ヤリスクロス GR SPORTが一部改良 10.5インチディスプレイオーディオPlusを採用
ヤリスクロスはヤリスをベースに開発されたBセグメントのコンパクトクロスオーバーSUVです。トヨタのラインナップではライズとC-HRの中間に位置し、街乗りからレジャーまで扱いやすいサイズ感が支持されています。2026年8月3日にはGR SPORTグレードの一部改良が実施され、10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)PlusやナノイーXの採用、ドアミラーとシャークフィンアンテナのブラック加飾などによって商品力が引き上げられました。欧州では2026年4月にハニカムグリルを備えた改良モデルも公開されており、ここでは日本仕様の最新動向とあわせてヤリスクロスの情報をまとめて紹介します。
ヤリスクロス GR SPORTを一部改良 2026年8月3日発売で装備を強化
GR SPORT(ハイブリッド・オプション装着車) ドアミラーとシャークフィンアンテナはブラック加飾に変更
トヨタは2026年8月3日、ヤリスクロスのGR SPORTグレードに一部改良を施し、同日より販売を開始しました。今回はフルモデルチェンジやマイナーチェンジではなく、あくまで装備内容を見直す「一部改良」という位置づけです。エンジンやハイブリッドシステム、専用サスペンションといった走りの根幹に関わるハードウェアには変更がなく、車内で過ごす時間の質を高める方向にテコ入れが行われています。
ヤリスクロスは2026年2月20日にも一部改良を受けていますが、このときGR SPORTは対象から外れており、改良は同年夏頃と案内されていました。今回の措置によって、GR SPORTがようやく他グレードと同じ装備水準に追いついた形になります。
10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusを標準装備
10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)PlusとナノイーXを採用
今回の目玉は、10.5インチHDディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusの標準装備化です。センター通信型のコネクティッドナビに対応しつつ、車載ナビ機能もあわせ持つタイプで、通信が届きにくい山間部などでも案内が途切れにくいのが利点です。フルセグTVやHDMI入力端子、Apple CarPlay・Android Autoへの対応も備え、大画面ならではの見やすさを享受できます。
ヤリスクロスはZ、G、Z“Adventure”がすでに10.5インチ仕様へ移行していたため、最上位に近い価格帯のGR SPORTだけが取り残されている状態でした。装備表の整合が取れたという意味でも、今回の変更は納得感のある内容だと言えます。
ナノイーXの採用で車内の空気環境にも配慮
空調まわりではナノイーXが加わりました。運転席側のエアコン吹出口から微粒子イオンを放出する仕組みで、ニオイの低減などに寄与します。スポーツグレードは走りの演出に注力するあまり快適装備が手薄になりがちですが、GR SPORTはシートヒーターやステアリングヒーターに加えてナノイーXまで備えることになり、日常使いでの満足度は確実に高まりました。
ドアミラーとシャークフィンアンテナをブラック加飾に変更
外観では、ドアミラーとシャークフィンアンテナにブラック加飾が施されます。専用ラジエーターグリルや専用リヤバンパーロアカバー、レッド塗装のブレーキキャリパーなどでまとめられたGR SPORTの世界観に対し、これまでボディ同色だった部位を黒く締めることで、上下方向のコントラストがより明快になりました。派手さこそありませんが、遠目にも輪郭が引き締まって見える効果的な手当てです。2026年2月の一部改良でZなどに導入された処理が、ようやくGR SPORTにも展開されたことになります。
ヤリスクロス GR SPORTの価格
| グレード | エンジン | 駆動方式 | メーカー希望小売価格 |
|---|---|---|---|
| GR SPORT | ガソリン | 2WD(FF) | 2,789,600円 |
| GR SPORT | ハイブリッド | 2WD(FF) | 3,169,100円 |
価格は消費税込みで、2026年8月時点のメーカー希望小売価格です(北海道・沖縄地区は価格が異なります)。GR SPORTは駆動方式が2WDのみの設定で、E-Fourや4WDは選べません。ボディカラーはプラチナホワイトパールマイカ、シルバーメタリック、マッシブグレー、ブラックマイカ、センシュアルレッドマイカの5色、内装色はブラックのみとなります。
ヤリスクロス GR SPORTの主要諸元
| ガソリン | ハイブリッド | |
|---|---|---|
| 全長 | 4,185mm | |
| 全幅 | 1,765mm | |
| 全高 | 1,580mm | |
| ホイールベース | 2,560mm | |
| トレッド(前/後) | 1,515mm/1,515mm | |
| 最低地上高 | 160mm | |
| 室内(長/幅/高) | 1,845mm/1,430mm/1,205mm | |
| 車両重量 | 1,130kg | 1,180kg |
| 最小回転半径 | 5.3m | |
| 乗車定員 | 5名 | |
| 駆動方式 | 2WD(FF) | |
| エンジン型式 | M15A-FKS | M15A-FXE |
| 総排気量 | 1.490L | |
| 最高出力 | 88kW(120PS)/6,600rpm | 67kW(91PS)/5,500rpm |
| 最大トルク | 145Nm(14.8kgm)/4,800-5,200rpm | 120Nm(12.2kgm)/3,800-4,800rpm |
| モーター最高出力/最大トルク | — | 59kW(80PS)/141Nm(14.4kgm) |
| システム最高出力 | — | 85kW(116PS) |
| トランスミッション | Direct Shift-CVT | 電気式無段変速機 |
| WLTCモード燃費 | 17.6km/L | 26.8km/L |
| 燃料タンク容量 | 42L | 36L |
| タイヤ/ホイール | 215/50R18/専用18インチアルミホイール(切削光輝・センターオーナメント付) | |
2022年8月に追加設定されたGR SPORTの成り立ち
GR SPORTは2022年8月に追加設定されたスポーツグレード
GR SPORTは2022年8月に追加設定されたグレードで、外観の演出だけにとどまらない中身の作り込みが持ち味です。フロア下とロアバックにブレースを追加した専用剛性アップパーツにより、ベース車の骨格をさらに引き締め、操縦安定性とフラットな乗り味の両立を狙っています。
足まわりは車高を10mm下げたうえで、ブッシュやコイルスプリング、ショックアブソーバー、電動パワーステアリングの制御までスポーティ方向にチューニング。ハイブリッド車には専用のパワートレーン制御とねじり剛性を高めたドライブシャフトが組み合わされ、アクセル操作に対する反応の鋭さが磨かれています。
ヤリスクロス GR SPORTの主な専用装備
- 専用ラジエーターグリル(アッパー・ロア)&専用フォグベゼル
- 専用リヤバンパーロアカバー/専用エンブレム(フロント・リヤ)
- 215/50R18タイヤ&専用18インチアルミホイール(切削光輝・センターオーナメント付)
- ブレーキキャリパー(レッド塗装/フロントはGRロゴ付)
- 専用本革巻き3本スポークステアリングホイール(GRロゴ付)
- 専用スポーティシート(GRロゴ付)/シート表皮はエアヌバック®+合成皮革
- フロントコンソール(ガンメタリック塗装)&専用本革巻きシフトノブ
- アルミペダル(アクセル・ブレーキ)/専用スマートキー(GRロゴ付)
今回の一部改良をどう捉えるか
走行系に手が入っていない点を物足りなく感じる向きもあるかもしれませんが、GR SPORTはもともとサスペンションからドライブシャフトまで作り込まれたグレードであり、そこを頻繁にいじる必要がないという見方もできます。むしろ、装備で見劣りしていた部分が解消されたことの意味は小さくありません。ナビ画面の大きさや空調の快適性は、走りの良さとは別軸で毎日効いてくる要素だからです。
一方で、欧州仕様が2026年4月にハニカムグリルを核とする大掛かりな意匠変更を受けているのに対し、日本仕様は装備の追加・変更にとどまっています。日本市場でのデザイン刷新が今後どのタイミングで行われるのか、あるいは行われないのかは、引き続き注目しておきたいポイントです。
トヨタ、欧州でヤリスクロスの改良モデルを公開 デザイン刷新でモダンな装いに
新型ヤリスクロス(欧州仕様)
トヨタ自動車の欧州部門は2026年4月16日、同地域でのベストセラーモデルであるコンパクトSUV「ヤリスクロス」の改良モデル(2026年モデル)を発表しました。ヤリスクロスは2021年の欧州デビュー以来好調な販売を続け、2025年には欧州全体で年間20万台を販売するトヨタ最量販モデルへと成長しています。英国だけでも累計7万6,000台以上が販売されており、今回の改良はその競争力をさらに高めるためのものです。今回の変更は、トヨタの「カイゼン(継続的改善)」の精神に基づいたデザインの刷新(フェイスリフト)が中心となっています。
洗練された新フロントデザイン
新型ヤリスクロス(欧州仕様)
最も大きな変化はフロントマスクです。新たにハニカムメッシュパターンのグリルを採用し、ボディカラーと同色に仕上げることで、クリーンでエレガントな印象を強めています。このデザインはより上位モデルのコロラクロスやRAV4でも採用されている手法で、ファミリー内での統一感も意識されています。プレシャスブロンズのボディカラーでは、六角形が規則正しく並ぶグリルがボンネットからシームレスにつながるかのような一体感を生み出しており、グレーのGR SPORTではよりシャープで引き締まった顔つきになっています。また、フロントバンパーもよりすっきりしたデザインに刷新され、サイドの大型インテークが廃止されてアルミ調のスキッドプレートが設けられています。LEDヘッドランプのデザインも変更され、これまで独立していたデイタイムランニングライトを統合した「ハンマーヘッド」スタイルへと進化しました。左右に鋭く伸びるランプユニットが、フロントマスク全体に水平方向の広がりをもたらし、低重心でワイドな印象を演出しています。
新型ヤリスクロス(欧州仕様)
アルミホイールも新デザインに変更され、Designグレードに17インチ、上位のExcelグレードには18インチが装着されます。ボディカラーには、ブラックルーフとのコントラストが映える「プレシャスブロンズ」と、従来のシルバーに代わる「ペルシアンソルト」の2つの新色が追加されています。プレシャスブロンズはツートーン専用色として、ブラックルーフとのコンビネーションでのみ選択可能です。光の当たり方によって表情が変わる深みのある色合いで、モダンな住宅を背景にしたシーンでも独特の存在感を放っています。
サイド・リアビューの完成度
新型ヤリスクロス(欧州仕様)
サイドビューでは、ブラックのオーバーフェンダーと大径アルミホイールの組み合わせが力強さと都会的な洗練さを両立させています。ボディ側面は先代から大きく変わらないものの、ホイールデザインの刷新により全体の印象はより現代的になっています。リアは横一文字に伸びるテールランプが水平基調のデザインを強調しており、後ろ姿にも抜かりない仕上がりです。GR SPORTはフロントだけでなく、リアまわりも専用バンパーでスポーティなキャラクターを徹底しています。
内装の質感向上とエコ素材の採用
新型ヤリスクロス(欧州仕様)
インテリアは基本レイアウトを踏襲しつつ、細部の質感が大きく引き上げられています。12.3インチのデジタルメータークラスターと10.5インチのインフォテインメントディスプレイは継続採用ですが、ダッシュボードやドアトリムにプラチナカラーの装飾が追加され、洗練された雰囲気を演出しています。Designグレードからはこれまで上位グレード専用だったスポーツシートが標準装備となり、プラチナカラーのインサートと3色コントラストステッチが施されています。また、DesignグレードからアンビエントライトとQiワイヤレス充電器が標準化され、全グレードに電動格納ドアミラーが採用されました。
上位グレードの「Excel」には、植物由来のPVC・廃棄コルク・リサイクルPETを組み合わせた新開発の「SakuraTouch®(サクラタッチ)」を部分的に使用したシートを採用。本革に近い耐久性を維持しながら、製造時の二酸化炭素排出量を本革比で約95%削減するという環境性能も注目点です。Excelグレードにはパワーバックドアとブラインドスポットモニターも標準装備されます。
GR SPORTのコックピットは、スエード調の素材に赤いステッチが随所に施されたスポーツシートが目を引き、ドライビングへの意欲を高める仕上がりです。ステアリングやヘッドレストにはGRロゴが配され、ドアカードとダッシュボードにはガンメタルシルバーのトリムインサートが奢られています。
安全装備の拡充
新型ヤリスクロス(欧州仕様)
標準装備の予防安全システム「Toyota Safety Sense」も機能が拡充されています。Designグレード以上では駐車時支援ブレーキが標準化され、ExcelおよびGR SPORTグレードにはブラインドスポットモニターが追加されました。
走行性能とラインナップ
パワートレインは全グレードでハイブリッドのみの設定となります。最高出力約130psを発揮する「ハイブリッド 130」を全モデルに採用し、フロントホイールドライブ(FWD)とインテリジェント四輪駆動(AWD)のいずれかを選択できます(グレードにより異なる)。なお、GR SPORTはハイブリッド 130+FWD専用の設定です。また、専用のバンパーや再チューニングされたサスペンションを備えたスポーティな「GR SPORT」のほか、よりアウトドア志向の「Trail」グレードの設定も予定されていますが、今回のタイミングでは正式公開には至っていません。グレード体系はIcon・Design・Excel・GR Sportの4段階で構成されています。
欧州での発売時期と日本市場での動向
欧州および英国市場では2026年秋から注文受付が開始される予定です。なお、日本市場向けのヤリスクロスについては、2026年モデルにおいて欧州仕様のような大幅なデザイン変更は行わず、装備変更や機能向上といった軽微なアップデートに留まると一部海外メディアで報じられていましたが、実際に2026年2月と同年8月に実施されたのはいずれも装備を見直す一部改良であり、この見方に沿う内容となっています。
欧州で発表された新型ヤリスクロス(欧州仕様)のデザインが、そのまま日本市場へ導入される可能性は、現時点では極めて低いと考えられます。その主な理由は以下の通りです。
- 日本仕様は現行デザインの継続が報じられている:2026年モデルの日本仕様ヤリスクロスについては、欧州仕様のような大幅な意匠変更は行わず、現行の外観を維持しながら軽微なアップデートに留まると一部海外メディアで報じられています。実際、2026年8月のGR SPORT一部改良でも意匠変更はブラック加飾の追加にとどまりました。
- 日本での「一部改良」のタイミング:日本国内では2026年2月20日に一部改良が実施され、その内容は「新色のボディカラー採用」や「装備の充実」といったものに留まっています。さらに2026年8月3日にはGR SPORTの一部改良が行われました。いずれも、欧州で2026年4月に発表された大幅なフェイスリフトとは別軸の動きです。
- 欧州市場に特化したモデルチェンジ:欧州トヨタは、今回の新型ヤリスクロスを「ヨーロッパの顧客のライフスタイルのために作られた」「欧州で生産される、欧州でのベストセラーモデル」と位置づけています。今回のデザイン刷新は欧州市場の競争力を高めるための現地最適化という側面が強いと言えます。
まとめ:ハニカムグリルの採用によるフロントデザインの一新と安全装備・内装の充実により、新型(欧州仕様)はコンパクトSUVとしての完成度を一段と高めた仕上がりになっています。日本国内への展開については現時点で公式発表はなく、今後のトヨタの動向が注目されます。
ヤリスクロス一部改良は2026年2月20日 10.5インチディスプレイオーディオ搭載
ヤリスクロスが2026年2月20日に一部改良を実施。ブラックガーニッシュや10.5インチディスプレイオーディオPlusの搭載が主な変更点です。エクステリアはサイドミラーやシャークフィンアンテナをブラックアウト、インテリアは10.5インチディスプレイオーディオの搭載やZグレードへのシートヒーター標準化などが行われました。ボディカラーには2025年モデルチェンジのRAV4に設定された新色アーバンロックも追加されています。なお、このときGR SPORTは対象外とされ、同グレードの一部改良は2026年8月3日に別途実施されています(内容は上記のとおり)。
ヤリスクロスが一部改良で特別仕様車URBANO(ウルバーノ)追加 標準装備も充実し商品力向上
ヤリスクロス特別仕様車URBANOは内外装にブラックを採用することで精悍なイメージに
ヤリスクロスが2025年2月27日に一部改良を実施。Zグレードに特別仕様車URBANO(ウルバーノ)の追加や標準装備の充実化が行われました。特別仕様車Z URBANOではトヨタのエンブレムをはじめ、ドアミラーやアウトサイドドアハンドル、18インチアルミホイールなどをブラック化、インテリアもブラックで統一し精悍なイメージに仕上がっています。パッケージオプションとしてZ URBANOセットも用意されていました。
一部改良ではETC2.0、ドアミラーヒーター、ディスプレイオーディオなどを標準化し商品力をアップしています。
ヤリスクロス一部改良後の変更点
- Z、G、UグレードにETC2.0を標準設定
- G、U、Xグレードにドアミラーヒーターを標準設定
- ZグレードにディスプレイオーディオPlusを標準設定
- Xグレードにディスプレイオーディオを標準設定
| グレード | エンジン | 駆動方式 | 値段 |
|---|---|---|---|
| X | ガソリン | 2WD(FF) | 2,126,300円 |
| 4WD | 2,373,800円 | ||
| G | 2WD(FF) | 2,341,900円 | |
| 4WD | 2,589,400円 | ||
| Z | 2WD(FF) | 2,621,300円 | |
| 4WD | 2,868,800円 | ||
| Z“Adventure” | 2WD(FF) | 2,736,800円 | |
| 4WD | 2,984,300円 | ||
| GR SPORT | 2WD(FF) | 2,789,600円 | |
| ハイブリッド X | ハイブリッド | 2WD(FF) | 2,510,200円 |
| E-Four | 2,757,700円 | ||
| ハイブリッド G | 2WD(FF) | 2,712,600円 | |
| E-Four | 2,960,100円 | ||
| ハイブリッド Z | 2WD(FF) | 2,992,000円 | |
| E-Four | 3,239,500円 | ||
| ハイブリッド Z“Adventure” | 2WD(FF) | 3,107,500円 | |
| E-Four | 3,355,000円 | ||
| ハイブリッド GR SPORT | 2WD(FF) | 3,169,100円 |
価格は消費税込みのメーカー希望小売価格で、GR SPORTは2026年8月現在、そのほかのグレードは2026年2月現在のものです。北海道・沖縄地区は価格が異なります。このほか、サブスクリプションのKINTO専用グレードとして「U」も設定されています。
ヤリスクロスはヤリスのように全11色のカラフルなボディカラーラインナップ
ヤリスクロスのボディカラーはモノトーンが7色で、グレイッシュブルーやベージュなどアースカラーもラインナップしています。ベーシックなプラチナホワイトパールマイカやブラックマイカ、華やかなセンシュアルレッドマイカなどもあるので、ボディカラーを選ぶ楽しみもあるモデルです。2トーンカラーは4色設定されていますが、中間グレードG・上級グレードZ・Adventure・GR SPORTのガソリン仕様車とハイブリッド仕様車のみ選択可能です。
ヤリスクロスのボディカラー一覧
- プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
- シルバーメタリック
- マッシブグレー
- ブラックマイカ
- センシュアルレッドマイカ(33,000円高)
- ベージュ
- グレイッシュブルー
- ブラックマイカ×マッシブグレー(55,000円高)
- ブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ(77,000円高)
- ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ(77,000円高)
- ブラックマイカ×ベージュ(55,000円高)
プラチナホワイトパールマイカ(33,000円高)
シルバーメタリック
マッシブグレー
ブラックマイカ
センシュアルレッドマイカ(33,000円高)
ベージュ
グレイッシュブルー
ブラックマイカ×マッシブグレー(55,000円高)
ブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ(77,000円高)
ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ(77,000円高)
ブラックマイカ×ベージュ(55,000円高)
ヤリスクロスの一部改良は2024年1月17日 ソフトアームレストやマッシブグレー追加
フロントグリルがメッシュ調から横基調に変更
ヤリスクロスのカーキインテリア ソフトアームレストも追加され利便性向上
コックピットの液晶メーターは7インチに拡大
ヤリスクロスが2024年1月17日に一部改良を実施しました。エクステリアの変更点はメッシュ調フロントグリルから横基調フロントグリルに変更され、SUVらしく力強いイメージに刷新されています。新規ボディカラーにマッシブグレーも追加されています。
インテリアの変更点は加飾のカラーをガンメタリックに変更し、最新のディスプレイオーディオを標準装備。メーター液晶部分を7インチに拡大し、待望のコンソールボックス付フロントソフトアームレストを追加して快適性も向上しています。
2024年ヤリスクロス一部改良の変更点
- アッパーグリルパターンの変更(GR SPORTを除く全グレード)
- コンソールボックス付フロントソフトアームレスト追加(X、Uを除く全グレード)
- 7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ標準装備(Uを除く全グレード)
- 最新のディスプレイオーディオ標準装備(Z、G、Uグレード)
- ボディカラーにマッシブグレー追加
- 一部インテリア加飾をガンメタリックに変更(Z、Gグレード)
- プリクラッシュセーフティの検出範囲拡大
安全装備のトヨタセーフティセンスは検知範囲を拡大し、交差点での出会い頭や自動二輪車も検知可能になっています。
ヤリスクロスをベースにしたレクサスLBXを2023年6月5日に発表
LBXはレクサス初のBセグSUVで専用開発したGA-Bプラットフォーム採用
LBX正式発表前に公表したティザーイメージ
レクサスが「LBX」という車名を商標登録申請。このLBXがヤリスクロスのレクサス版と言えるモデルです。2023年6月5日には欧州市場でLBXを世界初公開し、同時に日本市場のニュースリリースでも公表されました。日本発売は2023年11月9日です。
パワートレインにはヤリスクロスと同じ1.5L直列3気筒のガソリンモデルと、1.5L直列3気筒エンジン+モーターのハイブリッドモデルをラインナップ。LBXのボディサイズはヤリスクロスより少し大型化しています。
| 全長 | 4,190mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,825mm |
| 全高 | 1,560mm |
| ホイールベース | 2,580mm |
レクサスラインナップのヒエラルキーを超えるモデルとのことで、車両を自分好みにカスタマイズできるビスポークビルドをレクサスで初導入。グレード体系をCOOL・RELAX・ELEGANT・ACTIVE・URBANの5つのテーマで展開するなど、今までにないレクサスを体現するモデルです。
インドネシア市場で新型ヤリスクロスを世界初公開 日本版とは違うミニRAV4顔に
ミニRAV4のようなエクステリアが特徴のインドネシア版ヤリスクロス
ヤリスクロスのインドネシアモデルを2023年5月15日にワールドプレミア。日本市場で販売するヤリスクロスとは異なる力強さを感じる精悍なフロントマスクが特徴で、ライズやRAV4にも似たトヨタSUVとしての統一感のある外観に仕上がっています。
インドネシア版ヤリスクロスのボディサイズは日本版よりホイールベースが60mm、全長が130mm大きくなっています。全長4,310mm、全幅1,770mm、全高1,615mm、ホイールベース2,620mmと、車内の居住性も向上しています。パワートレインは1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと、モーターをプラスしたハイブリッドシステムの2種類を設定しています。
ヤリスクロスが2022年7月19日に一部改良とGR SPORTとZ”Adventure”を設定発表
トヨタは2022年7月19日に、ヤリスクロスの一部改良とGR SPORTとZ”Adventure”を新設定し、2022年8月8日から発売しました。
一部改良したヤリスクロス
一部改良の中身は、ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーを全グレードでオプション選択できるようになったほか、Zグレードにブラックの内装色を選択できるオプションが追加されました。
新グレードのZアドベンチャーは、フロントとリヤに専用バンパーを特別装備し、ルーフレールを標準装備することでアウトドアにもマッチするアクティブなグレードに仕上がっています。
ヤリスクロス Zアドベンチャーの装備
- フロント・リヤ専用バンパー
- シルバールーフレール
- 専用シート表皮(合皮サドルタン×ファブリックブラック)
ヤリスクロスGR SPORTでは、剛性アップパーツのほかに、専用ホイール・シート・新型サスペンション・電動パワーステアリング制御などに改良が加えられ、GR版ヤリスクロスとして大きく強化されています。
ヤリスクロス GR SPORTの装備
- フロア下・ロアバックにブレース追加
- 専用サスペンション
- 電動パワーステアリング制御
- スポーツタイヤ FALKEN FK510 SUV装着
- ドライブシャフトのねじれ剛性強化
- フォグベゼル・リアディフューザー専用意匠
- GR SPORT専用エンブレム
- 専用シート表皮(エアヌバック+合成皮革)
- 専用インテリア ダークメタリック加飾
スポーティな乗り味を好むか、アクティブなドライブを好むか、用途により性格の異なる仕様を選べることで、ヤリスクロスのグレード選択がより楽しくなりました。
ヤリスクロスが一部改良のため2022年2月で受注停止し改良モデルで受注再開
ヤリスクロスが2022年8月頃に一部改良を実施するため、ハイブリッドモデルが2022年2月に、ガソリンモデルが2022年3月に受注を停止。改良後のモデルで受注を再開しています。ボディカラーの整理や新グレードのGRスポーツ・Zアドベンチャー(Z Adventure)を追加し、ステアリングヒーターなどを標準装備して商品力を強化しています。
ヤリスクロス アドベンチャーを欧州市場で発表 日本にも導入して欲しいタフギア仕様
タフギア感が増したヤリスクロスアドベンチャー
ヤリスクロスにワイルドなグレードのアドベンチャーが欧州市場で発表されました。2021年9月発売で、フロントとリヤのロアバンパーをシルバーパーツに変更し、18インチのブラックホイールで足元を引き締めています。日本市場への導入については言及されていませんが、RAV4にもアドベンチャーグレードが設定されていることを考えると、将来的なフルモデルチェンジのタイミングでの追加に期待したいところです。
ヤリスクロスのエクステリアは「頑強さ」をコンセプトにした力強いスタイル
コンセプト通りの「頑強さ」を感じる迫力あるエクステリア
新型ヤリスクロスは走る楽しさやクラスレスの高い質感を基に開発された新しいクロスオーバーSUVです。そのエクステリアデザインにはロバスト(頑強さ)があり、シンプルながら逞しいスタイリングが特徴です。開発はTNGAのGA-Bプラットフォームを採用し、新型ヤリスとベースを共有しながらも独自の迫力を持っています。サイズ感はトヨタのリッターカーであるライズより大きく、GA-Cプラットフォームを採用するC-HRよりコンパクトな「ちょうどいいサイズのSUV」に位置づけられています。
ヘッドライトは上部にありますが、デイタイムライトやウインカーはサイドが光る仕様になっています。ボディ全体がスクエアなため実際のサイズより大きく迫力のあるルックスに見えるのも特徴のひとつです。
| ガソリンモデル | ハイブリッドモデル | |
|---|---|---|
| 全長 | 4,180mm(Z“Adventure”は4,200mm、GR SPORTは4,185mm) | |
| 全幅 | 1,765mm | |
| 全高 | 1,590mm(GR SPORTは1,580mm) | |
| ホイールベース | 2,560mm | |
| 最低地上高 | 170mm(GR SPORTは160mm) | |
| 車両重量 | 1,110~1,240kg | 1,160~1,280kg |
| 最小回転半径 | 5.3m | |
| 乗車定員 | 5名 | |
| 駆動方式 | 2WD(FF)/4WD(ハイブリッドはE-Four) | |
| 総排気量 | 1.490L | |
| 最高出力 | 88kW(120ps)6600rpm | 67kW(91ps)5500rpm |
| 最大トルク | 145Nm(14.8kgm)4800-5200rpm | 120Nm(12.2kgm)3800-4800rpm |
| ハイブリッドシステム最高出力 | — | 85kW(116ps) |
| WLTCモード燃費 | 2WD:17.6~18.9km/L 4WD:16.7~17.6km/L |
2WD:26.8~30.8km/L E-Four:26.0~28.6km/L |
パワートレインはヤリスと同じく、ガソリンモデルは直列3気筒1.5L直噴エンジンとダイレクトシフトCVTを採用し、最高出力120ps・最大トルク145Nmを発揮します。ハイブリッドモデルは直列3気筒1.5L直噴エンジンとモーターの組み合わせで、最高出力116ps・最大トルク120Nmを発揮します。
ヤリスクロスのグレードは「X」「G」「Z」「GR SPORT」の4種類を設定
ヤリスクロスのグレードはベースグレードのX、中間グレードのG、上級グレードのZ、スポーツグレードのGR SPORTの4種類を設定。ハイブリッドモデルのグレードも同様で、ZにはAdventure(アドベンチャー)を設定しています。全グレードにディスプレイオーディオが標準装備され、グレードにより画面サイズが異なります。また、ヤリスにはない電動パーキングブレーキとブレーキホールドがヤリスクロスでは全グレードに標準装備されており、上級グレードにはアダプティブハイビームシステム(AHS)も設定されます。
ヤリスクロス Xグレードの主要装備
- ハロゲンヘッドライト
- 16インチホイール
- ウレタンステアリングホイール
- チルト&テレスコピックステアリング
- スマートエントリー+プッシュスタート
- 電動パーキングブレーキ
- ブレーキホールド
- 4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ
- タコメーター
- ヒルスタートアシストコントロール
- ヘッドレスト一体型シート
- 6:4分割可倒リアシート
- 7インチディスプレイオーディオ
- 車載DCM
ヤリスクロス Gグレードの主要装備
- 16インチアルミホイール
- 8インチディスプレイオーディオ
- バックガイドモニター
- スーパーUVカットガラス
- 本革巻きステアリングホイール
- 本革巻きシフトノブ
- 4:2:4分割可倒リアシート
- リアセンターアームレスト
- インテリア加飾
- USBソケット
- 6スピーカー
ヤリスクロス Zグレードの主要装備
- 18インチアルミホイール
- LEDヘッドランプ+リヤコンビネーションランプ
- ピアノブラックグリル
- ピアノブラックドアグリップ
- 運転席6WAYパワーシート
- 運転席+助手席シートヒーター
ヤリスクロスのインテリアは3種類でヤリスに似た内装が特徴
ヤリスクロスはX・G・Zのグレードごとにインテリアが異なっていますが、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの違いはセンターメーター・空調ガーニッシュ・走行モードなど一部にとどまり、大きな差異はありません。ヤリスとヤリスクロスの主な違いはセンターメーターで、その他の部分はほぼ共通化しています。
ヤリスクロスXグレードの内装
ヤリスクロスのXグレードの内装はブラックで、シートのヘッドレストが一体化しているのが特徴です。シート素材はファブリックで、座り心地の良いベーシックなデザインを採用しています。Xグレードのガソリンモデルのエアコンはマニュアルのダイヤル式ですが、ハイブリッドモデルはオートエアコンを採用しています。
ヤリスクロスGグレードの内装
Gグレードもブラックの内装で、Xグレードとの最大の違いはヘッドレストが分離していること。シート素材も上級ファブリックにアップグレードされ、エアコンはオートになるなど全体的な質感も向上しています。
ヤリスクロスZグレードの内装
Zグレードになると一気にラグジュアリー感が増し、シートやパネル類にブラウンを採用しています。シート素材も合皮とファブリックのコンビシートになり、見た目も上質な雰囲気に。トヨタ紡織が新開発した運転席6WAYパワーシートや運転席・助手席シートヒーターも標準装備されています。
ヤリスクロスは収納も豊富でラゲッジも広々
4:2:4分割可倒式のリヤシートで長尺物も載せられる
ヤリスクロスのユーティリティで最も注目したいのが、4:2:4分割可倒式のリヤシートです。真ん中部分を倒すとスキーやスノーボードなども楽に積める便利な仕様になっています。
ラゲッジの積載量はコンパクトクラストップレベルの390Lを確保
ラゲッジ容量は最大390Lで、同クラスのなかでもトップクラスの収納力を持っています。ゴルフバッグや自転車も積むことができ、レジャーでも大活躍します。
使い勝手の良い収納スペースが豊富なのもヤリスクロスの特徴
カップホルダーやグローブボックスなど基本的な収納のほか、靴なども収納できる助手席アンダートレイやカップホルダー付きリヤセンターアームレストなど、便利な収納も充実しています。
ヤリスクロスの収納一覧
- 助手席グローブボックス
- センターオープントレイ
- フロントコンソールボックス
- フロントカップホルダー
- 充電用・通信用USB端子
- フロント/リヤドアポケットとドリンクホルダー
- 助手席シートバックポケット
- リヤセンターアームレスト
- リヤコンソールボックス
- 助手席シートアンダートレイ
ヤリスクロスのライバル(競合車種)はホンダのヴェゼルや日産キックス、スバルのクロストレック
ヤリスクロスはコストパフォーマンスの高いガソリンモデルと燃費性能の良いハイブリッドモデルの両方をラインナップしています。ライバルはホンダヴェゼルや日産キックス、走行・安全性能の評価が高いスバルのクロストレックなどが挙げられます。
ホンダが販売するヴェゼルはコンパクトSUVの代表的なモデル
ホンダのヴェゼルは初代モデルがコンパクトSUV年間販売台数No.1を獲得するなど、代表的なモデルとして評価されています。2021年のモデルチェンジではボディ同色グリルをいち早く採用するなど革新的なモデルとして販売。ボディサイズやパッケージングもヤリスクロスと似ているため、競合車種として比較検討するユーザーも多いです。
日産キックスは100%モーター走行を実現するe-POWER専用モデル
e-POWER専用モデルとして登場したクロスオーバーSUVのキックス
日産キックスのエクステリア
日産が販売するキックスはエンジンを発電専用にして100%モーター走行のe-POWERをパワートレインとするモデルです。1ペダル走行など、純ガソリンエンジンやヤリスクロスが搭載するTHS2のハイブリッドシステムとは一味違うドライブフィールを楽しめます。e-POWERモデルのみのラインナップとなるため、ヤリスクロスより販売価格は割高になります。
スバルのクロストレックはファイブスター賞を受賞するなど安全面でも高い評価
スバルのクロストレックは2023年度のファイブスター賞を受賞した安全評価の高いコンパクトSUVです。駆動方式はFF(2WD)のほかスバル伝統の常時4WD駆動のAWDモデルも設定されています。2024年にはスバルが開発した水平対向ストロングハイブリッドS:HEVモデルの販売を開始し、燃費性能もヤリスクロスに迫るレベルに達しています。
クルーズコントロールは全車速対応 ヤリスクロスは運転支援や安全装備も充実
ヤリスクロスのトヨタセーフティセンスには全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールを採用しています。レーントレーシングアシストも標準装備されており、高速巡航時の疲労を軽減します。誤発進抑制のためのパーキングサポートブレーキや、昼・夜の歩行者・自転車に対応したプリクラッシュセーフティもあるため、安心してドライブを楽しめます。
ヤリスクロスのトヨタセーフティセンスの内容
- 昼・夜歩行者・昼夜自転車対応プリクラッシュセーフティ
- レーントレーシングアシスト(LTA)
- 全車速追従レーダークルーズコントロール
- アダプティブハイビームシステム(Z・Z“Adventure”にメーカーオプション)
- ロードサインアシスト
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)
- ブラインドスポットモニター(GR SPORT・Z・Z“Adventure”は標準装備)
- セカンダリーコリジョンブレーキ
ヤリスクロスのモデルチェンジ遍歴

ヤリスクロスはトヨタのBセグメントの小型クロスオーバーSUVです。ヤリスと比較するとボディサイズも大きく、後部座席の居住性を重視されています。第90回ジュネーブモーターショーでのワールドプレミアが中止となったためオンラインでお披露目され、本来は欧州向けに開発されたモデルでしたが、当時のトヨタ社長の「なぜ発売しないの?」という言葉がきっかけで日本市場への発売が決まったというエピソードもあります。
ヤリスクロス XP210型/2020年~
2020年8月、「気になったら、全部やる。」をキャッチフレーズに掲げ、ヤリスクロスが誕生しました。ガソリン車「X」「G」「Z」、ハイブリッド車「HYBRID X」「HYBRID G」「HYBRID Z」の各3グレードが用意されました。2022年7月に一部改良を実施し、「GR SPORT」「Z”Adventure”」がガソリン・ハイブリッド両方に追加設定されています。その後も2024年1月、2025年2月、2026年2月と一部改良を重ね、2026年8月3日にはGR SPORTグレードの一部改良が実施されました。
| ヤリスクロスのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| XP210型 | 2020年~ |




















