Lexus Electrified第1弾モデル「レクサスUX300e」の情報が解禁
2019年11月22日より開幕する広州モーターショーで、レクサス初のEVモデルとなる「レクサスUX300e」が世界初公開されました。これに伴い、LEXUSがレクサスUX300eの情報を公式サイトにて解禁しています。
2023年3月30日に初のマイナーチェンジモデルを発売。
BEVで最重要ポイントの1つである航続距離を最大で512kmまで向上することで、普段使いから週末レジャーまで幅広く対応できるモデルになりました。
UX300eが2025年11月で生産終了に
レクサスが販売するBEVのUX300eが2025年11月で生産終了することを公式発表。
UX300eは2022年から発売、レクサスでラインナップする車種で初めて100%電気で走行するBEVとしてデビュー。
2023年にはバッテリー容量を54.4kWhから72.8kWhに増強した新開発電池パックを採用、最大航続距離は512kmまで延伸、実用域に十分達するマイナーチェンジを敢行しました。
UX300eの航続距離が約40%向上 新開発電池パック採用で2023年3月30日マイナーチェンジ
UX300eはモデルチェンジで航続距離を約40%向上することで実用性の高いモデルに進化
UX300eが2023年3月30日にマイナーチェンジして発売。
最大のトピックは新開発の電池パックを採用することでバッテリー容量を従来の54.4kWhから新開発電池パックを採用する72.8kWhに大幅増強、最大航続距離は512km(モデルチェンジ前は367km)になり従来比で約40%向上しています。
512kmもの航続距離があれば普段のお買い物や、レジャーで長距離を走るときでも十分使いやすいモデルになったと言えるでしょう。
また、2023年3月30日発売のレクサスRZ450eの最大航続距離も512kmを実現しています。
2023年UX300eのマイナーチェンジではバッテリー強化だけでなく、スポット溶接打点を増やすことでボディ剛性を向上。
最適なチューニングを施すことで走行性能も向上しています。
2023年レクサスUX300eのマイナーチェンジ変更点
- スポット溶接打点を計20点追加しボディ剛性を向上
- EPSやアブソーバー、ブレーキなどのチューニング
- 最新のレクサスセーフティシステムに変更
- パノラミックビューモニターに床下透過表示機能追加
- デジタルキーに対応
- 12.3インチタッチディスプレイ採用
- USBコネクタをType-Cに変更
- コンソールスイッチレイアウトの最適化など
レクサスセーフティシステムは右左折時に前方から来る横断歩行者や交差点右折前に前方から来る対向直進車も検知可能に。レーントレーシングアシストにAI技術を採用することで、よりスムーズな操舵支援を行います。
全長 | 4,495mm |
---|---|
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,540mm |
ホイールベース | 2,640mm |
室内長 | 1,830mm |
室内幅 | 1,520mm |
室内高 | 1,110mm |
車両重量 | 1,790kg |
最小回転半径 | 5.2m |
最低地上高 | 140mm |
モーター型式 | KM4型 |
モーター最高出力 | 150kW(203PS) |
モーター最大トルク | 300Nm(30.5kgm) |
駆動用主電池種類 | リチウムイオン電池 |
電圧 | 3.7V |
容量 | 205Ah |
個数 | 96 |
総電圧 | 355.2V |
総電力量 | 72.8kWh |
乗車定員 | 5名 |
一充電走行距離 WLTCモード燃費 | 512km |
グレード | 駆動方式 | 値段 |
---|---|---|
バージョンC | FWD(2WD) | 6,500,000円~ |
バージョンL | 7,050,000円~ |
レクサスUX300e
レクサスUX300eのスペック
レクサスUX300e
レクサスUX300e
レクサスUX300e
レクサス300eのボディカラーはテレーンカーキマイカメタリックなど全10色設定
レクサス300eは全てモノトーンカラーでテレーンカーキマイカメタリックやセレスティアルブルーガラスフレークなど全10色を設定。
オプションカラーはソニックカッパーのみで、ほかの9色は無償カラーになっています。
ガソリン・ハイブリッドモデルのUX Fスポーツには2トーンカラーが設定されていましたが、UX300eにはバージョンCとバージョンLのみでFスポーツの設定がないため2トーンカラーも用意されていません。
レクサスUX300eのボディカラー一覧
- ソニッククォーツ
- ソニックチタニウム
- ソニッククロム
- ソニックイリジウム
- ブラック
- グラファイトブラックガラスフレーク
- マダーレッド
- ソニックカッパー(165,000円高)
- テレーンカーキマイカメタリック
- セレスティアルブルーガラスフレーク
ソニッククォーツ
ソニックチタニウム
ソニッククロム
ソニックイリジウム
ブラック
グラファイトブラックガラスフレーク
マダーレッド
ソニックカッパー(165,000円高)
テレーンカーキマイカメタリック
セレスティアルブルーガラスフレーク
レクサスUX300eが2020年10月22日に発売 デザインや装備をチェック
レクサスUX300eのエクステリア
レクサスUX300eのリヤデザイン
充電中のレクサスUX300e
電動化ビジョンLexus Electrifiedの第一弾モデルとなるレクサスUX300eは、コンパクトクロスオーバー「UX」をベースとした電気自動車。モーターの最高出力は204ps、最大トルクは30.6kgm、54.3kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離はWLTCモード燃費で367kmを実現します。バッテリーやモーターは車両のフロア下部にレイアウトされ、バッテリーには温度調節機能や過充電防止システムを備えます。
EVらしい静粛性と滑らかな走りを両立し、静けさだけでなく、心地よいエンジン音を届ける「アクティブサウンドコントロール」も搭載します。ドライブモードセレクトやパドルシフトではドライバー好みに走り味をコントロールして、レクサスらしいすっきりと奥深い走りを追求するモデルです。
スマートフォンとの連携で多彩なサービスが利用可能に
専用アプリを利用してスマートフォンと車両を連携すれば、走行可能距離やバッテリーの残量などのチェック、シートヒーターやエアコンの操作も可能。出発時刻を設定し、出発までに充電を終わらせるタイマー機能も付いています。
レクサスUX300eのインテリア
レクサスUX300eのインテリアにはモダンなデザインに実用性をプラス。UXの個性を感じさせつつ、EVならではの先進的で使いやすいインパネ周りです。安全面では予防安全パッケージの「Lexus Safety System +(レクサスセーフティシステムプラス)」を搭載します。
なお、レクサスUX300eは2020年以降に中国やヨーロッパで発売され、日本国内では2020年10月22日に発売しました。2020年度の販売数は僅か135台なので、争奪戦必死のプレミアムカーになるでしょう。
レクサスUX300eが欧州市場で2020年9月4日に発売開始
新型UX300eが欧州市場で発売開始しました。レクサス初のピュアEVということで、世界中で注目されているモデルです。
UX300eは内外装にEV専用デザインを取り入れた先進的な一台。Lexus Safety System +を採用し、ドライバーの安全運転に貢献します。最大出力204ps、最大トルク30.6kgmのモーターを搭載し、0~100km/h加速は7.5秒を発揮。一度の充電での最大航続距離はおよそ367kmです。
UX300eのバッテリーの残量はスマートフォンの専用アプリを使っていつでもどこでも確認できます。その他にも、シートヒーターやエアコンなどの遠隔操作も可能となっています。最大充電出力は50kWで、急速充電にも対応します。
UX300eは床下のバッテリーを遮音壁として巻き込み音を防ぐほかアクティブサウンドコントロール(ASC)を採用して走行中の心地よいサウンドを追求。不快音を軽減し、車から出る音を最適化する最新技術も搭載しています。
また最新のエアロダイナミクス技術として、F1マシンの空力技術応用したフラップ付きの専用ホイールデザイン「エアロベンチレーション」を採用。フロントにはバッテリーの冷却が必要な時に自動開閉するアクティブシャッターグリルを採用、これはBMWなどにも採用される最新技術です。