アルトのモデルチェンジ

アルトのフルモデルチェンジは2019年10月か 新型はSエネチャージで低燃費を実現

アルトのフルモデルチェンジに関する最新情報。2019年10月に発売が予定される新型モデルは、新たに導入される税制に対応するために「Sエネチャージ」を搭載する見込み。同車の販売価格や安全性能、エクステリアの特徴についても予想を交えて紹介します。

アルトのフルモデルチェンジは2019年10月か 新型はSエネチャージで低燃費を実現

アルトが2019年10月にフルモデルチェンジ?車に課される新たな税制である「環境性能割」に対応するためにSエネチャージを搭載して更なる低燃費を実現する見込み

スズキを代表する軽自動車であるアルトは、2016年12月に同社が販売する車として初めて国内累計販売台数500万台を超えました。軽自動車を数多くラインナップするスズキの中でも、低価格帯とフットワークの軽さを特徴とするアルトは特別な車です。

2015年12月に軽自動車ではトップクラスのスポーツ性能を誇る「アルトワークス」を復活させ、2018年12月に実施したマイナーチェンジでは、デュアルセンサーブレーキサポートを装備して安全性を向上させた、アルトの次期フルモデルチェンジのタイミングは2019年10月頃と予想されます。

新型アルトは、同時期に消費税が10%へと引き上げられて、自動車取得税が廃止されるのに伴って、導入される新税制「環境性能割」に対応するために、スズキのマイルドハイブリッドシステム「Sエネチャージ」を搭載する見込みです。

ここでは、次期フルモデルチェンジが行われて誕生する新型アルトの販売価格等についても予想を交えて紹介します。また、2020年と噂される「アルトワークス」のフルモデルチェンジに関する最新情報もお届けします。

次期フルモデルチェンジが行われて新型アルトが誕生するのは2019年10月となる見込み

スズキアルト現行モデル2019年10月にフルモデルチェンジ予定のスズキアルト 新型モデルはツートンルーフを採用したスタイリッシュなモデルになると予想

アルトは初代モデルであるSS30V型が1979年5月に誕生したスズキを代表する軽自動車です。約40年の車歴の中で、アルトは計7回のフルモデルチェンジを行ってきました。

アルトの現行モデルは2014年12月22日に発売をスタートした8代目です。過去に実施されたフルモデルチェンジの周期は5年~6年、及び誕生40周年にあたる記念すべき年と重なる事から、次期フルモデルチェンジのタイミングは2019年10月頃になると予想します。

2019年10月には、消費税が10%へと引き上げられて、自動車取得税が廃止されて、燃費に応じて税率の異なる「環境性能割」と呼ばれる新たな税制が創設される見込みです。

そのため、次期フルモデルチェンジで誕生する新型アルトは、Sエネチャージを搭載する車両をラインナップするなどして、燃費を更に改善して、新たな税制に対応するものと思われます。

次期フルモデルチェンジで誕生する新型アルトはツートンルーフを採用する可能性がある

2014年12月に実施された前回のフルモデルチェンジで誕生した8代目アルトでは、バックドアのカラーに特徴を持たせる「2トーンバックドア」をオプション設定可能とした事に話題が集まりました。

2018年12月13日に行われたマイナーチェンジでは、エクステリアに大きな変更点はありませんでした。次期フルモデルチェンジで誕生する新型アルトも同様に、エクステリアのデザインはキープコンセプトとしながらも、ツートンルーフを設定するなどの遊びを採り入れて、ユーザー心理を刺激する可能性もあると判断します。

2019年10月に誕生する見込みの新型アルトはスズキのマイルドハイブリッドシステム「Sエネチャージ」を搭載すると予想する

2019年10月にフルモデルチェンジが実施されて誕生する見込みの新型アルトは、ISG(モーター機能付発電機)や専用リチウムイオンバッテリーによって実現される、スズキのマイルドハイブリッドシステム「Sエネチャージ」を搭載する可能性が高いと判断します。

2018年12月13日に実施されたマイナーチェンジのタイミングで「Sエネチャージ」を搭載する噂がありましたが、導入は見送られました。

アルトの現行モデルは、減速時に発生するエネルギーを電気エネルギーへと変換して、電装パーツや、アイドリングストップから再始動時する際に電気を利用する「エネチャージ」を搭載します。

新型アルトへの搭載が見込まれる「Sエネチャージ」は、モーターによるアシスト走行も可能とする電気の力で低燃費を実現するマイルドハイブリッドシステムです。

「Sエネチャージ」を先に導入したワゴンRなどの車では、その効果によって3km/Lほどの燃費が改善されました。

新型アルトはSエネチャージを搭載する事で40km/Lを超える低燃費を実現する可能性が高い

2019年10月に誕生する予定の新型アルトは、モーターによるエンジンアシストを可能とするスズキのマイルドハイブリッドシステム「Sエネチャージ」を搭載する事で、40km/Lを超える低燃費を実現する可能性が高いと思われます。

アルトの現行モデルは、プラットフォーム「HEARTECT」を導入する事でボディの軽量化を達成し、減速時に発生するエネルギーを、アイドリングストップからの再始動時に用いるエネチャージを搭載して37.0km/Lの燃費を実現します。

新型アルトが、モーターによるエンジンアシストを可能とする「Sエネチャージ」を搭載すれば、先に導入した車種と同様に3km/Lほどの燃費の改善が見込まれるため、新型モデルでは40km/Lを超える低燃費を実現する可能性が高いと判断できます。

フルモデルチェンジで誕生する新型アルトが40km/Lを超える低燃費を実現すれば、ライバル車であるダイハツ・ミライースの35.2km/Lの数値を大きく上回る魅力的な環境性能が達成されます。

アルトとミライースの燃費比較
  新型アルト 現行型アルト ミライース
燃費(JC08モード) 40km/L(予測値) 37.0km/L 35.2km/L

次期フルモデルチェンジで誕生するアルトは新型プラットフォーム「HEARTECT」の改良型を導入する見込み

2019年10月にフルモデルチェンジが行われて誕生する見込みの9代目アルトは、スズキの新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の改良型を導入すると思われます。

アルトは既に、サスペンションパーツを骨格パーツの一部として利用するなどして、車の基本性能を強化して、車体の軽量化と高剛性化を両立させる「ハーテクト」を導入しています。

次期フルモデルチェンジで誕生する9代目アルトは、ハーテクトの改良型を導入して、前後のサスペンションストロークを拡大させる、ねじり剛性を強化するなどして、乗り心地をさらに良くするものと期待します。

新型アルトは搭載する「デュアルセンサーブレーキサポート」の作動速度域を拡げて安全性を強化する見込み

2018年12月13日にアルトのマイナーチェンジが実施されて、単眼カメラとレーザーレーダーをセンサーとすることで、前方の歩行者や車を認識して、衝突する可能性の高さによって、前方衝突警報あるいは自動ブレーキを発動する安全システム「デュアルセンサーブレーキサポート」が搭載されました。

マイナーチェンジによって誕生したアルトの現行モデルは、その他に後退時ブレーキサポートや車線逸脱警報などを追加設定して、予防安全技術である「スズキ セーフティ サポート」を充実させて、安全性能を向上させました。

2019年10月にフルモデルチェンジが実施されて、誕生する予定の新型アルトは、車両および歩行者に対して発動する「デュアルセンサーブレーキサポート」の作動速度域を拡大させる、新たな機能を追加して、安全性をさらに強化するものと期待します。

新型アルトの販売価格の上昇は5万円以内であり100万円以下で購入できる低価格モデルも引き続いてラインナップする見込み

スズキのマイルドハイブリッドシステム「Sエネチャージ」は、新型アルトの上位グレードのみに搭載される見込みです。Sエネチャージが搭載されるとしても、低価格を魅力とするアルトの商品力を維持するために、販売価格の上昇は5万円以内に抑えられる可能性が高いです。

また、標準装備は必要最小限として100万円以下で購入できるアルトの低価格モデルは、新型となってもラインナップする見込みです。

アルト現行モデルのグレード別 販売価格比較表
グレード 駆動・変速機 価格
F 2WD・5MT 847,800円~
2WD・5AGS 847,800円~
4WD・5MT 953,640円~
4WD・5AGS 953,640円~
2WD・5AGS(スズキセーフティサポート装着車) 907,200円~
4WD・5AGS(スズキセーフティサポート装着車) 1,013,040円~
L 2WD・CVT 894,240円~
4WD・CVT 1,000,080円~
2WD・CVT(スズキセーフティサポート装着車) 953,640円~
4WD・CVT(スズキセーフティサポート装着車) 1,059,480円~
S 2WD・CVT 1,061,640円~
4WD・CVT 1,162,080円~
X 2WD・CVT 1,171,800円~
4WD・CVT 1,266,840円~

次期フルモデルチェンジは2020年と予想される「アルトワークス」の新型モデルは更なる魅力的な走りを実現する

2015年12月24日にアルトのスポーティバージョン「アルトワークス」が15年振りに復活しました。

アルトワークスは、軽量ボディにR06A型ツインターボエンジンを搭載させて、専用チューニングを施すことで、本格的なスポーツ走行を可能とする軽自動車です。

そんな、アルトワークスの次期フルモデルチェンジのタイミングは2020年頃であると噂されています。フルモデルチェンジで誕生する新型アルトは「Sエネチャージ」を搭載して、更なる低燃費を実現する見込みですが、2020年に誕生する予定の新型アルトワークスは、燃費の改善は行わずに走行性能を向上させる可能性が高いと判断します。

新型アルトワークスは、高レスポンスを可能とするターボチャージャーやノッキング現象を抑制する高タンブル吸気ポートなどのユニットを進化させて、更なる魅力的な走りを実現するはずです。

アルトワークス(現行モデル)のエンジンスペック
型式 R06A型
種類 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ
弁機構 DOHC12バルブVVT
総排気量 658cc
最高出力 47kW/6,000rpm
最大トルク 100Nm/3,000rpm

次期モデルチェンジで誕生する新型アルトもユーザーのニーズに的確に応える

1979年に初代モデルが誕生したアルトは、変化するユーザーのニーズに的確に応える事が可能な車であった為に、スズキの車としては、初めて国内累計販売台数500万台を超える事が出来ました

低価格設定が魅力的なアルトは、主婦層からの支持を集めてセカンドカーとしてのニーズを掘り起こしました。軽自動車ではトップクラスのスポーツ性能を持つ「アルトワークス」は、リーズナブルなスポーツカーを求めるユーザーの購買意欲を刺激しました。

2018年12月13日に実施したマイナーチェンジでは、「デュアルセンサーブレーキサポート」を採用して、軽自動車にも求められる安全性を強化しました。2019年10月に予定される次期モデルチェンジでは、新たに導入される税制である「環境性能割」に対応するためにSエネチャージを搭載する見込みです。

アルトはこれからも、軽自動車の中でも購入しやすい価格設定を維持しながらも、時代の変化に合わせた新たな機能を追加して進化を続けていきます。