ホンダ新型WR-Vが発表!エクステリアやスペック、日本導入の可能性は?
2017年にインドとブラジルで発売になったホンダの小型SUV「WR-V」が日本でも発売になると噂されています。ミドルサイズSUVの「ヴェゼル」よりも小さいサイズのSUVになり、ライバル車はスズキの「イグニス」になります。
新型WR-Vの日本導入は決定していませんが、ホンダのSUVラインナップはヴェゼルしかありませんし、選択肢を広げる意味でも導入しておきたいものと考えられます。そこで、インドで発売になった新型WR-Vのエクステリアやインテリア、搭載装備やエンジンをチェックしておき、日本導入のタイミングに備えておきましょう。
新型WR-Vのエクステリアはソリッドウイングフェイスを採用してデザイン
新型WR-Vのエクステリアはソリッドウイングフェイスを取り入れたデザインで、5ドアのハッチバックコンパクトSUVです。フィットベースのプラットフォームを採用していて、フロントバンパー、フェンダーアーチ、サイドシル、リヤバンパーに樹脂パーツ、ルーフレールも装備されています。
ライト類は、導光タイプのLEDライトがヘッドライトの外側に沿うよう配置されていて、上下に分かれてウインカーとポジションランプ、内側にヘッドランプが装備されています。丸いデザインのハロゲンフォグランプもバンパーに装着されています。
リアビューは、ボディ側にストップランプ、ウインカー、バックランプのコンビネーションランプが装着されていて、バックドア側にはテールランプが装備されています。バンパーにはシルバー加飾がされていて、リフレクターも装着されています。
ボディサイズは、全長4,000mm、全幅1,735mm、全高1,600mm、ホイールベースが2,555mmになっていて、全長以外はミドルサイズSUVのヴェゼルに似たボディサイズになっています。もし日本導入が行われるなら仕様変更され全幅が1.7m以下の5ナンバーサイズになると考えられます。タイヤサイズは、SUVモデルらしく大径タイヤを装着していて、サイズは195/60R16です。
WR-V(予想) | ヴェゼル | |
---|---|---|
全長 | 4,000mm | 4,295mm |
全幅 | 1,734mm | 1,770mm |
全高 | 1,600mm | 1,605mm |
ホイールベース | 2,550mm | 2,610mm |
新型WR-Vはアイポイントが高いの特徴でインテリアには柔らかなファブリックシートを採用
新型WR-Vのインテリアは5人乗りでシート素材はファブリックが使われています。車高が高くアイポイントも高いので見やすく運転もしやすそうです。トランスミッションは5速と6速のマニュアルと用意されていますが、日本導入の際にはATトランスミッションを積んだ仕様になると考えられます。
トランクルームは広々としていて、リアシートは6:4で分割して倒すことができます。トノカバーを装着する金具が見えるので、オプションで巻き取り式のソフトトノカバーか、バックドアと連動したハードトノカバーが装備できるものと考えられます。
ステアリングには、ナビの操作をするスイッチとクルーズコントロールのスイッチが見え、タッチパネル操作のエアコンコントローラーがナビの下に設置されています。
メーターはアナログのスピードメーターとタコメーターの2眼メーターで、右側にはオドメーターやガソリン残量計、時刻などが表示されるインフォメーションディスプレイが設置されています。センターコンソールにはアームレストが装備されていて、中にはUSBポートがあるのでスマホなどを充電しながら置いておくことができます。
新型WR-Vのパワートレインは1.5Lと1.2Lのガソリンエンジンで日本に導入される可能性があるのは1.2Lエンジンの可能性が高い
インドで発売されているWR-Vに搭載されているエンジンは、1.5Lディーゼルエンジンと1.2Lガソリンエンジンの2種類あり、日本で導入されるならば1.2Lガソリンエンジンを搭載すると考えられます。
種類 | 直列4気筒SOHC |
---|---|
排気量 | 1,199cc |
最大出力 | 90PS/6,000rpm |
最大トルク | 110Nm/4,800rpm |
搭載されているトランスミッションは、1.2Lエンジンに5速マニュアル、1.5Lエンジンには6速マニュアルが搭載されていますが、日本導入の際にはATかCVTトランスミッションを搭載するものと予想します。
新型WR-Vは2017年にインドで発売され2019年夏に日本導入されるという情報も
新型WR-Vは、2017年3月16日にインドで発売され、1.2Lエンジンモデルが755,800ルピーですので、日本円ではおよそ128万円(1ルピー=1.7円での計算)になります。
日本で唯一SUVとしてラインナップしているヴェゼルのホンダセンシング(HONDA SENSING)搭載モデルが212万円、プラットフォームベースのフィットでは165万円からになっているので、インド仕様に快適装備を充実させホンダセンシングを搭載すると180万前後になるのではないかと予想します。また、2019年夏に日本に導入されるという噂もあるため、今後の展開が注目されています。
新型WR-Vの日本投入で小型SUVのラインナップを強化できる
新型WR-VはフィットベースのSUVで、同じくフィットとプラットフォームを共有しているヴェゼルよりひと回り小さいモデルになります。ミドルサイズSUVでは、マツダのCX-3、日産のエクストレイル、トヨタのC-HR、スズキのエスクードなどライバル車はたくさんいますが、普通車クラスの小型SUVといえばスズキのイグニスとジムニーシエラの独断場です。
すでにミドルクラスSUVはヴェゼルが大ヒットしていますので、新型WR-Vが日本に導入されるのならば、全幅を1.7メートル以下の5ナンバーサイズへと変更し投入してくると考えられます。2018年もSUVブームはまだまだ続くと予想されていますので、日本導入も十分に考えられる新型WR-Vの日本発売を期待しましょう。