国産SUV 2024年新型車一覧

国産SUVの2024年に行うモデルチェンジ・新型車カレンダー

国産SUVの2017年~2024年以降のモデルチェンジ・新型車情報。2024年はレクサスGXや新型ランドクルーザー250(ランクル250)など日本を代表する人気SUVだけではなく、コンパクトSUVのWR-Vや3列シートSUVのCX-80の登場など、こぞって進化を遂げる注目の年。空前のSUVブームの中、国産SUVはどのような進化を遂げるのかチェックしましょう!

国産SUVの2024年に行うモデルチェンジ・新型車カレンダー

2024年はランドクルーザー250(ランクル250)レクサスGXなどが新型車で登場

2024年の新型SUVで注目はランドクルーザー250やレクサスGX。
ランクル250はプラドの後継車種として登場し、日本のSUV市場を盛り上げます。本格的な走行性能を持つラグジュアリーSUVのレクサスGXも新型モデルとしてラインナップ、マツダからは3列シート搭載のラージ商品群第二弾CX-80が登場、ホンダのコンパクトSUVのWR-Vも人気を集めそうです。

2024年3月22日 WR-V 新型車

ホンダのコンパクトSUV WR-Vのエクステリアホンダの新型コンパクトSUVとして登場するWR-Vは高いコストパフォーマンスも魅力

ホンダの新型車WR-Vが2024年3月22日発売。 スクエア基調のボディラインで力強さを感じるエクステリアで、2WD駆動・ガソリンエンジン仕様のみの割り切ったスペックで販売価格2,098,800円からという高いコストパフォーマンスが魅力。

ボディサイズは全長4,325mm、全幅1,790mm、全高1,650mmでホンダが発売するヴェゼルとほぼ同じサイズ感。
ホイールベースはヴェゼルより40mm長いため空間効率の良さや走行安定性の高さが期待できるでしょう。
ライバルはトヨタが発売するライズやヤリスクロスやカローラクロス、日産のキックスなどが該当します。

2024年5月 ランドクルーザー250(ランクル250) フルモデルチェンジ

  • ランクル250の丸目ヘッドライトトヨタ ランドクルーザー250の丸目ヘッドライト
  • ランクル250のフロントフェイストヨタ ランドクルーザー250
  • ランクル250のドライビングボジショントヨタ ランドクルーザー250の運転席
  • ランクル250のリヤビュートヨタ ランドクルーザー250のリヤビュー

ランドクルーザー250が2024年5月頃に発売か。
エクステリアは質実剛健なスクエアスタイルで、丸目ヘッドライトとスクエアヘッドライトの2タイプを設定、また今回のフルモデルチェンジでは従来のパワートレインを引き続き採用。

モデル名は約33年続いたランドクルーザープラドの車名を変更、新たな車名はランドクルーザー250になります。
ランクル250は兄貴分のランドクルーザー300とハリアーの間の価格設定になると予想します。

2024年10月頃 CX-80 新型車

CX-80と同じ3列シートSUVのCX-8CX-8はラージ商品群第二弾のCX-80へバトンタッチで2023年12月生産分で廃止

CX-80が2024年10月頃に発売するという噂。
マツダのラージ商品群第二弾のフラッグシップ3列シートSUVとしてラインナップするようで、それまでマツダSUVの頂点にいたCX-8は2023年12月生産分で廃止になっています。

パワートレインはCX-60と同じものを設定する可能性が高いとのことで、マイルドハイブリッドシステムのほか、プラグインハイブリッドモデルも用意され、運動性能と環境性能を両立した次世代SUVになるでしょう。

2024年 レクサスGX モデルチェンジ

3代目のレクサスGXのエクステリア新色ムーンデザート、路面追従性向上E-KDSS、オフローダー仕様オーバートレイルを追加したレクサス新型GX

GXは2代目まで北米中心に販売してきた海外専売車で、2023年のモデルチェンジを機に日本市場でも2024年中に販売することが決定。
3代目は約14年振りのモデルチェンジになり、新規開発色のムーンデザートや路面追従性能を向上するE-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)を追加、本格オフローダーのOVERTRAIL(オーバートレイル)を設定します。

マルチテレインセレクトやクロールコントロール、マルチテレインモニターなどの専用装備も豊富に設定していて、ボディサイズの近いフラッグシップSUVのLXと明確に差別化します。

2024年 スバル フォレスター モデルチェンジ

北米で世界初公開した6代目フォレスターのエクステリア6代目フォレスターはオフロード性能も高くキャンプなどのアウトドアが似合う車に

新型になる6代目フォレスターは北米のロサンゼルスオートショー2023で初公開、現地では2024年中の発売がアナウンスされていますが、日本市場でも2024年から2025年頃発売する可能性があり、先代モデルよりもシャープな顔つきですがアウトドアが似合うタフネスさも感じるモデルに進化。

6代目フォレスターのボディサイズは全長4,655mm、全幅1,828mm、全高1,730mm、ホイールベース2,670mm、先代の5代目フォレスターと比較すると全長15mm、全幅14mm、全高15mmそれぞれ拡大しています。
パワートレインは2.5L水平対向エンジン採用するようで、新開発ストロングハイブリッドを設定するという情報もあります。

2024年 スズキ フロンクス 新型車

インド市場で販売する海外専売SUVのフロンクススズキがクーペSUVのフロンクスを日本市場へ導入

フロンクスはインド市場で販売するコンパクトSUVで、日本ではダイハツのロッキーやトヨタのライズなどのサイズ感を持つモデルです。
3連LEDヘッドライトやヘッドアップディスプレイを搭載するなど、国内で販売するコンパクトカーの中でも上質感の高さも魅力です。

パワートレインは1.0Lのガソリンターボ+マイルドハイブリッドと、1.2Lのガソリンエンジンの2種類を用意するとのこと。
エスクードが2024年春頃に生産終了し、その後の代替車種との役割も担うようなので2024年春以降に登場すると予想します。

2024年 トヨタ ランドクルーザーFJ(ランドクルーザーミニ) 新型車

コンパクトクルーザーEVのエクステリアランドクルーザーFJはコンパクトクルーザーEVをベース開発しているという噂

ランドクルーザーのコンパクト版とも言える新型モデルのランドクルーザーFJが2024年に登場か。
車名についてはランドクルーザーFJのほか、ランドクルーザーミニなどが候補になるようで、全長4,600mm、全幅1,825mm、全高1,840mm、ホイールベース2,500mmのサイズ感は、まさにランクル300やランクル250のミニバージョンとなります。

コンセプトモデルのコンパクトクルーザーEVをベースにしている可能性があり、パワートレインには2.0Lガソリンモデルや2.5LハイブリッドモデルのほかピュアEVモデルの設定も期待できるかもしれません。

2023年はレクサスのBEV・ランクル70など注目のSUVが登場

2023年の新型車はBEV・復刻モデルが中心で、レクサスからは大本命RZ450eが、トヨタからは再再販のランクル70、ホンダはCR-Vの後継モデルZR-Vを満を持して投入します。
欧州市場ではC-HRがハンマーヘッドデザインでフルモデルチェンジ。

2023年4月21日 ZR-V 新型車

欧州車のような雰囲気が特徴の新型ZR-V新型ZR-Vは2022年夏に北米から販売され2023年4月21日に日本市場で発売

ホンダの新型ミドルサイズSUVが2022年11月17日に日本で正式発表、2023年4月21日に販売開始。
新型ZR-Vは北米市場で2022年4月にワールドプレミアされ、力強いシルエットと欧州車のような洗練されたエクステリアが話題になりました。

ボディサイズは全長4,570mm、全幅1,840mm、全高1,620mm、ホイールベース2,655mmで、トヨタのハリアーやRAV4、日産のエクストレイルなどと近く、2022年に生産終了するCR-Vに替わり、ホンダの中核を担うフラッグシップSUVとして日本市場に登場します。

2023年3月30日 レクサスRZ450e 新型車

2022年4月に発表したピュアEVのレクサスRZトヨタbZ4Xをベースにレクサスらしい質感を追求した新型RZ450e

トヨタが2023年に販売するbZ4Xのレクサス版と言えるのがRZ450e。
2022年4月に発表され、2023年3月30日発売開始しました。ベースモデルのbZ4Xが一般販売せずサブスクリプションのKINTO(キント)とリース販売を当面続けるとのことですが、RZ450eはbZ4Xと違い一般ユーザー向けにも販売します。

新型RZ450eはレクサスらしい質感で、クリーンで開放的なおもてなし空間を特徴に上げるなど、レクサス独自のモデルに仕上がっています。
走行面でも新四輪駆動力のDIRECT4を採用することで、BEV(ピュアEV)らしい力強いダイレクトな走りを実現。ステアバイワイヤシステム搭載のヨークステアリングのクイックな操舵感も魅力です。

2023年6月26日 C-HR フルモデルチェンジ(海外専売モデル)

2022年に公開されたC-HRプロローグのエクステリアプリウスのようなコの字型ヘッドライトが印象的な2代目C-HR

2代目C-HRが2023年6月にデビュー。
2022年に発表したプリウスにも採用するコの字型の新たなキーンルックと、シエンタやアクアに似た大口のフロントグリル、一文字の中央にC-HRの文字を配したデザインが特徴で、張り出しの強いマッシブなスタイルが初代C-HRを彷彿させる革新的デザインです。

新型C-HRはヨーロッパ市場で2023年に発売、北米やカナダでは販売しないことも発表、日本国内でも販売はせず海外専売車になります。

2023年9月6日 センチュリーSUV 新型車

2023年9月6日に公開した新型センチュリー(SUV)のエクステリア海外のプレミアムブランドに匹敵するセンチュリーベースのSUVを2023年に発売

センチュリーベースのSUVを2023年9月6日発表、2023年中に発売します。
レクサスRXやクラウンクロスオーバーよりも大きな全長5,205mm、全幅1,990mm、全高1,805mm、ホイールベース2,950mm、FFベースの4WDを搭載する迫力の走破性を持つ、国産で最大級のSUVで話題性も抜群です。

ベントレーのベンテイガや、ロールスロイスのカリナンなど、海外のプレミアムブランドに匹敵する性能で、販売価格もレクサスLXを超える2,500万円の国産車最高価格モデルになりました。

2023年10月25日 レヴォーグ レイバック 新型車

唯一無二のSUVとして発売するスバルのレヴォーグレイバックレイバックは都市型SUVながら200mmの最低地上高で走破性も抜群

スバルの新型モデル レヴォーグレイバックが2023年9月から予約開始、2023年10月25日に開催したジャパンモビリティショーで正式発表。
レイバックの特徴はレヴォーグをベースとしながらもエクステリアに専用パーツを装備することで、ボリュームのあるスタイルを実現したこと。

ハーマンカードンサウンドシステムやマルチビューモニターなどを標準装備することでコストパフォーマンスの高いモデルになっています。
レイバックは元祖都市型SUVのトヨタハリアーとライバルになる可能性があり楽しみなモデルです。

2023年11月9日 レクサスLBX 新型モデル

プレミアムコンパクトクロスオーバーLBXのヘッドライトプレミアムコンパクトSUVとして導入するLBX

レクサス新型クロスオーバーのLBXが2023年11月9日にレクサスが公式発表。
ベースモデルはトヨタのヤリスクロスと同じ専用GA-Bプラットフォームで、LX、LCなどにもあるとおり、モデル名にLが付くことからコンパクトクラスのフラッグシップモデルになります。
RXから始まったスピンドルグリルに替わるスピンドルボディを採用することで、次世代レクサスのコンパクトモデルを象徴するアイコン的な新型車になると考えます。

2023年11月29日 ランドクルーザー70 再再販

  • ランクル70のフロントグリルランクル70はプラドに設定する2.8Lクリーンディーゼルを採用 丸目ヘッドライトとアルファベットのTOYOTAエンブレムに
  • ランクル70の荷室トヨタ ランドクルーザー70の荷室
  • ランクル70の運転席。キーシリンダータイプのキー。トヨタ ランドクルーザー70の運転席。キーシリンダータイプのキー。
  • 横から見たランクル70トヨタ ランドクルーザー70

ランドクルーザー70が2014年の再販に続き2023年11月29日に復活(再再販)。
2014年の復刻では伝統のディーゼルエンジンから、ガソリンエンジンに変更していましたが、2023年に再販を発表するナナマルはランクルプラドに搭載する2.8Lのクリーンディーゼル(1GD-FTV)を採用します。

トランスミッションもマニュアルミッション(MT)から6速オートマチック(AT)に変更になり、安全装備のトヨタセーフティセンスを搭載。
最新技術と予防安全装備を搭載することで車両価格4,800,000円に上昇しています。