CR-Vのモデルチェンジ

CR-Vがモデルチェンジ 上級グレードはナビ・サンルーフ・本革シートなどを標準装備する豪華仕様

ホンダのCR-Vがモデルチェンジを行いました。上海の自動車ショーで、ハイブリッドタイプのCR-Vが世界初披露。ナビシステムがスマホアプリと連動する、ヘッドライトなどがLED化するなどしています。ホンダセンシングを、同車にて始めて導入したことは、発売前から高い評価を受けています。

CR-Vがモデルチェンジ 上級グレードはナビ・サンルーフ・本革シートなどを標準装備する豪華仕様

CR-Vモデルチェンジ!ホンダの世界戦略車2018年8月30日リスタート

ホンダが世界戦略を見据えて開発・販売を計画している「CR-V」のモデルチェンジ車が2017年1月にデトロイトのモーターショーで世界初披露されました。

2017年4月に行われた上海モーターショーでは、フルモデルチェンジが行われた「CR-V HYBRID(ハイブリッド)」が世界初公開されました。同車は今後、電気自動車のラインナップを増やしていくホンダにとって、重要な位置な意味合いを持つ車でもあります。
CR-Vは、海外での人気が高い車です。2017年に北米や中国などで新型モデルが販売、日本市場には2018年8月30日にガソリンモデルが販売開始され、2018年11月1日にハイブリッドモデルが販売開始されます。

ホンダ期待の新型CR-Vの累計受注数が5,000台を突破し目標の5倍に

新型CR-Vの購入比率

2018年8月30日に日本で復活した新型CR-Vの発売一か月後の累計受注台数がホンダ公式から公表されました。
発表された累計受注台数は5,000台を突破して、ホンダが目標にしていた月販1,200台を大きく上回る約5倍の数字を達成しています。

一部ではCR-Vの車両価格の設定が強気だ、などという話も聞こえましたが、今後さらに受注台数が増える見込みで新型CR-Vの人気の高さがうかがえます。
人気のグレードや人気のカラーなども同時に発表され、パワートレインは43%のユーザーがハイブリッドを選択して、62%のユーザーが上位モデルのマスターピースを選択しています。CR-Vの売りである7人乗りシートを選択するユーザーの比率は32%にも達しています。

新型CR-Vの販売価格は3,230,280円~4,328,640円

2018年8月30日に日本復活を果たすホンダのCR-Vの価格は3,230,280円~4,328,640円になっています。 ライバルとなるトヨタC-HRのハイブリッドモデルは2,614,000円~、マツダCX-5のディーゼルモデルは2,808,000円~、同じくマツダのCX-8は3,196,800円~ですがCR-Vにはナビゲーションを標準装備して、上級モデルの「マスターピース(Masterpiece)」には本革シートやサンルーフも標準装備されている点を考えると、商品力は見劣りしません。
また7人乗りモデルをラインナップしていることが強みになっていると考えられます。

新型CR-Vの販売価格一覧表
グレード 乗車定員 駆動 販売価格
EX 5人 FF 3,230,280円~
7人 FF 3,421,440円~
5人 4WD 3,446,280円~
7人 4WD 3,637,440円~
EX マスターピース 5人 FF 3,591,000円~
7人 FF 3,814,560円~
5人 4WD 3,807,000円~
7人 4WD 4,030,560円~
EX マスターピース
ルーフレールレス
5人 4WD 3,774,600円~
7人 4WD 3,998,160円~
ハイブリッド EX 5人 FF 3,784,320円~
5人 4WD 4,000,320円~
ハイブリッド EX
マスターピース
5人 FF 4,145,040円~
5人 4WD 4,361,040円~
ハイブリッド EX
マスターピース
ルーフレールレス
5人 4WD 4,328,640円~

日本仕様のCR-Vは8月30日に発売(ハイブリッドモデルは同年11月1日発売) 気になる装備やボディカラー・乗車人数の設定は?

新型CR-Vのエクステリア2018年8月30日に日本デビューした新型CR-V

日本仕様のCR-Vが2018年8月30日にデビューして、エクステリアやインテリアが公開されました。グレード展開は標準グレードのEXと上級グレードのマスターピース(Masterpiece)の2種類で、乗車人数はガソリンモデルで5人乗りと7人乗り、ハイブリッドモデルでは5人乗りのみの設定です。ただしハイブリッドは2か月後の2018年11月1日から販売開始されます。ハイブリッドモデルは人気が出る可能性が高く長期間の納期が発生することが考えられるため、購入予定の方は早めに予約すると良いでしょう。

新型CR-Vのインテリア木目調ガーニッシュが各所に配置されるインテリア

インテリアは木目調パネルやソフトパッドが各所に散りばめられていて、センタークラスターには上からエアコン吹き出し口・エンターテインメントディスプレイ・フルオートエアコン・パネルシフトが装備されています。センターコンソールには前から小物入れとシガーソケット、運転席・助手席側にはドリンクホルダーが設置されています。

ハンドルにはクルーズコントロールスイッチやエンターテインメントディスプレイの操作スイッチがあり、メーターには細長いタコメーターやデジタル表示の速度計が見えます。ハンドル横には独立したプッシュエンジンスタートボタンが見えていて、近くのボタンと間違えて押したなどのことがないようになっています。

新型CR-Vの7人乗りガソリンモデルの内装3列7人乗りはガソリンモデルのみ設定

ガソリン車には5人乗りのほかに、7人乗りの設定もあり運転席助手席・セカンドシート3人・サードシート2人の構成です。ハイブリッドモデルでは5人乗りの設定しかないのでファミリーカーとして使うならばガソリン車1択になると考えられます。

全タイプ標準装備している装備はHonda SENSINGのほかにブラインドスポットインフォメーションやLEDヘッドライト、運転席や助手席のシートヒーターなど豪華な内容になっています。特に安全装備に関してはモリモリ装備されているので大きい車でも安心感があります。

新型CR-Vのボディカラーは6種類をラインナップ

ボディカラーは全6色設定されていて、ヴェゼルに設定されているボディカラーと同様のものです。 オプション設定されるボディカラーは「ルーセブラック・メタリック」「ミッドナイトブルービーム・メタリック」「プラチナホワイト・パール」が43,200円、「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」が64,800円になっています。

CR-Vのボディカラー

・プラチナホワイト・パール(43,200円高)
・ルナシルバー・メタリック
・クリスタルブラック・パール
・ルーセブラック・メタリック(43,200円高)
・ミッドナイトブルービーム・メタリック(43,200円高)
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック(64,800円高)

プラチナホワイト・パールのCR-Vプラチナホワイト・パール(43,200円高)

ルナシルバー・メタリックのCR-Vルナシルバー・メタリック

クリスタルブラック・パールのCR-Vクリスタルブラック・パール

ルーセブラック・メタリックのCR-Vルーセブラック・メタリック(43,200円高)

ミッドナイトブルービーム・メタリックのCR-Vミッドナイトブルービーム・メタリック(43,200円高)

プレミアムクリスタルレッド・メタリックのCR-Vプレミアムクリスタルレッド・メタリック(64,800円高)

ヴェゼルにはCR-Vにラインナップしているボディカラーの他に、オーロラアメジスト・メタリックとシルバーミストグリーン・メタリックが用意されていますが、新型CR-Vにはありません。

新型CR-Vのインテリアはブラックファブリック・ブラック本革・ブラウン本革の3つ

新型CR-VのブラックファブリックシートCR-V標準グレード「EX」のブラックファブリックシート

新型CR-Vのブラック本革シートCR-V上級グレード「マスターピース」のブラック本革シート

新型CR-Vのブラウン本革シートCR-V上級グレード「マスターピース」のブラウン本革シート

インテリアカラーは全部で3種類あり、標準グレードに装備されるブラックのファブリックシート、上級グレードには上品で清潔感があるブラックの本革シートと明るく高級感のあるブラウンの本革シートを選択できます。

日本発売前にはホンダが新型CR-Vの情報をホームページで先行公開

新型CR-Vのエクステリア日本販売が間近に迫る中で新型CR-Vがホンダのホームページで先行公開された

2018年8月30日に日本へ再上陸した新型CR-Vが発売前に先行公開していました。

ガソリンモデルは1.5L DOHC VTECターボのFFと4WD、乗員人数が2列シート5人乗りと3列シート7人乗り仕様を設定します。
マツダが販売する3列7人乗りSUVのCX-8が大ヒットしているしていることから、CR-Vの7人乗りモデルも大ヒットする可能性があります。

ハイブリッドモデルは2.0L DOHC i-VTECにステップワゴンなどに採用されているシステムの「Sport Hybrid i-MMD」になります。ガソリンモデルと同じFFと4WDを用意した5人乗り仕様です。ハイブリッドシステムと4WDを組み合わせたSUVは他社にないためCR-Vの大きな強みになるでしょう。
CR-Vは世界各国で販売されていますが、欧州で導入されたクリーンディーゼルは日本に導入されないことが決定しました。

新型CR-Vは予防安全技術ホンダセンシング(Honda SENSING)・ナビゲーションシステムを全グレードで標準装備

新型CR-Vはベースグレードの「EX」、上級グレードの「マスターピース(Masterpiece)」の全てのグレードで予防安全技術のホンダセンシングを標準装備します。
この予防安全技術はアメリカのNCAP(道路安全保険協会)から高い評価を受け「2017トップセーフティピック+」の認定を受けています。

CR-Vの衝突軽減ブレーキ

レーダーとカメラで、前を走る車、対向車を探知、衝突の危険があれば、警戒。衝突の危険が高ければ、自動的にブレーキを発動する。

CR-Vの歩行者事故低減ステアリング

レーダーとカメラで、路側帯にいる人を感知、衝突が予測されれば、音などで警戒、またはステアリングをサポートすることで方向転換を促す。

CR-VのACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)

レーダーとカメラで、前を走る車との車間距離と速度差を調べて、適切な距離を保つためにアクセル・ブレーキ制御も行う。割り込み車に対しても有効。

CR-VのLKAS(車線維持支援システム)

車載カメラで、走行中の車線のセンターラインを維持できるようにサポートする。

CR-Vの路外逸脱抑制機能

車載カメラで、走行中の車線からはみ出さないように、ディスプレイに表示させたり、警戒音を鳴らす。路外へはみ出す範囲が大きければ、ブレーキ制御を行う。

CR-Vの誤発進抑制機能

停止状態やおよそ10km/h以下での走行中に作動する。すぐ近くに車にいるにもかかわらずに、アクセルペダルを踏みすぎて、衝突の恐れがある場合に警告する。

CR-Vの先行車発進お知らせ機能

信号待ちなどの状況で、前にいる車が発進しているのに、自分の車が停止している状態にあれば、知らせてくれる。

CR-Vの標識認識機能

車載カメラで道路標識の見落としがないように、一時停止標識などをモニターに表示し、安全運転をサポートする。

その他にも定番となりつつある電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドなどを装備します。ヘッドライトはLEDで、オプション扱いのケースが多い運転席8ウェイパワーシートなども標準装備しています。

上級グレードのマスターピースにはさらに標準装備が追加され、電動パノラミックサンルーフやハンズフリーアクセスパワーテールゲート、ルーフレールに本革シートと助手席4ウェイパワーシートが装備されます。

新型CR-Vの標準装備

・ホンダセンシング(Honda SENSING)
衝突軽減ブレーキ(CMBS)
歩行者事故低減ステアリング
渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
車線維持支援システム(LKAS)
路外逸脱抑制機能
誤発進抑制機能
先行車発進お知らせ機能
標識認識機能
オートハイビーム
・ブラインドスポットインフォメーション
・1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
・Honda インターナビシステム+リンクアップフリー+ETC2.0対応車載器
・8スピーカー(4スピーカー+4ツィーター)
・LEDヘッドライト
ハイ/ロービーム
オートレベリング
オートライトコントロール
・運転席8ウェイパワーシート
・運転席4ウェイ電動ランバーサポート
・運転席&助手席シートヒーター
・電子制御パーキングブレーキ
・オートブレーキホールド機能

CR-Vの上級グレード標準装備

・電動パノラミックサンルーフ
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
・本革シート
・助手席4ウェイパワーシート
・ルーフレール

Garmin社と共同開発したスマートフォンのアプリと連動するナビゲーションシステムを搭載

新型CR-Vのスマホ連動ナビ

新型CR-Vには、GPS機器の分野で世界的人気と実績を誇るGarmin(ガーミン)社との共同開発したナビシステムを搭載しています。新たなナビシステムは、よりビジュアルな画面となり、操作性がさらに優れます。また、Apple CarPlay, Android Autoといったスマホアプリとも連動します。
そして、オーディオ機能もグレードアップしたために、ドライブミュージックも思う存分に楽しめます♪

CR-Vのグレード別に標準装備される安全装備や快適装備

ホンダの新しいCR-Vでは、ホンダセンシングやブラインドスポットインフォメーション、オートライトコントロール付きのLEDヘッドライト、オートブレーキホールド搭載の電子制御パーキングブレーキなどを標準装備していて安全装備や快適装備が充実しています。

そこで、フォグライトなどグレード別に搭載する標準装備を紹介します。グレード展開は標準グレードの「EX」と上級グレード「マスターピース(Masterpiece)」が設定されています。

CR-Vの標準グレード「EX」には、ホンダのホームページで先行公開されている標準装備のホンダセンシングやLEDヘッドライトが標準装備されますが、フォグランプなどが搭載されないグレードになっています。

CR-V標準グレード「EX」の装備

・フォグランプレス
・ウレタンステアリングホイール
・フルオートエアコン
・ファブリックシート
・17インチスチールホイール・タイヤ(235/65R17)

CR-Vの上級グレード「マスターピース(Masterpiece)」は、ホイールがインチアップされ18インチになり助手席パワーシートやハンズフリーアクセスパワーテールゲートなどの電動装備が標準で搭載されています。電動パノラミックサンルーフ、本革シートも標準装備されています。
またルーフレールのみを外したグレードも用意されているのが嬉しいです。

CR-V上級グレード「マスターピース(Masterpiece)」の装備

LEDフォグランプ
・18インチアルミホイール・タイヤ(235/60R18)
・全ドアAUTOパワーウィンドウ
・スムースレザーの本革巻きステアリングホイール
・雨滴感知式フロントワイパー

ホンダ新型CR-V モデルチェンジ後のエクステリアの変化

港町で一休みする新型CR-V

モデルチェンジ後の5代目CR-VでもミドルタイプのSUVらしい雰囲気を保ち続けています。ルーフは水平ラインを基調とし丸みを極力持たせていないため、力強さが感じられます。そして、フロントグリルには、ジュエルアイのデザインを採用することでよりシャープな印象となっています。

北米で販売される5代目CR-Vは、4代目と比較すると車体及びホイールベースにおいて若干のサイズアップも行われました。ホイールベースがロングになることで、車全体のイメージがスタイリッシュになります。

本来は車体を保護する目的で設置されているフェンダーは、ワイドにする事でスポーティーな印象が強まります。また、近年のフィットなどのホンダ車で採用されているデザインであるソリッドウイングフェイスを取り入れることで、躍動感が一層強まりました。

新型CR-VのヘッドライトとテールランプはフルLEDを採用して先進的に進化

5代目CR-Vでは、ヘッドライトとテールランプがフルLEDになります。そのため夜間走行時の視界がよりクリアとなり、後続車は前を走っている車の運転状況の変化に気が付きやすくなります。

リアゲートにはハンズフリーのパワーテールゲートを搭載

5代目CR-Vでは、両手がふさがっている状態でもリアゲートの開け閉めが出来るパワーテールゲートをホンダで初めて搭載します。

パワーテールゲートは車のバンパー付近に設置されているセンサーに足をかざすことで、リアゲートの開け閉めが可能となります。両手が塞がりがちな週末の買い物、荷物の多いキャンプなど、アウトドアシーンで役立つ機能です。

新型CR-Vハンズフリーのパワーテールゲート

ホンダ新型CR-Vのモデルチェンジ後のインテリアはブラックとブラウンのレザーシートを採用してラグジュアリーSUVらしい高級感がたっぷり

新型CR-Vの白を基調とした内装

レザーシートの座り心地の良さがグレードアップしたことが画像からでも伝わってきます。従来のモデルでは。モノトーンの印象が強かったCR-Vですが、モデルチェンジ車では木目調の模様が追加されたりして、柔和なイメージも加わりました。

また、車体のサイズが大きくなるのに伴って、車内空間が拡張されました。そのため、CR-Vの魅力の一つである解放的なくつろぎ空間がさらに広がります。

フルモデルチェンジした新型CR-Vの燃費は25.8km/L!燃費性能やボディサイズなどスペックを紹介

新型CR-Vの魅力はエクステリア・インテリア・装備だけでありません。2018年11月1日に追加されるハイブリッドモデルの燃費は国内のミドルサイズSUVでトップの25.8km/Lで大いに魅力的です。
他車のSUVを例にするとレクサスのNXが21.0km/L、トヨタのハリアーで21.8km/L、CR-VよりコンパクトなマツダのCX-3の25.0km/Lを上回る燃費性能を持っています。
燃費性能を含む新型CR-Vのボディサイズやエンジンなどのスペックを紹介します。

新型CR-Vのスペック
ハイブリッドモデル ガソリンモデル
乗車定員 5名 5名 7名
全長 4,605mm
全幅 1,855mm
全高 1,680mm
ホイールベース 2,660mm
エンジン 水冷直列4気筒横置DOHCターボエンジン
総排気量 1.993L 1.496L
エンジン最高出力 107kW(145ps)/6,200rpm 140kW(190ps)/5,600rpm
エンジン最大トルク 175Nm(17.8kgm)/4,000rpm 240Nm(24.5kgm)/2,000rpm-5,000rpm
モーター最高出力 135kW(184ps)/5,000rpm-6,000rpm 140kW(190ps)/5,600rpm
モーター最大トルク 315Nm(32.1kgm)/0-2,000rpm 240Nm(24.5kgm)/2,000rpm-5,000rpm
JC08モード燃費 FF:25.8km/L
4WD:25.0
FF:15.8km/L
4WD:15.0
FF:15.4km/L
4WD:15.0
WLTCモード燃費 21.2km/L
販売価格 3,784,320円~ 3,230,280円~ 3,421,440円~

フルモデルチェンジ後CR-Vのパワーユニットに次世代型ハイブリッドシステム「i-MMD」を追加

新型CR-Vのパワーユニット

「i-MMD」はアコードやステップワゴンなどに搭載されているパワフルなエンジン

上海モーターショーで世界初公開された「CR-V HYBRID(ハイブリッド)」のエンジンには、すでにアコードやオデッセイでは搭載されている2モーターハイブリッドシステム、SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-MMDが導入されています。環境に負荷をかけずに力強い走りを実現できるハイブリッドエンジンには、期待が寄せられています。

デトロイトで行われたモーターショーでは、北米で発売される新型CR-Vには、1.5L 直噴ターボエンジンが、初めて搭載されます。排気量を抑えながらも、パワフルな走りが可能となるターボエンジンにはホンダの技術力が集結しています。
日本で販売されるCR-Vにも1.5L 直列4気筒ターボと、2Lのハイブリッドモデルが追加されました。

トランスミッションにはヴェゼルRSに搭載済みのGデザインシフト(G-design shift)を採用

5代目CR-Vは、ヴェゼルRSへ採用されている新型トランスミッション「G-design shift」を全グレードに標準装備されます。G-design shiftでは、変速やスロットル、油圧システムを協調して制御する事が可能です。

サスペンションには欧州で評価の高いストラット方式を採用

新型CR-Vに搭載されたサスペンション

新型CR-Vではフロントサスペンションに、ヨーロッパで評価の高い液封コンプライアンスブッシュのストラット方式を採用します。サスペンションを液封タイプにすることで、オフロード走行時の車体の揺れが軽減され、安定走行が実現します。
リアサスペンションには、アームの位置をアンバランスにすることで、振動する力を分散・抑制できるマルチリンク式を採用します。

CR-Vは2016に日本販売が終了したマイナー車だけど海外ではメジャーな車

トンネルの中を走る新型CR-V

CR-Vは「Comfortable Runabout Vehicle」の英単語の頭文字をとってネーミングされました。

  • Comfortable = 快適な、居心地の良い、落ちつく
  • Runabout = 小回りが利く、機敏に動く、小型
  • Vehicle = 乗り物

初代CR-Vはシビックをベースとして1995年に発売されました。本格志向のSUV車路線を目指すのではなく、クロスオーバータイプとして、低価格、燃費の良さ、くつろぎの車内空間を売りに販売されました。

CR-Vはモデルチェンジが行われる毎に進化する、本格的なSUVと比較しても見劣りしない安定走行に加え、これまでのSUVにはないドライブ中の居心地の良さ、リーズナブルな価格設定が評価され、北米市場では人気が高い車となりました。

CR-Vは海外では「SUVオブザイヤー2015」を受賞するなどの高い評価、アメリカでの累計販売台数400万台を超えるほどの実績を誇るメジャーな車でもあります。
また中国での人気も高くフルモデルチェンジした新型CR-Vももちろん販売しています。

白のボディが美しい新型CR-V

一方の日本国内においては、ホンダのヴェゼルがSUV市場において3年連続売上No.1を記録するなどして好調なのに対して、CR-Vはマイナーな存在です。

モデルチェンジを行う度に、人気の高い北米市場のニーズにより近づけようと意識して、車体のサイズを大きくするなどした戦略が日本のユーザー受けはしなかったのかもしれません。

4代目モデルと言われているCR-Vは、2016年8月に終了してしまいましたが、5代目の新型モデルは2018年8月30日に日本で販売されています。

新型CR-Vのガソリンモデルとハイブリッドモデルのライバル車種

2018年夏に日本でも発売を開始する新型CR‐Vは、3列シート7人乗りモデルも販売するガソリン車と、同車にとっては初となるハイブリッド車もラインナップします。

車名の由来である、Comfortable Runabout Vehicle (コンフォータブル・ランアバウト・ビークル)、世界の様々な道路環境を快適に走行できる車を目指して、デザイン・プラットフォーム・室内装備・パワートレーンなど全てにおいて進化した、新型CR‐Vのライバル車を紹介します。

新型CR-Vガソリン車のライバルはマツダのCX‐8

新型CR-VのライバルCX-83列7人乗りモデルをラインナップして大ヒットしているマツダCX-8

新型CR‐Vのガソリン車では、これまでホンダ車に搭載されてきた2.4Lエンジンの最大トルクを上回る、圧倒的な加速フィーリングを体感できる1.5L VTEC TURBOを導入します。

新型CR-Vでは、月間販売計画の10倍を超える受注実績を達成するなど、2017年12月の発売以来、好調さをキープする、マツダの3列シートクロスオーバーSUV「CX-8」を意識して、2列シート5人乗りモデルだけではなくて、3列シート7人乗りモデルの発売も行います。

CX‐8 グレードXD/2WD車のスペック
全長 4,900mm
全幅 1,840mm
全高 1,730mm
ホイールベース 2,930mm
乗車定員 6~7名
エンジン SKYACTIV‐D 2.2 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
エンジン総排気量 2.188L
最高出力 140kW/4,500rpm
最大トルク 450Nm/2,000rpm
燃費(JC08モード) 17.6km/L
販売価格 3,196,800円~

CX‐8好調の理由は、ミニバンのようにゆったりとくつろげる広い室内空間・300万円台の販売価格・魂動デザインを積極採用するエクステリアの魅力・快適さをもたらす充実した室内装備・クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」により実現される、クラス最高レベルの低燃費と静粛性の伴うパワフルな走りです。

新型CR‐Vの3列シート7人乗りモデルでは、ライバルとなるCX‐8を意識して、搭載するガソリンエンジン1.5L DOHC VTEC TURBOで、低燃費とパワフルな走りを実現させます。
また、Hondaインターナビシステムや運転席&助手席シートヒーター、プラインドスポットインフォメーションなどの標準装備を充実させて、室内での快適性を追求します。

新型CR-Vハイブリッド車のライバルはトヨタのC‐HR

新型CR-VのライバルCX-8トヨタのC-HRはFFハイブリッドでCR-Vと同程度のオプションを設定した場合の車両価格は近くなるためライバルになると考えられる

CR-Vのハイブリッド車のライバルは、トヨタC‐HRのハイブリッドモデルです。車名が「C」から始まるアルファベッド3文字である、ホイールは斬新な幾何学模様を採用する、モーターを主役として圧倒的な低燃費をクリアする、オプションコミコミのCR-Vに対して車両価格からオプション価格を上乗せすると販売価格は近くなるなど、共通点が多いことから両車はライバル関係にあたります。

CR‐Vでは初となるハイブリッド車は、2.0L DOHC i-VTECに、ホンダの先進モーターテクノロジーである「SPORT HYBRID i-MMD」をパワーユニットとして組み合わせます

SPORT HYBRID i-MMDを導入すれば、エンジンをかけずに走るEV走行が可能となるために、ガソリンの消費量は抑えられます。

※i-MMD= Intelligent Multi-Mode Drive(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)

C‐HR グレードS ハイブリッド2WDのスペック
全長 4,360mm
全幅 1,795mm
全高 1,550mm
ホイールベース 2,460mm
乗車定員 5名
エンジン 2ZR‐FXE 直列4気筒
総排気量 1.797L
最高出力 72kW/5,200rpm
最大トルク 142Nm/3,600rpm
トランスミッション 電気式無段変速機
モーター 1NM 交流同期電動機
最高出力 53kW
最大トルク 163Nm
燃費 30.2km/L
販売価格 2,614,000円~

CR‐Vのハイブリッド車では、C‐HRのハイブリッド車よりも排気量が上回るパワフルエンジン「2.0L DOHC i-VTEC」を搭載します。CR‐Vでは、C-HRのハイブリッド車からはラインナップされない、4WD車も発売して差別化をはかります。

2016年12月に発売をスタートしたC‐HRは、2017年(1月~12月期)の販売台数が12万台近くにも達して、SUV新車販売台数第1位となりました。

C-HRのスピード感にあふれるキャビン形状や、ダイヤモンドをモチーフとした力強くて美しいボディライン、新プラットフォームを採用することで実現される低重心走行、ハイブリッド車ではクラストップレベルの低燃費などが、好調さの理由です。

新型CR-Vの登場でライバル車とのシェア争いはどうなる?

新型CR-Vのライバル車は、車名が似ているトヨタのC-HRかもしれません。また、同じミドルクラスのSUVであるマツダのCX-5、日産のエクストレイル、スバルのフォレスターもライバル車として考えられます。

北米市場での販売では、シボレーやGMなどの本国アメリカ勢のSUVが最大のライバル車かもしれません。5代目CR-Vの登場で、北米や中国のSUV市場がどう変化するのかに国内外から注目が集まっています。

新型CR-Vが2018年5月31日に欧州で発売開始

ミドルサイズSUVの新型CR-Vが2018年5月31日に欧州で販売開始したことをホンダが発表しました。
ホンダのSUVで初めてとなるハイブリッドエンジンを搭載しているため大きな反響がありそうです。

今回新型CR-Vに搭載されたハイブリッドシステムはi-MMDと呼ばれるホンダの次世代型システムで、ステップワゴンやアコードやオデッセイなどホンダの上級車種に搭載されています。
日本で発売される新型CR-Vもこの次世代ハイブリッドシステム「i-MMD」が搭載されるハイブリッドモデルが設定されているため、期待が高まります。

2018年次世代ハイブリッド技術を搭載した新型CR-Vが日本で登場

新型CR-Vの躍動感のある走り

日本では2018年8月30日に新型CR-Vのガソリンモデルが販売され、2018年11月1日にハイブリッドモデルが販売されます。海外人気の高いCR-Vですが、国内では同じホンダ車のコンパクトタイプのSUVである「ヴェゼル」の売れ行きが好調なのに対し、販売終了した2016年時点のCR-Vの売れ行きは低迷していました。人気のヴェゼルとの差別化を図るために、ガソリンモデルに3列シート7人乗りサイズが販売されます

海外で人気を得た俳優、ミュージシャンが日本国内で再評価され人気が爆発するというケースがあります。モデルチェンジ後の5代目CR-Vは、自動車業界においてそういったパターンとなり得るかが楽しみです!