ハスラーがフルモデルチェンジで2代目へと移行!
ハスラーのフルモデルチェンジが2019年12月24日に実施されました。発売日は2020年1月20日となります。新型ハスラーは新世代のプラットフォーム「ハーテクト」を採用し、基本性能を大幅にアップしています。
その他にも、今回のフルモデルチェンジでハスラーがどのように変化したのか、エクステリア・インテリア・安全装備・ラゲッジスペースなどを中心にまとめていきます。
ハスラーが2024年5月頃に特別仕様車TOUGH WILD(タフ ワイルド)を追加する一部改良を実施
ハスラーへ一部改良を2024年5月頃に実施。 内容は特別仕様車のTOUGH WILD(タフ ワイルド)の追加や法規対応、既存ボディカラーの入れ替え(シフォンアイボリーメタリックとコーラルオレンジメタリックを廃止)や特別仕様車タフワイルドの追加に伴うJスタイル2の廃止です。
特別仕様車タフワイルドは専用フロントグリルやブリッジ型ルーフレールを装備、インテリアカラーはマットカーキを採用したアウトドアに最適なモデル。
パワートレインは自然吸気とターボの両モデルを設定、駆動方式はFFのほか4WDを設定することで走破性も高めます。
2代目となるスズキ・ハスラーは全車にマイルドハイブリッドを搭載
- スズキ ハスラー
- スズキ ハスラー
- スズキ ハスラー
- スズキ ハスラー
- スズキ ハスラー
- スズキ ハスラー
新型ハスラーのパワートレインには、新開発となるR06D型エンジンとR06A型ターボエンジンを採用。全車にマイルドハイブリッドシステムを導入することで、力強い走りと優れた燃費性能を両立しています。エンジンだけでなく、トランスミッションも新開発のCVTを採用します。
4WDモデルには独自の4WDシステムを採用するほか、雪道での走行に便利なスノーモードやスリップ対策のグリップコントロール、坂道での安全走行を支援するヒルディセントコントロールを導入しています。
HYBRID XターボとHYBRID Gターボには、高速道路や坂道での合流時に加速をサポートするパワーモードも搭載します。
新型ハスラーのエクステリアは骨ばったスクエアボディに変化!
新型ハスラーのボディカラーは11色がラインナップ。ブラックルーフとホワイトルーフがそれぞれ3色ずつ、モノトーンカラーは5色が用意されています。
新型ハスラーのボディカラー一覧
- バーミリオンオレンジ ガンメタリック2トーン(44,000円高)
- デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーン(44,000円高)
- フェニックスレッドパール ガンメタリック2トーン(44,000円高)
- チアフルピンクメタリック ホワイト2トーン(44,000円高)
- アクティブイエロー ホワイト2トーン(44,000円高)
- ブリスクブルーメタリック ホワイト2トーン(44,000円高)
- シフォンアイボリーメタリック
- オフブルーメタリック
- ブルーイッシュブラックパール3
- ピュアホワイトパール(22,000円高)
- クールカーキパールメタリック
- バーミリオンオレンジ ガンメタリック2トーン(44,000円高)
- デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーン(44,000円高)
- フェニックスレッドパール ガンメタリック2トーン(44,000円高)
- チアフルピンクメタリック ホワイト2トーン(44,000円高)
- アクティブイエロー ホワイト2トーン(44,000円高)
- ブリスクブルーメタリック ホワイト2トーン(44,000円高)
- シフォンアイボリーメタリック
- オフブルーメタリック
- ブルーイッシュブラックパール3
- ピュアホワイトパール(22,000円高)
- クールカーキパールメタリック
エクステリアデザインはキープコンセプトとしつつもタフさ、力強さを取り入れ、従来より角ばったスクエアボディとなっています。バックドアは垂直に、ルーフは延長されていて、ツートンカラーの色の分け目も異なります。
ハスラーのインテリアは黒基調の室内にアクセントカラーが映えるスタイル
新型ハスラーのコックピット
新型ハスラーのボディサイズは全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,680mmで、従来よりも全高は15mm拡大。ホイールベースも2,460mmと35mm延長され、広々とした車内空間が確保されています。
スズキ セーフティ サポート装着車にはカラーのマルチインフォメーションディスプレイ、非装着車には単色表示マルチインフォメーションディスプレイが搭載される
カラー液晶のメーターパネル・9インチ大型高精細HDディスプレイ・インパネアッパーボックスの3つが3つのフレームに収められた新型ハスラーのコックピット。
メーター内には燃費情報や航続可能距離、アイドリングストップなどの多彩な情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイが組み込まれています。
全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車には新開発の9インチHDディスプレイ搭載のメモリーナビゲーションを用意。タッチ操作でオーディオ・ナビゲーション・車両情報などにアクセス可能で、Apple Car Play/Android Auto/SmartDeviceLinkにも対応します。
ヒップポイントが高いので、見晴らしがよく運転しやすい作りです。チルトステアリングや運転席シートリフターによって、より細かくドライビングポジションを設定できます。
また、HYBRID XターボとHYBRID Gターボにはパドルシフトも搭載されています。各所に気の利いた収納が散りばめられ、使い勝手の良いインテリアです。
新型ハスラーのシート・インテリアカラーはボディカラーで設定が異なる
ハスラーのインテリア・シート
新型ハスラーのシートには座り心地のよいファブリック表皮を採用。運転席と助手席にはシートヒーターが標準装備されます。
インテリアカラーは「バーミリオンオレンジ」「デニムブルー」「グレーイッシュホワイト」の3種類を用意。ボディカラーによって設定されるインテリアカラーは異なります。
バーミリオンオレンジのボディカラーにはバーミリオンオレンジ、デニムブルーメタリックのボディカラーにはデニムブルーが設定され、その他のボディカラーにはグレーイッシュホワイトのインテリアカラーが標準設定となります。
受注生産では、バーミリオンオレンジとデニムブルーメタリックはグレーイッシュホワイトのインテリアカラーを選択可能です。ホワイト×アクティブイエロー・シフォンアイボリーメタリック・ピュアホワイトパールはバーミリオンオレンジ、ホワイト×ブリスクブルーメタリック・オフブルーメタリック・ブルーイッシュブラックパール3はデニムブルーも選べます。
新型ハスラーは大人数でもたくさん積める荷室スペースを確保!
防汚タイプのラゲッジアンダーボックスも用意
人数や荷物の形状に応じて、多彩なシートアレンジでたくさん荷物が積めるスズキ・ハスラーの車内。ラゲッジアンダーボックスは防汚タイプで水濡れや汚れに強く、取り外しも簡単です。後部座席の背面にあるレバーを引けば、ラゲッジルームからでも荷室の拡大操作が行えます。
2代目ハスラーには予防安全技術「スズキ・セーフティ・サポート」を搭載
新型ハスラーには、予防安全技術の「スズキ・セーフティ・サポート」をグレード別で搭載します。ハスラーに搭載されるスズキ・セーフティ・サポートの主な機能は以下の通りです。
スズキ・セーフティ・サポートの機能一覧
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能付]
- ハイビームアシスト
- 標識認識機能[車両進入禁止/はみ出し通行禁止/最高速度/一時停止]
- 後退時ブレーキサポート
- 後方誤発進抑制機能
- 全方位モニター用カメラ[フロント/サイド(左右)/バックカメラ]
新型ハスラーの販売価格は1,365,100円~でエンジンは全てマイルドハイブリッドを採用
新型ハスラーはフルモデルチェンジでパワートレインを一新、ラインナップは全てマイルドハイブリッドを採用しました。WLTCモード燃費は軽自動車でトップクラスの20.8km/Lから25.0km/Lになり増々エコなモデルになっています。
グレード | 駆動方式 | ミッション | WLTC燃費 | 価格 |
---|---|---|---|---|
ハイブリッド G | 2WD(FF) | CVT | 25.0km/L | 1,365,100円~ |
4WD | CVT | 23.4km/L | 1,499,300円~ | |
ハイブリッド Gターボ | 2WD(FF) | CVT | 22.6km/L | 1,459,700円~ |
4WD | CVT | 20.8km/L | 1,593,900円~ | |
ハイブリッド X | 2WD(FF) | CVT | 25.0km/L | 1,518,000円~ |
4WD | CVT | 23.4km/L | 1,652,200円~ | |
ハイブリッド Xターボ | 2WD(FF) | CVT | 22.6km/L | 1,612,600円~ |
4WD | CVT | 20.8km/L | 1,746,800円~ |
全方位モニター用カメラパッケージ装着車は52,800円、全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車は184,800円でオプション装備になります。オプション装備も明瞭なので予算に合わせて自分に必要な新型ハスラーを選ぶことができます。
【新型ハスラー発表前情報】モデルチェンジ時期・エクステリア・燃費・エンジンの変更点など
次期型ハスラーは、デュアルセンサーブレーキサポートに進化、新しいプラットフォームのハーテクトを初めて採用、新型のハイブリッドシステムを搭載して性能・燃費アップが行われると予想されていました。
次期型ハスラーのティザーサイトが先行オープン!
ついに次期型ハスラーのサイトが公開!
2019年10月に東京モーターショーで次期型を示唆するハスラーコンセプトを発表したスズキですが、この度、スズキ・ハスラーの先行サイトが公開されました。エクステリア・インテリアを見る限り、ハスラーコンセプトのデザインをそのまま採用し市販化するものと思われます。
色とりどりの新型ハスラー
ハスラーの先行サイトに掲載されているボディカラーは全部で11色です。ただし、ツートンカラー・モノトーンカラーを含めると実際に選べる色はさらに多くなり、グレードによっても異なると予想されます。
次期型ハスラーのインテリア
ラゲッジやフロア下部の使い勝手もばつぐん
ハスラーのインテリアはアクセントカラーを随所に散りばめた個性的なインパネ周りが特徴。助手席には大きな収納ボックスが設置されていて、ティッシュボックスなども収納できます。視認性に優れたディスプレイや計器盤で夜間のドライブも快適に楽しめます。
ハスラーのモデルチェンジ発表は2019年12月24日で2020年1月20日に販売開始
一部でフルモデルチェンジが2020年にずれ込むという情報もありましたが(記事下に詳細)、スズキは2019年10月24日~11月4日まで開催された東京モーターショー2019年に新型ハスラーのコンセプトモデルを出展。
2代目ハスラーの登場は、予定よりはやや遅れたものの、2019年12月24日に正式発表・先行予約を開始し、2020年1月20日に発売する見込みです。
東京モーターショー2019へ出展した「ハスラー コンセプト」の詳細は以下に記載しています。
ハスラーコンセプトが東京モーターショーに出展!標準仕様のほか「アーバンアウトドアスタイル」も登場
東京モーターショー2019に出展されたハスラーコンセプト
2019年10月23日、東京モーターショー2019が開幕し、次期型ハスラーのベースとなると思われる「ハスラーコンセプト」がスズキブースにて展示されています。今回は標準仕様のハスラーコンセプトに加え、よりアウトドアテイストの強い「アーバンアウトドアスタイル」モデルも参考出品されています。
プレビューデーは10月25日、一般公開期間は10月25日から11月4日となります。
新ジャンル「軽ワゴン×SUV」を提案したハスラーコンセプトは、スクエアなボディにアウトドアテイストのツール感あふれるインテリアが特徴です。遊び心のあるカラーで街中でも自然の中でも映えるスタイルとなっています。
ハスラーコンセプトはフォグランプスイッチのレバーを一体化。上級グレードにはブラックポリッシュのアルミホイール、標準グレードには剛健なスチールホイールが装着されています。
助手席側のグローブボックスは、標準グレードはオープンタイプですが、上級グレードでは蓋つきに。上級グレードのナビゲーションはスマートフォンとの連携も可能です。
ハスラーのコンセプトモデル「HUSTLER CONCEPT(ハスラー コンセプト)」がTMSに出展決定!
スズキは2019年10月24日から11月4日にかけて開催される東京モーターショーで、コンセプトモデル「HUSTLER CONCEPT(ハスラー コンセプト)」を出展することを明らかにしました。今回のTMSでは本モデルを含め19台の4輪車が出展される予定で、HUSTLER CONCEPTは2代目ハスラーの基盤となるものと思われます。
- 軽クロスオーバーワゴンのHUSTLER CONCEPTのエクステリア
- 軽クロスオーバーワゴンのHUSTLER CONCEPTのリヤのエクステリア
ハスラーコンセプトと現行型のエクステリアと見比べてみると、従来モデルの異型丸目のヘッドライトはそのままに、フロントグリルを黒塗装としたことで落ち着きのあるスタイルに。ボディシルエットはよりスクエアになっていて、タフなイメージが強調されています。
軽クロスオーバーワゴンのHUSTLER CONCEPTのインテリア
軽クロスオーバーワゴンのHUSTLER CONCEPTのラゲッジルーム
HUSTLER CONCEPTのインテリアは黒にオレンジのアクセントカラーを取り入れた遊び心のあるデザイン。デュアルカメラブレーキサポートやアダプティブクルーズコントロールなどの運転支援機能も充実しています。また、積載性に優れたラゲッジには大きな荷物も余裕で乗せることが可能です。
ハスラーコンセプトをアーバンアウトドアスタイルに仕上げた一台
また、今回の東京モーターショーではアーバンアウトドアスタイルのハスラーコンセプトも登場します。生命力あふれるバーミリオンオレンジ×ガンメタカラーの2トーンボディが非常に魅力的です。モノグラム調のルーフラッピングやルーフラック、タイヤ、迷彩柄サイドデカール、マッドガードなど専用アイテムを装着します。
アーバンアウトドアスタイルのハスラーコンセプトのインテリア
アーバンアウトドアスタイルのハスラーコンセプトのインテリアに注目すると、シートやドアに「HUSTLER」のロゴがあしらわれています。機能性を備えつつもデザイン性も意識したファッショナブルなデザインです。
ハスラーコンセプト | ハスラーコンセプト アーバンアウトドアスタイル |
|
---|---|---|
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,680mm | 1,910mm (ルーフラック込み) |
ホイールベース | 2,460mm | 2,460mm |
エンジン | 直列3気筒 0.66リッターエンジン+マイルドハイブリッド 直列3気筒 0.66リッターターボエンジン+マイルドハイブリッド |
直列3気筒 0.66リッターターボエンジン+マイルドハイブリッド |
駆動方式 | 4WD | 4WD |
新型ハスラーは2019年12月24日にフルモデルチェンジを行い2代目に進化
ハスラーは2019年12月24日にフルモデルチェンジを行うと考えます。一部改良は2015年12月以来行われておらず、2018年にもマイナーチェンジは行われませんでした。
2代目へとフルモデルチェンジする時期は発売から5年後の2019年12月になると考えられ、プラットフォームは現行ワゴンRにも採用している「ハーテクト」に刷新され、S-ハイブリッドからストロングハイブリッドへのシステムアップが行われると予想します。新型ハスラーの発表は2019年に行う東京モーターショーが有力です。
現行ハスラー | 新型ハスラー | |
---|---|---|
安全装備 | デュアルカメラブレーキサポート | デュアルセンサーブレーキサポート |
プラットフォーム | 5代目ワゴンRと共通 | HEARTECT(ハーテクト) |
ハイブリッドシステム | S-エネチャージ | ストロングハイブリッド |
初代ハスラーにはトランスミッションにマニュアルも設定されていますが、モデルチェンジ後の2代目ハスラーには設定されるのでしょうか?
採用されると考えられる新プラットフォームは、すでに軽自動車のアルトに採用されていてマニュアルもラインナップしているため、搭載可能でしょう。新型ハスラーでも普及グレードなどにマニュアルがラインナップすると考えられます。
安全装備がカメラからセンサー変更され安全装備の機能がプラスされる
デュアルカメラブレーキサポートからデュアルセンサーブレーキサポートに進化することで、ハイビームアシストなどの予防安全技術を搭載することができます。初代ハスラーでは自動ブレーキのほかに車線逸脱警報やふらつき警報機能が備わっていますが、ハイビームアシストや誤発進抑制機能・標識認識機能などが搭載されていないためモデルチェンジで採用されるでしょう。
ハスラーはフルモデルチェンジでデュアルセンサーブレーキサポートを搭載
新型ハスラーでは安全装備にデュアルセンサーブレーキサポートを搭載し、車両だけではなく人にも反応する自動ブレーキ機能を備えます。
新型ハスラーの安全装備
- デュアルセンサーブレーキサポート
- 後退時ブレーキサポート(NEW)
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能(NEW)
- 車線逸脱警報
- ふらつき警報機能
- 標識認識機能
- 先行車発進お知らせ機能
- ハイビームアシスト(NEW)
- 全方位モニター用カメラ
デュアルセンサーブレーキサポートになったことによりハイビームアシストが追加されて、後部バンパーに埋め込まれたソナーにより後退でのブレーキサポートや誤発進抑制機能が標準装備になると考えます。
新型ハスラーには新しいプラットフォームのハーテクトを採用
新型ハスラーのプラットフォームは次世代プラットフォームのハーテクトを採用か
初代ハスラーのプラットフォームは、5代目ワゴンRと共通のもので最新のハーテクトではありません。フルモデルチェンジしたモデルや新型車には続々と採用されているため、新型ハスラーにもハーテクトが採用されると考えられ、大きな車体サイズの変更はなくても、室内空間は広くなると予想します。
軽自動車のクロスオーバーとしても人気があるハスラーは一定のマニュアル需要があると考えられますが、プラットフォームが変わるとどうなるのでしょうか?HEARTECTを採用している車種の中でもスポーツ志向のアルトワークスや、スイフトスポーツにマニュアルトランスミッションが搭載されているため新型ハスラーでも普及グレードや標準グレードに採用されると予想します。
ハスラーのフルモデルチェンジではハイブリッドエンジンを新型のものに切り替える
ハスラーはフルモデルチェンジでモーターをWA05A型に刷新するかもしれない
初代ハスラーにもマイルドハイブリッドシステムが搭載されていますが、モーター型式がWA04Aの旧型のもので、新型ハスラーにフルモデルチェンジした時は新しいモーターのみで走行できるストロングハイブリッドシステムにアップグレードすると考えられます。
ハスラー | ワゴンR | |
---|---|---|
モーター型式 | WA04A | WA05A |
種類 | 直流同期電動機 | 直流同期電動機 |
最高出力 | 1.6kW/1,000rpm | 2.3kW/1,000rpm |
最大トルク | 40Nm/100rpm | 50Nm/100rpm |
燃費 | 32.0km/L | 33.4km/L |
新型マイルドハイブリッドシステムになっているワゴンRでは、最高出力と最大トルクが上がっていることがわかります。燃費もハスラーでは32.0km/Lですが、ワゴンRでは33.4km/Lを記録しているため、モデルチェンジする新型ハスラーのハイブリッドは33.0km/L以上、ターボモデルは28.0km/L以上の燃費性能になると考えます。
最新のハーテクトに改良型マイルドハイブロッド技術を取り入れることで、モーターアシスト力と低燃費性能がアップした新しいハスラーに生まれ変わると考えます。
軽クロスオーバーのハスラーのモデルチェンジ遍歴
ハスラーはスズキが販売するクロスオーバーSUVの軽自動車です。軽トールワゴンとSUVを掛け合わせた新ジャンルとも言えるモデルで、「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトにしています。
ハスラー初代 MR31S/MR41S型(2014年~2019年)
2014年1月、初代ハスラーがデビューします。グレード体系はベーシックグレードの「A」、量販グレードの「G」、上級グレードの「X」、「Gターボ」「Xターボ」の5グレードになります。数々の賞を受賞しますが、同年12月、RJCカーオブザイヤー受賞記念特別仕様車「J STYLE」を発表。翌年1月に発売。
2015年4月、仕様変更でCVT車全グレードにおいて平成32年度燃費基準を達成しました。5月には一部改良を実施。12月には東京モーターショー2015に参考出品した「J STYLE Ⅱ」を特別仕様車として発売。また、一部改良で「G」5MT車と「A」を除く全車で助手席シートヒーターを標準装備、ボディカラーの見直しも実施されました。
2016年12月に仕様変更でボディカラーの追加を、12月には特別仕様車「Fリミテッド」を発売しました。
2017年5月、仕様変更でオプションカラーの入れ替えを実施しました。12月には特別仕様車「Fリミテッド Ⅱ」「J STYLE Ⅲ」「J STYLE Ⅲターボ」を発表。
2018年7月、特別仕様車「タフワイルト」を発売。11月には一部仕様変更と共に特別仕様車「ワンダラー」を発表。
2019年12月、2代目と入れ替えのため、生産を終了。
ハスラー 2代目 MR52S/MR92S型(2020年~)
2020年1月、スクエアなフェイスにフルモデルチェンジをして2代目に。グレード体系は「HYBRID G」「HYBRID Gターボ」「HYBRID X」「HYBRID Xターボ」のラインナップ。「HYBRID G」にはスズキセーフティサポートを装着しないタイプも設定されています。11月には特別仕様車「J STYLE」が発売されました。
2022年5月、一部仕様変更で安全面が強化されると共に、特別仕様車「J STYLE Ⅱ」を発売しました。
ハスラーのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 MR31S/MR41S型 | 2014年~2019年 |
2代目 MR52S/MR92S型 | 2020年~ |
ハスラーが2代目へフルモデルチェンジ キープコンセプトで進化
ハスラーがモデルチェンジで2代目へ。
プラットフォームにハーテクトと、パワートレインにマイルドハイブリッド搭載で、燃費性能・走りの質感が向上。
エクステリアはキープコンセプトで、インテリアは黒基調に替わることで、ポップな印象だけでなく高級感もプラスされています。
運転のしやすさ・シートアレンジの多彩さは変わらない、使い勝手の良さが魅力です。