三菱の新型車カレンダー2017年~2026年
三菱自動車はパジェロやデリカシリーズなどSUVを得意とする会社で、かつてはランサーエボリューションやGTO、FTOなどのスポーツカーも手掛けていました。またコンパクトカーのミラージュ、2022年には軽自動車初のBEV(電気自動車)eKクロスEVを発売しました。
2021年にはアウトランダーPHEVがフルモデルチェンジ、2023年は待望のデリカミニを発売、2024年はピックアップトラックのトライトンを約12年振りに日本市場へ投入。
三菱自動車の2017年から2026年に販売する新型車・フルモデルチェンジ・マイナーチェンジ情報を紹介。
トライトン フルモデルチェンジ 2024年2月15日
- 三菱のピックアップトラックのトライトンが約12年振りに2024年2月15日日本市場で復活
- トライトン GSRの説明
- トライトン GSRのリヤビュー
トライトンが6代目のフルモデルチェンジを機に、2024年2月15日に日本市場で復活。
トライトンは三菱自動車のピックアップトラックで主にアジア圏を中心に販売、日本でも2006年9月から2011年8月まで販売していましたが、その後終売へ。
日本で販売するピックアップトラックは2017年に再導入したトヨタのハイラックスのみで、使い勝手の良さ、リセールの高さなども魅力で堅調な販売を続けます。
トライトンはハイラックスと同サイズで、ライバルはハイラックスのみということで、日本で発売した場合は三菱のベストセラーモデルになる可能性があり期待されています。
エクスフォース 新型コンパクトSUV 2025年
アセアン地域で導入する戦略的な新型コンパクトSUVのエクスフォース ヤマハ共同開発の専用オーディオシステムなど装備も充実 RVRの後継モデルとして国内投入する噂も
三菱が新型コンパクトSUVのエクスフォースを2023年8月10日開催のインドネシア国際オートショー2023で世界初公開。アセアン地域投入第一弾の新型SUVになるとのことで、注目が集まりました。
新型エクスフォースのボディサイズは全長4,390mm、全幅1,810mm、全高1,660mmで日本のSUVではホンダのヴェゼル、トヨタのカローラクロス、スバルのクロストレック、三菱のRVRと似たサイズ感。パワートレインについて、純ガソリンエンジンのほかハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)の用意もあると予想。
アセアン地域で販売するSUVとのことですが、日本の三菱自動車公式webページでもニュースリリースを発表、日本市場にも2025年に導入する噂があるようです。
ヤマハと共同開発した新開発の専用オーディオシステム「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」を採用するとのことで、快適な車内環境を提供するプレミアムコンパクトになるでしょう。
パジェロミニ フルモデルチェンジ 2026年
1994年から2013年まで販売していたSUV軽自動車の「パジェロミニ」が、2026年頃に復活する噂があります。かつては、日産自動車に「キックス」という車名でOEMを行っていたこともあります。パジェロミニのライバルは、スズキのジムニーではなく、ハスラーと見られていて、街乗りにもガタガタの未舗装道路でも走りやすい1台になると見られています。
次期パジェロミニと見られるコンセプトモデルでダイナミックシールドの顔つきになっています。ドアのサイズから従来の3ドアではなく、5ドアになると見られていて、対抗のハスラーを意識していることが分かります。
新型パジェロミニの開発は、三菱と日産の共同で行われると見られていて、搭載されるエンジンはガソリンエンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドと、ekクロスEVの技術を搭載したピュアEV(BEV)の2つがラインナップすると予想します。価格帯は、ekクロスEVと近い300万円から350万円ほどになると考えます。
デリカミニ 新型車 2023年4月6日
軽スーパーハイトワゴンとデリカD5の走りを融合した新型デリカミニ
デリカミニが2023年4月6日に発表、2023年5月25日発売予定。
スーパーハイトワゴン系の軽自動車になり、両側スライドドアを搭載する使い勝手の良さが特徴です。ekクロススペースと入れ替わりで導入されるため、デリカミニが実質的な後継車種になるようです。
エクステリアはランドローバーが販売するディフェンダーのような半円形のヘッドライトが目を惹き、従来のダイナミックシールドを踏襲すた新時代のデザイン言語を取り入れています。
スペーシアギアやタフト、タントファンクロスやハスラーなど、アクティブなモデルがライバルになります。
グレード | 駆動方式 | 値段 |
---|---|---|
G | 2WD(FF) | 1,804,000円~ |
4WD | 2,015,200円~ | |
G プレミアム | 2WD(FF) | 1,985,500円~ |
4WD | 2,149,400円~ | |
T | 2WD(FF) | 1,881,000円~ |
4WD | 2,092,200円~ | |
T プレミアム | 2WD(FF) | 2,074,600円~ |
4WD | 2,238,500円~ |
eKクロスEV 新型車 2022年6月
- eKクロスをベースにモーターの力強いトルクを手に入れたeKクロスEV
- eKクロスEV
軽自動車初のBEVとして、日産のサクラとともに発売するのが三菱のeKクロスEVです。
サクラと共同開発していますが、エクステリアやインテリアなどは大きく差別化されており、カッパーガーニッシュが豊富なサクラと比較すると、シンプルで飽きのこないデザインになっているのが特徴です。
Gグレードは2,398,000円、上級のPグレードが2,932,600円で、日産サクラより少し安い価格設定に。(サクラはXグレードが2,399,100円、Gグレードが2,940,300円)。
WLTCモードの一充電走行距離180kmで、買い物や子どもの送迎など、普段使いには十分の走行距離になります。
アウトランダーPHEV フルモデルチェンジ 2021年12月
ダイナミックシールドを大胆に採用した力強いエクステリアが魅力の新型アウトランダーPHEV
アウトランダーが2021年12月にフルモデルチェンジしましたが、ジュネーブモーターショー2019で発表されたエンゲルベルクツアラーが、フルモデルチェンジ後のアウトランダーPHEVのコンセプトになっています。
アウトランダーPHEVはダイナミックシールドを採用したフロントマスクに、スリムでシャープな三連LEDヘッドライトが、同じく三連のフォグランプがヘッドライトの下に縦に配置されていて、かなり迫力のあるエクステリアに。PグレードにはBOSEプレミアムスピーカーやセミアニリンレザーシート、ヘッドアップディスプレイなどが標準装備しており、コストパフォーマンスの高さも魅力です。
eKスペース フルモデルチェンジ 2020年2月
eKスペースとeKクロススペースの外装
三菱eKスペースが2020年2月にフルモデルチェンジしました。標準仕様のeKスペースに加え、クロスオーバーモデルのeKクロススペースが新設定されています。
eKクロススペースのエクステリアは東京モーターショー2019に出展されたコンセプトカー「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」のデザインがほぼそのまま使われています。標準仕様はボディ同色のグリルを採用し、親しみやすい顔つきです。
ハンズフリーオートスライドドアや広々としたラゲッジルームを備え、レジャーや買い物にもぴったりな三菱eKスペース。高速道路走行時の疲労を軽減する「マイパイロット」や、衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシストなど、サポカーSワイド相当の先進安全装備も備えます。
ミラージュ マイナーチェンジ 2020年4月
「ミラージュ」は、1978年から販売している5ドアハッチバックのコンパクトカーで、現在の6代目は2012年から販売しています。3代目~5代目の時は、約5年でフルモデルチェンジを行っていて、少しブランクがありますが2012年から販売している6代目ミラージュも、2020年4月にビッグマイナーチェンジを行いました。
新型ミラージュは三菱のデザインアイコンのダイナミックシールドを採用したインパクトのあるエクステリアを採用しています。安全装備のe-Assistも最新型にアップグレードされ大きな進化を遂げています。販売価格は1,432,200円から1,569,700円で、軽自動車に並ぶほどお得な設定になっています。
M(2WD) | 1,432,200円 |
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G(2WD) | 1,569,700円 |
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