ヤリスクロスのモデルチェンジ

ヤリスクロスがモデルチェンジでアッパーグリルパターン変更・待望のアームレスト追加

新型ヤリスクロスの最新情報。トヨタのSUVに新型車のヤリスクロスが登場、Bセグメントのコンパクトカー「ヤリス」ベースの運転しやすいサイズ感が特徴で、ガソリンモデルの他にハイブリッドモデルも販売します。新型ヤリスクロスのエクステリア・インテリア・燃費など最新情報を紹介。

ヤリスクロスがモデルチェンジでアッパーグリルパターン変更・待望のアームレスト追加

新型ヤリスクロスは走りと先進安全装備が魅力

新型ヤリスクロスはヤリスをベースに開発されたBセグメントに該当するコンパクトクロスオーバーSUVです。トヨタのラインナップで言うとリッターカーのライズと、プリウスベースのC-HRの中間サイズに該当していて、街乗りにもレジャーにも丁度いいサイズ感が特徴のモデルです。

2020年2月に発売した新型ヤリスにあわせて「ヤリスベースのクロスオーバーSUV発売する」という噂が駆け巡るなど、発売を楽しみにしていたユーザーも多いのではないでしょうか。
2020年7月中旬から先行予約が始まり、2020年8月31日に正式デビューした、トヨタ新型ヤリスクロスの最新情報を紹介します。

ヤリスクロスの一部改良は2024年1月17日 ソフトアームレストやマッシブグレー追加

  • 2024年ヤリスクロスのエクステリアフロントグリルがメッシュ調から横基調に変更
  • 2024年ヤリスクロスのインテリアヤリスクロスのカーキインテリア ソフトアームレストも追加され利便性向上
  • 2024年ヤリスクロスの7インチコックピットメーターコックピットの液晶メーターは7インチに拡大

ヤリスクロスが2024年1月17日一部改良を実施。
エクステリアの変更点はメッシュ調フロントグリルから横基調フロントグリルに変更され、SUVらしく力強いイメージに刷新。新規ボディカラーにマッシブグレーも追加されています。

インテリアの変更点は加飾のカラーをガンメタリックに変更、最新のディスプレイオーディオを標準装備して、メーター液晶部分を7インチに拡大。
また待望のコンソールボックス付フロントソフトアームレストを追加して快適性を向上しました。

2024年ヤリスクロス一部改良の変更点

  • アッパーグリルパターンの変更(GR SPORTを除く全グレード)
  • コンソールボックス付フロントソフトアームレスト追加(X、Uを除く全グレード)
  • 7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ標準装備(Uを除く全グレード)
  • 最新のディスプレイオーディオ標準装備(Z、G、Uグレード)
  • ボディカラーにマッシブグレー追加
  • 一部インテリア加飾をガンメタリックに変更(Z、Gグレード)
  • プリクラッシュセーフティの検出範囲拡大

安全装備トヨタセーフティセンスの検知範囲を拡大し、交差点での出会い頭や自動二輪車も検知可能に。
2024年一部改良後ヤリスクロスの販売価格は1,907,000円から3,156,000円です。

ヤリスクロスをベースにしたレクサスLBXを2023年6月5日に発表

レクサスLBXのエクステリアLBXはレクサス初のBセグSUVで専用開発したGA-Bプラットフォーム採用

レクサスLBXエクステリアのティーザーイメージLBX正式発表前に公表したティザーイメージ

レクサスが「LBX」という車名を商標登録申請。このLBXがヤリスクロスのレクサス版と言えます。
2023年6月5日には欧州市場でLBXを世界初公開、同時に日本市場のニュースリリースでも公表、日本発売は2023年2023年11月9日。

パワートレインにはヤリスクロスと同じ1.5L直列3気筒のガソリンモデルと、1.5L直列3気筒エンジン+モーターのハイブリッドモデルをラインナップ。
LBXのボディサイズは4,190mm、全幅1,825mm、全高1,560mm、ホイールベース2,580mmで、ヤリスクロスより少し大型化しました。

レクサスLBXのボディサイズ
全長 4,190mm
全幅 1,825mm
全高 1,560mm
ホイールベース 2,580mm

レクサスラインナップのヒエラルキーを超えるモデルとのことで、車両を自分好みにカスタマイズできるビスポークビルドをレクサスで初導入。
グレード体系をCOOL・RELAX・ELEGANT・ACTIVE・URBANの5つのテーマで展開するなど今までないレクサスを体現するモデルです。

インドネシア市場で新型ヤリスクロスを世界初公開 日本版とは違うミニRAV4顔に

インドネシアで販売するヤリスクロスのエクステリアミニRAV4のようなエクステリアが特徴のインドネシア版ヤリスクロス

ヤリスクロスのインドネシアモデルを2023年5月15日にワールドプレミア。
注目は日本市場で販売するヤリスクロスと違うエクステリアで、力強さを感じる精悍なフロントマスクが特徴です。日本で販売するコンパクトSUVのライズ、ミドルクラスSUVのRAV4にも似ていて、まさにトヨタSUV3兄弟とも言える外観に。

インドネシア版ヤリスクロスのボディサイズは、日本で販売するヤリスクロスよりもホイールベースが+60mm、全長が+130mmとなり少しだけ大型化。
全体のサイズは全長4,310mm、全幅1,770mm、全高1,615 mm、ホイールベース2,620mm、ホイールベースがプラスされた分、日本版ヤリスクロスよりも車内で快適に過ごせるサイズ感になっています。
パワートレインは1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと、モーターをプラスしたハイブリッドシステムの2種類を設定。

日本で販売するヤリスクロスは2023年から2024年頃にマイナーチェンジする噂がありますが、その時にインドネシアで販売するヤリスクロスの顔に刷新する噂もあるようです。
しかし日本市場では、日本のみ販売するライズがあるため、あまり似たフロントフェイスで販売するとは考えにくいと考えます。外観を刷新するとしても、次期フルモデルチェンジまで持ち越しになると予想します。

ヤリスクロスが2022年7月19日に一部改良とGR SPORTとZ”Adventure”を設定発表

トヨタは2022年07月19日に、ヤリスクロスの一部改良とGR SPORTとZ”Adventure”を新設定し、2022年8月8日から発売しました。

一部改良したヤリスクロス一部改良したヤリスクロス

一部改良の中身は、ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーを全ヤリスクロスでオプション選択できるうようになったほか、Zグレードにブラックの内装色を選択できるオプションが増えました。新しいヤリスクロスの価格帯は1,896,000円〜2,936,000円となります。

ヤリスクロスに新たに設定された新グレードのZアドベンチャーは、フロントとリヤに専用バンパーを特別装備、ルーフレールを標準装備することでアウトドアにもピッタリなアクティブなグレードになりました。

ヤリスクロス Zアドベンチャーの装備

  • フロント・リヤ 専用バンパー
  • シルバー ルーフレール
  • 専用シート表皮 合皮サドルタン×ファブリックブラック
  • ルーフレール(シルバー)

またヤリスクロスGR SPORTでは、剛性アップパーツのほかに、専用ホイール、シート、新型サスペンション、電動パワーステアリング制御などに改良が加えられるなどGR版ヤリスクロスとして強化されています。

ヤリスクロス GR SPORTの装備

  • フロア下・ロアバックにブレース追加
  • 専用サスペンション
  • 電動パワーステアリング制御
  • スポーツタイヤ FALKEN FK510 SUV装着
  • ドライブシャフトのねじれ剛性強化
  • フォグベゼル・リアディフューザー専用意匠
  • GR SPORT専用エンブレム
  • 専用シート表皮 エアヌバック+合成皮革
  • 専用インテリア ダークメタリック加飾

ヤリスクロスに新たに設定されたZ アドベンチャーの販売価格は2,331,000円から2,936,000円。GR SPORTの販売価格は2,367,000円~2,750,000円。
スポーティーな乗り味を好むか、アクティブなドライブを好むか、用途により性格の異なる仕様を選べることで、ヤリスクロスのグレード選択が楽しくなりました。

ヤリスクロスが一部改良のため2022年2月で受注停止し改良モデルで受注再開

ヤリスクロスが2022年8月頃に一部改良を実施するため、ハイブリッドモデルが2022年2月に、ガソリンモデルが2022年3月に受注停止。改良後のモデルで受注を再開しています。
ボディカラーの整理や、新グレードのGRスポーツ、Zアドベンチャー(Z Adventure)を追加。ステアリングヒーターなどを標準装備して商品力を強化します。

ヤリスクロス アドベンチャーを欧州市場で発表 日本にも導入して欲しいタフギア仕様

欧州市場で発売するヤリスクロスアドベンチャーのエクステリアタフギア感が増したヤリスクロスアドベンチャー

ヤリスクロスにワイルドなグレードのアドベンチャーが欧州市場で発表されました。発売は2021年9月で、フロントとリヤのロアバンパーをシルバーパーツに変更して、18インチのブラックホイールで足元を引き締めています。
一目みてタフギアな印象のあるヤリスロスアドベンチャーは日本市場の導入については言及されていません。

ヤリスクロスアドベンチャーは欧州市場で販売するヤリスクロスの1グレードとして販売しますが、日本で販売するRAV4にもアドベンチャーグレードがある通り、ヤリスクロスのモデルチェンジのタイミングなどでアドベンチャーグレードを追加する可能性もあるかもしれません。
日本市場でも人気の出そうなグレードなので、導入を期待して待ちましょう。

ヤリスクロスのエクステリアは「頑強さ」をコンセプトにした力強いスタイル

ヤリスクロスのエクステリアコンセプト通りの「頑強さ」を感じる迫力あるエクステリア

新型ヤリスクロスは走る楽しさや、クラスレスの高い質感を基に開発された新しいクロスオーバーSUVです。そのエクステリアデザインにはロバスト(頑強さ)があり、シンプルながらに逞しいスタイリングが特徴です。

開発はTNGAのGA-Bプラットフォームを採用、新型ヤリスとベースですが本家ヤリスとは違う迫力が伴います。ヤリスクロスのサイズ感は、トヨタ最小の1.000ccエンジンを採用するリッターカー「ライズ」より大きく、プリウスをベースに開発されたGA-Cプラットフォームの「C-HR」よりもコンパクトな「ちょうどいいサイズのSUV」になっています。

ヘッドライトは上部にありますが、デイタイムライトやウインカーはサイドが光る仕様になり、流れるウインカーのシーケンシャルターンライトは採用していません。
ボディ全体はスクエアなので実際のサイズより大きく、迫力のあるルックスに見えます。

新型ヤリスクロスのスペック
ガソリンモデル ハイブリッドモデル
全長 4,180mm
全幅 1,765mm
全高 1,560mm
ホイールベース 2,560mm
最低地上高 170mm
車両重量
最小回転半径 5.3m
乗車定員 5名
駆動方式 2WD(FF)/4WD/E-Four
総排気量 1.490L
最高出力 88kW(120ps)6600rpm 67kW(91ps)5500rpm
最大トルク 145Nm(14.8kgm)4800-5200rpm 120Nm(12.2kgm)3800-4800rpm
ハイブリッドシステム最高出力 85kW(116ps)
WLTCモード燃費 FF:19.4km/L
4WD:18.0km/L
FF:31.1km/L
E-Four:28.0km/L

パワートレインはヤリスと同じく、ガソリンモデルは直列3気筒1.5L直噴エンジンとダイレクトシフトCVTを採用、最高出力120ps、最大トルク140Nmを発揮します。
ハイブリッドモデルは直列3気筒1.5L直噴エンジンとモーターで、最高出力116ps、最大トルク120Nmを発揮します。

ヤリスクロスのグレードは「X」「G」「Z」「GR SPORT」の4種類を設定

ヤリスクロスのグレードはベースグレードのX、中間グレードのG、上級グレードのZ、スポーツグレードのGR SPORTの4種類を設定。ハイブリッドモデルのグレードも同様でZにはAdventure(アドベンチャー)を設定。全てのグレードでディスプレイオーディオが標準装備されグレードにより大きさが異なります。
またヤリスにはない電動パーキングブレーキとブレーキホールドがヤリスクロスでは全グレードに標準装備、上級グレードにはハイビームを自動補正するアダプティブハイビームシステム(AHS)も標準装備します。

ヤリスクロス Xグレードの主要装備

  • ハロゲンヘッドライト
  • 16インチホイール
  • ウレタンステアリングホイール
  • チルト&テレスコピックステアリング
  • スマートエントリー+プッシュスタート
  • 電動パーキングブレーキ
  • ブレーキホールド
  • 4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ
  • タコメーター
  • ヒルスタートアシストコントロール
  • ヘッドレスト一体型シート
  • 6:4分割可倒リアシート
  • 7インチディスプレイオーディオ
  • 車載DCM

ヤリスクロス Gグレードの主要装備

  • 16インチアルミホイール
  • 8インチディスプレイオーディオ
  • バックガイドモニター
  • スーパーUVカットガラス
  • 本革巻きステアリングホイール
  • 本革巻きシフトノブ
  • 4:2:4分割可倒リアシート
  • リアセンターアームレスト
  • インテリア加飾
  • USBソケット
  • 6スピーカー

ヤリスクロス Zグレードの主要装備

  • 18インチアルミホイール
  • LEDヘッドランプ+リヤコンビネーションランプ
  • ピアノブラックグリル
  • ピアノブラックドアグリップ
  • 運転席6WAYパワーシート
  • 運転席+助手席シートヒーター

新型ヤリスクロスはトヨタのSUVラインナップの中ではライズとカローラクロスの中間に位置するため、車両価格はベースグレードのXで1,896,000円から、最上級グレードのZで2,232,000円からの価格になっています。

ヤリスクロスの販売値段一覧
グレード 駆動方式 値段
X 2WD(FF) 1,896,000円~
4WD 2,127,000円~
HYBRID X 2WD(FF) 2,284,000円~
4WD(E-Four) 2,515,000円~
G 2WD(FF) 2,020,000円~
4WD 2,251,000円~
HYBRID G 2WD(FF) 2,394,000円~
4WD(E-Four) 2,625,000円~
Z 2WD(FF) 2,232,000円~
4WD 2,463,000円~
HYBRID Z 2WD(FF) 2,606,000円~
4WD(E-Four) 2,837,000円~
Z Adventure 2WD(FF) 2,331,000円~
4WD 2,562,000円~
HYBRID Z Adventure 2WD(FF) 2,705,000円~
4WD(E-Four) 2,936,000円~
GR SPORT 2WD(FF) 2,367,000円~
HYBRID GR SPORT 2WD(FF) 2,750,000円~

新型ヤリスクロスはヤリスのように全15色のカラフルなボディカラーラインナップ

ヤリスクロスのボディカラーはモノトーンが8色で、ブラスゴールドメタリックなど新たなボディカラーもラインナップしています。ベーシックなホワイトパールクリスタルシャインやブラック、華やかなセンシュアルレッドマイカなどもあるので、ボディカラーを選ぶ楽しみもあるモデルです。
2トーンカラーは7色設定されていますが、中間グレードのGと上級グレードのZのガソリン仕様車とハイブリッド仕様車のみ選択可能です。

新型ヤリスクロスのモノトーンカラー一覧

  • ブラスゴールドメタリック
  • ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高)
  • センシュアルレッドマイカ(33,000円高)
  • シルバーメタリック
  • ブラックマイカ
  • ベージュ
  • グレイッシュブルー
  • ダークブルーマイカメタリック
  • ブラスゴールドメタリックの新型ヤリスクロスブラスゴールドメタリック
  • ホワイトパールクリスタルシャインの新型ヤリスクロスホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高)
  • センシュアルレッドマイカの新型ヤリスクロスセンシュアルレッドマイカ(33,000円高)
  • シルバーメタリックの新型ヤリスクロスシルバーメタリック
  • ブラックマイカの新型ヤリスクロスブラックマイカ
  • ベージュの新型ヤリスクロスベージュ
  • グレイッシュブルーの新型ヤリスクロスグレイッシュブルー
  • ダークブルーマイカメタリックの新型ヤリスクロスダークブルーマイカメタリック

新型ヤリスクロスの2トーンカラー一覧

  • ブラスゴールドメタリック×ブラックマイカ(55,000円高)
  • シルバーメタリック×ブラックマイカ(55,000円高)
  • ホワイトパールクリスタルシャイン×ブラックマイカ(77,000円高)
  • ベージュ×ブラックマイカ(55,000円高)
  • グレイッシュブルー×ブラックマイカ(55,000円高)
  • センシュアルレッドマイカ×ブラックマイカ(77,000円高)
  • ブラックマイカ×ブラスゴールドメタリック(55,000円高)
  • ブラスゴールドメタリック×ブラックマイカの新型ヤリスクロスブラスゴールドメタリック×ブラックマイカ(55,000円高)
  • シルバーメタリック×ブラックマイカの新型ヤリスクロスシルバーメタリック×ブラックマイカ(55,000円高)
  • ホワイトパールクリスタルシャイン×ブラックマイカの新型ヤリスクロスホワイトパールクリスタルシャイン×ブラックマイカ(77,000円高)
  • ベージュ×ブラックマイカの新型ヤリスクロスベージュ×ブラックマイカ(55,000円高)
  • グレイッシュブルー×ブラックマイカの新型ヤリスクロスグレイッシュブルー×ブラックマイカ(55,000円高)
  • センシュアルレッドマイカ×ブラックマイカの新型ヤリスクロスセンシュアルレッドマイカ×ブラックマイカ(77,000円高)
  • ブラックマイカ×ブラスゴールドメタリックの新型ヤリスクロスブラックマイカ×ブラスゴールドメタリック(55,000円高)

ヤリスクロスのインテリアは3種類でヤリスに似た内装が特徴

ヤリスクロスはX、G、Zのグレード毎にインテリアが異なっていますが、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの違いはセンターメーター、空調ガーニッシュ、走行モードなど、大きな違いはありません。
ヤリスとヤリスクロスの違はセンターメーターで、その他の部分はほぼ共通化しています。

ヤリスクロスXグレードのインテリアヤリスクロスXグレードの内装

ヤリスクロスのXグレードの内装はブラックで、シートのヘッドレストが一体化しているのが特徴です。シート素材はファブリックで座り心地の良いベーシックなデザインを採用しています。
Xグレードのガソリンモデルのエアコンはマニュアルのダイヤル式を採用していますが、ハイブリッドモデルはオートエアコンを採用します。

ヤリスクロスGグレードのインテリアヤリスクロスGグレードの内装

Gグレードもブラックの内装で、Xグレードとの最大の違いはヘッドレストが分離していることで、シート素材も上級ファブリックにアップグレードしています。
エアコンはオートになり、質感も向上します。

ヤリスクロスZグレードのインテリアヤリスクロスZグレードの内装

Zグレードになると一気にラグジュアリー感が増して、シートやパネル類にブラウンを採用します。シート素材も合皮とファブリックのコンビシートになり、見た目も上質な雰囲気になります。
エアコンはGグレードと同じですが、センターメーターが変更され、トヨタ紡織が新開発した運転席6WAYパワーシートや運転席と助手席にシートヒーターも標準装備します。

ヤリスクロスは収納も豊富でラゲッジも広々

リヤセンターコンソールを倒して荷物を積むヤリスクロス4:2:4分割可倒式のリヤシートで長尺物も載せられる

ヤリスクロスのユーティリティで最も注目したいのが、4:2:4分割可倒式のリヤシートで、真ん中部分を倒すとスキーやスノーボードなども楽々載せられる便利な仕様になっています。

ヤリスクロスの荷室ラゲッジの積載量はコンパクトクラストップレベルの390Lを確保

ラゲッジ容量も最大390Lで、同じクラスを比較するとトップクラスの収納力をもっています。ゴルフバックや自転車も積むことができるので、レジャーでも大活躍するでしょう。

ヤリスクロスの収納スペース使い勝手の良い収納スペースが豊富なのもヤリスクロスの特徴

カップホルダーやグローブボックスなど基本的な収納の他、靴などを収納できる助手席アンダートレイやカップホルダー付きリヤセンターアームレストなど、便利な収納も備えています。

ヤリスクロスの収納一覧

  • 1.助手席グローブボックス
  • 2.センターオープントレイ
  • 3.フロントコンソールボックス
  • 4.フロントカップホルダー
  • 5.充電用・通信用USB端子
  • 6.フロント/リヤドアポケットとドリンクホルダー
  • 7.助手席シートバックポケット
  • 8.リヤセンターアームレスト
  • 9.リヤコンソールボックス
  • 10.助手席シートアンダートレイ

クルーズコントロールは全車速対応 ヤリスクロスは運転支援や安全装備も充実

ヤリスクロスのトヨタセーフティセンスには全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールを採用。レーントレーシングアシストも標準装備しているので、高速巡行の疲労を軽減します。
誤発進抑制のためのインテリジェントクリアランスソナーや昼・夜の歩行者や自転車に対応したプリクラッシュセーフティもあるため安心してドライブを楽しめます。

ヤリスクロスのトヨタセーフティセンスの内容

  • 昼・夜歩行者 昼自転車対応プリクラッシュセーフティ
  • レーントレーシングアシスト(LTA)
  • 全車速追従レーダークルーズコントロール
  • アダプティブハイビームシステム(Zグレードのみ)
  • ロードサインアシスト
  • インテリジェンスクリアランスソナー
  • ブラインドスポットモニター(オプション)
  • セカンダリーコリジョンブレーキなど

ヤリスクロスのモデルチェンジ遍歴

ヤリスクロスはトヨタのBセグメントの小型クロスオーバーSUVです。ヤリスと比較するとボディサイズも大きく、後部座席が広く居住性を重視されています。第90回ジュネーブモーターショーでワールドプレミアの予定が中止になったため、オンラインでお披露目され、本来欧州向けで開発されたモデルでしたが、当時のトヨタ社長の「なぜ発売しないの?」の言葉がきっかけとなり、日本市場での発売が決まったというエピソードがあります。

ヤリスクロス XP210型/2020年~

2020年8月、「気になったら、全部やる。」をキャッチフレーズに掲げ、ヤリスクロスが誕生しました。ガソリン車「X」「G」「Z」、ハイブリッド車「HYBRID X」「HYBRID G」「HYBRID Z」の各3グレードが用意されました。

2022年7月に一部改良。また、「GR SPORT」「Z”Asventure”」をガソリン、ハイブリッド両方に追加しました。

ヤリスクロスのモデルチェンジ遍歴
ヤリスクロスのモデル 販売年表
XP210型 2020年~

新型ヤリスクロスは安全で使いやすいコンパクトクロスオーバーSUV

ヤリスクロス

ヤリスクロスはヤリスにも装備されていないブレーキホールドや、全車速対応追従型レーダークルーズコントロールを採用するなど、安全で使いやすいコンパクトクロスオーバーSUVになっています。ライズよりもサイズアップしたSUVで、C-HRよりもコンパクトなSUVをさがしているユーザーにとって、最適なモデルになるのは間違いないでしょう。