東京モーターショー2019 出展車一覧 各メーカーの注目車を振り返る
第46回東京モーターショー2019(2019年10月24日〜11月4日開催)の出展車を紹介します。国内メーカーはトヨタ、スバル、マツダ、ホンダ、三菱、日産、ダイハツ、スズキなどが新型車や次世代コンセプトカーのワールドプレミアを実施しました。
輸入車メーカーの乗用車出展は、メルセデス・ベンツ、ルノー(アルピーヌ含む)、アルピナの3社のみでしたが、新技術や日本未発売の新型車など見どころは多く、最終的な来場者数は約130万人(無料ゾーンを含む)に達しました。
トヨタの東京モーターショー2019出展車一覧
トヨタ出展の目玉は、エンジンやプラットフォームを刷新した新型ヤリス(旧ヴィッツ)と、次期MIRAIのコンセプトモデルでした。トヨタ車体のブースではフルサイズワゴンの新型グランエースも展示されました。その他、自動運転EVコンセプトカーLQ、超小型EVなど未来のモビリティが多数お披露目されました。
新型グランエース【世界初公開】
2019年10月18日、トヨタはフルサイズワゴンの新型車「グランエース」を東京モーターショー2019に出展し、同年内に発売すると発表。その後2019年12月に国内販売が開始されました。
新型グランエースは全長5,300mm×全幅1,970mm×全高1,990mmで、ホイールベースは3,210mm。トヨタの高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」よりひとまわり大きく、ゆとりあるラグジュアリーな室内空間が特徴です。パワートレインには2.8Lクリーンディーゼルエンジン(1GD)を採用し、徹底した振動・遮音対策を施した3列シート6人乗りと4列シート8人乗りの2種類をラインアップしています。
MIRAI Concept【世界初公開】
トヨタは東京モーターショー2019のMEGA WEB会場(FUTURE EXPO)にて、次期MIRAIのコンセプトモデル「MIRAI Concept」を世界初公開しました。その後、2代目MIRAIは2020年12月9日に正式発売されました。
2代目MIRAIは、FCシステムを全面刷新しTNGAプラットフォームを採用。駆動方式もFFからFRへ変更され、航続距離は初代比で約30%延長した約850km(Gグレード)を実現しています。従来の4人乗りから5人乗りへ定員も拡大され、スポーティーな低重心スタイルに20インチの大径タイヤを装着した外観が特徴です。
コンセプトカー LQ
LQは「新しい時代の愛車」をテーマに開発されたコンセプトカーです。東京モーターショー2017の「TOYOTA Concept-愛i」をベースに、自動運転レベル4に対応した走行可能なEVとして制作されました。AIエージェント「YUI」を搭載し、ドライバーの状態を先読みして最適なサポートを行う機能を備えています。無人自動バレーパーキングシステムも搭載し、隣接車両と約20cmの間隔での駐車も可能です。
新型ヤリス(ヴィッツ・フルモデルチェンジ)【世界初公開】
トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」は、次期フルモデルチェンジで車名をグローバルモデルと同じ「ヤリス」に変更。東京モーターショー2019の期間中、お台場のヴィーナスフォートで先行展示され、2020年2月10日に全国のネッツ店などを通じて正式発売されました。
新型ヤリスはコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用し、ハンドリング性能・静寂性が従来モデルより大幅に向上。パワートレインには1.5Lの直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載し、トヨタのコンパクトカーとして初めて電気式4WDシステム「E-Four」も設定されました。「ターンチルトシート」や「Toyota Safety Sense」標準装備も採用された新世代コンパクトカーです。
1人乗りEVスポーツカー e-RACER
「e-RACER」は、東京モーターショー2019のプレスカンファレンスでトヨタがサプライズ出展した未来志向の1人乗りEVスポーツカーです。全長3,340mm×全幅1,620mm×全高970mmのコンパクトなボディで、トヨタが単独で開発。乗る人の体格に合わせたシートアレンジなど高いカスタマイズ性を想定したコンセプトモデルで、市販化には至っていません。
新型超小型EV/超小型EVビジネス向けコンセプトモデル
トヨタが東京モーターショー2019に出展した2人乗り超小型EVは、全長2,490mm×全幅1,290mm×全高1,550mmと軽自動車より大幅に小さく、最小回転半径3.9m、最高速度60km/h、1回約5時間の充電で約100kmの走行が可能な仕様です。このモデルはその後、「C+pod(シーポッド)」として2020年12月に法人・自治体向けに先行発売されました。超小型EV ビジネス向けコンセプトモデルも同時展示されました。
eパレット 東京オリンピック・パラリンピック仕様車
eパレットは、トヨタ独自の自動運転技術によるモビリティサービス(Autono-MaaS)専用のEVです。最高速度19km/h、航続可能距離約150km。全長5,255mm×全幅2,065mm×全高2,760mm、最大20名乗車が可能で、低床フロアや格納式スロープなど車椅子ユーザーにも配慮した設計です。2021年の東京オリンピック・パラリンピックでは選手村内の巡回に実際に活用されました。
PMCVコンセプト
トヨタ車体が展示するPMCVコンセプトは、1〜7人乗りまで対応し、8つの多彩なシートアレンジが楽しめる未来のミニバンです。全長4,600mm×全幅1,790mm×全高1,760mm、ホイールベース3,285mm。運転席以外の座席をすべて格納して、バイクやサーフボードも積載できます。
リゾートツアラー コンセプト
リゾートツアラーコンセプトは、トヨタ車体ブースで内装モデルのみの展示。豪華列車のようなラグジュアリーな4座空間で、天井プロジェクターを使った旅先情報の投影など、特別な旅にぴったりなハイヤーの新しいかたちを提案しています。
ビジネスライナー コンセプト
ビジネスライナーコンセプトは、空港からオフィスまで、忙しいビジネスパーソンの送迎を想定した内装モデルです。シート下にスーツケースを収納でき、ジャケット類もシワにならないよう収納可能。スマートフォンをタッチするだけで予約シートを認識する「WELCOM」表示機能や、左右15度回転する「ジグザグシート」も完備しています。
e-Chargeair/e-Care/e-Trans/e-4me/e-broom
東京モーターショー2019トヨタブースでは、未来のモビリティが多数展示されました。『未来をもっと、遊ぼう PLAY THE FUTURE!』のコンセプト通り、移動の多様な可能性を示すユニークなコンセプトモデルばかりです。
バッテリー不足のEVに自動走行で向かい給電する「e-Chargeair」。非接触充電・空気清浄・Wi-Fi機能も備えます。病院へ向かいながら医師と会話できる「e-Care」、ライドシェアと荷物運搬を両立する「e-Trans」、1人乗りの自動運転車「e-4me」、魔法使いの箒をモチーフにした「e-broom」(試乗可能)なども展示されました。
レクサスの東京モーターショー2019出展車一覧
レクサスは2019年10月10日、東京モーターショー2019でEVのコンセプトカーを出展することを発表。電動化ビジョン「Lexus Electrified」を体現する注目のモデルが登場しました。
新型EVコンセプトカー LF-30 Electrified【世界初公開】
2019年10月23日に世界初公開されたコンセプトカー「LF-30 Electrified」は、レクサスが培った運動制御術と電動化技術を統合した「Lexus Advanced Posture Control」テクノロジーで制作されました。全長5,090mm×全幅1,995mm×全高1,600mm、ホイールベース1,600mm。コックピットには「手綱」を意味する新コンセプト「Tazuna」を採用しており、人と車が一体となった運転感覚を追求しています。駆動方式はFF/FR/AWDから選択可能です。
レクサスLCコンバーチブル・コンセプト【日本初公開】
2019年のデトロイトモーターショーでワールドプレミアされ、同年7月のグッドウッドフェスティバル・オブ・スピードで市販化が正式発表されたレクサス久々のオープンモデルが日本初公開。全長4,760mm×全幅1,920mm×全高1,350mm、ホイールベース2,870mmで、電動ソフトトップを採用したすっきりとしたリヤデザインが特徴的です。
ホンダの東京モーターショー2019出展車一覧
2019年9月26日、ホンダは東京モーターショー2019の出展車を発表しました。市販予定モデルから参考出品まで、注目の四輪車が多数出展されました。
新型フィット【世界初公開】
新型フィットは東京モーターショー2019で世界初公開された目玉車両の1つです。新開発ハイブリッドシステム「e:HEV」を採用したモデルが登場。「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTA」「LUXE」の5種類のグレードをラインアップし、全種をモーターショー会場で見比べることが可能でした。「ホンダ・センシング」全車標準装備、近距離衝突軽減ブレーキも搭載した安全装備の充実が特徴で、2020年2月に正式発売されました。
新型アコード【日本初公開】
北米で既に発売済みだった10代目アコードが東京モーターショー2019で日本初公開されました。「ホンダ・グローバルスモールプラットフォーム」採用によりホイールベースが拡大し、ワイド&ローの上級ハイブリッドセダンらしい美しいスタイルが特徴。2020年初頭に国内発売されました。
ホンダe【日本初公開】
2019年9月のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされた電気自動車「Honda e」が東京モーターショー2019でも展示されました。5つのモニターを備えたインテリアと、「OK、ホンダ」で起動する音声認識AI「ホンダ パーソナル アシスタント」など近未来的な装備が満載の注目車で、2020年に欧州市場向けを中心に発売されました。
新型フリード【マイナーチェンジ版市販車】
コンパクトミニバン2代目フリード/フリード+は、2019年10月18日にマイナーチェンジ版が発売され、フリード初のクロスオーバーモデル「フリードクロスター」もラインナップに加わりました。東京モーターショーでは発売したばかりの市販車が展示されました。
NSX【市販車】
ホンダの名スポーツカー「NSX」も出展されました。当時「NSXタイプR」のワールドプレミアという噂もありましたが、実際は市販モデルのみの展示でした。なお、NSXタイプRは後に2022年に発売されています。
N-BOX/ N-WGN/ N-VAN【市販車】
ホンダの人気軽自動車Nシリーズも出展。軽自動車販売台数No.1として君臨し続けるN-BOX、2018年7月に誕生したN-VAN、2019年8月9日に発売された新型(2代目)N-WGNが展示されました。
その他ホンダから出展された四輪車
- A272(1965年 FIAフォーミュラ・ワン世界選手権 メキシコGP優勝モデル)
- McLaren Honda MP4/4(1988年 FIA フォーミュラ・ワン世界選手権 チャンピオンモデル)
- RA106(2006年 FIA フォーミュラ・ワン世界選手権 ハンガリーGP優勝モデル)
- Scuderia Toro Rosso STR13(2019年FIA フォーミュラ・ワン世界選手権出場カラーモデル)
- Aston Martin Red Bull Racing RB14(2019年FIA フォーミュラ・ワン世界選手権出場カラーモデル)
スバルの東京モーターショー2019出展車一覧
SUBARUの東京モーターショー2019のテーマは『人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe.~』。目玉は世界初公開となる新型レヴォーグのプロトタイプと、「EJ20型」エンジン搭載の最後の市販車となるWRX STI EJ20 Final Editionです。
新型レヴォーグ プロトタイプ【世界初公開】
スバルは東京モーターショー2019のプレスカンファレンスで第2世代レヴォーグのプロトタイプを世界初披露しました。
新型レヴォーグはSUBARU GLOBAL PLATFORMにフルインナーフレーム構造を組み合わせてボディ剛性と乗り心地をアップ。新開発の1.8L水平対向ターボエンジンや、予防安全性能を強化した新世代アイサイトを搭載。スバル国内車初のコネクティッドサービスも導入されました。新型レヴォーグは2020年10月15日に正式発売されました。
WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ【EJ20型エンジン搭載の特別仕様車】
「WRX STI EJ20 Final Editionプロトタイプ」は、スバリストたちが最も注目した車両です。
1989年の初代レガシィ搭載以来、世界ラリー選手権などのモータースポーツを通じて高い評価を得てきた「EJ20型」水平対向エンジンは2019年末で生産を終了しました。それに伴い現行型WRX STIも2019年12月で受注終了となりました。
EJ20型搭載最後の市販車として開発された「WRX STI EJ20ファイナルエディション」は、バランスドエンジンとBBS製19インチアルミホイール(ゴールド塗装)などの特別装備を採用。限定555台が抽選販売された特別仕様車で、東京モーターショーにはプロトタイプが展示されました。
インプレッサSPORT 2.0i-S EyeSight【大幅改良モデル】
5代目インプレッサの大幅改良モデルで、アイサイト・ツーリングアシストを全グレードに標準装備し安全性を向上。東京モーターショー2019では刷新されたエクステリアを間近で確認でき、特にフロントグリルやバンパーなどのフロントフェイスが大きく変更されています。
XV Advance(e-BOXER搭載車)【一部改良モデル】
スバルの人気クロスオーバーSUV「XV」のe-BOXER搭載アドバンスグレード一部改良モデルが出展されました。今回の改良では車両統合制御技術X-MODEを改良して悪路走破性を強化し、アイサイト・ツーリングアシストも全車標準装備となり安全性・快適性が向上しています。
フォレスター Advance(e-BOXER搭載車)【市販モデル】
2018年にフルモデルチェンジされた5代目フォレスターのe-BOXER搭載アドバンスグレードも出展。スバルで初めて「ドライバーモニタリングシステム」を採用し、カメラでドライバーの顔を認識して最適なシートポジションを再現したり、脇見・居眠りを検知して警告する機能を備えています。
スバル ヴィジヴ アドレナリン コンセプト【参考出品】
「BOLDER(大胆)」をテーマに開発されたコンセプトカーで、ジュネーブ国際モーターショー2019でも公開されました。アウトバックとXVの中間に位置するサイズで、新型クーペSUVの先行提案モデルとして注目を集めました。
SUBARU BRZ GT300 2019【2019 Super GT参戦車両レプリカ】
スーパーGT300クラス参戦車両のレプリカ。水平対向4気筒シングルターボEJ20型エンジンを搭載し、最高出力350ps以上、最大トルク45.0kgf・m以上/4,000rpmを発生します。
マツダの東京モーターショー2019出展車一覧
注目はマツダ創業以来初の量産電気自動車です。その他、MAZDA3、CX-30など2019年に発売された新型市販車も展示されました。
新型EV MAZDA MX-30【世界初公開】
マツダ初の量産EV「MAZDA MX-30」が東京モーターショー2019で世界初公開されました。ロードスター(海外名:MX-5)同様の「人間中心」の哲学を掲げ、クーペSUVスタイルとRX-8以来のフリースタイルドアを採用しています。
欧州仕様車はバッテリー容量35.5kWhのリチウムイオン電池を搭載した「e-SKYACTIV」テクノロジーを採用。全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,570mm、ホイールベース2,655mm。環境に配慮した素材を使用した開放感あるインテリアと、フローティングタイプのセンターコンソールが特徴です。欧州では2020年に発売が開始されました。
ロードスター【商品改良/特別仕様車シルバートップ】
2019年に生産30周年を迎えたマツダのオープンカー「ロードスター」も出展。3度目の商品改良を実施した市販化予定の特別仕様車「シルバートップ」が展示されました。新色ポリメタルグレーのボディカラーを採用し、ソフトトップには新色グレー、シートにはグレーステッチが採用されています。
MAZDA3 ファストバック/ MAZDA3 セダン【市販車】
2019年5月に日本で販売を開始した新型MAZDA3(旧アクセラ)。マツダの次世代商品群第1弾として「スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー」を初採用しています。2019年12月には世界初の「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」を採用した次世代エンジン「SKYACTIV-X」搭載モデルが追加されました。
新型CX-30【市販車】
2019年9月より予約受注を開始したマツダ最新SUV「CX-30」も出展されました。MAZDA3に続く次世代商品群第2弾として「スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー」や「SKYACTIV-X」を採用し、エクステリアの美しさと荷室・室内空間の広さを両立させたSUVです。
CX-5【市販車】
国内外でマツダSUVの中核を担うミドルサイズのクロスオーバーSUV「CX-5」も出展。CX-30よりも後部座席・荷室が広く、全高も高いファミリー向けの使い勝手が特徴です。
CX-8【商品改良モデル】
2017年12月に発売されたCX-8も出展。2019年10月23日に商品改良を発表し、東京モーターショー会場でも改良モデルが展示されました。一部グレードへの電動スライドガラスサンルーフ追加、3列目シートへのUSB充電端子搭載、塗布型制振材追加による静音性向上、特別仕様車「Exclusive Mode」の追加、全グレードでのAWD選択可能化などが改良のポイントです。
三菱の東京モーターショー2019出展車一覧
三菱は2019年9月18日に他社に先駆けて東京モーターショー2019専用サイトをオープンし、電動SUVコンセプトカーの世界初公開を予告しました。
電動小型SUVコンセプトカー マイテックコンセプト【世界初公開】
2019年10月23日、三菱は東京モーターショー2019で小型PHEVのコンセプトカー「マイテックコンセプト(MI-TECH CONCEPT)」を世界初公開しました。ドアも屋根もないバギー風スタイルで登場したことが大きな話題を呼びました。
ガソリンエンジンの代わりにガスタービンエンジンを採用したPHEVシステムを搭載し、ガソリンや軽油以外にアルコールや灯油も使用可能。三菱独自の「デュアルモーターAYC」を前後に搭載した「クアッドモーター4WDシステム」により高い悪路走破性を実現しています。最先端の運転支援技術「MI-PILOT」やARウィンドウシールドを活用したHMIも搭載した革新的なモデルです。
スーパーハイト軽ワゴン コンセプト【世界初公開】
「Super Height K-Wagon Concept(スーパーハイト軽ワゴンコンセプト)」は次世代スーパーハイト軽ワゴンのコンセプトモデルで、次期ekスペースのベースとなったモデルです。高速道路での前走者との車間維持や車線変更支援技術「MI-PILOT」を採用し、衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなど最高水準の予防安全技術を搭載しています。
ミッドサイズの電動SUVコンセプトカー ミツビシエンゲルベルクツアラー【日本初公開】
ジュネーブモーターショー2019で世界初公開されたクロスオーバーSUVコンセプトカーが日本初公開。アウトランダーPHEVで培ったツインモーター4WDのPHEVシステムを採用し、総航続距離700km以上、3列シート完備のミドルサイズSUVです。2019年8月に惜しまれつつ生産終了となったパジェロの面影も感じられるSUVらしいエクステリアが特徴です。
その他の三菱の出品車
- アウトランダーPHEV
- デリカD:5
- RVR
- エクリプス クロス
- eKワゴン
- eKクロス
ダイハツの東京モーターショー2019出展車一覧
2019年10月8日、ダイハツは東京モーターショー2019で4種類のコンセプトカーを世界初公開すると発表しました。また、新型ロッキーはTMS閉幕後の2019年11月5日に発表・発売されました。
新型コンパクトSUV ロッキー
ダイハツが開発してきた小型SUVのベースは、東京モーターショー2017に出展されたコンセプトカー「DNトレック」。東京モーターショー2019には「新型コンパクトSUV(市販予定)」として名称を明かさず展示されました。
その後、ダイハツからは「ロッキー」、トヨタからはOEMモデル「ライズ」として2019年11月に発売されました。全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm、1.0L直列3気筒ターボ+CVTの組み合わせを採用しています。
イコイコ&ニポテ【世界初公開】
IcoIco(イコイコ)は自動運転式の電気自動車で、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,995mmの背の高いスタイルが特徴。格納式スロープを搭載し車椅子でも乗り降りしやすい「パブリックトランスポーター」です。
IcoIcoには道案内などのサポートを行うお世話ロボット「Nipote(ニポテ)」が付属しています。
ツムツム(TsumuTsumu)【世界初公開】
コンセプトカーTsumuTsumu(ツムツム)は「物を積む」に由来する未来の軽トラック。全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,850mmで、荷台の換装が可能なため農業用ドローン基地や移動販売車など多様なビジネスニーズに対応します。乗降性に優れる中折れドアも採用されています。
ワイワイ(WaiWai)【世界初公開】
WaiWai(ワイワイ)は全長4,200mm×全幅1,665mm×全高1,665mmの3列シート6人乗りハイブリッド小型ミニバン。サンルーフ仕様の開放感が特徴です。
ワクワク(WakuWaku)【世界初公開】
WakuWaku(ワクワク)は軽クロスオーバーSUVのコンセプトカーで、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mm。ルーフラゲージも装備し、遊び心溢れるデザインが特徴です。
日産の東京モーターショー2019出展車一覧
日産の東京モーターショー2019には、EVモデルのニッサン IMkやマイナーチェンジを実施したセレナ、新型スカイラインなど注目の計14モデルが出展されました。
アリア・コンセプト(ARIYA concept)【世界初公開】
東京モーターショー2019で日産がサプライズ公開した電動クロスオーバーSUV。EV専用プラットフォームにツインモーター4WDシステムを採用し、全長4,600mm×全幅1,920mm×全高1,630mmのボディに発光するVモーショングリルを備えた未来的なデザインが特徴です。
プレスカンファレンスで量産化を宣言し、その後「日産アリア」として2021年に発売されました。プロパイロット2.0を搭載しハンズオフ走行も可能で、国内価格は539万円から設定されています。
ニッサン IMk【世界初公開】
ニッサン IMkは軽自動車規格のコンパクトEVコンセプトカーで、全長3,434mm×全幅1,512mm×全高1,664mm。「アカガネ」と呼ばれる日本古来の金属色を採用した次世代デザインが特徴です。無人自動駐車や呼び出し機能を持つ「バレーパーキング機能」なども搭載した先進的なコンセプトモデルでした。
セレナ e-POWER
2019年8月のマイナーチェンジで全方位運転支援システムを全車標準装備化し安全性能を大幅向上。よりスポーティーなフロントフェイスに変更されたセレナ e-POWERが展示されました。
新型スカイライン
2019年7月にビッグマイナーチェンジを実施。先進運転支援システム「プロパイロット2.0」を採用し、一定の走行条件下でのハンズオフ走行が可能になったスカイラインが展示されました。
日産リーフe+
新開発のe-パワートレインを採用した上級グレード「リーフe+」が出展。1回の充電で航続距離458kmを実現し、車から家電に給電できる機能も備えたEVです。
NISSAN GT-R(NISSAN GT-R 50th Anniversary/NISSAN GT-R NISMOの2台)
GT-R誕生50周年を記念したNISSAN GT-R 50th Anniversaryと、従来モデルから30kg軽量化を実現したNISSAN GT-R NISMO(2020年モデル)の2台が展示されました。
スズキの東京モーターショー2019出展車一覧
2019年9月30日、スズキは東京モーターショー2019の出展車を正式発表。次期ハスラーのコンセプトモデルなどを世界初公開しました。
新型ハスラー コンセプト【世界初公開】
スズキは東京モーターショー2019で2代目ハスラーのコンセプトモデル「HUSTLER CONCEPT」をワールドプレミアしました。現行型ハスラーは東京モーターショー2013で初公開され人気SUVとなったモデルで、2代目ハスラーはエクステリアのキープコンセプトを維持しながら、新プラットフォーム「HEARTECT」の採用と「スズキ セーフティ サポート」の機能を強化。2020年1月に正式発売されました。
パーソナルコンパクトPHEV ワクスポ(WAKUスポ)【世界初公開】
Aセグメントのボディにワクワクスイッチを搭載したコンセプトカーです。スイッチひとつで車体形状がクーペかワゴンに変形でき、インテリア表示やフロントマスクも切り替え可能な1台2役のパーソナルコンパクトPHEVです。
ワクスポ(WAKUスポ)のスペックとエクステリア
モバイルルーム自動運転車HANARE(ハナレ)【世界初公開】
「家の離れ」から命名された自動運転コンセプトカーです。コンパクトミニバンのようなルックスですが、自動運転を前提とした設計のためガラスエリアが狭く、車内にはリビングのようなプライベート空間が広がっています。
HANARE(ハナレ)のスペック・インテリア
エブリイどこでもベビールーム with コンビ【世界初公開】
ベビー用品メーカーのコンビとコラボしたコンセプトモデルです。軽商用車エブリィをベースに、授乳やおむつ替えがしやすい設計で、屋外イベントや災害時の活用を想定して開発されました。
木目調やグリーン絨毯を採用したインテリアに、授乳時のプライバシーに配慮したカーテン、後席とラゲッジルームの仕切りも設置されています。
その他のスズキ四輪車出品車
- クロスビー
- ソリオバンティット
- エスクード
- ジムニー・ジムニーシエラ
- スイフトスポーツ
- SX4
- スペーシア ギア・カスタム
- アルト
- ワゴンR
- スーパーキャリイ
メルセデス・ベンツ(スマート)の東京モーターショー2019出展車一覧
輸入車ブランドの多くが出展を見送ったTMS2019ですが、日本の輸入車市場No.1のメルセデス・ベンツは傘下ブランドのスマートも含めて大規模な出展を実施しました。また、東京ビッグサイトと六本木のサテライト会場「メルセデス ミー 東京」間をVクラスで無料送迎するサービスも提供しました。
メルセデス・ベンツVISION EQS【コンセプトカー・アジア初公開】
フラグシップSクラスのEV版コンセプトカー。蓄電容量100kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、航続可能距離は最大700km。188個のLEDで構成された世界初のデジタルフロントグリルが印象的です。このモデルをベースとしたEQSは2021年に市販化されました。
新型スマート EQ フォーツー【アジア初公開】
フランクフルトモーターショー2019で改良新型がワールドプレミアされた2人乗りEV「スマート EQ フォーツー」がアジア初公開。1回の充電で最大159km走行可能で、スマートフォンや「Apple Watch」との連携機能も強化されています。
その他メルセデス・ベンツの出品車
- メルセデス・ベンツE 350 de【日本初公開】
- メルセデス・ベンツV 220 d AVANTGARDE long【日本初公開】
- メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Edition 1【日本初公開】
- メルセデスAMG A 35 4MATIC Sedan【日本初公開】
- メルセデスAMG GT 63 S 4MATIC+
- メルセデス・ベンツ S 560 long Chauffeured Limited
- メルセデス・ベンツ EQC 400 4MATIC
- メルセデス・ベンツ GLC 300 4MATIC
- メルセデス・ベンツ CLA 200 d
- メルセデス・ベンツ C 200 Laureus Edition
- メルセデス・ベンツ B 180
ルノー(アルピーヌ)の東京モーターショー2019出展車一覧
ルノー・ジャポンとして日本未発表モデルを含む3車種、アルピーヌ・ジャポンとしてアルピーヌA110 Sを参考出展しました。
トゥインゴ EDC【改良モデル】
2019年8月に大幅改良が実施されたAセグメント小型車トゥインゴの改良モデルが出展。エクステリアデザインの刷新と新色「ジョン マンゴー」の追加が特徴です。
新型ルーテシア【参考出展】
フランス国内で人気の高いコンパクトハッチバック(欧州名:クリオ)の新型モデルが参考出展されました。ルノー日産三菱アライアンスが開発した「CMF-B」プラットフォームを初採用した新世代モデルです。
新型メガーヌR.S.トロフィー
メガーヌ ルノースポールにハイチューンを施した最高出力300ps、最大トルク400Nm以上を発生させる本格ホットハッチ。2019年10月31日に発売されました(MT 489万円、EDC 499万円)。
アルピーヌA110S【参考出展】
2019年6月にル・マン24時間レース会場で発表された高性能モデル。ベース車A110の1.8L直列4気筒ガソリンターボエンジンをチューニングし最高出力292ps/6,400rpm。足周りにも専用チューニングを施し、0〜100km/h加速は4.4秒を達成しています。
アルピナの東京モーターショー2019出展車一覧
BMWをベースに独自チューニングを施した車両を製造・販売するドイツのアルピナ(Alpina)が計4台を出展しました。
B3リムジン アルラッド(AWD)【世界初公開】
東京モーターショー2019でワールドプレミアされた新型B3リムジンアルラッド。3.0L直列6気筒エンジン搭載で最高出力462ps、最大トルク71.4kgm。0〜100km/h加速3.8秒のスーパースポーツセダンで、20インチ鍛造アルミを装着したスポーティーかつエレガントなエクステリアが特徴です。
XD4アルラッド(AWD)【日本初公開】
アルピナ初のクーペSUVで日本初公開。3.0L直列6気筒ディーゼルエンジン搭載で最高出力388ps、最大トルク770Nm/1,750〜3,000rpm。8速AT、0〜100km/h加速4.6秒です。
その他のアルピナ出展車両
- BMW ALPINA B7リムジン アルラッド(AWD)
- BMW ALPINA XD3アルラッド(AWD)
第46回東京モーターショー2019は2019年10月24日〜11月4日に開催
世界5大モーターショーの1つであり日本最大の自動車の祭典である東京モーターショーは、多くの新型車・コンセプトカーが公開される重要なイベントです。第46回となる東京モーターショー2019は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催の影響から、例年のメイン会場の東京ビッグサイトに加え、トヨタMEGA WEBなど臨海副都心エリアも活用した分散型開催となりました。
会場では車両展示だけでなく試乗体験など体験型コンテンツにも力が注がれ、最終的な来場者数は無料ゾーンを含めて約130万人に達しました。東京モーターショー2019で披露されたコンセプトカーや次世代技術の多くが、その後の市販車に実際に反映されており、日本の自動車技術の方向性を示す重要なイベントとして記憶されています。