レクサスLSのモデルチェンジ

レクサスLSのモデルチェンジ情報:2026年9月10日に一部改良を発売、ハイブリッド専用へ集約

2026年9月10日、レクサスLSがフルモデルチェンジではなく一部改良を実施。車体補強とAVS・EPSの再チューニングで操縦安定性と乗り心地を向上させ、価格は1,414万円から。歴代のモデルチェンジ遍歴やボディカラー全8色も紹介します。

レクサスLSのモデルチェンジ情報:2026年9月10日に一部改良を発売、ハイブリッド専用へ集約

レクサスLSのモデルチェンジ情報|2026年9月10日の一部改良で走りと快適性を強化

2017年の北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)で世界初公開された5代目レクサスLSは、堂々としたボディの佇まい、徹底的に磨かれた静粛性、格別なもてなしを感じさせる室内まで、隅々まで神経の行き届いたフラッグシップセダンです。LSはラグジュアリーブランドであるレクサスの中でも最上位に据えられた一台で、4代目から実に11年ぶりとなるフルモデルチェンジとして大きな話題を集めました。
デビューから8年以上を数える現行型ですが、レクサスは手を止めていません。2026年9月10日には最新の一部改良が発売され、車体の補強やサスペンション・ステアリングの再チューニング、パノラマルーフの新設定などが実施されました。同時にガソリンのLS500が姿を消し、ハイブリッドのLS500h一本へと整理されています。本記事では、この最新の一部改良の中身から歴代モデルの歩みまで、レクサスLSの情報をまとめて解説します。

レクサスLSが2026年9月10日に一部改良を発売 車体補強とパノラマルーフ設定で熟成を深める

一部改良を受けたレクサスLS500h“EXECUTIVE”のエクステリア2026年9月10日に一部改良を発売したレクサスLS500h“EXECUTIVE”(マンガンラスター)

レクサスは2026年9月10日、フラッグシップセダンLSの一部改良を発表し、同日から全国のレクサス店で販売を開始しました。今回の狙いは、見た目の刷新よりも走りの土台を作り込むことに置かれています。
レクサスは歴代LSを「その時代ごとに新しい技術と価値を差し出し、変革を起こしてきたクルマ」と位置づけており、Always Onの姿勢でブランドの原点である静粛性と乗り心地を研ぎ続けてきました。今回の改良も、その積み重ねの延長線上にある内容です。

2026年9月一部改良の主な変更点

  • センタートンネルを新たに補強し、ボディ中央部の剛性を強化
  • リヤサスペンションブレース・ラゲッジブレースにレスポンス向上減衰構造REDSを採用
  • AVS(電子制御サスペンション)とEPS(電動パワーステアリング)を再チューニング
  • パノラマルーフを全車にメーカーオプション設定
  • “EXECUTIVE”でオーナメントパネル切子調カットガラスを選べる内装色を拡充
  • リヤエンブレムを「LEXUS」ロゴへ変更
  • ガソリンのLS500と“I package”を廃止し、LS500hの3グレード構成に集約

センタートンネル補強とREDSで操縦安定性と乗り心地を引き上げ

今回の一部改良で最も手が入ったのがボディです。従来から補強されていたフロントエンド・リヤエンドに加え、新たにセンタートンネルへ補強を追加。人でいえば体幹を鍛えたようなもので、クルマ全体の動きの芯がしっかりします。

レクサスLS500hのサイドビュー(グラファイトブラックガラスフレーク)ボディ中央部の補強で走りの芯を強めたLS500h(グラファイトブラックガラスフレーク)

加えて、リヤサスペンションブレースとラゲッジブレースには熱硬化樹脂を塗ってから焼き付ける「レスポンス向上減衰構造REDS(Response-Enhancing Damping Structure)」を導入。耳障りになりやすい高周波の振動を抑え込み、操縦安定性と乗り心地の両方を底上げしています。
さらにAVS(電子制御サスペンション)とEPS(電動パワーステアリング)も合わせて煮詰め直し、ロールやピッチの揺れを抑えたフラットな姿勢と、ドライバーの入力に素直に付いてくる操舵フィールを狙ったとのこと。カタログスペック上の数字はほとんど動いていませんが、この手の改良は試乗して初めて価値が分かるタイプで、静粛性と乗り味を売りにするLSらしい仕上げ方だと感じます。

リヤエンブレムが「LEXUS」ロゴへ 最新レクサス車と足並みを揃える

レクサスLS500hの銀影ラスターとホワイトノーヴァガラスフレークLS500hの銀影ラスター(左)とホワイトノーヴァガラスフレーク(右)

外観そのものに大きな変更はありませんが、リヤに備わる「L」のブランドエンブレムが、文字を並べた「LEXUS」ロゴへと改められました。近年デビューした新型レクサス車が続々と採用している表現で、LSもブランド全体のトーンに揃えられた格好です。
派手さのない変更ではあるものの、後ろ姿は最も人目に触れる部分。ロゴ表記になったことで、より現代的で分かりやすい佇まいになりました。

パノラマルーフを全車にメーカーオプション設定

レクサスLSのムーンルーフとパノラマルーフムーンルーフ(チルト&アウタースライド式)とパノラマルーフ(IR・UVカット機能付/チルト&アウター スライド式/前後分割電動サンシェード付)

快適装備で目を引くのが、パノラマルーフ(IR・UVカット機能付/チルト&アウタースライド式/前後分割電動サンシェード付)が全車にメーカーオプション設定された点です。
ガラス開口部が大きく取られ、後席にまで明るさと開放感が届くのが持ち味。ルーフ前方にはメッシュディフレクターが備わり、開けたときに発生しがちな風切り音を抑えます。電動サンシェードは前後で分割されており、オーバーヘッドスイッチのほか、後席のリヤマルチオペレーションパネルからもリヤ側を開閉できる念の入れようです。

ショーファーカーとして使われる機会も多いLSにとって、後席まで空が抜ける開放感は確かな付加価値と言えます。ただし“EXECUTIVE”でパノラマルーフを選ぶとリヤエアコン(左右ルーフレジスター)が非装着となるほか、車両重量も10〜20kg増える点は押さえておきたいところ。従来からのムーンルーフ(チルト&アウタースライド式)も引き続き用意されるので、開放感と装備のどちらを取るかで選び分ける形になります。

“EXECUTIVE”は切子調カットガラスを選べる内装色を拡充

レクサスLSの切子調カットガラスのオーナメントパネルとセミアニリン本革切子調カットガラス&セミアニリン本革の組み合わせ

最上級の“EXECUTIVE”では、ドアトリムのオーナメントパネルに切子調カットガラスを合わせられる内装色が増やされました。江戸切子を思わせる立体的な面のきらめきは、LSのインテリアを語るうえで欠かせない要素のひとつ。組み合わせの幅が広がったことで、好みの内装色を諦めずに選べる場面が増えます。
LSのオーナメントパネルはこのほかにもプラチナ箔、アッシュ(オープンフィニッシュ/墨ブラック)、レーザーカットスペシャル(ブラック)、アートウッド、本アルミ(名栗調仕上げ)などが揃い、素材選びだけで一日費やせそうなほど豊富です。

後席まで抜かりのないフラッグシップの室内

レクサスLSのインテリアTAKUMIの手仕事が随所に込められたLSのインテリア

インテリアそのものは従来からの作り込みを継承します。12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusはタッチ操作に対応し、シートヒーターやベンチレーション、ステアリングヒーターのスイッチはコンソール上にも物理配置。画面依存になりすぎない配慮が残されているのは好印象です。

レクサスLSの後席まわりのインテリア22Way調整式リヤパワーシートや電動オットマンを備える“EXECUTIVE”の後席

“EXECUTIVE”には22Way調整式リヤパワーシート(後左席、後右席は16Way)や伸縮機構付きの電動オットマン、後左右席の温感リラクゼーション機能が備わり、助手席を前へ送れば最大約1,020mmものレッグスペースが生まれます。前席には28Way調整式フロントパワーシートを全車標準装備。空気袋を使って身体を押圧するフロントリフレッシュシートも“EXECUTIVE”と“version L”に奢られます。

“F SPORT”は専用シートと20インチホイールで走りの色を強調

レクサスLS“F SPORT”のインテリア専用シートとディンプル本革ステアリングでまとめた“F SPORT”のインテリア

“F SPORT”は本革/ウルトラスエード®スポーツシート、ディンプル本革ステアリング、アルミ製スポーツペダルなどで専用のしつらえ。足元は245/45R20 99Yランフラットタイヤと20×8½Jの“F SPORT”アルミホイール(スーパーグロスブラックメタリック塗装)を組み合わせ、フロント対向6ポッド/リヤ対向4ポッドのアルミモノブロックキャリパーを備えます。
オプションで“F SPORT”レッドブレーキキャリパー(フロント・リヤLEXUSロゴ)も選択可能。3グレードの中では最も価格が抑えられており、走りを重視するならここが狙い目になります。

ガソリンのLS500と“I package”を廃止しLS500hの3グレードへ集約

今回の一部改良では、ラインナップも大きく整理されました。3.5L V6ツインターボを積むガソリンのLS500が姿を消し、パワートレインは3.5L V6+モーターのハイブリッド「LS500h」に一本化。エントリーグレードだった“I package”も設定されなくなり、“F SPORT”“version L”“EXECUTIVE”の3タイプ構成となりました。
なお“EXECUTIVE”“version L”“F SPORT”はレクサスの表記上グレード名称ではなく、仕様の呼び分けという扱いです。

レクサスLSの販売価格一覧(2026年9月10日一部改良後)
グレード 駆動方式 値段
LS500h “F SPORT” 2WD 14,140,000円
AWD 14,620,000円
LS500h “version L” 2WD 16,040,000円
AWD 16,520,000円
LS500h “EXECUTIVE” 2WD 17,570,000円
AWD 18,050,000円

前回2025年9月改良時のLS500hと比べると、“F SPORT”で35万円、“version L”で47万円、“EXECUTIVE”で32万円ほど上がった計算です。車体補強やチューニング変更が価格に反映された形ですが、割安だったガソリン車が消えたことで、LSの入り口そのものが1,414万円へ引き上がった点は見逃せません。ボディカラーは銀影ラスターが330,000円高、マンガンラスターが165,000円高のオプションとなります。

現行LSの立ち位置と後継の行方

日本では今回の一部改良によって、5代目LSがもうしばらく現役を続けることが確定しました。一方で北米では、2026年モデルの特別仕様車「LS500 AWD ヘリテージエディション」(250台限定)をもって生産終了となることが公表済みで、1989年の初代LS400から続いたフラッグシップセダンが約36年の歴史に区切りを付けます。欧州はすでに販売を終えています。
つまり現行LSは、日本を主戦場に残しながら、グローバルでは役目を終えつつある段階。今回の改良が走りの質そのものに集中していたのも、成熟したモデルを最後まで磨き上げるという意思の表れに見えます。

後継については、レクサスがジャパンモビリティショー2025で6輪ミニバン型を含む思い切ったコンセプトを公開し、LSを「ラグジュアリーセダン(Luxury Sedan)」から「ラグジュアリースペース(Luxury Space)」へと拡張する構想を示しました。ただしこれらは将来像を探るデザインスタディで、そのままの姿で市販される見込みは高くありません。読み取るべきはボディ形状そのものよりも、次のLSがセダンという枠に縛られず、電動化(HEV/PHEV/BEV)を軸に立ち位置を組み替えていくという方向性です。後継の具体的な姿も時期も、現時点では未確定と言えます。

レクサスLSは新塗装技術の銀影ラスターなど全8色設定

LSのボディカラーは、新塗装技術で深い陰影を実現した銀影(ぎんえい)ラスター〈1L3〉(330,000円のオプション)を設定。
蒸着アルミ粒子を高密度に敷き詰め、塗膜を1ミクロンという極薄の層に凝縮する技術で、粒子感のない鏡面のような肌を実現した意欲作です。もう一色のラスター系となるマンガンラスター〈1K2〉(165,000円のオプション)と合わせ、全8色をラインナップします。
かつて用意されていたソニッククォーツやブラック、レッドマイカクリスタルシャインは姿を消し、現在はシルバー〜ブラック系を軸に、ソニックアゲート、ディープブルーマイカ、ホワイトノーヴァガラスフレークが加わる構成。かつて“F SPORT”専用だったホワイトノーヴァガラスフレークも、2025年9月の一部改良以降は全グレードで選べます。

レクサスLSのボディカラー一覧

  • 銀影ラスター〈1L3〉(330,000円高)
  • ソニックイリジウム〈1L2〉
  • ソニックチタニウム〈1J7〉
  • マンガンラスター〈1K2〉(165,000円高)
  • グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉
  • ソニックアゲート〈3U3〉
  • ディープブルーマイカ〈8X5〉
  • ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉
  • 銀影ラスター〈1L3〉銀影ラスター〈1L3〉
  • ソニックイリジウム〈1L2〉ソニックイリジウム〈1L2〉
  • ソニックチタニウム〈1J7〉ソニックチタニウム〈1J7〉
  • マンガンラスター〈1K2〉マンガンラスター〈1K2〉
  • グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉
  • ソニックアゲート〈3U3〉ソニックアゲート〈3U3〉
  • ディープブルーマイカ〈8X5〉ディープブルーマイカ〈8X5〉
  • ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉

レクサスがLSのコンセプトモデル3種をジャパンモビリティショー2025で世界初公開

  • LS Concept(レクサス LS コンセプト)LS Concept(レクサス LS コンセプト)
  • LS Concept(レクサス LS コンセプト)LS Concept(レクサス LS コンセプト)
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  • LS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)LS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)
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  • LS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)LS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)
  • LS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)LS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)
  • LS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)LS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)
  • LS Micro Concept(レクサス LS マイクロ コンセプト)LS Micro Concept(レクサス LS マイクロ コンセプト)
  • LS Micro Concept(レクサス LS マイクロ コンセプト)LS Micro Concept(レクサス LS マイクロ コンセプト)

レクサスLSの可能性を示すコンセプトモデルをジャパンモビリティショー2025でワールドプレミア。
従来セダンボディだったLSでしたが、公開されたのは6輪のミニバンタイプのLS Concept(レクサス LS コンセプト)、クーペタイプのLS Coupe Concept(レクサス LS クーペ コンセプト)、一人乗りのモビリティタイプのLS Micro Concept(レクサス LS マイクロ コンセプト)の3種です。いずれも市販を前提としたモデルではなく、フラッグシップの新たな可能性を探る狙いのデザインスタディという位置づけ。とりわけ6輪ミニバンのLS Conceptがあの形のまま世に出るとは考えにくく、注目すべきは具体的なボディ形状よりも、レクサスがLSというブランドをセダンの枠を越えて広げようとしている姿勢そのものと言えそうです。

LSが2025年9月25日一部改良 ボディカラー拡大などで車両価格を見直し

レクサスLSは2025年9月25日に一部改良を実施し、ボディカラーのホワイトノーヴァガラスフレークとディープブルーマイカの2色を全グレードで選択可能にしました。
またフロント・リヤシートヒーターを全グレードで標準化し、F SPORTにはオプションでブレーキキャリパーの意匠変更を用意。これらの改良にともない、LSの車両価格も見直されています。

レクサスLSの販売価格一覧(2025年9月25日改良後)
グレード 駆動方式 値段
LS500 I package 2WD 11,110,000円~
AWD 11,590,000円~
LS500 F SPORT 2WD 12,330,000円~
AWD 12,810,000円~
LS500 version L 2WD 14,110,000円~
AWD 14,590,000円~
LS500 EXECUTIVE 2WD 15,790,000円~
AWD 16,270,000円~
LS500h I package 2WD 12,570,000円~
AWD 13,050,000円~
LS500h F SPORT 2WD 13,790,000円~
AWD 14,270,000円~
LS500h version L 2WD 15,570,000円~
AWD 16,050,000円~
LS500h EXECUTIVE 2WD 17,250,000円~
AWD 17,730,000円~

上表はあくまで2025年9月改良時点のカタログ価格です。2026年9月10日の一部改良でガソリンのLS500と“I package”が廃止され、現在選べるのはハイブリッドのLS500h・3グレードのみとなりました。レクサスの国内販売ではLMやLX、RXといったミニバン・SUVが主役を担っており、フラッグシップセダンのLSは台数面での存在感が薄れているのが実情。ラインナップ集約の背景には、こうした販売環境の変化があるとみられます。

LSの2023年10月4日の改良は運転席の液晶メーター大型化とホイール締結方法の変更がメイン

2023年に一部改良を実施したレクサスLSのエクステリア12.3インチフル液晶メーター採用、最新安全装備にアップデートしたレクサスのフラッグシップセダンLS

2023年10月4日に実施したLSの改良内容は、12.3インチの運転席液晶メーターを採用したこと、安全装備レクサスセーフティセンス+にプロアクティブドライビングアシスト(PDA)を追加したこと、ホイール締結方法をナット締結から新型bZ4Xや新型クラウンと同じハブボルト締結へ変更したことが中心です。

特にハブボルト締結は、メルセデスやBMWなどドイツのプレミアムブランドが採用する締結方法で、高速走行の多い欧州で実績のある方式です。
直進安定性が高まるなど走行面でメリットがあり、期待できるアップデートになりました。

2023年レクサスLSの変更点

  • ラジエーターサポートブレース追加
  • 12.3インチフル液晶メーターを採用
  • HEVモデルに非常時給電システム外部給電アタッチメント装備
  • 前後方ドライブレコーダー標準装備
  • スマートフォン デジタルキー
  • リモート機能付き アドバンスドパーク
  • アドバンスドドライブ(渋滞時支援)
  • プロアクティブドライビングアシスト(PDA)
  • プリクラッシュセーフティ(PCS)のアップデート

2023年一部改良版のレクサスLSはエクステリア・インテリアの変更はなく、噂されていたスポーツモデルのLS Fの設定もありませんでした。なおこの改良は媒体によっては「2024年モデル」とも呼ばれ、独立した2024年の年次改良は実施されていません。

レクサスLS500hの主要諸元(2026年9月一部改良後)
全長 5,235mm
全幅 1,900mm
全高 1,450mm(2WD)/1,460mm(AWD)
ホイールベース 3,125mm
室内長 2,050mm/2,120mm
室内幅 1,615mm
室内高 1,165mm(パノラマルーフ装着時1,145mm)
車両重量 2,230kg-2,370kg
最小回転半径 5.6m(2WD)/5.9m(AWD)
最低地上高 140mm
エンジン型式 8GR-FXS型 V型6気筒
エンジン総排気量 3.456L
エンジン最高出力 220kW(299PS)/6,600rpm
エンジン最大トルク 356Nm(36.3kgm)/5,100rpm
モーター型式 2NM型
モーター最高出力 132kW(180PS)
モーター最大トルク 300Nm(30.6kgm)
トランスミッション マルチステージハイブリッドトランスミッション(電気式無段変速機)
サスペンション 前後マルチリンク(スタビライザー付)
タイヤ/ホイール 245/50R19 101W&19×8J(“EXECUTIVE”“version L”)/245/45R20 99Y&20×8 1/2J(“F SPORT”。“EXECUTIVE”“version L”にもメーカーオプション)
乗車定員 5名
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
タンク容量 82L
WLTCモード燃費 12.2km/L-13.8km/L

LSの一部改良は2022年10月下旬 足回りの改良で乗り心地を改善

2022年10月下旬のレクサスLS一部改良2022年10月下旬のレクサスLS一部改良

レクサスLSは2022年10月下旬の一部改良でサスペンション周りを見直し、快適性を向上させました。
パノラミックビューモニターに透過式を採用してドライブをサポートし、リモートタッチ式のディスプレイオーディオから、画面を直接さわって操作する次世代ディスプレイオーディオへ変更、アナログクロックは廃止となりました。

2022年レクサスLS一部改良の変更点

  • リヤサスペンションメンバー取付部のブレース形状を変更し剛性向上
  • サスペンションチューニングの最適化
  • タッチパッド・CD/DVDプレイヤー廃止
  • インストルメントパネル・コンソール周辺の形状変更
  • スイッチレイアウト最適化
  • オーディオ性能向上(ハイレゾ音源対応)
  • パノラミックビューモニターの床下透過表示機能追加
  • 20インチアルミホイールをオプション設定
  • Advanced Driveの性能向上
  • My LEXUSのリモート操作対応など

エンブレム周りでは、ハイブリッドのブルーエンブレムをブラックへ統一し、サイドスカートやリヤテールゲートのLEXUSエンブレムも廃止してスマートな印象に。
AWD駆動モデルではAWDのエンブレムも廃止されました。

新型LSが2021年10月の一部改良で高度運転支援技術を向上

2021年一部改良後の新型LSのエクステリア新型LSは一部改良で乗り心地、静粛性、高度運転支援技術を向上

レクサス新型LSは2021年10月28日に一部改良を実施しました。
アドバンスドドライブは周辺車両の動きを検知して、より精度の高い運転支援を実現。従来の19インチのランフラットタイヤを新開発のノーマルタイヤに変更することで、静粛性や乗り心地も向上しました。

2021年レクサス新型LSの一部改良内容

  • ランフラットタイヤを新開発ノーマルタイヤに変更
  • レーントレーシングアシスト(LTA)の性能向上
  • アドバンスドドライブの性能向上
  • メーターグラフィックの一部変更
  • マークレビンソンサラウンドサウンドシステムをバージョンLに標準装備(LS500とLS500h)
  • ナノイーからナノイーXに変更
  • Fスポーツにオレンジブレーキキャリパーをオプション設定
  • リヤシートリマインダーを全車標準設定
  • AC100V、1500Wのアクセサリーコンセントを標準装備(アドバンスドドライブ搭載車以外)

新型LSのマイナーチェンジモデルが2020年11月19日発売

2020新型LSのエクステリアとインテリア2020年にマイナーチェンジした新型LS

フラッグシップセダンの新型LSはマイナーチェンジを受け、2020年11月19日に発表・発売されました。グレードは3.5LのV6ガソリンターボLS500と、モーターを追加したハイブリッドのLS500hがラインナップされます。

新型LSは従来モデルよりも静粛性が高まり乗り心地が進化。AI技術(人工知能)を取り入れた最新の高度運転支援システムLexus Teammateに、高速道路でハンズオフ可能なAdvanced Parkと、シフト操作も可能にする運転支援技術Advanced Drive(2021年に発売)を追加しました。
新たなボディカラーには、新塗装技術で深い陰影を実現した銀影(ぎんえい)ラスター(330,000円のオプション)を追加。また、日本の伝統工芸「西陣織」と「プラチナ箔加飾」をイメージしたインテリア(660,000円のオプション)も特徴です。

当時はメルセデス・ベンツのフラッグシップセダンSクラスと同時期の新型発表ということで、セダンの頂点をめぐる対決が話題となりました。

ラグジュアリーセダン レクサスLSモデルチェンジ遍歴

レクサスLS

LSは、トヨタが展開する高級車ブランド・レクサスのFセグメントに位置するフラッグシップ最高級セダンです。日本国内では3代目まで「セルシオ」として販売されていました。

レクサスLS 初代 XF10型/1989年~1994年

1989年8月、北米市場で初代レクサスLSの販売を開始。日本国内ではセルシオとして販売がスタートしました。
1992年8月、マイナーチェンジで後期モデルに。
1994年10月、2代目と入れ替わりで販売を終了しました。

レクサスLS 2代目 XF20型/1994年~2000年

1994年10月、プラットフォームを改良し、フルモデルチェンジで2代目に。
1996年8月の小変更で安全性が向上。
1997年7月のマイナーチェンジでフロントマスクを刷新し後期型へ。安全装備も充実しました。
1998年8月の一部改良では、ナビをDVD方式に変更。
1999年5月、セルシオ発売10周年を記念した特別仕様車「10thアニバーサリー」を発売。
2000年8月、3代目と入れ替わりで販売を終了しました。

レクサスLS 3代目 XF30型/2000年~2006年

2000年8月、フルモデルチェンジで3代目に。グレードは「A仕様」「B仕様」「C仕様」で、内装は高級ホテルの客室を参考にしています。
2001年8月、一部改良とともに、B仕様の特別仕様車「PREMIUM eRバージョン」、C仕様の「PREMIUM」を設定。
2003年8月、マイナーチェンジで後期型へ移行し、全長が5m超えに。トランスミッションは6速ATとなり燃費性能も向上しました。
2006年5月、販売終了となり、約17年のセルシオの歴史に幕。4代目からは日本国内でも「LS」を名乗ることになります。

レクサスLS 4代目 XF40型/2006年~2017年

2006年9月、LS専用プラットフォームを採用して「LEXUS LS460」がデビュー。「シーケンシャルシフト付8速AT」は量産車で世界初でした。「version S」「version U」「I package」が用意されます。
2008年8月、年次改良で2009年モデルに。海外仕様だった「LS460L」を日本にも導入。
2009年10月、年次改良で2010年モデルへ移行し、大幅な改良を実施。
2012年10月、マイナーチェンジで2013年モデルへ。スピンドルグリルの採用で迫力あるフェイスに。「LS460」「LS600h」にスポーティ仕様の「F SPORT」を追加。
2014年10月、一部改良で快適装備を強化。
2015年1月、レクサス日本開業10周年記念の特別仕様車「LS460 “F SPORT X Line”」「LS600h “F SPORT X Line”」を発売。9月には一部改良を実施。
2016年8月の一部改良でボディカラーを入れ替えました。

レクサスLS 5代目 XF50型/2017年~

2017年1月、北米国際自動車ショー(デトロイトショー)で5代目LS(LS500)を世界初公開。10月に静粛性・運動性能・先進装備を充実させてフルモデルチェンジしました。ハイブリッド仕様の「LS500h」とターボエンジンの「LS500」を用意し、「標準仕様」「I package」「F SPORT」「version L」「EXECUTIVE」の仕様を設定。
2018年8月、一部改良で安全装備を強化。
2020年11月、マイナーチェンジを実施し「標準仕様」を廃止。
2021年4月、安全装備を強化した「LS500h “version L Advanced Drive”」「LS500h “EXECUTIVE Advanced Drive”」を発売。6月、10台限定でプロゴルファー松山英樹選手のメジャー初制覇を記念した特別限定車「HIDEKI MATSUYAMA EDITION」を設定。10月、一部改良で乗り心地と静粛性を向上。
2022年10月、一部改良で剛性を向上し、マルチメディアを最新化。
2023年10月、一部改良で安全装備を最新化(媒体により「2024年モデル」とも呼称)。
2025年9月、一部改良でボディカラー2色を全グレードに拡大し、フロント・リヤシートヒーターを全車標準化。
2026年、北米では特別仕様車「LS500 AWD ヘリテージエディション」(250台限定)を最後に生産を終了。
2026年9月10日、一部改良を発売。センタートンネル補強やREDS採用で走りを磨き、パノラマルーフを全車にメーカーオプション設定。ガソリンのLS500と“I package”を廃止し、LS500hの3グレード構成となりました。

レクサスLSのモデルチェンジ遍歴
レクサスLSのモデル 販売年表
初代 XF10型 1989年~1994年
2代目 XF20型 1994年~2000年
3代目 XF30型 2000年~2006年
4代目 XF40型 2006年~2017年
5代目 XF50型 2017年~(北米は2026年モデルで生産終了)