ランドクルーザープラドのモデルチェンジ

ランクルプラド(ランクル250)のフルモデルチェンジは2024年5月頃 ショートボディやエンジンはどうなる?

ランドクルーザープラド(ランクル250)のフルモデルチェンジは2024年5月頃になると予想。次期プラドが出ると考えていた2017年9月はビッグマイナーチェンジを行い、後期型になり、約7年の間を置きフルモデルチェンジすると考えます。次のプラドはどのような車になるのでしょうか?

ランクルプラド(ランクル250)のフルモデルチェンジは2024年5月頃 ショートボディやエンジンはどうなる?

ランドクルーザープラド(ランドクルーザー250)のフルモデルチェンジは2024年5月頃

トヨタ自動車が販売するクロスカントリーSUVのランドクルーザープラドは、2018に150系と呼ばれるプラドが新車販売されています。2009年に販売を開始して、2017年9月にはフェイスリフトを伴う後期型へマイナーチェンジ。ランドクルーザーが2021年にフルモデルチェンジを実施、その3年後の2024年前半にランドクルーザープラドのフルモデルチェンジが行われます。

そこで、ランドクルーザープラドがモデルチェンジしてきた周期から次期プラドに切り替わるタイミングや、搭載するエンジンなどのパワートレイン・搭載装備などを具体的に考察します。

ランドクルーザー250(ランクル250)がワールドプレミア 2種類のヘッドライト・ハイブリッド投入にも期待

新型ランドクルーザー250のエクステリアランドクルーザー250は丸目ヘッドライトとスクエアヘッドライトの2種類設定

ランドクルーザー250が2023年8月2日に世界初公開、丸目ヘッドライトとスクエアヘッドライトの2種類のモデルを投入することを発表(ヘッドライトは納車後にも付け替え可能)。
発表されたモデルにはプラドの名称が無いため、ランクル250がプラドの後継モデルになります。

  • 正面から見たランクル250トヨタ ランドクルーザー250はヘッドライトの付外しを可能にするなどメンテナンス性が高い
  • 後ろから見たランクル250トヨタ ランドクルーザー250のリヤテールランプ
  • ランクル250のアルミホイールトヨタ ランドクルーザー250のアルミホイール
  • ランクル250のインストルメントパネルトヨタ ランドクルーザー250のインストルメントパネル
  • ランクル250のフロントガラストヨタ ランドクルーザー250はAピラーが立っているため見切りが良い
  • ランクル250のセンターディスプレイトヨタ ランドクルーザー250のセンターディスプレイ
  • ランクル250の助手席トヨタ ランドクルーザー250の助手席

従来比で50%向上したフレーム剛性、サスペンションの基本性能やオンロード・オフロード性能も向上、プラットフォームはGA-Fを採用します。
マルチテレインモニターとマルチテレインセレクトで過酷な走行にも対応できるようです。
ボディサイズは全長4,925mm、全幅1,980mm、全高1,870mm、ホイールベース2,850mmで、ランクルプラドより全長+100mm、全幅+95mm、全高+20mm、ホイールベース+60mmと大型化。

ランクル250のパワートレインはプラドに採用する2.7Lの直列4気筒のガソリンエンジン(2TR-FE)+6ATと、2.8Lの直列4気筒クリーンディーゼルターボ(1GD-FTV)+8速ATの2種類を設定。
兄弟モデルのレクサスGXに採用する2.4Lの直列4気筒ターボハイブリッドエンジンは北米向けなりますが、ランクル250の発売後、将来的(発売から約1年後という噂)に日本市場へ導入することをトヨタが明言しています。

新型ランドクルーザー250のインテリアプラドから大きく進化したランクル250のインテリアは兄貴分のランクル300を超えたという評価も

ランドクルーザー250のインテリアは、トヨタのフラッグシップにあたるランドクルーザー300(ランクル300)を超えているという評価もあるようで、フル液晶のメーターパネルと存在感のある大型センターディスプレイが目を惹きます。

2023年にプロトタイプを発表したランドクルーザー250は、2024年前半に発売予定(2024年5月に正式発表・発売が濃厚)とのことで、発売に併せて特別仕様車のファーストエディション(First Edition)を設定することも発表。
ランクル250のグレード構成はファーストエディションに加えガソリンエンジンのVX、ディーゼルターボエンジンのGX、VX、ZXの全4種類設定します。

ランドクルーザー250(プラド)のワールドプレミアが2023年8月2日に決定

ワールドプレミア日時発表で公開したランクルプラドのティザーイメージ2023年ランドクルーザー世界初公開の日程発表で公開したティザーイメージ

新型ランドクルーザーのワールドプレミアを2023年8月2日(水)10時から実施することを公式発表。ニュースリリースにはプラドや250などのモデル名は記載されていませんが、今回の世界初公開がモデルチェンジ版ランドクルーザープラドの後継モデルです。
正式なモデル名はプラドから「ランドクルーザー250」に変更されました。

またランクルプラド(ランクル250)発表の場で再再販の可能性があるランドクルーザー70も同時発表。サプライズとして2021年に発表したコンパクトクルーザーEVをランドクルーザーミニとして発表するという情報もありましたが、ランクルミニ(ランドクルーザーミニ、ランドクルーザーFJ)らしきモデルはシルエットのみで、正式発表はされませんでした。

新型ランドクルーザープラド(ランドクルーザー250)と思われるシルエットを北米トヨタが公開

5代目ランドクルーザープラドと思われるシルエット画像USAトヨタが2023年7月に公開したランクルFJ40と5代目ランドクルーザープラド(ランドクルーザー250)と思われるシルエット

日本では5代目になるランドクルーザープラドの新型モデルと思われるティザーイメージが、USAトヨタのニュースリリースに2023年7月掲載。
掲載されたシルエットにはランドクルーザーの基礎を築いた40系ランドクルーザーらしきモデルも登場します。

5代目プラド(ランクル250)のサイドシルエットは40系の系譜を受け継いだ無骨なスタイルで、ランクルプラドのレクサス版と言える2023年発表の3代目レクサスGXのよう。
フロントバンパーはトヨタ独自のものに変更され、ブリッジ型のルーフレールなどは装着されていないため、GXよりもスッキリした印象になっています。

北米では日本でフラッグシップにあたるランクル300が導入されていないため、今回の新型プラドがランクル300の替わりを務めるという噂。
またプラドは日本で販売する名称のため、ランドクルーザー250というモデル名になり、日本でもプラドの名称をランドクルーザー250に変更する可能性も。
日本にランクル250を導入した場合ランクル300と役割・サイズ感などが酷似するため、ランクル300は海外専売モデルになるという情報もあるようです。

ランドクルーザープラド(ランクル250)の発表が2024年4月頃へ延期の噂

ランドクルーザープラド(ランドクルーザー250に改名するとも言われる)の発売は当初2023年夏頃から後半になるという情報がありましたが、時期が延期され2024年4月頃になるという噂があります。
2024年4月頃発売ということになると、2023年末頃か2024年の早い時期に公式発表があるかもしれません。

5代目プラドのパワートレインは4代目現行モデルに搭載する2.7Lの2TR-FE型ガソリンエンジンと2.8Lの1GT-FTV型ディーゼルターボエンジンのほかに2.4LのT24A型ガソリンターボエンジンをラインナップするとのこと。
2.4LのT24A型ターボガソリンエンジンは3代目ヴェルファイアにも搭載するとされるパワフルなエンジンです。

2.4L直4ガソリンターボ+モーターのデュアルブーストハイブリッドシステムの追加、PHEVの追加なども噂されていますが、発売後モデル末期にかけてFCEV(燃料電池自動車)の追加計画もあるとのことです。

ボディサイズは全長4,950mm、1,920mm、1,900mmで、先代プラドと比較すると全長が+75mm、全幅が+35mm延伸することで兄貴分のランドクルーザー300にも匹敵する大迫力のスタイリングに。
ボディを大型化することにより、海外人気の高い現在の300系を海外専売車に、300系の替わりに250系(現在のプラド)を国内ランドクルーザー旗艦モデルに設定するという噂もあります。

ランクル250のフェイスは70系に似た丸目も 300系ベースも含めた3種類のスタイルを設定する噂も

2024年にフルモデルチェンジする可能性が高いランドクルーザー250に、2023年再再販が決定したランクル70系(ナナマル)の丸目フェイスに似た見た目のグレードが存在するようです。
ランドクルーザー250はプラドに入れ替わる形で投入されるという噂のモデルで、ベースデザインはランドクルーザー300を踏襲するものになると言われています。

ランクル250は、ランクル300系に似たフェイス+ランクル300系をカスタムしたフェイス+ランクル70系に似た丸目フェイスの合計3種類の顔を持つモデルになるとのことで、今までにないグレード展開が予想されます。

アルファード・ヴェルファイアなど、トヨタのミニバンには通常グレードのほか見た目の違うエアログレードを設定することがあります。
また、ランクル300系を始めGRグレードでも見た目を変更していることから、ランクル250系にも通常グレード+エアログレード+GRグレードを設定する可能性もあると予想します。

ランドクルーザープラドではなく新しい新型モデルか FJクルーザーの後継モデルとも

プラドがランドクルーザー250に改名するという噂もあるなか、ランクル250はプラドとは別の新型モデルとして発表するという情報も。
ランクル250については2018年にファイナルエディションを発売後に生産終了になったFJクルーザーの後継モデルになるとも言われています。
2023年から2024年はランドクルーザー70の復活もあり、SUV・クロカンモデルが盛り上がる年になりそうです。

プラド新型モデルの名称はランドクルーザー250になるという噂

5代目の新型モデルから、ランドクルーザー250へ名称変更するという噂があり、4代続いたプラドのサブネームが無くなる可能性があるようです。

2021年にモデルチェンジしたランドクルーザー300のコンパクトモデルということを強調する目的もあるとのことで、ランクル250のエクステリアなどもランクル300を踏襲したスタイリングになることが考えられます。

ランクル300のパワートレインは3.4LのV型6気筒ディーゼルターボエンジンと、3.5LのV型6気筒ガソリンターボエンジンですが、ランクル250はダウンサイジングした2.8Lの直列4気筒ディーゼルエンジンと、2.7Lの直列4気筒ガソリンエンジンを採用、プラットフォームはランクル300系と同じTNGAの専用ラダーフレームになるとのこと。
予想されていた3.5L V6のガソリンツインターボハイブリッドのi-FORCE MAXは海外向けのランクル250に搭載され、日本国内向けにはラインナップしないようです。

ランクルプラド150が2022年8月末で受注停止

今月にマッドブラックエディションの特別仕様車を発表したばかりのランクルプラドだが、2022年8月末で受注停止となりました。あわせてハイラックスも受注停止となっており、この受注停止が新型へのモデルチェンジを意味するのか、原価の高騰や半導体不足によるものなのかは定かではありません。

180系ランドルクーザープラドの発売時期について、2023年はマイナーチェンジ(一部改良)に留まるという噂もあります。
仮にビッグマイナーチェンジになった場合は2024年以降も継続販売する可能性も考えられ、180系にフルモデルチェンジする時期がさらに伸びることもあり得るかもしれません。

新型180系ランクルプラドのモデルチェンジが2024年に延期になる可能性も

新型プラドのフルモデルチェンジが2024年に延期になる可能性もあるようです。
当初は兄貴分のランドクルーザー300のモデルチェンジから2、3年後にあたる、2023年から2024年になると予想されており、2024年前半にモデルチェンジ予定との情報もディーラーに流れているようです。

また、次期ランクルプラドの装備は2021年にフルモデルチェンジした300系ランドクルーザーの最新装備を搭載する可能性があるとのこと。

300系のランクルは多段化した10速ATや、路面状況で適切なトルク配分を行うトルク感応式LSDなど最先端の電子装備を導入しています。
プッシュスタートボタンに指紋認証システムを導入するなど、盗難防止対策も万全なので、次期ランドクルーザープラドに最新装備がどこまで搭載されるのか楽しみです。

ランドクルーザープラドのモデルチェンジはいつ?2024年前半が有力候補

海岸線を走るランドクルーザープラドランドクルーザープラドは前回行われた2017年のマイナーチェンジから7年後にあたる2024年頃にフルモデルチェンジが行われると考える

ランドクルーザープラドがフルモデルチェンジするのはいつになるのでしょうか?150プラドは2017年にビッグマイナーチェンジを行いフェイスリフトとともに後期型になっています。ビッグマイナーチェンジを行ってから1年そこらでフルモデルチェンジするとは考えにくく、本家のランドクルーザーが2021年にフルモデルチェンジしたことから、プラドは2024年前半頃にフルモデルチェンジすると予想します。

ランドクルーザープラドのモデルチェンジ周期
1985年10月 ランドクルーザー(ワゴン)発売
1990年4月(4年6ヶ月) ランドクルーザープラド(70系)発売
1993年5月(3年1ヶ月) マイナーチェンジ
1996年5月(3年) ランドクルーザープラド(90系)発売
1999年6月(3年1ヶ月) マイナーチェンジ
2002年10月(3年4ヶ月) ランドクルーザープラド(120系)発売
2009年9月(6年11ヶ月) ランドクルーザープラド(150系)発売
2013年9月(4年) マイナーチェンジ(中期型)
2017年9月(4年) マイナーチェンジ(後期型)
2024年(約7年) ランドクルーザープラド(180系)発売?

フルモデルチェンジやマイナーチェンジ周期を見てみると、フルモデルチェンジは約7年の年月をかけて行っていますが、150系は8年目にビッグマイナーチェンジを行って後期型へと移行しています。
これはランドクルーザープラドの歴史の中でも初めてのことで、マイナーチェンジから周期を伸ばすと考えるとランドクルーザープラドは2024年頃にフルモデルチェンジすると予想します。

また本家のランドクルーザーが2021年8月2日にフルモデルチェンジしたことから、派生車種のプラドが3年後の2024年にモデルチェンジして、販売開始する可能性は高いと考えます。

2022年はミニバンのノアやヴォクシーのフルモデルチェンジ、フラッグシップミニバンのアルファードのフルモデルチェンジ、注目度の高いクラウンSUVの登場が予想されているため、新型プラドの投入を延期して2024年にする、という噂もあるようです。

ランドクルーザープラド180系のパワートレインはディーゼルエンジンとガソリンエンジンでハイブリッドエンジン搭載の可能性も

150プラドは2015年6月の一部改良でクリーンディーゼルエンジンを追加し、V型6気筒4.0Lガソリンエンジンを廃止しました。2017年のマイナーチェンジではパワートレインに変更を行わずに、2.7L直4ガソリンと2.8L直4ディーゼルターボの2本立てで販売しています。

フルモデルチェンジ後の180系となると予想されるランドクルーザープラドでは、150系と同様にNAガソリンエンジンとディーゼルターボエンジンの2種類が搭載すると考えられますが、新型ランドクルーザー300系に搭載した3.3LのV6ディーゼルターボを採用する可能性もあります。
また2021年にフルモデルチェンジした新型NXに搭載する、トヨタの新開発エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせたエンジンを、新型モデルの発売から1年後に採用する噂、また2.8L 直列4気筒ディーゼルターボハイブリッドを採用する予想もあるため、パワートレインには大きな変化が見られるかもしれません。

安全装備には次世代のトヨタセーフティセンスを全グレードで標準装備し、最上級グレードのTZ-GにはトルセンLSDやドライブモードセレクト、19インチアルミホイールが標準で装備されるものと考えます。
乗車人数も最上級グレードのTZ-Gは7人乗りですが、ほかのグレードのTX-LとTXグレードでは5人乗りと7人乗りの2種類を販売すると考えます。

ランドクルーザープラドのフルモデルチェンジでボディタイプはどうなる?日本仕様ではロング5ドアのみのラインナップだろう

ランドクルーザープラドは日本だけではなく海外でも販売されているグローバルな車で、販売地域に合わせたボディタイプを生産しています。日本では150系からラインナップから外れた3ドアショートモデルが海外では販売されていますが、次期プラドにも3ドアショートモデルは追加されないと考えられます。

5ドアモデルに比べて短いボディで機敏性のあるショートモデルは、林道などの険しく狭い場所での取り回しがしやすいものですが、シティユースでは後部座席へのアクセスや荷物を置く際に不利で実用性の面で劣っています。

道路が整備されていて砂利道が少ない日本の道路では、ランドクルーザープラドはオンロードで使用することがほとんどのファミリーカーで、後部座席の乗り降りがしにくい3ドアショートモデルは売れないためフルモデルチェンジしたプラドでもラインナップしないと考えます。

2024年頃にフルモデルチェンジが予想されるランドクルーザープラドの画像8枚

  • ランドクルーザープラド TZ-Gのフロントビューランドクルーザープラド TZ-G
  • ランドクルーザープラド TZ-Gの左フロントサイドビューランドクルーザープラド TZ-G
  • ランドクルーザープラド TZ-Gの左フロントサイドビューランドクルーザープラド TZ-G
  • ランドクルーザープラド TZ-Gの左サイドビュー	ランドクルーザープラド TZ-G
  • ランドクルーザープラド TZ-Gの左リアサイドビューランドクルーザープラド TZ-G
  • ランドクルーザープラド TZ-Gのリアビューランドクルーザープラド TZ-G
  • ランドクルーザープラド TZ-Gの右リアサイドビューランドクルーザープラド TZ-G
  • ランドクルーザープラド TZ-Gの右フロントサイドビューランドクルーザープラド TZ-G

ランドクルーザー70系の派生車種 ランクルプラドのモデルチェンジ遍歴

ランドクルーザープラドは「ランクルプラド」「プラド」と呼ばれる、トヨタが販売していた大型のSUVです。ヘビーディーティな70系に対し、プラドはライトデューティに位置づけられているオフロード向けのモデルです。

ランドクルーザープラド初代 J7*G/W型(1990年~1996年)

1990年4月、1984年から1990年にかけて販売されていたランドクルーザーワゴンがモデルチェンジをし、「プラド」のサブネームを掲げて登場しました。日本国内では2ドアショートでメタルトップの5人乗りと、4ドアセミロングの8人乗りの設定となります。
1991年8月、「ワイド」モデルを追加。
1992年5月、特別仕様車「EXワイドリミテッド」を発売。8月には「SXワイド」を設定。
1993年5月、マイナーチェンジで搭載エンジンと、フロントバンパーとサイドターンシグナルランプ形状、ボディカラーの変更も実施されました。
1994年5月、ランクルシリーズ生産累計250万台達成記念の特別仕様車「SXワイドリミテッド」を発売。
1995年1月に一部改良、5月に特別仕様車「SXワイドリミテッド」を設定。
1996年5月、2代目と入れ替わりで販売を終了しました。

ランドクルーザープラド 2代目 J90/95W型(1996年~2002年)

1996年5月、2代目となって登場。エンジンやドライブトレイン、フレーム、」サスペンションなどがハイラックスサーフやタコマと共用になり、3ドア車のみの展開となります。
1998年1月の一部改良では3RZ-FE型の直列4気筒2.7Lガソリンエンジンが日本向けに追加になり、インテリアの充実やボディカラーに新色を追加しました。
1999年6月にマイナーチェンジを実施。ディーゼルターボエンジンがパワーアップし、フロントデザインを変更しました。2000年7月に一部改良。2001年8月、特別仕様車「TXリミテッド」を発売。
2002年10月、3代目と入れ替わりで販売を終了しました。

ランドクルーザープラド 3代目 J12*W型(2002年~2009年)

2002年10月、ランクルプラドが3代目となって登場。イモビライザーを採用し、ショートとロングの2種を設定。日本国内ではMT車が廃止されました。
2004年8月、一部改良で2.7Lガソリンエンジンを新開発2TR-FEに変更。
2005年7月の一部改良ではディーゼルエンジン車「TZ」を廃止し、V6ガソリンエンジンの変更、5速ATが設定されました。
2007年7月、日本国内でのディーゼル車を廃止。2008年に一部改良。
2009年9月、4代目と入れ替わりで販売を終了。

ランドクルーザープラド 4代目 J15*W型(2009年~2023年)

2009年9月、フルモデルチェンジで4代目に。国内では3ドアショートを廃止しました。
2013年9月にマイナーチェンジを実施し、大型のフロントグリルの採用やシート素材や内装色の変更が施されました。走行性能も向上しています。
2014年8月、特別仕様車「TX ”Argento Cross”」を発売。
2015年6月には一部改良で日本向けのV6 4.0L車が廃止となる一方、2007年に廃止されていた日本向けディーゼル車が復活しました。4.0L車専用だった「TZ-G」が、ディーゼル車専用グレードとなります。
2016年8月、トヨタ店創立70周年記念の特別仕様車「TX ”Lパッケージ・G-FRONITIER”」を発売。
2017年9月にマイナーチェンジを実施。ディーゼル車のグレードが「TX」に7人乗り仕様、「TX ”Lパッケージ”」に5人乗り仕様が追加されました。
2020年8月、一部改良で安全性能と環境性能が向上すると共に、特別仕様車「TX ”Lパッケージ・Black Edition”」を発売。
2021年6月、一部改良と共に、ランドクルーザー誕生70周年を記念した特別仕様車「TX ”Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”」を発売。
2022年8月、特別仕様車「TX ”Lパッケージ・Matt Black Edition”」を発売。
同8月、ランドクルーザー250が世界初公開され、このモデルから「プラド」の名前が消滅することになります。

ランドクルーザープラドのモデルチェンジ遍歴
ランクルプラドのモデル 販売年表
初代 J7*G/W型 1990年~1996年
2代目 J90/95W型 1996年~2002年
3代目 J12*W型 2002年~2009年
4代目 J15*W型 2009年~2023年

モデルチェンジするランドクルーザープラドはオンロードユース向けだがクロールコントロールなどオフ向け装備も充実したオールマイティな車

ランドクルーザープラド

ランドクルーザープラドは、日本の道幅が狭い道路事情に合わせて作られたライト系クロカンです。150系プラドではいままで搭載されてこなかったオフロード向けの装備である「クロールコントロール」をTZ-Gに装備してオフロード性能も高めています。

主に市街地を走るオンロード向けのランドクルーザープラドですが、ラダーフレームも装備しているため悪路でも軽々と走行できる性能も持ち合わせています。

後期型へのマイナーチェンジから約7年後の2024年頃にはモデルチェンジすると予想するランドクルーザープラドは、都市を走るSUVの中でもラダーフレームを備えた頑丈さ、全幅1,885mmによる取り回しのしやすさ、5ドアで7人まで乗れるファミリーユースなど、どれを見ても最強の車といってもいいでしょう。