日産の新型車2017~2025

日産の新型車カレンダー・モデルチェンジ情報2017~2025

日産の新型車には「プロパイロット」や「e-power」が続々と標準装備されていきます。他のハイブリッドモデルに負けない燃費と、安全性や快適性をプラスした日産の新しい車種から目が離せません。2017年~2025年に日産から販売される車を紹介します。

ARIYA(アリア) 新型 2021年6月

電気自動車SUV「ARIYA」が2021年6月にデビュー 初回限定モデルは2021年納車も可能という噂

ARIYA(アリア)は電気自動車SUVで、東京モーターショー2019で「Nissan ARIYA Concept」として公開されました。「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現できる1台としています。

エクステリアは電気自動車でありながら、パワフルで迫力があり、美しさもある印象を受けます。「スリーク・シームレス・シック」を合言葉にしていて、その言葉通り、ツヤがあって滑らかなエクステリアになっています。Vモーションシグネチャーが発光することで、存在感がより大きくなります。市販車にはフル装備の限定モデル、アリアリミテッドも用意しています。

ルークス フルモデルチェンジ 2020年2月

ルークスとルークスハイウェイスター

デイズルークスがフルモデルチェンジで2代目へと進化し、「デイズ」が車名から外れて「ルークス」になりました。プロパイロットを搭載して高速道路でのロングドライブや渋滞によるストレスを軽減。また、緊急時に専用オペレーターとつながるSOSコールを搭載します。

新型ルークスはVモーショングリルが協調され、特に「ハイウェイスター」モデルでは二段式のヘッドライトと相まってアグレッシブなフロントマスクに。パワートレインは2代目デイズにも採用されている新開発のNMKV・BR06エンジンで、力強い走りを実現します。

キックス 新型 2020年6月

海外専売車だったキックスが2020年に日本に上陸!

これまで海外でしか販売されていなかったキックスが、ジュークの後継モデルとして2020年6月、日本市場に上陸しました。

海外での現行キックスには1.5Lのガソリンエンジン搭載していますが、日本に上陸するにあたり、e-POWERを導入し、2つグレードをラインナップします。

エクステリアは日産らしいフロントグリルに、ブーメラン型のヘッドライト、スポーティさを感じられるボディ形状となっています。

ノート フルモデルチェンジ 2020年12月

現行型ノートe-POWER 4WD

ノートが2020年12月に3代目へとフルモデルチェンジします。新型ノートは2021年に発売する新型アリアのような大胆なVモーショングリルを採用、改良した最新型のe-powerを搭載したプレミアムコンパクトに生まれ変わります。

パワートレインは全て1.2L直列3気筒エンジン、スーパーチャージャー、1.2L直列3気筒エンジン+電気モーターのe-POWERとなり、自動運転支援技術のプロパイロットを導入すると考えられます。駆動方式はFFと4WDのラインナップで、FF駆動となるでしょう。

リーフ グレード追加(リーフEプラス) 2019年1月9日

リーフに60kWhの大容量バッテリーを搭載して航続距離が500kmに延長する「リーフEプラス」が2019年1月9日にリーフのラインナップに加わりました。これまでの電気自動車の弱点でもあった航続距離が一気に解消され、より実用的なEVに生まれ変わりました。

リーフEプラスは高出力で、走行性能も現行モデルよりも高いという情報もあるため、従来通りの低域からの力強い加速と高回転域の伸びやかな加速が楽しめる、ドライバーズカーになるでしょう。

エクストレイル 一部改良 2019年1月11日

エクストレイルが2019年1月11日に一部改良を行いオートハイビームなどの安全装備を拡充して2019年1月28日に販売開始しました。日産を代表するミドルサイズSUVで安全面に課題がありましたが、今回の一部改良で歩行者なども検知するタイプの誤作動防止システムを搭載します。

安全装備を強化する一部改良のため、マイナーチェンジなどで行うエクステリア・インテリアの変更は行われません。2019年11月に行われる予定のフルモデルチェンジでフェイスリフトする予定です。

デイズ フルモデルチェンジ 2019年3月28日

デイズは日産と三菱が共同開発する軽自動車です。2019年3月28日にデイズがフルモデルチェンジして、兄弟車の三菱ekワゴンも同時にフルモデルチェンジしました。今回は日産が主導して(現行モデルは三菱が主導)新たなプラットフォームとパワートレイン、そして自動運転支援技術のプロパイロットを採用した大掛かりな改良になっています。

エクステリアはキープコンセプトながら日産のデザインアイコン「Vモーショングリル」を大胆に採用した迫力のあるものになっています。ボディサイズは軽自動車規格の通り、現状と変わらず室内空間を広くした工夫がなされています。

スカイライン ビッグマイナーチェンジ 2019年7月16日

日産スカイラインがビッグマイナーチェンジで2019年7月16日に新型を公開しました。発売は2019年9月を予定しています。

ハイブリッド車には先進運転支援技術「プロパイロット2.0」が世界初採用され、高速道路でのナビ連動ルート走行および同一車線内でのハンズオフ走行を実現しました。
ガソリン車には「3.0L V6 ツインターボエンジン」を搭載し、今回の改良では最高出力400馬力を超える新型スカイライン「400R」も特別仕様車としてラインナップしています。

エクステリアについては「Vモーショングリル」を採用し、日産らしさを強調するスポーティーなデザインとなります。ボディカラーには、見る人に鮮烈な印象を残す「カーマインレッド」も新色として加わりました。

セレナ マイナーチェンジ 2019年8月1日

2019年8月1日、日産セレナがマイナーチェンジでエクステリアデザインの変更、安全装備の強化を行いました。今回の改良では「AUTECH」「ステップタイプ」「ライフケアビークル(LV)」シリーズにも上記の変更が反映されています。

ダブルVモーショングリルを採用し、スポーティーで力強いフロントマスクへと変更された新型セレナ。ボディカラーのラインナップも一新し、新色として「サンライズオレンジ」「ダークメタルグレー」を追加します。こちらの2色はダイヤモンドブラックルーフを装備したツートンカラーも設定されています。

また、新型セレナは「踏み間違い衝突防止アシスト」等を含む全方位運転支援システムを全車に標準装備。これにより、国が推奨するセーフティ・サポートカーS<ワイド>の該当車種となりました。
メーカーオプションで搭載可能となる「プロパイロット」の機能もグレードアップし、従来よりもスムーズな減速や下り坂における設定速度キープを実現します。

【2017年~2018年のモデルチェンジ情報】エクストレイル マイナーチェンジ 2017年6月8日

SUVの「エクストレイル(ローグ)」は、2017年4月にマイナーチェンジを行い、先行して中華人民共和国から販売されています。今後約150ヶ国で販売される予定で、日本では6月8日マイナーチェンジモデルが販売されました。

見た目の変更点は、ヘッドライト形状、フォグランプが四角になる、Vモーショングリルが太くなるなどのフェイスの変更、リアコンビランプの形状変更があります。また、新しくなったステアリングには自動運転技術の「プロパイロット」がオプション設定されました。 ボディーカラーも新色が6色追加され、計12色展開となりアクティブな印象が強くなりました。

価格帯は、2,197,800円~となっています。

シーマ マイナーチェンジ 2017年6月15日

2012年5月から販売している高級セダンの5代目シーマが、2017年6月15日にマイナーチェンジされました。

快適な居住性、フル乗員してもスムーズに発進できる走行性能など、どの角度から見てもフラグシップモデルならではの性能を誇っていますが、2017年6月15日のマイナーチェンジでは、安全装備が追加されました。

  • インテリジェントBUI
  • インテリジェントFCW
  • インテリジェントBSI/BSW
  • インテリジェントアラウンドビューモニター
  • インテリジェントエマージェンシーブレーキ

上記5つの安全支援システムを全てのグレードで標準搭載し、さらに安全性を高めた車となりました。値段は794万円~900万円でハイブリッドエンジンを搭載し、駆動方式は2WDのFRのみです。

フェアレディZ 一部改良 2017年7月6日

2017年7月6日に、スポーツカーのフェアレディZを一部改良したとアナウンスされました。新色のボディカラー「カーマインレッド」を追加し、車内からバックドアを開けることができる「バックドアアウトサイドオープナースイッチ」を備えてより便利な車になりました。

また、「version ST」と「S」グレードには、新デザインの19インチアルミ鍛造ホイールを採用したり、アクセルとスロットルバルブを見直し、中間のトルクアップと高回転時のトルク低下を実現しています。

新型フェアレディZ価格表
MT AT
ベースグレード 3,907,440円 3,985,200円
Version S 4,760,640円 4,715,280円
Version ST 5,104,080円 5,212,080円
NISMO 6,293,160円 6,401,160円

リーフ フルモデルチェンジ 2017年10月2日

IDSコンセプトのエクステリア

2015年にゼロ・エミッション(電気自動車)の将来を担うコンセプトカー「IDSコンセプト」が発表され、2020年以降に現実の車に搭載されることが示唆されています。
初代リーフは、2010年より販売され2017年までの間に2度マイナーチェンジが行われています。

初代リーフの航続距離は280km(JC08モード)で、充電スポットも年々増えてきているので長い距離充電スタンドが無い北海道でも、残り航続距離を気にせずに運転することができます。
そして2017年10月2日に新型リーフがフルモデルチェンジされ販売されました。、航続距離も大幅に伸ばし、一度の充電で走れる距離が400km以上となっています。

排気ガスを出さずお財布にも優しい次期リーフの今後に期待が高まります。

グレード追加 セレナNISMO 2017年11月21日

日産のミニバンといえば「セレナ」で、1991年から販売しているロングラン車種です。2016年8月には、5代目セレナへのフルモデルチェンジを果たし、ミニバンクラスで初めての自動車運転技術「プロパイロット」を搭載しました。

セレナのマイナーチェンジには、日産ジュークへの搭載も噂される「e-power」が追加される予想がされていて、燃費が17.2km/Lから大幅に向上すると考えます。また第45回東京モーターショー2017で初公開されるセレナNISMOも2017年11月21日に販売開始されます。

セレナにハイブリッドシステムの「e-power」が追加されるモデルは、2018年のマイナーチェンジ後になります。

エルグランド 一部改良 2018年12月13日

一部改良で安全装備が充実した新型エルグランド

長らく改良が行われていなかった日産のフラッグシップミニバンのエルグランドへ自動ブレーキや車線逸脱防止警報など、充実した安全装備を全てのグレードに追加しました。同時にインテリジェントクルーズコントロールなどドライブが楽になる便利な装備も標準装備されています。

今回はエクステリアやインテリアの変化はなく安全装備を強化する一部改良になり、フルモデルチェンジが行われる2019年以降に見た目にも大きく変化するでしょう。

ムラーノ マイナーチェンジ 2018年12月20日

マイナーチェンジでテールランプなどを刷新した新型ムラーノ

日本では2015年に販売終了した日産のラージサイズSUVのムラーノが北米でマイナーチェンジしました。日本撤退後にフルモデルチェンジして3代目のモデルとなり北米では人気のSUVになっています。

エクステリアのVモーショングリルを大型化してより精悍な顔つきになり、ヘッドライトやリヤコンビネーションランプはフルLEDになりました。
海外では評価の高いムラーノですが、今のところは日本に再上陸するアナウンスはありません。しかしホンダのCR-Vが2018年に復活したことや、トヨタのRAV4が2019年に復活することを考えると2019年以降に新型ムラーノが日本に導入される可能性のあると考えます。

インフィニティ QX50 未定

日産の高級ブランド「インフィニティ」から「QX50」の次期コンセプトモデルが発表されています。日本では日産ブランドから「スカイラインクロスオーバー」として2009年から2016年まで販売されていました。

日産スカイラインが、インフィニティエンブレムのまま日本で販売されていることを考えると、徐々にインフィニティエンブレムの車種が増えていくことも予想できますので、世界的に流行っているSUVブームの波に乗りスカイラインクロスオーバーの復活も考えられます。

QX50の価格や販売日は未定ですが、いつか日本でもインフィニティブランドが展開されることに期待です。

インフィニティQX80 未定

日産の高級ブランド「インフィニティ」から2010年より販売されている大型SUVのQX56が2014年にQX80と名称変更し、次期モデルとして「インフィニティQX80モノグラフ」が公開されています。400hp/5,800rpmを誇る5.6L V8型エンジンを搭載し、大型グリルやLEDデイライト、大径ホイールを履き頼もしい顔つきをしています。価格や販売日・スペックともに情報が出ていませんが、ライバルの「レクサスLX」「キャデラックエスカレード」にも負けない車に仕上がることに期待です。

インフィニティQ60 フルモデルチェンジ 未定

日産の高級ブランド「インフィニティ」から新型インフィニティQ60が、2016年より販売されています。日本では、2016年1月まで「スカイラインクーペ」の名前で販売していた車種で、インフィニティブランドでの展開はありませんが、日産ブランドから再び販売する可能性もあります。

価格は、38,950USドル(約430万円)からになっていて、日本での販売が実現するとプロパイロットを搭載し、450万円からになると予想します。インフィニティQ60に搭載しているエンジンは3.0L V6ツインターボ「VR30DDTT」で、最高出力は405PS/6,400rpmを達成します。

海外での販売は2018年内と見られています。

インフィニティQ30/QX30 フルモデルチェンジ 未定

インフィニティQ30はハッチバックタイプの乗用車で「メルセデス・ベンツAクラス」「レクサスCT200h」などがライバル車です。日本での展開は未定ですが販売するならば、2017年後半になると見られています。

価格は20,000ポンド(約290万円)とお買い得感満載の価格帯、日本で販売するならばスカイラインよりひと回り小さいサイズと価格帯になると予想します。

また、クロスオーバーSUVのQX30というモデルも存在し、ホンダのヴェゼルやトヨタのC-HR、日産ではジュークが競合車種となり、価格は29,950USドル(約330万)からとなっています。トヨタのレクサスと同じよう、日産もインフィニティブランドを日本でも展開する期待が持てます。

日産の新型車には最新技術が続々投入

ミニバンのセレナに搭載されている「プロパイロット」や、リーフで培ったEV技術を使った「e-power」など、自動運転や燃費に関する最新技術がこれから変わっていく新型車へ投入される可能性が高く、将来的には「本格的なスポーツカーでも燃費を気にせず走れる車」が登場するかもしれません。

今後、続々と新しい車種が販売される日産の新型車に期待が高まります。