャイン
ブラックマイカ
スカーレットメタリック
シルバーメタリック
セレスタイトグレーメタリック
ダークブルーメタリック
スーパーホワイト
カローラツーリングのインテリアはホワイトやブラックのモノトーンカラーで洗練されている
質感の高さが魅力のカローラツーリングのインテリア
カローラツーリングのインテリアカラーは3タイプが展開。W×Bグレードには合成皮革+レザテックのホワイト(メーカーオプション)と、同じく合成皮革+レザテックのブラック、S、G-Xグレードにはファブリック素材のブラックが設定されています。
W×Bの場合、座り心地の良いスポーティーシートがフロントに標準装備となります。
実用性の高いカローラツーリングの荷室スペース
新型カローラツーリングには「リバーシブルデッキボード」を採用しています。これによりラゲッジフロアの高さが2段階で調整可能となっています。デッキボードの裏面はプラスチックなので水濡れや汚れの心配もありません。
新型カローラツーリングは安全装備を強化!Toyota Safety Senseは全車に標準装備
全車に最新のToyota Safety Senseを標準装備している新型カローラツーリング。プリクラッシュセーフティ・レーントレーシングアシスト・オートマチックハイビーム・ロードサインアシストといった先進安全システムが用意されています。
また、7つのSRSエアバッグを備え、全方位コンパティビリティボディ構造を採用することで、衝突安全性能を大きく引き上げました。
グレード | G-X | S | W×B> | |
---|---|---|---|---|
エンジン | 2ZR-FAE(1.8L) | 8NR-FTS(1.2Lターボ) | ||
トランスミッション | Super CVT-i [7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] |
6速マニュアル [i-MT] |
||
駆動 | 2WD(FF) | |||
価格(消費税10%込み) | 2,013,000円 | 2,216,500円 | 2,365,000円 | 2,458,500円 |
HYBRID G-X | HYBRID S | HYBRID W&B | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
エンジン | リダクション機構付のTHSII(2ZR-FXE 1.8L) | |||||
トランスミッション | ||||||
駆動 | 2WD(FF) | 4WD(E-Four) | 2WD(FF) | 4WD(E-Four) | 2WD(FF) | 4WD(E-Four) |
価格(消費税10%込み) | 2,480,500円 | 2,678,500円 | 2,651,000円 | 2,849,000円 | 2,799,500円 | 2,997,500円 |
カローラツーリングに搭載される多彩な先進・快適装備
カラーヘッドアップディスプレイ
トヨタ国内初のエアクリーンモニター
おくだけ充電
イルミネーテッドエントリーシステム
カローラツーリングは、日中でも見やすいヘッドアップディスプレイやトヨタ・セーフティ・センス国内初採用となるエアクリーンモニターのほか、ワイヤレス充電、イルミネーテッドエントリーシステムをグレード別設定で用意。利便性の高い先進装備が備えられています。
シートヒーターやステアリングヒーターもメーカーオプションで装備可能。冬場の運転も快適に楽しむことができます。
新型カローラツーリングはコネクティッドサービスが充実!スマホとの連携も可能
マップ・オーディオ・メッセージ・電話など多彩な機能が使えるディスプレイオーディオは全車に標準装備
新型カローラツーリングでは、スマートフォンと車両をつなぐことで地図やオーディオ、メッセージ、ハンズフリー通話などのさまざまなサービスが車載のディスプレイオーディオで使用可能となります。
さらにトヨタのコネクティッドサービス「T-Connect」ナビキット装着時のオプションサービスでは、「オペレーターサービス」や「オペレーターサービス Plus」を用意。専任オペレーターが情報検索や施設・航空券などの予約を行います(予約サービス代行はオペレーターサービス Plusのみ)。
カローラツーリングスポーツ発表!2019年9月にフィールダーの後継モデルとして日本市場に登場
カローラツーリングスポーツは、日本市場で販売されているコンパクトステーションワゴンのカローラフィールダーの後継モデルで、カローラスポーツと同様にグローバルサイズに合わせてモデルチェンジされると考えます。
ボディサイズは幅が1,790mmあるため3ナンバーサイズになることからボディサイズが拡大するだけではなく、室内空間や荷室が拡大し快適になっています。搭載するエンジンは日本仕様で1.2Lガソリンターボと1.8Lハイブリッドの2種類になると考えられますが、新しくハイブリッドモデルに2.0Lエンジンのパワートレインも用意されるでしょう。
カローラフィールダーはカローラツーリングスポーツとして生まれ変わるのか、ボディサイズやパワートレインなど、新しくなるカローラフィールダーの姿をチェックしていきましょう。
カローラツーリングスポーツのエクステリアはいままでのワゴンとはひと味違うカッコよさが魅力的
日本で発売しているカローラスポーツのワゴンタイプが「カローラツーリングスポーツ」
カローラツーリングスポーツは、2018年10月に日本で発売されたカローラスポーツをワゴンタイプにしたイメージで、フロントフェイスは特徴的なヘッドライトと大きな口を開けたグリルデザインが若々しいルックスです。
クーペのように後方に向かうにつれ傾斜が付くアグレッシブなスタイルが特徴
サイドビューはいままでのワゴン車とは違い、クーペのような流れるデザインを採用していて、リアガラスも斜めに傾斜しているデザインです。欧州仕様ではサンルーフが装備されていますが、日本仕様で搭載されるかどうかは曖昧です。
全長 | 4,433mm |
---|---|
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,460mm |
全幅 | 2,700mm |
カローラツーリングスポーツのボディサイズは全長4,433mm・全幅1,790mm・全高1,460mmの3ナンバーサイズで、ハッチバックのカローラスポーツに比べて58mm、ホイールベースも60mm長くなっています。ホイールベースが長くなることで直進安定性が増して、走行性能が高まります。
今までのカローラのイメージを一新するデザインで新規顧客も取り込めそうなデザイン
ワゴン車といえば、商用車の見た目を乗用寄りに変えて、インテリアの快適性を高めたデザインが多いですが、新型カローラツーリングスポーツはシューティングブレークのような流暢なデザインで、カローラスポーツ同様に、若い世代にも人気が高そうなスタイリングです。
履いている大きいホイールや薄いタイヤを見るとカローラスポーツと同様のタイヤサイズと予想し、日本仕様のカローラツーリングスポーツのタイヤサイズは225/40R18や205/55R16のタイヤや16インチ・18インチホイールを装備すると考えます。
カローラツーリングスポーツのインテリアは白や黒を基調としたモノトーンカラーで統一している
内装はブラックとホワイトのツートーンカラーで爽やかなイメージ
カローラツーリングスポーツのインテリアは、ホワイトとブラックのコンビシートやホワイト合皮のドアトリムやインパネトリム、シフトノブ周りにもホワイトレザーが使われているブラックとホワイトのツートンカラーで統一されています。
運転席側のAピラーにはSRSエアバッグのロゴが見えていて安全面もバッチリ対策されています。センターコンソールにはインフォメーションディスプレイの下にエアコン吹き出し口とハザードスイッチ、エアコンコントローラーが見えます。表示されている設定温度がそれぞれ違うため、デュアルタイプになっていると考えます。
カローラフィールダーよりも広い598リットルの荷室容量で車中泊しても余裕がある
荷室は後部座席を倒さない5人乗りの状態で、598リットルの容量があり2012年に発売されたフィールダーよりも191リットル容量が拡大しています。後ろ席を倒した状態では、1,000リットル以上の荷室容量を確保できるものと考えます。
インテリア側からもガラスルーフが大きく見えていますが、日本仕様ではラインナップしないものと考えます。後部座席と荷室の段差が少なく限りなくフラットに近い構造となっているため、車中泊もしやすくマットを敷くだけで寝袋でも快適に眠ることができると考えます。
高級感のあるブラックインテリアもラインナップすると考える
白と黒のインテリアのほかにも、ブラックインテリアがラインナップすると予想します。ホワイトだったシフトレバー周りや助手席側のインパネがブラックになっていて、シートにはレッドステッチがアクセントに使われているのが確認できます。
カローラツーリングスポーツのセンターメーターにはスポーティな3眼メーターを採用
メーターは3眼メーターになっていて、中央がインフォメーションディスプレイとスピードメーター、左がエンジン回転数を示すタコメーターに、右側が水温計とガソリン残量計になっています。ガソリンのマークを見ると矢印が左側になっているため給油口は左です。
メーターのランプにはプリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラートのランプが見えるため、カローラスポーツと同様にトヨタセーフティセンスが搭載されます。
カローラツーリングスポーツのパワートレインは1.2Lガソリンと1.8Lハイブリッドの2種類が搭載される
パワートレインには1.8L・2.0Lハイブリッドと1.2Lガソリンエンジンを搭載か
カローラツーリングスポーツに搭載するエンジンは、1.8Lハイブリッドと1.2Lガソリンを搭載、1.2Lターボではカローラスポーツに載せられているガソリンエンジンと、同様のスペックになると考えます。
型式 | 8NR-FTS |
---|---|
種類 | 直列4気筒 |
排気量 | 1,196cc |
最高出力 | 85kW(116PS)/5,200~5,600rpm |
最大トルク | 185Nm/1,500~4,000rpm |
1,200ccの排気量でもターボを搭載していて116PSの出力があるため、カローラフィールダーの1.5Lモデル並みのパワーがあります。また、1.5LのNAに比べて排気量が小さいため燃費を上げることができます。
また、ハイブリッドエンジンは2種類用意されると噂されていて、1.8Lハイブリッドのほかにも2.0Lハイブリッドがラインナップされることが期待できます。
1.8L | 2.0L | |
---|---|---|
種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
排気量 | 1,800cc | 2,000cc |
最高出力 | 122ps | 180ps |
最大トルク | 142Nm | 192Nm |
搭載するモーターなどは不明ですが、カローラスポーツと同等と考えると「1NM」を搭載すると予想します。1.8Lのエンジンはカローラスポーツのエンジンと比べて改良が入り出力が98PSから122PSへと向上しています。
2.0Lのエンジンはダイナミックフォースエンジンと呼ばれる新型エンジンで、日本では2.5Lのものが新型カムリに搭載されています。カローラツーリングスポーツでは、新型2.0LダイナミックフォースエンジンとTHS2を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載します。
カローラツーリングスポーツの発売日は2018年12月に欧州地域から先行販売される可能性がある
カローラツーリングスポーツは欧州市場から発売されると噂されていて、日時は2018年の12月です。日本市場では、2019年9月のカローラアクシオのフルモデルチェンジ時期に合わせて導入されると考えます。
価格帯は不明ですが、カローラスポーツの価格帯が210万円からですので、カローラツーリングスポーツは230万円以上の価格帯になると予想します。
カローラツーリングスポーツはカローラスポーツのワゴン版でカローラフィールダーの後継モデル
カローラツーリングスポーツはハッチバックのカローラスポーツのワゴンバージョンで、TNGAプラットフォームを採用したモデルです。パリモーターショー2018で発表されたカローラツーリングスポーツは、カローラスポーツよりも全長とホイールベースを伸ばして室内空間を広げています。
日本仕様では1.2Lターボエンジンと1.8Lハイブリッドエンジンを搭載すると考えますが、新開発の2.0Lダイナミックフォースエンジンも搭載すると発表されていて、日本では仕様追加のマイナーチェンジで、発売から1年後くらいでに追加されると考えます。
発売日は2018年12月に欧州から販売開始すると噂されていて、日本での導入は2019年9月にカローラフィールダーの後継モデルとして投入すると考えます。同時にセダンのカローラアクシオもモデルチェンジされ、ワゴン・セダン・ハッチバック全てカローラスポーツのフェイスデザインになると予想します。
価格帯も不明ですが、カローラスポーツの価格帯が210万円からのスタートとなっているため、カローラツーリングスポーツは230万円ほどからの価格帯となるのではないでしょうか。欧州で先行発売され、のちに日本導入されると噂されているカローラツーリングスポーツの登場を待ちましょう。