レクサスGXのモデルチェンジ

レクサスGX550|日本発売の価格・スペック・後継まで総まとめ

レクサスGXは日本で買える?答えは「買える」。3代目GX550が2025年4月に国内発売され、5人乗りOVERTRAIL+と7人乗りversion Lを設定。ハイブリッドの国内導入状況や当初延期の理由まで、気になる最新事情を整理します。

レクサスGX550|日本発売の価格・スペック・後継まで総まとめ

日本上陸を果たしたプレミアムSUV「レクサスGX」14年ぶりのフルモデルチェンジで3代目GX550が国内発売

レクサスGXは、トヨタ「ランドクルーザー250(旧ランドクルーザープラド)」をベースとするレクサス版の本格オフローダーです。2代目までは北米を中心とした海外専売車でしたが、14年ぶりのフルモデルチェンジで登場した3代目「GX550」から日本市場へも正式導入され、2025年4月3日に国内発売されました。
かつての「GX460」から一新され、頑丈なランドクルーザー250をレクサス流にラグジュアリーへ仕立てた現行GX550について、スペック・エクステリア・インテリア・価格などを最新情報でまとめます。

レクサスGXのカタログモデルが2025年4月3日発売 7人乗りversion L追加

レクサスGX550のカタログモデルは当初2024年秋の発売を予定していましたが、トヨタの認証不正問題の影響で延期となり、2025年4月3日に発売されました。
ラインナップは、オフロード性能を突き詰めた5人乗りのOVERTRAIL+と、新設定された3列7人乗りのversion Lの2グレード構成です。
価格はGX550 OVERTRAIL+が11,950,000円、GX550 version Lが12,700,000円となっています。

レクサスGXのスペック(諸元)
全長 4,960mm-4,970mm
全幅 1,980mm-2,000mm
全高 1,920mm-1,925mm
ホイールベース 2,850mm
室内長 1,940mm-2,695mm
室内幅 1,575mm
室内高 1,190mm
車両重量 2,480kg-2,510kg
最小回転半径 6.0m
最低地上高 215mm
エンジン型式 V35A-FTS型 V型6気筒ツインターボ
エンジン総排気量 3.444L
エンジン最高出力 260kW(353PS)/4,800rpm-5,200rpm
エンジン最大トルク 650Nm(66.3kgm)/2,000rpm-3,600rpm
乗車定員 5名/7名
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
タンク容量 80L
WLTCモード燃費 8.1km/L
2026年レクサス GXの販売価格一覧
グレード 値段
GX550 OVERTRAIL+ 11,950,000円~
GX550 version L 12,700,000円~

レクサスGXのボディカラーは新規開発色ムーンデザートの2トーンなど全11色設定

レクサスGXにはモノトーンカラー7色、OVERTRAIL+専用色の2トーンカラー4色を設定。
マーキュリーグレーマイカやチタニウムカーバイドグレーなどグレー系のボディカラーが多く、過酷な環境を想定したGXの走破性と相性の良い屈強なカラーラインナップに。
GXの2トーンカラーはOVERTRAIL+専用で、ルーフカラーは全てブラック。
GXのために用意された新規開発色ムーンデザートもOVERTRAIL+グレードの2トーンカラーだけ選択できます。

レクサスGXのボディカラー一覧

  • ソニッククォーツ
  • マーキュリーグレーマイカ
  • ソニックチタニウム
  • チタニウムカーバイドグレー
  • グラファイトブラックガラスフレーク
  • テレーンカーキマイカメタリック
  • ディープブルーマイカ
  • ソニックチタニウム×ブラック(OVERTRAIL+専用色、77,000円高)
  • チタニウムカーバイドグレー×ブラック(OVERTRAIL+専用色、77,000円高)
  • ムーンデザート×ブラック(OVERTRAIL+専用色、77,000円高)
  • テレーンカーキマイカメタリック×ブラック(OVERTRAIL+専用色、77,000円高)
  • レクサスGXのソニッククォーツソニッククォーツ
  • レクサスGXのマーキュリーグレーマイカマーキュリーグレーマイカ
  • レクサスGXのソニックチタニウムソニックチタニウム
  • レクサスGXのチタニウムカーバイドグレーチタニウムカーバイドグレー
  • レクサスGXのグラファイトブラックガラスフレークグラファイトブラックガラスフレーク
  • レクサスGXのテレーンカーキマイカメタリックテレーンカーキマイカメタリック
  • レクサスGXのディープブルーマイカディープブルーマイカ
  • レクサスGXのソニックチタニウム×ブラックソニックチタニウム×ブラック(77,000円高)
  • レクサスGXのチタニウムカーバイドグレー×ブラックチタニウムカーバイドグレー×ブラック(77,000円高)
  • レクサスGXのムーンデザート×ブラックムーンデザート×ブラック(77,000円高)
  • レクサスGXのテレーンカーキマイカメタリック×ブラックテレーンカーキマイカメタリック×ブラック(77,000円高)

レクサスGXの100台限定モデルGX550 OVERTRAIL+は2024年6月17日に先行発売された

川を渡るレクサスGX550 オーバートレイル+GX550 オーバートレイル+を100台限定で先行販売

カタログモデルの発売に先駆け、限定100台の特別仕様車GX550 OVERTRAIL+(オーバートレイル プラス)が2024年6月17日に先行発売されました。抽選販売の申し込みは2024年4月19日から5月12日にかけて受け付けられ、狭き門となりました。

パワートレインは3.5LのV6ガソリンツインターボで、最高出力353ps・最大トルク650Nmを発揮。265/65R18の肉厚なタイヤを組み合わせ、オフロードでも力強い走破性を発揮します。この先行モデルの価格は12,350,000円でした。

レクサスGXとジャオスのコラボモデルGX550 OVERTRAIL JAOS ver.を東京オートサロン2024に出展

  • GX550 OVERTRAIL JAOS verのエクステリア東京オートサロン2024で展示されたGX550 OVERTRAIL JAOS ver.
  • GX550 OVERTRAIL JAOS verのリヤビュージャオスのロゴ入りステッカーやマッドガード
  • GX550 OVERTRAIL JAOS verのフロントバンパーガードオフローダーの雰囲気たっぷりのフロントバンパーガード
  • GX550 OVERTRAIL JAOS verのフェンダーガーニッシュマットブラック塗装のフェンダーガーニッシュ

のちに日本発売されるGXと、カスタムブランドのジャオスがコラボレーションしたモデルGX550 OVERTRAIL JAOS ver.が、東京オートサロン2024に出展されました。
「自然を理解し、楽しみ、守っていくアウトドア体験を届けたい」という思想から生まれたOVERTRAILの世界観を、GXの性格にマッチする本格オフローダーカスタムとして具現化した一台です。

フロントには軽量・高剛性のスチール風バンパーをABS樹脂で再現。ワイドデザインのフェンダーガーニッシュやサイドシルガードに加え、チューブサイドステップやマッドガード、下回りを守るアルミ製スキッドプレートを備え、オフロード走行をサポートします。

OVERTRAILを超える「オーバーランディング」設定の噂はどうなった?

  • GX550のエクステリアGX550 OVERTRAIL(オーバートレイル)北米仕様プロトタイプ
  • モーターショーのレクサスブースモーターショーのレクサスブース
  • GX550 OVERTRAIL(オーバートレイル)北米仕様プロトタイプの案内GX550 OVERTRAIL(オーバートレイル)北米仕様プロトタイプの案内
  • 横から見たGX550のエクステリアGX550 オーバートレイルのサイド
  • GX550のエクステリアGX550 オーバートレイル
  • GX550のリヤテールランプGX550のテールランプは左右連結の一文字タイプ
  • GX550のタイヤGX550 オーバートレイル
  • GX550のタイヤとホイールGX550のタイヤはトーヨータイヤのオープンカントリーA/Tを装着

発表当初は、北米のタコマなどに設定される「オーバーランディング」的な上位アウトドア仕様が、GXにも大幅リフトアップや20インチ超の大径ホイール、ルーフライトバーとともに追加されるのでは、という見方がありました。

結論として、その後日本市場に導入されたのはOVERTRAIL系の思想を市販化したOVERTRAIL+であり、噂されたような「オーバーランディング」を名乗る独立グレードが国内で設定されることはありませんでした。GXのオフロード志向を象徴するのは、レクサス初採用のE-KDSSや専用オールテレーンタイヤを備えるOVERTRAIL+という位置づけで落ち着いています。

レクサスGXが約14年ぶりにフルモデルチェンジ 3代目GXは2023年6月に世界初公開

2023年発表レクサス3代目GXのエクステリアE-KDSSやオールテレーンタイヤなど本格オフローダー装備のOVERTRAIL仕様も設定する3代目レクサスGX

レクサスGXは約14年ぶりにフルモデルチェンジを受け、3代目モデルが現地時間2023年6月8日(日本時間6月9日)、米国・テキサス州オースティンで世界初公開されました。
2代目までのGXは海外専売で、ベースはランドクルーザープラドでした。日本導入を望む声が長く続いていましたが、3代目ではベース車がランドクルーザー250へと切り替わったのを機に日本へ正式導入され、2025年4月3日に国内発売が実現しています。

フルモデルチェンジでは、Lexus Safety System+の機能向上に加え、新規開発色のムーンデザート、路面追従性を高めるE-KDSS、専用オールテレーンタイヤなどを備えた本格オフローダー仕様「OVERTRAIL」を設定しました。

パワートレインはグローバルでは3.5L V6ツインターボと、2.4L直4ターボハイブリッド(HEV)の2種類が用意されます。ただし日本仕様は当面3.5L V6ツインターボ(GX550)のみの設定で、ハイブリッドのGX550h(GX500h)は現時点で国内導入されていません。

3代目レクサスGX(世界初公開時)の主要諸元
全長 4,950mm
全幅 1,980mm
全高 1,865mm(初公開時。国内カタログ値は1,920〜1,925mm)
ホイールベース 2,850mm
パワートレイン 3.5L V型6気筒ツインターボ
2.4L 直列4気筒ターボハイブリッドシステム(日本未設定)
タイヤサイズ 18インチ
20インチ
22インチ

先代GX460ベースの特別モデル「オーバーランド コンセプト」も過去に公開

先代GXをベースに豪華キャンプ仕様へ仕立てたコンセプトモデル「オーバーランド コンセプト」が、2020年に世界初公開されました。

ベース車両には当時の現行モデルGX460を採用。最高出力301ps・最大トルク446Nmを発生する4.6L V型8気筒エンジンに6速ATを組み合わせ、フルタイム4WDを搭載していました。ルーフトップテントやベッド、シャワーキューブ、延長オーニングなどを備えたアウトドア志向の一台で、自然に馴染むライトブルーのボディサイドには地図が描かれていました。

【先代モデル】レクサスGX460は2代目でマイナーチェンジを受けフロントマスクを刷新

米国市場で展開されていた先代GXは、2代目GX460の時代にマイナーチェンジを受け、ヘッドライトやスピンドルグリルが刷新されて新しいフロントマスクとなりました。

新しいスピンドルグリルは、レクサスの「L」を連想させるモチーフの組み合わせでアグレッシブさとスポーティさを強調。ヘッドライトは「LX」や「RX」と同系の三眼LEDフルヘッドライトを採用し、LEDデイタイムランニングライトはL字形状となりました。

パワートレインは4.6L V型8気筒NAエンジンで、最高出力301hp・最大トルク446Nmを発揮。駆動方式はフルタイム4WD、トランスミッションはリミテッドスリップデフと6速シーケンシャルATを組み合わせていました。

レクサスGX460がマイナーチェンジ先代GX460はどんな路面状況でもしっかり走破できるオフローダーだった

装備面では「レクサス・セーフティ・システム+」を標準装備し、車線逸脱警報・レーダークルーズコントロール・オートハイビームなどを備えていました。
また、フロント・リヤともにUSBポートを各2口、前後席あわせて4口備え、利便性の高いモデルでした。

GX460ではオプションが豊富に用意され、特にスポーツデザインパッケージのオプションが充実していました。

先代GX460 スポーツデザインパッケージオプション

  • プレミアム・ラグジュアリートリムの選択可能
  • ロアフロントグリルサラウンド(オーダーメイド)
  • サイドミラーキャップ
  • ブラック仕上げリヤマフラー
  • テールライト用スカーレットルック

オフロードパッケージも標準装備が充実しており、泥や岩などの悪路に対して最適な走行制御を瞬時に行いました。

先代GX460 オフロードパッケージ標準装備

  • 複数カメラ内蔵
  • 燃料タンクプロテクター
  • トランスミッションクーラー
  • マルチテレーンセレクト

【先代モデル】レクサスGX460のスペックを紹介 普段使いから本格オフロードまでこなす万能さが魅力

お買い物にもピッタリのレクサスGX

先代のレクサスGX460はラグジュアリーSUVで、都市部からアウトドアまでこなすオールマイティな一台でした。7人乗りで、4.6LのV型8気筒エンジンを採用していたため、フル乗車でも余裕のツーリングが可能で、ボートなどのけん引もこなします。

雪道もスイスイ走るレクサスGX

フルタイム4WDのため雪道や山道にも強く、スキーやキャンプにも安心。砂地でスタックしても、クロールコントロールで自力脱出をサポートしました。

【先代モデル】レクサスGX460はランクル系の「1UR-FE型」エンジンを搭載

レクサスGXに搭載されたエンジン

先代GX460が搭載していたのは「1UR-FE」型で、トヨタのランドクルーザー系にも使われていたエンジンです。

ランドクルーザー系の同型V8が318psだったのに対し、GX460では301psとマイルドな出力に設定されていました。

この1UR-FE型は、一部地域向けの「LS460」「ランドクルーザー」「タンドラ・セコイア」「GS460」などにも搭載されていました。

【先代モデル】GX460のエクステリアはレクサスSUVの中でもすっきりした印象

アウトドアにも使えるレクサスGX

全体的にスッキリとした印象で、LEDデイライトを装備。フロント左側に付くことの多いサイドアンダーミラーはありませんでした。

レクサスGXの安心感のある後姿

リアビューはプラドより高級感があり、ルーフレールはボディ一体型でした。

レクサスGXのフロント周り

LEDヘッドライトにはハイ・ローが自動で切り替わる「インテリジェントハイビーム」を搭載し、レーダークルーズコントロール、車線逸脱警報、ダウンヒルアシストコントロール、クロールコントロールなどの安全・走行支援を備えていました。

【先代モデル】GX460のインテリアは乗員がリラックスできる広い空間が特徴

レクサスGXの落ち着いた内装

コックピットはゆったりと座れる広さがあり、見通しも良く、都市部でも山岳部でも運転しやすい設計でした。

視認性も良好なコクピット

左右独立フルオートエアコンを採用し、ハザードランプもスッキリと配置されていました。

キャプテンシートが搭載され乗車人数も多い

7人がゆったり座れるシートで、2列目にはアームレスト付きのキャプテンシートを採用していました。

ウッド調の高級なシフト周り

シフト周りは木目調で、シートヒーター・ベンチレーションスイッチ、スポーツ/エコモードスイッチ、クルーズコントロールスイッチが配置されていました。

ハンドルに取り付けられたスイッチ

ハンドル周りにも木目やレザーが使われ、オーディオコントロールやハンズフリー電話のスイッチが備わっていました。

レクサスGXに搭載されたマークレビンソンのオーディオシステム

オプションには「マークレビンソン」のオーディオシステムを用意し、7.1chサラウンド・17スピーカー(最大出力330W)を搭載できました。

レクサスSUV「GX」のモデルチェンジ遍歴

レクサスGX

レクサスGXは、トヨタが高級車ブランド「レクサス」で展開する大型SUVです。2代目まではトヨタ・ランドクルーザープラドと姉妹車で、3代目からはランドクルーザー250がベースとなり、初めて日本市場へ正式導入されました。

レクサスGX 初代 GX470(UZJ120)/2002年~2009年

2002年11月に登場した初代GX。プレミアムブランドのSUVでありながらライトデューティー系オフローダーとしての実力を備え、全グレードに4.7L V型8気筒DOHCエンジンと5速ATを搭載。内装は上質なインテリアでまとめられていました。

レクサスGX 2代目 GX460(URJ150)/2009年~2023年ごろ

2009年11月、2代目GX460が広州モーターショーで世界初公開。ランドクルーザー150をベースに、エンジンは新世代の4.6L 1UR-FE型を採用しました。2013年のフェイスリフトでスピンドルグリルを導入し、その後も年次改良を重ねながら、3代目登場までロングセラーとして販売されました。

レクサスGX 3代目 GX550(VJA250W/VJA252W系)/2023年世界初公開・2025年日本発売

2023年6月に米テキサス州オースティンで世界初公開された3代目。新GA-Fプラットフォームを採用し、3.5L V6ツインターボ「V35A-FTS」+10速ATを搭載。E-KDSSや専用オールテレーンタイヤを備えるOVERTRAIL系を設定し、2024年6月に100台限定のOVERTRAIL+を先行販売、2025年4月3日にカタログモデル(OVERTRAIL+/version L)が国内発売されました。GX名では初の日本正式導入世代です。

レクサスGXのモデルチェンジ遍歴
レクサスGXのモデル 販売年表
初代 GX470(UZJ120) 2002年~2009年
2代目 GX460(URJ150) 2009年~2023年ごろ
3代目 GX550(VJA250W/VJA252W系) 2023年世界初公開/2025年日本発売~