新型レクサスRXモデルチェンジ情報 2023年には待望のRX350hを日本国内ラインナップに追加
ミドルサイズSUVのレクサスRXが2022年11月18日にフルモデルチェンジ。レクサスでは1番の人気車種で4代目モデルが登場した2015年から販売台数を伸ばし続ける売れ筋モデルです。
初代が1998年に登場し、2003年にフルモデルチェンジ、2代目が2003年に登場し2009年にフルモデルチェンジ、3代目が2009年に登場し2015年にフルモデルチェンジしていて、それぞれが5年、6年、6年で代替わり、2023年7月の一部改良では待望のハイブリッドグレードRX350hを日本国内でも販売開始。前モデルの4代目レクサスRXを振り返りつつ、2022年11月18日に登場の5代目新型レクサスRXの最新情報を紹介。
レクサスRXが2023年7月27日のマイナーチェンジ(一部改良)でハイブリッドシステム搭載RX350hを追加ラインナップ
RX350h version Lを新たにグレード追加したレクサスRX
レクサスRXは2022年にフルモデルチェンジしましたが、2023年7月の一部改良でバイポーラ型のニッケル水素電池採用のハイブリッドシステム(HEV)搭載グレードRX350hを追加。
北米市場では既に設定されていたグレードで、国内ユーザーが待ちに待ったラインナップ追加になりました。
今回の一部改良ではエクステリア・インテリアの変更はなくRX350hの新グレード追加、ワイヤレス充電エリアの拡大、アドバンスドリモートパーク(Advance Remote Park)機能の拡充、走行時のアンビエントライトの改良を実施。
RX350hはversion L(バージョンL)のみ設定され販売価格は2WD(FF)駆動が7,580,000円、AWD(4WD)駆動が7,960,000円です。
その他のグレードは一部改良前10,000円から20,000円値上げされています。
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格 |
---|---|---|---|---|
RX500h F SPORT Performance | T24A-FTS | Direct Shift 6AT | AWD | 9,010,000円 |
RX450h+ version L | A25A-FXS | 電気式無段変速機 | AWD | 8,720,000円 |
RX350h version L | A25A-FXS | 電気式無段変速機 | 2WD(FF) | 7,580,000円 |
AWD | 7,960,000円 | |||
RX350 version L | T24A-FTS | Direct Shift-8AT | 2WD(FF) | 6,660,000円 |
AWD | 7,070,000円 | |||
RX350 F SPORT | AWD | 7,070,000円 |
レクサスRXがモデルチェンジして2022年11月18日から発売
LEXUSはクロスオーバーSUVの上位モデルであるレクサスRXのモデルチェンジを行い、2022年11月18日から発売することを発表いたしました。
モデルチェンジした新型レクサスRX
新しいレクサスRXは、内外装の刷新を行い、GA-Kプラットフォームとマルチリンク式サスペンションによる高い運動性能、高剛性ボディと軽量化を両立し、快適な乗り心地と静粛性を両立したラグジュアリークロスオーバーSUVに仕上がっています。
また、今回のモデルチェンジに合わせ走りを追求した「RX500h“F SPORT Performance”」を導入し、四輪駆動力システムに「DIRECT4」、新開発のハイブリッドシステムの「2.4L-T HEV」、走行時の車両姿勢のコントロールを行うブレーキ車両姿勢制御、高いハンドリングと高速での安定感を実現する大舵角後輪操舵システムDynamic Rear Steeringなどが搭載されています。
パワートレーンのラインナップには新しく追加されたRX500hの「2.4L-T HEV DIRECT4」、クラストップレベルのEV航続距離と加速性能を持つRX450h+の「2.5L PHEV E-Four」、力強い走りを実現したRX350の「2.4L-T AWD/FF」が用意されています。
2022年11月18日の発売日時点では人気モデルになることが予想されるRX350hの設定はありませんでした。トヨタは部品の供給状況を見て投入を目指すと発表しているため、RX350hは遅れて国内販売される見込みです。
モデルチェンジした新型レクサスRXのエクステリア
新型レクサスRXの外装の刷新では、2022年6月のワールドプレミアですでに公開済みではありましたが、大きな特徴としてフロントアイデンティティである「スピンドルグリル」から「スピンドルボディ」へと改められており、リアのデザインもより先進的な横一文字のランプのデザインへと改良が加えられています。
新型レクサスRXの内装では、走りの楽しさを最大化させるコックピットをテーマに、開放感ある広がりと乗員が包み込まれる空間を演出、品格のあるインテリアカラーに仕上がっています。
モデルチェンジした新型レクサスRXのインテリア
新型レクサスRXの価格は、RX350が6,640,00円0~7,060,000円から、RX450h+が8,710,000円から、RX500hが9,000,000円からとなっており、2022年11月18日に日本発売開始しました。
新型レクサスRXの販売方法は一般販売と抽選販売の2種類があり、一般販売は生産計画に基づく各販売店のオーダー上限台数となるため年単位の納期となる可能性があります。
抽選販売では初めてLEXUSを購入する方に500台の抽選販売枠を用意、抽選の受付期間は2022年11月18日から2022年12月22日までで、一括で購入できないなど細かい購入条件があるので販売店に確認が必要です。
エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格 | ||
---|---|---|---|---|---|
RX500h | “F SPORT Performance” | T24A-FTS | Direct Shift 6AT | AWD | 9,000,000円 |
RX450h+ | “version L” | A25A-FXS | 電気式無段変速機 | AWD | 8,710,000円 |
RX350 | “version L” | T24A-FTS | Direct Shift-8AT | 2WD(FF) | 6,640,000円 |
AWD | 7,050,000円 | ||||
“F SPORT” | AWD | 7,060,000円 |
※北海道地区のみ価格が異なる。リサイクル料金は含まない。
5代目RXのボディカラーは全11種を設定 金属質感表現の新色ソニックカッパーなど
新型レクサスRXにはレッドマイカクリスタルシャインやディープブルーマイカなどのカラーから、レクサスらしい透明感のあるホワイトノーヴァガラスフレークなど全部で11色のボディカラーをラインナップ。
新たな金属質感を表現したという新色のソニックカッパーも、人気のボディカラーになりそうです。
5代目新型レクサスRXのボディカラー
- ホワイトノーヴァガラスフレーク
- ソニッククォーツ
- ソニックチタニウム
- ソニッククロム
- ソニックイリジウム
- グラファイトブラックガラスフレーク
- レッドマイカクリスタルシャイン
- ソニックカッパー(165,000円高)
- テレーンカーキマイカメタリック
- ヒートブルーコントラストレイヤリング(165,000円高)
- ディープブルーマイカ
- ホワイトノーヴァガラスフレーク
- ソニッククォーツ
- ソニックチタニウム
- ソニッククロム
- ソニックイリジウム
- グラファイトブラックガラスフレーク
- レッドマイカクリスタルシャイン
- ソニックカッパー(165,000円高)
- テレーンカーキマイカメタリック
- ヒートブルーコントラストレイヤリング(165,000円高)
- ディープブルーマイカ
ソニックカッパーは、日産のBEVアリアに設定する暁に似たブロンズ系カラーで、新型RXのスピンドルボディとの相性も抜群に感じます。
新型レクサスRXのグレードは4種類 最上位パフォーマンスも設定
新型RXはパワートレイン毎に4種類のグレードを設定。
人気のFスポーツはRX350に設定して、最上位モデルになるRX500hにはFスポーツパフォーマンスを設定。パフォーマンスグレードは4WD駆動のダイレクト4のみで2WD(FF)駆動は設定しません。
また新型レクサスRXには、2022年9月1日に発売した新型クラウンと同じバイポーラ型ニッケルバッテリーを搭載。
従来のハイブリッドバッテリーと比較すると、高出力で燃費性能も高いことから今後トヨタが販売するモデルの中心的なバッテリーになります。
5代目RXの発表・発売時期について、2022年11月18日から500台限定で予約開始しています。
また一番人気になる可能性の高い2.5Lハイブリッドシステムを搭載するRX350hの発売時期が通常よりも遅くなっています。これは人気グレードを大量受注した場合の長納期化を避けるためとも言われています。
受注枠が設けられ、既存のレクサスオーナーの販売枠と、レクサス車を初めて購入する新規販売枠で分けられ、最終的には抽選販売になります。
レクサスディーラーにより販売方法が異なる可能性もあるため、購入予定の方は早めに行動するのが良いかもしれません。
RXの新型モデルを2022年6月1日にワールドプレミア 新世代エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムDIRECT4発表
次世代ハイブリッドシステムのDIRECT4とPHEVを新たに設定する新型レクサスRX
新型RZを発表した2022年4月20日、同時に発表されたのが新型レクサスRXを示唆する内容です。2022年5月18日には新たなティザーイメージを公開、2022年6月1日に新型レクサスRXを初公開、2023年11月に正式発表しました。
新型レクサスRXはパワートレインに新世代エンジンとモーターと組み合わせたDIRECT4システム、そして新型NXにも新設定したPHEV(プラグインハイブリッド)など4種類をラインナップします。
新型レクサスRXの予想パワートレイン
- 2.4L-T HEV DIRECT4(RX500hに設定するハイブリッドエンジン)
- 2.5L PHEV E-Four(RX450h+に設定するプラグインハイブリッドエンジン)
- 2.5L HEV E-Four/FF(RX350hに設定するハイブリッドエンジン)
- 2.4L-T AWD/FF(RX350に設定するガソリンエンジン)
新型レクサスRXはスピンドルボディをコンセプトとする、全く新しい複雑な形状のスピンドルグリル一体造形のスピンドルボディ、象徴的なL字のヘッドライト、一文字のテールランプで塊感あるエクステリアを表現。
5代目RXのボディサイズを4代目RXと比較すると、全長は変わらず、全幅が25mm拡大、全高は10mm低くなり、よりワイド&ローを強調するスタイルに変更。
ホイールベースは60mm拡大して居住性が向上しています。
全長 | 4,890mm |
---|---|
全幅 | 1,920mm |
全高 | 1,700mm |
室内長 | 1,915mm |
室内幅 | 1,615mm |
室内高 | 1,205mm |
ホイールベース | 2,850mm |
車両重量 | 2,160kg |
最小回転半径 | 5.5m |
最低地上高 | 195mm |
総排気量 | 2.393L |
エンジン最高出力 | 202kW(275PS)/6000rpm |
エンジン最大トルク | 460Nm(46.9kgm)2000-3000rpm |
フロントモーター最高出力 | 64kW(87PS) |
フロントモーター最大トルク | 292Nm(29.8kgm) |
リヤモーター最高出力 | 76kW(103PS) |
リヤモーター最大トルク | 169Nm(17.2kgm) |
WLTCモード燃費 | 14.4km/L |
仕様燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
乗車定員 | 5名 |
タイヤスペック | 235/50R21 |
5代目レクサスRX発表前のモデルチェンジについての噂まとめ
5代目のレクサスRXが2022年11月18日に発売されました。
今回の新型RXは2021年にモデルチェンジした2代目NXに次いで、パワートレインにプラグインハイブリッドを追加したことで、先進性を向上しました。
また先代RXで設定されていた3列シート仕様を廃止したことで、より広く室内空間を使えるようになっています。
モデルチェンジ時期が遅れる可能性も指摘されていた新型RXですが、発売前に噂されていた情報などをまとめました。
レクサスRXのモデルチェンジ時期が遅れるという噂も
レクサスRXのモデルチェンジが2022年に実施すると言われていますが、2023年以降に遅れるという噂もあります。
背景にはレクサスNXの納期長期化や、昨今の部品不足などが関係していて、発表しても納車までに時間がかかるという事が原因で、モデルチェンジ時期を後ろ倒しにするようです。
自動車業界では納車待ちが長期にわたることが深刻化していて、レクサスではフラッグシップオフローダーのLXが4年待ちになることを発表しています。
RXのモデルチェンジ発表を遅らせる噂も、昨今の事情を考慮すると、ありえない噂ではないかもしれません。
RXのフルモデルチェンジで3列シートを廃止か パワートレインは4種類を設定してPHEVを追加する可能性も
2022年にフルモデルチェンジするRXは、4代目モデルのRX450hLに設定する3列シート仕様を廃止します。
RX450hLは2017年にボディを延長して追加したグレードでしたが、販売数が見込めなかったのが理由です。
また新型RXのパワートレインは4種類あるという情報があります。
2021年にフルモデルチェンジした新型NXにはガソリンエンジンとハイブリッドシステムを搭載するパワートレイン、そしてプラグインハイブリッドのPHEVが設定されています。
新型RXも純ガソリン、モーターを組み合わせたハイブリッド、充電システムを採用するPHEVの設定も期待されています。
新型レクサスRXのフルモデルチェンジはLF-1 Limitless(LF-1リミットレス)がヒント
2022年11月登場の新型RXの情報はまだまだ少ないのが現状です。そんな中2018年1月に行われたデトロイトモーターショーで登場したコンセプトモデル「Lexus LF-1 Limitless」がフルモデルチェンジ後のRXになるのではないかと言われています。
Lexus LF-1 Limitlessはレクサスの新しい方向性を提案するフラッグシップSUVとして登場し、最先端の自動運転技術や次世代デザインを採用、電気自動車(EV)や燃料電池(FCV)を含めた様々なパワートレインを想定しています。
現在レクサスのフラッグシップはセダンタイプのLS、クーペタイプのLC、SUVタイプのLXとなっていますが、SUVモデルに新たなフラッグシップとしてLexus LF-1 Limitlessが該当することになります。
国内の2016年累計販売数が2,845台のLXよりも、同年累計販売数17,679台を販売するRXにフラッグシップモデルを設定する可能性は大いにあり得ます。パワートレインもフラッグシップに相応しいハイブリッドエンジンのRX500hやPHVと予想されるRX450h+などが設定されるという噂もあります。
販売中のRXは残しつつエクステリアが同じ別車種として、GSとGS F、RCとRC Fのような特別モデルとしてRXをフラッグシップに設定するケースも考えられます。いずれにしろ2022年にフルモデルチェンジする新型RXのヒントがLexus LF-1 Limitlessに隠れているのは間違いないでしょう。
レクサスRXの魅力は大迫力のエクステリア
月間販売台数は1,000台を越えるRXの魅力は迫力のエクステリアです。かつてはトヨタのハリアーとプラットフォームが共通でしたが、4代目モデルでは全くの別車種となり、ボディサイズはひと回り大きく、近くで見ると圧倒されるほどの強烈なインパクトがあります。
レクサスの代名詞スピンドルグリルがフロントマスクを華やかに表現し、遠目からもレクサスと分かる存在感があります。
ベースグレードの価格は500万を越え、値引きも一切しないレクサスですが、発売後1ヶ月の受注状況が目標の18倍となる9,000台を記録するなど、新型RXの人気の高さが伺えます。
個性的なボディカラーが豊富
RXは他の車種にはないボディカラーが11色揃っています。ブルー系はディープブルーマイカとヒートブルーコントラストレイヤリングがあり、ブラウン系のアンバークリスタルシャイン、乳白色のスリークエクリュメタリックなども用意されています。 街で見かける他のRXと差別化しやすいのも魅力の一つです。
新型RXの全11色のボディカラー
- ホワイトノーヴァガラスフレーク
- ソニッククォーツ
- プラチナムシルバーメタリック
- ソニックチタニウム
- ブラック
- グラファイトブラックガラスフレーク
- レッドマイカクリスタルシャイン
- スリークエクリュメタリック
- アンバークリスタルシャイン
- ヒートブルーコントラストレイヤリング
- ディープブルーマイカ
豪華な内装はグレードにより13色を選択
内装も豪華なのがRXの特徴で、グレードによりファブリックシートと本革シート、セミアニリン本革シートとFスポーツ限定の本革シートの4種類が用意されています。カラーも全13色用意され、世界中の自動車メーカーを含めトップクラスの質感を持っています。
グレード | シート | インテリアカラー |
---|---|---|
RX450hL RX450h“versionL” RX300“versionL” |
セミアニリン 本革 | ノーブルブラウン リッチクリーム ブラック アイボリー オーカー |
RX450h“F SPORT” RX300“F SPORT” |
“F SPORT”専用本革 | “F SPORT”専用 ブラック “F SPORT”専用 ブラック&アクセントホワイト “F SPORT”専用 フレアレッド |
RX450h RX300 |
本革(メーカーオプション) | ブラック アイボリー オーカー |
ファブリック | ブラック アイボリー |
特にセミアニリン本革は、メルセデスベンツやフェラーリも採用する最高級品を贅沢に使用しているため、車両価格以上の満足度が味わえます。
フルモデルチェンジするレクサスRXの予防安全技術も最高品質
レクサスRXはレクサスの予防安全技術「レクサス セーフティシステム+」を全グレードで標準装備しています。4つの予防安全システムをパッケージングしたシステムで歩行者や対車両からの危険を予防します。
レクサス セーフティシステム+の内容
- 歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティシステム
- レーダークルーズコントロール
- レーンキーピングアシスト
- オートマチックハイビーム
2022年にフルモデルチェンジするレクサスRXには、フラッグシップセダンのLSに搭載されている最新技術「レクサス セーフティシステム+A」にグレードアップされ全グレードに標準装備する可能性があります。
レクサス セーフティシステム+Aの内容
- アクティブ操舵回避支援
- 歩行者注意喚起
- Lexus Co Drive
- 道路逸脱対応
- ドライバー異常時停車支援システム
- 上下2段式アダプティブハイビームシステム
- フロントクロストラフィックアラート
- ロードサインアシスト
4代目レクサスRXのスペック
ミドルサイズSUVのレクサスRXは車重がガソリンモデルで1,900kg、ハイブリッドモデルで2,030kgを越える重量級SUVですが、直列4気筒2.0LガソリンターボエンジンやV型6気筒3.5Lハイブリッドエンジンの評判はとても高い評価を得ています。
加えて燃費性能もトップレベルで、ハイブリッドモデルのRX450hでJC08モード燃費18.2km/L~18.8km/Lを達成しています。
グレード | RX450hL | RX450h | RX300 |
---|---|---|---|
駆動方式 | AWD | 2WD(FF)/AWD | 2WD(FF)/AWD |
全長 | 5,000mm | 4,890mm | 4,890mm |
全幅 | 1,895mm | 1,895mm | 1,895mm |
全高 | 1,725mm | 1,710mm | 1,710mm |
室内長 | 2,775mm | 2,230mm | 2,230mm |
室内幅 | 1,590mm | 1,590mm | 1,590mm |
室内高 | 1,200mm | 1,200mm | 1,200mm |
ホイールベース | 2,790mm | 2,790mm | 2,790mm |
最低地上高 | 200mm | 200mm | 200mm |
最小回転半径 | 5.9m | 5.9m | 5.9m |
車両重量 | 2,240kg | 2,030~2,140kg | 1,890~1,980kg |
総排気量 | 3.456L | 3.456L | 1.998L |
エンジン最高出力 KW(ps)/rpm |
193(262)/ 6,000rpm |
193(262)/ 6,000 |
175(238)/ 4,800~5,600 |
エンジン最大トルク Nm(kgm)/rpm |
335(34.2)/ 4,600 |
335(34.2)/ 4,600 |
350(35.7)/ 1,650~4,000 |
モーター最高出力 KW(ps) |
フロント:123(167) リヤ:50(68) |
123(167) | – |
モーター最大トルク Nm(kgm) |
フロント:335(34.2) リヤ:139(14.2) |
335(34.2) | – |
JC08モード燃費 | 17.8km/L | 18.2~18.8km/L | 11.2~11.8km/L |
乗車定員 | 7名 | 5名 | 5名 |
グレード | 駆動方式 | 販売価格 | |
---|---|---|---|
RX450hL | ベースグレード | AWD | 7,960,000円~ |
RX450h | バージョン L | 2WD | 7,290,000円~ |
F スポーツ | 2WD | 7,470,000円~ | |
ベースグレード | 2WD | 6,270,000円~ | |
バージョン L | AWD | 7,560,000円~ | |
F スポーツ | AWD | 7,730,000円~ | |
ベースグレード | AWD | 6,540,000円~ | |
RX300 | バージョン L | 2WD | 6,150,000円~ |
F スポーツ | 2WD | 6,020,000円~ | |
ベースグレード | 2WD | 5,130,000円~ | |
バージョン L | AWD | 6,420,000円~ | |
F スポーツ | AWD | 6,290,000円~ | |
ベースグレード | AWD | 5,400,000円~ |
高級クロスオーバーSUVの先駆車 レクサスRXのモデルチェンジ遍歴
RXはトヨタが展開している高級車ブランド、レクサスが販売している大型の高級クロスオーバーSUVです。2005年には世界初となる、高級クロスオーバーSUVとして、ハイブリッドモデルが登場しました。
レクサスRX初代 XU10型(1998年~2003年)
1998年3月、RXの登場直後から北米市場では爆発的な人気モデルになりました。搭載エンジンは3,000cc V型6気筒エンジンで、FFとAWDの設定がありました。
レクサスRX 2代目 XU30型(2003年~2009年)
2003年のモデルチェンジでは、新開発の3.5Lエンジンを搭載した「RX350」に名称が変更されました。北米市場では変わらない人気で生産が追い付かず、カナダでの生産も始まりました。
2005年、北米でハイブリッドモデル「RX400h」を発売。翌年2006年にはヨーロッパとアジアでも発売されました。
レクサスRX 3代目 AL10型(2009年~2015年)
日本では2009年1月に3代目の「RX350」が登場。ハイブリッドモデルの「RX450h」は4月より販売を開始。グレード展開は「標準」「Version S」「Version L」「Version L・Air suspension」のラインナップです。9月には「RX450h」にFF仕様を追加しました。
2010年8月には2.7Lエンジンを搭載している「RX270」を追加設定。
2012年4月、マイナーチェンジを実施。「スピンドルグリル」の採用と、LEDクリアランスランプ、テールランプに「L」の文字をあしらったデザインが全グレードに標準装備しました。また、「Version S」とRX350の「Version L・Air suspension」を廃止し、スポーティグレード「F SPORT」を「RX450h」と「RX350」のAWD車に新設しました。
2014年7月、特別仕様車「Radiant Aero Style」を発売しました。
レクサスRX 4代目 AL20型(2015年~2022年)
2015年10月、フルモデルチェンジで47代目になりました。ターボ搭載車の「RX200t」、ハイブリッドシステムを搭載する「RX450h」で、「標準仕様」「F SPORT」「version L」のラインナップです。
2016年8月、仕様変更で「F SPORT」に2WDモデルの追加とボディカラーの追加も実施されました。
2017年12月、一部改良で「RX200t」を「RX300」に変更。ロングバージョンの「RX450hL」が追加設定されました。
2018年8月、レクサスブランド国内累計販売数50万台達成記念の特別仕様車「Black Sequence」を設定しました。
2019年8月にマイナーチェンジを実施。利便性の向上や安全性能の強化など。
2020年7月、一部改良で安全装備を充実。燃費性能も向上しました。
2021年6月、LEXUSに所属契約をしているプロゴルファーの松山英樹選手がメジャー初制覇し、これを記念した特別限定車「HIDEKI MATSUYAMA EDITION」を10台限定で発売。11月には特別仕様車「Black Tourer」「Elegant Tourer」を発売しました。
レクサスRX 5代目 ALA10/ALH10型(2022年~)
2022年11月、フルモデルチェンジで5代目に。「RX350」には「F SPORT」と「version L」が、「RX450h+」では「version L」のみ、「RX500h」には「F SPORT Performance」が設定されます。
2023年7月、日本仕様車に「RX350h」を追加しました。「version L」のみの設定となります。
レクサスRXのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 XU10型 | 1998年~2003年 |
2代目 XU30型 | 2003年~2009年 |
3代目 AL10型 | 2009年~2015年 |
4代目 AL20型 | 2015年~2022年 |
5代目 ALA10/ALH10型 | 2022年~ |
新型レクサスRXは次期モデルチェンジでフラッグシップになる可能性も
2015年3月には、アメリカの高級車販売台数でメルセデスベンツを抜き、BMWに次ぐ2位を獲得。2016年は67万7,615台を販売し、4年連続で過去最高の販売数を更新したレクサスは、今世界で1番勢いのある自動車ブランドと言っても過言ではありません。しかし、その勢いがいつまで続くか分からないのが自動車業界です。
2017年の販売台数は2016年を割る可能性が高く、テコ入れのため新たなフラッグシップSUVに次期RXを据える可能性もあります。RXのモデルチェンジは2022年11月で、PHEV・RX350hも追加しました。今度どのような情報が出てくるのか期待しましょう。