BRZのモデルチェンジ

新型BRZは 2021年秋フルモデルチェンジ 次期モデルもトヨタと共同開発

スバル新型BRZのモデルチェンジ情報。2021年のBRZのフルモデルチェンジでパワートレインやデザインはどう変わる?現行モデルからの変化や86とBRZの違い、次世代プラットフォームやスペックについてもまとめました。

新型BRZは 2021年秋フルモデルチェンジ 次期モデルもトヨタと共同開発

スバル新型BRZのフルモデルチェンジ最新情報

2012年に発売されたスバルのBRZはトヨタと共同制作されたスポーツカーです。
スバルの水平対向エンジンFB20型にトヨタの直噴技術D-4Sを融合した新開発のスポーツエンジン、FA20型と呼ばれる2.0L水平対向4気筒DOHCを搭載しています。

Boxer Engine(ボクサーエンジン)
Rear wheel drive(後輪駆動)
Zenith(究極)

この3つの単語の頭文字をとり「BRZ」と名付けられました。トヨタでは兄弟車86として販売されています。

2016年には86と共にマイナーチェンジを果たしたBRZですが、次期型についてもトヨタ・スバルでの共同開発が決まっており、2012年の発売から5年が経つ2021年にトヨタの86と共にモデルチェンジが行われます。次期BRZのフルモデルチェンジ最新情報を紹介します。

新型BRZを2020年11月18日にワールドプレミア

2021年にフルモデルチェンジする新型BRZ2021年秋に北米で発売する新型BRZ

新型BRZが2020年11月18日に世界初公開されました。それまで北米スバルの公式サイトが新型BRZのティザーサイトをオープンして、新型BRZのワールドプレミアまでの時間をカウントダウンしていましたが、待望のワールドプレミアになりました。

BRZでは初めて運転支援システムのアイサイトを搭載すること、新型パワートレインの2.4L水平対向4気筒エンジンを採用すること、米国では2021年秋の発売を予定していることも発表されました。

また、2020年に公開する新型BRZについて、北米専売モデルになる、という噂もあるようです。これは欧州市場の燃費規制が関係していて、BRZの排気量では販売できない可能性があるとのことです。
日本市場ではこれまで通り販売する可能性が高いため、今後どのような展開になるのか注目が集まります。

2020年に発表された新型BRZのスペック
グレード プレミアム リミテッド
全長 約4,265mm
全幅 約1,775mm
全高 約1,311mm
ホイールベース 約2,576mm
エンジン種類 2.4L 水平対向4気筒
最高出力 228hp
最大トルク 184lb.-ft
トランスミッション 6MT/6AT
駆動方式 RWD(FR駆動)
サスペンション形式/前 ストラット式独立懸架
サスペンション形式/後 ダブルウィッシュボーン式独立懸架
ホイールサイズ 17インチ 18インチ
タイヤサイズ 215/45R17 215/40R18

北米スバルで新型BRZのプロトタイプを2020年に発表

2020年に発表する新型BRZのエクステリア2020年秋に公開予定の新型BRZのティザーイメージ

北米スバルの公式ページに、新型BRZをワールドプレミアすることを発表。次期は2020年秋で、プレスリリースにはカモフラージュに包まれた新型BRZのティザーイメージも公開されています。

BRZはトヨタが発売する86と共同開発したライトウェイトスポーツモデルで、次期型もトヨタと共同開発する予定になっています。2020年に旧モデルが販売終了して、新型モデルは2021年に登場すると言う噂もあり、当日はカモフラージュがかかった状態でしたが盛り上がったようです。

次回の新型BRZのお披露目は2020年11月に、Youtubeを使って公開されるという噂があるので期待しましょう。

現行型BRZが2020年7月20日で日本市場での生産を終了

広島スバル株式会社の公式ツイッターにて、現行型BRZの生産が2020年7月20日をもって終了することを発表。ドイツ市場では現行型BRZの限定モデル「ファイナルエディション」が2020年7月より発売されますが、日本市場での発売はありません。

なお、2021年3月には姉妹車のトヨタ86が「GR86」となって登場するという情報も。GR86と同じタイミング、あるいはそれ以降に次期型BRZについても何らかの動きがあると考えられます。

次期BRZは搭載エンジンを変更してトヨタのTNGAプラットフォームを採用する可能性がある

次期BRZの開発車両次期BRZの開発車両

次期モデルのBRZがどのような変貌を遂げるのかファンには気になるところですが、サスペンションやトランスミッションなどのコンポーネントはそのまま引継ぎ、搭載エンジンが大きく変わるという情報があります。

排気量が従来の2Lから2.4Lエンジンにスペックアップ、207psだった現在の最大出力が、次期BRZでは230psから240psまで引き上げられます。
プラットフォームはスバル製のSGPからトヨタが開発する次世代TNGAに変更される可能性があります。また、ベース車両は2017年の東京モーターショーで発表した「GR HV Sportコンセプト」になるという予想もあります。トヨタのチーフエンジニアは、BRZの姉妹車であるトヨタ86の次期型について「新型GRスープラを超える1台になる」と明言しているとのこと。次期BRZのスペックについてもボディ剛性の向上によりどのようなパワーで加速するのか、大いに期待したいところです。

次期BRZの開発が中止されたという噂は間違いだった!開発はトヨタ・スバル共に継続中!

次期BRZのプロトタイプ次期BRZの開発は継続して行われている

BRZはトヨタ86と共同開発されたライトスポーツで、発表時から大きな注目を集めた夢の車でした。2021年にはモデルチェンジを予定していましたが、86とともにBRZの次期モデル開発が中止されたという噂がありました。
噂の出所は、スバルの研究開発を進める方の「トヨタと全く議論できていない」というインタビューが基になっていましたが、中止の事実はなく、トヨタとスバル共に開発を継続しているとのことです。

2~3年後には4気筒クーペである次世代モデルのBRZとお目にかかれそうなので、コンパクトスポーツカーファンは心待ちにしていましょう。

BRZは2021年3月にトヨタの86と一緒にフルモデルチェンジ

BRZ STI

BRZ STI東京モーターショー2019に出展されたBRZ STI

2012年、12年振りの2ドアクーペが発売されたことで、BRZは大きな話題を集めました。それから4年後2016年には初めてのマイナーチェンジが行われ、リフトアップとパワートレインが進化しました。
2017年には東京モータショー2017にも出展された「STI Sport」が最上級グレードとして新たに追加され特別仕様車「STI Sport クールグレーカーキ エディション」が100台限定販売されています。

そして2018年~2019年にビッグマイナーチェンジを行うと噂されていましたが、2021年3月にフルモデルチェンジが濃厚となっています。

STI Sport クールグレーカーキ エディションのフロントビュー

STI Sport クールグレーカーキ エディションのリヤビューBRZ STI Sport クールグレーカーキ エディション

次期BRZ エクステリアのヒントはFT-1コンセプト

次期BRZのFT-1コンセプト次期BRZのエクステリア候補 FT-1コンセプト

次期BRZのGR HV スポーツコンセプト次期BRZのエクステリア候補 GR HV スポーツコンセプト

BRZはトヨタと共同開発したことでも注目を集めました。技術提携はもちろん、両社話し合いながら制作されたスポーツカーなので、次期BRZはトヨタのデザインを採用する可能性も十分あり得ます。

次期86のエクステリア候補はトヨタのコンセプトカーFT-1が最有力と言われています。その他にも東京モータショー2017で発表されたGR HV スポーツコンセプトも次期86との噂があります。
86はBRZの兄弟車のため、86のデザインがBRZに反映されます。
次期BRZのデザインに一番近いのがFT-1コンセプトとGR HV スポーツコンセプトだと言えます。

インプレッサやXVに採用するスバルの次世代プラットフォーム「SGP」を使い開発

次世代プラットフォームSGP

次期BRZはスバルが新開発した次世代プラットフォーム「SGP(スバルグローバル プラットフォーム)」を採用します。
SGPは2016年にフルモデルチェンジした新型インプレッサG4・スポーツ、2017年にフルモデルチェンジしたXVに採用され、2018年にフルモデルチェンジする新型フォレスターにも採用されます。
これからのスバル車はフルモデルチェンジや新型車投入のタイミングで全ての車種にSGPが採用される見込みです。

2021年3月にフルモデルチェンジする可能性があるBRZにもSGPが採用される予定なので、今まで以上の剛性と乗り心地を手に入れるでしょう

次期BRZのパワートレインはハイブリッド仕様車とガソリン仕様車をラインナップ 排気量を上げた2.4LNAエンジンも候補に

BRZの水平対向エンジン

パワートレインには現行モデルで採用されている2.0L水平対向4気筒直噴DOHCと、スバルが新開発した2019年に投入予定となっている1.6L水平対向ダウンサイジング直噴ターボを採用します。
この新開発された次世代ターボエンジンは220PS以上の最高出力を持つハイパワーエンジンで、熱効率を最適化するため現在よりも燃費性能も向上します。

またトヨタが開発した新型プリウスや新型C-HRに搭載されているTHS-2というハイブリッドシステムを進化させ、スバルの水平対向エンジンに融合させた次世代ハイブリッドシステムを採用する可能性もあります。

パワートレインについては2.4Lに排気量を上げたNA(自然吸気)エンジンを採用するという情報もあります。このエンジンは86とBRZに搭載するために新開発されたFA24型のNA版(ターボ版は海外専売車のアセントや新型レガシィに採用)になると考えられます。

スバルBRZとトヨタ86の違いはヘッドライトやホイールサイズなど

BRZと86はスバルとトヨタが共同開発した車なので、スバルではBRZ、トヨタでは86という車名で販売されています。
兄弟車ですが走りのセッティングやメーター、価格設定や装備、ヘッドライトに違いが見られます。

スバルBRZのエクステリアBRZのエクステリア

トヨタ86のエクステリア86のエクステリア

BRZはコの字ヘッドライトを採用、ホイールサイズは17インチ(タイヤサイズ215/45 R17)を採用しています。86はキーンルックのようなヘッドライトを採用しホイールサイズは18インチ(フロント215/40 R18、リア225/40 R18)を採用、前後で幅の違うタイヤを装備しています。

スバル新型BRZのサスペンションBRZのサスペンション

サスペンションのセッティングにも違いがあり、BRZの前輪は硬め、後輪は柔らかめで安定したスポーツ走行を楽しめるように、86は逆に前輪は柔らかめ、後輪は硬めで後輪を滑らせるドリフト走行など本格的なスポーツ走行を可能にしています
街乗りがメインでライトスポーツを楽しみたい方にはBRZ、サーキットなど本格的なスポーツ走行も楽しみたい方には86が選ばれています。
価格や装備にも僅かな差があり、BRZは2,678,400円~、86は2,623,320円~となっています。

モデルチェンジする次期BRZの価格は据え置きか上昇

フルモデルチェンジ後のBRZの価格は据え置き、もしくは上昇するでしょう。
これはスバルの予防安全システム「アイサイト」が搭載される可能性があるからです。大幅な価格上昇が見込まれる場合はパワートレインを据え置きにしたベースモデルもラインナップして、価格に幅を持たせることも考えられます。現行モデルのBRZの価格帯やスペックを紹介します。

新型BRZグレード別価格
6MT(マニュアル) E-6AT(オートマチック)
R Customize Package 2,430,000円~
R 2,678,400円~ 2,737,800円~
S 2,970,000円~ 3,029,400円~
GT 3,315,600円~ 3,375,000円~
STI Sport 3,531,600円~ 3,591,000円~
RA Racing 2,981,880円~
新型BRZ STI Sport 6MTのスペック
全長 4,240mm
全幅 1,775mm
全高 1,320mm
室内長 1,615mm
室内幅 1,490mm
室内高 1,060mm
ホイールベース 2,570mm
最低地上高 130mm
最小回転半径 5.4m
車両重量 1,270kg
乗車定員 4名
最高出力 152kw(207PS)/7,000rpm
最大トルク 212Nm(21.6kgm)/6,400~6,800rpm
エンジン 水平対向4気筒 2.0L DOHC
総排気量 1,998cc
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
駆動方式 RWD(後輪駆動)
JC08モード燃費 11.8km/L
価格 3,531,600円~

トヨタと共同開発してモデルチェンジする次期BRZに注目

次期BRZもトヨタと共同で開発することが決定しています。
世界最高レベルの技術力と販売力を持つトヨタと熱狂的なファンを持つスバルの合作ということで、2021年後半のフルモデルチェンジも注目されることは間違いありません。走りとスタイリングが進化した新型BRZに期待しましょう。