日本未発売のプレミアムSUVレクサスGXが約14年振りにモデルチェンジ 2024年秋から順次導入で日本発売に期待
レクサスGXとは、2002年からアメリカで販売されている車種で、トヨタの「ランドクルーザー250(ランドクルーザープラド)」のレクサスモデルです。2009年にフルモデルチェンジが行われ「GX460」というモデルに、2024年はGX550にモデルチェンジして日本市場でも販売。
無骨で頼もしいランドクルーザー250をラグジュアリーに仕上げた「レクサスGX」のスペック・エクステリア・インテリア・値段などを紹介します。
レクサスGXの100台限定モデルGX550 オーバートレイル+が2024年6月上旬に発売
GX550 オーバートレイル+を100台限定販売
レクサスGXのカタログモデルは2024年秋頃になるようですが、発売に先駆けて限定100台の特別仕様車GX550 OVERTRAIL+(オーバートレイル プラス)を2024年6月上旬に発売。
パワートレインは3.5Lのガソリンターボエンジンで、最高出力353ps、最大トルクは650Nmを発揮し、265/65R18の肉厚なタイヤを装備することでオフロードでも力強い走りが期待できます。GX550 オーバートレイル+の販売価格は12,350,000円で、2024年4月19日から5月12日まで予約を受付します。
レクサスGXとジャオスのコラボモデルGX550 OVERTRAIL JAOS ver.を東京オートサロン2024に出展
- 東京オートサロン2023で展示されたGX550 OVERTRAIL JAOS ver
- ジャオスのロゴ入りステッカーやマッドガード
- オフローダーの雰囲気たっぷりのフロントバンパーガード
- マットブラック塗装のフェンダーガーニッシュ
レクサスが2024年秋に発売するGXと、ジャオスがコラボレーションしたモデルGX550 OVERTRAIL JAOS ver.を東京オートサロンに出展。
「自然を理解し、楽しみ、守っていくアウトドア体験をお届けしたい」という思いから生まれたオーバートレイルで、GXの性格にマッチする本格オフローダーカスタムとして開発。
フロントは軽量・高剛性のスチール風バンパーをABS樹脂で再現し、ワイドデザインのフェンダーガーニッシュとサイドシルガードを、チューブサイドステップやマッドガードなど下回りをガードするアルミ製スキッドプレードを装備してオフロード走行をサポートします。
GXにオーバートレイルを超えるオーバーランディング設定の噂
- GX550 OVERTRAIL(オーバートレイル)北米仕様プロトタイプ
- モーターショーのレクサスブース
- GX550 OVERTRAIL(オーバートレイル)北米仕様プロトタイプの案内
- GX550 オーバートレイルのサイド
- GX550 オーバートレイル
- GX550のテールランプは左右連結の一文字タイプ
- GX550 オーバートレイル
- GX550のタイヤはト-ヨータイヤのオープンカントリーA/Tを装着
オーバーランディングとは北米モデルのタコマなどにも設定する、よりアウトドアを楽しむ仕様の特別モデルです。
新型GXで発表されたオーバートレイルの上位版とも言える仕様で、大幅なリフトアップ、20インチを超える大径ホイール、ルーフライトバーなどが設定されるかもしれません。
GXが日本で発売された場合、オーバーランディングほどのカスタム仕様を導入するとは考えにくく、オーバーランディングを設定するならば北米限定モデルになると予想します。
レクサスGXが約14振りにモデルチェンジ 3代目GXは2023年6月9日発表
E-KDSSやオールテレーンタイヤなど本格オフローダーのオーバートレイル仕様も設定する3代目レクサスGX
レクサスGXが約14年振りにフルモデルチェンジ。3代目モデルは2023年6月9日に欧州でワールドプレミアしました。
2代目までのレクサスGXは海外専売車種で、ベースになるのは日本でも販売しているランドクルーザープラド。日本市場でも販売して欲しいという声があるものの、いまだ導入されていませんが、3代目のモデルチェンジを機に2024年秋に日本市場への導入することが正式決定。
フルモデルチェンジではレクサスセーフティシステムプラス(Lexus Safety System+)の機能向上のほか、新規開発色のムーンデザート、路面追従性能を向上するE-KDSS、専用オールテレーンタイヤなどを装備した本格オフローダーとしてOVERTRAIL(オーバートレイル)仕様を設定。
GXのパワートレインは3.5L V6ツインターボと、2.4L 直列4気筒ターボハイブリッドシステム(HEV)の2種類を設定、海外市場で始めに発売するのは3.5LのV型6気筒ツインターボエンジンで、注目の2.4Lの直列4気筒ターボハイブリッドは少し遅れる形でラインナップに追加するようです。
全長 | 4,950mm |
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全幅 | 1,980mm |
全高 | 1,865mm |
ホイールベース | 2,850mm |
パワートレイン | 3.5L V型6気筒ツインターボ |
2.4L 直列4気筒ターボハイブリッドシステム | |
タイヤサイズ | 18インチ |
20インチ | |
22インチ |
レクサスGXの特別モデル「オーバーランド コンセプト」が世界初公開
新型レクサスGXを豪華キャンプ仕様としたコンセプトモデル「オーバーランド コンセプト」が世界初公開されました。オーバーランド コンセプトはモントリオール・インターナショナル・オートショー2020にて発表されるとのことです。
レクサスGX オーバーランド コンセプトのベース車両にはGX460を採用しています。パワートレインは最高出力301ps、最大トルク446Nmを発生する4.6リッターV型8気筒エンジンに6速ATを組み合わせ、フルタイム4WDシステムを搭載。ルーフトップテントやベッド、シャワーキューブ、延長オーニングなどの装備を用意したアウトドアにぴったりの一台です。ボディカラーは自然に馴染むライトブルーで、ボディサイドに地図が描かれています。
レクサス新型「GX460」がマイナーチェンジでフロントマスクを刷新!
米国市場で展開されているレクサスGXですが、新型「GX460」がとうとうマイナーチェンジです。ヘッドライトやスピンドルグリルが刷新され、新しいフロントマスクデザインになりました。
注目すべきは新しくなったスピンドルグリルで、レクサスの「L」を連想させるモチーフの組み合わせがアグレッシブさを強調するとともに、スポーティさをかもし出しています。
新しくなったヘッドライトについては「LX」や「RX」と同じ、三眼LEDフルヘッドライトを採用し、LEDデイタイムランニングライトはL字になっています。
パワートレインは、4.6L V型8気筒NAエンジンを搭載し、最高出力301hp、最大トルク446Nmを発揮。駆動方式はフルタイム4WD、トランスミッションはリミテッドリップディファレンシャルと6速シーケンシャルATを搭載しています。
レクサス新型GX460はどんな道路状況でもしっかりと走行できる
装備については、標準装備で「レクサス・セーフティ・システム+」を搭載し、基本機能となる「車線逸脱警報」「レーダークルーズコントロール」「オートハイビーム」を備えます。
また、フロントとリヤともに、USBポートが各2口装備されているため、前後席で4口のUSBポートが搭載されているため、大変利便性が高いモデルです。
新型「GX」ではオプションが豊富に用意されていて、特にスポーツデザインパッケージでのオプションが充実しています。
新型「GX」スポーツデザインパッケージオプション
- プレミアム・ラグジュアリートリムの選択可能
- ロアフロントグリルサラウンド(オーダーメイド)
- サイドミラーキャップ
- ブラック仕上げリヤマフラー
- テールライト用スカーレットルック
オフロードパッケージでも標準装備が充実していて、泥や岩などの悪路に対し、ベストな運転と走行を瞬時にオプティマイスしてくれます。
新型「GX」オフロードパッケージ標準装備
- 複数カメラ内蔵
- ロ燃料タンクプロテクター
- トランスミッションクーラー
- マルチテレーンセレクト
レクサスの新型「GX」のレンダリング画像を入手!かなり「LX」っぽい!?
レクサス「GX」がフェイスリフトをするということで、これまでプロトタイプが目撃されてきましたが、デジタルアーティストのKOAECA.RU氏によってレンダリング画像が作成されました。
予想レンダリングを見ると、デイタイムランニングライトのL字型になってる部分や、一体型のヘッドライトやスピンドルグリル、フォグランプのデザインが「GX」よりもさらに大型のレクサスのフラッグシップSUV「LX」に酷似しています。
ヘッドライトの三連LEDライトのデザインに、ウィンカーがライトの上下どこに設置されるのかが分かりません。「LX」のデザインに寄せるのであれば、デイタイムランニングライトの上にウィンカーが設置されますが、果たしてどのようなデザインになるのでしょうか。
リヤのエクステリアですが、テールライトはL字型となっているため、ウィンカーが流れるシーケンシャルターンランプになる可能性は低いでしょう。
あくまでも予想レンダリング画像なので、実際どのようにデザインが変化するのか、そのくらい「LX」にデザインを寄せてくるのか期待は膨らむばかりです。
パワートレイン | 4.6リットルV型8気筒自然吸気エンジン |
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最高出力 | 301hp |
最大トルク | 446Nm |
トランスミッション | 6速AT |
気になるワールドプレミアですが、2019年11月のロサンゼルスオートショー2019になるのではないかと予想します。今後もプロトタイプやリーク画像が出てくると思われますので、新しい情報が入り次第、追記していきます。
レクサス「GX」がフェイスリフトで一部改良か ヴェールに包まれたプロトタイプの目撃情報
レクサスのSUVモデル「GX」がフェイスリフトし、一部改良されて登場する可能性が、プロトタイプの目撃情報から急上昇しています。現行の「GX」は2009年にフルモデルチェンジをしてから、一部改良型に変更されて以来の変更はなかっただけに、フロントエンドを重厚にカモフラージュしていることから、どの程度のアップグレードになるのか期待が膨らみます。
開発車両から変更点を予想すると、これまでフラット5スポークタイプだったスピンドルグリルが、スタイリッシュで目を引くデザインになるのではないかと考えられ、レクサス「LS」や「LC」のようにアグレッシブなデザインになるのではないかと考えます。
ヘッドライトはプロトタイプを見ると、明らかに小型三眼LEDヘッドライトになることは見てとれますが、LEDデイタイムランニングライトのデザインがどう変わるのかは今の段階では予想できませんが、もしかしたらヘッドライトと一体型にして、ハウジング内に収めたデザインになるのかもしれません。
サイドやリアのエクステリアにはカモフラージュがなく、マイナーチェンジではなくフェイスリフトのみと予想されるため、デザインの変更はないと同時に、パワートレインも現行通りになるでしょう。
インテリアでは3スポークのステアリングホイールのデザインが若干の変更が見られ、アナログメーターの間にあるインフォテインメントシステムのデザインも現行の「GX」よりもスリムなデザインになっているのが確認できます。
日本でレクサス「GX」のラインナップはありませんが、日本での販売も検討されているとの情報がありますので、レクサスのSUVユーザーには気になる話題になること間違いなしです。
レクサスGXのスペックを紹介!普段使いのお買い物や本格的なオフロード走行もこなす万能さが魅力
レクサスGXはラグジュアリーSUVで、都市部はもちろんアウトドアにもバッチリのオールマイティな車です。定員は7人乗りで4.8LのV8型エンジンを採用しているのでフル乗員しても楽々ツーリングができますし、クルーザーやボートをけん引する能力もあります。
フルタイム4WDの駆動方式を採用しているので雪道や山道にも強く、スキーやキャンプにも安心して行けます。もし、砂漠のようなサラサラ砂の中でスタックしてもクロールコントロールの技術があるので、自力で脱出可能です。
レクサスGX(LUXURY) | ランドクルーザープラド(TZ-G) | |
---|---|---|
4,880mm | 4,760mm | |
全幅 | 1,885mm | 1,885mm |
全高 | 1,875mm | 1,835mm |
ホイールベース | 2,790mm | 2,790mm |
タイヤサイズ | 265/60R18 | 265/60R18 |
最低地上高 | 206mm | 220mm |
定員 | 7名 | 7名 |
駆動方式 | フルタイム4WD | フルタイム4WD |
変速機 | 6速AT | 6速AT |
使用燃料 | ガソリン | 軽油 |
タンク容量 | 87L | 87L |
燃費 | 7.2Km/L | 11.2Km/L |
レクサスGXは日本のトヨタでも販売しているランクルの「1UR-FE型」エンジンを搭載
レクサスGXに搭載されているエンジンは「1UR-FE」という型式で、日本ではランドクルーザーに搭載されているエンジンを使用しています。
1UR-FE | |
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種類 | V型8気筒 |
排気量 | 4,600L |
出力 | 301ps |
圧縮比 | 10:2 |
ランドクルーザーに搭載されているV8エンジンの出力は318psですが、レクサスGXに搭載されているエンジンは301psになっていて、少しマイルドになっています。
このエンジンは「LS460(日本などを除くアジア)」「日本のランドクルーザー」「タンドラ・セコイア」「GS460」などにも搭載されています。
GXのエクステリアはレクサスのSUVラインナップの中でもすっきりした印象
全体的にスッキリとした印象で、LEDデイライトを装備しています。また、フロント左側に装備されていることの多いサイドアンダーミラーがありません。
リアビューはプラドと比べて高級感があり、ルーフレールがボディ一体型になっています。
LEDヘッドライトには自動的にハイ・ローが切り替わる「インテリジェントハイビーム」が搭載されていて、その他にも「レーダークルーズコントロール」「車線逸脱警報」「ダウンヒルアシストコントロール」「クロールコントロール」などの安全装備が充実しています。
レクサスGXのインテリアは乗員みんながリラックスできる広い空間が特徴
コックピットはゆったりと座れる広さがあり、フロントガラスからはとても見通しが良く都市部でも山岳部でも運転がしやすいです。
左右独立フルオートエアコンを採用していて、ハザードランプもスッキリと配置されています。
7人がゆったり座れるシートで、2列目のシートには肘置きがついているキャプテンシートが採用されています。
シフト周りは木目になっていて、シートヒーター・ベンチレーションスイッチ、スポーツモード・エコモードスイッチ、クルーズコントロールスイッチが配置されています。
ハンドル周りにも贅沢に木目やレザーが使われていて、オーディオコントロールスイッチ、ハンズフリー電話スイッチが配置されています。
また、オプションには「マークレビンソン」のオーディオシステムが用意されていて、7.1chサラウンド・17スピーカー(最大出力330W)が搭載されます。
レクサスGXの北米での販売価格は51,680USドル・日本円で約5,716,500円
レクサスGXには、標準グレードの「GX460」、レザーインテリアトリム・シートヒーターとベンチレーションなどが追加された「GX460 Premium」、死角に入った車の存在を知らせてくれるレーダー、ヘッドライトウォッシャー、2列目キャプテンシート、木目とレザーを使ったインテリアを追加した「GX460 Luxury」の3グレード用意されています。
GXのグレード | 北米の販売価格 |
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GX460 | 51,680USドル(日本円で約5,716,500円) |
GX460プレミアム(Premium) | 56,125USドル(日本円で約6,208,200円) |
GX460ラグジュアリー(Luxury) | 63,380USドル(日本円で約7,010,700円) |
1ドル110円換算で計算をすると、GX460が約5,716,500円、GX460プレミアムが約6,208,200円、GX460ラグジュアリーが約7,010,700円となります。日本で販売されているプラドの最上級グレードTZ-Gが5,363,280円からなのでGXのベースグレードと353,220円の差があります。
レクサスSUVモデル GXのモデルチェンジ遍歴
レクサスGXは、トヨタがレクサスブランドで展開する高級車ブランドのレクサスで販売している大型のSUVモデルです。2代目まではヨトタのランドクルーザープラドと姉妹車でした。
レクサスGX 初代 GX470(UZJ120)/2002年~2009年
2002年11月、レクサスGXが誕生しました。レクサスというプレミアムブランドのSUVモデルでありながら、ライトデューティー系で過酷なオフロード走行にもすぐれています。全グレード4.7L V型8気筒DOHCエンジンで5速ATを搭載しています。内装はラグジュアリーで上質なインテリアでまとめられています。
レクサスGX 2代目 GX460(URJ150)/2009年~
2009年11月、2代目GX460が広州国際モーターショーで世界初公開されました。ランドクルーザー150をベースに、エンジンは新世代の4.6L 1UR-FE型が採用されています。
2013年、フェイスリフトを受け、スピンドルグリルを採用しました。
2022年10月、2023年モデルをレクサスカナダが発売しました。
レクサスGXのモデル | 販売年表 |
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初代 GX470(UZJ120) | 2002年~2009年 |
2代目 GX460(URJ150) | 2009年~ |
レクサスGXの日本導入決定 フルモデルチェンジに合わせて日本でもランドクルーザー250と併売
ランドクルーザーのレクサスモデルである「LX」が、2015年にマイナーチェンジが行われて日本国内でもレクサスから販売されながら、トヨタではランドクルーザーを併売しています。現行のGX460が2009年からの販売、2024年には待望のフルモデルチェンジを実施。
GXやランドクルーザー250がモデルチェンジすると同時に、日本でもLXとRXの間を埋める本格SUVのGXが販売することが決定。GXは「LXではあまるけど、レクサスの本格SUVが欲しい」と思っている人にピッタリの車種です。
世界的にもSUV人気が高まっている中、ラダーフレームを装備していながらも高級感があるレクサスGXの登場に期待しましょう。