フォレスターがフルモデルチェンジで6代目に進化 発売は2025年4月17日でアイサイトX搭載グレードも設定
フォレスターのフルモデルチェンジは2025年4月17日。
先代フォレスターのイメージから脱却したラギッド感の強いエクステリアが特徴で、パワートレインにはクロストレックにも採用する、トヨタのハイブリッドシステムTHS2をスバル独自で改良した水平対向4気筒のストロングハイブリッドを採用。
ハンズオフ可能な高度運転支援システムのアイサイトX搭載グレードも用意されるなど、見所の多いフルモデルチェンジ。
6代目フォレスターはラギッド感のある力強いエクステリア
6代目フォレスターは水平基調でリヤにはFORESTERの文字が刻まれる
6代目にモデルチェンジしたフォレスターは5代目までのスバルらしいデザインから脱却、フェンダーの周りの力強いプレスライン、リヤにあるFORESTERのロゴはボディに彫り込まれるなど、アウトドア志向の強いラギッド感があるエクステリアに。
フロント周りはスバルのアイデンティティでもあるコに字型ヘッドライトから、水平基調のヘッドライトに変更、フロントフェンダーにはエアダクトを配置するなど大胆なモデルチェンジになりました。
ボディサイズは全長4,655mm、全幅1,830mm、全高1,730mm、ホイールベース2670mm。
先代フォレスターと比較すると全長と全幅が15mm延長しており、全高とホイールベースは同じ。
フルモデルチェンジでは前モデルよりボディサイズが大きくなるケースが殆どですが、6代目フォレスターの場合は先代モデルとボディサイズがほぼ変わないため、使い勝手も考慮されています。
プラットフォームは次世代のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用、5代目フォレスターと比較すると走行性能や安定性がさらに向上します。
Premium S:HEVの19インチホイール
X-BREAK S:HEVの18インチホイール
SPORTの18インチホイール
フォレスターのタイヤサイズ・ホイールはグレードにより3種類設定。
Premium S:HEVは235/50R19オールシーズンタイヤにダークグレー塗装+切削光輝19インチアルミホイール、X-BREAK S:HEVは225/55R18オールシーズンタイヤにダークメタリック塗装の18インチアルミホイール、SPORTは225/55R18オールシーズンタイヤにブロンズ塗装の18インチアルミホイールを装着。
3つのコンセプトを持つ専用パッケージを用意
純正アクセサリーも設定され、ADVENTURE Style、PREMIUM Style、STI Styleの3つのコンセプトでフォレスターをドレスアップ可能。
車中泊に便利な専用アイテムも販売しています。
全長 | 4,655mm |
---|---|
全幅 | 1,830mm |
全高 | 1,730mm |
ホイールベース | 2,670mm |
室内長 | 1,950mm |
室内幅 | 1,540mm |
室内高 | 1,270mm |
車両重量 | 1,750kg |
最小回転半径 | 5.4m |
最低地上高 | 220mm |
エンジン型式 | FB25型 水平対向4気筒 |
総排気量 | 2,498L |
エンジン最高出力 | 118kW(160PS)5,600rpm |
エンジン最大トルク | 209Nm(21.3kgm)4,000rpm~4,400rpm |
モーター最高出力 | 88kW(119.6PS) |
モーター最大トルク | 270Nm(27.5kgm) |
WLTCモード燃費 | 18.4km/L |
乗車定員 | 5名 |
グレード | 駆動方式 | 値段 |
---|---|---|
SPORT | AWD(4WD) | 4,048,000円~ |
SPORT EX | 4,191,000円~ | |
X-BREAK S:HEV | 4,202,000円~ | |
X-BREAK S:HEV EX | 4,477,000円~ | |
Premium S:HEV | 4,488,000円~ | |
Premium S:HEV EX | 4,598,000円~ |
フォレスターに設定するボディカラーはモノトーンが11色 2トーンが4色
フォレスターに設定するボディカラーは全部で15色あり、モノトーンカラーを11色、2トーンカラーを4色用意。
グレードにより選べるボディカラーも異なり、2トーンカラーはX-BREAKとPremium専用カラーのためSPORTでは選択できません。
6代目フォレスターのボディカラー一覧
- クリスタルホワイトパール(33,000円高)
- アイスシルバーメタリック(X-BREAK・Premium限定)
- リバーロックパール(33,000円高)
- マグネタイトグレーメタリック
- クリスタルブラックシリカ
- クリムゾンレッドパール(SPORT・Premium限定、33,000円高)
- サファイアブルーパール(SPORT・Premium限定)
- デイブレイクブルーパール(Premium限定)
- オータムグリーンメタリック
- ブリリアントブロンズメタリック(Premium限定)
- カシミアゴールドオパール(SPORT・Premium限定、33,000円高)
- クリスタルブラックシリカ×マグネタイトグレーメタリック(X-BREAK・Premium限定、55,000円高)
- クリスタルブラックシリカ×ブリリアントブロンズメタリック(Premium限定、55,000円高)
- クリスタルブラックシリカ×オータムグリーンメタリック(X-BREAK・Premium限定、55,000円高)
- クリスタルブラックシリカ×リバーロックパール(X-BREAK・Premium限定、88,000円高)
クリスタルホワイトパール(33,000円高)
アイスシルバーメタリック(X-BREAK・Premium限定)
リバーロックパール(33,000円高)
マグネタイトグレーメタリック
クリスタルブラックシリカ
クリムゾンレッドパール(SPORT・Premium限定、33,000円高)
サファイアブルーパール(SPORT・Premium限定)
デイブレイクブルーパール(Premium限定)
オータムグリーンメタリック
ブリリアントブロンズメタリック(Premium限定)
カシミアゴールドオパール(SPORT・Premium限定、33,000円高)
クリスタルブラックシリカ×マグネタイトグレーメタリック(X-BREAK・Premium限定、55,000円高)
クリスタルブラックシリカ×ブリリアントブロンズメタリック(Premium限定、55,000円高)
クリスタルブラックシリカ×オータムグリーンメタリック(X-BREAK・Premium限定、55,000円高)
クリスタルブラックシリカ×リバーロックパール(X-BREAK・Premium限定、88,000円高)
新色のリバーロックパールは有料色ですがSPORT、X-BREAK、Premium全てのグレードで選択可能。マグネタイトグレーは全グレードで選択可能ですが、人気色のアイスシルバーメタリックもX-BREAKとPremium専用カラーになっています。
6代目フォレスターはどのグレードを選択しても装備が充実しているため、好きなボディカラーからグレードを選ぶのも楽しいのではないでしょうか。
フォレスターのグレードはSPORT(スポーツ)、X-BREAK(エックスブレイク)、Premium(プレミアム)の3つ
フォレスターのグレードは、唯一の1.8L直噴ターボ搭載ガソリンエンジンモデルのSPORT(スポーツ)、撥水ポリウレタンシートなどをタフギアとして使えるX-BREAK(エックスブレイク)、本革シートを選べるラグジュアリーグレードのPremium(プレミアム)の3つ。
Premiumのタイヤサイズは235/50R19でホイールは19インチを、X-BREAKのタイヤサイズは225/55R18でホイールは18インチ、SPORTはX-BREAKと同じタイヤサイズの225/55R18でホイールも18インチ。
X-BREAKとPremiumには6代目フォレスターのフルモデルチェンジで注目度の高い、トヨタのハイブリッドシステムTHS2を改良した2.5Lの水平対向4気筒ストロングハイブリッドシステム(直噴+2モーター e-BOXERストロングハイブリッド)を搭載。
このハイブリッドシステムはエンジン最高出力118kW(160PS)5,600rpm・エンジン最大トルク209Nm(21.3kgm)4,000rpm~4,400rpm、モーター最高出力88kW(119.6PS)・モーター最大トルク270Nm(27.5kgm)、WLTCモード平均燃費はX-BREAKが18.8km/L、Premiumが18.4km/Lでパワフルでエコ性能も十分な期待のパワートレイン。
フォレスター SPORTグレードの装備
- 1.8L DOHC 直噴ターボDTI リニアトロリック AWD
- ウルトラスード 合成皮革シート(ブラック/グレー ブラウンステッチ)
- ブロンズ塗装 18インチアルミホイール
- 超飽和バルブ付きダンパー
- 12.3インチフル液晶メーター(EXグレードのみ)
- ブロンズ加飾付き 本革巻きシフトレバー
- アイサイトX(EXグレードのみ)
フォレスター X-BREAKグレードの装備
- 2.5L DOHC 直噴+2モーター BOXERストロングハイブリッド リニアトロリック AWD
- 撥水ポリウレタン 合成皮革シート(ブラック/グレー グリーンステッチ)
- ダークメタリック塗装 18インチアルミホイール
- ラゲッジスムーザー機能付き 撥水カーゴフロアボード
- パワーメーター付き 12.3インチフル液晶メーター
- ラダータイプ ルーフレール
- アイサイトX(EXグレードのみ)
フォレスター Premiumグレードの装備
- 2.5L DOHC 直噴+2モーター BOXERストロングハイブリッド リニアトロリック AWD
- 撥水ファブリック 撥水トリコットシート(グレー/プラチナ ブルーステッチ)
- ダークグレー塗装+切削光輝 19インチアルミホイール
- キックセンサー式 ハンズフリーパワーリヤゲート
- パワーメーター付き 12.3インチフル液晶メーター
- ワイヤレス充電器
- アイサイトX(EXグレードのみ)
3つのグレードには高度運転支援システムのアイサイトXの有無によりEXグレードを用意。
アイサイトXはアイサイトに3D高精度地図データや高精度GPS情報を追加、範囲のひろい広角単眼カメラと前側方レーダーでドライブをサポートする技術。
時速50km/hの範囲内でハンズオフ可能で、アクティブレーンチェンジアシストなど運転支援を行います。
フォレスターのEXグレードに搭載するアイサイトXはドライバー異常時対応システムにも対応
フォレスターの全てのグレードはスバルの最新運転支援システムのアイサイトver.3を搭載。
右左折時のクルマ・バイク・歩行者・自転車など幅広い範囲を検知するプリクラッシュブレーキ、ぶつかる可能性がある場合ハンドル制御する緊急時プリクラッシュステアリング、ぶつからないをサポートする誤発進抑制制御など、ドライバーの安全・安心をサポート。
運転支援システム アイサイトver.3の機能
- プリクラッシュブレーキ
- 前側方プリクラッシュブレーキ
- 緊急時プリクラッシュステアリング
- 後退時ブレーキアシスト
- AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御
- ツーリングアシスト
- 全車速追従機能付クルーズコントロール
- 車線逸脱抑制
- 警報機能
- 標識認識機能
- 先行車発進&青信号お知らせ機能
- スバルリヤビークルディテクション
- エマージェンシーレーンキープアシスト
- アレイ式アダプティブドライビングビーム
- スマートリヤビューミラー
- ドライバーモニタリングシステム
フォレスターの3つのグレードそれぞれに設定するEXグレードは、高速道路の運転が楽になるスバル高度運転支援システムのアイサイトXを標準装備。
アイサイトXでは自動車専用道路上で走行速度0km/h〜約50km/hの時に手離し可能な渋滞時ハンズオフアシスト、一定条件下(ドライバーが前を向いているなど)でスイッチ操作無しで発進できる渋滞時発進アシスト、カーブの曲率で最適な速度を自動制御するカーブ前速度制御、料金所(ETCゲート)を安全通過する速度まで自動減速する料金所前速度制御、ウインカーの操作で車線変更をサポートするアクティブレーンチェンジアシスト機能を搭載。
スバル高度運転支援システム アイサイトXの機能
- 渋滞時ハンズオフアシスト
- 渋滞時発進アシスト
- カーブ前速度制御
- 料金所前速度制御
- アクティブレーンチェンジアシスト
フォレスターPremium S:HEVは本革シートを選択可 グレード毎に撥水機能付きシートも設定
Premium S:HEV・Premium S:HEV EXのシート
Premium S:HEV・Premium S:HEV EXの本革シート
X-BREAK S:HEV・X-BREAK S:HEV EXのシート
SPORT・SPORT EXのシート
Premium S:HEV・Premium S:HEV EXのコクピット
X-BREAK S:HEV・X-BREAK S:HEV EXのコクピット
SPORT・SPORT EXのコクピット
Premium S:HEV・Premium S:HEV EXのシフト
X-BREAK S:HEV・X-BREAK S:HEV EXのシフト
SPORT・SPORT EXのシフト
フォレスターはグレード毎にシート地の素材やカラーが異なります。
Premium S:HEVはグレー/プラチナの撥水ファブリックと撥水トリコットのコンビシートで、フォレスターのグレードで唯一、本革ナッパレザーとウルトラスエードのコンビシートを選択可能(メーカー装着オプション)。
X-BREAK S:HEVはブラック/グレーの撥水性ポリウレタンと合成皮革のコンビーシート。
SPORTはブラック/グレーのウルトラスエードと合成皮革のコンビシートを採用します。
Premium S:HEVはコクピットやシフト周りの加飾もグレーになり明るい雰囲気に。
SPORTはブラウンの加飾が加わることでシックなイメージになっています。
ステッチカラーはPremium S:HEVがシルバー、X-BREAK S:HEVがグリーン、SPORTがブロンズというようにグレードでテーマカラーがあるのがフォレスターの特徴です。
運転席自動後退機能や音声認識機能などフォレスターは最新の快適機能が満載
フォレスターは室内快適に過ごせる装備が標準になっている豪華仕様。
スマートフォンを充電するワイヤレスチャージャー、高速道路を便利に通行できるETC2.0車載器キット、寒い日に活躍するシートヒーター&ステアリングヒーターは全てのグレードで標準化。
ラグジュアリーモデルなどで見かけることがある運転席・助手席シートベンチレーションや運転席シート自動後退機能はグレードによりオプションで選択可能です。
センターメーターは11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムを全グレードに搭載。大画面のタッチ式ディスプレイでスマートインテリアに貢献しています。
USB電源も前席と後席にそれぞれ2か所設置しているため、乗員それぞれ充電できる環境も整っています。
フォレスター標準の快適装備
- ワイヤレスチャージャー
- ETC2.0車載器キット
- 前席USB電源2か所 後席USB電源2か所
- 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム
- 音声認識機能
- ステアリングヒーター
- シートヒーター
- 活躍するシートヒーター&ステアリング
- ウェルカムライティングなど
グレードによりオプションになるフォレスターの装備
- ハーマンカードンサウンドシステム
- 運転席シート自動後退機能
- 電動チルト&スライド式サンルーフ
- 運転席・助手席シートベンチレーションなど
荷物がたっぷり収納できるのもフォレスターの魅力
荷物が多くなるファミリーユースやアウトドアに最適な収納力があるのもフォレスターの魅力。
カーゴルームは高さ887mm、長さ928mm、開口部最大幅1,250mm、ゴルフバッグが横置きで4個、キャンプ用品も家族4人分が入る広大な空間です。
ハイブリッドモデルは荷室容量484L、ガソリンモデルは更に広く512Lを確保、X-BREAK S:HEV以外のグレードにはキックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートが標準化されているため、重い荷物を運ぶ時も足でリヤゲートを開けることができます。
カーゴサイドフック、カーゴフロアマルチボックス、8か所のユーティリティナットを装備しているため、オプションのカーゴシェルフボードやユーティリティバーなどと組み合わせることで収納力を活用できます。
ハイブリッドモデルには1500WのAC100V電源をオプション設定しているため、アウトドアや災害時でも電気を利用できます。
6代目フォレスターのライバルはRAV4・エクストレイル・ZR-V・CX-5
フォレスターはヴォクシースタイルのアクティブなミドルサイズSUVなので、ライバルの筆頭になるのがトヨタが販売するRAV4になるでしょう。
日産エクストレイルも撥水シートを採用するモデルがあるため、アクティブユーザーに人気の車種です。
ボディサイズが近いSUVはホンダZR-VやマツダCX-5が該当、フォレスターは人気のミドルサイズSUVにカテゴライズされるので選択肢が多いのも特徴です。
RAV4はサイズ感や使用目的がフォレスターに似ているSUV
フォレスターの最大のライバルが性格の似ているRAV4
トヨタが販売するRAV4は角張った精悍なエクステリアや542Lの大容量カーゴルームが魅力のミドルサイズSUV。
フォレスターと性格が似ているため比較するユーザーがとても多いモデルです。
RAV4のハイブリッドモデルはフォレスターと同じモーターのみで走行可能なシリーズ・パラレル式のストロングハイブリッドシステムで、燃費性能もフォレスターと近似。
ボディサイズも近いため、見た目の好みで選んでも間違いはないでしょう。
エクストレイルは3列シートで多人数乗車できるのが特徴のSUV
多人数乗車で利便性の高さが魅力のエクストレイル
エクストレイルは日産が販売するミドルサイズSUVで、パワートレインにはシリーズハイブリッドのe-POWERを設定。
フォレスターにない強みとして3列シートの最大7人乗りモデルをラインナップすること。
3列シート搭載モデルとしては決して大きくないボディサイズのため、3列目は緊急用と割り切る必要があるかもしれませんが、多人数乗車に対応しているだけで利便性が向上します。
e-POWERの構造上高速走行が苦手なので、高速域の燃費性能はフォレスターに劣ります。
走りを楽しみたい・コスパの高い車に乗りたい方に選ばれるZR-V
ZR-Vはガソリンモデル設定で高コスパをアピール
ホンダのZR-Vはフォレスターよりスマートなサイズで高い走行性能が特徴。
トヨタと似たシリーズ・パラレル式のストロングハイブリッドシステムe:HEVを設定、燃費性能も期待できるため、エコで走りの良いミドルサイズSUVを求めている方に人気のモデル。
装備が充実したガソリンエンジンモデルも設定しているためコストパフォーマンスの高さも魅力です。
ライバルで唯一ディーゼルエンジンを搭載するCX-5
トルクフルな走りが自慢のCX-5
マツダが販売するCX-5はライバルの中で唯一ディーゼルエンジンを搭載するモデルで、ディーゼル特有の定速から力強いトルク感のある走りを楽しめるミドルサイズSUV。
ハイブリッドシステム搭載グレードはなく、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのみラインナップすることでフォレスターに対して価格面でも優位に立ちます。
CX-5の魅力は都会的なエクステリアで、フォレスターが野性味のある精悍なスタイルに対して、CX-5はスタイリッシュなアーバンスタイルが特徴です。
オフロード走行も得意なフォレスターのモデルチェンジ遍歴
フォレスターはスバルが販売するミドルクラスのクロスオーバーSUVで、インプレッサとプラットフォームを共有しています。縦置き水平対向エンジンと四輪駆動を全てのグレードで採用されています。
フォレスター 初代 SF系/1997年~2002年
1997年2月、フォレスターがデビューしました。グレードは「C/tb」「S/tb」「T/tb」の展開となります。スバル初のSRSサイドエアバッグが採用されています。
1998年1月、特別仕様車「S/20」が、11月には特別仕様車「S/20 Limited」が発売されました。
1999年5月、2,000台限定の特別仕様車「S/tb type A」を発売しました。
2000年1月、マイナーチェンジを実施。内外装の変更や、グレードが整理されて「C/20」「S/20」「S/tb」「T/25」となりました。5月にはオンロード走行にすぐれた「S/tb-STi」を新グレードとして追加しました。7月には特別仕様車「C/20スペシャル」を発売、12月には一部改良を実施。
2001年6月、特別仕様車「S/20 type A」を発売し、10月には800台限定で新グレードとして「STi Ⅱ タイプM」を追加。10月、特別仕様車「S/tb-STi Ⅱ リミテッド」「C/20スペシャルⅡ」を発売しました。
2002年2月、2代目と入れ替わりで販売を終了しました。
フォレスター 2代目 SG系/2002年~2007年
2002年2月、フルモデルチェンジで2代目フォレスターが誕生しました。軽量化が施され、街乗りで扱いやすくなりました。10月にはタウンユースに向けた「CROSS SPORT」が新グレードとして追加されましたが、SUVとしての走破性も高いモグレードになっています。
2003年2月、一部改良でレジャーに向いている新グレード「X BACKPACK EDITION」が追加され、グレード体系は「X」「X20」「XT」の3グレードになりました。同時に特別仕様車「X20 L.L.Bean EDITION」を発売。3月には都市型グレードとして「CROSS SPORT 2.0i」を追加設定しました。
2004年2月、一部改良を実施。新グレードとして「STi Version」と「2.0L ターボエンジン仕様」を追加しました。6月には特別仕様車「CROSS SPORT α」が、8月には特別仕様車「X20 タフpackage」を発売しました。
2005年1月、大幅改良を実施し、制動性能が向上。グレード体系が整理され、「CROSS SPORT」シリーズと「STi Version」の販売をいったん終了しますが、4月には「STi Version」が追加設定されました。12月、特別仕様車「AIRBREAK」を発売しました。
2006年2月、特別仕様車「CROSS SPORT S-EDITION」を発売しました。
2007年1月、一部改良でボディカラーに新色を追加。内装の充実と「2.0XS」「2.0XT」の廃止、フォレスター発売10周年を記念した特別仕様車「10th ANNIVERSARY」を発売。8月には特別仕様車「CROSS SPORT 2.0i ALCANTARA-Style」を発売しました。12月、3代目と入れ替わるため、販売を終了しました。
フォレスター 3代目 SH系/2007年~2012年
2007年12月、フルモデルチェンジで3代目フォレスターが登場しました。車高が高くなったことからSUV感が強くなりました。
2008年8月、スバル発売50周年記念の特別仕様車「BLACK LEATHER LIMITED」を発売しました。
2009年1月、一部改良で安全性と操縦安定性、乗り心地を向上。
2010年1月、韓国での販売を開始しました。5月には特別仕様車「2.0X FIELD LIMITED Ⅱ」を発売。10月にはマイナーチェンジを実施しました。
2011年8月、仕様変更でボディカラーの見直しと、10月には特別仕様車「2.0X S-style」を発売しました。
フォレスター 4代目 SJ系/2012年~2018年
2012年11月、4代目フォレスターが登場しました。グレード体系は、NAモデルが「2.0i」「2.0i-L」「2.0i-L EyeSight」「2.0i-S EyeSight」、直噴ターボモデルが「2.0XT」「2.0XT EyeSight」のラインナップです。
2013年10月、一部改良で安全装備を強化。12月、特別仕様車「X-BREAK」を発売しました。
2014年5月、特別仕様車「2.0XT EyeSight Advantage Line」を発売。11月には一部改良で内外装を変更。「2.0i-S EyeSight」「2.0XT」のグレードを廃止しました。同時に特別仕様車「S-Limited」を発売。
2015年6月、特別仕様車「2.0i-L EyeSight Proud Edition」を発売。11月には大改良でフロントフェイスを刷新。内装と装も充実しました。
2016年7月、特別仕様車「Brown Leather Selection」を発売。10月には「Style Modern」が発売されています。
2017年4月、一部改良でグレード体系とボディカラーが変更になりました。
フォレスター 5代目 SK系/2018年~2025年
2018年6月、フルモデルチェンジで5代目フォレスターになりました。2.5Lモデルは7月、「e-BOXER」搭載の「Advance」は9月に発売となります。グレード体系は「Touring」「Premium」「X-BREAK」「Advance」のラインナップです。
2019年6月、全車にリヤシートリマインダーを標準装備とした改良モデルを発表。11月b、特別仕様車「X-EDITION」を発表。
2020年10月、改良モデルを発表。新グレードとして「SPORT」を設定。
2021年8月、大改良モデルを発表。アイサイトが新世代型となり、フロントフェイスが刷新されました。
2022年8月、一部改良モデルと「ATI Sport」を追加。12月には特別仕様車「XT-EDITION」を発表。
2023年8月、一部改良で安全性能を向上。シャークフィンアンテナとルーフスポイラーを全グレードに標準装備しました。10月、2019年に発表された特別仕様車「X-EDITION」が新仕様で登場しました。
フォレスター 6代目 SL系/2025年~
2024年北米にてフォレスターがモデルチェンジを発表、同年販売を開始。
2025年4月日本市場でも6代目にあたる新型フォレスターを発表・発売開始。
先代から脱却したデザインアイコン、ボクシーなスタイルが特徴で、2024年クロストレックから採用した2.5L水平対向ストロングハイブリッドシステムもフォレスターへ初採用。
Premium S:HEV、X-BREAK S:HEV、SPORTの3グレードを軸に、高度運転支援システムのアイサイトXを搭載するEXをそれぞれ設定する6グレードから選択可能。
フォレスターのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 SF系 | 1997年~2002年 |
2代目 SG系 | 2002年~2007年 |
3代目 SH系 | 2007年~2012年 |
4代目 SJ系 | 2012年~2018年 |
5代目 SK系 | 2018年~2025年 |
6代目 SL系 | 2025年~ |
5代目スバル フォレスター X-EDITION
5代目スバル フォレスター X-EDITION
5代目スバル フォレスター X-EDITION
5代目スバル フォレスター X-EDITION
5代目スバル フォレスター X-EDITION
5代目スバル フォレスター X-EDITION