RAV4のモデルチェンジ情報 デザイン・基本スペック
現在販売されているクロスオーバーSUVの元祖と言われるRAV4は1994年に誕生。
RAV4の発売当時の日本ではクロスオーバーSUVのジャンルがまだなく、RAV4の成功によりホンダのCR-V、日産のエクストレイル、スバルのフォレスターなど、各自動車メーカーで人気車種となるクロスオーバーSUVが次々登場しました。
RAV4のスタイリングやスペックを振り返りながら、歴代RAV4の歴史やモデルチェンジの情報を紹介します。
6代目RAV4は2025年度内に日本国内で発売予定 CORE・ADVENTURE・GR SPORTの3スタイル設定
RAV4 CORE(コア)
RAV4 CORE(コア)
RAV4 CORE(コア)
RAV4 CORE(コア)
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)
RAV4の6代目モデルを2025年5月21日にワールトプレミア、日本国内では2025年度内(2025年11月頃発売の噂)に発売することも発表。
新型RAV4は「Life is an Adventure」をコンセプトに、SUVハンマーヘッドを採用したバンパー一体グリルデザインが特徴のCORE(コア)、縦比率の高い大型グリルでラギッド感が特徴のオフロードグレードADVENTURE(アドベンチャー)、Functional MATRIXグリル採用で走りの楽しさを表現するハイパフォーマンスグレードGR SPORT(GRスポーツ)の3スタイルを設定。
パワートレインには先代モデルまで設定していた純ガソリンエンジン搭載モデルを廃止、HEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)専用モデルとして発売します。
第6世代に進化したPHEVはV2Hに対応し利便性を向上するとともに、DC急速充電を追加することで約30分で満充電の80%まで充電可能に。
EV航続距離も従来の95kmから150kmまで向上しました。
CORE | ADVENTURE | GR SPORT | |
---|---|---|---|
全長 | 4,600mm | 4,620mm | 4,645mm |
全幅 | 1,855mm | 1,880mm | |
全高 | 1,680mm(HEV)/1,685mm(PHEV) | 1,680mm | 1,685mm |
ホイールベース | 2,690mm | ||
パワートレイン | HEV/PHEV | HEV | PHEV |
駆動方式 | E-Four(4WD) |
6代目RAV4のインテリアコンセプトはアイランドアーキテクチャー
RAV4 CORE(コア)インテリア
RAV4 CORE(コア)インテリア
RAV4 CORE(コア)インテリア
RAV4 CORE(コア)センターコンソール
RAV4 CORE(コア)センターコンソールの裏側
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)インテリア
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)インテリア
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)インテリア
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)センターコンソール
RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)センターコンソールの裏側
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)インテリア
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)インテリア
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)インテリア
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)センターコンソール
RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)センターコンソールの裏側
RAV4が新たに採用するアイランドアーキテクチャーはディスプレイ・シフトなどを一体的に配置するデザインで、上面を約40mm低くした水平インストルメントパネルと最小限の目線移動にとどめるナビゲーションやメーター、レジスター位置を最適化することで平衡感覚や操作性を向上する配置。
ラゲッジ容量は749Lで、先代RAV4の733Lから16L拡大することでゴルフバックは7個ほど格納可能に。
収納や機能をシンプルにすることでモダンな雰囲気と使い勝手も両立されています。
トヨタ初採用のソフトウェアづくりプラットフォームAreneをRAV4に搭載
Arene(アリーン)はウーブンバイトヨタ株式会社で開発が進められているソフトウェアづくりプラットフォームで、運転中のデータなどを用いて安全支援のアップデートに役立てるシステム。
中国で発表された新型ESに搭載することが発表されてましたが、トヨタでは6代目RAV4で初めて採用。
Areneにより実現した機能で音声認識の応答速度と理解精度を向上した新世代のマルチメディア、進化したドライバー異常時対応システムと急加速抑制をToyota Safety Senseに組み込むことを発表しています。
RAV4の年次改良は2023年10月 2024年モデルのイヤーチェンジのみで変更点なし
RAV4が2023年10月に年次改良を実施しましたが、2024年モデルのイヤーチェンジのみで、予想されたグレード・ボディカラーの整理などは実施されませんでした。
RAV4の2024年モデルの販売価格は据え置きで、2023年モデルとかわりません。
グレード | エンジン | 値段 |
---|---|---|
X | ガソリン | 3,237,300円~ |
G | 3,694,900円~ | |
G Z package | 3,865,400円~ | |
Adventure | 3,713,600円~ | |
Adventure OFFROAD package 2 | 3,912,700円~ | |
ハイブリッド X | ハイブリッド | 3,859,900円~ |
ハイブリッド G | 4,332,900円~ | |
ハイブリッド Adventure | 4,331,800円~ | |
ハイブリッド Adventure OFFROAD package 2 | 4,532,000円~ | |
Z(PHV) | プラグインハイブリッド | 5,661,700円~ |
RAV4のボディカラーは全15色でアドベンチャー・オフパケ・Z(PHEV)専用カラー設定
RAV4のエクステリアの決め手になるボディカラーはモノトーンで8色、2トーンで7色設定しています。ボディカラーにはアドベンチャー、特別仕様車オフロードパッケージ、Z(PHEV)に専用カラーを設定。
RAV4から設定が始まったアーバンカーキは、海外でワールドプレミアされたRAV4アドベンチャーに使われていたボディカラーで、アクアやシエンタなどにも採用されるトヨタの主力ボディカラーになっています。
RAV4のボディカラー一覧
- ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高/アドベンチャー以外に設定)
- センシュアルレッドマイカ(33,000円高)
- アティチュードブラックマイカ
- グレーメタリック
- シルバーメタリック(アドベンチャー以外に設定)
- ダークブルー(アドベンチャー以外に設定)
- アーバンカーキ(新色/アドベンチャーのみ設定)
- シアンメタリック(アドベンチャーのみ設定)
- アッシュグレーメタリック/グレーメタリック(2トーンカラー/55,000円高/アドベンチャーのみ設定)
- アッシュグレーメタリック/アティチュードブラックマイカ(2トーンカラー/55,000円高/アドベンチャーのみ設定)
- アッシュグレーメタリック/アーバンカーキ(2トーンカラー/55,000円高/アドベンチャーのみ設定)
- アッシュグレーメタリック/シアンメタリック(2トーンカラー/55,000円高/アドベンチャーのみ設定)
ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高/アドベンチャー以外に設定)
センシュアルレッドマイカ(33,000円高)
アティチュードブラックマイカ
グレーメタリック
シルバーメタリック(アドベンチャー以外に設定)
ダークブルー(アドベンチャー以外に設定)
アーバンカーキ(新色/アドベンチャーのみ設定)
シアンメタリック(アドベンチャーのみ設定)
アッシュグレーメタリック/グレーメタリック(2トーンカラー/55,000円高/アドベンチャーのみ設定)
アッシュグレーメタリック/アティチュードブラックマイカ(2トーンカラー/55,000円高/アドベンチャーのみ設定)
アッシュグレーメタリック/アーバンカーキ(2トーンカラー/55,000円高/アドベンチャーのみ設定)
アッシュグレーメタリック/シアンメタリック(2トーンカラー/55,000円高/アドベンチャーのみ設定)
RAV4のGRスポーツを欧州市場で発表 日本市場にも導入する噂も
欧州市場で発表したRAV4 GRスポーツ 日本市場導入にも期待
RAV4の新グレード、GRスポーツを欧州市場で発表し2023年に発売しました。
エクステリアはグロスブラックのメッシュグリル、GRスポーツのグレードを示すGRバッジ、フォグランプガーニッシュが装着されており、従来のRAV4よりスポーティな外観が特徴です。
パワートレインの変更はありませんが、足回りに高剛性スプリングをインストロールすることで、ハンドリング性能を高めるチューンナップに。
シートのヘッドレストなどにもGRのロゴをエンボス加工しており所有満足度の高いグレードになっています。
RAV4に特別仕様車オフロードパッケージ2の追加やディスプレイオーディオのアップデートを含む一部改良を実施
RAV4 Adbenture(ハイブリッド車)
RAV4は2022年10月4日に、一部改良を実施。
改良内容は、メーターパネルの液晶ディスプレイをXグレードが7インチに、Xグレード以上で新型ハリアーと同じ12.3インチに大型化すること、現在ラインナップする特別仕様車のオフロードパッケージに替えて、オフロードパッケージ2をガソリンとハイブリッドに設定すること。
RAV4 特別仕様車 Adventure「OFFROAD package 2」
RAV4特別仕様車のオフロードパッケージは2にアップグレードして、従来のガソリンエンジンのほか、ハイブリッドもラインナップします。
GORI GORI BLACK(ゴリゴリブラック)というインパクトのあるネーミングを採用したチップブラック塗装(デコボコした傷に強い塗装)のパーツを各所に配置してオフロード感を強調したモデルになりました。
RAV4特別仕様車オフロードパッケージ2の装備
- チップブラック塗装 スキッドプレート(フロント、リヤ)
- チップブラック塗装 フロントバンパー(ツートーンカラー選択時のみ)
- チップブラック塗装 ドアミラーカバー
- ブリッジ型ルーフレール
- マット調ブラック塗装 バックドアガーニッシュ(ツートーンカラー選択時のみ)
- マット調ブラック塗装 225/60R18オールテレインタイヤ&18╳7Jアルミホイール
- OFFROAD package 専用リヤマーク
- 最低地上高10mmアップ
新型ノアと同様の10.5インチのディスプレイオーディオPLUSをオプション設定、安全装備トヨタセーフティセンスのアップデートもあり、最も注目される12.3インチのコクピットディスプレイはベースグレードのX以外は標準装備します。
RAV4 Zグレード(PHV)
またRAV4 PHVについて、2022年のマイナーチェンジ前まではRAV4と別モデル扱いでしたが、2022年のマイナーチェンジ後にRAV4と統合。
グレード体系に変更があり、RAV4 PHVをRAV4のZグレードとしてグレード設定します。
RAV4が2021年12月1日の一部改良でアドベンチャーハイブリッド追加
新しいヘッドライトデザインが特徴的な新型RAV4アドベンチャーハイブリッド
RAV4へ2021年12月1日に改良が入り、アドベンチャーにハイブリッドシステムを搭載した新グレードを追加。エクステリアの変更点は、ハイブリッドモデルとPHVモデルのヘッドライトデザインを変更すること、アドベンチャーのホイールをマットグレー塗装に、Xのホイールをグレーメタリック塗装に変更したことです。
その他の改良内容はアドベンチャー、GZ、Gグレードにシートベンチレーションを標準化、室内灯やフォグランプをLEDに変更して、置くだけ充電を廃止します。
ボディカラーは2トーンのグレイッシュブルーを追加して、2トーンのグレーメタリック、シアンメタリックを廃止。
特別仕様車のオフロードパッケージは引き続き販売され、ベースになっているアドベンチャー同様に、シートベンチレーションやLED室内灯、バックガイドモニターや、ブラインドスポットモニターを標準化しました。
RAV4に特別仕様車オフロードパッケージ(OFFROAD package)を2020年10月2日に追加
RAV4オフロードパッケージはオフローダーにおすすめしたいコスパ抜群の特別仕様車
新型RAV4が初めての特別仕様車になるオフロードパッケージを追加。
ベースモデルは走破性の高いアドベンチャーグレードで、ルーフレールやクロスバーが追加された、名前の通りのオフロード仕様になっています。
RAV4特別仕様車オフロードパッケージの装備
- 225/60R18オールテレーンタイヤ(ファルケンWILDPEAK)
- マットブラック18×7Jアルミホイール
- グレーメタリック塗装専用フロント/リアスキッドプレート
- ブリッジ型ルーフレール
- アドベンチャークロスバー(オプション設定)
- フロント/リアサスペンション
- 最低地上高10mm上げるリフトアップ
- 専用バッヂ
- 専用レッドステッチ合皮シート
- 専用レザーインパネ加飾
- 専用ドアトリムショルダー
- 専用レッド+ブラックのフロントカップホルダー
- 専用センターオープントレイ
RAV4オフロードパッケージのボディカラーは、スーパーホワイト2、グレーメタリック、アティチュードブラックマイカのモノトーンカラー3色のみ選択できます。アドベンチャーのイメージカラーになっているアーバンカーキや2トーンカラーが選択できないのが少し残念ですが、待望のスーパーホワイト2が追加されたのは嬉しいトピックです。
RAV4特別仕様車オフロードパッケージのボディカラー
- スーパーホワイト2
- グレーメタリック
- アティチュードブラックマイカ
RAV4が2020年8月7日に一部改良を実施してパノラミックビューモニターやディスプレイオーディオを装備
RAV4が一部改良を実施しました。2020年8月7日に行われた一部改良では、9インチのディスプレイオーディオ(DA)とインテリジェントクリアランスソナーを全車で標準装備するほか、Gグレード以上ではパノラミックビューモニターを標準装備(アドベンチャーはオプション)しました。
安全装備ではインテリジェントクリアランスソナーが全車標準装備しています。
他にも、バンパーの下に足をかざすとトランクルームが開くハンズフリーパワーバックドアを、ハイブリッドGに標準装備して、アドベンチャーにはオプションで選択できるようになっています。
エクステリアやインテリアなどに変更はなく、ボディカラーはシアンメタリックを廃止、内装カラーの追加はありません。ディスプレイオーディオはスマートフォンアプリのアンドロイドオート(Android Auto)やアップルカープレイ(Apple CarPlay)を利用してナビゲーション機能などを拡張できるのが特徴ですが、CDやDVDが使えないなどのデメリットもあります。
RAV4のプラグインハイブリッド「RAV4 PHV」が2020年6月8日発売
トヨタのラインナップで最速クラスの0-100km/h加速6.0秒も魅力的なRAV4 PHV EV走行距離も95km
RAV4のプラグインハイブリッドRAV4 PHVが2020年6月8日発売。システム最高出力306PS、0-100km/h加速6.0秒の鋭い加速が特徴のスポーツSUVが誕生しました。
グレード構成はエントリーグレードの「G」、中間グレードの「G Z」、上級グレードの「BLACK TONE」の3つを設定、全てE-Four(4WD駆動)になっています。
装備はエントリーグレードのGでも十分な内容で、Bi-Beam LEDヘッドライトやバックガイドモニターを標準装備、既存のRAV4では素地だったフロントバンパーやリヤバンパーなどが全てグロスブラックへ変更します。
RAV4 PHVのGグレードの装備
- Bi-Beam LEDヘッドライト、LEDデイライト、LEDターンランプ
- LEDリヤコンビネーションランプ
- バックガイドモニター
- 自動防眩インナーミラー
- グロスブラック フロントバンパー
- グロスブラック メッシュフロントグリル
- グロスブラック リヤバンパー
- グロスブラック サイドスポイラー
- 運転席・助手席・後席シートヒーター
- 運転席 電動ランバーサポート
- ステアリングヒーター など
RAV4 PHVのG Zグレードの追加装備
- パノラミックビューモニター
- ブラインドスポットモニター
- 運転席シートメモリー
- 助手席4way式電動パワーシート
- 運転席・助手席シートベンチレーション
RAV4 PHVのBLACK TONEグレードの追加装備
- 235/55R19タイヤ
- 19インチ7.5J 切削光輝+ブラック塗装アルミホイール
- 2トーンボディカラー
- デジタルインナーミラー
- カラーヘッドアップディスプレイ(HUD)
中間グレードにはパノラミックビューモニターや運転席と助手席にシートベンチレーションを装備、上級グレードにはさらにカラーヘッドアップディスプレイや新意匠の19インチアルミホイールを装備します。
2トーンカラーを選択できるのも上級グレードのBLACK TONEのみ。
RAV4 PHVのWLTCモードEV走行距離は95kmで、ライバルのアウトランダーPHEVのEV走行距離が57.6km、充電が無くなったときのハイブリッド走行時のWLTCモード燃費はRAV4 PHVが22.2km/Lに対してアウトランダーPHEVが16.4km/Lのため、スペック上RAV4 PHVが優位に立っています。
RAV4 PHVの欧州仕様車がジュネーブモーターショー2020で初公開予定だったが中止に
トヨタの欧州部門が、2020年3月に行われるジュネーブモーターショー2020でRAV4 PHVの欧州モデルを発表予定でしたが、ジュネーブモーターショーは2020公開は中止になりました。
発表予定だったRAV4 PHVのエクステリアはロアバンパーにミッドグリル、スポーツテイストの強いメッシュグリルを採用。アクセントとして取り入れたピアノブラックが精悍な印象を与えます。足回りは大径タイヤに18インチや19インチのアルミホイールを装着します。
リチウムイオンバッテリーをフロア下にレイアウトし、ガソリン車に匹敵する広さを確保。低重心となるため、走りの安定性もアップしています。
キャビン内には大型の9インチディスプレイオーディオやヘッドアップディスプレイ、高効率な電力消費に貢献するヒートポンプオートエアコンなどを用意。ステアリングには、走行中に手元でシフト操作が可能なパドルシフトが搭載されています。
RAV4 PHVのパワートレインはハイブリッドモデルよりも84hpパワーアップしており、システム全体で306hpに到達します。駆動方式は電気式4WDシステム「E-Four」を採用。0~100km/h加速は6.2秒です。EVモードでは最大で65kmのゼロエミッション走行(最高速135km/h)を実現します。
RAV4 PHV(プライム)の発売を欧州トヨタが公式発表 発売は2020年後半を予定
欧州トヨタが発表したRAV4 PHVは日本や米国から少し遅れて2020年後半を予定
インテリアはPHVのフラッグシップモデルらしいブルーを基調にした質感高い豪華仕様
ロサンゼルスオートショー2019で発表され話題になったRAV4プライムが欧州市場で「RAV4 PHV」という名称で発売することをトヨタが公式発表、発売は2020年後半を予定していることから、2020年夏に発売予定の北米市場や日本市場から少し遅れて発売することがわかりました。
仕様はRAV4プライムと同じ、TNGA-Kプラットフォームをベースにした2.5Lダイナミックフォースガソリンエンジンと電気モーターのプラグインハイブリッド(PHV)仕様で、0-100km/h加速6.2秒のピュアスポーツ並みの運動性能が魅力のフラッグシップPHVです。
新型RAV4のPHVモデルがロサンゼルスオートショーでワールドプレミア!
新型RAV4のプラグインハイブリッド仕様のエクステリア
たびたび開発車両の目撃情報があった新型RAV4のPHVモデルですが、ついに2019年11月20日開催のロサンゼルスオートショーにて「RAV4 Prime」としてワールドプレミアされました。日本国内では2020年8月頃に発売が予定されています。
トヨタ公式は新型RAV4 Primeについて「軽快なハンドリングとパワフルな加速を実現する一台」と言及していて、2.5Lのダイナミックフォースエンジンと新開発のリチウムイオンバッテリーやモーターの搭載でシステム出力302hpの高出力を実現。EV航続距離はおよそ62kmで、0-96km/h加速5.8秒と加速性能にも優れます。
駆動方式はRAV4のハイブリッドモデルにも採用される電気式4WDシステムの「E-Four」を設定し、高い悪路走破性も実現。高効率な電力消費に貢献するヒートポンプオートエアコンも採用しています。
RAV4 Primeのリヤスタイル
新型RAV4 Primeには新しいボディカラーとして「スーパーソニック・レッド」を追加。ミッドグリルやロアバンパーにも専用デザインを取り入れるほか、ピアノブラックを採用した新意匠のメッシュグリルでスポーティーなスタイルを演出しています。
RAV4 Primeのコックピットとシート
新型RAV4 Primeのインテリアカラーは、ブラック基調にレッドのステッチを取り入れています。9インチのディスプレイオーディオやヘッドアップディスプレイを搭載しますが、これらの装備はRAV4では初採用。また、車を操る楽しさを味わえるパドルシフトも装備されています。
新型RAV4の発売1か月後の受注状況は約24,000台で月販目標の8倍を受注
新型RAV4が発売後1か月で約24,000台を受注する好調な立ち上がりを見せています。2019年4月10日に約3年振りの日本復帰を果たしたRAV4は、流行中の街乗りSUVと一線を画すRV寄りの本格派SUVとしてデビュー、約9割のユーザーが自慢の走行性能を実感できる4WD駆動を選択しているようです。
また、9割の4WDユーザーの中で世界初採用のダイナミックトルクベクタリングAWD搭載車が3割を占めているということで、RAV4の走りに期待するユーザーが多くいたことがわかります。
RAV4を購入するユーザーの年代では4割が20代と30代を占めることから、トヨタが目指した「力強さと洗練さを融合したデザイン」が幅広い年代に支持されていることがわかります。
インテリジェントクリアランスソナー非装着車は約8割がオプション追加、ハンズフリーパワーバックドアも約6割がオプション追加しています。
アドベンチャーグレードのみ設定する快適温熱シート+シートベンチレーションは約6割のユーザーがオプション追加しています。
新型RAV4の人気ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャインで約4割、アティチュードブラックマイカで約3割、アドベンチャーのみ選択できるアーバンカーキが約4割で、アドベンチャーを選ぶ方の多くはアーバンカーキを選択していることがわかります。
アドベンチャーとアーバンカーキの組み合わせは新型RAV4の象徴とも言えるため、とても人気のあるモデルになっています。
新型RAV4のグレードはガソリンモデルが4つとハイブリッドモデルが2つ 人気のアドベンチャーも設定
発表された時から日本導入に期待する方が多かった新型RAV4アドベンチャーグレードもラインナップ
日本で販売する新型RAV4のグレードはガソリンモデルに「X」「G」「G Zパッケージ」を用意して「アドベンチャー」を加えた4つのグレードを設定、ハイブリッドモデルは「ハイブリッドX」「ハイブリッドG」の2つのグレードを設定しています。
2WDはベースグレードになる「X」と「ハイブリッドX」に設定され、その他の全てのグレードは全て4WD駆動になっています。
グレードの特徴として、ファブリックシートがベースグレードの「X」と「ハイブリッドX」に、合成皮革はその他のグレードに標準装備されていて運転席にはシートメモリー付きの8wayパワーシートやシートヒーターなども標準装備しています。
アドベンチャーには特別装備として涼しい風を送るシートベンチレーションとステアリングヒーターも標準装備します。
またタイヤサイズもグレードにより違いがあり、ガソリンモデルのベースグレード「X」とハイブリッドのベースグレード「ハイブリッドX」が17インチ、「G」「ハイブリッドG」が18インチ、「G Zパッケージ」「アドベンチャー」が19インチになっています。
海外仕様のRAV4ではアドベンチャーグレードに19インチを採用していて、日本仕様のアドベンチャーも19インチを採用します。
XとハイブリッドXの主要標準装備
- 17インチアルミホイール
- 電動パーキングブレーキ
- ブレーキホールド
- セカンダリーコリジョンブレーキ
- ヒルスタートアシストコントロール
- プライバシーガラス
- ルーフモール
- 3灯式LEDヘッドランプ(ハイブリッドはプロジェクター式LEDヘッドライト)
- LEDサイドターンランプ
- LEDテールランプ
- トヨタセーフティセンス(夜昼歩行者検知)
- 先行車発進告知機能
- スマートエントリー
- 4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- ドライブモードセレクト
- パワーウインドウ
- ファブリックシート表皮
- オーバーヘッドコンソール
- 盗難防止システム(イモビライザー+オートアラーム)
- アクセサリーソケット2個(DC12V+120W)
- 6スピーカー
- 専用通信機DCM
- 充電用USB端子4個
GとハイブリッドGの主要標準装備
X/ハイブリッドXの装備に追加
- 18インチアルミホイール
- フロント/リヤスキッドプレート
- ガンメタリックフロントグリル
- カラードサイドドアハンドル
- バックドアガーニッシュ
- リヤ/リヤサイドスポイラー
- パワーバックドア
- 足元照明
- 自動防眩ドアミラー
- インテリジェントクリアランスソナー
- リヤクロストラフィックオートブレーキ
- ブラインドスポットモニター
- バックカメラ
- 本革巻きステアリングホイール
- 7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- 運転席8wayパワーシート
- 電動ランバーサポート
- 運転席シートメモリー
- 運転席/助手席快適温熱シート
- 合成皮革シート表皮
- ドアトリムショルダー/オープントレイ/ドアグリップソフト化
- クリアブルー室内イルミネーション
G Zパッケージの主要標準装備
Gの装備に追加
- 19インチアルミホイール
- ダウンヒルアシストコントロール
- ダイナミックトルクベクタリング4WD
- デジタルインナーミラー
- キック式パワーバックドア
- ダイヤル式マルチテレインセレクトスイッチ
アドベンチャーの主要標準装備
Xの装備に追加
- 19インチアルミホイール
- ダウンヒルアシストコントロール
- ダイナミックトルクベクタリング4WD
- 専用バンパー
- 専用フォグランプベゼル
- 専用フロントグリル
- 専用ホイールアーチモール
- 専用フロント/リヤスキッドプレート
- 専用グレードエンブレム
- フロントフォグランプ
- 自動防眩インナーミラー
- 7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- ダイヤル式マルチテレインセレクトスイッチ
- 運転席8wayパワーシート
- 電動ランバーサポート
- 専用合成皮革シート表皮
- センターコンソールボックス
- ドアトリムショルダー/オープントレイ/フロントドアグリップソフト化
- 室内イルミネーション(クリアブルー)
復活した新型RAV4は2列シート5人乗りを設定 噂された3列シート6人乗り・7人乗りを設定はなくモデルチェンジや一部改良で追加される可能性が高い
北米仕様の新型RAV4には3列シートが設定されているが日本仕様は2列5人乗り仕様のみ導入
2019年4月10日にフルモデルチェンジするRAV4は後継車種のC-HRと差別化するために、北米仕様の3代目RAV4で採用したロングボディの3列シート6人~7人乗りをラインナップすると噂されていましたが、実際には2列5人乗り仕様のみラインナップしています。
北米市場で販売しているRAV4は3列シートを採用するグレードもあるため、新型RAV4がモデルチェンジ、または一部改良のタイミングでグレードに追加すると考えます。また3列シート6人乗りは2列目がキャプテンシートになる可能性もあるでしょう。
2019年現在で3列シートを持つトヨタのSUVはランドクルーザーとランドクルーザープラドの2車種のみです。2017年11月14日マツダから初めての3列シートを持つCX-8が登場し2018年6月30日にホンダの3列シートを採用するCR-Vが復活したことから、日本国内はミニバンから3列シートを持つSUVへ乗り換える流れが多くなってきています。
同じトヨタから販売するC-HRは低燃費という個性を持ち、RAV4はこれからの高い需要を満たすべく今後3列6人~7人乗りシートで個性を発揮するでしょう。
RAV4のパワートレインは2.5Lハイブリッドと2.0L自然吸気NAガソリンエンジンの2種類
新型RAV4はレクサスUXにも搭載する2.5Lダイナミックフォースエンジンのハイブリッドシステムを搭載
新型RAV4のパワートレインにはハイブリッドと自然吸気(NA)のガソリンエンジンが採用されます。2.0Lガソリンモデルの「X」と2.5Lハイブリッドの「ハイブリッドX」では2WD(FF)と4WDを選択できますが「アドベンチャー」「G」「G Zパッケージ」「ハイブリッドG」は全て4WD駆動になります。
2.0Lのダイナミックフォースガソリンエンジンはハイブリッドと組み合わせられる2.5Lエンジンと同様の新開発の次世代エンジンです。トランスミッションはATとMTの2種類を用意してスポーツ走行や車を操る楽しさを感じられるダイレクトシフトCVT(ギヤ機構付自動無段変速機+10速シーケンシャルシフトマチック)を搭載します。4WDモデルのみの機能で後輪を停止して燃費性能を高めるディスコネクト機構も搭載しています。
世界初!RAV4のために開発された新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」で快適なドライビングを実現
世界初となる新4WDシステムの「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が新型RAV4のために開発されました。
マルチインフォメーションディスプレイで、前後の各輪へのトルク配分の状況を確認することができます。
トルクベクタリング機構は前後輪へのトルク配分だけではなく、走行状態によって左右それぞれの後輪トルクを制御することで、旋回時に車の安定性をアップさせます。
トルクベクタリング機構
ハンドルを回し始めた瞬間から前後輪にもっとも適したトルクを配分し、後輪それぞれのトルクを独立制御します。ドライバーが思い描く旋回ラインをしっかりと捉えることで車の姿勢が安定し、路面にエンジンパワーがしっかりと伝わり、高い走行性を実現しました。
ディスコネクト機構
4輪駆動の必要がない2輪駆動の定常走行時には、ディスコネクトで後輪に動力を伝える駆動を切り離し、瞬時に駆動系の回転を停止しすることで、無駄な動力を減らし、燃費向上させます。
4輪駆動が必要な場合はコネクト状態にすばやく切り替わり、4WD走行にスイッチします。
新型RAV4は電子システムも新しい!天候に左右されない安定した走行を実現
新型RAV4 GとXに標準装備されているのが「ダイナミックトルクコントロール4WD」で、前輪駆動と4輪駆動の状態を自動で電子制御するシステムです。
燃費効率をよくするために、通常で走行する場合は前輪駆動で、発進時や濡れた路面などでの走行時は車の状態を自動で判断し、もっとも適しているトルクを後輪に割り当てます。
車を旋回させる際は、ステアリング操作量からドライバーが思うラインを自動で読み取り、トルクを後輪に割り当てるため、ドライ路面や雨、雪路などの天候に左右されやすい道路状況に関係なく、安定した走りを可能としました。
電子制御されたトルク変化は、マルチインフォメーションディスプレイでリアルタイムに確認できます。
発進・走行をアシストする新型E-Fourが新型RAV4でさらなる進化を遂げる
E-Fourは電気式4WDシステムのことで、走行や車の動きを安定させるシステムです。機構式4WDとは機構や性能が違い、走行シーンに合わせて前輪駆動や4輪駆動を自動で制御するシステムです。
4輪駆動に切り替える際、後輪トルクへのパワーをアップし、前輪駆動でトルクが前輪に100%配分されていたものを、駆動配分を20:80と自動に切り替えて制御し、道路状況に左右されない安定した走行を実現しています。
状況に応じたトルク配分を賢く判断して行うことで、無駄な動力を抑えて燃費向上を実現します。マルチインフォメーションディスプレイによって、リアルタイムにトルクの状態が確認できます。
新型RAV4のプラットフォームはカムリと同じGA-Kプラットフォームを採用 新4WDシステムも採用して高い走破性を実現
日本でも発売される次期RAV4のプラットフォームはTNGAに基づく「GA-Kプラットフォーム」を採用しています。トヨタではセダンのカムリ、レクサスではミドルシップセダンのESに採用されているものと同一で、高剛性化と低重心化を両立する次世代プラットフォームです。
新たな4WDシステムのダイナミックトルクベクタリングAWDをガソリンモデルに、新型E-Fourをハイブリッドモデルに投入することで操舵性と走行安定性を高めています。
新型RAV4に設定されるアドベンチャーグレードなどは新技術を堪能したオフロード走行も思い切り楽しめるのではないでしょうか。
予防安全装備は夜間の歩行者と昼間の自転車を検知する次世代トヨタセーフティセンスを搭載して搭乗者とRAV4を万が一の事故から守る
新型RAV4は夜間の歩行者に対応する最新のトヨタセーフティセンスを搭載
新型RAV4の予防安全装備は2018年にマイナーチェンジしたアルファードとヴェルファイアで初めて搭載された最新の「トヨタセーフティセンス」を採用します。
最新型のトヨタセーフティセンスは以前のCやPの記号を外した予防安全装備で、今後全ての車種に最新型のトヨタセーフティセンスを採用することになっています。
主な特徴は夜間の歩行者や昼間の自転車も検知できることで、ほぼ全ての障害物を検知できる仕様になっていることです。
道路標識を確認して安全運転を促すロードサインアシストも搭載し安全面でも最先端のSUVになるでしょう。
新型RAV4に搭載される次世代トヨタセーフティセンスの内容
- 全車速追従機能付レーダークルーズコントロール(LCC)
- 車線維持を支援するレーントレーシングアシスト(LTA)
- ステアリング制御機能付レーンディパーチャーアラート(LDA)
- オートマチックハイビーム(AHB)
- 道路標識をディスプレイ表示するロードサインアシスト(RSA)…など
快適・便利なサービス「コネクティッドサービス」が基本利用料3年間無料に
「コネクティッドサービス」とは、トヨタのスマートセンターと車を通信システムで24時間つながることでカーライフをサポートし、T-Connectナビを装着することで、更なる充実したサポートを受けることができます。
たとえ運転中でもオペレーターがドライバーに代わり、行ってみたいお店や近くのガソリンスタンドを調べるなど、さまざまなサービスを受けることができます。
RAV4には、コネィティッドサービスを利用するための機器、DCMを全車に標準装備していますが、T-Connectの契約が必要です。基本利用料金は3年間無料となり、4年目以降は年間12,960円の費用がかかります。
※T-Connectオンラインサービスは、サービスが電波状況によって利用できない場合もあります。また、走行中の安全のため、画面表示が制限されます。
運転中でもオペレーターがリクエストに応える便利なサービス
目的地や行ってみたい場所の地名や店名が曖昧な場合でも、専属のオペレーターが24時間対応して目的地を調べ、カーナビに設定・送信してくれます。目的地で車をどこに停めていいのかわからない場合などでも、駐車場を調べてナビに送信してくれます。
ナビに話しかけるだけで簡単な音声対話サービス
コネクティッドサービスの利用方法はとても簡単です。用件をナビに話しかけると音声をエージェントが認識し、話しかけられた内容を把握。目的地やドライバーが知りたい情報を調べ、目的地へのナビのセットをして送信してくれるので、運転中でも安全使えるサービスです。
マップオンデマンドでナビゲートも正確でスムーズに
ナビで常に新しい道路情報をダウンロードし、更新できます。高速道路や有料道路は整備状況で3ヶ月程度かかる場合もありますが、平均10日程度の最短即日で更新でき、一般道路は整備が出来次第、順次配信され、常に新しい道路情報を利用することができます。
ナビの情報更新は最長5年間無料となります。ナビを購入した日がサービス開始日になり、3年間利用した後に販売店で「全更新(最新版地図ソフト<1回のみ無償>を購入し、すべての地図データを更新)」をすると、さらに2年間利用できるため、合計5年間無料更新となります。
注意が必要なのは、「全更新」を登録初年度に行った場合、無料で利用できる期間はサービス利用開始日から3年間となり、最長の5年間とはなりません。
eケア走行アドバイスで警告灯が点灯しても的確な対処法がわかる
車の警告灯が点灯すると、何を警告しているのか、どう対処すればいいのか分からない事態も起こりえます。そんな時は、eケアコールセンターにナビ画面から連絡することで、そのまま運転しても問題がないのか、また、対処法をアドバイスしてもらえます。
コールセンターが対応した内容は販売店にも連絡し、サービス入庫を進められる場合もあります。
エアバッグ連動タイプのヘルプネット®でドライバーの緊急事態にも対応
運転中の急病時や思いもよらぬ事故の時、ヘルプネット®ボタンを押すだけで、車のいる位置情報や車両のデータが送信できるサービスで、利用にはサービス利用開始操作が必要です。エアバッグが作動した際には、自動で情報がオペレーターに接続され、通報を速やかに行うことで、警察や消防の現場への急行がスムーズに行われます。また、ドクターヘリの早期出動判断を行うサービス、D-Call Net®にも対応しているサービスです。
マイカーSecurityで離れた場所でも車の状況がわかる
マイカーSecurityは「My TOYOTA for T-Connect」で利用できるサービスで、オートアラームの作動が検地された際、登録している電話番号やメールアドレス、スマホアプリなどに連絡をしてくれ、要請があった場合は車両の位置も追跡してくれます。また、車の全ドアの開閉状態やドアロックのし忘れも、スマホアプリから確認することができます。
車が自分で自分を診断・アドバイスするドライブ診断
「My TOYOTA for T-Connect」で利用できるサービスです。
運転状態を車が自動で診断し、スマホアプリに配信するサービスです。月間診断レポートで運転を見直すことができます。
スマホアプリ「My TOYOTA for T-Connect」でさまざまなT-Connectサービスを受けよう
「My TOYOTA for T-Connect」を無料ダウンロードすることで、車の状態やセキュリティをスマホでチェックできます。
販売店とのコミュニケーションや事故や車の故障のときにはアプリが助けてくれます。ぜひダウンロードしましょう。
新型RAV4のインテリアは洗練されたデザインで機能性にも優れている
新型RAV4 Adventureのコックピット:オーキッドブラウン
新型RAV4 G“Z package”のコックピット:ブラック
新型RAV4 HYBRID Gのコックピット:ライトグレー
新型RAV4のコックピットは、機能性と先進的なデザインがバランスよく両立しており、インパネの位置やオーディオの操作のしやすさなどが、安全に走行できるように工夫されています。
新型RAV4のスピードメーター
7.0インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイとオプティトロンメーターがAdventure・G“Z package”・G・HYBRID Gには標準装備されていて、メーターは夜間の運転の際に視界の邪魔にならないよう、照度コントロール機能がついています。
新型RAV4 Adventureの専用合成皮革シート
新型RAV4 G “Z package”・G・HYBRID Gの合成皮革シート
新型RAV4 HYBRID Xのファブリックシート
シートは3つのラインナップがあり、高級感あふれるオーキットブラウンの合成皮革シートはAdventure専用シートです。G “Z package”・G・HYBRID Gには落ち着いたブラックの合成皮革シート、HYBRID Xには布製のファブリックシートが設定されています。
トヨタブランドで初めてデジタルインナーミラー(電子ルームミラー)を採用 パノラマルーフで白黒ツートンカラーも可能
RAV4がトヨタブランドで初めて搭載するデジタルインナーミラー(デジタルリヤビューミラー)とは室内に配置されるルームミラーに車両の後席カメラの映像を映す「電子ルームミラー」のことを指します。
スイッチでルームミラーとリヤビューを切り替えるため、今後はバックモニターの替わりになることも考えられます。社外品などで販売されている電子ルームミラーはまだまだ普及していないため新型RAV4の強みです。
デジタルインナーミラーはガソリンモデルの最上級グレード「G Zパッケージ」に標準装備され、その他のグレードはメーカーオプション装備になっています。
また新型RAV4を白黒ツートンカラーにするためにルーフの色を黒にしたい方もいると思います。メーカーオプションのパノラマムーンルーフはガソリンモデルの「G」「アドベンチャー」「G Zパッケージ」とハイブリッドモデルの「ハイブリッドG」にメーカーオプション設定されています。(「X」と「ハイブリッドX」は面積の狭いムーンルーフを設定)
パノラマムーンルーフを選択すると屋根がブラックになるため白黒ツートンにでき、アドベンチャー限定ボディカラーのアーバンカーキをブラックルーフにすることもできます。
新型RAV4はカローラ店とネッツ店で販売 将来的には全店舗で販売される可能性が高い
2018年現在トヨタには「ランドクルーザー」「ランドクルーザープラド」「C-HR」「ハリアー」の4つのSUVがラインナップされています。その中で「ランドクルーザー」「ランドクルーザープラド」はトヨタ店で、「ハリアー」はトヨペット店でそれぞれ専売されています。
「C-HR」はトヨタの全ての販売店で取り扱っているため除外されますが、販売店のカローラ店とネッツ店には専売SUVがないため、新型RAV4はカローラ店とネッツ店の専売車種になり月販目標は3,000台に設定しています。
新型RAV4の上位グレードの価格帯はハリアーに近く、コンセプトはプラドにも近いものがあるため競合を避ける目的もあるでしょう。
また2019年4月から始まるトヨタ販売系列の4チャンネル統合に伴い将来的にはそれぞれのチャンネルで販売されている専売車種は消滅すると予想できます。そのためカローラ店とネッツ店の専売車種として発売される新型RAV4も将来的にはトヨタの全チャンネルで販売されるでしょう。
日本仕様新型RAV4のカスタムパーツ「TRD」と「モデリスタ」も発表
新型RAV4の公式サイトにはカスタマイズとして「TRD」と「モデリスタ」が用意されています。シカゴオートショー2019でワールドプレミアされたTRDモデルとは違うアグレッシブなカスタムが楽しめます。
新型RAV4のTRDのパーツ
TRD仕様のカスタムパーツは新型RAV4アドベンチャーによく似合うオフロード仕様になっています。フロントスポイラーとリヤスポイラーのデザインを変更してバンパーにはスクエアデザインのフォグランプを追加しています。
新型RAV4のモデリスタのパーツ
モデリスタのカスタムパーツは新型RAV4をスタイリッシュなスタイルにして、都会派クロスオーバーに磨きをかけます。フロントスポイラーが特徴的で迫力が増しました。
アドベンチャーに装備したカスタムパーツのルーフレール
アドベンチャーはルーフレールがオプションなっていると考えられ、カスタムパーツとしてトヨタ公式サイトにも紹介されています。アドベンチャーグレードに相応しい存在感のあるルーフレールです。
世界一売れているSUV!RAV4の歴史
初代RAV4のエクステリア
1994年に誕生したRAV4は3ドアの可愛いルックスで大ヒットしました。
1995年には5ドアモデルを投入、クロスオーバーSUVとしての地位を固め人気を博します。
2代目RAV4のエクステリア
2000年5月にフルモデルチェンジした2代目RAV4では海外で勝負する世界戦略車としてボディサイズを拡大、3ナンバーサイズとなり登場しました。
国内ではRVブームも下火になり販売台数は伸びませんでしたが、北米や欧州では爆発的な人気となりました。
北米仕様3代目RAV4のエクステリア
2005年のフルモデルチェンジで3代目となったRAV4は2008年にマイナーチェンジを経て2016年7月30日、後継車種のC-HRへ後を譲り日本販売を終了しました。
後継車種のC-HR
日本では3代目で販売終了しましたが、主戦場が海外のRAV4は2013年に3度目のフルモデルチェンジを果たし4代目へ移行しています。
日本ではRAV4のプラットフォームを採用した3代目ハリアーがデビューしたため4代目RAV4は未発売となっています。
北米で販売されている4代目RAV4
2016年には全世界累計販売台数が約536,000台となり、世界で最も売れているSUVとなりました。そんなRAV4が2019年4月10日のフルモデルチェンジのタイミングで日本に再上陸を果たします。
SUVらしいパワフルさを感じる世界戦略車 RAV4のモデルチェンジ遍歴
RAV4はトヨタが販売しているクロスオーバーSUVです。初代は5ナンバーでしたが、2代目以降はボディサイズが拡大して3ナンバーになっています。
RAV4 初代 XA1#型(1994年~2000年)
1994年5月、初代RAV4が誕生しました。本格的なフルタイム4WDで、直列4気筒2.0L 3S-FE型ガソリンエンジンを搭載しています。
1995年4月、ホイールベースを延長して室内空間を広く、居住性、利便性を他高めた5ドアの「RAV4 Ⅴ」を追加しました。
1996年8月、マイナーチェンジで、3ナンバーでスポーツモデルの「Type G」と、「3ドアソフトトップ」モデルが追加されました。
2000年5月、2代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
RAV4 2代目 XA20W型(2000年~2005年)
2000年5月、世界戦略車として2代目になりました。グレード体系は「X」「X-G」「エアロスポーツ」「ワイドスポーツ」の4グレードが用意されました。ボディサイズも拡大され、3ナンバーとなります。
2003年8月、マイナーチェンジを実施。MT仕様と「エアロスポーツ」が廃止されました。
2005年11月、3代目と入れ替わりのため、販売を終了しました。
RAV4 3代目 XA30W型(2005年~2016年)
2005年11月、新MCプラットフォームを採用し、ボディサイズはさらに拡大されました。5ドアモデルのみで、海外向けでは荷室を延長したロングボディが設定されています。グレードは「X」「G」「スポーツ」の3グレードになります。
2007年9月、特別仕様車「X Limited」を発売。
2008年9月、マイナーチェンジを実施し、スペアタイヤを装備しない新グレードの「STYLE」を追加し、「G」を廃止。グレードごとにエクステリアを差別化しました。
2009年10月、北米仕様ベースのロングボディを勧告で販売を開始。
2012年12月、一部改良で「STYLE」に既存グレードを集約し、「STYLE ”S Package”」を新設しました。
2015年5月、一部改良で「STYLE ”S Package”」を廃止し、ボディカラーも4色に削減されました。
2016年8月、販売を終了しました。
RAV4 4代目 XA40型(2013年~2018年)
2013年1月、北米市場で、欧州市場では3月に4代目RAV4の販売を開始しました。日本では4代目の投入がなく、海外専売車となります。北米仕様では2.0Lガソリンモデル、2.2Lディーゼルモデル、2.0Lディーゼルエンジンモデルが用意されました。
2015年のマイナーチェンジでフロントにキーンルックを採用。2AR-FXE型2500cc直列4気筒ハイブリッドユニット搭載モデルも追加になりました。
RAV4 5代目 XAA50/XAH50/XAP50型(2018年~)
2018年11月、米国で5代目RAV4が登場しました。ハイブリッド車は翌年3月の発売となります。
2019年4月、約年8か月ぶりに日本仕様がフルモデルチェンジしました。ガソリン車には「X」「G」「Adventure」と、ハイブリッド車の「HYBRID X」「HYBRID G」の設定があります。
2020年6月、プラグインハイブリッドの「RAV4 PHV」を発売。グレードは「G」「BLACK TONE」のラインナップ。8月、一部改良で安全装備を充実。10月には日本仕様に特別仕様車「Adventure ”OFFROAD Package”」を設定しました。
2021年12月、日本仕様の一部改良で、「Adventure」にハイブリッドの「HYBRID Adventure」を追加しました。
2022年10月、日本仕様を一部改良で安全装備の強化やボディカラーの変更が実施され、同時に特別仕様車「Adventure ”OFFROAD package Ⅱ”」が発売されました。10月には新グレードの「GR スポーツ」をベルギーで発表し、ヨーロッパで導入されました。
RAV4のモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 XA1#型 | 1994年~2000年 |
2代目 XA20W型 | 2000年~2005年 |
3代目 XA30W型 | 2005年~2016年 |
4代目 XA40型 | 2013年~2018年 |
5代目 XAA50/XAH50/XAP50型 | 2018年~ |
RAV4 G Z package
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RAV4 HYBRID X
RAV4 HYBRID X
RAV4 HYBRID X
RAV4 HYBRID X
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RAV4 HYBRID G
RAV4 HYBRID G
RAV4 HYBRID G
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RAV4 HYBRID G
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