国産自動車メーカーのフラッグシップモデルから高い車をランキング
高い車と言えばスーパーカーを販売するイタリアのフェラーリやランボルギーニ、ドイツのポルシェやメルセデス・ベンツが浮かぶでしょう。実際日本でこれらの外車を購入する場合、同じクラスの国産車よりも高くなります。
輸入コストを含めた価格設定をしている外車ですが、日本車の中には外車の価格を遥かに超える驚きの車も存在します。
安全性は世界一、運動性能や最新技術も外車とかわらない国産車のフラッグシップモデルから、高い国産車をランキングしました。
10位 レクサス RC F Carbon Exterior package 10,594,000円~特殊なカーボン素材を使い軽量化されたスポーツカー
2014年に販売されたレクサスのスポーツクーペがRC Fです。
RC F Carbon Exterior packageは特殊なカーボン素材をエンジンフードやルーフに採用、トヨタのレーシングカンパニー TRDが制作したリヤウイングも搭載しています。ベースモデルから約10kg軽量化されたツートーンカラーのボディとなっています。
価格に相応しい運動性能を持つRC F Carbon Exterior packageですが、内装には包み込まれるようなセミアニリン本革がふんだんに使用されています。
コクピットもレーシーな雰囲気が伝わり、5.0L V型8気筒DOHCエンジンの卓越した走りを予感させます。
全長 | 4,705mm |
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全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,390mm |
室内長 | 1,835mm |
室内幅 | 1,520mm |
室内高 | 1,120mm |
車両重量 | 1,780kg |
ホイールベース | 2,730mm |
最低地上高 | 130mm |
最小回転半径 | 5.4m |
総排気量 | 4.968L |
最高出力 | 351kW(477PS)/7,100rpm |
最大トルク | 530Nm(54.0kgm)/4,800-5,600rpm |
ボディカラー | 8色 |
JC08モード燃費 | 8.2km/L |
乗車定員 | 4名 |
9位 レクサス GS F 11,120,000円~5.0LのV8型エンジンを搭載した日本一の速さを目指した上級セダン
2015年に発売されたレクサスGS Fは「日常からサーキットまで、誰もがシームレスに走りを楽しめる」というコンセプトで開発されました。
エンジンはRC Fと同じ5.0L V型8気筒DOHCエンジンを採用、最大出力477PSのハイパフォーマンスモデルとなっています。
RC Fはクーペモデルで乗車定員が4名でしたが、GS Fは5人乗車が可能なうえ、室内も快適な広さをもっています。
本格的なスポーツモデルですが、家族で使うことができるのもGS Fの魅力です。
全長 | 4,915mm |
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全幅 | 1,855mm |
全高 | 1,440mm |
室内長 | 2,025mm |
室内幅 | 1,535mm |
室内高 | 1,180mm |
車両重量 | 1,830kg |
ホイールベース | 2,850mm |
最低地上高 | 130mm |
最小回転半径 | 5.6m |
総排気量 | 4.968L |
最高出力 | 351kW(477PS)/7,100rpm |
最大トルク | 530Nm(54.0kgm)/4,800-5,600rpm |
ボディカラー | 7色 |
JC08モード燃費 | 8.2km/L |
乗車定員 | 4名 |
8位 レクサス LX570 11,150,000円~トヨタのレクサス版でお値段なんと1,000万円オーバーの超高級SUV
レクサスのSUVはボディサイズが小さい順からNX、RX、LXとラインナップされています。NXはRAV4ベース、RXはハリアーベース、LXはランドクルーザーがベースとなっています。
ランドクルーザーはトヨタのフラッグシップSUVで、豪華な室内とダイナミックなエクステリアが特徴です。
LXはランドクルーザーの上質感溢れる内外装をさらに洗練させたレクサスの最上級SUVで、全長5,080mm、全幅1,980mm、全高1,910mmの堂々とした佇まいは存在感と威厳を感じます。
近年流行の兆しを見せている3列シートを搭載していて、海外の要人やセレブが乗っていることでも有名な車種です。
全長 | 5,080mm |
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全幅 | 1,980mm |
全高 | 1,910mm |
室内長 | 2,760mm |
室内幅 | 1,650mm |
室内高 | 1,170mm |
車両重量 | 2,730kg |
ホイールベース | 2,850mm |
最低地上高 | 225mm |
最小回転半径 | 5.9m |
総排気量 | 5.662L |
最高出力 | 277kW(377PS)/5,600rpm |
最大トルク | 534Nm(54.5kgm)/3,200rpm |
ボディカラー | 7色 |
JC08モード燃費 | 6.5km/L |
乗車定員 | 5名/8名 |
7位 トヨタ センチュリー フロアシフト 12,538,286円~日本の匠の技術を使った贅沢なショーファードリブン
センチュリーは1967年から販売されているトヨタの最高位セダンです。
社用車や公用車として販売されるのが殆どで、トヨタのホームページに記載されているラインナップ一覧にもありません。
2006年からは天皇陛下の御料車として使われるなど、特別な車として認識している方も多い車種です。
一般人が購入するには厳しい審査がある、交通違反をしても捕まらない、そぐわない改造をするとトヨタに没収される、そもそも個人には販売してくれない、など様々な都市伝説がありますが、実際には一般的に車を購入する時と同じように個人で購入することもできます。
2018年6月には20年振りのフルモデルチェンジを行いハイブリッド仕様に生まれ変わります。
全長 | 5,270mm |
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全幅 | 1,890mm |
全高 | 1,475mm |
室内長 | 2,045mm |
室内幅 | 1,605mm |
室内高 | 1,185mm |
車両重量 | 2,070kg |
ホイールベース | 3,025mm |
最低地上高 | 135mm |
最小回転半径 | 5.7m |
総排気量 | 4.996L |
最高出力 | 206kW(280PS)/5,200rpm |
最大トルク | 460Nm(46.9kgm)/4,000rpm |
ボディカラー | 5色 |
JC08モード燃費 | 7.6km/L |
乗車定員 | 5名 |
6位 レクサス LC 500h L package 14,500,000円~トヨタのプレミアムブランド「レクサスのフラッグシップクーペ」
2017年3月16日に販売されたのがレクサス初となるフルサイズクーペのLCです。
発売1ヶ月で目標販売台数の約30倍を受注する大ヒット車種となり、納車待ちが半年以上になったのも話題となりました。
文句なしの走行性能を持っているLCのもう一つの魅力は燃費性能の高さです。
次世代クーペと言われているLCのパワートレインには新たに開発された「8GR-FXS」が搭載され、トヨタのプリウスやカムリで熟成されたハイブリッドシステムTHS2を進化させた「マルチステージハイブリッドシステム」を導入、ハイパワースポーツモデルとしては驚異的なJC08モード燃費15.8km/Lを達成しています。
全長 | 4,770mm |
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全幅 | 1,920mm |
全高 | 1,345mm |
室内長 | 1,870mm |
室内幅 | 1,550mm |
室内高 | 1,075mm |
車両重量 | 2,020kg |
ホイールベース | 2,870mm |
最低地上高 | 140mm |
最小回転半径 | 5.3m |
総排気量 | 3.456L |
最高出力 | 220kW(299PS)/6,600rpm |
最大トルク | 356Nm(36.3kgm)/5,100rpm |
ボディカラー | 11色 |
JC08モード燃費 | 15.8km/L |
乗車定員 | 4名 |
5位 トヨタ アルファード ロイヤルラウンジSP 15,460,691円~最上級グレードをベースにした日本一高い特別仕様のミニバン
最上級の「くつろぎ」と「おもてなし」の空間を提案したモデリスタ(トヨタのカスタムメーカー)のコンプリートカーがアルファード ロイヤルラウンジです。国内で販売されるミニバンでは一番高い車で、室内の豪華さも桁違いとなっています。
ロイヤルラウンジSPは1,500万円を越える販売価格から、月の販売台数は10台未満で、中古車でも見かけることが難しい幻の車種とも言われています。
3列シートを取り払い、2列目のキャプテンシートには考えられる全ての装備を詰め込んだ、豪華で快適なコンプリートカーです。
全長 | 4,915mm |
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全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,950mm |
室内長 | 3,210mm |
室内幅 | 1,590mm |
室内高 | 1,400mm |
車両重量 | 2,220kg |
ホイールベース | 3,000mm |
最低地上高 | 165mm |
最小回転半径 | 5.6m |
総排気量 | 2.493L |
最高出力 | 112kW(152PS)/5,700rpm |
最大トルク | 206Nm(21.0kgm)/4,400-4,800rpm |
ボディカラー | 7色 |
JC08モード燃費 | 18.4km/L |
乗車定員 | 4名 |
4位 レクサス LS500h EXECUTIVE 16,800,000円~世界トップクラスの最先端技術を結集した日本一高いセダン
レクサスを象徴するLSは大型ヘッドアップディスプレイや高度運転支援技術Lexus CoDriveを搭載し、自動運転レベル2に該当する運転支援技術をもつ、日本一高いフラッグシップセダンです。
LS500h EXECUTIVEは現在販売されているレクサスのラインナップで一番高い車種で、オプション価格もボディカラーは162,000円、シート素材は540,000円、EXECUTIVE専用オプションの内装色 クリムゾン&ブラックは1,500,000円という驚きの価格設定になっています。
世界のセレブに愛されるレクサスのラインナップの中でも、その時代の最高技術を備えた本物のプレミアムカーがLSです。
全長 | 5,235mm |
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全幅 | 1,900mm |
全高 | 1,450mm |
室内長 | 2,080mm |
室内幅 | 1,615mm |
室内高 | 1,160mm |
車両重量 | 2,320kg |
ホイールベース | 3,125mm |
最低地上高 | 140mm |
最小回転半径 | 5.6m |
総排気量 | 3.456L |
最高出力 | 220kW(299PS)/6,600rpm |
最大トルク | 356Nm(36.3kgm)/5,100rpm |
ボディカラー | 13色 |
JC08モード燃費 | 15.6km/L |
乗車定員 | 5名 |
3位 日産 GT-R NISMO 18,700,200円~最大出力600PSのモンスターマシンで海外のスーパーカーとも張り合える希少なスーパーカー
世界最速の4WDが日産のGT-R NISMOです。
世界のレースを総なめにした日産が誇る名車の後継車種として登場したGT-Rは、販売当初からモーターファンの話題を集めました。
販売価格18,700,200円の車両ですが、300km/hで標準車+100kgのダウンフォースを発生させる圧倒的な安定性、コーナリング性能を極限まで高めた足回り、最大出力600PSのモンスターエンジンなど、総合的なパフォーマンスを考えると「安い」と国内外では評価されています。
全長 | 4,690mm |
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全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,370mm |
室内長 | 1,730mm |
室内幅 | 1,475mm |
室内高 | 1,095mm |
車両重量 | 1,740kg |
ホイールベース | 2,780mm |
最低地上高 | 110mm |
最小回転半径 | 5.7m |
総排気量 | 3.799L |
最高出力 | 441kW(600PS)/6,800rpm |
最大トルク | 652Nm(66.5kgm)/3,600-5,600rpm |
ボディカラー | 5色 |
JC08モード燃費 | – |
乗車定員 | 4名 |
2位 ホンダ NSX 23,700,000円~ハイブリッドエンジンを搭載した車種では日本一高い車
2006年に惜しまれつつ販売終了したホンダの2シータープレミアムスポーツNSXですが、2016年に待望の復活を果たしました。
注目されたのは23,700,000円の販売価格とパワートレインにハイブリッドシステムを採用したことで、伝統のミッドシップレイアウト(エンジンをセンターに置くこと)を継承した軽快なハンドリングとハイパワーな走りを楽しめます。
2017年現在、新車で購入できる車種で300km/h以上の速度を走行可能なのは日産GT-RとNSXのみなので、希少な国産ピュアスポーツと言えます。
年間の世界生産台数は2,000台で、購入希望者が多いアメリカでは納車待ちが2年まで伸びているプレミアムカーです。
全長 | 4,490mm |
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全幅 | 1,940mm |
全高 | 1,215mm |
室内長 | 970mm |
室内幅 | 1,525mm |
室内高 | 1,045mm |
車両重量 | 1,800kg |
ホイールベース | 2,630mm |
最低地上高 | 110mm |
最小回転半径 | 5.9m |
総排気量 | 3.492L |
最高出力 | 373kW(507PS)/6,500-7,500rpm |
最大トルク | 550Nm(56.1kgm)/2,000-6,000rpm |
ボディカラー | 8色 |
JC08モード燃費 | 12.4km/L |
乗車定員 | 2名 |
1位 レクサス LFA 37,500,000円~日本の歴代車種を含め販売価格が日本一高いスーパーカー
日本一高い車は、レクサスが本気で開発したスーパーカーLFAです。
専用に開発された4.8L V10エンジンは、最高出力552PS、0-100km/h加速3.7秒、最高速度325km/hを達成しています。
LFAは2010年から2012年の1年間のみ世界限定500台で販売され、国内では約200台が割り当てられました。全ての組み立てが手作業のため1日の生産台数は1台が限度で、受注後25ヵ月かけて全ての生産を行っています。
販売価格はフェラーリやランボルギーニも驚く37,500,000円でしたが、抽選販売となるほどの人気を獲得し、中古車市場でも新車時を上回る50,000,000円以上のプレミア価格となっています。
全長 | 4,505mm |
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全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,220mm |
室内長 | – |
室内幅 | – |
室内高 | – |
車両重量 | 1,480kg |
ホイールベース | 2,605mm |
最低地上高 | 115mm |
最小回転半径 | 6.1m |
総排気量 | 4,805L |
最高出力 | 412kW(560PS)/8,700rpm |
最大トルク | 480Nm(48.9kgm)/7,000rpm |
ボディカラー | – |
JC08モード燃費 | – |
乗車定員 | 2名 |
国産車も販売価格が高い世界基準のスーパーSUVをラインナップする可能性がある
日本車は外車に比べるとリーズナブルな価格設定ですが、2017年12月5にレクサスのニュースリリースで発表されたコンセプトモデル「Lexus LF-1 Limitless」は現在販売中のSUVフラッグシップモデルLXを越える価格のSUVになることが予想されています。
ランボルギーニのウルス、ベントレーのベンテイガ、ロールスロイスのカリナンなど世界の流れは超高級SUVへスライドしています。
今後は国産車の中にもスーパーSUVと呼ばれる高級車がラインナップされるかもしれません。