セレナが2019年にマイナーチェンジ!エクステリアの変更や安全装備の強化をメインに実施
日産のミニバンの中でも人気車種であるセレナは、2016年8月にフルモデルチェンジを行い現行の5代目となり、パワートレインにe-POWERを追加・AUTECHモデルの発売などが行われています。
2019年8月のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインの変更や安全性能のアップロードがメインとなっています。過去に行われてきたセレナの改良歴をチェックしながら2019年8月のマイナーチェンジについてチェックしていきましょう。
セレナのXVをベースにした特別仕様車XVエアロを2021年11月24日発売
専用シートを含め、ブラックで統一した内装も特徴的なセレナ特別仕様車XVエアロ
セレナに専用のフロントバンパーや、LEDリアコンビネーションランプなどを装備した特別仕様車XVエアロを2021年11月24日に追加。
専用装備はエクステリアだけでなく、内装には黒の専用シートを採用して、インテリアカラーはブラックで統一する、プレミアムなモデルです。
2021年セレナ特別仕様車XVエアロの装備
- 専用フロントバンパー
- 専用サイドシルプロテクター
- 専用リアエアロバンパー
- 専用LEDリアコンビネーションランプ
- 専用シート
特別仕様車XVエアロの2WDは2,893,000円、4WDは3,141,600円、e-POWER XVエアロは3,403,400円です。
オーテックではXVエアロベースの車中泊仕様マルチベッドも発売しています。
セレナが上級モデルのアーバンクロムを2020年12月発表で2021年1月14日に発売
ブラックのフロントグリルや専用アルミホイールがかっこいいセレナの特別仕様車アーバンクロム
セレナのグレードにフロントグリルやドアミラーをブラックアウトした特別仕様車のアーバンクロムを追加します。発表は2020年12月17日で、発売は2021年1月14日を予定していて、販売価格はハイウェイスター アーバンクロムが3,125,100円、eパワー ハイウェイスター アーバンクロムが3,665,200円です。
ベースになるグレードはハイウェイスターで、セレナにスポーティな雰囲気をプラスしたプレミアムなモデルです。
セレナが2020年8月17日の一部改良で安全装備を標準化 プロパイロットもグレードにより標準装備に
セレナが一部改良を行い安全装備のインテリジェントFCWという機能の、前方衝突予測警報を全車で標準装備、安全機能が向上しました。
また、運転支援技術のプロパイロットを、ハイウェイスターV、ハイウェイスターG、e-POWER ハイウェイスター V、e-POWER ハイウェイスター Gの4つのグレードに標準装備。インテリジェントルームミラーを選択できるグレードをXV、ハイウェイスターV、e-POWER XV、e-POWER ハイウェイスター Vの5つに拡大しました。
その他にも、USB電源ソケットを従来の1.0Aから2.4Aに変更したことで、快適なドライブが楽しめるようになっています。
グレード | 駆動方式 | 乗車定員 | 価格 |
---|---|---|---|
X | 2WD | 8 | 2,576,200円~ |
XV | 2,736,800円~ | ||
G | 3,061,300円~ | ||
ハイウェイスター | 2,758,800円~ | ||
ハイウェイスター V | 3,070,100円~ | ||
ハイウェイスター G | 3,311,000円~ | ||
e-POWER X | 7 | 2,997,500円~ | |
e-POWER XV | 3,226,300円~ | ||
e-POWER G | 3,473,800円~ | ||
e-POWERハイウェイスター | 3,293,400円~ | ||
e-POWERハイウェイスター V | 3,582,700円~ | ||
e-POWERハイウェイスター G | 3,809,300円~ | ||
X | 4WD | 8 | 2,824,800円~ |
XV | 2,985,400円~ | ||
G | 3,353,900円~ | ||
ハイウェイスター | 3,051,400円~ | ||
ハイウェイスター V | 3,335,200円~ |
日産セレナに車中泊仕様「マルチベッド」が新たに設定!
日産セレナ「マルチベッド」のエクステリア
ベッドシステム搭載でセレナでの車中泊がより快適に!
ラゲッジアンダーボックスも容量たっぷり(ラゲッジアンダーボックストレイはディーラーオプション)
日産セレナに新たな車中泊向けモデルとして「マルチベッド」が新設定されました。発売日は2020年2月10日です。
飲み物をこぼしてもふき取りが楽な防水シートはセレナ マルチベッドに標準装備
セレナ マルチベッドは「XV」「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」をベース車両とした車中泊仕様モデル。標準仕様ではオプション扱いとなる防水シートを標準装備しています。
ボディカラーは標準仕様と同様バリエーション豊富で、ツートンカラーが4色、モノトーンカラーが10色用意されています(うち「ホワイト」は「e-POWER XV」「XV」にのみ設定)。
セレナ マルチベッドはメーカーオプションでさらに便利になる
さらに、収納に便利な「サイドマルチパイプラック」やアウトドアアイテムの積載に便利な「ロッドアタッチメント」、「ボードアタッチメント」、「ツインアタッチメント」をオプションで用意。アウトドアで活躍すること間違いなしの一台となっています。
車種 | セレナ マルチベッド | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | ||||
ベース車両グレード | XV | ハイウェイスターV | e-POWER XV | e-POWER ハイウェイスターV |
XV | ハイウェイスターV |
定員 | 5名 | 4名 | 5名 | |||
トランスミッション | エクストロニックCVT | – | エクストロニックCVT | |||
価格 | 3,231,800円 | 3,481,500円 | 3,721,300円 | 3,994,100円 | 3,480,400円 | 3,746,600円 |
セレナAUTECHがマイナーチェンジ デザイン刷新と安全装備の強化を実施
マイナーチェンジを実施した新型セレナAUTECHが、2019年11月15日から発売されることがわかりました。新型セレナAUTECHでは、AUTECH専用のブルーカラーのシグネチャーLEDやドットパターンのフロントグリルを採用。アルミホイールもデザインを変更しています。
- カスピアンブルー×ダイヤモンドブラック
- カスピアンブルー
- マルーンレッド×ダイヤモンドブラック
- ブリリアントホワイトパール×ダイヤモンドブラック
- ブリリアントホワイトパール
- ダイヤモンドブラック
- ダークメタルグレー
新型セレナAUTECHに設定されるボディカラーは全部で7色。ダイヤモンドブラックのルーフを組み合わせたツートンカラーもラインナップしています。
新型セレナAUTECHのインテリア
また、レザレットシートを設定し、インテリアの質感も向上。ブルーとブラックのインテリアカラーで爽やかなデザインとなっています。
AUTECH SPORTS SPECグレードは遮音性を極めた室内とし、より快適なドライブを実現します。
グレード | AUTECH V Package |
AUTECH Safety Package |
AUTECH SPORTS SPEC |
---|---|---|---|
ベース車 | X | ||
駆動 | 2WD | ||
ミッション | エクストロニックCVT | ||
エンジン | MR20DD-SM24 | ||
乗車定員 | 8名 | ||
価格 | 3,236,200円 | 3,390,200円 | 3,560,700円 |
グレード | e-POWER AUTECH V Package |
e-POWER AUTECH Safety Package |
---|---|---|
ベース車 | e-POWER ハイウェイスター | |
駆動 | 2WD | |
ミッション | – | |
エンジン | HR12DE-EM57 | |
乗車定員 | 7名 | |
価格 | 3,773,000円 | 3,927,000円 |
グレード | AUTECHV Package | AUTECHSafety Package |
---|---|---|
ベース車 | X | |
駆動 | 4WD | |
ミッション | エクストロニックCVT | |
エンジン | MR20DD-SM24 | |
乗車定員 | 8名 | |
価格 | 3,484,800円 | 3,594,800円 |
改良後の日産セレナの価格と基本スペックをチェック!
マイナーチェンジ後の日産セレナ・セレナe-POWERの価格・基本スペックをまとめました。新型セレナは従来型と比べ価格の上昇も最小限に抑えられており、性能とコストパフォーマンスを両立したモデルとなります。
車種 | X | XV | G | ハイウェイスター | ハイウェイスターV | ハイウェイスターG |
---|---|---|---|---|---|---|
全長 | 4685mm | 4770mm | ||||
全幅 | 1695mm | 1740mm | ||||
全高 | 1865mm | |||||
乗車定員 | 8名 | |||||
エンジン | DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒 | |||||
総排気量 | 1,997L | |||||
最高出力 | 110kW(150PS)/6000rpm | |||||
最大トルク | 200N・m(20.4kgf・m)/4400rpm | |||||
トランスミッション | エクストロニックCVT(無段変速機) | |||||
価格 | 2,529,360円 | 2,687,040円 | 3,005,640円 | 2,708,640円 | 2,932,200円 | 3,168,720円 |
車種 | X | XV | G | ハイウェイスター | ハイウェイスターV |
---|---|---|---|---|---|
全長 | 4685mm | 4770mm | |||
全幅 | 1695mm | 1740mm | |||
全高 | 1875mm | ||||
乗車定員 | 8名 | ||||
エンジン | DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒 | ||||
総排気量 | 1,997L | ||||
最高出力 | 110kW(150PS)/6000rpm | ||||
最大トルク | 200N・m(20.4kgf・m)/4400rpm | ||||
トランスミッション | エクストロニックCVT(無段変速機) | ||||
価格 | 2,773,040円 | 2,931,440円 | 3,292,920円 | 2,995,920円 | 3,192,480円 |
車種 | X | XV | G | ハイウェイスター | ハイウェイスターV | ハイウェイスターG |
---|---|---|---|---|---|---|
全長 | 4685mm | 4770mm | ||||
全幅 | 1695mm | 1740mm | ||||
全高 | 1865mm | |||||
乗車定員 | 7名 | |||||
エンジン | DOHC水冷直列3気筒 | |||||
総排気量 | 1,98L | |||||
最高出力 | 62kW(84PS)/6000rpm | |||||
最大トルク | 103N・m(10.5kgf・m)/3200-5200rpm | |||||
トランスミッション | – | |||||
価格 | 2,943,000円 | 3,167,640円 | 3,410,640円 | 3,233,520円 | 3,435,480円 | 3,657,960円 |
日産新型セレナのインテリアは広々としたスペースに先進性と実用性を備える
新型セレナに設定されるインテリアカラーは全部で4タイプ。「グレーandブラックインテリア」「プレミアムインテリア」「ブラックインテリア」「グレージュインテリア」がラインナップしています。
採用されるシート生地はグレードで異なり、X・XVは織物/トリコット、G・ハイウェイスターGは合成皮革、ハイウェイスター・ハイウェイスターVはジャガード織物/トリコットが標準装備(e-POWER共通)。XVとハイウェイスターVはAUTECHのメーカーオプションで防水シートに変更もできます。
G・ハイウェイスターGには、前席とセカンドシートにドアトリムレザー調クロスを配したプレミアムインテリアが設定されており、ドライバーの所有欲を満たします。
新型セレナは360°セーフティアシストを全車に標準装備
今回の日産セレナのマイナーチェンジではエクステリアデザインが変更されるほか、安全装備の強化を図っています。
新型セレナは全車に360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を標準装備し、以下の機能を備えます。
新型セレナのセーフティアシスト
- インテリジェントエマージェンシーブレーキ
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- アダプティブLEDヘッドライトシステムまたはハイビームアシスト
- RCTA(後退時車両検知警報)
- 標識検知機能(進入禁止標識検知・最高速度標識検知・一時停止標識検知)
- インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)/LDW(車線逸脱警報)
- インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)/BSW(後側方車両検知警報)
- プロパイロット(メーカーオプション)
- インテリジェントアラウンドビューモニター(メーカーオプション)
- インテリジェントパーキングアシスト(メーカーオプション)
- インテリジェントルームミラー(グレード別設定)
新型セレナのエクステリア情報 ボディカラーは全13色がラインナップ
新型セレナのハロゲンヘッドランプ
新型セレナのLEDヘッドランプ
新型セレナに搭載されるヘッドランプ・フォグランプは2種類。X・XV・ハイウェイスター・e-POWER X・e-POWER XV・e-POWER ハイウェイスターの6モデルにはマニュアルレベライザー付きハロゲンランプが、e-POWER G・e-POWER ハイウェイスターG・G・ハイウェイスターGの4モデルにはハイ/ロービーム、オートレベライザーおよびシグネチャーLEDポジションランプ付きのLEDランプが標準設定されています。
キーロックと連動して格納可能なリモコンカラードドアミラーを搭載
サイドターンランプ付電動格納式のリモコンカラードドアミラーは新型セレナ・セレナ e-POWER全車に標準装備。キーロックと連動して格納することができます。
- 16インチアルミホイールandタイヤ(e-POWER ハイウェイスターG・ハイウェイスターG・ハイウェイスターV(2WD)の3モデル)
- e-POWER専用15インチアルミホイールandタイヤ(e-POWERハイウェイスターG以外のe-POWERモデル)
- 15インチアルミホイールandタイヤ(ハイウェイスターV(4WD)・ハイウェイスター・Gの3モデル)
- 15インチフルホイールカバーandタイヤ(XV・Xの2モデル)
足元には各グレードで異なるデザイン・素材のホイールを用意。今回の改良ではセレナe-POWERに16インチアルミホイールを新設定しています。
ディーラーオプションにはフロントバンパーイルミネーション・e-POWER車用フロントプロテクター・e-POWER車用グリルイルミネーション・S-HYBRID車用グリルイルミネーションなどを用意。ダイナミックなフロントマスクをより豪華にドレスアップできます。e-POWER向けのオプションパーツは2019年11月上旬より販売される予定です。
新型セレナには全13色のボディカラーがラインナップします。このうち新色として、サンライズオレンジとダークメタルグレーの2色、これらの2色にダイヤモンドブラックのルーフを組み合わせた2トーンカラー2色が追加されています。
- サンライズオレンジ(RPM)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン
- ダークメタルグレー(M)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン
- マルーンレッド(RPM)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン
- ブリリアントホワイトパール(3P)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン
- サンライズオレンジ(RPM)特別塗装色
- ダークメタルグレー(M)
- カシミヤグレージュ(TPM)特別塗装色
- マルーンレッド(RPM)特別塗装色
- インペリアルアンバー(P)特別塗装色
- ブリリアントシルバー(M)
- アズライトブルー(P)
- ダイヤモンドブラック(P)特別塗装色
- ブリリアントホワイトパール(3P)特別塗装色
新型セレナのラゲッジルームはデュアルバッグドアを装備し高い積載性を誇る
日産セレナのデュアルバッグドアは狭いところでも楽々開閉できる
ハーフバックドアとバックドアのオープン時
日産セレナには全車にデュアルバッグドアが標準装備されています。駐車場などで後方のスペースが狭いときには、ハーフバックドアを利用することでスマートに開閉できます。
3列目シートの収納ステップ
セレナは3列目シートを跳ね上げると荷室をさらに広く使えます。非力な方でも簡単ステップで収納することができます。
ミニバンクラスではナンバーワンの広さを有する日産セレナの荷室スペース
荷物の多いレジャーシーンや旅行でも活躍するセレナのラゲッジ。大容量ラゲッジアンダーボックスを含めるとかなりのスペースが確保されます。ディーラーオプションでは脱着・水洗いが可能なラゲッジアンダーボックストレイも用意されています。
車内にはボトルホルダーやアッパーボックスなどの収納を用意
ラゲッジルームだけでなく、セレナ車内には気の利いた収納スペースが至る所に配置されています。運転席・助手席はもちろん、セカンドシートやサードシートに座る人のことも考えられた設計です。
日産セレナに搭載される多彩な快適装備
安全性に配慮したWセンサー方式のハンズフリーオートスライドドアはグレード別に設定。足先の動きでスライドドアの開閉操作を行え、小さな子供や両手に荷物を抱えた状態でも慌てずに済みます。
3列目シートへの乗降性を重視した便利機能を完備
シートベルト内臓シートやフットペダルを装備している日産セレナ。さらに2列目シートは横スライド機構を備えるため3列目シートへのアクセスが良好です。サードシートからでもワンタッチで操作できる助手席側オートスライドドアスイッチはグレード別設定で装備可能となります。
ドアオープン時に出現するロングステップは架装オプションで全車に装備できます。イルミネーションつきで夜間の乗降時も安心です。
ドアがクローズするのを待たずに行動できる全ドア連動ロック機能、開閉操作を一時停止できるドアストップ機能はグレード別設定。多彩な機能を備える日産セレナは非常にユーティリティの高い一台です。
新型セレナはUV・IRカットガラスやパーソナルテーブルなど快適に過ごすための装備が充実!
ロールサンシェードはセレナ全車に標準装備
セカンドシートに座るゲストのために、セレナのスライドドアにはロールサンシェードを標準装備。窓から差し込む強い日差しを遮断します。
セレナ全車に標準装備されるUVカットグリーンガラス
UVカットグリーンガラスはフロントガラスおよびフロントドアガラスに採用。フロントドアガラスは赤外線も70%カットするので夏場の暑さを軽減してくれます。
UV&IRカットフィルムはディーラーオプションで装備可能
ディーラーオプションでリヤドアガラス・サイドウィンドウガラス・バックドアガラスに貼り付け可能なUV&IRカットフィルム。後部座席に座る人がより快適なドライブを楽しめるオプションです。
パーソナルテーブル用のシリコンテーブルマットも用意
パーソナルテーブルをセカンドシート左右に標準装備する新型セレナ(サードシート用はグレード別設定)。食事時などにとても便利です。テーブルの汚れが気になる方には、ディーラーオプションで抗菌仕様のシリコン製テーブルマットも用意されています。
クリーンフィルタープレミアムはディーラーオプションでセレナに装備可能。ニオイやアレルゲンなどが気になる車内の空気をクリーンに保ちます。
セレナのマイナーチェンジではVモーショングリルの拡大や純正ナビが10インチになって見やすく!
現行型セレナe-POWER
日産のファミリーミニバン「セレナ」が2019年8月にマイナーチェンジをひかえていますが、ガソリンモデル、ハイブリッドモデル、e-POWERモデル全てマイナーチェンジをするということで、注目が集まっています。
エクステリアでの変更点は、フロントバンパーに大きくデザインの変更が施されたことにより、Vモーショングリルの面積も若干拡大されています。フロントグリルにはメッシュのデザインが採用されたようです。
アルミホイールは選択が可能とのことですが、一部選択ができないグレードがあるようです。ただ、選択肢が広がるのはポイントが高いのではないでしょうか。エクステリアは空冷効果をアップした、スポーティで実用性が高い1台となるでしょう。これ以外では大きな変更点はないもようです。
ボディーカラーについて新色が追加され、2色が廃盤になるとの情報がありますが、まだ詳細が明らかになっていないため、こちらは新しい情報が入り次第お伝えします。
セレナの純正ナビゲーションディスプレイは10インチに拡大
インテリアについての大きな変更はありませんが、注目すべきはナビゲーションディスプレイです。現行モデルで最大サイズの純正ナビゲーションディスプレイのサイズは9インチですが、マイナーチェンジ後の純正ナビゲーションディスプレイは10インチに拡大され、操作や視認性が大幅にアップするでしょう。これに伴い、ナビゲーションディスプレイ周辺の形状も変更が施されます。
安全装備について、プロパイロット・システムがアップロードされることにより、110km/hから120km/hに巡航速度の設定が変更になります。
販売価格はまだ明らかになっていませんが、2019年7月中旬には価格の公開と見積もりを開始するとのことです。続報が入り次第、随時お知らせしていきます。
セレナのマイナーチェンジでプロパイロットがアップデートしエマージェンシーブレーキなどの精度がアップ
2019年のマイナーチェンジでプロパイロットの機能が向上か
セレナのマイナーチェンジでプロパイロットがアップデートし、より精度と安全性が高まると考えます。マイナーチェンジ前のセレナに搭載されているエマージェンシーブレーキは、自転車や夜間の歩行者には対応していませんが、2019年8月のマイナーチェンジ後には自転車や夜間の歩行者にも対応したエマージェンシーブレーキになると予想します。
マイナーチェンジで行われるプロパイロットのアップデート
- 標識検知機能の種類増加
- 自動ブレーキが夜間歩行者や自転車に対応する
- プロパイロット走行中でのレーンチェンジに対応する
また、セレナに搭載されているプロパイロットは単一車線しか使えませんが、マイナーチェンジ後にはレーンチェンジにも対応し複数車線において使うことができるようになると予想します。
ほかにも標識検知機能は「進入禁止」「最高速度標識」「一時停止標識」の3種類のみ認識しインフォメーションディスプレイなどに表示しますがマイナーチェンジ後では種類を増やし、はみ出し禁止などの標識も認識するようになると考えます。
セレナのe-POWERにノートと同様の4WDモデルが追加されバリエーションが広がる
セレナのマイナーチェンジ後にはe-POWERにノートと同様の4WDモデルが追加し、さらにバリエーションを増やすと予想します。現行のセレナe-POWERでは2WDのみラインナップしていますが、2019年8月の改良後には後輪用のモーターを搭載し4WD走行を可能とします。
セレナ | ノート | |
---|---|---|
エンジン型式 | HR12DE | HR12DE |
種類 | 直列3気筒 | 直列3気筒 |
排気量 | 1,198cc | 1,198cc |
最高出力 | 64kW/6,000rpm | 58kW/5,400rpm |
最大トルク | 103Nm/3,200~5,200rpm | 103Nm/3,600~5,200rpm |
モーター型式 | EM57 | EM57 |
モーター最高出力 | 100kW | 80kW |
モーター最大トルク | 320Nm | 254Nm |
リアモーター型式 | – | N2 |
リアモーター最高出力 | – | 3.5kW/4,000rpm |
リアモーター最大トルク | – | 15Nm |
ノートとセレナのe-POWERを比較するとモーター型式は同じですが、ボディサイズの大きいセレナのほうが出力・トルクともに大きくなっています。2019年8月に行われるマイナーチェンジでは、セレナのe-POWERにもリアモーターを搭載した4WDモデルがラインナップすると考え、ノートe-POWER4WDよりも少し出力が大きいものが搭載されると予想します。
セレナのグレード | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
e-POWER X | 2WD(FF) | 2,968,920円~ |
4WD | – | |
e-POWER ハイウェイスター | 2WD(FF) | 3,178,440円~ |
4WD | – | |
S | 2WD(FF) | 2,440,800円~ |
4WD | – | |
X | 2WD(FF) | 2,504,520円~ |
4WD | 2,748,600円~ | |
G | 2WD(FF) | 2,853,360円~ |
4WD | 3,140,640円~ | |
ハイウェイスター | 2WD(FF) | 2,683,800円~ |
4WD | 2,971,080円~ | |
ハイウェイスター G | 2WD(FF) | 3,016,440円~ |
4WD | – | |
e-POWER XV | 2WD(FF) | 3,128,760円~ |
4WD | – | |
e-POWER XV(防水シート車) | 2WD(FF) | 3,161,160円~ |
4WD | – | |
e-POWER ハイウェイスター V | 2WD(FF) | 3,404,160円~ |
4WD | – | |
e-POWER ハイウェイスター V(防水シート車) | 2WD(FF) | 3,436,560円~ |
4WD | – | |
X Vセレクション2 | 2WD(FF) | 2,662,200円~ |
4WD | 2,906,280円~ | |
X Vセレクション2(防水シート車) | 2WD(FF) | 2,694,600円~ |
4WD | 2,938,680円~ | |
ハイウェイスター Vセレクション2 | 2WD(FF) | 2,874,960円~ |
4WD | 3,135,240円~ | |
ハイウェイスター Vセレクション2(防水シート車) | 2WD(FF) | 2,907,360円~ |
4WD | 3,167,640円~ | |
NISMO | 2WD(FF) | 3,424,680円~ |
4WD | – | |
AUTECH | 2WD(FF) | 2,990,520円~ |
4WD | 3,223,800円~ | |
AUTECH V Package | 2WD(FF) | 3,116,880円~ |
4WD | 3,350,160円~ | |
AUTECH Safety Package | 2WD(FF) | 3,324,240円~ |
4WD | 3,517,560円~ | |
AUTECH SPORTS SPEC | 2WD(FF) | 3,572,640円~ |
4WD | – | |
e-POWER AUTECH V Package | 2WD(FF) | 3,624,480円~ |
4WD | – | |
e-POWER AUTECH Safety Package | 2WD(FF) | 3,821,040円~ |
4WD | – |
セレナのマイナーチェンジ歴をおさらいしておこう
2016年8月にフルモデルチェンジして発売された5代目のC27セレナは、新しいシステムであるプロパイロットを初めて搭載した車種でもあります。先代のセレナよりも迫力のあるVモーショングリルを採用し、ボディカラーは新色を追加、キャップレス給油口の採用など外装・内装・快適性など全てにおいてアップグレードされています。
2016年8月 | フルモデルチェンジして発売 |
---|---|
2016年11月 | 25thスペシャルセレクション発売 |
2016年12月 | スズキへOEMでランディを発売 |
2017年5月 | 特別仕様車のVセレクションを発売 |
2017年11月 | セレナにNISMOを設定 |
2018年1月 | セレナAUTECHが発売 |
2018年3月 | セレナe-POWERを発売 |
2019年8月 | マイナーチェンジを実施 |
セレナには上級モデルのハイウェイスターや特別仕様車のVセレクションだけではなく、スポーツモデルのNISMOや新たに設定されたモデルのAUTECH、ノートに搭載され爆発的なヒットを生んだパワートレインのe-POWERを搭載するなど、様々な改良が加えられています。
C27セレナはフルモデルチェンジ後に大きなマイナーチェンジは入っておらず、2019年8月にe-POWERの4WDを追加・プロパイロットのアップデートなどの改良が入ると予想します。
セレナは日産で1番売れているミニバンでバリエーションも豊富なため多くの人の期待に応えるモデル
日産が販売するセレナは1991年に誕生した7・8人乗りのミニバンでたくさんの家族や仲間を乗せて走り続けてきたモデルです。2016年にセレナは5代目へとフルモデルチェンジし、大きくなったVモーショングリルなどエクステリアの改良のほかに、日産の中でも初システムのプロパイロットを搭載しました。
2019年8月に行われると予想するセレナのマイナーチェンジは、プロパイロットの改良によりインテリジェントエマージェンシーブレーキが夜間の歩行者・昼間の自転車に対応する自動ブレーキとなる、高速道路での運転補助にレーンチェンジの機能が追加されるなど利便性をアップさせた改良が加えられると考えます。
ほかにも、2018年内に追加するe-POWERに4WDモデル追加の可能性もあり雪国ユーザーにも嬉しいアップデートになります。これからもセレナは家族や仲間を乗せて走り続けていくでしょう。