マツダCX-30にSKYACTIV-Xを追加 エクステリアやインテリア・価格など解説
マツダのクロスオーバーSUVモデルCX-30が2019年10月24日に発売、2020年1月16日には次世代ガソリンエンジンのSKYACTIV-X 2.0を搭載したグレードも追加しました。
新型CX-30は「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」というコンセプトのもと開発され、老若男女問わず親しまれる一台です。また2020年3月にはCX-30が米国IIHS安全性において「2020 TSP+」の最高総合評価を獲得。CX-30の注目のスペックやエクステリア・インテリア、快適装備などをチェックしていきましょう!
CX-30のグレードをスリム化する一部改良を2024年7月18日実施
CX-30のグレードをディーゼルエンジン・ハイブリッドエンジンで3グレード、計6グレードに集約するなどする一部改良を2024年7月18日実施。
そのほか、Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)やマツダオンラインナビの採用、室内安全装備の強化としてリアシートアラートを全てのグレードに設定。
一部改良後のCX-30の販売価格は2,759,900円から3,685,000円です。
CX-30が2023年マイナーチェンジ(一部改良)を実施 特別仕様車レトロスポーツエディション・10.25インチモニターなど追加
テラコッタのインテリアがお洒落な特別仕様車CX-30レトロスポーツエディション
CX-30のマイナーチェンジ(一部改良)を2023年9月4日に発表、価格は2,556,400円から3,678,400円で発売は同年10月。
今回の改良ではAT誤発進抑制制御・ドライバーモニタリング機能の進化、10.25インチセンターディスプレイ採用やワイヤレス充電の追加、ボディカラにはセラミックメタリックとジルコンサンドメタリックの2色を追加しました。
2023年CX-30特別仕様車レトロスポーツエディションの装備
- ブラッククローム シグネチャーウイング
- 合成皮革シート テラコッタ/レガーヌ
- デコレーションパネル レガーヌ
- テラコッタ ニーレストパッド
- テラコッタ ドアアームレスト
- テラコッタ フロントセンターアームレストステッチ
- ドライビングポジションサポートパッケージ
- フレームレス 自動防眩ルームミラー
- リアLEDマップランプ
- ボーズサウンドシステム+12スピーカー
またBlack Tone Editionをベースにする特別仕様車Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)を新たに設定。
ジルコンサンドメタリックをイメージして、インテリアカラーにはベージュ系のテラコッタを採用、レトロで懐かしいお洒落な雰囲気が特徴です。
CX-30が2022年8月4日に一部改良で新エンジンを搭載し内装の改良とともに発売
CX-30と「e-SKYACTIV G 2.0」
MAZDA CX-30が2022年8月4日に一部改良し、予約販売を開始しました。
CX-30の一部改良の中身は「SKYACTIV-G 2.0」を「e-SKYACTIV G 2.0」に変更し、インテリア・エクステリアに改良を加えグレード体系の見直し、上級グレードに本革内装のメーカーオプション設定を行いました。
CX-30に新しく導入された「e-SKYACTIV G 2.0」は減速時に発生する回生エネルギー(回生電力)を活用して、車の発進時にアシストする新エンジンで、始動時の静音性と燃費が約0.6km/Lほど改善しています。
またCX-30のグレードを見直しし、上級グレードはProactive Touring Selectionに一本化、内装の質感も向上。
CX-30の新しいインテリアではホワイトレザーパッケージ、ブラックレザーパッケージの2種類の本革内装のMOPを設定しました。
- CX-30 ホワイトレザーパッケージ
- CX-30 ブラックレザーパッケージ
- 新しいCX-30のインテリアのフロント部分
一部改良後のCX-30の販売は8月下旬からでCX-30の新しい価格は2,458,500円~3,915,980円からとなります。
CX-30のe-SKYACTIV Xのモデルの燃費を改善する一部商品改良を実施
CX-30のe-SKYACTIV Xエンジンの燃費を改善して2030年度燃費基準に該当する一部商品改良を2021年4月26日に実施。これにより減税の対象になりました。
また、CX-30の全てのグレードのフロントとリヤのダンパー特性を見直すことでサスペンションの動きを見直し、自然な乗り心地に改善しました。販売価格は2,392,500円から3,713,600円です。
CX-30が商品改良を実施 2020カーオブザイヤー選出記念車も設定
商品改良で走行性能と安全性が向上した新型CX-30
CX-30の商品改良では出力向上と安全装備のアップデートが行われました。パワートレインのスカイアクティブX搭載車は最高出力を180psから190psへ、最大トルクは224Nmから240Nmに向上しています。
スカイアクティブD搭載車は最高出力を116psから130psへ向上、アクセル踏み始めのレスポンスも改良しました。
安全装備のCTS(クルージング&トラフィックサポート)は上限速度を55km/hから高速域まで引き上げ、MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)を人間特性にマッチするよう滑らかに動作するように改良しています。
2020年12月17日の商品改良と同時に追加した2020カーオブザイヤーTOP3選出記念モデルは、Lパッケージをベースにしてソウルレッドクリスタルメタリックのボディカラーと専用オーナメントを装備した特別なモデルです。
CX-30の販売価格は2,392,500円から3,713,600円、CX-30のWCOTY TOP3選出記念モデルは3,150,380円から4,069,980円です。
CX-30の100周年特別記念車も3,117,380円から4,036,980円で、継続して販売しています。
マツダCX-30のSKYACTIV-X搭載車が発売を開始
SKYACTIV-Xを搭載するMAZDA CX-30 X L Packageのエクステリア
マツダは2020年1月16日、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブX)」を搭載するCX-30を発売しました。価格は3,294,500円から3,713,600円です。
SKYACTIV-Xは世界で初めて圧縮着火を実用化する新世代のガソリンエンジン。エンジン最高出力は132kW(180ps)/6,000rpm、最大トルクは224N・m(22.8kgf・m)/3,000rpmです。
ガソリンモデル特有の力強い加速性能とハイレベルな燃費性能を両立し、M ハイブリッドを組み合わせることで人馬一体の滑らかな走りに磨きをかけています。
グレード | エンジン | ミッション | 駆動方式 | WLTC燃費 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
X プロアクティブ | SKYACTIV-X 2.0 | AT | 2WD(FF) | 16.8km/L | 3,294,500円~ |
MT | 17.0km/L | ||||
AT | 4WD | 15.8km/L | 3,531,000円~ | ||
MT | 16.4km/L | ||||
X プロアクティブ ツーリングセレクション |
AT | 2WD(FF) | 16.8km/L | 3,415,500円~ | |
MT | 17.0km/L | ||||
AT | 4WD | 15.8km/L | 3,652,000円~ | ||
MT | 16.4km/L | ||||
X Lパッケージ | AT | 2WD(FF) | 16.8km/L | 3,477,100円~ | |
MT | 17.0km/L | ||||
AT | 4WD | 15.8km/L | 3,713,600円~ | ||
MT | 16.4km/L |
マツダがCX-30「SIGNATURE STYLE」の予約受付をスタート!
CX-30 SIGNATURE STYLEのエクステリア
2020年1月10日、CX-30の純正アクセサリーパッケージ「CX-30 SIGNATURE STYLE」の予約受付を開始しました。発売日は2020年2月3日となります。
SIGNATURE STYLEはマツダデザインとカスタマイズの両立を目指して作られたカスタマイズパッケージ。オリジナルデザインの2トーン切削アルミホイールとサテンクロームのモールディング付きアンダーガーニッシュがセットとなっており、価格は通常合計価格490,331円のところ、税込み344,691円に設定されています。
マツダCX-30が発売2ヶ月目で受注台数12,346台に到達
2019年10月24日に発売されたマツダCX-30の受注台数が、12,346台に達したことが明らかとなりました。取り回しのよいサイズ感や高質感な車内空間、流麗なエクステリアが魅力のマツダCX-30は、30代~40代のユーザーを中心に支持を得ているとのことです。
受注データに注目すると、最も受注数の多いボディカラーは「ソウルレッドクリスタルメタリック」で25%。新色の「ポリメタルグレーメタリック」も18%と、ソウルレッドクリスタルメタリックに次ぐ人気を誇っています。
グレード別の受注構成比は、快適装備と安全装備を強化した「PROACTIVE Touring Selection」が48%、ブラウンの内装にホワイトまたはブラックのシートを組み合わせた「L Package」が36%です。
ロサンゼルスモーターショーで米国版CX-30が初公開!
2020年版米国仕様のマツダCX-30のエクステリア
アメリカ仕様のマツダCX-30が、2019年11月のロサンゼルスモーターショーで初公開されました。エクステリアは魂動デザインをさらに進化させた「Charge and Release」をコンセプトに、クーペ風の流麗なデザインを具現化。コンパクトサイズですが、独自のパッケージング技術で広い室内スペースを確保しています。
米国仕様のCX-30のパワートレインは、最大出力186hp、最大トルク25.7kgmの2.5L直列4気筒ガソリンSKYACTIV-G 2.5の1タイプのみをラインナップ。トランスミッションは6速AT「SKYACTIV-DRIVE」です。
新世代車両運動制御技術のG-ベクタリング コントロール プラスを採用し、車両挙動を安定させてスムーズな走りを追求しています。オフロードトラクションアシスト付き「i-ACTIV AWD」システムでは、スタックしやすいぬかるんだ道や雪深い道での悪路走破性を高めます。
またCX-30のリアバンパーステーにはスポーツ用品を開発するモルテンが製造したポリアミド樹脂が使用されています。 ポリアミド樹脂は融雪剤や凍結防止剤に強くまた熱にも強いため、車の耐久性を上げる素材として有効とされています。
マツダCX-30の米国仕様車がロサンゼルスモーターショーに出展!
CX-30の米国仕様車のエクステリア
北米マツダは2019年11月より開幕するロサンゼルスモーターショーにCX-30の米国仕様車を出展します。CX-30は2020年モデルのCX-5やCX-9など他のSUVとともにマツダブースに展示されます。コンパクトSUVのCX-30は日本市場では一足早くデビューを迎えていて、SKYACTIV-X、SKYACTIV-G、SKYACTIV-Dの3タイプのパワートレインをラインナップしています。
マツダCX-30がドイツの「ゴールデンステアリングホイール賞」を受賞
マツダCX-30が、ドイツのビルド日曜版と自動車専門誌のAuto Bildが43年間主催するゴールデンステアリングホイール賞を受賞したことが明らかになりました。
ノミネート数が多いコンパクトSUV部門において、その年最も優れた新型車として選ばれたCX-30。マツダ車では「MAZDA323(ファミリア)」「MAZDA626(カペラ)」「MAZDA2」に次いで5回目の受賞となります(MAZDA323は2度受賞)。
MAZDA CX-30のボディカラーは全部で8カラーがラインナップ
- スノーフレイクホワイトパールマイカ(33,000円高)
- ジェットブラックマイカ
- ディープクリスタルブルーマイカ
- チタニウムフラッシュマイカ
- ソニックシルバーメタリック
- マシーングレープレミアムメタリック(55,000円高)
- ソウルレッドクリスタルメタリック(66,000円高)
- ポリメタルグレーメタリック
新型CX-30のボディカラー一覧
- スノーフレイクホワイトパールマイカ(33,000円高)
- ジェットブラックマイカ
- ディープクリスタルブルーマイカ
- チタニウムフラッシュマイカ
- ソニックシルバーメタリック
- マシーングレープレミアムメタリック(55,000円高)
- ソウルレッドクリスタルメタリック(66,000円高)
- ポリメタルグレーメタリック
CX-30のボディカラーには8色を用意。2019年5月発売のMAZDA3に新色として採用された「ポリメタルグレーメタリック」もラインナップに加えられています。
スノーフレイクホワイトパールマイカ・マシーングレープレミアムメタリック・ソウルレッドクリスタルメタリックの3色は有料色で、スノーフレイクホワイトパールマイカは+33,000円、マシーングレープレミアムメタリックは+55,000円、ソウルレッドクリスタルメタリックは+66,000円となります。
「溜めと払い」を造形コンセプトとしたCX-30
CX-30の造形テーマは書道の筆づかいにも通じる「溜めと払い」。力強いボディラインにそのテーマが表現されています。周囲の景色の移り変わりとともに、ボディ面に映る陰影も美しく変化します。
CX-30のパワートレインは人馬一体の心地よい走りを実現
- SKYACTIV-X
- ガソリンエンジンSKYACTIV-G
- ディーゼルエンジンSKYACTIV-D
CX-30のパワートレインには、SKYACTIV-X・ガソリンエンジンSKYACTIV-G・ディーゼルエンジンSKYACTIV-Dを各モデルに採用。
SKYACTIV-Xでは独自の燃焼方式を採用し、燃費性能アップを実現しています。最高出力115kW〈156PS〉/ 6,000rpm、最大トルク199N・m〈20.3kgf・m〉/ 4,000rpmのSKYACTIV-Gではキャビティ付ピストン・マルチホールインジェクター・冷却水制御バルブなどの技術を投入し、気持ちの良い走りを体感できます。最高出力85kW〈116PS〉/ 4,000rpm、最大トルク270N・m〈27.5kgf・m〉/ 1,600-2,600rpmのSKYACTIV-Dは走行性能と燃費性能の両立をはかり、ロングツーリングでもストレスなく運転を楽しむことが可能となっています。
CX-30のインテリアは各グレードに高質感のシート・マテリアルが設定
- パーフォレーションレザー・ブラック/チャコール(L Package)
- パーフォレーションレザー・ピュアホワイト(L Package)
- クロス・ブラック(PROACTIVE Touring Selection、PROACTIVE、20S)
- クロス・グレージュ(PROACTIVE Touring Selection、PROACTIVE)
CX-30のインテリアデザインは「パーフォレーションレザー・ブラック/チャコール」「パーフォレーションレザー・ピュアホワイト」「クロス・ブラック」「クロス・グレージュ」の4タイプ。
内装色は最上位グレードのL Packageがリッチブラウン、その他グレードはネイビーブルーが採用されます。その他にもL Packageはエンジンスタートリングがプラチナサテン、ドアトリムに合成皮革となっており、高級感あふれるディテールが特徴。ステアリングホイールとシフトレバーは全グレード本革巻です。
CX-30全車に標準装備となるアクティブ・ドライビング・ディスプレイと7インチTFTカラーマルチスピードメーター
コックピットにはフロントガラス照射タイプのアクティブ・ドライビング・ディスプレイや、視認性に優れた7インチマルチスピードメーターを搭載。情報レイアウトやドライビングポジションにもこだわり、ドライバーが運転に集中できる環境づくりを徹底しています。
新型CX-30は全グレードが自動車安全コンセプト「セーフティ・サポートカーS[ワイド]」に該当
CX-30は全グレードに先進安全技術を標準搭載し、政府が推奨するセーフティ・サポートカーS[ワイド]に該当します。CX-30に標準装備される安全装備は以下の通りです。
新型CX-30の安全装備
- スマートブレーキアシスト
- AT誤発進抑制制御(前身時・後退時)
- 先進ライトALH/HBC
- 車線逸脱警報システム
- スマートブレーキサポート(後進時・後進時左右接近物)
- リアパーキングセンサー
- ブラインドスポットモニタリング
- 後側方接近車両検知
- レーンキープアシストシステム
- ドライバーアテンションアラート
- マツダレーダークルーズコントロール
上記のさまざまなセーフティシステムで人的ミスやヒヤリハットを減らし、同時にドライバーの運転時のストレスを軽減します。
CX-30に採用されているSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)
また、万が一事故が発生した場合のため、衝突被害を軽減するSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)やSRSエアバッグシステムを採用しています。
マツダCX-30のラゲッジルームの容量は通常時で430L!シートアレンジも多彩で実用性に優れる
マツダCX-30の荷室スペース。パワーリフトゲート装備で非力な方も開閉操作が楽々行える
シートを倒さない状態でも430Lの荷室容量を確保しているCX-30。20S以外の全グレードにスイッチ操作で開閉が可能なパワーリフトゲートを標準装備としました。
サブトランクボックス・トノカバー・ラゲッジフックはCX-30全車に標準装備されています。
後部座席は6:4分割可倒式でさまざまなシートアレンジが可能
CX-30のリアシートには6:4分割可倒式を採用。荷室フロアとの段差のないフラットなスペースを確保できます。
静粛性の高い室内空間が広がるCX-30では高音質で臨場感あふれるサウンドも楽しめる
マツダ・ハーモニック・アコースティックス+8スピーカー
ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカー
キャビンからラゲッジスペースまでノイズの低減にこだわったCX-30。心地よさを感じる静粛性を追求し、音楽や会話をより楽しめるようになっています。
オーディオシステムには「マツダ・ハーモニック・アコースティックス+8スピーカー」をCX-30全車に標準装備。さらに質のよいサウンドを求めるオーナーには、「ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカー」が20S以外の全車にメーカーオプションで用意されています。
その他CX-30の快適装備いろいろ
運転席パワーシートやシートヒーター/ステアリングヒーターはグレード別設定
CX-30のシートは運転席に10Wayパワーシートとドライビングポジションメモリー機能、運転席と助手席にシートヒーター/ステアリングヒーターを搭載し、季節を問わず快適な座り心地を提供。PROACTIVE Touring Selection(20S、XD、X)、L Package(20S、XD、X)には標準装備されていて、PROACTIVE(20S、XD、X)にはメーカーオプションで装備可能です。
さらに、助手席ラチェットレバー式シートリフターはCX-30全車に標準装備されます。
全ての席での乗降性にこだわったCX-30
ドアの造形、シート座面の高さを工夫し、高い乗降性を追求したCX-30。フロント・リアともに乗り降りしやすい作りとなっています。
また、リアシートのアームレスト付コンソールボックスの後部にはリアベンチレーターを配置。後部座席に座ったゲストも快適に過ごすことができます。
ブレーキペダルから足を離しても停車状態がキープされる「オートホールド+電動パーキングブレーキ」や「電動格納リモコン式カラードドアミラー(オート格納/ヒーテッド機能)」、「車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)」はCX-30全車に標準装備。ステアリングシフトスイッチは20S以外のAT全車に標準装備されます。
機種名 | 20S | 20S PROACTIVE | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD | ||||
変速機 | SKYACTIV -DRIVE (6EC-AT) |
SKYACTIV-MT (6MT) |
SKYACTIV -DRIVE (6EC-AT) |
SKYACTIV-MT (6MT) |
SKYACTIV -DRIVE (6EC-AT) |
SKYACTIV -MT (6MT) |
SKYACTIV -DRIVE (6EC-AT) |
SKYACTIV -MT (6MT) |
エンジン | SKYACTIV-G 2.0 | |||||||
価格 | 2,392,500円 | 2,629,000円 | 2,612,500円 | 2,849,000円 |
機種名 | 20S PROACTIVE Touring Selection | 20S L Package | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD | ||||
変速機 | SKYACTIV -DRIVE (6EC-AT) |
SKYACTIV -MT (6MT) |
SKYACTIV -DRIVE (6EC-AT) |
SKYACTIV -MT (6MT) |
SKYACTIV -DRIVE (6EC-AT) |
SKYACTIV -MT (6MT) |
SKYACTIV -DRIVE (6EC-AT) |
SKYACTIV-MT (6MT) |
エンジン | SKYACTIV-G 2.0 |
|||||||
価格 | 2,733,500円 | 2,970,000円 | 2,794,000円 | 3,030,500円 |
機種名 | XD PROACTIVE | XD PROACTIVE Touring Selection | XD L Package | |||
---|---|---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD |
変速機 | SKYACTIV-D1.8 | |||||
エンジン | SKYACTIV-DRIVE (6EC-AT) |
|||||
価格 | 2,887,500円 | 3,124,000円 | 3,008,500円 | 3,245,000円 | 3,069,000円 | 3,305,500円 |
機種名 | X PROACTIVE | X PROACTIVE Touring Selection | X L Package | |||
---|---|---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD | 2WD | 4WD |
変速機 | SKYACTIV-DRIVE(6EC-AT) SKYACTIV-MT(6MT) |
|||||
エンジン | SKYACTIV-X2.0 | |||||
価格 | 2,794,000円 | 3,030,500円 | 3,415,500円 | 3,652,000円 | 3,477,100円 | 3,713,600円 |
なお、2019年9月20日以前のCX-30に関する情報は以下に紹介しています。
マツダ新型CX-30(シーエックスサーティ)がワールドプレミア CX-3とCX-5を埋める世界戦略SUVとして市販化
マツダがクーペタイプのコンパクトSUV「CX-30」を2019年3月に行われたジュネーブモーターショーで世界初公開しました。発表までは新型SUVを発表する、というプレスリリースを出し車種は明言されていませんでした。
次期CX-3や次期CX-4、もしくはCX-6かもしれない、など様々な噂がありましたが、発表されたのはまさかの「CX-30」という結果に、世界中が驚愕しました。
2019年夏に欧州市場で市販化される予定で、日本では2019年11月に発売予定になっています。
CX-3とCX-5の中間を埋める世界戦略SUV「CX-30(シーエックスサーティ)」の最新情報です。
ノルウェーでMAZDA CX-30のEVモデル開発車両がスパイショット!
ノルウェーでマツダの新型EVモデルがキャッチされました。ベース車両は2019年秋に日本市場導入が予定されているCX-30で、マツダとしては初のオールEVとなります。充電プラグあるいはユニット関連はリヤフェンダー上部にあり、エンジンサウンドが聞こえないことからマフラーレスとなっていることがわかります。
マツダが公表した当初の計画では、オールEVモデルを2019年に発売するとのことでしたが、現時点では2020年以降に持ち越される可能性が濃厚でしょう。マツダの新型EV車については、2019年10月の東京モーターショーでの情報公開も期待されます!
新型CX-30欧州仕様の詳細が発表!ドイツでの試乗会が大成功で期待高まる!
新型CX-30欧州仕様の詳細が明らかに!
2019年夏に欧州市場で初投入されるCX-30。マツダの魂動デザインを体現したコンパクトクロスオーバーSUVとして世界的な注目を集めていますが、欧州仕様車の詳細がほぼ明らかとなり、7月にはプロトタイプの試乗会がドイツで開催されるなど、発売までのカウントダウンが始まっています。
新型CX-30欧州仕様に搭載されているスカイアクティブG
CX-30の欧州仕様のパワートレインは、予定通りガソリン「スカイアクティブGの2.0Lマイルドハイブリッド」、ディーゼルの「スカイアクティブD 1.8L」、そしてSPCCIというマツダ独自の燃焼方式を採用した新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブXマイルドハイブリッド」の3種類がラインアップしています。
試乗会で使われたスカイアクティブGとDの走行の評判は上々
試乗会では、スカイアクティブXマイルドハイブリッドを除いた2.0LスカイアクティブGと1.8LスカイアクティブDが採用されたようですが、曲がりくねったワインディングロードでも、欧州の速度制限のないアウトバーンでも、安定して走行できる、乗り心地が良いと概ね好評。
G-ベクタリングコントロールプラス(GVC Plus)により人馬一体の走りを実感できる
CX30には、CX-5やCX-8にも搭載されている「G-ベクタリングコントロールプラス(GVC Plus)」を採用。ハンドル操作に対してエンジントルクを変化させ、タイヤの接地荷重を最適化するマツダの独自技術により、悪路での危険回避はもちろん、ドライバーの技量によらず誰でも「人馬一体」の走りを体験できます。
先進運転支援システムによってドライバーの負担を軽くする
先進運転支援システム「ADAS」も搭載しており、渋滞時にはアクセルとブレーキを自動制御。適切な車間距離を維持してくれるため、ドライバーの負担が軽減されます。
新型CX-30のラゲッジスペースは大容量で大きな荷物も楽々積載できる
CX-30はマツダが若いファミリー向けSUVとして積極的にPRしているだけあって、ラゲッジスペースもなかなかの容量。欧州の大型ベビーカーの積み下ろしにも配慮し、開口部の幅は1020 mm。床下収納あわせてトランク容量430LとCX-3と比べても80L増しの大容量です。
マツダ新型SUV「CX-30」のフランス仕様の詳細が明らかに!装備やカラー、価格帯は!?
マツダ新型SUV「CX-30」が2019年9月にフランスで発売へ
バルセロナモーターショー2019で公開されたマツダ新型SUV「CX-30」ですが、フランスでは2019年9月に発売されることが明らかになりました。併せてフランスで発売される「CX-30」のグレードやボディカラー、価格も公表されています。
フランス仕様の「CX-30」のボディカラーは9色のラインナップがあり、「Mazda3」のハッチバック専用カラーの「ポリメタルグレーメタリック」も用意されるなど、とても充実したカラーバリエーションになっています。
ボディカラーは画像左から、アルティックホワイトマイカ、ソウルレッドクスタルメタリック、マシーングレープレミアムメタリック、ジェットブラックマイカ、ディープクリスタルブルーマイカ、チタニウムフラッシュマイカ、スノーフレイクホワイトパールマイカ、ソニックシルバーメタリック、ポリメタルグレーメタリックになります。
フランス仕様の「CX-30」のボディカラーは9色のラインナップ
グレードは、「SKYACTIV-G 2.0 MH」と「SKYACTIV-D 1.8」の2種類に分かれていて、さらに各グレードごとにベースグレードの他に「STYLE」「SPORTLINE」「INSPIRATION」に細かく分かれています。おそらく、「SKYACTIV-X」もいずれラインナップされるのではないかと考えます。
マツダ新型SUV「CX-30」のステアリングホールの装備
マツダ新型SUV「CX-30」の見やすくなった大型ディスプレイ
マツダ新型SUV「CX-30」のブラックレザーシート
装備はベースグレードの装備を全グレードに加味し、さらにグレード別に装備が追加されています。
ベースグレード | STYLE | SPORTLINE |
---|---|---|
16 アルミホイール(グレー ) | 18インチアルミホイール(シルバー) | IRカットフィルム |
フォグ機能内蔵LEDヘッドライト | フロントシートヒーター | 「ピアノブラック」仕上げドアハンドル |
LEDテールライト | リヤオートエアコン | LEDデイタイムランニングライト |
魂動ターンウインカー | ステアリングヒーター | フレームレスインテリアミラー |
ブラックレザー | インテリジェントドアオープンクローズ | パドルシフト付ステアリングホイール |
LEDインテリアライト | フロントパーキングセンサー | クロームストラップ付きステアリングホイール |
ヘッドアップディスプレイ(ADD) | 360°アラウンドビューモニタ | クロム製グローブボックスハンドル |
オートヘッドランプ・ワイパー | i-Activsenseセキュリティシステム | 12スピーカー搭載Boseオーディオシステム |
リアパーキングセンサー | エレクトリックテールゲート | アダプティブLEDヘッドライト(ALH) |
i-Activsenseセキュリティシステム | – | – |
オートハイビーム(HBCS) | – | – |
「E-Call」緊急通報システム | – | – |
カラーコンピュータ付き7インチデジタルカウンター | – | – |
8.8インチTFTカラーディスプレイ搭載マツダコネクトシステムとナビゲーションシステム | – | – |
Apple CarPlay / Android Auto | – | – |
フランスで販売するCX-30はガソリンモデルのSKYACTIV-G 2.0が26,500ユーロ(日本円で約3,224,000円)、ディーゼルエンジンのSKYACTIV-D 1.8が31,200ユーロ(日本円で約3,795,000円)、SKYACTIV-X 2.0が33,200ユーロ(約4,038,600円)から販売します。
日本で販売する場合、トヨタのC-HRが最大のライバルになるため、C-HRの価格帯2,290,000円~2,979,200円から大きな差がでないように新型CX-30の価格設定をすると予想します。
グレード | エンジン | ミッション | 駆動 | 販売価格(EUR) | 販売価格(日本円) |
---|---|---|---|---|---|
CX-30 ベースグレード | SKYACTIV-G 2.0 MH | 6MT | 2WD | 26,500ユーロ | 約3,224,000円 |
CX-30 STYLE | SKYACTIV-G 2.0 MH | 6MT | 2WD | 29,200ユーロ | 約3,552,000円 |
6AT | 2WD | 31,200ユーロ | 約3,795,000円 | ||
SKYACTIV-D 1.8 | 6MT | 2WD | 31,200ユーロ | 約3,795,000円 | |
6AT | 2WD | 33,200ユーロ | 約4,038,600円 | ||
CX-30 SPORTLINE | SKYACTIV-G 2.0 MH | 6MT | 2WD | 31,100ユーロ | 約3,783,000円 |
6AT | 2WD | 33,100ユーロ | 約4,026,700円 | ||
SKYACTIV-D 1.8 | 6MT | 2WD | 33,100ユーロ | 約4,026,700円 | |
6AT | 2WD | 35,100ユーロ | 約4,269,700円 | ||
SKYACTIV-X 2.0 | 6MT | 2WD | 33,100ユーロ | 約4,026,700円 | |
6AT | 2WD | 35,100ユーロ | 約4,269,700円 | ||
6MT | AWD | 35,000ユーロ | 約4,259,000円 | ||
6AT | AWD | 37,000ユーロ | 約4,502,600円 | ||
CX-30 INSPIRATION | SKYACTIV-G 2.0 MH | 6MT | 2WD | 31,400ユーロ | 約3,819,600円 |
6AT | 2WD | 33,400ユーロ | 約4,063,500円 | ||
SKYACTIV-D 1.8 | 6MT | 2WD | 33,400ユーロ | 約4,063,500円 | |
6AT | 2WD | 35,400ユーロ | 約4,306,800円 | ||
SKYACTIV-X 2.0 | 6MT | 2WD | 33,400ユーロ | 約4,063,500円 | |
6AT | 2WD | 35,400ユーロ | 約4,306,800円 | ||
6MT | AWD | 35,300ユーロ | 約4,296,500円 | ||
6AT | AWD | 37,300ユーロ | 約4,539,300円 | ||
CX-30 EXCLUSIVE | SKYACTIV-X 2.0 | 6MT | 2WD | 35,300ユーロ | 約4,295,400円 |
6AT | 2WD | 37,300ユーロ | 約4,540,300円 | ||
6MT | AWD | 37,100ユーロ | 約4,515,900円 | ||
6AT | AWD | 39,100ユーロ | 約4,759,300円 |
バルセロナモーターショー2019で続々と新情報が明らかになる新型SUVマツダ「CX-30」
バルセロナモ-ターショー2019で先行展示されたマツダ「CX-30」
スペインで行われている、バルセロナモ-ターショー2019で先行展示されたマツダ「CX-30」ですが、エントリーグレードの2.0リットル SKYACTIV-Gの欧州仕様の価格が約340万円からということが明らかになってきました。最高出力122hpで駆動方式は2WD、6速MT仕様であるとのことです。
「CX-30」にはディーゼルエンジンの「D」と「X」も用意されています。
エンジンモデル | 最高出力 | 駆動方式 | トランスミッション |
---|---|---|---|
2.0リットル SKYACTIV-G | 122hp | 2WD | MT |
1.8リットル SKYACTIV-D | 116hp | 2WD/4WD | MT/AT |
1.8リットル SKYACTIV-X | 181hp |
新型CX-30の生産は4月末から開始され日本発売は2019年11月に
新型CX-30は既存車種のCX-3とCX-5の中間に位置するモデルで、ジュネーブモーターショー2019で世界初公開された時から、世界中で注目を集めたクーペタイプのSUVです。
発表当初は2019年内に生産開始、2020年に欧州市場から市販化すると発表していましたが、市販化の予定が早まったことがわかりました。
CX-30が市販化されるまでのスケジュールは2019年4月末から、マツダ本社のある宇品工場で始まり、2019年11月に日本で発売される可能性が高くなりました。欧州発売が2019年夏を予定しているとのことなので、日本では2019年夏以降、10月に行われる東京モーターショー2019で日本初公開した後に市販化されると考えます。
新型CX-30は後席が広いファミリーモデルとして登場 サイズ感はCX-3とCX-5の中間
マツダのSUVラインナップで初めて二桁の数字を冠したCX-30
新型CX-30はCX-3よりも広くCX-5よりもコンパクトなサイズ感をもっていて、今までのマツダのラインナップでは中国専売車のCX-4に近いボディサイズを持っています。日本ではCX-4は販売していないため、CX-3やCX-5の間を埋めるモデルとして販売します。
CX-30 | CX-3 | CX-5 | CX-4 | MAZDA3ハッチバック | |
---|---|---|---|---|---|
全長 | 4,395mm | 4,275mm | 4,545mm | 4,633mm | 4,460mm |
全幅 | 1,795mm | 1,765mm | 1,840mm | 1,840mm | 1,745mm |
全高 | 1,540mm | 1,540mm | 1,690mm | 1,530mm | 1,440mm |
ホイールベース | 2,655mm | 2,570mm | 2,700mm | 2,700mm | 2,725mm |
最低地上高 | 175mm | 160mm | 210mm | 196mm | – |
CX-30にはマツダ3に新たに採用するポリメタルグレーのボディカラーもラインナップ
ボディカラーはマツダの匠塗「ソウルレッドクリスタルメタリック」と「マシーングレープレミアムメタリック」、マツダ3に追加される新色「ポリメタルグレー」を採用します。その他5色を設定して全9色がラインナップします。
CX-30は最新の安全装備も採用してファミリーユースも安心な車に
足回りにはCX-8などに採用するGベクタリングコントロールを採用してコーナリング時などに最適な制御を行います。
最新の安全装備i-アクティブセンスも搭載して安全なドライブを実現、荷室容量もレジャーなどで活躍できる大容量の430Lまで拡大可能なためロングドライブもストレスになりません。
CX-30は曲線を使った美しいボディラインが特徴
特徴的なターンシグナルを搭載していて、開始は全灯、それから徐々に出力を下げる方式を採用しています。CX-30は電装系にも力を入れる、とても個性的な車になるでしょう。
マツダコネクトは8.8インチの大型化してドライバーモニタリングなど最新機能も搭載
マツダ3に続く新世代商品の第2弾という位置づけで、マツダ3と同じくSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)という新たなプラットフォームを採用、インテリアには8.8インチに大型化したマツダコネクトを採用しています。
またスバルのフォレスターやマツダ3にも搭載する、わき見や居眠りなどを視線から検知して警告するドライバーモニタリング機能も搭載します。
CX-30クーペSUVらしくスポーティなコクピットを採用
新型CX-30の欧州仕様はスカイアクティブGの2.0Lマイルドハイブリッド、スカイアクティブDの1.8L、そして新世代エンジンのスカイアクティブXマイルドハイブリッドの3種類がパワートレインに採用され、トランスミッションは6速ATと6速MTを用意します。また、北米以上向けにはスカイアクティブGの2.5Lも用意される可能性があります。
日本仕様ではどうなるか発表されていませんが、エンジンラインナップは同じで排気量に変更があるケースも考えられます。
エンジン種類 | 排気量 |
---|---|
スカイアクティブG | 1.997L |
スカイアクティブD | 1.756L |
スカイアクティブX | – |
【新型CX-30発表前の考察】マツダの新型SUVを2019年3月に行うジュネーブモーターショーで世界初公開 新型SUVの3つの可能性を考える
マツダがMAZDA3(アクセラ)に続く新型SUVを2019年3月5日(日本時間3月5日21時)にスイスで開催する世界5大モーターショーの1つ「ジュネーブモーターショー2019」でプレスカンファレンスを全世界へ向け発表しました。
ワールドプレミアする新型SUVは、2018年11月に世界初公開した次世代商品第1弾の「MAZDA3(アクセラ)」に続く次世代商品第2弾に位置付けられる重要なモデルです。
2019年2月5日に公開されたマツダ公式のティザー画像ではリヤのシルエットのみ公開され、「モデルチェンジする次期CX-3ではないか」「中国専売のCX-4を日本に導入するのではないか」など様々な噂が広がっていました。
マツダのCX-30が発表されるまでに考えられた最も有力な3つの噂「次期CX-3」「次期CX-4」「未発表の新型モデル」について、予想を交えながら考察しています。
マツダの新型SUVについて最も信ぴょう性のある「新型SUVはCX-3の後継車種」
ジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVはCX-3の後継車種を指しているのが最有力
マツダのCX-3は2018年にマイナーチェンジを行いディーゼルエンジン(スカイアクティブD)などが改良しています。2019年にもマイナーチェンジ(一部改良)を行う予定で、フルモデルチェンジは2020年以降になると考えていました。
しかしマツダが新型SUVをジュネーブモーターショー2019で発表することがわかり、「次期CX-3のモデルチェンジを発表、もしくは後継車種の発表か」という情報が広がっています。
次期CX-3が新型SUVだという最も大きな理由は販売台数の減少
CX-3がジュネーブモーターショーで発表する新型SUVだという根拠は確かにあり、販売台数が振るわない、というのが最も大きい理由だと考えます。
2015年2月に発売したCX-3はデミオベースで開発され、月販目標販売台数は3,000台になっていますが、目標台数を超えたのは2015年の3月と4月と5月、2016年の2月のみです。
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | |
---|---|---|---|---|
1月 | 1,323台 | 1,283台 | 2,915台 | – |
2月 | 1,432台 | 1,447台 | 3,247台 | 2,506台 |
3月 | 2,258台 | 2,079台 | 2,317台 | 5,503台 |
4月 | 567台 | 664台 | 1,006台 | 3,259台 |
5月 | 2,060台 | 725台 | 1,422台 | 3,286台 |
6月 | 1,085台 | 481台 | 1,522台 | 2,807台 |
7月 | 852台 | 2,071台 | 1,350台 | 2,722台 |
8月 | 1,312台 | 1,415台 | 991台 | 2,323台 |
9月 | 2,183台 | 2,178台 | 1,462台 | 2,984台 |
10月 | 1,556台 | 1,103台 | 598台 | 1,005台 |
11月 | 1,446台 | 954台 | 2,103台 | 2,088台 |
12月 | 955台 | 779台 | 939台 | 1,537台 |
合計 | 17,036台 | 13,108台 | 19,872台 | 30,020台 |
CX-3はデミオベースのため内装などはデミオの質感とそれほど変わらず、室内の広さも同じです。しかし新車販売価格はデミオのベースグレード1,393,200円~と比べてCX-3のベースグレードは2,127,600円~なので約70万円ほど開いています。
CX-3はデミオにはない電動パーキングブレーキなどを採用して差別化していますが、価格差を埋めるまでには至らない、そのため販売台数が振るわないという結果になっています。
モデルチェンジまでの期間が短いため新型SUVはCX-3ではないという意見も
CX-3は2015年2月27日に発売して1度もフルモデルチェンジを行っていません。一昔前は2年でマイナーチェンジを行い、4年でフルモデルチェンジを行うと言われていましたが、近年はフルモデルチェンジ期間が延びる傾向にあり、人気車種のエクストレイルやハリアーも2019年で6年目に突入しています。
しかしマツダの場合はこのモデルチェンジサイクルに当てはまらず、新しい技術を開発したらすぐに既存車種に投入しています。そのためマイナーチェンジや一部改良を行う頻度は国内の他メーカーと比較してとても多いです。
CX-3の場合は2019年でモデル期間が約4年なので通常のモデルライフと言えます。マツダを代表するSUVのCX-5も約4年で2代目にフルモデルチェンジしていることから、マツダではあり得るモデルサイクルだと判断できます。
ジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVはCX-3の後継車種になると考える
CX-3の販売台数回復にはデミオベースを改める必要があると考えます。
マツダがジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVは次世代商品第2弾として「アクセラベースで開発する」こと「2019年には生産を開始して市販する」ことと日本でも「次世代エンジンのスカイアクティブXを搭載する」方針になっています。
これらの情報を合わせると、CX-3のモデルサイクルとしてはごく普通で、品質を向上しつつエンジンにも強みを持たせることが可能になります。
しかし気になるのはマツダ公式が発表した「新型SUVをラインアップに追加」という一文です。このことから現在販売しているCX-3を廃止して、CX-3の流れを汲む後継車種として新たにSUVの新型モデルを発表すると考えます。
中国専売車種のCX-4を世界で導入・またはCX-4の後継車種の発表もありうる
CX-4は発売されて日が浅いため後継モデルの発表はまだ先になると考える
2019年にCX-4を日本に導入するという情報もあります。CX-4は日本はもちろん北米や欧州でも販売していない中国専売車種です。CX-3よりも一回り大きく、全長はセグメントが上のCX-5よりも大きいのが特徴です。
全高はCX-3と殆ど変わらずCX-5のクーペスタイルを想像するとわかりやすいかもしれません。
ボディサイズ | CX-4 | CX-3 | CX-5 |
---|---|---|---|
全長 | 4,633mm | 4,275mm | 4,545mm |
全幅 | 1,840mm | 1,765mm | 1,840mm |
全高 | 1,530mm | 1,550mm | 1,690mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,570mm | 2,700mm |
ジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVがCX-4の場合も、現在発売しているCX-4は販売終了して、後継車種として新型モデルを発表すると考えます。
しかしCX-4はCX-3よりも新しい車種で2016年6月に中国で発売しているため販売終了、またはモデルチェンジはまだ早いでしょう。
そのためCX-4はマツダが発表する新型SUVに該当する可能性は低いと予想します。
CX-3ともCX-4とも関係ない全く別の新型SUV「CX-6」を発表する可能性もある
マツダが発表する新型SUVはCX-5(画像)より車格が上の「CX-6」になる可能性がある
マツダが販売するSUVの頭文字「CX」のCはクロスオーバーを意味していて、Xはスポーツカーを意味しています。2つを合わせてクロスオーバー=SUVを意味していて、現在はCX-3・CX-4(中国専売)・CX-5・CX-8・CX-9(海外専売)まであり横の数字は車格を意味しています。(CX-7は生産終了)
マツダが発表する新型SUVがCX-3やCX-4の後継車種ではない場合、残るのは「CX-2」か「CX-6」になります。
横の数字は車格を表すためCX-2になる場合はデミオベースのCX-3を下回る車格になるため日本では軽自動車などが該当します。軽自動車は日本独自の規格なので、スイスのジュネーブで発表するのはおかしいでしょう。
そのためCX-5によりラグジュアリーな「CX-6」が新型SUVに該当する可能性も考えられます。
CX-4の後継車種の噂よりも可能性は高いと考えていて、2018年に発売したホンダCR-VやレクサスのUX、トヨタのハリアーと比較すると現在のCX-5では物足りないのが現状です。
CX-8は3列シートという個性があるので、CX-8の車格に迫る2列シートの高級SUVとして新型SUVを発表しても不思議ではありません。
MAZDA新世代商品群第二弾 CX-30のモデルチェンジ遍歴
CX-30はマツダが販売するクロスオーバーSUVです。MAZDA3と同じプラットフォームを採用あい、日本市場とヨーロッパ市場を中心に展開されているモデルです。
CX-30 DMEP/DMEJ3P/DM8P/DMFP(2019年~)
2019年10月、CX-30の頑張意が開始されました。
2020年2月、純正アクセサリーパッケージ「MAZDA CX-30 SIGNATURE STYLE」を発売。「SKYACTIV-X」搭載車を追加設定。同年4月、マツダ創立100周年記念の特別仕様車「100周年特別記念車」を発売。同年12月、商品改良を実施。「2020ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーTOP3選出記念モデル」を発売。
2021年、4月と6月に一部商品改良を実施。2WD・AT専用グレード「X Smart Edition」、「X Black Tone Edition」「Black Tone Edition」が設定されました。翌年2022年8月、一部商品改良を実施。
2023年9月、一部商品改良で安全性能を強化。特別仕様車「Retro Sport Edition」が設定され、「X Smart Edition」と「X L Package」、「20S Proactive」と「XD Proactive」の4WDが廃止されました。
CX-30のモデル | 販売年表 |
---|---|
DMEP/DMEJ3P/DM8P/DMFP | 2019年~ |
発表はCX-3でもCX-4でもCX-6でもない全く新しいクーペSUVの「CX-30」
スイスのジュネーブモーターショー2019で発表する新型SUVは、現在販売するCX-3の後継車種、または新型モデルのCX-6になると考えられていました。
しかし実際に発表されたのはCX-3の後継モデルでもなく、CX-4やCX-6の発表でもなく、全く新しいクーペタイプのコンパクトSUV「CX-30(シーエックスサーティー)」でした。
世界的に流行しているSUVで、2019年夏には欧州市場で販売が開始され、日本では2019年11月に市販化されることになっています。日本初披露は東京モーターショー2019になると考えられ、2019年で最も話題性のある車種の1つになりました。