ロードスターのモデルチェンジ

マツダ・ロードスター(MX-5)が2026年以降フルモデルチェンジ SKYACTIV-X搭載のエコスポーツカーに

マツダ・ロードスター(MX-5)のフルモデルチェンジ最新情報。5代目NE系ロードスターは低燃費を実現する新型エンジン「SKYACTIV-X」を搭載し、厳格化される環境基準をクリアするエコなスポーツカーへと進化?採用するエクステリアや販売価格等の予想。

マツダ・ロードスター(MX-5)が2026年以降フルモデルチェンジ SKYACTIV-X搭載のエコスポーツカーに

マツダ「ロードスター(MX-5)」が2026年にフルモデルチェンジか 次世代エンジン等を装備してエコなスポーツカーへと進化

日本を代表するオープンカーであるマツダ「ロードスター」が2026年にフルモデルチェンジを実施する噂があります。

次期フルモデルチェンジで誕生する5代目ロードスターは、マツダの次世代車両構造技術である「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」や、次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を導入して、2021年にEUで施行される見込みの厳格な環境基準をクリアするエコなスポーツカーとなる予定です。

ロードスター特別仕様車「シルバートップ」ロードスター特別仕様車「シルバートップ」

プラグインハイブリッド車のラインナップも噂される新型ロードスターのエクステリアや販売価格等についても予想を交えて紹介します。

新型ロードスター(MX-5)はプラグインハイブリッド車もラインナップするかもしれない

ロードスターの次期フルモデルチェンジが行われて5代目が誕生する予定の2026年は、定められた排ガス基準をクリア出来なければ巨額の罰金が科されるEUの規制が強化されている頃です。

各国で規制が強まる環境基準をクリアするEV化は、自動運転とともに今後の自動車業界にとっての大きなターニングポイントとなります。

拡大するEV市場での成功は自動車業界で生き残っていくための必要条件となってきます。マツダは、電動化時代に向けてトヨタと資本提携を結びEVの共同開発を行っています。5代目ロードスターは、プリウスと同様に自社開発したストロングハイブリッドシステムやプラグインハイブリットもラインナップして厳格化していく環境基準をクリアすると期待します。

MX-5の限定モデル「Eunos Edition」がフランスで発売!価格は34,600ユーロ

横から見たMX-5 Eunos EditionMX-5 Eunos Editionのエクステリア

仏マツダがMX-5の限定車「Eunos Edition(ユーノス・エディション)」を発表しました。ディーラーには2020年4月にデリバリーされ、価格は34,600ユーロに設定されています。

MX-5 Eunos Editionの内装MX-5 Eunos Editionのインテリア

MX-5 Eunos Editionはかつて日本で販売されていたユーノス・ロードスター(初代)の限定車「Sリミテッド」にインスパイアされた一台。Sリミテッドと同様、ジェットブラックマイカの車体色にレッドナッパレザーのインテリアを組み合わせています。
特別装備として、レイズ製16インチ鍛造アルミホイールやシリアルナンバー付きバッジ・キーホルダーが用意されます。

米国市場でマツダ・ロードスターの2020年モデルが発表!

街を走る新型MX-5マツダ新型MX-5ミアータのエクステリア

北米仕様の2020年型マツダ・MX-5ミアータ(日本名:ロードスター)が発表されました。
新型MX-5ミアータは2月にはアメリカのディーラーにデリバリーされる見込み。ソフトトップと格納式ルーフ「RF」がラインナップされ、ソフトトップの価格は26,580ドルから、RFは33,045ドルからとなっています。ボディカラーは新色「ポリメタルグレー」が用意されました。

新型MX-5の内装マツダ新型MX-5ミアータのインテリア

2020年モデルのMX-5ミアータのパワートレインは、最大出力181hp/7000rpm、最大トルク20.9kgm/4000rpmのSKYACTIV-Gの 2.0L直列4気筒ガソリンエンジンに、6速MTまたは6速ATを組み合わせます。

エントリーグレードの「Sport」にもi-ACTIVSENSEを装備。i-ACTIVSENSEでは車線逸脱警告システムつきブラインドモニターやスマートシティブレーキサポート、リアトラフィックアラート等が搭載されています。
キャビンには6スピーカーオーディオシステムやBluetoothハンズフリー通話&オーディオ、「マツダコネクト」インフォテインメントシステムなどを備え、装備を充実させています。

中級グレード「Club」は、2020年モデルの新機能としてApple Car PlayやAndroid Autoに対応。Sportと同様i-ACTIVSENSEを備えるほか、BOSE製9スピーカーオーディオシステムや助手席ヘッドレストスピーカー、LEDデイタイムランニングライトにSiriusXMラジオといった装備が加わっています。6速MT車を選択した場合、スポーツチューニングサスペンションやフロントショックタワーブレース、LSD、ビルシュタイン製ダンパーが標準装備され、「ブレンボ/BBSレカロパッケージ」の装着も可能です。

最上級グレードの「Grand Touring」は、新開発となるレッドナッパレザーインテリアとグレークロスのソフトトップをセレクト可能です。ステンレス製ドアシルを装着するほか、衛星ラジオ「SiriusXM」の3年間のサブスクリプションも付帯。シルバーステッチ入りのレザートリムシートやインテリアアクセントを採用し、上質な車内を演出します。

東京モーターショー2019に市販予定の特別仕様車「シルバートップ」がお目見え

マツダは東京モーターショー2019に市販予定のロードスターの特別仕様車「シルバートップ」を出展しました。

ボディカラーに新色のポリメタルグレーを追加、新色のグレーがソフトトップに採用されています。発売時期は未定ですが、東京モーターショー2019のマツダブースでは特別仕様車「シルバートップ」の周囲はとても賑わいを見せていました。

東京モーターショー2019に展示されたロードスター特別仕様車「シルバートップ」画像7枚

ロードスター特別仕様車「シルバートップ」

ロードスター特別仕様車「シルバートップ」のフロントマスク

ロードスター特別仕様車「シルバートップ」のエクステリア

ロードスター特別仕様車「シルバートップ」のサイドビュー

ロードスター特別仕様車「シルバートップ」のリア

真後ろから見たロードスター特別仕様車「シルバートップ」

ロードスター特別仕様車「シルバートップ」のインテリア

ロードスターは厳格な環境基準をクリアするエコなスポーツカーである事をアピールするために2026年にフルモデルチェンジを実施すると予想

4代目の現行型ロードスターのエクステリアSKYACTIV-Xを搭載してフルモデルチェンジするロードスター 時期は過去のモデルライフより短めの2026年になると予想

ロードスターは、2021年に厳格化されるEUの環境基準をクリアする高性能でエコなスポーツカーである事をアピールするために、同年にフルモデルチェンジを実施する見込みです。

1989年9月に誕生した走る芸術品とも言われ世界的評価の高いロードスターは、過去3回のフルモデルチェンジを行いました。初代NA系から2代目NB系に移行するまでのタイミングは約9年、2代目から3代目に移行するまでは約7年、3代目から4代目に移行するまでのライフ期間は約10年です。

マツダ ロードスターロードスターがどう変わっていくのか注目が集まる

2026年にフルモデルチェンジが行われるとすれば、4代目から5代目に移行するまでの期間が約11年となります。

ロードスターのモデルチェンジ年表
1989年9月 初代NA系ロードスター誕生
1998年1月 フルモデルチェンジを行って2代目NB系ロードスター誕生
2005年8月 フルモデルチェンジを行って3代目NC系ロードスター誕生
2015年5月 フルモデルチェンジを行って4代目ND系ロードスター誕生
2026年 フルモデルチェンジを行って5代目NE系ロードスター誕生?

2026年頃モデルチェンジ予想の5代目ロードスター(MX-5)はマツダの次世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用して人馬一体の走りを高いレベルで実現させる見込み

2026年頃に次期フルモデルチェンジが行われて誕生するかもしれない5代目ロードスター(MX5)は、マツダの新プラットフォーム「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用する可能性が高いです。

「スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー」は、環状構造の配置バランスを最適化させて搭載する動作系統による出力をスムーズに伝達する能力や、各ユニットの連携を強化してバネに伝わる力をコントロールできるシャシー等を特徴とするマツダの次世代技術です。

車の各機能を再考して全体的な深化を目指して開発が進められる「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を5代目ロードスターが採用すれば、思い通りに車をコントロールできる人馬一体の走りがより高いレベルで実現されます。

5代目ロードスター(MX-5)は深化した魂動デザインによってエクステリアを完成させると予想

次期フルモデルチェンジによって誕生する5代目ロードスター(MX5)は、2010年より導入されるマツダのデザイン哲学「魂動-SOUL of MOTION」をさらに深化させて、見る者の魂を衝動的に揺さぶるような美しいエクステリアを完成させると予想します。

マツダの「魂動デザイン」は、クルマに命が宿るかのような生命感を伴わせて、艶のある美しさが備わるエレガンスの追求を目指します。

5代目ロードスターは、深化した魂動デザインの一つの方向性を示している東京モーターショー2017に出展された「マツダ魁CONCEPT」が採用しているような、光のあたり具合によって印象や躍動感が変化するボディラインや塗装技術を採用するものと思われます。

5代目ロードスター(MX-5)はカーボンファイバー素材を利用してタイヤのインチダウンを行って車体の軽量化を図る見込み

5代目になる新型ロードスターは、スポーツカーにも求められる環境基準を満たすためにカーボンファイバー素材を利用して、タイヤのインチダウンを行って車体の軽量化を図ると噂されています。

カーボンファイバーを用いる事で、剛性や耐久性を維持したままで車体の軽量化を目指す見込みの5代目ロードスターは、現行モデルで車両重量が最も軽いグレード「S」の990kgをどれほど下回るのかに注目が集まります。

次期フルモデルチェンジで誕生する新型ロードスター(MX-5)はマツダの次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を搭載して現行モデルよりも低燃費を実現する可能性が高い

次期フルモデルチェンジで誕生する新型ロードスターは、マツダの技術力を結集して完成させるディーゼルエンジンとガソリンエンジンの特長を兼ね備える次世代エンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」を搭載して、現行モデルの17.4km/L(WLTCモード)よりも更なる低燃費を実現させる可能性が高いです。

マツダの新たなガソリンエンジンである「スカイアクティブX」は、独自の燃焼方式を採用する事で圧縮着火をコントロールして、ロードスターの現行モデルが搭載するガソリンエンジンであるSKYACTIV-Gと比較すれば最大で30%もトルク値をアップさせて、更なる低燃費も実現する見込みです。

5代目ロードスター(MX-5)は1.0L~1.2Lの3気筒ダウンサイジングエンジンを搭載するとの噂

世界的に排ガス規制が高まっている現状に対応するために、新型ロードスターはフルモデルチェンジのタイミングで1.5L 4気筒エンジンから1.2L 3気筒エンジンへとダウンサイジングするとの噂があります。

4代目ロードスターを誕生させた前回のフルモデルチェンジでは、2.0Lエンジンから1.5Lエンジンへとダウンサイングが行われました。今回のフルモデルチェンジでも同様にダウンサイジングを実施する可能性はあります。その際には、ユーザーの期待に応えるために出力はキープしたままで、各国の環境基準をクリアするものと思われます。

5代目ロードスターのエントリーグレードは300万円未満の販売価格になると予想

車体の軽量化を実現するために高級素材であるカーボンファイバーを使用し、次世代エンジン「SKYACTIV-X」を搭載する見込みの新型ロードスターの販売価格は、現行モデルよりも上昇するはずです。

販売価格はアップするにしても、欧州の自動車メーカーが販売するラグジュアリーなオープンカーと比較した際にインパクトの大きい300万円未満の価格は、新型モデルのエントリーグレードにおいても維持すると予想します。

ロードスター現行モデルのグレード別の値段一覧
グレード トランスミッション 値段
S 6MT 2,554,200円~
S Special Package 6 MT 2,759,400円~
6EC-AT 2,872,800円~
S Leather Package 6MT 3,094,200円~
6EC-AT 3,207,600円~
RS 6MT 3,256,200円~

ロードスターは次期モデルチェンジによって人馬一体の走りを実現するエコなスポーツカーへと変化

ロードスター

デザインや走り、マツダの技術力の全てを積極的に導入するロードスターは深化を続ける車です。

2016年11月にはリトラクタブル式ハードトップを採用するロードスターRFが追加設定されました。そして2018年の商品改良では「i-ACTIVSENSE」を標準装備させて安全性能を強化しました。

次期モデルチェンジで誕生する5代目ロードスターは、2021年以降に厳格化される環境基準をクリアするために、マツダの次世代テクノロジーである「SKYACTIV-X」等を採用します。

それら技術によって人馬一体の走りを追求しながらもエコなスポーツカーへと深化する5代目ロードスターは、歴代モデルのように世界のライトウェイトスポーツカーから意識される車として君臨し続けます。