トヨタ新型車2017~2030

トヨタの新型車カレンダー・モデルチェンジ情報2017~2030

クラウンエステートやRAV4、ランクルFJ、ハイラックスといった注目モデルはいつ・いくらで登場したのか。トヨタの新型車とフルモデルチェンジの歴史をカレンダー形式で整理し、各車の進化や向き不向きまでわかりやすく紹介します。

トヨタの新型車カレンダー・モデルチェンジ情報2017~2030

トヨタ新型車2017年~2030年カレンダー

トヨタ新型車

トヨタから2017年~2030年に発売される新型車やマイナーチェンジ、フルモデルチェンジの車は大物揃いです。クラウンシリーズの末弟クラウンエステートをはじめ、フルモデルチェンジした6代目RAV4、シリーズ最小モデルのランドクルーザーFJ、フルモデルチェンジしたハイラックスなどが続々と登場しています。トヨタの本気が感じられる、2017年~2030年に販売する注目車をチェックしましょう。発売済みのモデルは「いつ・いくらで・どんな進化を遂げたのか」を、これから登場するモデルは「現時点で分かっていること」を整理してお届けします。

クラウンエステート 新型車 2025年3月13日

横から見たクラウンエステートのエクステリアクラウンシリーズ第4弾として登場したクラウンエステート

クラウンエステートが2025年3月13日にデビューしました。ボディサイズは全長4,930mm、全幅1,880mm、全高1,620mm、ホイールベース2,850mmの堂々としたプロポーションです。後席を倒すと約2mのフルフラット空間が生まれ、車中泊やレジャーにも対応するクロスオーバーSUVに仕上がっています。ボディカラーはモノトーン5色、バイトーン5色を合わせた10色設定です。間近で見ると、ワゴンの低さとSUVの力強さを両立させた面構成が印象的で、ルーフからリヤにかけて緩やかに絞り込んだシルエットが実寸以上にスマートな雰囲気を与えています。

パワートレインはハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2本立てで、価格はHEVの「ESTATE Z」が635万円、PHEVの「ESTATE RS」が810万円です。月販基準台数はHEVが1,000台、PHEVが500台と少なく、発売直後は受注停止や抽選販売に至った販売店もありました。これからクラウンエステートを狙うなら、納期と受注枠の動きを早めに確認しておくと安心です。

クラウンエステートは16代目クラウンの「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」に続く4番目のボディタイプで、これで現行クラウンシリーズの4モデルが出そろいました。さらにクラウンクーペ(2ドア)やクラウンコンバーチブル(屋根が開くオープンカー)の追加も2027年頃に噂されており、グローバル展開を進めるクラウンの今後にも注目が集まります。

RAV4 フルモデルチェンジ 2025年12月17日

2025年モデルチェンジRAV4のエクステリア6代目RAV4のエクステリア

6代目RAV4が2025年5月21日に世界初公開され、日本国内では2025年12月17日にハイブリッド(HEV)モデルから発売されました。エクステリアはCORE、ADVENTURE、GR SPORTの3スタイルを設定し、純ガソリンエンジンを廃止してハイブリッドとプラグインハイブリッドの2本立てになっています。なお日本仕様では発表時のグレード名「CORE」が「Z」へ改称され、ZとAdventureのHEVが先行発売、ZとGR SPORTのPHEVは2026年に発売される流れです。

注目のPHEVは第6世代に進化し、EV航続距離を従来の95kmから150km(WLTCモード)へ大きく延伸しました。150kmという数字は、片道20km程度の通勤往復ならエンジンをほとんど始動させずに走り切れる水準で、平日はほぼEV、週末のロングドライブはハイブリッドという使い分けが現実的になります。アーバンユースからレジャーまで一台でこなせる懐の深さがPHEVの魅力です。

新型はソフトウェア開発基盤「Arene(アリーン)」をトヨタ車で初採用し、トヨタセーフティセンスなど安全装備を発売後も無線で更新できる仕組みを取り入れました。一方で価格はエントリーで450万円前後と先代より大幅に上昇しており、SNSでは「高くなった」という声も聞かれます。最近のトヨタの傾向を踏まえると、装備を整理した買い得グレードが後から追加される可能性もあり、価格を重視するなら登場グレードの動向を見極めてから判断するのも一つの手です。サイズも全幅1,855mmと拡大しているため、駐車場や生活道路での取り回しは事前に確認しておきたいポイントです。

ランドクルーザーFJ(ランクルFJ) 新型車 2026年5月14日

  • ランドクルーザーFJのフロント2026年5月14日に発売されたランドクルーザーFJ
  • ランドクルーザーFJのヘッドライトランドクルーザーFJ
  • ランドクルーザーFJのリヤランドクルーザーFJ
  • ランドクルーザーFJのタイヤランドクルーザーFJのタイヤ
  • 丸目のランドクルーザーFJランドクルーザーFJ
  • 丸目のランドクルーザーFJランドクルーザーFJ

ランドクルーザーシリーズの最小モデルとしてランドクルーザーFJが2026年5月14日に発売されました。2025年10月にジャパンモビリティショー2025で世界初公開されてから約7か月という、ランクルシリーズとしては異例のスピードでの市場投入です。グレードは2.7Lガソリン+6速AT(Super ECT)、パートタイム4WDの「VX」1グレードで、価格は450万100円。ランクルファミリーの中で最も手の届きやすい価格設定となりました。生産はタイのトヨタ・モーター・タイランド バンポー工場が担い、月販基準台数は1,300台です。

ボディサイズは全長4,575mm、全幅1,855mm、全高1,960mm、ホイールベース2,580mmで、トヨタのラインナップではRAV4とカローラクロスの中間にあたるサイズ感です。全高はランクルシリーズで最も高く、ランドクルーザー250や300を超える開放感が得られます。パワートレインは2TR-FE型の2.7L直列4気筒ガソリンエンジンで、最高出力163PS・最大トルク246Nmを発生します。

トヨタのモデルチェンジ車

ランドクルーザー70を彷彿とさせる丸目ヘッドライトとスクエアなシルエットが特徴で、海外専売車ハイラックスチャンプが採用するショートホイールベースのラダーフレームを用いることで、ランクルの名に相応しい走破性を継承しています。なお名称こそ往年の「FJクルーザー」を連想させますが、新型FJの「FJ」はFreedom&Joyに由来し、エンジン型式に由来した旧FJクルーザーとは別の成り立ちです。ジムニーでは物足りず、ランクル250では大きすぎ・高すぎと感じる層に刺さる一台で、競合はジープ・ラングラーやフォード・ブロンコ、ジムニーノマドあたりになります。人気が集中して受注が読みにくいモデルのため、購入を検討するなら早めの情報収集が鍵になります。

注意したいのは、FJが採用するパートタイム4WDの扱いです。乾いた舗装路で4WDのまま走ると、タイトコーナーで駆動系に無理がかかる「タイトコーナーブレーキング現象」が起きやすく、普段の街乗りは2WD、滑りやすい路面で4WDという使い分けが基本になります。フルタイム4WDのSUVから乗り換える場合は、この操作の違いを理解しておくと安心です。

ハイラックス フルモデルチェンジ 2026年5月28日

タイで発表された9代目ハイラックスのエクステリアハンマーヘッドデザインを採用した9代目ハイラックス

ハイラックスが9代目へフルモデルチェンジし、日本では2026年5月28日に発売されました。エクステリアはプリウスやRAV4にも採用するデザインアイコンのハンマーヘッドを採用し、フロントグリルは網目状のメッシュデザインで先進性のある表情に一新されています。間近で見ると、薄型ヘッドランプと立体的なホイールアーチの組み合わせが、従来の道具然としたイメージから乗用車的な洗練へと印象を変えていることが分かります。

世界戦略車のハイラックスは、グローバルでは2.8Lディーゼルに加えてピュアEV(BEV)やFCEVなど多彩なパワートレインを展開しますが、日本仕様は2.8Lディーゼルターボ(1GD-FTV型)を中心とした構成です。日本向けのグレードは上位の「Z」とオフロード装備を充実させた「Adventure」の2種類で、いずれも駆動方式は4WDのみとシンプルにまとめられています。12.3インチのデジタルメーターとディスプレイオーディオPLUS、電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールドの全車標準化、最新世代のToyota Safety Senseの採用など、装備面でも大きく進化しました。

価格は8代目の最終モデル(Zが407万2,000円、GR Sportが431万2,000円)と比べ、エントリーで約20万円、上位で約30万円程度の上昇です。荷台に資材を積む仕事用途から週末のアウトドアまで一台でこなせる本格ピックアップである一方、全長5,300mmを超える堂々としたボディは取り回しに余裕のある駐車環境が前提になります。日常の足としてだけ考えると持て余しやすいため、荷台を使う明確な目的がある人ほど満足度が高いモデルです。なお海外向けのサブネームは前モデルの「REVO」から「TRAVO」へ変更されています。

トヨタ・ダイハツ・スズキ 商用軽BEV(e-ピクシスバン) 新型車 2025年度

スズキ、ダイハツ、トヨタ共同開発の軽商用BEV軽自動車づくりに長けたダイハツ・スズキと、トヨタの電動化技術を融合した商用軽BEV

トヨタが電動化技術を提供し、ダイハツ主導でスズキと共同開発する商用の軽自動車BEVは、2025年度中の導入を目指すことが2025年1月に3社から改めて発表されました。当初は2023年度内の発売が計画されていましたが、ダイハツの認証不正問題などを経てスケジュールが見直された経緯があります。プロトタイプはG7広島サミット(2023年5月)で公開され、トヨタ版の車名はe-ピクシスバン、スズキ版はエブリイ、ダイハツ版はハイゼットカーゴのBEVとして展開される見込みです。

航続距離は配送業などのラストワンマイル輸送に合わせた約200kmとされ、効率的な物流に最適な仕様を追求しています。プラットフォームはDNGAを共有し、外観はガソリン車とほぼ共通で充電ポートの有無などが違いになります。販売台数の見込める商用バンカテゴリーから電動化を進めることで、国内でのBEV普及を後押しする狙いです。毎日決まったルートを走る配送用途では、走行距離が読めるぶん航続距離200kmでも実用性が高く、夜間に充電して日中に使い切るサイクルとの相性が良いのが商用BEVの強みです。

ハイエース フルモデルチェンジ 2027年以降

  • ハイエースコンセプトのエクステリア2025年発表のハイエースコンセプト
  • ハイエースコンセプト2025年発表のハイエースコンセプト
  • ハイエースコンセプトのインテリア2025年発表のハイエースコンセプト
  • ハイエースコンセプト2025年発表のハイエースコンセプト

ハイエースは2027年以降のフルモデルチェンジが見込まれています。2025年のジャパンモビリティショーでは次期ハイエースの方向性を示す「ハイエースコンセプト」が公開されました。日本だけでなく海外でも絶大な人気を誇る200系ハイエースが、300系へと移行するにあたり「キャブオーバー」から「セミボンネット」仕様へ、エンジンの搭載位置が変更されると見込まれています。

新型ハイエース最大の進化と言えるセミボンネット化とは、運転席前方にエンジンルームを設ける構造を指します。200系の現行ハイエースはキャブオーバー(運転席の下にエンジンを配置)で広い荷室を確保してきましたが、衝突時の安全性に課題がありました。セミボンネット化することで、前方に衝撃吸収スペースを確保し、安全性を高めています。間近で見ると、フロントウインドウ下部に室内幅いっぱいのワイドモニターを備えるなど、商用車の枠を超えた未来感のあるコクピットが目を引きます。

セミボンネット化は運転者や歩行者の安全性を高めるだけでなく、エンジンが運転席から離れることで室内の静粛性も向上します。300系の新型ハイエースは、現行ハイエースよりも快適なドライビングが期待できる一方、全長が伸びることで「荷室長3m」をどう確保するかが長尺物を運ぶユーザーにとっての注目点です。現行200系はフルモデルチェンジ後もしばらく併売される可能性が高く、急いで買い替える必要があるかどうかは用途次第と言えます。

ルーミー フルモデルチェンジ 2027年

エアロを装着したルーミーのエクステリアOEM元のトールのモデルチェンジに合わせてルーミーも刷新される見込み

ルーミーのフルモデルチェンジは2027年頃が有力です。ルーミーはダイハツのトールをOEM元とするコンパクトトールワゴンで、トールのフルモデルチェンジに合わせてルーミーも新型になる流れです。新型ではダイハツ初のハイブリッド「e-SMART HYBRID」を搭載するとの情報があり、発売は2027年6月頃と報じられています。

プラットフォームをダイハツの次世代DNGAに刷新して乗り心地を強化し、パワートレインをシリーズハイブリッドのeスマートハイブリッドにすることで、モーター駆動ならではのスムーズで力強い走りが手に入る見込みです。パノラミックビューモニターや後続車を検知するブラインドスポットモニターの設定も予想されています。街乗り中心のコンパクトカーにハイブリッドが加わることで、燃料代を抑えたいファミリー層やセカンドカー需要にも応えやすくなりそうです。

新型BEV(電気自動車)bZシリーズ 2030年以降

2021年12月に公開したトヨタの新型EV16車種トヨタは2030年以降に新型EVを30車種に増やしてグローバル販売350万台を目標にする

トヨタが新型BEV(電気自動車)16車種を2021年12月14日に発表しました。2030年以降にトヨタとレクサスを含め30車種まで増やし、グローバル販売台数を200万台から350万台へ拡大する計画です。

発表されたBEVはコンパクトカーやSUV、スポーツモデルや商用モデルまで幅広く、豊田章男社長(当時)の「ここは未来のショールームです」という言葉どおり、多彩なラインナップが並びました。このうちbZ4Xは2022年に発売され、後述のとおり改良も重ねられています。電動化の選択肢を一気に広げることで、用途やライフスタイルに合わせて選べる体制づくりを進めています。

トヨタが2021年12月に発表した新型EV一覧

  • Lexus RZ
  • Lexus Electrified Sport
  • Lexus Electrified Sedan
  • Lexus Electrified SUV
  • bZ Small Crossover
  • bZ Compact SUV
  • bZ SDN
  • bZ Large SUV
  • Mid Box
  • Micro Box
  • SPORTS EV
  • Crossover EV
  • Compact Cruiser EV(ランクルミニ)
  • Pickup EV
  • Small SUEV
  • bz4X(2022年発売)
  • 新型のエクステリアLexus RZ
  • 新型のエクステリアLexus Electrified Sport
  • 新型のエクステリアLexus Electrified Sedan
  • 新型のエクステリアLexus Electrified SUV
  • 新型のエクステリアbZ Small Crossover
  • 新型のエクステリアbZ Compact SUV
  • 新型のエクステリアbZ SDN
  • 新型のエクステリアbZ Large SUV
  • 新型のエクステリアMid Box
  • 新型のエクステリアMicro Box
  • 新型のエクステリアSPORTS EV
  • 新型のエクステリアCrossover EV
  • 新型のエクステリアCompact Cruiser EV(名称はランドクルーザーミニ、またはランドクルーザーFJになる噂も)
  • 新型のエクステリアPickup EV
  • 新型のエクステリアSmall SUEV
  • 新型のエクステリアbz4X(2022年発売)

4ランナー(ハイラックスサーフ) フルモデルチェンジ 2024年4月9日

北米でモデルチェンジした4ランナーのエクステリア

日本でも販売されていたピックアップトラックのハイラックス。そのSUV版であるハイラックスサーフが、近年のSUVブームに乗って日本で復活するのではないかと言われています。日本国内では2009年に販売を終了しましたが、北米では「4ランナー(4Runner)」の名前で販売が続き、2024年4月9日に15年ぶりのモデルチェンジを実施しました。

ハイラックスサーフの日本復活がささやかれる背景には、SUV市場の世界的なブーム、トヨタの名車復活を望むユーザーの声、そして大人気のうちに生産終了したFJクルーザーの存在があります。FJクルーザーの後継についてはハイラックスサーフや、2017年にコンセプトモデルが公開されたFT-4Xなどさまざまな憶測が飛び交ってきました。現時点で日本導入は正式発表されていませんが、ランドクルーザーFJが2026年に登場したことで、コンパクトな本格SUVを求める層の受け皿は広がりつつあります。新たな発表があれば見逃せないモデルです。

ランドクルーザー250 フルモデルチェンジ 2024年4月18日

  • ランクル250のフロントビュートヨタ ランドクルーザー250のフロントビュー
  • ランクル250のリヤビュートヨタ ランドクルーザー250のリヤビュー
  • ランクル250の後席トヨタ ランドクルーザー250の後席

ランドクルーザー250が2024年4月18日に発売されました。パワートレインは2.7Lの直列4気筒ガソリンエンジンと2.8Lの直列4気筒ディーゼルターボエンジンの2本立てで、注目されたハイブリッドは海外向けが先行し、日本市場へは遅れて導入される流れです。

全グレードに最新のトヨタセーフティセンスを標準装備し、GXは2列5人乗り、そのほかのグレードは3列7人乗りを設定します。ランクル250は、より本格志向の300と、原点回帰のFJ・70の間を埋める存在で、悪路走破性と日常使いやすさのバランスを求める層に選ばれています。同じランクルでも、街乗り中心ならFJ、家族での多人数移動も視野に入れるなら3列シートの250、というように用途で選び分けると失敗が少ないシリーズです。

プリウス/プリウスPHV フルモデルチェンジ 2023年1月10日

5代目プリウスのエクステリア5代目プリウスはプリウスPHVと一本化

プリウスが2023年1月にフルモデルチェンジしました。トヨタの最先端技術を投入するフラッグシップだけに、当初は水素エンジンやBEVの採用も噂されましたが、最終的には1.8Lと2.0Lエンジン+モーターの改良型ハイブリッドシステム(第5世代THS)を採用しています。

ボディは全高を抑えたクーペスタイルで、4代目までのずんぐりしたフォルムから、デザインアイコンのハンマーヘッドを取り入れたスタイリッシュなスポーツハッチバックへ生まれ変わりました。プラグインハイブリッドはプリウスのグレードの1つに集約されたのも大きなトピックです。歴代プリウスは「燃費の道具」というイメージが強い一方、5代目は走りとデザインで選ばれる傾向が強まり、購入層の幅が広がりました。後席頭上空間はスタイル優先で先代よりタイトになっているため、後席に大人が長時間乗る機会が多い場合は実車での確認がおすすめです。

アルファード・ヴェルファイア フルモデルチェンジ 2023年6月21日

4代目アルファード・ヴェルファイアのエクステリア40系のアルファード・ヴェルファイアはそれぞれのコンセプトを明確に差別化

アルファード・ヴェルファイアが2023年6月21日にフルモデルチェンジし、同日発売されました。トヨタのフラッグシップミニバンに相応しい進化を遂げ、前後伸縮式オットマンや14インチフル液晶センターディスプレイの採用など、インテリアの質感は国内トップクラスです。

40系はパワートレインやターゲットユーザーを差別化し、アルファードはエレガント路線を追求したショーファードリブンに、ヴェルファイアはミニバン初の2.4Lターボエンジンを採用して「運転して楽しいフラッグシップミニバン」に舵を切りました。なお40系ヴェルファイアは2026年6月3日に一部改良が実施されるなど、商品力の強化が続いています。リセールバリューの高さでも知られる車種で、装備やボディカラーの選び方が数年後の下取り額に影響しやすいのも、このクラスならではのポイントです。

C-HR フルモデルチェンジ 2023年6月26日(国内販売は終了して海外専売モデルへ)

初代C-HRのGRスポーツ2代目C-HRはbZ Compact SUVを踏襲した挑戦的なエクステリアだが日本国内販売は終了

C-HRは2023年6月にフルモデルチェンジしました。コンセプトモデルのbZ Compact SUVが次期C-HRのエクステリアに反映され、未来感のあるハンマーヘッドデザインを取り入れています。初代同様にコンセプトを忠実に再現した、挑戦的なスタイリングです。

2代目C-HRはハイブリッド4WDを設定して選択肢を広げ、初代の弱点だった居住性も改善しました。トヨタSUV群の中でも走行性能に振ったキャラクターが持ち味です。ただし2代目の新型C-HRは日本国内での販売を終了し、欧州市場を中心とする海外専売車となりました。日本でC-HRを検討する場合は、中古車の初代モデルが選択肢の中心になります。

パッソ モデルチェンジせず2023年6月に生産終了

海岸線を走るトヨタのパッソパッソはフルモデルチェンジが噂されたが2023年6月に生産終了して廃止に

トヨタ最小のコンパクトカーだったパッソが2023年6月に生産終了しました。フルモデルチェンジの噂もありましたが、改良されることなく役割をヤリスへ引き継ぎ、OEM元となったダイハツ・ブーンは販売を継続しています。中古車市場では維持費の安い軽量コンパクトとして一定の需要が残っており、低予算で扱いやすい一台を探す層に選ばれています。

センチュリー(SUV) 新型車 2023年9月6日

  • センチュリー(SUVタイプ)のエクステリアヒンジドアをスライドドアにするなどオーダーメイドも可能なセンチュリー
  • センチュリー(SUVタイプ)のリヤビューセンチュリー(SUVタイプ)のライバルはベンテイガやカリナンなど海外のプレミアムモデル

「ザ ショーファー」をコンセプトに登場したのが新型センチュリーです。SUVタイプでありながら車名にSUVやクロスオーバーの文字を入れていないため、従来のセダン型は「センチュリー セダン」と呼び分けられています。

センチュリー(SUVタイプ)のボディサイズは全長5,205mm、全幅1,990mm、全高1,805mm、ホイールベース2,950mmと、国内トップクラスの大型モデルです。ライバルはロールスロイス・カリナンやベントレー・ベンテイガで、世界のプレミアムブランドと肩を並べる存在を狙っています。後席に座る人の快適性を最優先した設計で、自ら運転する車というより「乗せられる車」として価値が際立つ一台です。

クラウンスポーツ 新型車 2023年10月6日

横から見たクラウンスポーツのエクステリア世界を見据えたクーペSUVとして登場したクラウンスポーツ

クラウンシリーズ第2弾として登場したのがクラウンスポーツです。クーペSUVは世界的に流行していますが、日本ブランドのクーペSUVは希少で、クラウンスポーツはメルセデスやBMW、アウディといったプレミアムブランドと競えるポテンシャルを持つモデルです。

ボディカラーはモノトーン6色のほかバイトーンを5色設定。パワートレインはエンジン+モーターのハイブリッドと、PHEV(プラグインハイブリッド)をラインナップします。発売時期はHEVが2023年11月、PHEVが2023年12月19日でした。リヤを絞り込んだクーペライクなシルエットが特徴で、ボディサイズはクラウンシリーズで最もコンパクト。エントリーのハイブリッドでも自然で力強い加速が得られ、納期や価格のバランスから「いま狙えるフラッグシップ」として支持されています。

クラウンスポーツのスペック
全長 4,710mm
全幅 1,880mm
全高 1,560mm
ホイールベース 2,770mm
タイヤサイズ 21インチ
乗車定員 5名

クラウンセダン 新型車 2023年11月13日

斜め横から見たクラウンセダンのエクステリアクラウンシリーズ第3弾として登場した正統派クラウンのセダン

クラウンセダンはクラウン伝統のFR駆動(フロントにエンジンを搭載してリヤで駆動する方式)を採用します。そのためクラウンクロスオーバーやスポーツと同じGA-Kプラットフォームを改良した独自プラットフォームを用います。パワートレインはハイブリッドと、クラウンシリーズ唯一のFCEV(燃料電池車)の2本立てです。ボディカラーはモノトーン6色で、クロスオーバーやスポーツのようなバイトーンはありません。

全長5,030mmの堂々とした佇まいは、クラウンの正統進化を待ち望んでいたユーザーに応える仕上がりです。FCEVモデルは官公庁やタクシー用途でも採用例があり、水素インフラの整った地域では実用的な選択肢になります。一方で、自ら運転する後席重視のショーファーカーとしての性格が強く、ファミリーカーとは異なる価値観で選ばれる一台です。

クラウンセダンのスペック
全長 5,030mm
全幅 1,890mm
全高 1,470mm
ホイールベース 3,000mm
タイヤサイズ 19インチ/20インチ
乗車定員 5名

ランドクルーザー70 再再販 2023年11月29日

  • ランクル70のヘッドライトトヨタ ランドクルーザー70のヘッドライト
  • ランクル70のラゲッジルームトヨタ ランドクルーザー70のラゲッジルーム
  • 横から見たランクル70トヨタ ランドクルーザー70のサイドビュー

ランクル70(ナナマル)が2015年の終売から待望の再再販を果たし、2023年8月2日に発表、2023年11月29日から販売されました。今回は丸目ヘッドライトにTOYOTAエンブレムを組み合わせ、パワートレインにランクルプラドにも採用される2.8L直列4気筒1GDクリーンディーゼルエンジンを搭載した6速AT仕様です。2014年のガソリンエンジンモデルよりも、低速から力強いトルクフルな走りが楽しめます。

トランスミッションをATとすることで予防安全装備トヨタセーフティセンスを設定でき、経済性と安全性を両立したヘビーデューティーに進化しました。2014年の再販では7,000台の生産枠が短期間で埋まり1年で終売しましたが、2023年の再再販は限定生産ではなくカタログモデルとして復活しています。武骨な乗り味と高い悪路性能は唯一無二で、趣味性を理解したうえで選ぶと満足度の高い一台です。一方、乗用車的な快適性や静粛性を期待すると印象が変わるため、用途と割り切りが購入の分かれ目になります。