300万円で購入できる新車

予算300万円で買えるおすすめ新車をボディタイプ別に解説 コンパクトカーからSUVまでスペック比較

「300万円で買える新車を知りたい」という方向けに、コンパクトカーからSUV・ミニバン・クーペ・オープンカーまで車種別に徹底比較。購入当時のグレード別価格・スペック・安全装備の情報に加え、現在の販売状況をあわせて解説しています。

予算300万円で買えるおすすめ新車をボディタイプ別に解説 コンパクトカーからSUVまでスペック比較

予算300万円でコンパクトカーからSUVまで新車で購入できたおすすめ車種まとめ

新車の購入予算を300万円以内に収めたいときに選べる車種を、コンパクトカーからSUV・ミニバン・ワゴン・セダン・スポーツカー・オープンカーまでボディタイプ別に紹介します。

近年の車は予防安全技術の向上に伴い新車価格が上昇傾向にあり、コンパクトカーでも上位グレードになると300万円という予算では満足のいくグレード選びが難しくなるケースも増えています。それでも新車は前オーナーのクセがついていない・初回車検が3年後・ディーラーの手厚いサポート・リセールバリューなど、中古車にはない魅力があります。

なお、この記事で紹介している車種・グレード・価格は記事公開当時(2019年頃)の情報をもとにしています。その後にモデルチェンジ・車名変更・生産終了となったモデルが多数含まれますので、各車種の項目で現在の状況をあわせて確認してください。中古車での購入を検討している方にも参考になる内容です。

日産キューブは広い室内と個性的なデザインが魅力のコンパクトトールワゴン(生産終了)

日産キューブ ライダー ブラックラインキューブの特別仕様車であるライダー ブラックライン

1998年から販売していたコンパクトトールワゴンが日産 キューブです。高さのある広い室内はファミリーカーとしても需要があり、当時はトヨタのbBと販売台数を競い合うほどの大ヒットモデルでした。

日産キューブは2019年12月に生産終了しており、現在は中古車のみ流通しています。長くモデルチェンジが行われなかったことで安全性能の面で他車種に遅れを取り、21年・3世代の歴史に幕を閉じました。専用フルエアロ仕様の最上位グレードである「キューブライダー」は当時2,030,400円~の価格帯で、オプションを付けても300万円以内に収まる手軽さが魅力でした。中古車を検討する際は、スマートアシスト等の安全装備が搭載されていないことを念頭に置いておくことが大切です。

キューブ ライダー
全長4,010mm
全幅1,695mm
全高1,640mm
室内長1,950mm
室内幅1,395mm
室内高1,275mm
車両重量1,220kg
ホイールベース2,530mm
最低地上高150mm
最小回転半径5.0m
総排気量1.498L
ボディカラー3色
JC08モード燃費19.0km/L
乗車定員5名

トヨタ アクアはハイブリッド専用コンパクトカーでコスパの高さが魅力(初代は生産終了・2代目に移行)

アクアGRスポーツ17インチパッケージのサイドビューアクアGRスポーツ 17インチパッケージは252万円の価格帯にある

ハイブリッド専用モデルのコンパクトカーがトヨタのアクアです。2016年にはトヨタ史上最速で100万台を突破した大人気車で、クラストップレベルの燃費性能と扱いやすいボディサイズが魅力でした。

初代アクアは2017年6月にマイナーチェンジを実施し燃費性能がさらに向上、クロスオーバーやGRスポーツグレードも追加されました。当時は通常グレードのG ソフトレザーセレクションが2,052,000円~、GR SPORTが2,527,200円~で、予算300万円内で上位グレードを狙える高コスパモデルでした。初代アクアは2021年7月に2代目へフルモデルチェンジされ生産終了となりました。現行の2代目アクアはバイポーラ型ニッケル水素電池を採用し、さらなる燃費性能と走行性能の向上を実現しています。

アクア G ソフトレザーセレクション(初代)
全長4,050mm
全幅1,695mm
全高1,455mm
室内長2,015mm
室内幅1,395mm
室内高1,175mm
車両重量1,090kg
ホイールベース2,550mm
最低地上高140mm
最小回転半径4.8m
総排気量1.496L
ボディカラー13色
JC08モード燃費34.4km/L
乗車定員5名

トヨタ ルーミーは300万円以下でスライドドアが欲しい方に人気のコンパクトトールワゴン(タンクは統合済み)

スライドドアを空けたタンクルーミーとタンクは兄弟車であり、どちらもスライドドアを採用している

「1LD-CAR(ワン エル ディー カー)」をコンセプトに開発されたコンパクトトールワゴンがルーミーとタンクです。両車はエクステリアと販売店舗に違いはあるものの内装や価格は同じ兄弟車で、2016年に同時発売されました。ダイハツのトールとスバルのジャスティも同じ車両で、4兄弟を形成していました。

両側スライドドアを搭載したクラストップレベルの使いやすさが魅力で、年齢・性別を問わず高い人気を誇りました。最上位グレードのカスタムG-Tは当時1,965,600円~と、オプションをつけても予算300万円内に十分収まる価格設定でした。安全装備にはスマートアシスト3が搭載され、歩行者対応自動ブレーキやハイビーム自動切り替えも備えていました。なお、タンクは2020年8月にルーミーへ統合・廃止されています。現在はルーミーのみラインナップされており、マイナーチェンジにより装備内容がさらに充実しています。

ルーミー・タンク カスタムG-T(当時)
全長3,725mm
全幅1,670mm
全高1,735mm
室内長2,180mm
室内幅1,480mm
室内高1,355mm
車両重量1,100kg
ホイールベース2,490mm
最低地上高130mm
最小回転半径4.7m
総排気量0.996L
ボディカラー14色
JC08モード燃費21.8km/L
乗車定員5名

ホンダ フリードは予算300万円以下で選べる3列シート搭載コンパクトミニバン(2024年に3代目へ移行)

ホンダ フリードホンダのフリードは最上級グレードであるハイブリッドEXを狙える

ミニバン販売台数でも上位に入る人気車がホンダのフリードです。フリードは2列目がキャプテンシートの6人乗り・ベンチシートの7人乗り・5人乗りでラゲッジを広げたフリード+の3タイプから選べる自由度の高さが魅力です。

記事公開当時の2代目フリードでは、最上位モデルのHYBRID EXが2,656,000円~で、ディーラーオプションの9インチナビを加えても2,845,000円と予算300万円内に収まる設定でした。上位のModulo Xは313万円からで予算をわずかにオーバーするものの、充実装備で人気がありました。フリードは2024年6月に3代目へフルモデルチェンジし、2代目は生産終了となりました。3代目はe:HEVシステムを採用し、燃費・走行性能ともに大幅に進化しています。

フリード ハイブリッドEX(2代目)
全長4,265mm
全幅1,695mm
全高1,710mm
室内長3,045mm
室内幅1,455mm
室内高1,275mm
車両重量1,430kg
ホイールベース2,740mm
最低地上高135mm
最小回転半径5.2m
総排気量1.496L
ボディカラー8色
JC08モード燃費26.6km/L
乗車定員5名

日産 ノートe-POWERはモーターのみで走行する革新的なハイブリッドシステムが特徴(初代は生産終了・2代目に移行)

雪道を行くノートe-power NISMO Sノートe-powerのスポーティグレードであるNISMO Sも予算300万円もあれば購入可能

日産のe-POWERシステムを搭載した初代ノートe-POWERは、ガソリンエンジンを発電専用に使いモーターのみで走行するという新しいアプローチで大ヒットしました。月間販売台数ランキングでトヨタのプリウスと首位を争うほどの人気を博し、EV感覚のドライビングフィールが高い評価を得ました。

当時の最上位グレードNISMO Sは2,671,920円~で専用装備が充実しており、オプションのボディカラーとナビパックを加えても300万円以内に収まりました。初代ノートe-POWERは2021年8月に2代目へフルモデルチェンジし、生産終了となりました。2代目はe-POWER第2世代を採用し、一充電走行距離の向上や走行性能のさらなる進化を実現しています。

ノート e-POWER NISMO S(初代)
全長4,165mm
全幅1,695mm
全高1,535mm
室内長2,065mm
室内幅1,390mm
室内高1,255mm
車両重量1,250kg
ホイールベース2,600mm
最低地上高130mm
最小回転半径5.2m
総排気量1.198L
ボディカラー5色
JC08モード燃費
乗車定員5名

マツダ デミオは豪華な内装とディーゼルエンジンの経済性が際立つコンパクトカー(現在はMAZDA2として販売中)

マツダデミオマツダのデミオはガソリンエンジンのほかにディーゼルエンジンも搭載している

マツダのコンパクトカー デミオは、最上位クリーンディーゼルモデルのXD Touring Lパッケージ 4WDが当時2,278,800円~で、特別仕様車のミストマルーンやノーブルクリムゾンも同価格帯に設定されていました。ヘッドアップディスプレイを装備するなど同社のCX-3と同等の内装クオリティで、コストパフォーマンスは紹介車種の中でも群を抜いていました。

標準装備の7インチディスプレイにオプション(当時48,600円)のナビゲーション用SDカードPLUSを追加するだけでナビが使えるお得な設定も魅力でした。デミオは2019年9月のマイナーチェンジを機に「MAZDA2(マツダ2)」へと車名を変更し、現在も販売が続いています。スペック・基本設計はデミオ時代から継続していますが、安全装備の充実や室内の質感向上が図られています。中古車市場でもデミオ・MAZDA2ともに豊富な在庫があります。

デミオ XDツーリング Lパッケージ(当時)
全長4,060mm
全幅1,695mm
全高1,525mm
室内長1,805mm
室内幅1,445mm
室内高1,210mm
車両重量1,130kg
ホイールベース2,570mm
最低地上高145mm
最小回転半径4.9m
総排気量1.498L
ボディカラー10色
JC08モード燃費30.0km/L
乗車定員5名

スバル XVはスタイリッシュなデザインと本格SUVの走破性を両立したモデル(現在はクロストレックへ移行)

スバルXVハイブリッドモデルが復活したスバルのXVは282万円の価格帯

スバル XVは欧州安全基準ユーロNCAPで最高評価のファイブスターを獲得した安全性と、全車AWDの走破性を兼ね備えたSUVです。当時ベースグレードは2,138,400円~、最上位のAdvanceが2,829,600円~で、300万円以内に収まる設定でした。18インチアルミホイール・LED照明・合皮コンビシートなどを標準装備し、充実した内容で人気を集めました。

雪道や砂利道でも全グレードAWDで安心して走れる点は、XVの大きな強みでした。スバルXVは2022年9月に「クロストレック」としてフルモデルチェンジしており、旧型XVの新車販売は終了しています。クロストレックでは1.6Lモデルが廃止され全グレードが2.0Lのe-BOXER(マイルドハイブリッド)に統一されるなど、大幅な刷新が行われました。

スバルXV Advance(3代目・当時)
全長4,465mm
全幅1,800mm
全高1,550mm
室内長2,085mm
室内幅1,520mm
室内高1,200mm
車両重量1,550kg
ホイールベース2,670mm
最低地上高200mm
最小回転半径5.4m
総排気量1.995L
ボディカラー10色
JC08モード燃費19.2km/L
乗車定員5名

ホンダ ヴェゼルはSUV好きに外せない人気モデルでハイブリッドとガソリンから選べる(2代目に移行)

ホンダ ヴェゼルヴェゼルには1.5Lターボを搭載したツーリンググレードも登場した

2014年〜2016年までSUV年間販売台数1位を獲得していた初代ホンダ ヴェゼルは、フィットをベースにした燃費の良さと広い室内が人気でした。ハイブリッドとガソリンモデルで外観の差がほとんどなく、燃費はハイブリッドFF(27.0km/L)に対してガソリンFF(21.2km/L)と差は5.8km/Lでした。

価格はハイブリッドHonda SENSINGが2,460,000円~、ガソリンのG・Honda SENSINGが2,075,000円~と、どちらも300万円以内で上位グレードを狙える設定でした。予算を優先するならガソリンモデルが充実した装備をお得に手に入れる選択肢として魅力的でした。初代ヴェゼルは2021年4月に2代目へフルモデルチェンジしており、現在は2代目のみ販売されています。2代目はe:HEVを採用し、デザインも大幅に刷新されました。

ヴェゼル ツーリング・ホンダセンシング(初代)
全長4,340mm
全幅1,790mm
全高1,605mm
室内長1,930mm
室内幅1,485mm
室内高1,265mm
車両重量1,360kg
ホイールベース2,610mm
最低地上高170mm
最小回転半径5.5m
総排気量1.496L
ボディカラー6色
JC08モード燃費17.6km/L
乗車定員5名

スズキ エスクードは1.4Lターボとオールグリップ4WDで走りを楽しめるコンパクトSUV(生産終了)

スズキ エスクードスズキのエスクードはダウンサイジングされた1.4Lターボを搭載しパワフルかつエコな車

スズキ エスクード(4代目)は2015年のフルモデルチェンジで1.4Lターボエンジンとオールグリップ4WDを搭載し、スポーティかつ経済的なコンパクトSUVとして再出発したモデルです。当時265万円からの価格で本革×スエード調コンビシート・シートヒーター・フルオートエアコン・スズキセーフティサポートが標準装備されており、コストパフォーマンスが高い1台でした。フルタイム4WDながら燃費16.0km/L(JC08モード)とレギュラーガソリン仕様の経済性も魅力でした。

4代目スズキ エスクードは2023年12月に生産終了し、その後2024年4月に正式に販売終了となりました。現在は中古車のみ流通しています。後継として欧州仕様ベースのe VITARAが2026年に日本市場へ導入されることが発表されています。

エスクード 4WD・6AT(4代目・当時)
全長4,175mm
全幅1,775mm
全高1,610mm
室内長1,960mm
室内幅1,480mm
室内高1,265mm
車両重量1,220kg
ホイールベース2,500mm
最低地上高185mm
最小回転半径5.2m
総排気量1.371L
ボディカラー6色
JC08モード燃費16.0km/L
乗車定員5名

トヨタ シエンタは7人乗りを300万円以内で狙える低床コンパクトミニバンの本命(3代目に移行)

トヨタ シエンタシエンタはスライドドアを搭載したコンパクトミニバンで、5人乗りのグレードも設定された

床面高さ330mmのミニバン低床No.1を誇るコンパクトミニバンがトヨタのシエンタです。トヨタセーフティセンスを搭載した高い安全性と、3列シートで後席ほど着座位置が高くなる設計で後方視界も良好でした。挟み込み防止機能付きパワースライドドアや大開口のラゲッジルームなど使いやすさもトップクラスでした。

当時の最上位グレード「ハイブリッドG Cuero」は2,532,600円~で、LEDヘッドライト・フォグランプ・テールランプが標準装備でした。ガソリン車には4WDも用意され、6人乗りで231万円からとお手頃でした。シエンタは2022年8月に3代目へフルモデルチェンジしており、現在は3代目のみが販売されています。3代目はデザインを大幅刷新し、全長・全幅ともにコンパクトながら室内空間をさらに拡大しています。

シエンタ ハイブリッドG Cuero(2代目・当時)
全長4,260mm
全幅1,695mm
全高1,675mm
室内長2,535mm
室内幅1,470mm
室内高1,280mm
車両重量1,380kg
ホイールベース2,750mm
最低地上高145mm
最小回転半径5.2m
総排気量1.496L
ボディカラー13色
JC08モード燃費28.8km/L
乗車定員7名

ステップワゴンはガソリン車なら300万円以内に収まるミニバンでスパーダも選択肢(現行は4代目に移行)

ステップワゴンスパーダ予算300万円以内ならスパーダのベースグレードまで選ぶことができる

当時のステップワゴンはハイブリッドモデルが330万円からで予算を超えるものの、ガソリンモデルなら245万円から選べました。力強いフェイスのスパーダも2WDなら285万円でギリギリ予算内に収めることができました。Honda SENSINGを全対象グレードに搭載し安心感も高く、7〜8人乗りで両側パワースライドドアも備えていました。

選べるグレードはガソリン車のB・G・G EXのFFと、スパーダのFFが300万円以下でした。ステップワゴンは2022年5月に現行モデルへフルモデルチェンジしており、旧型は生産終了となっています。現行モデルはe:HEVを搭載しており、ハイブリッドモデルが充実したラインナップとなっています。

ステップワゴン スパーダ(旧型・当時)
全長4,760mm
全幅1,695mm
全高1,840mm
室内長3,220mm
室内幅1,500mm
室内高1,425mm
車両重量1,620kg
ホイールベース2,890mm
最低地上高155mm
最小回転半径5.4m
総排気量1.496L
ボディカラー13色
JC08モード燃費17.0km/L
乗車定員7・8名

セレナは子育て世代に人気のミニバンでe-POWERやハイウェイスターも選べる(現行は5代目に移行)

日産セレナe-powerセレナe-powerは5ナンバーサイズのミニバンで燃費もいい

日産セレナは販売台数で常にトップを争うベストセラーミニバンです。当時の4代目では標準モデルのS・X・G・ハイウェイスターやe-power X・AUTECHが300万円以内の価格帯に設定されており、幅広い選択肢がありました。4WDモデルではXとハイウェイスターが300万円以下に収まりました。

e-POWERモデルは5ナンバーサイズのボディに優れた燃費性能を組み合わせた先進的なモデルとして人気を集めました。セレナは2022年11月に5代目へフルモデルチェンジしており、4代目は生産終了となっています。5代目は自動運転技術「プロパイロット2.0」やe-POWER第2世代を搭載し、走行性能・安全性能ともに大幅に進化しています。

セレナ e-power(4代目・当時)
全長4,690mm
全幅1,695mm
全高1,865mm
室内長3,170mm
室内幅1,545mm
室内高1,400mm
車両重量1,730kg
ホイールベース2,860mm
最低地上高140mm
最小回転半径5.5m
総排気量1.198L
ボディカラー12色
JC08モード燃費26.2km/L
乗車定員7名

ホンダ グレイスは最上位でも250万円台で購入できたコスパ最高のハイブリッドセダン(生産終了)

ホンダ グレイススタンダードなセダンであるグレイスは最上級グレードでも250万円で購入できる

グレイスはホンダが販売していたコンパクトセダンで、国内最安クラスのハイブリッドカーとして高い燃費性能(最大34.8km/L)とコストパフォーマンスを両立したモデルでした。知名度は高くありませんでしたが、質実剛健な5ナンバーハイブリッドセダンとして根強いファンを獲得していました。

最上位グレードのHYBRID EX・Honda SENSINGの4WDモデルが2,569,320円からで、ナビ・バイザー・フロアマットを加えても予算300万円以内に収めることができました。スポーティな特別仕様車のブラックスタイルも設定されていました。グレイスは2020年に1代限りで生産終了しており、現在は中古車のみ流通しています。後継モデルに相当する車種はホンダの国内ラインナップには存在せず、ホンダのセダン車種は国内市場から姿を消しています。

グレイス ハイブリッドEX・ホンダセンシング(当時)
全長4,450mm
全幅1,695mm
全高1,475mm
室内長2,040mm
室内幅1,430mm
室内高1,230mm
車両重量1,160kg
ホイールベース2,600mm
最低地上高145mm
最小回転半径5.1m
総排気量1.496L
ボディカラー7色
JC08モード燃費32.4km/L
乗車定員5名

スバル インプレッサG4は水平対向エンジンとアイサイトを搭載したスポーティセダン(生産終了)

スバル インプレッサG4インプレッサG4は300万円の予算なら最上級グレードにメーカーオプションも装着できる

インプレッサG4は1.6Lまたは2.0Lの水平対向エンジンにアイサイトを搭載したセダンタイプのスバル車で、2WDと4WDを選べる幅広いラインナップが特徴でした。最上位グレードの2.0i-S AWDが当時261万円で、ブラックレザーセレクションやアイサイトセイフティプラス等のメーカーオプションをすべて選んでも299万円以内に収まりました。

アイサイト・AWD・本革シートを予算300万円内で揃えられるコスパの高さはセダンの中でも際立っていました。インプレッサG4は2023年のインプレッサ6代目モデルチェンジに際して生産終了となりました。6代目インプレッサはハッチバックのスポーツのみラインナップとなり、セダンのG4は廃止されています。現在は中古車のみ流通しています。

インプレッサG4 2.0i-S アイサイト(当時)
全長4,625mm
全幅1,775mm
全高1,455mm
室内長2,085mm
室内幅1,520mm
室内高1,200mm
車両重量1,300kg
ホイールベース2,670mm
最低地上高135mm
最小回転半径5.3m
総排気量1.995L
ボディカラー7色
JC08モード燃費16.0km/L
乗車定員5名

トヨタ86・スバルBRZはスポーティなFRクーペで予算300万円ならベースグレードが選択肢(現在はGR86・新型BRZに移行)

トヨタ 86スポーティなクーペボディを持つ86やBRZは上級グレードは狙えないが、ベースグレードなら購入可能

トヨタ86とスバルBRZは共同開発されたFR駆動のスポーツクーペで、予算300万円以内ではグレードを選べばATまたは6MTで購入できました。BRZではR・S(6MTのみ)、86ではG・GT(6MTのみ)が選択肢で、SとGTは装備が充実した上位グレードですが6MTで298万円付近と予算ギリギリでした。

4人乗りのFRクーペを手頃な価格で楽しめる貴重な存在で、スポーツドライビングを求めるユーザーから高い支持を得ていました。トヨタ86は2021年に「GR86」としてフルモデルチェンジ、スバルBRZも2021年に2代目へフルモデルチェンジしており、いずれも旧型は生産終了となっています。現行のGR86・新型BRZはエンジンが2.4Lに拡大され、走行性能が大幅に向上しています。

86・G(旧型) BRZ・R(旧型)
全長4,240mm
全幅1,775mm
全高1,320mm
室内長1,615mm
室内幅1,490mm
室内高1,060mm
車両重量1,210kg1,240kg
ホイールベース2,570mm
最低地上高130mm
最小回転半径5.4m
総排気量1.998L
ボディカラー7色
JC08モード燃費12.8km/L11.8km/L
乗車定員4名

フィアット500Cはコンパクトなオープンカーでイタリアのおしゃれデザインと経済性を両立

フィアット500カブリオレのサイドビュー可愛らしいフィアット500のカブリオレモデルが500C。直列2気筒エンジンを搭載したモデルもある

イタリアのフィアットが販売する500Cは、ルーフをトランクまで電動で折りたたむことができるソフトトップのオープンカーです。頭上だけの半開きとリアウィンドウまで全開きの2パターンで、開放感を自在に調整できます。

当時は標準グレードの1.2 Popが260万円、上級グレードのTwinAir Loungeが287万円で、どちらも予算300万円以内に収まりました。TwinAirには875ccエンジンが搭載され自動車税も安く、燃費24.0km/Lのランニングコストの低さが魅力でした。欧州車ならではの個性とリセールバリューの高さも人気の理由のひとつです。

フィアット500C TwinAir Lounge(当時)
全長3,570mm
全幅1,625mm
全高1,505mm
室内長
室内幅
室内高
車両重量1,050kg
ホイールベース2,300mm
最低地上高
最小回転半径4.7m
総排気量0.875L
ボディカラー5色
JC08モード燃費24.0km/L
乗車定員4名

マツダ ロードスターは国産オープンカーの代名詞で予算300万円ならSスペシャルパッケージまで選べる

マツダ ロードスターのフロントビュー国産オープンカーといえばマツダのロードスター。ベースグレードかSスペシャルパッケージを購入できる

1989年発売の歴史を持つマツダ ロードスターは、国産オープンカーの代名詞的存在です。4代目(ND型)はソフトトップとハードトップのRFがラインナップされており、当時予算300万円以内ではソフトトップのSスペシャルパッケージ(275万円)まで選ぶことができました。ベースモデルのS(255万円)も選択肢でした。

どちらのグレードも6速MTとATを選べ、FRならではの操る楽しさは格別です。衝突回避支援システムやハイビームコントロールシステムも搭載しており、スポーツカーながら安全装備も充実していました。4代目ロードスターは現在も継続して販売されており、定期的に一部改良が実施されています。

ロードスター Sスペシャルパッケージ(4代目・当時)
全長3,915mm
全幅1,735mm
全高1,235mm
室内長940mm
室内幅1,425mm
室内高1,055mm
車両重量1,010kg
ホイールベース2,310mm
最低地上高140mm
最小回転半径4.7m
総排気量1.496L
ボディカラー7色
JC08モード燃費16.8km/L
乗車定員2名

カローラフィールダーは予算300万円内でハイブリッド最上級グレードも狙えたコスパ優秀なワゴン(生産終了)

カローラフィールダーカローラフィールダーはハイブリッド車もラインナップしていてランニングコストも低い

カローラフィールダーはトヨタが販売するカローラシリーズ派生のステーションワゴンで、ガソリン車とハイブリッド車がラインナップされていました。当時は最上位グレードのハイブリッドG WxBが253万円、ガソリンの1.8S WxBが234万円で、オプションのT-ConnectナビDCMパッケージを加えても300万円以内に収まる優れたコスパが魅力でした。

ハイブリッドモデルはJC08モード燃費34.4km/Lという優れた燃費性能を誇り、ランニングコストの低さも人気の理由でした。カローラフィールダーは2025年10月末をもって生産終了となりました。後継モデルとして3ナンバーサイズのカローラ ツーリングが存在します。中古車はまだ豊富に流通しており、教習車仕様の需要も根強くありました。

カローラフィールダー ハイブリッドG WxB(当時)
全長4,410mm
全幅1,695mm
全高1,510mm
室内長1,945mm
室内幅1,430mm
室内高1,200mm
車両重量1,170kg
ホイールベース2,600mm
最低地上高155mm
最小回転半径5.5m
総排気量1.496L
ボディカラー9色
JC08モード燃費34.4km/L
乗車定員5名

スバル レヴォーグは全車AWDのツーリングワゴンでアイサイト標準装備が魅力(1.6GT旧型は生産終了・2代目に移行)

雪道を走行中のスバル レヴォーグスバルのレヴォーグは全車AWDのため冬のツーリングも安心

スバルのグランツーリングワゴンであるレヴォーグは、水平対向エンジンとアイサイトを標準装備したオールラウンダーです。当時の1代目では1.6GT EyeSightが286万円で予算300万円で狙えるモデルでした。18インチアルミホイールやコールドウェザーパックを標準装備した1.6GT EyeSight S-styleも292万円と予算内に収まりました。全車AWDのため雪道や悪天候でも安心感があります。

レヴォーグは2020年10月に2代目へフルモデルチェンジしており、旧1.6GTシリーズは生産終了となっています。2代目レヴォーグでは1.6Lエンジンが廃止され、全車1.8Lターボ(CB18型)に統一されました。アイサイトも第4世代へ進化し、より高精度な運転支援が実現しています。

レヴォーグ 1.6GT EyeSight(1代目・当時)
全長4,690mm
全幅1,780mm
全高1,495mm
室内長2,005mm
室内幅1,490mm
室内高1,205mm
車両重量1,540kg
ホイールベース2,650mm
最低地上高140mm
最小回転半径5.4m
総排気量1.599L
ボディカラー7色
JC08モード燃費16.0km/L
乗車定員5名

ホンダ シャトルハイブリッドは最上級グレードZも予算300万円内に収まったコスパ優秀なワゴン(生産終了)

シャトルハイブリッドシャトルハイブリッドはフィットシャトルの後継モデルでハイブリッド4WDも設定されている

フィットシャトルの後継モデルであるシャトルは、5ナンバーサイズのコンパクトなステーションワゴンです。ガソリン車とハイブリッド車が用意されており、当時は最上位グレードのハイブリッドZ Honda SENSINGの4WDモデルが261万円と予算300万円に余裕をもって収まり、ナビなどのオプションも選べる設定でした。

ハイブリッドZで最大30km/L近い燃費性能を達成し、ベースグレードのFF車では34.4km/L(JC08モード)というクラストップレベルの低燃費が魅力でした。ホンダ シャトルは2022年8月末をもって生産終了しました。後継モデルは設定されておらず、ホンダのステーションワゴンはラインナップから消滅しています。現在は中古車のみ流通しており、良質な個体は安全装備と燃費の良さから人気が続いています。

シャトル ハイブリッドZ Honda SENSING(当時)
全長4,440mm
全幅1,695mm
全高1,545mm
室内長1,925mm
室内幅1,450mm
室内高1,290mm
車両重量1,240kg
ホイールベース2,530mm
最低地上高130mm
最小回転半径5.2m
総排気量1.496L
ボディカラー7色
JC08モード燃費29.8km/L
乗車定員5名

予算300万円以下の車まとめ:コンパクトカーやワゴンは最上級グレードが射程圏内、SUVやスポーツは慎重な選択を

300万円以下の車

この記事で紹介した車種は、いずれも記事公開当時(2019年頃)に予算300万円以内で購入できたモデルです。現在はモデルチェンジや生産終了により状況が大きく変わっており、コンパクトカーや小型ワゴンは2代目・3代目へ進化し、セダンやワゴンの一部は国内市場から姿を消しています。

車の価格は全体的に上昇傾向にあり、かつて300万円以内で選べた上位グレードが現行モデルでは予算を超えるケースも増えています。新車で購入を検討する場合はメーカー公式サイトで最新価格を確認し、中古車で購入する場合はモデル年式・走行距離・安全装備の有無を必ず確認することをおすすめします。特にレヴォーグや旧型86・BRZのようにベースグレードでもギリギリの価格帯だった車種は、自動車税や諸費用を加えると予算を超えることもある点に注意が必要です。