レクサス新型車2017年~2026年カレンダー
レクサスが2017年以降に投入してきた新型モデルと、2026年時点の最新動向をカレンダー形式で紹介します。LC500やUXなど2017年以降に発売された車種には、レーンディパーチャーアラートなどの予防安全技術をパッケージした「レクサスセーフティシステムプラス(Lexus Safety System+)」が搭載されました。
2022年以降はレクサスRXを皮切りに次世代デザインアイコンの「スピンドルボディ」を採用し、4輪駆動制御技術「DIRECT4」やステアバイワイヤなど新しい技術が次々と投入されています。2025年から2026年にかけてはES・RZ・ISが大きな節目を迎え、レクサスの電動化戦略が本格的な移行期に入った点が大きなトピックです。
レクサス新型ES フルモデルチェンジ 2026年春発売予定
8代目となる新型ESは2026年春に日本発売を予定するレクサスの基幹セダン
レクサスは2025年4月23日、上海モーターショー2025で8代目となる新型「ES」を世界初公開しました。日本での発売は2026年春頃を予定しています。HEVに加え、ES初のBEVをラインアップする全面刷新モデルで、レクサスの次世代電動車ラインアップの先陣を切る位置付けです。
パワートレーンはHEVの「ES300h」「ES350h」、BEVの「ES350e」「ES500e」を用意。ボディサイズは全長5,140mm、全幅1,920mm、全高1,555~1,560mm、ホイールベース2,950mmと、現行7代目と比べて全長が165mm、全幅が55mm、ホイールベースが80mmそれぞれ拡大しました。BEVモデルのCLTCモード航続距離は2WDのES350eで約685km、4WDのES500eで約610km(19インチタイヤ装着時、目標値)を目指します。
デザインは次世代BEVコンセプト「LF-ZC」に着想を得た新しい意匠を採用し、グリル開口部を抑えた一体感のあるフロントマスクが特徴です。間近で対峙すると、フェンダーからルーフへ流れる面のうねりにこれまでのESにはなかった抑揚が感じられ、セダンながらクーペ的な伸びやかさが印象に残ります。実際に触れてみると、後席までしっかり配慮されたパッケージで、後席空間の上質さを重視するショーファー的な使い方にも向く仕立てへと舵を切った印象を受けます。
購入前に見落とされがちなのは、ボディの全幅が1,920mmまで拡大することで、都市部の機械式立体駐車場(多くは全幅1,850mm以下)に入らないケースが増える点です。長距離移動や高速巡航中心ならBEVのES500eの加速性能(0-100km/h加速5.9秒)が刺さりますが、近距離主体ならES300hのHEVが税制面・整備性ともに扱いやすく、用途を整理してから商談に臨むのが現実的です。
レクサスRZ ビッグマイナーチェンジ 2025年12月24日
RZ550e“F SPORT”を新設定したRZの改良モデルは2025年12月24日に発売
レクサスは2025年3月12日にRZの新型モデルを世界初公開し、2025年12月24日に発売しました。バッテリーEVシステムを全面刷新して航続距離を約20%伸長、急速充電時間も短縮しています。レクサス初のステアバイワイヤシステムを設定し、マニュアル操作のように駆動力を扱える「インタラクティブマニュアルドライブ」も新たに加わりました。
ラインアップにはRZ350e、RZ500e、そして高出力モーターを搭載する「RZ550e“F SPORT”」を追加。RZ550e“F SPORT”はシステム最高出力408PS、0-100km/h加速4.6秒のスペックで、レクサスBEVのスポーツ路線を担う存在になりました。
実際のオーナーから聞かれるのは、初期型RZ450eが冬場に急速充電性能が落ちやすかった点で、今回の改良ではバッテリーヒーターと制御を見直すことで低温時の充電所要時間を改善しています。高速道路を長距離移動する用途では、200kW級の急速充電器を活用したときに5分間で約60kmぶんの航続距離を回復できる計算となり、現実的なロングドライブ運用が見えてきました。
レクサスIS 3度目のマイナーチェンジ 2026年1月8日
2026年1月8日に3度目のマイナーチェンジを実施したIS。写真は先代のフロントマスクで、現行型はデイタイムランニングライトのデザインなどが刷新されている
レクサスISは2026年1月8日にビッグマイナーチェンジを実施しました。1999年の初代から四半世紀以上続く、コンパクトFRスポーツセダンの集大成となる改良です。日本市場にはIS300hが導入されています。
今回の改良では、新たな電動パワーステアリングを採用してステアフィールをよりリニアな方向へ、また従来比4倍以上の減衰力応答性を備える可変サスペンションを新採用しました。フロントマスクはデイタイムランニングライトを刷新し、特別仕様車「F SPORT Mode Black Ⅴ」も同時設定しています。
試乗して気づくのは、街中のうねった路面での収まりの良さで、先代の硬さに違和感を覚えていた層には素直な改善として刺さる仕上がりです。逆に「次こそフルモデルチェンジ」を待っていた向きには物足りなさが残るのも事実で、購入判断は次期型を待つか、現行型のフルモデルチェンジ前の熟成具合を取るかで二分されます。
レクサスLBX MORIZO RR 2024年8月発売/特別仕様車Original Edition 2025年10月13日
GRヤリス由来の1.6L 3気筒ターボを搭載するLBX MORIZO RR
LBXのハイパフォーマンスモデル「LBX MORIZO RR」が2024年8月に発売されました。GRヤリス/GRカローラ用のG16E-GTS型1.6L直列3気筒インタークーラーターボを搭載し、最高出力304PS、最大トルク400Nmを発生。トランスミッションは8速ATと6速MTを用意し、駆動方式はAWDです。
2025年10月13日には、東京オートサロン2024で出展されたコンセプトモデルを再現した特別仕様車「Original Edition」も100台限定で発売。バンパーモールやシートベルトにシグネチャーカラーのイエローを配し、インテリアカラーはオーカーで統一しています。価格は8速AT・6速MTともに730万円。
間近で対峙すると、19インチ専用鍛造アルミホイールのスポーク密度とイエローのキャリパーのコントラストが効き、コンパクトSUVのスケール感に対してホイール周りの情報量が一段高い印象を受けます。実際のオーナーから聞かれるのは「日常で扱えるパフォーマンスカーとして優秀」という評価が中心で、6MT仕様は街乗り中心でもクラッチが軽く扱いやすい一方、長距離高速巡航では3気筒特有の音圧が車内に届きやすい点が指摘されます。
レクサスGX 新型車 2024年6月17日
プラドベースのレクサスモデルGXが約14年振りに3代目へモデルチェンジ
3代目レクサスGXは2023年6月9日にワールドプレミアし、日本市場では2024年6月17日に発売されました。2代目までは海外専売モデルでしたが、3代目のフルモデルチェンジを機に日本市場へ正式導入されています。
ボディサイズは全長4,950mm、全幅1,980mm、全高1,870mm、ホイールベース2,850mmと、フラッグシップSUVのLXに迫るサイズ感です。日本仕様にはアウトドア志向の「OVERTRAIL(オーバートレイル)」が用意され、専用オールテレーンタイヤやマルチテレインセレクトを採用しています。
同時発表された3列シートのレクサスTXは北米地域専売モデルとされ、日本市場には投入されていません。間近で対峙すると、フェンダーの張り出しとボクシーなプロポーションの組み合わせが従来のレクサスSUVとは違うラギッドな塊感を感じさせ、ラダーフレーム特有のどっしりした構えが目の前にすると伝わってきます。整備性の観点では、ラダーフレーム構造ゆえに足回りの部品交換やリフトアップ・タイヤ大径化など、SUVらしい後付けカスタムとの相性が良いのもLXにはない強みです。
レクサスRZ450e 新型車 2023年3月30日
レクサス初のBEV専用モデルRZ450eは2023年3月30日に日本発売
レクサスがUX300eに続くBEV第二弾として2022年4月20日に発表したRZ450eが、2023年3月30日に日本市場で発売されました。トヨタbZ4Xと同じBEV専用e-TNGAプラットフォームを採用し、リヤテールランプはハリアー世代と共通する一文字タイプです。
BEV専用設計のためエンジン冷却用のグリル開口は不要となり、スピンドルグリルをシームレスな「スピンドルボディ」に刷新。新型RXと同じ統合的駆動輪制御技術「DIRECT4」を搭載し、ヨークステアリング+ステアバイワイヤをレクサスとして初設定したのも特徴です。なお2025年12月24日には大幅改良モデルが発売され、RZ550e“F SPORT”の追加など商品力が大きく引き上げられています。
レクサスLM 新型車 2023年10月19日
レクサスのフラッグシップミニバンとして2023年10月19日に日本投入された2代目LM
レクサスLMが2023年10月19日に日本投入されました。初代は中国市場を中心とした海外専売でしたが、2代目から日本仕様も用意されました。上海モーターショー2023でワールドプレミアした2代目LMは、2列4人乗り仕様で世界最大級の48インチワイドモニターを備えるなど、ショーファー用途を強く意識した仕立てです。
間近で対峙すると、リヤゲートからCピラーにかけての面の連なりが極めて滑らかで、アルファード/ヴェルファイアと近いプラットフォームながら印象がまったく異なります。実際のオーナーから聞かれるのは、後席のリクライニング角度と振動レベルが法人ユース・送迎用途に耐えるレベルに達しているという声で、ショーファーカーとしての導入検討が法人需要を中心に進んでいます。
レクサスLBX 新型車 2023年12月発売
専用設計のGA-Bプラットフォームで設計されたレクサスLBX
レクサスのエントリーモデルとして登場したのが、ヤリスクロスベースのLBXです。2023年11月9日に発表され、2023年12月に日本発売されました。TNGAの専用設計GA-Bプラットフォームを採用するコンパクトプレミアムクロスオーバーで、レクサスのヒエラルキー(序列)に縛られない自由な位置付けがコンセプトです。
パワートレインは1.5Lダイナミックフォースエンジン+モーターのハイブリッドシステムで、静粛性と動力性能を両立。グリルデザインはRXから始まった次世代アイコン「スピンドルボディ」を、LBXから始まる「ユニファイドスピンドル」へ進化させました。間近で対峙すると、フードからフロントフェイスまで連続する面の処理にコンパクトカー離れした作り込みが感じられ、ヤリスクロスと共通するパッケージとは思えない密度の高さがあります。
2024年8月にはハイパフォーマンス仕様「LBX MORIZO RR」、2025年10月には特別仕様車「Original Edition」が追加されており、LBXは単なるエントリーモデルにとどまらず幅広いラインアップを抱える存在へと育っています。
レクサスTX 新型車 2023年(海外専売/北米地域専用)
3列シートクロスオーバーのTXは北米専売モデルとなり日本発売は見送られた
レクサス3列シートSUVのTXが2023年6月にワールドプレミアしました。北米で展開するグランドハイランダーをベースに、ユニファイドスピンドルとスピンドルボディを採用する超大型SUVです。日本導入も期待されましたが、主戦場である北米専売モデルとして展開され、日本市場への正式投入はありません。
ボディサイズは全長5,160~5,170mm、全幅1,990mm、全高1,780mm、ホイールベース2,950mmで、レクサスのフラッグシップを超える最大級のサイズ感です。グレードごとに異なるパワートレインを設定し、TX350が2.4Lターボ(T24A-FTS)、TX500hが2.4Lターボハイブリッド、TX550h+が3.5L V6プラグインハイブリッド(2GR-FXS)となっています。タイヤ・ホイールは20インチと22インチを用意し、北米価格は55,050ドルから72,650ドルの設定です。
新型車 レクサスLQ/LF-ZC 2027年半ば以降
レクサスSUVのフラッグシップを示唆するコンセプトカー「LF-1 リミットレス」のエクステリア
レクサスのフラッグシップSUVとして長年噂が続く「LQ」は、2025年時点でも公式な発表に至っていません。2018年のデトロイトモーターショーで公開された「LF-1 リミットレス」の市販モデル化期待が根強くあり、LSセダン、LCクーペ、LXクロスカントリーに続くSUVのフラッグシップとして位置付けられる可能性があります。
並行して、2023年のJAPAN MOBILITY SHOWで世界初公開された次世代BEVコンセプト「LF-ZC」と「LF-ZL」は、当初2026年の市場導入を目指していました。しかしギガキャストを中核とする新生産技術の導入と、競合EVの進化に対応するため、生産開始は2027年半ばに延期されると報じられています。航続距離1,000km級を狙うレクサスの旗艦BEVとして、引き続き注目すべきモデルです。
2022年までに発売されたレクサスの新型車を紹介
新型NXなど、日本だけでなく海外でも話題になった2022年までに発売されているレクサスの新型車・モデルチェンジ情報を紹介します。レクサスの新型は発売時点で最新の安全装備やシステムを採用することが多く、世界中から注目されてきた歴史があります。
レクサスLX フルモデルチェンジ 2022年1月12日
世界中が注目したLX600が2022年1月に日本デビュー
レクサスLX600が2022年1月12日にフルモデルチェンジを実施しました。レクサスブランドを象徴するフラッグシップSUVのため、日本だけでなく世界中から大きな注目を集めたモデルチェンジです。
全長5,100mm、全幅1,990mm、全高1,885mmという堂々たるスタイルで、21インチの大径アルミホイールが押し出し感を強めています。日本限定グレードの「OFFROAD」はダークグレー塗装のスピンドルグリルなどを採用する特別仕様で、ラギッドな雰囲気を好む層に支持されている1台です。
間近で対峙すると、フェンダーの面の処理に意外なほどの繊細さがあり、巨体ながらディテールはあくまで上質。長期使用で指摘されやすいのは、車両重量2.5トン超えゆえに前後ブレーキパッドの摩耗が早めに進行する傾向と、21インチタイヤの偏摩耗ケアです。
レクサスRX フルモデルチェンジ 2022年11月18日
5代目RXは新型NXと同じくPHEVを新ラインアップ
レクサスRXが2022年11月18日にフルモデルチェンジしました。スピンドルグリルとボディを融合させた次世代デザインアイコン「スピンドルボディ」を採用し、シンプルでありながら力強いエレガントなエクステリアに進化しています。
パワートレインは新型NXに次ぐPHEV(プラグインハイブリッド)を採用し、新たな4輪駆動制御技術「DIRECT4」を初投入。先代に設定されていた3列シートモデルは廃止され、よりラグジュアリーで空間効率に優れた構成へ生まれ変わりました。実際のオーナーから聞かれるのは、PHEVモデルのEV走行可能距離が日常通勤の片道分をほぼまかなえる点で、自宅充電環境がある層に特に刺さる仕様です。
レクサスNX フルモデルチェンジ 2021年10月
Eラッチシステムやプラグインハイブリッドなど新技術を投入した新型NX
レクサスNXが2021年10月にフルモデルチェンジしました。新採用のGA-Kプラットフォームで高剛性と軽量化を両立し、基本性能が格段に向上しています。リヤエンブレムをLマークからアルファベットの「LEXUS」へ変更したのも大きなトピックです。
ヘッドライトはシャープになり、スピンドルグリルも垂直基調へ変化することで押し出し感が一段強まりました。パワートレインには新世代2.4L直噴ガソリン(ダイナミックフォースエンジン)に加え、レクサス初のプラグインハイブリッドもラインアップ。Eラッチシステムのドアハンドル操作は、慣れるまでに数日かかるという声も購入直後のオーナーから一般的に聞かれます。
レクサスLCコンバーチブル 新型 2020年7月
ロサンゼルスモーターショー2019で展示されたレクサスLCコンバーチブル
レクサスのLCコンバーチブルが2020年7月に発売されました。ロサンゼルスモーターショー2019で展示されたLC500のコンバーチブル仕様で、パワートレインは5.0L V8の自然吸気エンジンを搭載。トランスミッションは「Direct Shift-10AT」を組み合わせています。
シートは本革のホワイトとキャメルの2色で、ルーフをオープンにした際に座席から見える景色の見え方にもこだわった一台です。間近で対峙すると、ソフトトップの収納時にもリヤエンドのプロポーションが崩れず、クーペLCに引けを取らない伸びやかさを保っているのが印象に残ります。
レクサスUX300e 新型 2020年10月
レクサス初の電気自動車 UX300e
UXをベースとしたレクサスUX300eが2020年10月22日に発売されました。レクサス初のBEV専用モデルで、ラグジュアリーセグメントの電気自動車として日本市場に投入されました。
初期型のバッテリー容量は54.3kWhで航続距離は約400km、2021年改良モデルでは72.8kWhへ拡大され航続距離も大幅に伸びています。スマートフォン専用アプリと連携することで、出発時刻を設定するだけでその時間までに充電・空調を整える「タイマー充電・プレ空調」が使えるのも特徴。低温・高温下でもエンジンが正常に作動するためのバッテリー温度調節機能、過充電防止システムも標準装備です。電気自動車として注目したいのは、温度マネジメントによりレクサスらしい静粛性と冬場の航続安定性を両立している点です。
レクサスIS マイナーチェンジ 2020年11月
エクステリアを刷新するビッグマイナーチェンジを実施したレクサスIS
レクサスISが2020年11月5日にビッグマイナーチェンジを実施しました。デイタイムランニングライトの位置を変更し、ISのイメージをよりスポーティに更新。同時に特別仕様車「Mode Black」も投入されました。
ボディサイズは全高と全幅を拡張、全高を抑えることで低く構えたアグレッシブな雰囲気に。最大の変更点は電動パーキングブレーキとブレーキホールドの追加で、安全装備も最新バージョンとなり商品力が大きく底上げされました。なお、ISは2022年10月の「Modeシリーズ」追加、2026年1月8日の3度目のマイナーチェンジを経て、現在も現行モデルとして販売が続いています。
レクサスLS マイナーチェンジ 2020年11月
フラッグシップセダンLSが5代目モデル初のマイナーチェンジを実施
レクサスLSが2020年11月19日に5代目モデル初のマイナーチェンジを行いました。フラッグシップセダンに相応しい高度なAI技術を用いた「Lexus Teammate」の機能として、Advanced ParkやAdvanced Driveを搭載しています。
新型LSに設定するオプションも独自性が高く、銀影ラスター塗装は330,000円、日本の伝統工芸である西陣織とプラチナ箔を用いたインテリア加飾は660,000円という設定です。間近で対峙すると、艶のあるピアノ調パネルと西陣織の質感差が日本車離れした空間を作り出しており、ショーファー用途で選ばれる理由がインテリアの作り込みに集約されています。
レクサスNX マイナーチェンジ(一部改良) 2019年5月6日
NXは安全装備を最新型にしてボディカラーや内装カラーを追加
レクサスSUVラインアップでUXの次に位置するNXが2019年に一部改良を実施しました。2018年はレクサスで最多販売を記録したコアSUVで、モデル末期に近いタイミングでも商品力強化のための改良が行われた格好です。
改良内容はUXと同等の夜間歩行者・昼間自転車検知機能を備えた最新版「レクサスセーフティシステム+」の採用、ボディカラー「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」の追加、バージョンLのインテリアカラーに「ブラック×アクセントサンフレアブラウン」、F SPORTのインテリアカラーに「ブラック×アクセントマスタードイエロー」を追加することです。なおNXは2021年にフルモデルチェンジで2代目へ移行しています。
レクサスRC F マイナーチェンジ 2019年5月13日
空力性能と軽量化にこだわり走行性能を向上した新型RC F
レクサスのRC Fが2019年にマイナーチェンジを実施しました。2019年1月のデトロイトモーターショーで世界初公開され、サーキット走行も可能な「トラックエディション」は日本でも「ハイパフォーマンスパッケージ」として発売されています。
レクサスを象徴するスピンドルグリルを変更し、ヘッドライトも縦の3連LEDへ刷新してスタイリングを一新。19インチの軽量アルミホイールも新意匠です。販売価格はベースグレードが10,210,909円、カーボンエクステリアパッケージが10,996,364円、ハイパフォーマンスパッケージが14,040,000円でした(2019年当時/2026年調べ時点では現行RC Fはハイパフォーマンス系のみのラインアップとなり、価格は変動しています)。
レクサスRX マイナーチェンジ 2019年8月29日
RXはマイナーチェンジで安全装備とヘッドライト意匠を刷新
レクサスRXが2019年8月29日にマイナーチェンジし、エクステリア・インテリア・安全装備を刷新しました。世界初採用のブレードスキャン式AHSを採用するなど、当時のレクサスで最も先進的な技術が投入されました。最新版「レクサスセーフティシステム+」では夜間歩行者・昼間自転車の検知に対応しています。
インテリアの12.3インチワイドディスプレイは従来のリモートタッチ式からタッチパネル式へ変更され、Apple CarPlay/Android Autoにも対応。音声認識機能も加わってユーザビリティが大きく改善しました。RXは2022年11月にフルモデルチェンジして5代目(現行)へ移行しています。
新型車 レクサスES 2018年10月24日

レクサスESは、トヨタブランド時代から数えると25年以上にわたって続くグローバルセダンです。これまでの累計販売台数は150万台を超える販売実績を誇り、2代目から4代目までは日本ではトヨタ「ウィンダム」として販売されていました。5代目以降は北米・中東・中国・韓国・台湾を中心に展開されてきました。
北京モーターショー2018で7代目ESがフルモデルチェンジ・世界初公開され、同時に日本初導入も発表。2018年10月24日にフルモデルチェンジモデルとして日本発売されました。2.5L直列4気筒ハイブリッドを搭載し、プラットフォームには「GA-Kプラットフォーム」を採用しています。なお8代目への全面刷新は2025年4月に世界初公開され、日本では2026年春の発売を予定しています。
新型車 レクサスUX 2018年11月27日

レクサスUXは、コンパクトクロスオーバーSUVタイプの新型車として2018年11月27日に発売されました。2016年9月のパリモーターショーで「UX Concept」が世界初公開されて以来、近未来的なイメージで話題を集めたモデルです。プラットフォームはトヨタC-HRと同じTNGAのレクサスバージョン「GA-Cプラットフォーム」を採用しています。

静止していても躍動感を感じさせるホイールとフロントのスピンドルグリル、車体に施された流線形の立体的デザインが特徴です。間近で対峙すると、フェンダーの面の張り出しに対しサイドの抑揚が想像以上に立体的で、コンパクトサイズながら密度の高い造形に見えます。

インテリアには人間工学に基づく設計が積極的に取り入れられ、フロントはドライバーの快適性を、リヤは上質な居住空間を意識したデザインです。エンジンは2.0L直列4気筒直噴ガソリンと、2.0L直列4気筒直噴+モーターの新開発ハイブリッドが用意されました。
ボディサイズをC-HRと比較すると全長・全幅は一回り大きく、全高は低めのスタイリングです。レクサスの上位車種NXとはボディサイズに一回り差があるものの、UXは室内幅が確保されており、前席の居住性に大きな差はありません。長期使用で指摘されやすいのは、ファミリーユースでリヤシートの座面長や後席ドア開口を物足りなく感じる点で、家族構成によってはNX以上を検討する判断軸になります。
| 新型UX | C-HR | |
|---|---|---|
| 全長 | 4,495mm | 4,360mm |
| 全幅 | 1,840mm | 1,795mm |
| 全高 | 1,540mm | 1,550~1,565mm |
| ホイールベース | 2,640mm | 2,640mm |
UXは2022年7月にBEVのUX300eが大容量バッテリー化されるなど改良を重ね、2026年3月以降に予定される次期フルモデルチェンジでは新世代EVプラットフォームの採用が報じられています。発売当時の市販モデルは2018年3月のジュネーブモーターショー2018で世界初公開されました。
新型車 レクサスLC500/LC500h 2017年3月16日

2016年1月のデトロイトモーターショーで世界初披露されたレクサスLC500は、レクサスがブランドの方向性を示すラグジュアリークーペとして投入したモデルです。世界初公開から1年後の2017年3月16日に「LC500」とハイブリッド仕様「LC500h」が日本でも発売されました。


ラグジュアリークーペとしてのイメージを損なわない、エレガントさとアグレッシブさが緻密に融合したデザインが大きな魅力です。間近で対峙すると、リヤフェンダーの大きな張り出しに対してルーフからリヤエンドへの絞り込みが鋭く、写真以上に塊感が強い印象を受けます。

インテリアは高級車らしいゴージャスさを保ちながら、落ち着いたシックなムードでまとめられています。ペダル配置とステアリング角度を徹底的に煮詰めた結果、ドライビングポジションが取りやすい点もポイント。レクサスFモデルから受け継いだV型8気筒DOHCエンジンに、電子制御10速ATを組み合わせた点も大きな話題となりました。予防安全パッケージ「レクサスセーフティシステム+」も搭載されています。
レクサスCT マイナーチェンジ 2017年8月24日

レクサスCTはレクサスブランド中で最小サイズの小型ハッチバックモデルで、コンパクトながらレクサスを示すスピンドルグリルが特徴でした。2017年8月24日のマイナーチェンジでは、スピンドルグリルを網目状に立体加工し、ラグジュアリー感を高めています。予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」も装備され、ファミリーユースでも十分な装備を備えました。
なおCTはその後改良を重ねたのち、日本市場では2022年に販売を終了しています。現在はLBXがCTに代わるレクサスのエントリーモデルとして位置付けられている格好です。
レクサスNX マイナーチェンジ 2017年9月14日

2017年4月19日に上海モーターショーで公開された新型レクサスNXは、個性的なフロントマスクで大きな注目を集めました。レクサスシリーズで最もコンパクトなSUVで、世界的なSUVブームに合致したことから世界中から進化の方向性が注目されました。
進化の目玉はレクサスの安全技術「レクサスセーフティシステム+」の標準化と、フロントマスクの三眼式LEDライトを逆三角形配置に変更した点です。

細部の刷新で先代から印象が一段引き締まり、近未来的な雰囲気が増しました。トヨタC-HRやレクサスRXに搭載される流れるウインカー「シーケンシャルターンランプ」も新たに装備されました。マイナーチェンジ後のNXは「レクサスセーフティシステム+」が標準装備となり、販売価格は4,580,000円~でした。
レクサスLS フルモデルチェンジ 2017年10月19日

レクサスブランドのフラッグシップセダン「LS」が2017年10月19日、11年ぶりにフルモデルチェンジを実施しました。デトロイトモーターショーで世界初披露された5代目LSは、メタリックで洗練されたボディラインと、ホイール/スピンドルグリルの造形が大きな見どころです。

インテリアは、水平基調ながら立体感を感じさせるインストルメントパネルで、ドライブの集中力と爽快感を高める設計です。間近で対峙すると、ドアトリムから天井にかけて素材の継ぎ目が極端に少なく、面の連続性で見せるアプローチが徹底されている印象を受けます。

シートはドライバーや同乗者の体格に合わせ、骨盤・背中・脇のラインに負担がかからないよう細かく調整できます。長距離移動で疲労が出にくい設計は、ショーファー用途・自家運転の双方で評価されるポイントです。

新型LSのエンジンには新開発のV型6気筒3.5Lツインターボが搭載されました。ツインターボとは思えない静粛性で車内を包み、アクセル操作への順応性が高い「Direct Shift-10AT」によりリズミカルな走りを実現しています。
| LS500h | LS500 | |
|---|---|---|
| 全長 | 5,235mm | 5,235mm |
| 全幅 | 1,900mm | 1,900mm |
| 全高 | 1,450mm(1,460mm) | 1,450mm(1,460mm) |
| 室内長 | 2,145mm | 2,145mm |
| 室内幅 | 1,615mm | 1,615mm |
| 室内高 | 1,160mm | 1,160mm |
| ホイールベース | 3,125mm | 3,125mm |
| 車両重量 | 2,210kg(2,280kg) | 2,150kg(2,240kg) |
| 最低地上高 | 140mm | 140mm(130mm) |
| 最小回転半径 | 5.6m(6.0m) | 5.6m(6.0m) |
| 総排気量 | 3.456L | 3.444L |
| 最高出力 | 220kW(299PS)/6600rpm | 310kW(422PS)/6000rpm |
| 最大トルク | 356Nm(36.3kgm)/5100rpm | 600Nm(60.2kgm)/4800rpm |
| モーター最高出力 | 132kW(180PS) | – |
| モーター最大トルク | 300Nm(30.6kgm) | – |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 |
| ボディカラー | 全13色 | 全13色 |
| JC08モード燃費 | 16.4km/L | 10.2km/L |
※()は4WD
LS500のボディサイズは、先代LS460と比べて全長は145mm、全幅は25mm、ホイールベースは155mmほど長くなりました。メルセデス・ベンツSクラスやBMW7シリーズを意識したサイズ感です。デビュー当時の価格は9,800,000円~16,800,000円でした。
レクサスRX マイナーチェンジ 2017年12月7日

レクサスRXはトヨタのラグジュアリーSUV「ハリアー」と同じプラットフォームに端を発するモデルで、豪華なインテリアと高級感あるエクステリアで人気の高級SUVです。マイナーチェンジ時点で「レクサスセーフティシステム+」やシーケンシャルターンランプを既に備えていたため、装備面での大きな変更はありませんでした。

今回のマイナーチェンジで最も注目されたのが7人乗りモデル「RX450hL/RX350L」の追加です。ファミリーカーとしてレクサスRXを検討していた向きが待ち望んだ仕様で、3列目シートはサードロウとして主に短距離用途を想定した位置付けでした。7人乗りモデルの価格は7,690,000円~となっていました。なお、現行5代目RXでは3列シートモデルは廃止されています。
























