マツダCX-30にSKYACTIV-Xを追加 エクステリアやインテリア・価格など解説
マツダのクロスオーバーSUVモデルCX-30が2019年10月24日に発売、2020年1月16日には次世代ガソリンエンジンのSKYACTIV-X 2.0を搭載したグレードも追加しました。
新型CX-30は「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」というコンセプトのもと開発され、老若男女問わず親しまれる一台です。また2020年3月にはCX-30が米国IIHS安全性において「2020 TSP+」の最高総合評価を獲得。CX-30の注目のスペックやエクステリア・インテリア、快適装備などをチェックしていきましょう!
CX-30のグレードをスリム化する一部改良を2024年7月18日実施
CX-30のグレードをディーゼルエンジン・ハイブリッドエンジンで3グレード、計6グレードに集約する一部改良を2024年7月18日に実施。
そのほか、Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)やマツダオンラインナビの採用、室内安全装備の強化としてリアシートアラートを全てのグレードに設定。
全長 | 4,395mm |
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全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,540mm |
ホイールベース | 2,655mm |
室内長 | 1,830mm |
室内幅 | 1,490mm |
室内高 | 1,210mm |
車両重量 | 1,420kg-1,500kg |
最小回転半径 | 5.3m |
最低地上高 | 175mm |
エンジン型式 | PE-VPS型 水冷直列4気筒DOHC |
エンジン総排気量 | 1.997L |
エンジン最高出力 | 115kW(156PS)/6,000rpm |
エンジン最大トルク | 199Nm(20.3kgm)/4,000rpm |
モーター型式 | MJ型 |
モーター最高出力 | 5.1kW(6.9PS)/1,800rpm |
モーター最大トルク | 49Nm(5.0kgm)/100rpm |
乗車定員 | 5名 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
タンク容量 | 48L-51L |
WLTCモード燃費 | 15.5km/L-16.2km/L |
グレード | エンジン | 駆動方式 | 値段 |
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XD S Package | SKYACTIV-D 1.8 ディーゼル |
2WD(FF) | 3,034,900円~ |
4WD | 3,271,400円~ | ||
XD Black Selection | 2WD(FF) | 3,273,600円~ | |
4WD | 3,510,100円~ | ||
XD Touring | 2WD(FF) | 3,294,500円~ | |
4WD | 3,531,000円~ | ||
特別仕様車 XD Retro Sports Edition |
2WD(FF) | 3,448,500円~ | |
4WD | 3,685,000円~ | ||
20S i Selection | e-SKYACTIV G 2.0 ハイブリッド |
2WD(FF) | 2,662,000円~ |
4WD | 2,898,500円~ | ||
20S Black Selection | 2WD(FF) | 2,998,600円~ | |
4WD | 3,235,100円~ | ||
20S Touring | 2WD(FF) | 3,019,500円~ | |
4WD | 3,256,000円~ | ||
特別仕様車 20S Retro Sports Edition |
2WD(FF) | 3,173,500円~ | |
4WD | 3,410,000円~ |
CX-30のボディカラーは匠塗ソウルレッドクリスタルメタリックを含む全9色設定
CX-30のボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリック・マシーングレープレミアムメタリックなどマツダを象徴する匠塗を含めた全9色設定。
ポリメタルグレーやジルコンサンドメタリックなど人気のアースカラーも設定されており、デイリーユースからレジャーまで幅広いユーザーにアプローチします。
CX-30の造形テーマは書道の筆づかいにも通じる「溜めと払い」。力強いボディラインにそのテーマが表現されています。周囲の景色の移り変わりとともに、ボディ面に映る陰影も美しく変化します。
CX-30のボディカラー一覧
- ソウルレッドクリスタルメタリック(66,000円)
- マシーングレープレミアムメタリック(55,000円)
- スノーフレイクホワイトパールマイカ(33,000円)
- ポリメタルグレーメタリック
- ディープクリスタルブルーマイカ
- ジルコンサンドメタリック
- ジェットブラックマイカ
- プラチナクォーツメタリック
- セラミックメタリック
ソウルレッドクリスタルメタリック(66,000円)
マシーングレープレミアムメタリック(55,000円)
スノーフレイクホワイトパールマイカ(33,000円)
ポリメタルグレーメタリック
ディープクリスタルブルーマイカ
ジルコンサンドメタリック
ジェットブラックマイカ
プラチナクォーツメタリック
セラミックメタリック
CX-30が2023年マイナーチェンジ(一部改良)を実施 特別仕様車レトロスポーツエディション・10.25インチモニターなど追加
テラコッタのインテリアがお洒落な特別仕様車CX-30レトロスポーツエディション
CX-30のマイナーチェンジ(一部改良)を2023年9月4日に発表。
今回の改良ではAT誤発進抑制制御・ドライバーモニタリング機能の進化、10.25インチセンターディスプレイ採用やワイヤレス充電の追加、ボディカラにはセラミックメタリックとジルコンサンドメタリックの2色を追加しました。
2023年CX-30特別仕様車レトロスポーツエディションの装備
- ブラッククローム シグネチャーウイング
- 合成皮革シート テラコッタ/レガーヌ
- デコレーションパネル レガーヌ
- テラコッタ ニーレストパッド
- テラコッタ ドアアームレスト
- テラコッタ フロントセンターアームレストステッチ
- ドライビングポジションサポートパッケージ
- フレームレス 自動防眩ルームミラー
- リアLEDマップランプ
- ボーズサウンドシステム+12スピーカー
またBlack Tone Editionをベースにする特別仕様車Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)を新たに設定。
ジルコンサンドメタリックをイメージして、インテリアカラーにはベージュ系のテラコッタを採用、レトロで懐かしいお洒落な雰囲気が特徴です。
CX-30が2022年8月4日に一部改良で新エンジンを搭載し内装の改良とともに発売
CX-30と「e-SKYACTIV G 2.0」
MAZDA CX-30が2022年8月4日に一部改良し、予約販売を開始しました。
CX-30の一部改良の中身は「SKYACTIV-G 2.0」を「e-SKYACTIV G 2.0」に変更し、インテリア・エクステリアに改良を加えグレード体系の見直し、上級グレードに本革内装のメーカーオプション設定を行いました。
CX-30に新しく導入された「e-SKYACTIV G 2.0」は減速時に発生する回生エネルギー(回生電力)を活用して、車の発進時にアシストする新エンジンで、始動時の静音性と燃費が約0.6km/Lほど改善しています。
またCX-30のグレードを見直しし、上級グレードはProactive Touring Selectionに一本化、内装の質感も向上。
CX-30の新しいインテリアではホワイトレザーパッケージ、ブラックレザーパッケージの2種類の本革内装のMOPを設定しました。
CX-30 ホワイトレザーパッケージ
CX-30 ブラックレザーパッケージ
新しいCX-30のインテリアのフロント部分
CX-30のe-SKYACTIV Xのモデルの燃費を改善する一部商品改良を実施
CX-30のe-SKYACTIV Xエンジンの燃費を改善して2030年度燃費基準に該当する一部商品改良を2021年4月26日に実施。これにより減税の対象になりました。
また、CX-30の全てのグレードのフロントとリヤのダンパー特性を見直すことでサスペンションの動きを見直し、自然な乗り心地に改善しました。
CX-30が商品改良を実施 2020カーオブザイヤー選出記念車も設定
商品改良で走行性能と安全性が向上した新型CX-30
CX-30の商品改良では出力向上と安全装備のアップデートが行われました。パワートレインのスカイアクティブX搭載車は最高出力を180psから190psへ、最大トルクは224Nmから240Nmに向上しています。
スカイアクティブD搭載車は最高出力を116psから130psへ向上、アクセル踏み始めのレスポンスも改良しました。
安全装備のCTS(クルージング&トラフィックサポート)は上限速度を55km/hから高速域まで引き上げ、MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)を人間特性にマッチするよう滑らかに動作するように改良しています。
2020年12月17日の商品改良と同時に追加した2020カーオブザイヤーTOP3選出記念モデルは、Lパッケージをベースにしてソウルレッドクリスタルメタリックのボディカラーと専用オーナメントを装備した特別なモデルです。
マツダCX-30のSKYACTIV-X搭載車が発売を開始
SKYACTIV-Xを搭載するMAZDA CX-30 X L Packageのエクステリア
マツダは2020年1月16日、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブX)」を搭載するCX-30を発売しました。
SKYACTIV-Xは世界で初めて圧縮着火を実用化する新世代のガソリンエンジン。エンジン最高出力は132kW(180ps)/6,000rpm、最大トルクは224N・m(22.8kgf・m)/3,000rpmです。
ガソリンモデル特有の力強い加速性能とハイレベルな燃費性能を両立し、M ハイブリッドを組み合わせることで人馬一体の滑らかな走りに磨きをかけています。
マツダがCX-30「SIGNATURE STYLE」の予約受付をスタート!
CX-30 SIGNATURE STYLEのエクステリア
2020年1月10日、CX-30の純正アクセサリーパッケージ「CX-30 SIGNATURE STYLE」の予約受付を開始しました。発売日は2020年2月3日となります。
SIGNATURE STYLEはマツダデザインとカスタマイズの両立を目指して作られたカスタマイズパッケージ。オリジナルデザインの2トーン切削アルミホイールとサテンクロームのモールディング付きアンダーガーニッシュがセットとなっています。
マツダCX-30が発売2ヶ月目で受注台数12,346台に到達
2019年10月24日に発売されたマツダCX-30の受注台数が、12,346台に達したことが明らかとなりました。取り回しのよいサイズ感や高質感な車内空間、流麗なエクステリアが魅力のマツダCX-30は、30代~40代のユーザーを中心に支持を得ているとのことです。
受注データに注目すると、最も受注数の多いボディカラーは「ソウルレッドクリスタルメタリック」で25%。新色の「ポリメタルグレーメタリック」も18%と、ソウルレッドクリスタルメタリックに次ぐ人気を誇っています。
グレード別の受注構成比は、快適装備と安全装備を強化した「PROACTIVE Touring Selection」が48%、ブラウンの内装にホワイトまたはブラックのシートを組み合わせた「L Package」が36%です。
ロサンゼルスモーターショーで米国版CX-30が初公開!
2020年版米国仕様のマツダCX-30のエクステリア
アメリカ仕様のマツダCX-30が、2019年11月のロサンゼルスモーターショーで初公開されました。エクステリアは魂動デザインをさらに進化させた「Charge and Release」をコンセプトに、クーペ風の流麗なデザインを具現化。コンパクトサイズですが、独自のパッケージング技術で広い室内スペースを確保しています。
米国仕様のCX-30のパワートレインは、最大出力186hp、最大トルク25.7kgmの2.5L直列4気筒ガソリンSKYACTIV-G 2.5の1タイプのみをラインナップ。トランスミッションは6速AT「SKYACTIV-DRIVE」です。
新世代車両運動制御技術のG-ベクタリング コントロール プラスを採用し、車両挙動を安定させてスムーズな走りを追求しています。オフロードトラクションアシスト付き「i-ACTIV AWD」システムでは、スタックしやすいぬかるんだ道や雪深い道での悪路走破性を高めます。
またCX-30のリアバンパーステーにはスポーツ用品を開発するモルテンが製造したポリアミド樹脂が使用されています。 ポリアミド樹脂は融雪剤や凍結防止剤に強くまた熱にも強いため、車の耐久性を上げる素材として有効とされています。
CX-30のパワートレインは人馬一体の心地よい走りを実現
SKYACTIV-X
ガソリンエンジンSKYACTIV-G
ディーゼルエンジンSKYACTIV-D
CX-30のパワートレインには、SKYACTIV-X・ガソリンエンジンSKYACTIV-G・ディーゼルエンジンSKYACTIV-Dを各モデルに採用。
SKYACTIV-Xでは独自の燃焼方式を採用し、燃費性能アップを実現しています。最高出力115kW〈156PS〉/ 6,000rpm、最大トルク199N・m〈20.3kgf・m〉/ 4,000rpmのSKYACTIV-Gではキャビティ付ピストン・マルチホールインジェクター・冷却水制御バルブなどの技術を投入し、気持ちの良い走りを体感できます。最高出力85kW〈116PS〉/ 4,000rpm、最大トルク270N・m〈27.5kgf・m〉/ 1,600-2,600rpmのSKYACTIV-Dは走行性能と燃費性能の両立をはかり、ロングツーリングでもストレスなく運転を楽しむことが可能となっています。
CX-30のインテリアは各グレードに高質感のシート・マテリアルが設定
パーフォレーションレザー・ブラック/チャコール(L Package)
パーフォレーションレザー・ピュアホワイト(L Package)
クロス・ブラック(PROACTIVE Touring Selection、PROACTIVE、20S)
クロス・グレージュ(PROACTIVE Touring Selection、PROACTIVE)
CX-30のインテリアデザインは「パーフォレーションレザー・ブラック/チャコール」「パーフォレーションレザー・ピュアホワイト」「クロス・ブラック」「クロス・グレージュ」の4タイプ。
内装色は最上位グレードのL Packageがリッチブラウン、その他グレードはネイビーブルーが採用されます。その他にもL Packageはエンジンスタートリングがプラチナサテン、ドアトリムに合成皮革となっており、高級感あふれるディテールが特徴。ステアリングホイールとシフトレバーは全グレード本革巻です。
CX-30全車に標準装備となるアクティブ・ドライビング・ディスプレイと7インチTFTカラーマルチスピードメーター
コックピットにはフロントガラス照射タイプのアクティブ・ドライビング・ディスプレイや、視認性に優れた7インチマルチスピードメーターを搭載。情報レイアウトやドライビングポジションにもこだわり、ドライバーが運転に集中できる環境づくりを徹底しています。
新型CX-30は全グレードが自動車安全コンセプト「セーフティ・サポートカーS[ワイド]」に該当
CX-30は全グレードに先進安全技術を標準搭載し、政府が推奨するセーフティ・サポートカーS[ワイド]に該当します。CX-30に標準装備される安全装備は以下の通りです。
新型CX-30の安全装備
- スマートブレーキアシスト
- AT誤発進抑制制御(前身時・後退時)
- 先進ライトALH/HBC
- 車線逸脱警報システム
- スマートブレーキサポート(後進時・後進時左右接近物)
- リアパーキングセンサー
- ブラインドスポットモニタリング
- 後側方接近車両検知
- レーンキープアシストシステム
- ドライバーアテンションアラート
- マツダレーダークルーズコントロール
上記のさまざまなセーフティシステムで人的ミスやヒヤリハットを減らし、同時にドライバーの運転時のストレスを軽減します。
CX-30に採用されているSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)
また、万が一事故が発生した場合のため、衝突被害を軽減するSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)やSRSエアバッグシステムを採用しています。
マツダCX-30のラゲッジルームの容量は通常時で430L!シートアレンジも多彩で実用性に優れる
マツダCX-30の荷室スペース。パワーリフトゲート装備で非力な方も開閉操作が楽々行える
シートを倒さない状態でも430Lの荷室容量を確保しているCX-30。20S以外の全グレードにスイッチ操作で開閉が可能なパワーリフトゲートを標準装備としました。
サブトランクボックス・トノカバー・ラゲッジフックはCX-30全車に標準装備されています。
後部座席は6:4分割可倒式でさまざまなシートアレンジが可能
CX-30のリアシートには6:4分割可倒式を採用。荷室フロアとの段差のないフラットなスペースを確保できます。
静粛性の高い室内空間が広がるCX-30では高音質で臨場感あふれるサウンドも楽しめる
マツダ・ハーモニック・アコースティックス+8スピーカー
ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカー
キャビンからラゲッジスペースまでノイズの低減にこだわったCX-30。心地よさを感じる静粛性を追求し、音楽や会話をより楽しめるようになっています。
オーディオシステムには「マツダ・ハーモニック・アコースティックス+8スピーカー」をCX-30全車に標準装備。さらに質のよいサウンドを求めるオーナーには、「ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカー」が20S以外の全車にメーカーオプションで用意されています。
その他CX-30の快適装備いろいろ
運転席パワーシートやシートヒーター/ステアリングヒーターはグレード別設定
CX-30のシートは運転席に10Wayパワーシートとドライビングポジションメモリー機能、運転席と助手席にシートヒーター/ステアリングヒーターを搭載し、季節を問わず快適な座り心地を提供。PROACTIVE Touring Selection(20S、XD、X)、L Package(20S、XD、X)には標準装備されていて、PROACTIVE(20S、XD、X)にはメーカーオプションで装備可能です。
さらに、助手席ラチェットレバー式シートリフターはCX-30全車に標準装備されます。
全ての席での乗降性にこだわったCX-30
ドアの造形、シート座面の高さを工夫し、高い乗降性を追求したCX-30。フロント・リアともに乗り降りしやすい作りとなっています。
また、リアシートのアームレスト付コンソールボックスの後部にはリアベンチレーターを配置。後部座席に座ったゲストも快適に過ごすことができます。
ブレーキペダルから足を離しても停車状態がキープされる「オートホールド+電動パーキングブレーキ」や「電動格納リモコン式カラードドアミラー(オート格納/ヒーテッド機能)」、「車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)」はCX-30全車に標準装備。ステアリングシフトスイッチは20S以外のAT全車に標準装備されます。