マツダ CX-30

マツダCX30を発表 新世代商品第2弾のSUVは日本で2019年内に生産開始

マツダCX-30が世界初公開。マツダ3に続く世界が注目するスカイアクティブXを搭載します。CX-30は欧州で2019年夏に発売され、日本では2019年内に生産開始、その後2019年から2020年に投入します。CX-3とCX-5の間を埋める新型SUVとして期待されるCX-30(シーエックスサーティー)の最新情報。

マツダCX30を発表 新世代商品第2弾のSUVは日本で2019年内に生産開始

マツダ新型CX-30(シーエックスサーティ)がワールドプレミア CX-3とCX-5を埋める世界戦略SUVとして市販化

マツダがクーペタイプのコンパクトSUV「CX-30」を2019年3月に行われたジュネーブモーターショーでワールドプレミアしました。発表までは新型SUVを発表する、というプレスリリースを出し車種は明言されていませんでした。
次期CX-3や次期CX-4、CX-6かもしれない、など様々な噂がありましたが、発表されたのはまさかの「CX-30」という結果に世界中が驚愕しました。

2019年夏に欧州市場で市販化され日本では2019年内に生産開始、2020年には市販化されることが決定しています。
CX-3とCX-5の中間を埋める世界戦略SUV「CX-30(シーエックスサーティ)」の最新情報です。

新型CX-30の生産は4月末から開始され日本導入も2019年内に早まる可能性も

新型CX-30は既存車種のCX-3とCX-5の中間に位置するモデルで、ジュネーブモーターショー2019で世界初公開された時から、世界中で注目を集めたクーペタイプのSUVです。
発表当初は2019年内に生産開始、2020年に欧州市場から市販化すると発表していましたが、市販化の予定が早まったことがわかりました。

CX-30が市販化されるまでのスケジュールは2019年4月末から、マツダ本社のある宇品工場で始まり、早ければ2019年内に日本で発売される可能性が高くなりました。欧州発売が2019年夏を予定しているとのことなので、日本では2019年夏以降、10月に行われる東京モーターショー2019で日本初公開した後に市販化されると可能性が高いと考えます。

新型CX-30は後席が広いファミリーモデルとして登場 サイズ感はCX-3とCX-5の中間

新型CX-30のフロントビューマツダのSUVラインナップで初めて二桁の数字を冠したCX-30

新型CX-30はCX-3よりも広くCX-5よりもコンパクトなサイズ感をもっていて、今までのマツダのラインナップでは中国専売車のCX-4に近いボディサイズを持っています。日本ではCX-4は販売していないため、CX-3やCX-5の間を埋めるモデルとして販売します。

新型CX-30・CX-3・CX-5・CX-4・MAZDA3ハッチバックのボディサイズ比較
  CX-30 CX-3 CX-5 CX-4 MAZDA3ハッチバック
全長 4,395mm 4,275mm 4,545mm 4,633mm 4,460mm
全幅 1,795mm 1,765mm 1,840mm 1,840mm 1,745mm
全高 1,540mm 1,540mm 1,690mm 1,530mm 1,440mm
ホイールベース 2,655mm 2,570mm 2,700mm 2,700mm 2,725mm
最低地上高 175mm 160mm 210mm 196mm

新型CX-30のサイドビューCX-30にはマツダ3に新たに採用するポリメタルグレーのボディカラーもラインナップ

ボディカラーはマツダの匠塗「ソウルレッドクリスタルメタリック」と「マシーングレープレミアムメタリック」、マツダ3に追加される新色「ポリメタルグレー」を採用します。その他5色を設定して全9色がラインナップします。

新型CX-30のリヤビューCX-30は最新の安全装備も採用してファミリーユースも安心な車に

足回りにはCX-8などに採用するGベクタリングコントロールを採用してコーナリング時などに最適な制御を行います。
最新の安全装備i-アクティブセンスも搭載して安全なドライブを実現、荷室容量もレジャーなどで活躍できる大容量の430Lまで拡大可能なためロングドライブもストレスになりません。

新型CX-30のエクステリアCX-30は曲線を使った美しいボディラインが特徴

特徴的なターンシグナルを搭載していて、開始は全灯、それから徐々に出力を下げる方式を採用しています。CX-30は電装系にも力を入れる、とても個性的な車になるでしょう。

新型CX-30のインテリアマツダコネクトは8.8インチの大型化してドライバーモニタリングなど最新機能も搭載

マツダ3に続く新世代商品の第2弾という位置づけで、マツダ3と同じくSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)という新たなプラットフォームを採用、インテリアには8.8インチに大型化したマツダコネクトを採用しています。
またスバルのフォレスターやマツダ3にも搭載する、わき見や居眠りなどを視線から検知して警告するドライバーモニタリング機能も搭載します。

新型CX-30のコクピットCX-30クーペSUVらしくスポーティなコクピットを採用

新型CX-30の欧州仕様はスカイアクティブGの2.0Lマイルドハイブリッド、スカイアクティブDの1.8L、そして新世代エンジンのスカイアクティブXマイルドハイブリッドの3種類がパワートレインに採用され、トランスミッションは6速ATと6速MTを用意します。また、北米以上向けにはスカイアクティブGの2.5Lも用意される可能性があります。
日本仕様ではどうなるか発表されていませんが、エンジンラインナップは同じで排気量に変更があるケースも考えられます。

欧州仕様CX-30のエンジンラインナップ
エンジン種類 排気量
スカイアクティブG 1.997L
スカイアクティブD 1.756L
スカイアクティブX

【新型CX-30発表前の考察】マツダの新型SUVを2019年3月に行うジュネーブモーターショーで世界初公開 新型SUVの3つの可能性を考える

マツダがMAZDA3(アクセラ)に続く新型SUVを2019年3月5日(日本時間3月5日21時)にスイスで開催する世界5大モーターショーの1つ「ジュネーブモーターショー2019」でプレスカンファレンスを全世界へ向け発表しました。

ワールドプレミアする新型SUVは、2018年11月に世界初公開した次世代商品第1弾の「MAZDA3(アクセラ)」に続く次世代商品第2弾に位置付けられる重要なモデルです。
2019年2月5日に公開されたマツダ公式のティザー画像ではリヤのシルエットのみ公開され、「モデルチェンジする次期CX-3ではないか」「中国専売のCX-4を日本に導入するのではないか」など様々な噂が広がっていました。

マツダのCX-30が発表されるまでに考えられた最も有力な3つの噂「次期CX-3」「次期CX-4」「未発表の新型モデル」について、予想を交えながら考察しています。

マツダの新型SUVについて最も信ぴょう性のある「新型SUVはCX-3の後継車種」

CX-3のエクステリアジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVはCX-3の後継車種を指しているのが最有力

マツダのCX-3は2018年にマイナーチェンジを行いディーゼルエンジン(スカイアクティブD)などが改良しています。2019年にもマイナーチェンジ(一部改良)を行う予定で、フルモデルチェンジは2020年以降になると考えていました。
しかしマツダが新型SUVをジュネーブモーターショー2019で発表することがわかり、「次期CX-3のモデルチェンジを発表、もしくは後継車種の発表か」という情報が広がっています。

次期CX-3が新型SUVだという最も大きな理由は販売台数の減少

CX-3がジュネーブモーターショーで発表する新型SUVだという根拠は確かにあり、販売台数が振るわない、というのが最も大きい理由だと考えます。
2015年2月に発売したCX-3はデミオベースで開発され、月販目標販売台数は3,000台になっていますが、目標台数を超えたのは2015年の3月と4月と5月、2016年の2月のみです。

マツダCX-3の新車販売台数
2018年 2017年 2016年 2015年
1月 1,323台 1,283台 2,915台
2月 1,432台 1,447台 3,247台 2,506台
3月 2,258台 2,079台 2,317台 5,503台
4月 567台 664台 1,006台 3,259台
5月 2,060台 725台 1,422台 3,286台
6月 1,085台 481台 1,522台 2,807台
7月 852台 2,071台 1,350台 2,722台
8月 1,312台 1,415台 991台 2,323台
9月 2,183台 2,178台 1,462台 2,984台
10月 1,556台 1,103台 598台 1,005台
11月 1,446台 954台 2,103台 2,088台
12月 955台 779台 939台 1,537台
合計 17,036台 13,108台 19,872台 30,020台

CX-3はデミオベースのため内装などはデミオの質感とそれほど変わらず、室内の広さも同じです。しかし新車販売価格はデミオのベースグレード1,393,200円~と比べてCX-3のベースグレードは2,127,600円~なので約70万円ほど開いています。
CX-3はデミオにはない電動パーキングブレーキなどを採用して差別化していますが、価格差を埋めるまでには至らない、そのため販売台数が振るわないという結果になっています。

モデルチェンジまでの期間が短いため新型SUVはCX-3ではないという意見も

CX-3は2015年2月27日に発売して1度もフルモデルチェンジを行っていません。一昔前は2年でマイナーチェンジを行い、4年でフルモデルチェンジを行うと言われていましたが、近年はフルモデルチェンジ期間が延びる傾向にあり、人気車種のエクストレイルやハリアーも2019年で6年目に突入しています。

しかしマツダの場合はこのモデルチェンジサイクルに当てはまらず、新しい技術を開発したらすぐに既存車種に投入しています。そのためマイナーチェンジや一部改良を行う頻度は国内の他メーカーと比較してとても多いです。

CX-3の場合は2019年でモデル期間が約4年なので通常のモデルライフと言えます。マツダを代表するSUVのCX-5も約4年で2代目にフルモデルチェンジしていることから、マツダではあり得るモデルサイクルだと判断できます。

ジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVはCX-3の後継車種になると考える

CX-3の販売台数回復にはデミオベースを改める必要があると考えます。
マツダがジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVは次世代商品第2弾として「アクセラベースで開発する」こと「2019年には生産を開始して市販する」ことと日本でも「次世代エンジンのスカイアクティブXを搭載する」方針になっています。

これらの情報を合わせると、CX-3のモデルサイクルとしてはごく普通で、品質を向上しつつエンジンにも強みを持たせることが可能になります。
しかし気になるのはマツダ公式が発表した「新型SUVをラインアップに追加」という一文です。このことから現在販売しているCX-3を廃止して、CX-3の流れを汲む後継車種として新たにSUVの新型モデルを発表すると考えます。

中国専売車種のCX-4を世界で導入・またはCX-4の後継車種の発表もありえる

CX-4のエクステリアCX-4は発売されて日が浅いため後継モデルの発表はまだ先になると考える

2019年にCX-4を日本に導入するという情報もあります。CX-4は日本はもちろん北米や欧州でも販売していない中国専売車種です。CX-3よりも一回り大きく、全長はセグメントが上のCX-5よりも大きいのが特徴です。
全高はCX-3と殆ど変わらずCX-5のクーペスタイルを想像するとわかりやすいかもしれません。

ボディサイズ CX-4 CX-3 CX-5
CX-4・CX-3・CX5のボディサイズ比較
全長 4,633mm 4,275mm 4,545mm
全幅 1,840mm 1,765mm 1,840mm
全高 1,530mm 1,550mm 1,690mm
ホイールベース 2,700mm 2,570mm 2,700mm

ジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVがCX-4の場合も、現在発売しているCX-4は販売終了して、後継車種として新型モデルを発表すると考えます。
しかしCX-4はCX-3よりも新しい車種で2016年6月に中国で発売しているため販売終了、またはモデルチェンジはまだ早いでしょう。
そのためCX-4はマツダが発表する新型SUVに該当する可能性は低いと予想します。

CX-3ともCX-4とも関係ない全く別の新型SUV「CX-6」を発表する可能性もある

CX-5のエクステリアマツダが発表する新型SUVはCX-5(画像)より車格が上の「CX-6」になる可能性がある

マツダが販売するSUVの頭文字「CX」のCはクロスオーバーを意味していて、Xはスポーツカーを意味しています。2つを合わせてクロスオーバー=SUVを意味していて、現在はCX-3・CX-4(中国専売)・CX-5・CX-8・CX-9(海外専売)まであり横の数字は車格を意味しています。(CX-7は生産終了)

マツダが発表する新型SUVがCX-3やCX-4の後継車種ではない場合、残るのは「CX-2」か「CX-6」になります。
横の数字は車格を表すためCX-2になる場合はデミオベースのCX-3を下回る車格になるため日本では軽自動車などが該当します。軽自動車は日本独自の規格なので、スイスのジュネーブで発表するのはおかしいでしょう。

そのためCX-5によりラグジュアリーな「CX-6」が新型SUVに該当する可能性も考えられます。
CX-4の後継車種の噂よりも可能性は高いと考えていて、2018年に発売したホンダCR-VやレクサスのUX、トヨタのハリアーと比較すると現在のCX-5では物足りないのが現状です。
CX-8は3列シートという個性があるので、CX-8の車格に迫る2列シートの高級SUVとして新型SUVを発表しても不思議ではありません。

発表はCX-3でもCX-4でもCX-6でもない全く新しいクーペSUVの「CX-30」

スイスのジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVは現在販売するCX-3の後継車種、または新型モデルのCX-6になると考えられていました。
しかし実際に発表されたのはCX-3の後継モデルでもなく、CX-4やCX-6の発表でもなく、全く新しいクーペタイプのコンパクトSUV「CX-30(シーエックスサーティー)」でした。

世界的に流行しているSUVで、2019年夏には欧州市場で販売開始され、日本では2019年内に生産、2020年までには市販化されることになっています。日本初披露は東京モーターショー2019になると考えていて、2019年で最も話題性のある車種の1つになるかもしれません。