キックスのモデルチェンジ

新型キックスが2020年6月頃に日本デビュー 注目SUVのエクステリア・インテリア

日産のキックスはブラジルや中国で販売されているスモールサイズのSUVで、ひと回り小さいエクストレイルというイメージです。2018年春にはアメリカで販売、日本市場でも2020年に発売が決定。

新型キックスが2020年6月頃に日本デビュー 注目SUVのエクステリア・インテリア

日産キックスは小型SUVの人気モデル!ブラジルや中国・アメリカから販売

日産のキックス(KIX)といえば、2008年から2012年まで三菱からのOEM(パジェロミニ)で販売していた軽SUVがありますが、2016年に小型SUVとしてキックス(KICKS)がブラジルで復活していました。2017年には中国市場で販売開始、2018年には北米市場で販売することが決定していてノリに乗っている車です。

エクストレイルより小さい小型SUVのキックスは、2020年6月には日本市場への導入も決まっています。海外版キックスを参考に、日本仕様のエクステリア・インテリアやスペックになど解説します。

新型キックスは2020年6月10日に発売するとの情報を入手!

販売間近の日産キックスですが、発表日は2020年5月20日、2020年6月10日に発売されるという情報が入っています。

日本仕様のキックスのボディサイズは海外仕様よりも若干大型化され、実質的な先代モデルにあたるジュークから居住性を大幅にアップ。頭上空間や足元のスペースにもゆとりを持たせるでしょう。

グレード構成は「X」「ツートンエディション」の2種類で、ツートンエディションはエクステリアだけでなくインテリアのシートやトリムについてもツートン仕様とするとのこと。ライバル車にあたるホンダ・ヴェゼルやトヨタ・C-HRのハイブリッドモデルの価格帯を考慮すると、キックスの価格は280~310万円前後になると予想されています。

日産がe-POWERを大幅改良し新型キックスに搭載!

日産自動車は、次世代の電動パワートレイン「e-POWER」を大幅改良し、2020年6月10日頃に発売予定の新型キックスに搭載することを明らかにしました。

新しいe-POWERでは高出力モーターを一新して発電効率をアップ。静粛性の向上やエンジン回転数の効率化も実現しました。
現時点で日産のラインナップでe-POWERを搭載するのは「ノート」と「セレナ」のみ。日産は今後、新型キックスや2020年秋発売予定の新型ノートなど、その他車種にも新開発のe-POWERを採用していきます。新型キックスのパワートレインについては、1.2L e-POWERのほか、1.5LのNAや1.6Lターボが用意されるとのことです。

新型キックスの生産は現行マーチと同じ日産のタイ工場で、パワーユニットのe-POWERは日本から出荷して現地で組み立てるようです。完成検査は日本で行うため、逆輸入車というよりも日本で製造した日本車のイメージで良いでしょう。
世界で販売している新型キックスですが、日本仕様ではフロントマスクなどが独自のデザインに変更されていることが判明しているので新車の発表が楽しみです。

また、新型キックスでは以下のボディカラーがラインナップすると予想されています。

設定が予想される新型キックスのボディカラー一覧

  • ブルリアントホワイトP×ピュアブラックP
  • ブリリアントホワイトP
  • チタニウムカーキP
  • ダークメタルグレーM×ピュアブラックP
  • ブリリアントシルバーM
  • ダークブルーP
  • プレミアムコロナオレンジP×ピュアブラックP
  • プレミアムコロナオレンジP
  • ナイトベールパープルP
  • ラディアントレッドP×ピュアブラックP
  • ラディアントレッドP
  • ピュアブラックP
  • サンライトイエローP

キックスがジュークの後継モデルとして2020年6月頃に日本デビュー

ジュークが2019年内に生産を中止して、代替車種として海外専売車種だったキックスが後継モデルとして日本に導入。タイで生産された新型キックスが2020年6月頃に日本市場へ投入されることが決定しました。

日本仕様のキックスの予想ボディサイズはおよそ全長4,290mm×全幅1,760mm×全高1,610mm、ホイールベースは2,620mm。現行型ジュークよりも一回り大きいサイズとなると考えられます。また、日本仕様は海外仕様とは異なるエクステリアで、特にフロントマスクが大きくデザインが変更されるとのこと。
パワートレインは1.5リッターガソリンエンジンや1.6リッターガソリンターボエンジンのほか、e-POWER搭載モデルもラインナップし、CVTを組み合わせるでしょう。駆動方式は1.5エンジンがFFのみ、その他モデルでは4WDを設定するとのことです。

新型キックスはカラフルなボディカラーが特徴で2トーンカラーも4色設定

新型キックスのボディカラーはモノトーンが9色と2トーンカラーが4色設定される可能性が高いです。トヨタのRAV4やライズなど人気のSUVが販売数を伸ばす中、ジュークの替わりに導入する新型キックスは豊富なカラー展開で様々なユーザーを想定しているのが想像できます。

新型キックスのモノトーンカラー

  • ブリリアントホワイトパール
  • チタニウムカーキ
  • ブリリアントシルバー
  • ダークブルー
  • プレミアムコロナオレンジ
  • ナイトベールパープル
  • ラディアントレッド
  • ピュアブラック
  • 新型キックスの2トーンカラー

    • ブリリアントホワイトパール×ピュアブラック
    • ダークメタルグレー×ピュアブラック
    • プレミアムコロナオレンジ×ピュアブラック
    • ラディアントレッド×ピュアブラック

日産キックスのカスタムモデル「キックス・ストリートスポーツ」がSEMAショー2019に出展

日産は11月開催のSEMAショー2019で「キックス・ストリートスポーツ」を発表しました(画像は入手し次第紹介します)。キックス・ストリートスポーツはベースモデルをエンジンチューニングし、各種ボディキットを装着したカスタムモデルとなります。なお、現時点でキックスは2020年夏ごろに日本市場に投入されるとの情報があります。

エンジンチューニングによりキックス・ストリートスポーツのスペックがどれだけ向上したのかについては明らかになっていません。しかしベースモデルの最高出力は125hpですので、これを超える数値となることは確定でしょう。

キックス・ストリートスポーツのエクステリアにはカーボンファイバー製サイドスカートや、フロントエアダムなどのオリジナルのエアロキットを装備。足回りにはVolk Racingのタイヤ・ホイールセットを装着します。
インテリアはエクステリアに合わせ、レッドのアクセントでレーシーなデザインとしています。シートにはSparco SPXカーボンバケットシートが採用されています。

日産キックスのエクステリアVモーションが特徴・インテリアは落ち着いたブラウンのレザーシートを採用

新型キックスのフロントビュー日本のエクストレイルより大きいVモーションが特徴

日産キックスのエクステリアは、Vモーションを用いたグリルで日本仕様のエクストレイルよりも大きいグリルデザインになっています。ヘッドライトは目尻が上がっているキリッとしたデザイン、四角いフォグランプを採用しています。

新型キックスのサイドビューサイドに配置される樹脂パーツがSUVらしさを強調

サイドビューはフェンダーアーチ、サイドシル、リアバンパーに黒い樹脂パーツが装着されていてとてもカッコいいデザインです。ブーメラン型のテールランプが装備されていて、ボディ側の部分がテールランプやウインカー、バックランプが装備されていると考えられます。

新型キックスのリヤビューボリュームのあるリヤコンビネーションランプ

リアビューのライト点灯ではバックドア側のレンズも光っているのが確認でき、ストップランプの役割を担っていると考えられます。

新型キックスのレザーシート日本ではあまり見かけないブラウンレザーを採用

インテリアはブラウンのレザー調シートが落ちついた雰囲気を醸し出しています。ステアリングには最新モデルにとりつけられていることが多いD型ステアリングを採用しています。

新型キックスのステアリングホイール燃費計など必要な情報を切り替えられるマルチインフォメーションディスプレイを装備

メーターにはインフォメーションディスプレイが装備されていて、燃費やオドメーターなど切り替えをすることができます。

日産キックスのボディサイズは全長4.295m、全幅1.76m、全高1.58mで、日本では3ナンバーサイズに該当、同じクロスオーバーSUVのエクストレイルと比べるとひと回り小さいサイズであることが分かります。

キックスとエクストレイルのボディサイズ比較
KICKS エクストレイル
全長 4,295mm 4,690mm
全幅 1,760mm 1,820mm
全高 1,590mm 1,730mm
ホイールベース 2,610mm 2,705mm

日産キックスの搭載エンジンは販売地域により2つのタイプを用意

新型キックスのエンジンルーム新型キックスは販売国により2つのエンジンをラインナップ

日産キックスに搭載されているエンジンはブラジルと中国で違っていて、ブラジル仕様ではHR16DEエンジンが、中国仕様ではHR15型エンジンが搭載されています。

キックスの搭載エンジン
ブラジル仕様 中国仕様
型式 HR16DE HR15
種類 直列4気筒 直列4気筒
排気量 1,598cc 1,498cc
最高出力 83kw/5,600rpm 91kW/6,300rpm
最大トルク 152Nm/4,000rpm 147Nm/4,400rpm
トランスミッション XTRONIC CVT XTRONIC CVT

排気量は100ccしか変わりませんが、最高出力は中国仕様のHR15エンジンのほうが少しだけ高い数値になっています。

トランスミッションはマニュアルとXTRONIC CVTの2種類で、下位グレードには5速マニュアルが、上位グレードにはCVTが搭載され、駆動方式はFFのみの設定です。道路が未舗装の場所や雪が降る地域では、少し大変そうです。

日産の世界戦略SUVキックスは2018年に北米で販売開始

日産キックスは、2016年8月にブラジル仕様のキックスがリオデジャネイロで発売、翌年の2017年5月に中国市場で販売を開始し、2018年の春に北米で発売開始しました。

最初に発売されたブラジル仕様では、「S」「SV」「SL」と3種類グレードがあり、マニュアルとCVTのトランスミッションが設定され、セーフティパッケージを装着しているグレードもあります。

ブラジル仕様キックスの価格帯
1.6 S MT 72.99Rドル
1.6 S MT+Pack Safety 74.19Rドル
1.6 S CVT 80.99Rドル
1.6 SV 87.49Rドル
1.6 SV+Pack Safety 90.49Rドル
1.6 SL 96.49Rドル
1.6 SL+Pack Safety 98.89Rドル

中国で販売されたキックスは、「XE」「XL」「XV」の3種類グレードがありXEにはマニュアルが、XLとXVにはCVTが設定されています。

中国仕様キックスの価格帯
XE(MT) 9.98万元
XL 12.28万元
XV 12.98万元
XV TOP 13.48万元

日本市場では新型ジュークに替わり新型キックスを導入

ブラジル仕様ではジュークとエクストレイルの中間に位置し、アメリカ市場ではジュークの後継車種にあたる日産のキックスは、日本での発売はあるのでしょうか?

日本市場ではエクストレイルとジュークがラインナップしていること、現状左ハンドルの仕様しか販売されていないことなどを考えると発売する可能性は低いと見られていました。
しかし、2019年9月にフルモデルチェンジした新型ジュークが日本市場での投入を見送ったことから、新型キックスが発売することが決定しています。

中国市場から販売されたフレームSUVのテラや電気自動車(EV)のアリヤも発表され、SUVが過熱している日産のラインナップから目が離せません。