トヨタ新型車2017年~2030年カレンダー
トヨタから2017年~2030年に発売される新型車やマイナーチェンジ、フルモデルチェンジの車は大物揃いです。クラウンシリーズの大本命モデル クラウンエステートを始めランドクルーザー250(ランクル250)、などが発売。トヨタの本気が感じられる、2017年~2030年に販売する注目車をチェックしましょう!
4ランナー(ハイラックスサーフ) フルモデルチェンジ 2024年4月9日
日本でも発売されていたピックアップトラックのハイラックス。そのSUV版であるハイラックスサーフが近年のSUVブームに乗り日本で復活するのではないかと言われています。日本国内では2009年に販売終了となっていますが、北米では「4ランナー(4Runner)」という名前で販売が続いていて2024年4月9日に15年振りにモデルチェンジを実施。
ハイラックスサーフが日本で復活する可能性を示唆する背景にはSUV市場の世界的なブーム、トヨタの名車復活のユーザーの声、そして大人気のうちに生産終了したFJクルーザーがあります。
FJクルーザーの後継に関してはハイラックスサーフや2017年にコンセプトモデルが発表されたFT-4Xなど様々な憶測が飛び交います。
今後新たな新情報発表の可能性もあるので見逃せません。
ランドクルーザー250 フルモデルチェンジ 2024年4月18日
- トヨタ ランドクルーザー250のフロントビュー
- トヨタ ランドクルーザー250のリヤビュー
- トヨタ ランドクルーザー250の後席
ランドクルーザー250が2024年4月18日に発売。
パワートレインは2.7Lの直列4気筒ガソリンエンジンと2.8Lの直列4気筒ディーゼルターボエンジンの2本立てを用意、注目されたハイブリッドエンジンは海外向けで、日本市場では発売から遅れて導入するようです。
全グレードに最新のトヨタセーフティセンスを標準装備し、GXは2列5人乗り、そのほかのグレードは全て3列7人乗りモデルを設定します。
クラウンエステート 新型車 2024年
最期のクラウンシリーズとして登場するクラウンエステート
クラウンエステートが2024年にデビュー。
ボディサイズは全長4,930mm、全幅1,880mm、全高1,620mm、ホイールベース2,850mmの堂々としたプロポーション。後席がフルフラットになるなど使い勝手も良いクロスオーバーSUVです。ボディカラーはモノトーン5色、バイトーン5色を合わせた10色設定。
クラウンシリーズはこのエステートが最後ですが、噂ではクラウンクーペとクラウンコンバーチブル(天井が開くオープンカー)も控えているということで、今後のクラウンシリーズにも注目です。
全長 | 4,930mm |
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全幅 | 1,880mm |
全高 | 1,620mm |
ホイールベース | 2,850mm |
タイヤサイズ | 21インチ |
乗車定員 | 5名 |
スープラGRMN 新型 2025年
スープラGRMNを最後に2025年で生産終了の噂もあるスープラ
トヨタはかねてから噂のあった、スープラ最強モデル「GRMN」を設定することを明らかにしました。
ニュルブルクリンでもGRスープラの新グレードとみられる開発車両が目撃されていて、噂では最高出力550psのスーパースポーツ級の動力性能をもつとのことです。
また2025年にスープラが生産終了するという噂もあり、今回のスープラGRMNが最終モデルになるとも言われています。
数量限定生産のため競争率が高いことが予想され、希少性の高いモデルになることは間違いないと考えます。
トヨタ・ダイハツ・スズキ 商用軽BEV(e-ピクシスバン) 新型車 2025年
軽自動車の車作りに長けたダイハツ・スズキと、トヨタの電動化の技術をミックスした期待の新型BEV商用バン
トヨタが技術提供、ダイハツが主導でスズキと共同開発する商用の軽自動車BEVが2025年に発売。
プロトタイプの発表は2023年5月18日から21日のG7広島サミット。また車名についてはトヨタで発売するモデル名はe-ピクシスバンになるという噂です。
航続距離は商用で有用なラストワンマイルに合わせた約200kmと言われており、商用利用に重要な充電時間も効率化されているようです。販売台数の見込める商用バンカテゴリーのBEVで一気に国内普及を目指します。
ランドクルーザーFJ(ランクルミニ・ミニランクル) 新型車 2025年
コンパクトクルーザーEVはランドクルーザーFJのコンセプトモデルという噂がある
ランドクルーザーの最小モデルとしてランドクルーザーFJが2025年登場の噂。
モデル名ははっきりしませんがランドクルーザーFJ以外にもランドクルーザーミニ(ランクルミニ)やミニランクルなどと呼ばれるモデルです。
2021年12月にトヨタが発表したコンセプトモデルのコンパクトクルーザーEVがベースになるとも言われていおり、2023年ランドクルーザー250の発表の場にもランドクルーザーFJらしきシルエットが公開されています。
発売は2025年とも噂され、サイズ感はトヨタが発売するカローラクロスに近いようです。
ハイエース フルモデルチェンジ 2025年以降
ハイエースが2025年にフルモデルチェンジを実施するとの噂があります。日本だけではなく、海外での人気も凄まじい200系ハイエースが300系新型ハイエースとなることで「キャブオーバー」から「セミボンネット」仕様へ、エンジンの場所が変更になるとも言われています。
新型ハイエース最大の進化と言える「セミボンネット化」とは、エンジンをセミボンネットへ格納することを指します。
200系の現行ハイエースは、キャブオーバー(運転席の下にエンジンがある)で広い荷室の確保に貢献してきましたが、安全性に疑問がありました。セミボンネット化することで居住性が従来よりも狭くなる替わりに安全性を向上させたことになります。
セミボンネットは運転者や歩行者の安全性を向上させるだけではなく、室内の静粛性も上昇させるため、300系の新型ハイエースは現行ハイエースよりも、快適なドライビングが実現します。
ルーミー フルモデルチェンジ 2027年
OEM元のトールが2027年モデルチェンジ予想でルーミーも同時にモデルチェンジする可能性が高い
ルーミーが2027年にフルモデルチェンジか。ルーミーはダイハツのトールをOEM元とするコンパクトカーで、トールのフルモデルチェンジに合わせルーミーも新型になるようです。
プラットフォームをダイハツ製の次世代DNGAに変更し乗り心地などを強化、パワートレインをシリーズハイブリッドのeスマートハイブリッドにすることで、スムーズでパワフルな走行性能を手に入れます。
パノラミックビューモニターや後続車検知のブラインドスポットモニターも設定するという噂もあります。
新型BEV(電気自動車)bZシリーズ 2030年以降
トヨタは2030年以降に新型EVを30車種に増やしてグローバル販売数350万台を目標にする
トヨタが新型BEV(電気自動車)16車種を2021年12月14日に発表。2030年以降にトヨタとレクサスを含め30車種まで追加して、これまでのグローバル販売台数を200万台から350万台に拡大します。
トヨタの電気自動車技術は未熟、という意見もありましたが、今回の突然の発表でトヨタのEV戦略の本気を見せつけたのではないでしょうか。
発表したBEVはコンパクトカーやSUV、スポーツモデルや商用モデルも含まれ、豊田社長の「ここは未来のショールームです。」という言葉通り、わくわくするラインナップになっています。
トヨタが2021年12月に発表した新型EV一覧
- Lexus RZ
- Lexus Electrified Sport
- Lexus Electrified Sedan
- Lexus Electrified SUV
- bZ Small Crossover
- bZ Compact SUV
- bZ SDN
- bZ Large SUV
- Mid Box
- Micro Box
- SPORTS EV
- Crossover EV
- Compact Cruiser EV(ランクルミニ)
- Pickup EV
- Small SUEV
- bz4X(2022年発売)
- Lexus RZ
- Lexus Electrified Sport
- Lexus Electrified Sedan
- Lexus Electrified SUV
- bZ Small Crossover
- bZ Compact SUV
- bZ SDN
- bZ Large SUV
- Mid Box
- Micro Box
- SPORTS EV
- Crossover EV
- Compact Cruiser EV(名称はランドクルーザーミニ、またはランドクルーザーFJになる噂も)
- Pickup EV
- Small SUEV
- bz4X(2022年発売)
プリウス/プリウスPHV フルモデルチェンジ 2023年1月10日
5代目プリウスはプリウスPHVと一本化
プリウスが2023年1月にフルモデルチェンジ。
トヨタの最先端技術を投入するフラッグシップとも言えるモデルだけに、当初はパワートレインに水素エンジンやBEV(100%モーターで走る電気自動車)を採用するのではないかと言われていましたが、1.8Lと2.0Lエンジン+モーターの改良型ハイブリッドシステム(第五世代THS)を採用することに。
ボディサイズは全高を低くしたクーペスタイルで、4代目までのずんぐりしたフォルムから、トヨタの新デザインアイコンのハンマーヘッドを採用した、スタイリッシュなスポーツハッチバックに生まれ変わりました。
またプリウスPHVが、プリウスのグレードの1つに集約されるのもトピックです。
アルファード・ヴェルファイア フルモデルチェンジ 2023年6月21日
40系の新型アルファード・ヴェルファイアはそれぞれのコンセプトを明確に差別化
アルファードのモデルチェンジを2023年6月21日に発表、同日発売開始。
トヨタのフラッグシップミニバンに相応しい進化を遂げています。前後伸縮式オットマンや最大級の14インチフル液晶センターディスプレイの採用などインテリアの質感も国内トップクラスです。
40系はパワートレインやターゲットユーザーを差別化、アルファードはエレガント路線を追求したショーファードリブンに、ヴェルファイアはミニバン初の2.4Lターボエンジンを採用するなど、運転して楽しいフラッグシップミニバンに舵を切りました。
C-HR フルモデルチェンジ 2023年6月26日(国内販売は終了して海外専売モデルへ)
2代目C-HRはbZ Compact SUVを踏襲した挑戦的なエクステリアになるも日本国内販売は終了へ
C-HRのフルモデルチェンジは2023年6月。
コンセプトモデルのbZ Compact SUVが次期C-HRのエクステリアに反映され未来感のあるハンマーヘッドデザインを取り入れました。初代同様にコンセプトモデルを忠実に再現した市販モデルで今までにない挑戦的なスタイリングになっています。
2代目C-HRはハイブリッド4WDを設定することでユーザーの選択肢を広げ、弱点であった居住性も改善。
トヨタSUV群の中でも走行性能に特化したモデルなのでパワートレイン高性能化にも期待できます。また2代目の新型C-HRは日本国内販売は終了し欧州市場を中心に販売する海外専売車になりました。
パッソ モデルチェンジせず2023年6月に生産終了
パッソは2023年にフルモデルチェンジが噂されたが2023年6月に生産終了して廃止に
トヨタ最小コンパクトカーのパッソが2023年6月に生産終了。
パッソは2023年にフルモデルチェンジの噂がありましたが、改良せずに役割をヤリスへバトンタッチ、OEM元になったブーンは引き続き販売を継続するようです。
センチュリー(SUV) 新型車 2023年9月6日
- 日本市場最高額の2,500万円のセンチュリー ヒンジドアをスライドドアにするなどオーダーメイドも可能
- センチュリー(SUVタイプ)のライバルはベンテイガやカリナンなど海外のプレミアムモデル
ザ ショーファーをコンセプトに登場したのが新型センチュリー。
SUVタイプでありながら車名にはSUVやクロスオーバーの文字が入っていないため、従来のセンチュリーが「センチュリー セダン」としています。
センチュリーSUVのボディサイズは全長5,205mm、全幅1,990mm、全高1,805mm、ホイールベース2,950mm、日本国内トップクラスの大型モデルに。ライバルはロールスロイスのカリナンや、ベントレーのベンテイガなどで、世界のプレミアブランドと競争することに。
販売価格も国内市場最も高額な2,500万円からと、まさに日本を代表するフラッグシップになりました。
クラウンスポーツ 新型車 2023年10月6日
世界を見据えたクーペSUVとして登場するクラウンスポーツ 車名をクラウンアスリートに変更する可能性もあるとのこと
クラウンシリーズ第二弾として登場するのがクラウンスポーツ。
クーペSUVが世界的に流行していますが、日本ブランドのクーペSUVは希少で、クラウンスポーツはメルセデスやBMW、アウディといったプレミアムブランドと競争できるポテンシャルを持つ期待のモデルです。
ボディカラーはモノトーン6色のほかバイトーンを5色設定。パワートレインはエンジン+モーターのハイブリッドと、PHEV(プラグインハイブリッド)をラインナップ。発売時期はHEVが2023年11月で、PHEVは2023年12月19日発売。クラウンシリーズの若返りを象徴する注目車です。
全長 | 4,710mm |
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全幅 | 1,880mm |
全高 | 1,560mm |
ホイールベース | 2,770mm |
タイヤサイズ | 21インチ |
乗車定員 | 5名 |
クラウンセダン 新型車 2023年11月13日
クラウンシリーズ第三弾として登場するのが正統派クラウンのセダン
クラウンセダンはクラウン伝統のFR駆動(フロントにエンジンを搭載してリヤで駆動する)を採用。
そのためクラウンクロスオーバーやクラウンスポーツと同じGA-Kプラットフォームを改良した独自プラットフォームを採用します。パワートレインはハイブリッドとクラウンシリーズ唯一のFCEV(水素自動車)の2本立に。ボディカラーはモノトーンの6色設定で、クロスオーバーやスポーツに設定するバイトーンはありません。
クラウンクロスオーバーの発表から、クラウンセダンの登場を心待ちにしていたユーザーに嬉しい、クラウンの正統進化をみられるモデルになりました。
全長は5,030mm威風堂々とした雰囲気があり、海外でも人気モデルになるかもしれません。
全長 | 5,030mm |
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全幅 | 1,890mm |
全高 | 1,470mm |
ホイールベース | 3,000mm |
タイヤサイズ | 19インチ/20インチ |
乗車定員 | 5名 |
ランドクルーザー70 再再販 2023年11月29日
- トヨタ ランドクルーザー70のヘッドライト
- トヨタ ランドクルーザー70のラゲッジルーム
- トヨタ ランドクルーザー70のサイドビュー
ランクル70(ナナマル)が2015年の終売から、待望の再再販を2023年8月2日に発表、2023年11月29日から販売します。
今回はスズキのハスラーのような丸目ヘッドライトにTOYOTAエンブレム、パワートレインにランクルプラドに採用する2.8L直列4気筒1GDクリーンディーゼルエンジンを搭載したオートマチック(6速AT)仕様で、2014年のガソリンエンジンモデルよりもランクル70らしい、低速から力強いトルクフルな走りが楽しめるモデルになります。
トランスミッションをATにすることで、最新の予防安全装備トヨタセーフティセンスを設定できるため、経済性と安全性を両立したヘビーディーティーに進化。2014年の再販では7,000台の生産枠があっという間に埋まりわずか1年で終売しましたが、2023年に発表するランクル70は限定生産ではなくカタログモデルとして復活します。