2022年の国産SUVは電動化を加速する革新的なモデルが登場
2022年に発表した国産SUVの特徴はBEV(100%モーターで走行する車)。
トヨタのbZ4Xを始め、スバルのソルテラ、日産のアリアなど日本市場でも本格的な電動化が始まっています。
レクサスではスピンドルボディという新時代デザイン言語を取り入れたRXを発表、抽選販売になるほどの人気モデルになっています。
2022年5月12日 bZ4X 新型車
bZ4XはトヨタのBEVを象徴するbZシリーズ第一弾車種として登場
トヨタのbZシリーズ第一弾車種のbZ4Xが2022年5月12日に発売。スバルと共同開発したモデルですが、ステアリングにステアバイワイヤを採用するなど、独自技術を採用する注目のBEVクロスオーバーです。2023年10月25日に一部改良を実施しGグレードを追加、リース販売に加えて一般販売も開始します。
bZシリーズはbZ4Xを皮切りに、2030年までに30車種発売する予定で、トヨタのBEV戦略を占う重要なモデルになるでしょう。
グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
G | FWD(2WD) | 5,500,000円~ |
AWD(4WD) | 6,000,000円~ | |
Z | FWD(2WD) | 6,000,000円~ |
AWD(4WD) | 6,500,000円~ |
2022年5月12日 ソルテラ 新型車
スバル初のピュアEVとして投入するクロスオーバーSUV
ソルテラはトヨタのbZ4Xと兄弟車種になるBEVクロスオーバー。発売次期もbZ4Xと同じ2022年5月12日になり、ソルテラはより楽しく走るための技術を投入しているのが特徴です。
2022年は日産のBEVクロスオーバーのアリアも納車が始まるため、激しいライバル対決が予想されます。2023年10月25日には改良モデルが発売しています。
グレード | パワーユニット | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|---|
ET-SS | 1モーター | FWD(2WD) | 6,270,000円~ |
2モーター | AWD(4WD) | 6,710,000円~ | |
ET-HS | 7,150,000円~ |
2022年5月 ARIYA(アリア) 新型
- アリアのエクステリア
- アリア
- アリア
東京モーターショー2019で公開された電気自動車SUV「Nissan ARIYA Concept」が市販型として2020年7月に日産から発表、発売は2022年5月です。
コンセプトカーを見ると、エクステリアは滑らかなボディでLEDヘッドライトはかなり薄く、Vモーショングリルの左右が発光します。足元には21インチの大径アルミホイールを装着し、低重心を印象付けます。
エクステリアのデザインが大きく変わるとも言われていて、コンセプトカーからの変化が気になるところです。電気自動車でありながら、どこまでパワーが発揮されるのか期待が膨らみます。
2022年7月25日 エクストレイル フルモデルチェンジ
2022年フルモデルチェンジしたエクストレイル 1.5Lのe-POWERを搭載
日本市場では2013年から発売している3代目エクストレイルは、2022年7月25日にフルモデルチェンジ。3代目のエクストレイルではガソリンエンジンは発電用に、モーターのみを駆動するハイブリッドエンジンのe-POWERを搭載。ガソリンエンジンモデルは廃止して全てのパワートレインをe-powerに置き換えます。
エクステリアはT32型とほぼ同じ全長4.700mm、全幅1.880mm、全高1.6200mmとなり、T32型より幅が少し広がり全高が低くなります。コンセプトは3代目のイメージを引き継いで都会的なクロスオーバーSUVとなりました。
2022年9月15日 CX-60 新型車
プレミアムな内外装が特徴のCX-60
マツダのラージ商品群第一弾として発表された新型CX-60。
欧州市場では2022年3月9日に世界初公開、日本市場では2022年4月7日に発表され、進化した次世代の魂動デザインとして高い評価を獲得。
FR駆動ベースのSUVで大排気量のパワートレインを搭載していますが、スタートプライスが2,992,000円と、驚愕のコストパフォーマンスの高さも新型CX-60の魅力です。
マツダの主力SUVにあたるCX-5とボディサイズが似ていますが、CX-5より上のプレミアムラインとして2022年9月15日(PHEVモデルは12月)に販売することが決定していて、マツダ初のPHEVを設定するなど新技術も投入します。ライバルはトヨタのハリアー、レクサスのNX、三菱のアウトランダーPHEVになるでしょう。
2022年11月18日 レクサスRX フルモデルチェンジ
RXはレクサスの次世代デザイン言語スピンドルボディを取り入れフルモデルチェンジ
レクサスのプレミアムSUVのRXがフルモデルチェンジします。2021年にフルモデルチェンジした新型NXと同じく、次世代レクサスの第二弾として登場し、リヤエンブレムもLマークから「LEXUS」のアルファベットレタリングバッジに変更されボディとグリルを一体化して塊感を表現するスピンドルボディを採用。
パワートレインも新型NXと同じく、ハイブリッドシステムのほか、PHEV(プラグインハイブリッド)をラインナップします。
2022年12月 クロストレック(スバルXV) フルモデルチェンジ
スバルXVからグローバル名のクロストレックに名前を変更
スバルXVがクロストレックにモデル名称を変更してフルモデルチェンジ。
フロントグリルを拡大することで、コンパクトSUVのサイズ感をよりワイドに魅せてくれます。今回のモデルチェンジではフルインナーフレーム構造を取り入れることで、車体剛性を向上、スバルらしい高い走破性を獲得しました。
インテリアではレヴォーグ、アウトバックなどフラッグシップモデルに採用する11.6インチの大型マルチインフォメーションディスプレイを設定。
先進的な車内もクロストレックの特徴になりました。
2021年の国産SUVを一挙に紹介 プラグインハイブリッドやEVにも注目
2021年に発売した国産SUVはランドクルーザー300、アウトランダーPHEV、レクサスNXなど注目車種が豊富です。
さらに話題を集めそうな新型EVの日産アリアも発売、自動車メーカー各社が力を入れるカテゴリーです。
2021年4月 ヴェゼル フルモデルチェンジ
新型ヴェゼルはボディ同色のフロントグリルに注目
ホンダのSUV、ヴェゼルが4代目フィットをベースにして、2021年4月にフルモデルチェンジしました。エクステリアはクーペスタイルでダイナミックになり、フロントとリヤの両方にLEDシーケンシャルウインカーを採用、フロントグリルはボディ同色にしたインパクトのある外観になりました。
グレードは4つを用意、エンジンは2モーターのハイブリッドシステム「e:HEV」とエンゴリーモデルにはガソリンエンジンを採用します。パノラマガラスルーフなどを標準装備する上級グレードのPLaYを用意するなど楽しみなモデルです。
2021年8月 ランドクルーザー300系 フルモデルチェンジ
世界中にファンを持つランドクルーザー300系が待望のフルモデルチェンジ
フルサイズSUVのランドクルーザーが300系にフルモデルチェンジして、2021年8月2日に発売。 世界中のファンが待ち望んだランドクルーザー300系はTNGA-Fプラットフォームを採用。最新版のトヨタセーフティセンスやトヨタ初の指紋認証スターターで防犯システムも強化しました。
パワートレインは、3.3LのV6ツインターボディーゼルエンジンと3.5LのV6ツインターボガソリンエンジンの2本立てで、シームレスな変速が魅力のダイレクトシフト10ATを採用します。
2021年9月 カローラクロス 新型車
力強いエクステリアで登場した新型カローラクロス
カローラクロスが2021年9月14日に日本市場では販売開始。
タイなどでは先行して販売していましたが、日本市場で発売するカローラクロスはエクステリアが海外モデルと違い、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドを採用するなど装備も充実しています。
トヨタのSUVラインナップでは、ヤリスクロスの上でRAV4の下という、絶妙な位置に入り、アーバンクロス寄りのC-HRと、アウトドア寄りのカローラクロスというすみ分けがされています。
販売価格は1,999,000円からという戦略的な価格設定もあり、2021年で最も注目が集まる新型モデルの1つになっています。
2021年10月 レクサス NX フルモデルチェンジ
アーバン・スポーツギアとして誕生したSUV 現行型レクサスNX
レクサスNXが2021年にフルモデルチェンジするという噂があります。これまで新型NXをほのめかすコンセプトカーはないものの、エクステリアのデザインはLQ同様、デトロイトモーターショー2018で公開されたコンセプトカー「Lexus LF-1 Limitless」からヒントを得るのではないかと言われています。
現行のNXはレクサスのSUVシリーズの中で最小サイズでしたが、フルモデルチェンジ後は多少サイズが大きくなるのではないかと考えられ、益々SUV感のある迫力あるエクステリアになるのではないかと予想します。
2021年12月 レガシィアウトバック フルモデルチェンジ
新型アウトバックの安全装備は最新のアイサイトXを搭載
北米で大ヒットしているレガシィアウトバックが2021年12月にフルモデルチェンジします。ステーションワゴンとSUVの中間に位置するアウトバックは唯一無二の存在感で日本だけでなく世界中から注目されています。
評判の高いスバルの新世代プラットフォーム「SGP」を採用して走り・乗り心地・居住性を強化、1.8Lの水平対向4気筒直噴ターボエンジンでパワフルな走りを実現します。
エクステリアデザインもスバルが掲げる「ダイナミック×ソリッド」に沿った進化を遂げました。
2021年12月 アウトランダーPHEV フルモデルチェンジ
新型アウトランダーはダイナミックシールドを大胆に採用する三菱の次世代SUV
アウトランダーがフルモデルチェンジしました。エクステリアはジュネーヴモーターショー2019で発表された「エンゲルベルク・ツアラー」が基になっていて、力強いワイルドなイメージに進化して北米から先行して販売開始しています。
ガソリンモデルのアウトランダーは日本市場では発売せず、プラグインハイブリッドのアウトランダーPHEVが2021年後半の12月に発売しました。
国産SUVの2021年以前のモデルチェンジ車と新型車
留まるところを知らないSUVブームに乗り、各自動車メーカーは軸となる人気車種にモデルチェンジを実施、市場へ新型車を投入。
2019年の新型車はハリアー、RAV4 PHV、レクサスからはUXなど、国内のSUVを代表する車種だけではなく、新型車としてフィットやヤリス、ヤリスクロスなど、新しい顔もデビューする予定で、SUV業界は白熱しています。
これらの他にも、2019年は数多くのSUVが登場しました。SUV戦国時代を切り拓いた、2019年のSUVモデルチェンジ・新型車を紹介していきます。
2020年6月 ハリアー フルモデルチェンジ
元祖ラグジュアリーSUVハリアーは2020年6月にフルモデルチェンジ
2013年に発売しレクサスRXの兄弟車ではなく独立した車種として登場したハリアーは、2017年にマイナーチェンジを行ってからも人気が衰えないクロスオーバーSUVです。標準モデルのほかにもスポーティモデルのGRが設定されたり特別仕様車が設定されたりなど、さまざまなテコ入れが行われています。
TNGAプラットフォームや、新型カローラスポーツに搭載されたコネクティッドサービスの搭載など、色々なアップデートが行われると考えます。
2020年6月 RAV4 PHVモデル 新型
RAV4 Primeとして公開され、2020年に日本での発売が決定しているRAV4 PHVモデル
RAV4のPHVモデルを2020年6月に発売しました。新型PAV4 PHVモデルは、ロサンゼルスオートショー2019で「RAV4 Prime」として公開されました。
エクステリアは専用ミッドグリルとロアバンパーにより、低重心でワイドな印象を与えます。足元には19インチの大径アルミホイールが装備され、SUVらしさとスポーティさをかもし出しています。
パワートレインは新開発のPHVシステムで、EV航続距離はおおよそ62kmです。大容量電池のメリットとして、最大1500Wを駆動用バッテリーに蓄え、災害時に家電に電力を供給できる外部給電機能も備えています。
2020年6月 キックス 新型
タイで公開された新型キックス 日本に導入されるキックスもほぼ同じエクステリアで販売される予定
日産の新型SUVキックスが2020年6月に日本で発売しました。キックスは2019年まで発売されていたSUVジュークの後継車種として海外から逆輸入する形で日本市場へ投入されます。
日本市場では海外で販売するキックスとは少し違うエクステリアになっていて、2グレード構成の2WD(FF)駆動のみのラインナップになっています。
自動運転支援技術のプロパイロットや電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドなどが標準装備されているお得なパッケージングのため、販売台数も見込めるのではないでしょうか。
トヨタのRAV4やC-HR、ホンダのヴェゼルなど強力なライバルが存在しますが、日産にとって久しぶりの新型車投入ということで期待の大きいSUVです。
2020年8月 ヤリスクロス 新型
丁度いいサイズ感の新型ヤリスクロス
ヤリスクロスは次世代プラットフォームを採用した、軽快で力強い走りや、ロバスを表現した屈強な見た目が特徴的な新型のコンパクトSUVです。ヤリスクロスという名前から、ヤリスのクロスオーバーと思いがちですが、骨格を共通化しているだけで、デザインは全てオリジナルで制作されました。
ボディサイズはヤリスよりも一回り大きく、トヨタのラインナップではリッターカーのライズより大きく、C-HRよりも小さくなっています。日本ではとても使いやすい5ナンバーの規格に入るサイズなのも嬉しいです。
2020年10月 MX-30 新型
マツダのピュアEV「MX-30」が2020年10月8日に発売開始
マツダ初となる電気自動車「MX-30」が2020年10月8日に発売しました。クーペのようでありながらクロスオーバーSUVのエクステリアを持ち合わせ、公開された東京モーターショー2019では話題をさらいました。
フリースタイルドアを採用し、観音開きになるドアはピラーレスで広々とした空間を印象付けます。足元のグロスブラックのリムオーバーした艶やかなアルミホイールが存在感をアピールし、低重心を強調します。
パワートレインはe-SKYACTIV、バッテリー容量は35.5kWh、航続距離は200kmとなります。日本市場にはハイブリッドモデルから導入が始まります。
2020年10月 レクサス UX300e 新型
レクサス初となる進化したEV車「UX 300e」
レクサス初の電気自動車「UX300e」が2020年10月22日に発売されました。ベースは「UX」でパドルシフトを搭載。4段階で減速でき、エンジンブレーキと変わらない減速ができます。
1度の充電で最大400kmの航続距離を確保し、リチウムイオンバッテリーの蓄電容量は54.3kWhの大容量で、床下に装備されます。
スマホと連携することで遠隔操作で空調を調節したり、霜取り装置であるデフロスターを操作することができます。そのほかにも、充電残量や航続可能距離の確認、充電のタイマー設定や充電が終わるまでの時間をスマホで確認することができます。
2019年1月31日 ヴェゼルツーリング(ターボモデル) グレード追加
ヴェゼルにハイパワーのターボエンジンを搭載したツーリングを設定
ヴェゼルに1.5LのVTECターボエンジンを搭載した「ヴェゼルツーリング」を2018年1月31日に設定します。このエンジンは2018年にマイナーチェンジしたジェイドなどに搭載するL15B型エンジンで最高出力150ps・最大トルク20.7kgmを発生するパワフルなパワートレインです。
ヴェゼルツーリングはターボエンジンの他に、エクステリアにはブラック塗装の専用ヘッドライトガーニッシュやクロームメッキのフロントグリルなどを装備しているため従来のヴェゼルと差別化が図られています。
内装にも専用ブラウンインテリアを採用して質感が向上しています。
2019年4月10日 RAV4 フルモデルチェンジ
北米で最も売れているRAV4がモデルチェンジ 日本で復活を果たし話題になっている
日本市場で2016年7月に販売終了したRAV4は、2019年4月10日に日本市場で復活しました。そのモデルは2018年末に北米で発売される5代目RAV4と同様のモデルで、C-HRなどと同様にTNGAプラットフォームを採用しています。
ボディサイズは、全長4,600mm・全幅1,855mm・全高1,690mmでライバルは日産のエクストレイルやマツダのCX-5、スバルのフォレスターになります。パワートレインは2.0LダイナミックフォースとダイレクトシフトCVT、2.5Lダイナミックフォースとハイブリッドで、ターボエンジンは搭載されません。
日本市場で発売されていたRAV4に比べてスタイリッシュとなり、燃費も大幅にアップしたRAV4が日本復活です。
2019年8月22日 RVR マイナーチェンジ
新色レッドダイヤモンドも設定された新型RVR
2010年にクロスオーバーSUVとして3代目が発売された三菱RVRは、2019年8月22日にマイナーチェンジ(一部改良)を行い、フロントとリアのデザインを大きく変更しました。
2017年マイナーチェンジで初採用した三菱のフロントデザインアイコン「ダイナミックシールド」を更に進化させ、都会派SUVらしく洗練された佇まいに。車幅いっぱいまで広げたテールランプによって、リアは実際以上にワイドな印象です。
三菱「e-Assist」に、全グレード誤発進抑制機能を追加、全車「サポカーSワイド」に該当と予防安全技術も更に充実。6速スポーツモードCVTには、常時スポーツモードが可能なMポジションを新設定しています。
2019年11月5日 ダイハツ・新型ロッキー/トヨタ・ライズ 発売
ダイハツの小型SUV「ロッキー」の車名が復活
2019年11月5日、ダイハツは小型SUV「ダイハツ・ロッキー」を発売。1990年から1997年まで国内販売されていたダイハツのSUV「ロッキー」の車名をおおよそ22年ぶりに復活させました。
ダイハツ・新型ロッキーは、トヨタからはOEMモデル「トヨタ・ライズ」としても発売されます
かつてのロッキーは3ドア・乗車定員4名でしたが、新型ロッキーは5ドア・5人乗り。全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmと5ナンバーサイズではありますが、新プラットフォーム「DNGA」を採用し、荷室容量369Lと実用性と快適性を両立させています。
ロッキーとライズのパワートレインは、1.0L直列3気筒ターボエンジンにD-CVTとの組み合わせで、ダイハツでは「1.5Lクラスに相当する加速性能・動力性能」と謳っています。駆動方式はFFと新開発のダイナミックトルクコントロール4WDです。
2019年10月24日 CX-30 日本発売
ジュネーブモーターショー2019で発表したCX-30が2019年10月24日に日本上陸
ジュネーブモーターショー2019で発表されたCX-30は、流れるようなスタイリングが美しいクーペスタイルのSUVです。2016年から中国で販売するCX-4のボディサイズは全長4,633mm・全幅1,840mm・全高1,586mmのCX-5と似たサイズ感ですが、発表されたCX-30は全長4,395mm・全幅1,795mm・全高1,540mmになっています。
搭載するエンジンは、スカイアクティブGの2.0LとスカイアクティブDの1.8L、そして
スカイアクティブXを採用します。
CX-30の価格帯はCX-3とCX-5の中間になる290万円から300万円付近になると考えます。もちろん安全装備もたくさんラインナップしていて、サポカーSワイドに該当する装備が搭載されるでしょう。
2019年12月 ハスラー フルモデルチェンジ
新型ハスラーは軽自動車初のストロングハイブリッドを採用する可能性がある
2013年3月にデビューした軽自動車のハスラーは個性的なSUVスタイルで大ヒットした車種です。初めてのフルモデルチェンジはエクステリアはキープコンセプトになりますが、ワゴンRと共通のプラットフォームになるため室内がより広く使えるようになります。
そして注目されるのが軽自動車で初めてストロングハイブリッドを採用することです。
軽自動車はワゴンRやスペーシアなどハイブリッドを採用するモデルがありましたが、どれも発進をサポートするためのマイルドハイブリッドが採用されていました。今回のフルモデルチェンジではモーターのみで走行できるストロングハイブリッドを採用予定なので期待が高まります。
2018年にモデルチェンジした国産SUVや新型モデルで登場した国産SUV
2018年に登場したSUVの目玉車種はフルモデルチェンジしたスバルの新型フォレスター、マツダのCX-5や3列シートを搭載するSUVのCX-8などです。主に安全装備などがグレードアップする昨今のモデルチェンジですが、マツダではパワートレインを追加するなど積極的にバージョンアップを行っているのが特徴です。
2018年2月15日 ヴェゼル マイナーチェンジ
マイナーチェンジで後期型へ移行したヴェゼル
2013年にホンダから発売したコンパクトSUVのヴェゼルが2018年2月にマイナーチェンジを行って後期型へとアップデートされました。フェイスリフトが行われLEDヘッドライトのデザインが変わり、ハイビームもLEDとなりました。
インテリアも見た目だけではなく質感や座り心地も良くなっていて、ハイブリッドシステムにチューニングを行い走行性能の面でも快適さを追求しています。ほかにも、2018年12月にはさらに仕様追加が行われて1.5Lターボのエンジンを積んだモデルが登場すると噂されています。
2018年3月8日・10月11日 CX-5 マイナーチェンジ(一部改良)
2018年は2度のマイナーチェンジ(一部改良)を受けたCX-5
マツダのCX-5は2018年のうちに2回の一部改良を行っています。2018年3月8日に行われたのは、ガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.0とSKYACTIV-G 2.5の改良で、2.5のエンジンには負荷が低いときに4気筒のうち2気筒を休止する「気筒休止システム」を導入しました。
また、マツダコネクトを改良して自社位置演算ユニットを搭載したためより正確な自車の位置を割り出すことができるようになりました。
2018年10月11日に行われた一部改良では、ガソリン車に2.5Lターボエンジンを搭載したグレードがラインナップし、特別仕様車の「エクスクルーシブ・モード」を設定しています。2.5Lエンジンにターボを搭載したことで、よりパワフルな走りを味わえます。設定グレードは最上級グレードのL Packageのみで、2WDと4WDが用意されています。
2018年10月11日のマイナーチェンジと同時に特別仕様車Exclusive Modeを設定
特別仕様車に設定されたExclusive Modeは、デコレーションパネルに本杢を使ったり、BOSEサウンドシステムを特別装備するなど豪華な仕様です。シートマテリアルには、ナッパレザーを使っていて高級感があり所有欲も満たしてくれます。
2WD | 4WD | |
---|---|---|
25T L Package | 3,326,400円 | 3,553,200円 |
25T Exclusive Mode | 3,650,400円 | 3,877,200円 |
XD Exclusive Mode | 3,655,800円 | 3,882,600円 |
2018年5月 C-HR マイナーチェンジ(一部改良・仕様追加)
マイナーチェンジ(一部改良)でFFの2WDモデルを追加
2016年12月に発売したトヨタのクロスオーバーSUVであるC-HRは、販売当初1.2Lガソリンは4WD・1.8Lハイブリッドは2WDしか設定されていませんでしたが、2018年5月の仕様追加で1.2LターボエンジンにもFFの2WDモデルが追加されました。
また、マイナーチェンジを2020年に行うと考えていて、ハイブリッドモデルには4WDの追加・FFモデルには2.0Lエンジンを搭載したGRスポーツを追加すると予想します。
2018年5月31日 CX-3 マイナーチェンジ
CX-3はディーゼルモデルの排気量を1.5Lから1.8Lへ拡大
CXシリーズの中でも1番小さなSUVであるCX-3は2018年5月31日にビッグマイナーチェンジを行いました!エクステリアやインテリアが大幅アップデートしただけではなく、「スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャ」のプラットフォームが一部導入されています。
ダンパーやスタビライザーを最適化し、「Gベクタリングコントロール」の改良などを実施して乗り心地を更に追求しています。ホイールサイズも18インチへとインチアップされ迫力が増しています。ディーゼルエンジンは1.5Lから1.8Lへと排気量がアップし最高出力がアップしています。
特別仕様車の「Exclusive Mods」が設定され、ガソリン車とディーゼル車の最上級グレードであるL Packageをベースに、深いブラウンが特徴のナッパレザーシートを採用した上品かつ大胆なCX-3です。
2WD | 4WD | |
---|---|---|
20S Exclusive Mods | 2,598,480円 | 2,824,480円 |
XD Exclusive Mods | 2,868,480円 | 3,094,480円 |
2018年6月14日・2018年11月29日 CX-8 マイナーチェンジ(仕様追加)
Lパッケージに7人乗りシートを追加した新型CX-8
2017年12月14日に日本で発売したCX-8は、3列シートを搭載したCXシリーズの1番大きなSUVです。販売当初はXDとXD PROACTIVEのみに7人乗りシートが装備されていて、最上級グレードのL Packageにはセカンドシートがキャプテンシートの6人乗りしかラインナップしていませんでした。
2018年6月14日に仕様追加が行われ、L Packageにも7人乗りシートが追加されました。6人乗りと同様にナッパレザーを使った本革シートで高級感あふれるグレードです。
また、2018年11月29日にSKYACTIV-G 2.5と2.5Tを搭載したガソリン車仕様を追加したことで乗り出し価格が下がるため、購入候補にも挙がりやすくなるでしょう。2018年11月にはCX-5にSKYACTIV-G 2.5Tを搭載することが発表され、CX-8にもターボモデルのSKYACTIV-G 2.5Tを搭載しました。
CX-8のグレード | 駆動方式 | 新型CX-8 |
---|---|---|
XD | 2WD(FF) | – |
4WD | 3,607,200円 | |
XDプロアクティブ | 2WD(FF) | 3,693,600円 |
4WD | 3,925,800円 | |
XDLパッケージ | 2WD(FF) | 4,228,200円~ |
4WD | 4,460,400円~ | |
25S | 2WD(FF) | 2,894,400円~ |
4WD | – | |
25Sプロアクティブ | 2WD(FF) | 3,256,200円~ |
4WD | – | |
25SLパッケージ | 2WD(FF) | 3,758,400円~ |
4WD | – | |
25Tプロアクティブ | 2WD(FF) | – |
4WD | 3,742,200円 | |
25TLパッケージ | 2WD(FF) | – |
4WD | 4,244,400円~ |
2018年6月 ランドクルーザープラド マイナーチェンジ(一部改良)
インタークーラーを空冷式から水冷式に変更
ランドクルーザープラドが2018年6月に一部改良のマイナーチェンジを施しました。2017年9月にはビッグマイナーチェンジが入りフェイスリフトが行われ後期型へと移行しています。2018年の一部改良で行われたのは、インタークーラーが空冷式から水冷式に変更したことで、今後さらに厳しくなるであろうディーゼル車の排ガス規制に対応できることとなります。
価格帯は据え置きで、スペックなどに変更はありません。
2018年7月19日 フォレスター フルモデルチェンジ
フォレスターがフルモデルチェンジでeボクサーを搭載したハイブリッドモデル「アドバンス」を追加
スバルが販売するSUVのフォレスターは、2018年7月19日に新型モデルが発売されました。ハイブリッドモデルである「e-BOXER」の追加や、ボディサイズの拡大、新型プラットフォームのSGPを採用しています。
ボディサイズは全長4,625mm・全幅1,815mm・全高1,715mm~1,730mmで、先代のモデルよりも全長が伸びて全幅が20mmほど拡大しています。エクステリアはキープコンセプトでしたが、中身は確実に変わっているフォレスターは2018年7月19日に販売開始しています。ハイブリッドモデルのe-BOXERも9月14日に発売しています。
2018年8月 CR-V 日本登場
日本に再上陸した新型CR-V ハイブリッドモデルや3列シートモデルもラインナップ
日本市場で販売を終了していたCR-Vが、2018年8月31日に復活します!ハイブリッドモデルは11月1日に発売する予定です。5・7人乗りのラインナップで、標準グレードとマスターピースと呼ばれる上級グレードが用意されています。
フェイスデザインは後期型のヴェゼルに近いものがあり、新デザインのLEDヘッドライトやソリッドウィングフェイスを搭載してヴェゼルや次期フィットと共通の顔周りになるでしょう。発売から1ヶ月で5,000台の受注台数を達成し、ハイブリッドとガソリンの比率は半々、約7割が5人乗りを選び、半数以上がプラチナホワイトパールを選んでいます。
2018年10月 アウトバック マイナーチェンジ(年次改良)
アウトバックはオートビークルホールドなど便利な装備を追加
2014年から販売しているレガシィアウトバックは2017年9月にマイナーチェンジを施したばかりで、2018年10月では年次改良が入りました。
E型になったアウトバックにはプリクラッシュブレーキ制御を改良し、ボディカラーに「マグネタイトグレー・メタリック」「ストームグレー・メタリック」の2色が追加され、オートビークルホールドとセキュリティフードアラームの追加が行われています。
また、2019年10月にはアウトバックにフルモデルチェンジが行われるという噂もあり、注目が集まっているモデルです。
2018年10月 XV マイナーチェンジ(一部改良)
フォレスターと同じeボクサーのハイブリッドモデル「アドバンス」をXVにも追加
2017年4月にフルモデルチェンジしたXVが10月に後退時自動ブレーキシステムを装備したアイサイトを採用するなどの一部改良を施しています。また、e-BOXERを搭載したハイブリッドモデルであるAdvanceを発売しました。
燃費は19.2km/Lとフォレスターe-BOXERよりも燃費が良く、ボディカラーにはAdvance専用色として「ラグーンブルー・パール」が設定されています。
2018年11月 ハイラックス マイナーチェンジ(仕様追加)
オーバーフェンダーなどを追加した特別仕様車ブラックラリーエディションが設定される予定
2017年にトヨタのラインナップに追加されたピックアップトラックのハイラックスに、特別仕様車の「Black Rally Edition」が追加されると噂されています。追加される時期は2018年11月といわれていて、オーバーフェンダーとホワイトレタータイヤの装着、スポーツバーの搭載などスタイリッシュな仕上がりになっています。