2019年7月18日デビュー、8月9日発売の新型「N-WGN/N-WGNカスタム」が遂にヴェールを脱いだ!
新型「N-WGN/N-WGNカスタム」が2019年7月18日にフルモデルチェンジされ、8月9日より発売しました。2019年10月には東京モーターショーへの出展もされています。2代目になるN-WGNでは、ホンダの軽として初めて搭載しているシステムも数多く採用し、買い物や通勤、通学など、日ごろからクルマを利用することの多い方に向け、生活に馴染み、快適で安心に乗りこなすことができる1台に生まれ変わりました。
Nワゴンが2022年9月23日にマイナーチェンジを実施 フロントグリル変更や標準装備充実化
新型N-WGNはボディカラーも3色追加され選択の幅が広がる
Nワゴンのノーマルグレードは、フロントグリルの変更、カスタムグレードはシートヒーターを標準装備するマイナーチェンジを、2022年9月23日に実施し発売。
そのほかにも、ボディカラーの入れ替えや予防安全装備のホンダセンシングのアップデートなども行われました。
グレード整理も行われ、LターボとカスタムGは廃止に。
シートバックポケットなど、今まで標準装備していた便利な機能が廃止。
Nワゴンが2020年1月20日より生産再開
電動パーキングブレーキの不具合のため、数ヶ月間にわたり生産を停止していた新型N-WGNが、2020年1月20日より生産再開したと発表されました。
新型N-WGNは2019年12月には9437台のリコールを実施。今回の生産停止を受けて、品質保証体制、製造工程の見直しを図ったとのことです。
ホンダN-WGNが生産停止!電子制御パーキングブレーキの不具合が原因
8月9日より発売されたホンダN-WGNですが、販売早々、生産停止していたことが明らかとなりました。理由は9月2日に電子制御のパーキングブレーキに不具合が見つかったためで、これにより2019年9月のN-WGNの販売台数は2121台にとどまっています。
生産を再スタートできるのは2020年初めとなる見込みで、既に出荷した個体には問題はないとのことです。
新型Nワゴン/Nワゴンカスタムの基本スペック
ターボ車を除くFF車でWLTCモード23.2km/L、JC08モード29.0km/Lの低燃費を実現した新型N-WGN/N-WGN Custom。環境性能にも配慮した地球にも優しい車で、平成30年排出ガス基準75%低減レベルにも認定されており、アイドリングストップやECONスイッチなどを備えます。
ボディサイズは全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,675~1695mm(N-WGNCustomは1,705~1,725mm)で、従来型とさほど変わらないサイズ感です。
グレード | G・Honda SENSING | L・Honda SENSING | ||
---|---|---|---|---|
駆動方式 | FF | 4WD | FF | 4WD |
エンジン | 660cc DOHC | |||
トランスミッション | CVT | |||
価格 | 1,298,000円 | 1,431,100円 | 1,364,000円 | 1,497,100円 |
グレード | L・ターボHonda SENSING | 助手席回転シート車 Honda SENSING |
||
駆動方式 | FF | 4WD | FF | 4WD |
エンジン | 660cc DOHC | |||
トランスミッション | CVT | |||
価格 | 1,529,000円 | 1,662,100円 | 1,452,000円 | 1,585,100円 |
グレード | G・Honda SENSING | L・Honda SENSING | L・ターボHonda SENSING | |||
---|---|---|---|---|---|---|
駆動方式 | FF | 4WD | FF | 4WD | FF | 4WD |
エンジン | 660cc DOHC | |||||
トランスミッション | CVT | |||||
価格 | 1,540,000円 | 1,673,100円 | 1,617,000円 | 1,750,100円 | 1,694,000円 | 1,827,100円 |
ホンダ新型N-WGN/N-WGNカスタムのエクステリアはより親しみやすいスタイルへ 車体色には新色も追加
N-WGNとN-WGN Customのエクステリア。N-WGN Customにはシーケンシャルターンライト(流れるウィンカー)などの特別装備が充実
Nワゴンのエクステリアは張りのある面で構成されたボックス型で、丸目ヘッドライトにウィンカーをかぶせた人懐っこい印象です。ボディカラーはモノトーン9色に2トーン4色がラインナップしています。
Nワゴンカスタムは、Nワゴンの形をベースにメッキパーツを随所にあしらい、より上質でスタイリッシュなデザインに仕上がっています。N-WGN Customの車体色にはモノトーン7色に2トーン4色が設定されています。
- N-WGNプラチナホワイト・パール
- N-WGNルナシルバー・メタリック
- N-WGNクリスタルブラック・パール
- N-WGNミラノレッド
- N-WGNピーチブロッサム・パール
- N-WGNプレミアムアガットブラウン・パール
- N-WGNプレミアムアイボリー・パール2
- N-WGNガーデングリーン・メタリック
- N-WGNホライズンブルー・パール
- N-WGNピーチブロッサム・パールandホワイト
- N-WGNプレミアムアガットブラウン・パールandホワイト
- N-WGNガーデングリーン・メタリックandホワイト
- N-WGNホライズンブルー・パールandホワイト
- N-WGN Customプラチナホワイト・パール
- N-WGN Customシャイインググレー・メタリック
- N-WGN Customクリスタルブラック・パール
- N-WGN Customミラノレッド
- N-WGN Customプレミアムアガットブラウン・パール
- N-WGN Customミッドナイトブルービーム・メタリック
- N-WGN Customプレミアムベルベットパープル・パール
- N-WGN Customプラチナホワイト・パールandブラック
- N-WGN Customミラノレッドandブラック
- N-WGN Customミッドナイトブルービーム・メタリックandシルバー
- N-WGN Customプレミアムベルベットパープル・パールandシルバー
N-WGNとN-WGN Customのインテリアは従来モデルよりもさらに質感がアップ!
新型NワゴンとNワゴンカスタムのインテリアは、より質感の高いスタイリッシュなデザインへと生まれ変わりました。各グレードでのシートの違いを見ていきましょう。
- NワゴンG・Honda SENSINGのインテリア
- NワゴンL・Honda SENSINGとNワゴンL・ターボHonda SENSINGのインテリア
Nワゴンのインテリアカラーは全グレード共通しており、アイボリー×ブラウンのナチュラルな色遣いです。シート素材にはジャージーとトリコットが使用されています。助手席のインパネトレーの色のみ異なります。
- NワゴンカスタムG・Honda SENSINGのインテリア
- NワゴンカスタムL・Honda SENSINGのインテリア
- NワゴンカスタムL・ターボHonda SENSINGのインテリア
Nワゴンカスタムのインテリアには、G・Honda SENSINGがブラック、L・Honda SENSINGとL・ターボHonda SENSINGがブラック×チタンが採用されます。
G・Honda SENSINGのシートはトリコット、L・Honda SENSINGはトリコット(アクセント部にジャージー素材)、L・ターボHonda SENSINGはプライムスムースとトリコット(アクセント部にジャージー)を設定します。
エヌワゴン/エヌワゴンカスタムは低床フロアにすることで荷室スペースを広げている
積載性に優れた新型N-WGN/N-WGN Customのラゲッジルーム
新型N-WGNとN-WGN Customの荷室は、低床フロア設計によりさらに広々使えるようになりました。2段ラックボードを使えば、上段と下段に分けて荷物を整頓することが可能です。
リアシートは肩口のレバーを引っ張るワンアクションで倒せます。後部座席の背面に設置されたストラップを使えば、荷室側からもスライド操作が行えます。
充電しながらスマホを置けるインパネトレー
荷室だけでなく、気の利いた収納スペースが車内のあちこちに配置されている新型N-WGNとN-WGN Custom。助手席側の大きなインパネトレーには充電用のUSBジャックをつなげた状態でスマートフォンを置くことができます。
カサや靴を保管するのに使えるリアシートアンダートレーはリアシートに搭載される
後部座席の下には、取り外し可能な大型リアシートアンダートレーを設置しています。濡れた傘などを置くのに便利です。
新型N-WGN/N-WGN Customは全車にホンダセンシングを標準装備
今回のフルモデルチェンジでは、Honda SENSINGをN-WGN全車に標準装備しています。N-WGNに搭載されるホンダセンシングには以下の10機能があります。
N-WGNに搭載されるホンダセンシング
- 衝突軽減ブレーキ<CMBS>
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>
- LKAS<車線維持支援システム>
- 後方誤発進抑制機能
- オートハイビーム
さらに、駐車操作時に障害物を検知する「パーキングセンサーシステム」はホンダの軽では初の標準装備となります。その他、電子制御パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能も標準装備されています。
装備や機能をもっと使いやすくもっと役立つものに
ラゲッジスペースのフロアを低くすることで、重い荷物や大きい荷物を載せ降ろししやすくなりました。また、どんな人が座っても、ちょうどいいポジションで運転することができます。
シーンに合わせて広々使えるラゲッジスペース
新型N-WGNのラゲッジスペースはシーンに合わせてアレンジが自由自在
備え付けのボードを使用することで、ラゲッジスペースを上下に分けることができ、2段ラックモードとして使えます。高さのある荷物はローフロアモードで、大きな荷物は後席を倒してビッグラゲッジモードで、シーンに合わせてラゲッジスペースをアレンジすることができます。
体格を選ばない最適な運転ポジションで座れる運転席
新型N-WGNのテレスコピック&チルトステアリング機構
背が小さな人でも床にかかとをつけやすく、大柄な人であればゆったりと、どんな体格の人でも運転姿勢がしっくりくる運転姿勢にこだわり、ハンドルを上下・前後に位置調節が可能で、シートの前後移動だけではなく、高さ調節もできる「テレスコピック&チルトステアリング機構」を採用しています。
インテリアは気持ちよく・心地よく過ごせる空間デザイン
- 新型N-WGNの落ち着いたカラーのインテリア
- 新型N-WGNカスタムのスポーティなインテリア
新型「N-WGN」では、ナチュラルカラーのベージュやブラウン系を採用し、落ち着いた空間を重視し、新型「N-WGNカスタム」ではブラックを貴重とし、メタリックカラーがアクセントとなっているスポーティさをアピールしたデザインになっています。
グレードは新型「N-WGN」「N-WGNカスタム」ともに3グレードの設定
新型「N-WGN/N-WGNカスタム」のグレードは、各「G」「L」「Lターボ」の3つのラインナップになります。グレード別の主要装備を紹介します。
新型「N-WGN G」Honda SENSINGレス
- Hondaスマートキーシステム
- 運転席フロントシートアームレスト
- テレスコピック&チルトステアリング
- 運転席ハイトアジャスター
- 運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
- 前席用i-サイドエアバッグ+サイドカーテンエアバッグ
- フルオートエアコンディショナー
- 助手席インパネガーニッシュ
- グラブレール
- マルチリフレクターハロゲンヘッドライト
- UVカット機能付フロントウィンドウ
- 高熱線吸収・UVカット機能付プライバシーガラス
- 高熱線吸収機能付フロントドアコーナーガラス
- 高熱線吸収・UVカット機能付フロントドアガラス
新型「N-WGN G」Honda SENSING(「G」Honda SENSINGレス機能にプラス)
- マルチインフォメーションディスプレイ
- オートブレーキホールド機能
- 電子制御パーキングシステム
- パーキングセンサーシステム
新型「N-WGN L」Honda SENSING(「G」Honda SENSING機能にプラス)
- 助手席シートバックポケット
- シートバックアッパーポケット
- 車速連動間欠・バリアブル間欠フロントワイパー
- 360度スーパーUV・IRカットパッケージ
新型「N-WGN Lターボ」Honda SENSING(「L」Honda SENSING機能にプラス)
- パドルシフト
- アレルクリーンプラスシート
新型「N-WGNカスタム G」Honda SENSING
- 運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
- 前席用i-サイドエアバッグ+サイドカーテンエアバッグ
- 運転席フロントシートアームレスト
- クロームメッキアウタードアハンドル
- Hondaスマートキーシステム
- 助手席インパネガーニッシュ
- 助手席シートバックポケット
- 助手席インパネガーニッシュ
- インテリアイルミネーション
- テレスコピック&チルトステアリング
- 運転席ハイトアジャスター
- ブラック塗装+14インチアルミホイール
- フルオートエアコンディショナー
- 電子制御パーキングブレーキ
- オートブレーキホールド機能
- パーキングセンサーシステム
- グラブレール
- LEDフロント・リヤルームランプ
- マルチリフレクター9灯式フルLEDヘッドライト
- LEDフォグライト
- LEDシーケンシャルターンシグナルランプ
- フロントUVカット機能付フロントウィンドウ
- 高熱線吸収・UVカット機能付フロントドアコーナーガラス
- 高熱線吸収・UVカット機能付フロントドアガラス
- 高熱線吸収・UVカット機能付プライバシーガラス
新型「N-WGNカスタム L」Honda SENSING(「G」Honda SENSING機能にプラス)
- シートバックアッパーポケット
- オートリトラミラー
- 360度スーパーUV・IRカットパッケージ
- クロ-ムメッキ・インナードアハンドル
- クロームメッキ・セレクトレバーボタン
- クロームメッキ・エアコンアウトレットノブ&ルーバー
- クロームメッキ・エアコンアウトレットダブルリンング
- 車速連動間欠・バリアブル間欠フロントワイパー
新型「N-WGNカスタム Lターボ」Honda SENSING(「L」Honda SENSING機能にプラス)
- ブラック塗装+15インチアルミホイール
- アレルクリーンプラスシート
- パドルシフト
- 本革巻きステアリングホイール
- クロームメッキ・セレクトレバーボタン
N-WGNのグレード | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
G | 2WD(FF) | 1,204,000円~ |
4WD | 1,217,000円~ | |
G ホンダセンシング | 2WD(FF) | 1,274,000円~ |
4WD | 1,287,000円~ | |
L ホンダセンシング | 2WD(FF) | 1,339,000円~ |
4WD | 1,352,000円~ | |
Lターボ ホンダセンシング | 2WD(FF) | 1,501,000円~ |
4WD | 1,514,000円~ | |
カスタムG ホンダセンシング | 2WD(FF) | 1,512,000円~ |
4WD | 1,525,000円~ | |
カスタムL ホンダセンシング | 2WD(FF) | 1,588,000円~ |
4WD | 1,601,000円~ | |
カスタムLターボ ホンダセンシング | 2WD(FF) | 1,663,000円~ |
4WD | 1,676,000円~ |
新型N-WGNのグレードは従来のグレード展開を一新して、G/L/Lターボの3種類、N-WGNカスタムもカスタムG/カスタムL/カスタムLターボの3種類を設定しています。N-WGNの販売価格はベースグレードのGで1,274,000円~に、N-WGNカスタムのカスタムGは1,512,000円~になっています。
新しい「N-WGN/N-WGNカスタム」は多彩なボディカラーを用意
新しくなった「N-WGN/N-WGNカスタム」には多彩なボディカラーが用意されています。共通カラーが7色、N-WGN専用色が6色、N-WGNカスタム専用色が6色となっています。
新型「N-WGN/N-WGNカスタム」のボディカラー
新型N-WGNはハイブリッドモデルで低燃費を実現
マイルドハイブリッドを搭載した新型ワゴンR
N-WGNのライバル車であるスズキ・ワゴンRは、モーターアシスト式マイルドハイブリッドシステムであるSエネチャージを搭載しJC08モードで33.4km/Lの低燃費を達成しています。
フルモデルチェンジによって誕生する新型N-WGNでは、ワゴンRが実現している低燃費に近づく事ができるのか、あるいは超えることで軽自動車を購入する際に燃費を気にする層にアピールできるのかに注目が集まります。
2017年の8月に行われたN-BOXのフルモデルチェンジではマイルドハイブリッドシステムを導入したモデルの登場はなかったため、売れゆきが下降気味のN-WGNの巻き返しを図るために新型モデルでラインナップさせる可能性は否定できません。
2WD(FF) | 4WD | |
---|---|---|
ホンダ N-WGN | 29.4km/L | 26.2km/L |
スズキ ワゴンR | 33.4km/L | 30.4km/L |
ダイハツ ムーヴ | 31.0km/L | 27.6km/L |
ライバル社に対抗しN-WGNで新プラットフォームを採用する可能性
新プラットフォームHEARTECT
スズキが導入した新プラットフォーム「HEARTECT」は、車体の剛性や安全性を落とさずに車両重量の軽量化を達成し、低燃費の実現や走りの魅力を高める事にも成功しました。
ダイハツはトヨタのTNGA技術にアレンジを加えた「DNGAプラットフォーム」の導入を2020年としています。
軽自動車市場で熾烈なシェア争いを繰り広げているライバル企業が新プラットフォームへの投資を積極化しているのに対抗し、ホンダもNシリーズに新プラットフォームを導入し、N-WGNはそのプラットフォームで開発が行われる可能性もあります。
新型N-WGNはホンダセンシングをグレードアップさせ安全性が向上
フルモデルチェンジをする新型「N-WGN/N-WGNカスタム」では、全車にホンダの安全運転支援システムの「Honda SENSING」をグレードアップさせ、標準装備します。
渋滞追従機能がACCに追加されてさらに便利に
高速道路や自動車専用道路などで、前方を走行するクルマに対して加速や減速をし、車間距離を適切に保つACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)に、渋滞追従機能が追加されました。
渋滞時のノロノロ運転と停車を繰り返す状況で、低速でも前の車に自動で追従し、止まると合わせて停車し、渋滞時のイライラや疲れを軽減する、ホンダの軽に初めて搭載されたシステムです。
狭い場所でも楽に駐車ができるパーキングセンサーシステム
ホンダセンシングのパーキングセンサーシステム
ホンダの軽では初めてのシステムで、リヤに設置した4つのセンサーが、クルマ後方にある障害物を検知し、音とモニターへの表示で障害物の接近を知らせてくれるので、バック駐車や車庫入れが苦手な人でも楽に駐車することができます。
足が離れてしまっても安心のオートブレーキホールド機能
ホンダセンシングのオートブレーキホールド機能
停車中、ブレーキペダルから足が離れても、アクセルペダルを踏むまで停車状態を保ち、足の疲れを軽くしてくれます。
全車に標準装備される安全運転支援システムHonda SENSING
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 炉外逸脱制御機能
- 渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- 車線維持支援システム(LKAS)
- 後方誤発進抑制機能
- <オートハイビーム
新型N-WGNのエンジンにはS07B型のグレードアップ版を搭載する見込み
N-BOXのS07B型エンジン
2017年8月に行われたN-BOXのフルモデルチェンジでは、新開発エンジン「S07B型」を搭載しました。新型N-BOXに搭載されている自然吸気エンジンは、軽では初となる可変バルブのV-TECエンジンです。新型N-BOXは、新たなエンジンを搭載する事で心地よく安心できる走りを体感できると評判です!
フルモデルチェンジによって誕生する2代目N-WGNでは、S07B型エンジンをグレードアップさせたものを搭載するのかあるいは新開発のエンジンを搭載するのかに期待が持たれます。
可能性として高いのは、S07B型エンジンのグレードアップ版の搭載です。
自然吸気 | ターボモデル | |
---|---|---|
エンジン型式 | S07B | |
エンジン種類・シリンダー数 | 水冷直列3気筒横置 | |
弁機構 | DOHCチェーン駆動 吸気2 排気2 | |
総排気量 | 658L | |
圧縮比 | 9.8 | 12.0 |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI) | |
使用燃料種類 | 無鉛レギュラーガソリン | |
最高出力 | 43KW/7,300rpm | 47KW/6,000rpm |
最大トルク | 65Nm/4,800rpm | 104Nm/2,600rpm |
新型N-WGNの販売価格は15万円ほどアップ
現行モデルのN-WGNの販売価格帯は標準モデルで110万円~150万円、カスタムグレードでは140万円~170万円台です。
新型N-WGNでは、ホンダセンシングの最新モデルを搭載する・助手席スーパースライドシートを搭載するなどの付加価値が加わるため販売価格は15万円ほどアップすると予想します。
次世代の軽ワゴン N-WGNのモデルチェンジ遍歴
N-WGNはホンダが販売する軽トールワゴンでホンダが展開する「Nシリーズ」の第4弾になります。ミニバンを思わせる軽ハイトワゴンとして開発されました。
N-WGN初代 JH1/2型(2013年~2019年)
2013年11月、ホンダの「Nシリーズ」第4弾として、N-WGNがデビューしました。「N-WGN」と「N-WGN Custom」のモデルがあり、標準グレードの「G」に「あんしんパッケージ」「G・Aパッケージ」「G・ターボパッケージ」が設定されています。
2014年5月、特別仕様車「コンフォートパッケージ」を発売。
2015年4月に一部改良で燃費性能が向上。フルオートエアコンとワンタッチウインカーを標準装備しました。7月、ノーマルモデルにベーシックグレードとなる新グレード「C」を追加。カスタムの特別仕様車「SSクールパッケージ」「ターボSSクールパッケージ」を発売しました。12月には特別仕様車「SSコンフォートパッケージ」「SSコンフォートLパッケージ」を発売。
216年6月、一部改良でフロントグリルのデザインをメッキ仕上げに変更。装備の充実とボディカラーの入れ替えが実施されました。12月、特別仕様車「SSパッケージ」、カスタムから「SS 2tone color styleパッケージ」「ターボ SS 2tone color styleパッケージ」を発売しました。
2017年6月、特別仕様車の一部改良で、「SSコンドートパッケージ」を設定し、「SS 2tone color styleパッケージ」「ターボ SS 2tone color styleパッケージ」は一部改良でカラバリの拡大を行いました。
2018年7月、特別仕様車「SSパッケージII」「ターボ SSパッケージII」「SSブラックスタイルパッケージ」「ターボ SSブラックスタイルパッケージ」「SS 2トーンカラースタイルパッケージII」「ターボ SS 2トーンカラースタイルパッケージII」を発売。
2019年8月、2台目にフルモデルチェンジのため販売を終了しました。
N-WGN 2代目 JH3/4型(2019年~)
2019年8月、N-WGNが2代目になって販売を開始しました。初代同様、「N-WGN」と「N-WGN Custom」の2本立てで、「G・Honda SENSING」「L・Honda SENSING」「L・ターボ Honda SENSING」が用意されています。
2022年9月、マイナーチェンジが実施され、ノーマルモデルではNA車のみの「G」「L」のみで「L・ターボ Honda SENSING」を廃止、カスタムでは「L」「Lターボ」のみで「G・Honda SENSING」が廃止されました。同時に特別仕様車「STYLE+ BITTER」が発売されました。
N-WGNのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 JH1/2型 | 2013年~2019年 |
2代目 JH3/4型 | 2019年~ |
モデルチェンジする新型N-WGNはNシリーズ最高性能の車に
N-WGNのモデルチェンジは、ホンダNシリーズの中で最も遅く行われます。
2017年にフルモデルチェンジが行われたN-BOXは優れた安全性やシートアレンジ機能等が高い評価を受けています。2018年に行われるとされるN-ONEの期待度も高いです。
N-WGNのモデルチェンジは2019年7月を予定しています。ホンダNシリーズの中でフルモデルチェンジのタイミングが一番遅いという事は、先行して行われた「N-BOX」や「N-ONE」の中からユーザーに高い評価を受けた機能だけをピックアップして新型N-WGNに搭載するという戦略も可能となります。
そんな魅力的な機能満載のN-WGNは、Nシリーズ最高性能の車となり得る可能性を大いに秘めています!
1
2