レヴォーグが2020年10月15日にモデルチェンジ 次世代アイサイトXやターボエンジンを搭載
スバルは、次期レヴォーグの原型モデルとして予想されるスバルVIZIVツアラーコンセプトを2018年3月6日から開催された、ジュネーブ国際モーターショーにて世界初公開。
また、フルモデルチェンジ版のレヴォーグのプロトタイプも東京モーターショー2019で披露しています。
新型レヴォーグは、2020年10月にフルモデルチェンジして、進化したアイサイトXや新型ターボエンジンを搭載しました。また、第41回2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。
スバルVIZIVツアラーコンセプトや、次期レヴォーグのエクステリアの特徴やボディサイズなどについて紹介していきます。
レヴォーグが2023年10月25日の改良により新世代アイサイト搭載
レヴォーグの改良が2023年10月25日に実施され広角単眼カメラを追加した新世代アイサイトにアップデート、車両周辺360度を映し出す3Dビュー表示にも対応することで、より安全性を高めています。
2023年レヴォーグの改良内容
- ステレオカメラに広角単眼カメラ搭載の新世代アイサイト装備
- 新機能追加のデジタルマルチビューモニター装備
- ハーマンカードンサウンドシステム装備
- SUBARU STARLINKにリモートエアコン機能追加
- Apple Carplayワイヤレス接続対応
- 12.3インチフル液晶メーター上でApple Carplay地図アプリ情報の表示機能追加
- Android Autoの11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの表示画面拡張
ボディカラーにも新色のアステロイドグレーパールを追加、ハーマンカードンサウンドシステムも新たに搭載。
2023年改良モデルのレヴォーグの販売価格はSmart Edition EXが3,630,000円、GT-H EXが3,795,000円、STI Sport EXが4,345,000円、STI Sport R EXが5,027,000円です。
レヴォーグ レイバック(LEVORG LAYBACK)2023年秋発売 唯一無二のクロスオーバーに
レヴォーグレイバックは最低地上高200mmで走破性も抜群
レヴォーグの最低地上高を200mm(+55mm)に上げたクロスオーバーモデルのレイバックを2023年秋頃発売。
ボディサイズはスバルフラッグシップのアウトバックと、ミドルサイズSUVフォレスターの中間サイズの全長4,770mm・全幅1,820mm・全高1,570mmになり、レヴォーグと同程度の荷室容量(561L)を確保することで、荷物の多くなりがちなレジャーや、アウトドアなどでも活躍できるモデルに。
モデル名は「レヴォーグ レイバック(LAYBACK)」でスバルによると土のにおいのしない唯一無二のアーバンSUVに。
スバルは2025年までにSUV商品群を強化する方針を示していて、アウトバック、レヴォーグレイバック(レヴォーグ LAYBACK)、フォレスター、クロストレックとバラエティに富んだSUV商品群をラインナップすることになります。
レヴォーグ レイバックの予約は2023年9月7日から開始、発売は2023年秋としています。正式発表の具体的な日程は2023年10月26日から開催するジャパンモビリティショー2023になるという情報もあります。
レヴォーグ特別仕様車2023年7月3日にスマートエディション(SMART EDITION)を設定
充実した装備でコスパの高いレヴォーグ特別仕様車スマートエディション
レヴォーグのGT・GT EXグレードベースの特別仕様車スマートエディション(SMART EDITION)を2023年7月33日に設定。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ、本革巻きステアリングなど手に触れる部分を中心に上質な装備を追加したコストパフォーマンスの高い特別仕様車です。
2023年特別仕様車レヴォーグ スマートエディションの装備
- 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ
- インフォテインメントシステム
- シルバーステッチ本革巻ステアリングホイール
- ブラックベゼル+光輝加飾ヘッドランプ
- ブラック塗装切削光輝18インチアルミホイール
- 運転席10ウェイ&助手席8ウェイパワーシート
- アルミパッド付スポーツペダルなど
レヴォーグ特別仕様車スマートエディションの販売価格は、アイサイトXの無いモデルが3,432,000円から、アイサイトX搭載モデルが3,542,000円からです。
レヴォーグは2023年後半にもビッグマイナーチェンジを実施する噂もあります。
レヴォーグ2023年特別仕様車STI Sport♯500台限定発売するも即完売
STI Sport♯は日本限定500台のみ設定する希少モデルに
レヴォーグの特別仕様車STI Sport♯を日本限定500台発売することを東京オートサロン2023で発表しました。
レヴォーグSTI Sport♯は、STI Sport R EXグレードをベースにしたモデルで、STIパフォーマンスパーツを装備して専用チューンを施したスペシャリティモデル。
2023年特別仕様車レヴォーグSTI Sport♯の装備
- 漆黒メッキ加飾付ダークグレーシリカ塗装フロントグリル
- ブラック塗装フロントバンパー
- クリスタルブラック・シリカ塗装ドアミラーカバー
- クリスタルブラック・シリカ塗装シャークフィンルーフアンテナ
- ラスターブラック塗装(エッジ部)STIエンブレム フロント&リヤ
- ラスターブラック塗装LEVORGリヤオーナメント
- ラスターブラック塗装SYMMETRICAL AWDリヤオーナメント
- ブラック、ウルトラスエード+合成皮革RECAROフロントシート&リヤシート
- 運転席&助手席8ウェイパワーシート
- スエード調+シルバーステッチインパネミッドトリム&ドアトリム
- ダークキャストメタリック、ブラック表皮巻+シルバーステッチセンタートレイ加飾
- ブラック表皮巻+シルバーステッチフロアコンソールリッド
- ブラック表皮巻+シルバーステッチドアアームレスト
- ブラックルーフトリム&ピラー
- プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト
- リヤ全席3点式ELRシートベルト
- ミシュラン パイロットスポーツ5 225/40R19ハイパフォーマンスタイヤ
- スーパーブラックハイラスター塗装 STI製BBS 19インチ×8J鍛造アルミホイール
- STI Sport♯ロゴ付 STI製フレキシブルドロータワーバーフロント
- STIロゴ付 STI製フレキシブルドロースティフナーフロント
- STIロゴ付 STI製フレキシブルドロースティフナーリヤ
- スバルパフォーマンストランスミッションオイルクーラー&専用トランスミッションコントロールユニット
- スペアタイヤパン・リヤカーゴスペース専用制振材
レヴォーグSTI Sport♯のボディカラーは、セラミックホワイト、クリスタルブラックシリカ、WRブルーパール、オフショアブルーメタリックの4色設定。
2023年1月26日に受注を開始、販売価格は5,764,000円で限定台数500台の希少性の高いモデルだけに、即日に限定台数を売り切り完売しました。
新型レヴォーグのフルモデルチェンジは2020年10月15日
2020年10月に発表した新型レヴォーグ
次期型レヴォーグが2020年10月15日に正式発表しました。360度センシングを実現した新世代の高度運転支援システム、アイサイトXなど注目装備が満載です。
新型レヴォーグのグレードは標準仕様のGT、上級グレードのGT-H、STIスポーツの3グレード構成。そこにEXという11.6インチナビゲーションディスプレイやドライバーモニタリングシステムを搭載したグレードがラインナップしいます。価格帯は3,102,000円から4,092,000円になっています。
グレード | 販売価格 |
---|---|
GT | 3,102,000円~ |
GT-H | 3,322,000円~ |
GT EX | 3,487,000円~ |
GT-H EX | 3,707,000円~ |
STi スポーツ | 3,707,000円~ |
STi スポーツ EX | 4,092,000円~ |
STIスポーツに用意される電子制御サスペンションはZF製ダンパーで、パワートレインは新開発となる水平対向4気筒1.8Lの直噴ターボ(最高出力177ps、最大トルク30.6kgm)にCVTを組み合わせ、AWDとなるとのこと。また、1.8Lターボのほか、2021年発売予定の新型WRX S4に搭載予定の2.4Lターボエンジンが新設定されるとの噂もあります。
ボディサイズは全長4,755mm、全幅1,795mm、全高1,480mm、ホイールベース2,670mm。ホイールベースが延長されることで、現行モデルより居住性もアップしました。
新車装着タイヤには17インチと18インチに、横浜ゴムBluEarth-GT AE51が採用され、レヴォーグの安定した走りをサポートします。
スバル初採用のドライブモードセレクトを搭載し、自分好みの走りが選べるように。従来のアイサイトが進化した「アイサイトX」を搭載、360度センシング、高精度マップandロケーター、50km/h以下でハンズオフを実現します。
EXグレードには12.3インチのカーナビモニターを搭載し、コネクティッドサービスも利用可能です。
アイサイトXの主要装備
- アイサイトセーフティプラス
- デジタルマルチビューモニター
- 前側方警戒アシスト
- 高度運転支援システム
- 12.3インチフル液晶メーター
- 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ
- インフォテイメントシステム
- コネクティッドサービス スバルスターリンク
- ドライバーモニタリングシステム
新型レヴォーグのボディカラーは8色でSTIには限定のWRブルーを設定
- スバル レヴォーグ
- スバル レヴォーグ
- スバル レヴォーグ
- スバル レヴォーグ
レヴォーグにはクリスタルホワイト・パールやクリスタルブラック・シリカなどの定番カラーの他に、ピュアレッドやラピスブルー・パールなどの、鮮やかな色を設定しています。
新型レヴォーグの最上位グレードのSTIスポーツとSTIスポーツEXには特別なカラーのWRブルー・パールも設定しています。
2020新型レヴォーグのボディカラー一覧
- クリスタルホワイト・パール
- アイスシルバー・メタリック
- クールグレーカーキ
- ラピスブルー・パール
- マグネタイトグレー・メタリック
- クリスタルブラック・シリカ
- ピュアレッド
- WRブルー・パール(STIグレードのみ設定)
- クリスタルホワイト・パール
- アイスシルバー・メタリック
- クールグレーカーキ
- ラピスブルー・パール
- マグネタイトグレー・メタリック
- クリスタルブラック・シリカ
- ピュアレッド
- WRブルー・パール(STIグレードのみ設定)
スバルがコネクテッドサービス「スターリンク」を日本国内へ導入 新型レヴォーグにも対応
スバルは現在米国で展開中のコネクテッドサービス「スターリンク」を、2020年より日本国内でも展開していくと発表しました。スターリンクは車両とスマートフォンのアプリを連携し、以下のようなサービスを提供します。
コネクテッドサービス「スターリンク」でできること
- エンジンの始動やエアコンのオン・オフ
- ドアロックの解錠・施錠
- 事故自動通報による警察・救急の手配
- コールセンターによるコンシェルジュサービス
- 車両盗難時の位置追跡・エンジン制御
スターリンクは新型レヴォーグにも対応します。今後、スバルはレヴォーグ以外のモデルでもスターリンクとの対応車種を増やしていくとのことです。
新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sportが初公開!「ドライブモードセレクト」を初採用
新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sportのエクステリア
新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sportのフロントマスクとリアスタイル
新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sportのアルミホイール
スバル新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sportが東京オートサロン2020で初公開されました。
革新を続ける「SUBARUの走りの未来」を切り拓くモデルとして登場したレヴォーグ プロトタイプ STI Sportには、スバル初採用となる「電子制御ダンパー」と「ドライブモードセレクト」を搭載。ドライブモードセレクトではパワーユニットに加えてダンパーやステアリング、AWDシステムの制御も可能となり、ドライバーの思うがまま走りを楽しむことができます。
東京オートサロン2020に新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sportが出展
テスト走行中と思われる新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sportのリヤデザイン
新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sportが2020年1月10日~12日開催の東京オートサロン2020に初公開されました。「車を操る愉しさ」や「未知のアクティビティにも大胆に挑戦してほしい」という気持ちを込めた新デザインコンセプト「BOLDER」を採用します。
新型レヴォーグには新開発となる水平対向1.8L直噴ターボエンジンを搭載。スバルグローバルプラットフォームとフルインナーフレーム構造を組み合わせることで、ボディ剛性を強化し質感の高い安定した走りを実現します。
また、新世代アイサイトや高精度マップandロケーター、SUBARU国内初採用となるコネクティッドサービスを用意し、安心して運転が楽しめる一台となっています。
フルモデルチェンジ版レヴォーグのプロトタイプがTMS2019で公開!
新型レヴォーグのプロトタイプのエクステリア
スバルの人気ステーションワゴンモデル「レヴォーグ」の次期型を示唆するプロトタイプが、予告通り2019年10月開催の東京モーターショーに出展されました。
新デザインコンセプト「BOLDER」を掲げ、車を操る楽しさや未体験のアクティビティに挑戦する気持ちを表現した本モデル。今回はプロトタイプとしての出展ですが、塊感のある造形で完成度の高いスタイルとなっていて、市販型についてもこのままのデザインでほぼ確定と考えられます。なお、市販型の発表は2020年10月です。
TMSに出展された新型レヴォーグプロトタイプのエクステリア
新型レヴォーグのパワートレインには新開発の1.8L 水平対向直噴ターボエンジンを採用。トルクフルで力強い走りを味わえます。ボディはSUBARU・GLOBAL・PLATFORM(スバルグローバルプラットフォーム)にフルインナーフレーム構造を組み合わせて剛性を高めました。現行モデルのインプレッサと共有となることから、ホイールベースはインプレッサと同数値の2,670mmになると予想。従来のミドルサイズをキープして、全幅についても1,800mm以下に設定されるでしょう。
新開発の第4世代アイサイトXはステレオカメラと4つのレーダーから構成されており、安全性能の大幅な向上に貢献。アイサイトXに使用されるステレオカメラは日立オートモティブシステムズ製からオートリブ製に変更され、高精度マップandロケーターでは、渋滞時やカーブ前減速におけるハンズオフ走行支援、車線変更支援を行います。車線の消えた道路で周囲の車の行動を予測することも可能です。
また、SUBARU国内初採用のコネクティッドサービスも採用し、緊急時に対応する「救急自動通報システム」や「SOSコール機能」を備えます。
新型レヴォーグのプロトタイプが公開される前の事前情報や予想
2020年にフルモデルチェンジ予定の新型レヴォーグは、2019年の東京モーターショーでプロトタイプを公開。市販車両を示唆する完成度の高いモデルで、そのまま市販する可能性も考えられます。
2019年のレヴォーグプロトタイプ公開前の噂や事前情報、2代目レヴォーグの情報なども以下にまとめたので紹介します。
第2世代の新型レヴォーグのプロトタイプが東京モーターショーに出展決定!
スバル・レヴォーグの次期型プロトタイプが、東京モーターショー2019に出展されることが明らかとなりました。スバルは本モデルを「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」を実現するクルマとしています。
「人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe.~」を今回の出展コンセプトとしているスバル。レヴォーグのプロトタイプのほか、インプレッサ Sport 2.0i-S EyeSight、e-BOXER搭載のSUBARU XV Advance、e-BOXER搭載のフォレスター Advance、SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT、SUBARU BRZ GT300 2019を展示します。
次期型レヴォーグの最新情報を入手!東京モーターショー2019でワールドプレミアが濃厚!
次期型レヴォーグの最新情報が入りました。現行のレヴォーグはレガシィ ツーリングワゴンに比べて見ていきましょう。プラットフォームですが、スバル・グローバル・プラットフォームが採用され、現行レヴォーグに比べて若干サイズアップしています。
次期型レヴォーグ | 現行レヴォーグ | |
---|---|---|
全長 | 4,730mm | 4,690mm |
全幅 | 1,800mm | 1,780mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,650mm |
デザインは、これまでに予想していた通り、ジュネーブモーターショー2018で発表された「スバルVIZIVツアラーコンセプト」がプロトタイプとなるでしょう。全体的なフォルムはスバルの基本となるDYNAMIC/SOLIDを受け継ぐ形となります。
フロントは、グリルから流れるようにつながったヘッドライトとサイドグリルが前方に出た勢いのあるデザインになることが予想されます。サイドビューはフェンダーラインが張り出し、キャラクターラインと相まってアグレッシブさを表現しています。
エンジンは、新開発1.8Lターボエンジンを搭載すると予想していましたが、フラッグシップには2.4L水平対向4気筒DOHCターボエンジンが、また、2.0L水平対向4気筒エンジン+「e-BOXER」のハイブリッドモデルが設定されるという情報もあります。
10月に行われる東京モーターショー2019にワールドプレミアされ、販売は2020年になると予想します。
スバルVIZIVツアラーコンセプトがフルモデルチェンジ後のレヴォーグになる可能性が高い
スバルは、2013年のジュネーブモーターショーから、自社の車造りの将来ビジョンを提示するコンセプトカーであるスバルVIZIVツアラーコンセプトを出展しています。
毎回異なるテーマのコンセプトカーが披露され、2018年3月に行われたジュネーブモータショーでは、ツアラーをテーマとするスバルVIZIVツアラーコンセプトが公開されました。
東京モーターショー2015に出展されたスバルVIZIVツアラーコンセプトは、次期フォレスターのプロトタイプにあたり、スバルVIZIVツアラーコンセプトは次期レヴォーグの原型と予想されるスバルらしさを追い求める車です。
次期レヴォーグのエクステリアの特徴をコンセプトカーから予想
次期レヴォーグのプロトタイプと予想される「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」のエクステリアでは、スバルが培ってきたデザインテクノロジーを積極的に導入します。
スバルのデザインフィロソフィー「ダイナミック×ソリッド」が追い求める理想像を完成するために、フロントビューでは、ヘキサゴングリルとエアインテークが織りなす立体感の美しさと迫力を洗練させ、テールランプでは、ヘッドランプと同様にホークアイで主張を強める事でスバルらしさを追求します。
フロントフェンダーなどの4つのフェンダーでは、スポーティさを際立たせるデザインを採用することで車体の躍動感をアップさせます。
スバルVIZIVツアラーコンセプトのサイドビューからは、シューティングブレークとも称されるレヴォーグのスタイリッシュかつプロポーショナルな美しさが磨かれた印象を受けます。
レヴォーグは、スポーツカーとワゴンの優れた点をミックスさせたクロスオーバーです。スバルVIZIVツアラーコンセプトのエクステリアからは、現行のレヴォーグと同様にカーゴスペースが充実している事を想像できます。
コンセプトカーは、話題を集中させるためにデザインに重きを置く傾向がありますが、車に乗る愉しみを追求するスバルは、水平対向エンジンやアイサイトXだけではなく、エクステリアでもユーザーを魅了する事を目指します。
そのため、市販化される次期レヴォーグでは、可能な限りスバルVIZIVツアラーコンセプトの優れたデザインを採用するでしょう。
次期レヴォーグのボディサイズは現行モデルの数値に近いと予想
現行レヴォーグのエクステリア
2014年に初代モデルが登場したレヴォーグは、5代目レガシィ ツーリングワゴンのボディがワイド化され、日本の道路事情とはマッチしなくなったため、開発された経緯があります。
現行モデルのレヴォーグと、スバルVIZIVツアラーコンセプトのボディサイズを比較すると、全長は85mm長く、全幅も150mm長いです。
スバルVIZIVツアラーコンセプトが、次期レヴォーグの完成形に近づくタイミングでは、ボディサイズはコンパクトとなり、日本の道路事情に適した現行レヴォーグのボディサイズに近くなるでしょう。
VIZIVツアラーコンセプト | レヴォーグ 1.6GT EyeSight S-style | |
---|---|---|
全長 | 4,775mm | 4,690mm |
全幅 | 1,930mm | 1,780mm |
全高 | 1,435mm | 1,500mm |
ホイールベース | 2,730mm | 2,650mm |
タイヤサイズ | 245/40R20 | 225/45R18 |
乗車定員 | 4名 | 5名 |
1.6GT アイサイト | 2,915,000円~ |
---|---|
1.6GT アイサイト Smart Edition |
3,003,000円~ |
1.6GT アイサイトt V-SPORT |
3,135,000円~ |
1.6GT-S アイサイト | 3,135,000円~ |
2.0GT-S アイサイト | 3,685,000円~ |
1.6STI スポーツ アイサイト | 3,630,000円~ |
2.0STI スポーツ アイサイト | 4,125,000円~ |
フルモデルチェンジした次期レヴォーグは高度運転支援技術を搭載
フルモデルチェンジによって誕生する次期レヴォーグには、スバルが2020年頃の実現に向けて開発を続ける、高度運転支援技術を搭載する見込みです。
2017年8月に発売をスタートしたD型レヴォーグでは、全車速域でアクセル・ブレーキ・ステアリング操作のアシストを可能とする「アイサイト・ツーリングアシスト」が搭載されました。
スバルは2020年頃に、自動車線変更等の技術を応用させて、高速道路にて自動運転を可能とする次世代アイサイトの投入を計画します。
次期レヴォーグの原型にあたる「スバルVIZIVツアラーコンセプト(SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT)」では、次世代アイサイトにレーダーや高精度GPS等のデバイスを組み合わせた、高度運転支援技術を搭載する事をアナウンスしています。
スバル自慢の水平対向エンジンやシンメトリカルAWDによって実現される走りの感動に、「自動車事故ゼロ」社会を達成し得る高度運転支援技術が加わる、次期レヴォーグはツアラーとしての完成形に近く、購買意欲を大いに刺激する魅力が詰まっている車です。
新型レヴォーグはフルモデルチェンジで新型ターボエンジンを搭載か
フルモデルチェンジによって誕生する次期レヴォーグには、新型ターボエンジンの搭載が予想されます。
スバルの新中期経営ビジョン「際立とう2020商品戦略」では、2020年以降にモデルチェンジする主力車種に直噴ユニットを拡大させた新設計のダウンサイジングターボエンジンを搭載する計画です。
レヴォーグの現行モデルには、1.6Lと2.0Lの水平対向DOHC直噴ターボDITが搭載されていますが、次期レヴォーグには、新設計の1.8Lダウンサイジングターボエンジンを導入する可能性が高いです。
フルモデルチェンジした次期レヴォーグはスバル グローバル プラットフォーム(SGP)を採用
フルモデルチェンジによって誕生する次期レヴォーグは、スバル グローバル プラットフォーム(SGP)で開発します。「際立とう2020商品戦略」では、2016年以降にフルモデルチェンジする主力車種にスバルの次世代プラットフォームを投入する事を目標に掲げます。
スバルの新プラットフォームSGPで開発された5代目インプレッサでは、操舵安定性が向上し、ボディ構造の最適化と高剛性化が実現されました。SGPを採用する次期レヴォーグでは、インプレッサ以上のパフォーマンスが期待されます。
スタイリッシュなイメージのレヴォーグのモデルチェンジ遍歴
レヴォーグはスバルが販売するステーションワゴン型のクロスオーバーSUVです。アイサイトを搭載し、安全性能にすぐれたモデルです。
レヴォーグ 初代 VM型/2014年~2020年
2014年6月レヴォーグがデビュー。1.6Lターボエンジン搭載の「1.6GT」「1.6GT EyeSight」「1.6GT-S EyeSight」と、2.0Lターボエンジン搭載の「2.0GT EyeSight」「2.0GT-S EyeSight」のラインナップ。12月には特別仕様車「1.6GT EyeSight S-style」を設定し、翌2015年1月に発売。
2015年4月、一部改良で安全装備の強化と燃費性能の向上。廉価グレードの「1.6GT」を廃止しました。6月には特別仕様車「1.6GT EyeSight Proud Edition」「1.6GT-S EyeSight Proud Edition」が、12月には「1.6GT EyeSight S-style」が発売されました。
2016年4月、一部改良で安全性能と静粛性を強化。「2.0GT EyeSight」と特別仕様車の「Proud Edition」を廃止しました。6月、「STI Sport」を追加設定し、翌7月に発売。「1.6STI Sport EyeSight」「2.0STI Sport EyeSight」のグレードが用意されました。12月には特別仕様車「1.6GT EyeSight Smart Edition」を発売。
2017年8月、大幅改良したモデルを発売。フロントフェイスの刷新や新デザインのアルミホイール、インテリアの変更や利便性を高める装備の他、安全性能や安全装備も強化されました。
2018年6月、改良モデルを発売。11月には特別仕様車「1.6GT EyeSight V-SPORT」を発表、翌年2019年1月に発売。
2019年5月、改良モデルと特別仕様車「STI Sport Black Selection」「1.6GT-S EyeSight Advantage Line」を発表、「1.6GT EyeSight S-style」を廃止しました。11月には特別仕様車「2.0GT EyeSight V SPORT」を発表、翌年2020年1月に発売になりました。
レヴォーグ 2代目 VN系/2020年~
2020年10月、フルモデルチェンジで2代目になりました。グレードは「GT」「GT-H」「STI Sport」の3グレードに、「GT EX」「GT-H EX」「STI Sport EX」が設定されました。
2021年11月、一部改良モデルを発表と、2.4Lモデルの「STI Sport R」「STI Sport R EX」を追加しました。
2022年11月、一部改良モデルの発表。照明関係の自動消灯機能と、スマートキーにリレーアタック対策のスリープ機能とモーションセンサーを搭載しました。
2023年1月、特別仕様車「STI Sport#」を、7月には特別仕様車「Smart Edition」が発表されました。10月、改良モデルを発表。グレード体系の整理で「GT-H EX」「STI Sport EX」「STI Sport R EX」の3グレードとなりました。また、特別仕様車「Black Interior Selection」が設定されました。
レヴォーグのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 VM型 | 2014年~2020年 |
2代目 VN系 | 2020年~ |
レヴォーグのモデルチェンジは2020年10月でツアラーの完成モデルが誕生
レヴォーグのモデルチェンジは2020年10月に。
2014年に初代モデルが誕生したレヴォーグは、2017年8月にD型へと生まれ変わり、2018年にE型へと年次改良が行われます。進化したアイサイトなどによって実現する高度運転支援技術が市販化されるタイミングが2020年で、2020年に発売する新型レヴォーグにもその技術が搭載されました。
モデルチェンジによって誕生する次期レヴォーグは、新たなプラットフォームであるSGPで開発・製造が行われて、新型ターボエンジンを搭載し、自動運転化につながる高度運転支援技術も組み込んだ、車に乗って走る愉しみや喜びに包まれるツアラーの完成形とも言える車です。