ノートのフルモデルチェンジは2020年12月 パッケージングやパワートレイン
日産が販売するコンパクトカーのノートが2020年12月23日にフルモデルチェンジ。2012年に発売した2代目ノートから約8年が経過して、3代目へ待望のモデルチェンジです。
3代目ノートはどのようなパッケージングなのか、ノートから搭載されてセレナにも搭載されているe-powerはどのようになるのか、自動運転技術であるプロパイロットは3代目ノートに搭載されるのかなどを予想。
2023年に登場予定のノートミニバンは2024年以降にズレこむ可能性
ノート派生車種として発売予定になっているコンパクトミニバンタイプの新モデルが、2023年に発売せず、2024年以降にずれ込む可能性があるようです。
2022年はトヨタのシエンタがフルモデルチェンジ、2024年はホンダのフリードがフルモデルチェンジ予定で、この2車種に割って挑む形になります。
2023年は6代目の新型セレナがe-POWERモデルを発売、フラッグシップミニバンのエルグランドも2023年後半にフルモデルチェンジの噂。
売れ筋カテゴリーに該当するコンパクトなノートミニバンを同じ年に発売して販売数を奪い合うのを避けるため、2024年以降に先延ばしした、ということも考えられます。
ノートミニバンのパワートレインは1.2Lのe-powerを搭載するという噂ですが、後席スライドドアの採用については不明のようです。2024年以降の登場になると、実際に発売するというのも不透明にな状況にあるようです。
ノートオーテッククロスオーバー プラスアクティブを2023年1月下旬発売
ノートオーテッククロスオーバーにルーフモールなどを追加したプラスアクティブ
ノートオーテックのクロスオーバーに、アウトドアスタイルを強めたプラスアクティブ(AUTECH CROSSOVER +Active)を2022年12月に発表、2023年1月下旬に発売。
既存のクロスオーバーモデルと同じように、オーテックモデルより最低地上高を25mm上げたスタイルに、シルバーのフロントプロテクターとルーフモールと追加することで、さらにアウトドア志向の強い特別なモデルになっています。
ノートオーテッククロスオーバー プラススタイルの装備
- シルバーフロントプロテクター
- シルバールーフモール
- 専用フロントグリル
- 専用ダーククロームグリルフィニッシャー
- 専用ホイールアーチガーニッシュ
- 専用サイドシルプロテクター
- AUTECH CROSSOVERエンブレム(フロント・リヤ)
- 専用シグネチャーLED
- 専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー
- 専用16インチアルミホイール
- 195/60R16 89Hのタイヤ
- 専用チューニングサスペンション
- 専用チューニング車速感応式電動パワーステアリング
- LEDヘッドランプ
- アダプティブLEDヘッドライトシステム
- LEDフォグランプ
- 専用ダークウッド調フィニッシャー
- 専用合皮アームレスト
- 専用フロントセンターアームレスト
- 専用リヤセンターアームレスト
- 専用ブラックレザレットシート
- 専用専用ブラック本革巻ステアリング
- 専用AUTECHエンブレム
期待されていた樹脂パーツやブリッジ型ルーフレールの追加などはありませんが、オーテックのスポーツとクロスオーバーの組み合わせが新鮮で、今までにない挑戦が感じられます。
ノートオーテッククロスオーバー プラスアクティブの販売価格は2WDのXが2,620,200円、4WDのX FOURが2,878,700円です。
ノートベースの新型ミニバンが2023年後半に登場するという噂
ノートの派生車種最後になる、ノートベースの新型ミニバンが2023年後半に発売する可能性があるようです。
ノートベースということで、売れ筋のコンパクトミニバンになると考えられ、ライバルはトヨタのシエンタやホンダのフリードになります。
両側スライドドアや3列シートを搭載する可能性があり、最後発のコンパクトミニバンらしく使い勝手や燃費性能などはライバルより高くなると予想します。
パワートレインはノートと同じe-powerか、車重が重くなる分を加味して、VCターボと組み合わせた次世代e-powerを搭載するかもしれません。
新型ノートが日本カーオブザイヤー2021-2022(COTY)受賞 日産はリーフ以来10年振り
新型ノートシリーズが、シリーズハイブリットのe-POWERや、質感高い走行性能などが評価され、2021-2022の日本カーオブザイヤー(COTY)を受賞。
日産は2010年に販売したピュアEVのリーフ以来、10年振りの快挙となりました。
新型ノートにオーテックベースのクロスオーバースタイル「クロス」を2021年10月7日に発表
サスペンションにより標準モデルから地上高を+25mmアップした新型ノートオーテッククロスオーバー
従来のノートにはC-Gearというクロスオーバースタイルのグレードが設定されていましたが、新型ノートにもクロスというクロスオーバースタイルのグレードを2021年10月7日12時に発表・追加しました。
ベース車両はノートのカスタムモデルとして販売しているオーテックで、ノートクロスはノートオーテックよりも最低地上高を25mm上げ、樹脂フェンダーモールなどの専用装備を多数追加してギア感を強調します。
ノートオーテッククロスオーバーの装備
- 専用フロントグリル
- 専用ダーククロームグリルフィニッシャー
- 専用ホイールアーチガーニッシュ
- 専用サイドシルプロテクター
- 専用ルーフモール、
- 専用エンブレム
- 専用シグネチャーLED
- 専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー
- 専用16インチアルミホイール
- 専用チューニングサスペンション
- 専用チューニング車速感応式電動パワーステアリング
- LEDヘッドランプ
- アダプティブLEDヘッドライトシステム
- LEDフォグランプ
- 専用ダークウッド調フィニッシャー
- 専用合皮アームレスト
- 専用フロントセンターアームレスト
- 専用リヤセンターアームレスト
- 専用ブラックレザレットシート
- AUTECH CROSSOVER刺繍
- 専用ブラック本革巻ステアリング
- AUTECHエンブレム
新型ノートクロスの発売時期は当初2021年9月になると想定されていましたが、2021年10月7日に発売することになりました。
ノートクロスの販売価格は2WDモデルで2,537,700円、4WDモデルで2,796,200円です。
ノートオーラが発売後約3週間で約1万台の受注を達成 1番人気のグレードはGレザーエディション
新型ノートオーラが発売されてから約3週間で10,151台の受注を受けたことを日産公式が発表。グレードやボディカラーの構成比なども併せて公開しました。
ノートオーラはプレミアムコンパクトとして発売しているため、年齢層は50台が3割を占めているとのこと。
1番人気のグレードは最上級のGレザーエディションの2WDモデルで、全体の45%の方に選ばれてるようです。2番人気のグレードはGレザーエディションの4WDモデルで、全体の26%にあたります。
オプション価格401,500円と高額なニッサンナビゲーション+プロパイロット+BOSEサウンドシステムが全体の88%の方に選ばれているというのが驚きです。
ノートオーラの人気カラーは、ピュアホワイトパール/スーパーブラックの2トーン、ピュアホワイトパールのモノトーンが17%で最も多いカラーで、ガーネットレッド/スーパーブラックの2トーンが14%、ミッドナイトブラックが11%ということです。
ノートオーラに専用エクステリアのコンプリートカーNISMOを設定
ノートの上位車種としてノートオーラを設定しますが、ノートオーラGグレードをベースにしたコンプリートカーのニスモ(NISMO)を2021年10月頃に追加します。
ニスモはSUVのエクストレイルや、ミニバンのセレナ、EVのリーフなどにも設定する人気のコンプリートカーで、ノートオーラのGグレードをベースに、エクステリアやインテリアを専用装備でコンプリートした特別なモデルになっています。
ノートオーラニスモ(NISMO)特別装備
- 専用フロント&リアNISMO専用エンブレム
- 専用フロントグリル
- 専用フロントバンパー
- 専用サイドシルプロテクター
- 専用リアバンパー
- 専用ルーフスポイラー
- フロントLEDフォグランプ
- リアLEDフォグランプ
- ドアロック連動格納機能付サイドターンランプ付電動格納式ドアミラー
- 専用17インチアルミホイール
- 専用サスペンション
- 本革&アルカンターラ巻ステアリング
- 12.3インチカラーディスプレイアドバンスドドライブアシストディスプレイ
- レッドプッシュパワースターター
- レッドドライブモードセレクター
- ブラックルーフトリム
- ブラックサンバイザー
- ブラックフロント・センターピラー
- ブラックラゲッジサイドアッパー
- ファブリック&レッドステッチ合皮シート地
- レッドステッチ合皮インストルメントパネル
- レッドカーボン調フィニッシャー
- レッドカーボン調コンソールフィニッシャー
- レッドステッチ合皮アッパーフィニッシャー
- ダークシルバーインストモール
- フロントドア&リヤドア合皮ドアトリム
- レッドステッチ合皮アームレスト
- レッドステッチ合皮フロントセンターアームレスト
- ELR付レッド3点式シートベルト
- チューニングレカロ製スポーツシート(オプション)
エンジンスペックは変わらないですが、専用サスペンションで足回りをカスタムしているので、気軽にスポーツ走行を楽しみたい方におすすめできるモデルです。
ノートオーラNISMOの販売価格は、ノートオーラのベースモデルより200,000円から300,000円ほど価格がアップした2,869,900円です。
新型ノートの上級モデル「ノートオーラ(AURA)」を正式発表
新型アリアにも似たエクステリアのノートオーラ
ノートに上級モデルのオーラ(AURA)を2021年6月15日に追加して、2021年9月頃に発売予定です。
ノートオーラは2代目ノートに設定していたメダリストに該当するモデルで、3代目ノートが3ナンバーに対してノートオーラは3ナンバーとボディサイズも違い、装備内容もグレードアップしています。
全長 | 4,045mm |
---|---|
全幅 | 1,735mm |
全高 | 1,525mm |
最低地上高 | 130mm |
ホイールベース | 2,580mm |
車両重量 | FF:1,535kg/4WD:1,645kg |
システム最高出力 | 136ps |
システム最大トルク | 300Nm |
WLTC燃費 | FF:27.2km/L 4WD:22.7km/L |
インテリアはブラウンとバンブーの2種類の木目調オーナメントを用意していて、インストルメントパネルには12.3インチのフルデジタル液晶ディスプレイを搭載しています。
日本で販売する車では最大級の大型ディスプレイで、2020年に発売した新型レヴォーグと同等で、ホンダeにも匹敵する先進性が魅力です。
新型ノートオーラの注目装備
- 12.3インチのフルデジタル液晶ディスプレイ
- BOSE製プレミアムサラウンドシステム(オプション)
- イルミネーションパッケージ(オプション)
- プロパイロット(オプション)
ボディカラーのラインナップも通常モデルのノート違い、ノートオーラはモノトーンカラー9色と2トーンカラー5色の全14色を設定。
流行色のオリーブグリーンや、2トーンに設定するブロンズ系のサンライズカッパーに注目です。
新型ノートオーラのモノトーンカラー一覧
- スーパーブラック
- ステルスグレー
- ピュアホワイトパール
- オーロラフレアブルーパール
- バーガンディ
- プレミアムホライズンオレンジ
- オリーブグリーン
- ブリリアントシルバー
- オペラモーブ
新型ノートオーラの2トーンカラー一覧
- ピュアホワイトパール×スーパーブラック
- スーパーブラック×サンライズカッパー
- ガーネットレッド×スーパーブラック
- オペラモーブ×スーパーブラック
- ビビッドブルー×スーパーブラック
ノートオーラのグレードはGとGレザーエディションの2つを設定。それぞれに2WD(FF)と4WDを設定しています。販売価格は2,684,000円から2,979,900円で、装備内容からすると、コストパフォーマンスの高いモデルになっています。
今回のノートオーラは車両価格を抑えて、オプションを多めに設定していることから、装備内容次第ではノートのプレミアムモデルらしい価格になりました。
駆動方式 | 販売価格 | |
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G | 2WD(FF) | 2,610,300円~ |
G レザーエディション | 2,699,400円~ | |
G FOUR | 4WD | 2,868,800円~ |
G FOUR レザーエディション | 2,957,900円~ |
ノートが2020年12月23日に新型へフルモデルチェンジ
2021年に発売するアリアのような大きなVモーショングリルが特徴の新型ノート
日産ノートの次期型モデルが2020年11月24日にオンラインでワールドプレミアを行い、2020年12月23日に発売しました。ノートの4WDモデルとカスタムモデルのオーテックは2021年2月19日に、先代のメダリストにあたる最上級モデルの「ノートオーラ」は2021年6月15日に発表して2021年9月に販売開始予定です。
ノートのフロントグリルは新型アリアのような、伸びやかなVモーションを採用して、リヤは一文字に見えるガーニッシュに「NISSAN」の文字を配置する完成度の高いエクステリアになっています。
新たなプラットフォームを採用して軽量化することで、燃費性能を向上するとともに安全装備もアップグレード。自動運転支援技術のプロパイロットを選択できるようにしてライバル車と差別化しています。
パワートレインは3気筒の1.2L直列ガソリンエンジンに、モーターとインバーターを刷新した第2世代のe-POWERを全てのグレードに搭載しました。
注目装備として電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドを標準装備、スカイラインに採用するプロパイロット2.0は見送られましたが、上級グレードにプロパイロット1.0をオプション設定しています。
グレードは3種類でエントリーグレードのF、中間グレードのS、上級グレードのXです。駆動方式は2WDのFFで、4WDモデルは2020年2月に発売予定です。現行のノートと比較するとグレード体系がスッキリしていて、選びやすくなっています。
全長 | 4,045mm |
---|---|
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,520mm |
ホイールベース | 2,580mm |
室内長 | 2,030mm |
室内幅 | 1,445mm |
室内高 | 1,240mm |
最低地上高 | 120mm |
最小回転半径 | 4.9m |
車両重量 | 1,220kg |
総排気量 | 1.198L |
エンジン最高出力 | 60kW(82ps)/6,000rpm |
エンジン最大トルク | 103Nm(10.5kgm)/4,800rpm |
モーター最高出力 | 85kW(116ps)/2,900-10,341rpm |
モーター最大トルク | 280Nm(28.6kgm)/0-2,900rpm |
乗車定員 | 5名 |
WLTCモード燃費 | 28.4km/L |
グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
F | 2WD(FF) | 2,054,800円~ |
S | 2WD(FF) | 2,029,500円~ |
4WD | 2,288,000円~ | |
X | 2WD(FF) | 2,186,800円~ |
4WD | 2,445,300円~ | |
X 助手席回転シート | 2WD(FF) | 2,285,800円~ |
4WD | 2,544,300円~ | |
オーテック | 2WD(FF) | 2,504,700円~ |
4WD | 2,763,200円~ |
フルモデルチェンジした3代目新型ノート発表前に噂された情報まとめ
新型ノートが2020年11月24日に発表されました。ノートはシリーズハイブリッドのe-powerを初めて搭載した、日産を象徴するモデルなので、モデルチェンジ発表前までに様々な噂がありました。
3列シートモデルが登場するという噂や、スライドドアを搭載するという噂など、3代目ノートの情報も含めまとめました。
次期型ノートは新プラットフォームCMF-Bを採用し3列シートモデルは設定なし
日産ノートのフルモデルチェンジが2020年11月24日に発表、2020年12月23日に発売します。次期型モデルに5人乗り/7人乗りの3列シートが設定されるという情報がありましたが、3列モデルはラインナップされませんでした。
ノートの3列モデルの噂では、従来とは異なる新プラットフォームCMF-Bを採用し、ホイールベースを延長してスライドドアを搭載。ボディサイズは全長4,045mm、全高1,695mm、全高1,505mmで現行型とほぼ同数値になるという情報がありました。
アメリカ市場で販売中の「ヴァーサノート(日本名:ノート)」は2020年以降ラインナップしないことが明らかに!
2019年版の日産ヴァーサノートのエクステリア
日本では高い支持を得ている日産・ノートは、アメリカでは「ヴァーサノート」の名前で販売されています。このヴァーサノートが2020年以降は米市場においてラインナップから姿を消すことが公式発表されました。2019年型の車両在庫がなくなり次第販売終了となります。
日産ヴァーサノートは最大出力109ps、最大トルク14.8kgmを発揮する自然吸気1.6L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。トランスミッションはエクストロニックCVTです。
北米日産は今回のヴァーサノートの販売終了に伴い、今後は4ドアセダン「ヴァーサ」の販売に集中する計画です。
2020年12月にフルモデルチェンジ予定の新型「ノート」にまさかのスライドドアを採用か
現行型ノートe-POWERのエクステリア
正面から見た現行型ノートe-POWER
2020年12月にフルモデルチェンジをするという噂のある日産「ノート」ですが、プラットフォームを変更し、剛性やボディのサイズアップだけではなく、更なる軽量化へも取り組みます。プロパイロットシステムもアップグレードして搭載されるでしょう。
ノートe-POWERのサイドビュー 果たしてスライドドアは採用されるのか
大きく期待されるのが、スライドドアの採用です。ファミリー層からの要望も多く、スムーズにクルマの乗降ができるスライドドア機構が新たに取り入れられる可能性が高いという情報があります。実現すれば、ファミリー層にとってますます使いやすい1台になるでしょう。
リアゲートが大きく開くのでラゲッジルームへの荷物の積み下ろしが楽に行える
パワートレインはe-POWERの性能をアップさせたモデルと、ガソリンを利用する内燃機関モデルのラインナップになる予定で、排気量や排出ガスを低く抑えつつ、トランスミッションの改良で力強い走りを実現してくれることでしょう。
販売価格はまだ明らかになっていませんが、1,500,000円~2,600,000円になるのではないかと予想します。
ノートのフルモデルチェンジ周期から3代目ノートが発売される時期を予想
2016年にe-powerを追加したノート モデルチェンジの周期から考えるとフルモデルチェンジは2020年12月になると考える
ノートのモデルチェンジは2020年12月になると噂されていますが、初代から2代目へのモデルチェンジや2代目のマイナーチェンジは発売からどのくらいの期間で行われたのでしょうか?さっそくノートのマイナーチェンジ時期やモデルチェンジ時期をチェックしてみましょう。
2005年1月 | 初代ノート発売 |
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2008年1月(3年) | マイナーチェンジ(後期型) |
2012年9月(4年8ヶ月) | 2代目へモデルチェンジ |
2013年12月(1年3ヶ月) | マイナーチェンジ |
2014年10月(10ヶ月) | マイナーチェンジ |
2015年7月(9ヶ月) | マイナーチェンジ |
2016年11月(1年4ヶ月) | マイナーチェンジでe-power追加(後期型) |
2020年12月 | モデルチェンジで3代目へ? |
2016年11月のマイナーチェンジでフェイスリフトを行いVモーショングリルを採用しました。前期型では小さく控えめだったフロントグリルは大きく存在感が増し、V字のメッキが施されています。e-powerエンジンではVメッキのグリル周りに青い装飾が加飾されていて特別感があります。
初代ノートがモデルチェンジするまでの年月は7年8ヶ月で、2012年12月に発売された2代目ノートは2020年12月にモデルチェンジすると考えます。e-powerを普及させた後期型の2代目ノートは、ボディタイプはそのままでセレナやエクストレイルに搭載されているプロパイロットを手に入れてモデルチェンジすると考えます。
ノートのフルモデルチェンジ後のパッケージングは5ナンバーを維持?5ドアハッチバックの形は変わらない
ノートがモデルチェンジしたあとのボディサイズは、コンパクトハッチバックの5ナンバーサイズを維持すると考えます。初代ノートの全長は4,020mm、2代目ノートの全長は4,100mmになっていて、3代目では4,110mmになり、荷室が更に広く使えるようになるのではないかと予想します。
全長 | 4,110mm |
---|---|
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,500mm |
ホイールベース | 2,600mm |
日産ノート メダリスト
高級感のあるコンパクトカーとして人気だったティーダの後継モデルとして登場したのがノートメダリストでしたが、ノートの中のグレードですので全長は同じで内装はティーダに追いついていないと感じたティーダオーナーも多くいたと考えます。
そこで、3代目ノートではティーダのボディサイズに近づけ全長は4,200mmに設定し、乗員の室内空間確保と荷室の拡大を行って本格的にティーダの後継モデルとしての役割を担うものと考えます。
2018年現在ではティーダが生産終了したのは2012年7月で、すでに6年が経過しています。2008年のマイナーチェンジで購入した人は10年が経過しているためそろそろ車体も10年10万kmに到達しようとしているところで、3代目ノートがティーダユーザーの心を掴まえることができるのかが勝負どころだと感じます。
ノートのフルモデルチェンジでプロパイロットを追加
ノートのモデルチェンジで更なる高級感や使い勝手を追求し、同一車線自動運転技術のプロパイロットが導入されると考えます。ボディタイプ別で分けるとハッチバック・SUV・ミニバンの3種類にプロパイロットが導入されていて、残るはコンパクトカーと軽自動車、セダンそしてスポーツカーです。
プロパイロット導入済み・搭載決定車種
- リーフ(日本・北米・欧州)
- セレナ(日本)
- エクストレイル(日本)
- ローグ(北米)
- ローグスポーツ(北米)
- アルティマ(北米)
- キャシュカイ(欧州・カナダ)
日産は「MOVE to 2022」という計画の中で、プロパイロットを20車種に搭載して様々な市場に投入すると発表しています。現在プロパイロットが導入されている、今後導入することが決定している車種は、リーフ・セレナ・エクストレイル・ローグ・ローグスポーツ・キャシュカイ・アルティマの7車種です。
北米のアルティマに導入されるということは、日本市場のティアナかフーガに搭載される可能性も高く、コンパクトカーの3代目ノートに搭載されるかどうか注目が集まります。
また、2022年ごろに導入されると考えると搭載技術も進化して一般道でも使えるようになっているのではないかと考えていて、コンパクトカーのノートは通勤・買い物などに使う人が多いため一般道で使えるプロパイロットはとても助かる機能なのではないかと思います。
ノートのモデルチェンジ後はe-powerの性能がアップするかもしれない
2代目ノートの後期型へのマイナーチェンジで追加されたパワートレインがe-powerと呼ばれるもので、従来の3気筒1.2Lエンジンとリーフのパワートレインを搭載したものです。リーフはピュアEVですので充電が必要ですが、ノートe-powerはガソリンエンジンで発電するため従来のガソリン車のように扱うことができます。
2代目ノートe-powerの燃費は37.2km/Lですが、車両各部の見直しにより燃費は40.0km/Lを目指すと考えます。駆動部分を担当するEM57は、リーフでは最高出力150PSに対しe-powerでは95PSになっていて、3代目ノートe-powerでは100PSを超える出力を確保するのではないかと予想します。
日産ノートの写真
3代目ノート
2代目ノート
ノートe-powerのモデルチェンジは2020年12月に行われプロパイロットはオプションに
初代ノートの時代は絶好調だった2代目キューブや3代目マーチの影に隠れてひっそりと販売されていたノートですが、モデルチェンジされてからはe-powerを初搭載する車種としてコンパクトクラスの主役をはるくらい出世しました。
フルモデルチェンジしたあとすぐの頃は、エンジンが直列4気筒1.5Lから直列3気筒1.2Lになりダウンサイジングエンジンを比較的早い段階で展開していましたが、直4エンジンから直3エンジンになってグレードダウンした、スーパーチャージャー搭載モデルでも先代よりパワーがないというマイナスイメージからか、出足は良くなかった印象でした。
ですが、マイナーチェンジでのフェイスリフトでスタイリッシュになり、e-powerを搭載したことで燃費やパワーも向上したことによりユーザーの支持を得て爆発的に売れています。仕様変更によりe-powerに4WDも追加されたことで、雪国のユーザーも興味が湧いているのではないでしょうか。
ノートオーテック、ノートクロスオーバー、ノートオーラニスモなどバリエーション豊かに展開するのもノートの特徴で2024年はコンパクトミニバンクラスの3列シート+スライドドアモデルが追加される噂があるので期待しましょう。