リーフのマイナーチェンジ

リーフがマイナーチェンジでEプラス(E-Plus)を設定 航続距離500km以上で実用性を向上

リーフがマイナーチェンジでE-Plusを追加し2019年1月下旬に発売する予定です。60kWhバッテリーを搭載するリーフのハイパフォーマンスモデルは、航続距離は500km・最高出力は200PSを超える、より実用的な車へと進化します。同車の販売価格やエクステリアの特徴については予想を交えて紹介します。

リーフがマイナーチェンジでEプラス(E-Plus)を設定 航続距離500km以上で実用性を向上

リーフがマイナーチェンジで60kWhバッテリーを搭載した航続距離が500kmを超えるリーフE-Plusを新設

累計販売台数が30万台を超える世界で最も売れている電気自動車であるリーフがマイナーチェンジを行い、60kWhもの駆動用バッテリーを搭載させ航続距離500kmを超えるハイパフォーマンスモデル「リーフE-Plus」を新設します。

2018年11月に行われるロサンゼルスモーターショー出展し、翌2019年1月下旬にリーフEプラスが発売される予定です。航続距離が延長して実用性が増すリーフのマイナーチェンジ最新情報について予想を交えて紹介します。

マイナーチェンジで追加する「リーフE-Plus」は航続距離を伸ばしより実用的な電気自動車となる

2019年マイナーチェンジ予定のリーフマイナーチェンジで追加されるリーフEプラスの航続距離は500kmを超えることが予想される

2010年12月に発売をスタートした24kWhバッテリーを搭載する初代リーフの前期モデルの航続距離(1回のフル充電で走行可能な距離)は200kmで、30kWhバッテリーを搭載する後期モデルの航続距離は280kmでした。

2017年9月に行われたフルモデルチェンジで誕生した2代目ZE01型は、40kWh駆動用バッテリーを搭載させて、航続距離400kmを実現しました。

それでも2代目リーフがクリアした航続距離400kmを、ガソリン車で最も航続距離(満タンで走行できる距離)が短いと言われている車の概算値504kmと比較すれば、電気自動車であるリーフの方が大きく下回っているのが現状でした。

2019年のマイナーチェンジで追加される予定の60kWh駆動用バッテリーを搭載した、1回のフル充電で航続距離550kmをクリアすると言われる「リーフ E-Plus」は、一部ガソリン車の航続距離を上回る実用的な車となります。

高性能60kWhバッテリーを搭載する「リーフ Eプラス」は高出力化と充電時間の短縮も期待

2019年1月下旬にも誕生すると噂されている「リーフE-Plus」は、60kWh駆動用バッテリーを搭載する事によって、航続距離を大幅に伸ばすだけではなくて、最高出力のアップや充電時間の短縮というメリットも期待されています。

40kWhモーターを搭載する現行モデルの最高出力は150PSであるのに対して、リーフE-Plusの最高出力は200PSを超えるとも噂されています

リーフの現行モデルは、充電時にバッテリーの温度が上昇すれば、それに伴ってセーフティモードが作用して、充電速度が低下する現象が強まる事が指摘されています。

リーフE-Plusは、温度上昇が影響を与える充電速度の低下を抑制するために、今後スタンダードとなる150kWクラスの急速充電器にシステムを対応させます。

そのため、現行の充電方式よりも高温状態となった際の負荷抗力を弱める事が可能となるシステムを採用するリーフE-Plusの充電時間は現行モデルよりも短縮される事が期待されます。

リーフE-Plusからもスポーティグレードである「NISMO」モデルが販売される可能性は高い

2018年7月31日に、表面にエアロ特性を備えたホイールに18インチハイグリップタイヤを装着させる、電動パワーステアリング等に専用チューニングを施したスポーツグレード「NISMO」が新設定されました。

日産は、スポーツカーに限らず様々な車種でNISMOグレードを積極的に展開している事から、リーフE-Plusをベースとして、専用パーツを装備するなどの改良を加えるスポーツグレード「NISMO」をラインナップする可能性は高いと判断します。

リーフE-Plusのエクステリアは東京オートサロン2018に出展された「リーフ・グランドツーリング・コンセプト」のデザインの一部を採用して完成させる可能性もある

2019年1月下旬のマイナーチェンジで設定されるリーフEプラスのエクステリアは、グランドツーリングを可能とする同車のイメージとマッチする事から、2018年1月に開催された東京オートサロンに出展された「リーフ・グランドツーリング・コンセプト」のデザインの一部を採用すると予想します。

「リーフ・グランドツーリング・コンセプト」のブラックとシルバーの大胆なツートンカラーや、オーバーフェンダーや大径ホイールによって完成されるエクステリアの一部デザインは、リーフE-Plusに流用させる可能性が高いと判断します。

また、リーフE-Plusでは既存モデルとの差別化を図り、航続距離をさらに延長させるためにもエアロ効果の優れるパーツをより多く採用するものと期待します。

最大容量が増えるバッテリーを搭載するリーフEプラスでは街の急速充電器を2,000円で利用できる「使いホーダイプラン」の利便性が高まる

リーフは自宅などで行う普通充電の他に、月額料金2,000円を支払えば全国に5,700基以上も設置されている急速充電器を好きなだけ利用できる「使いホーダイプラン」と呼ばれる急速充電サービスを展開しています。

高速道路やコンビニ等の場所に設置される急速充電器は、今後その数を増やしていく事が予想されます。ガソリン代は変動していきますが、定額2,000円を支払えばいつでも電気を補充できる「使いホーダイプラン」は、リーフE-Plusのようにバッテリー容量が大きい車ほど利便性の高まるサービスです。

リーフE-Plusはエントリーグレードで300万円台の価格帯を維持できるのかに注目が集まる

現行モデルよりも大容量のバッテリーを搭載するリーフE-Plusの販売価格の上昇は確実視されます。バッテリーは電気自動車の主要パーツであるため、現行モデルよりも高性能バッテリーを搭載するとなれば50万円以上の価格の上昇も考えられます

2019年春の誕生が噂されるリーフE-Plusは、販売価格の上昇を抑えてエントリーグレードでは、既存モデルと同様に300万円台の価格帯を維持できるのかに注目が集まります。

リーフ現行モデルのグレード別 販売価格比較表
グレード 駆動方式 モーター 価格
S 2WD EM57 3,150,360円~
X 2WD EM57 3,513,240円~
G 2WD EM57 3,990,600円~

エコな車であるリーフE-Plusはクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金等の優遇措置を受ける事で車両価格の上昇分を相殺できる

エコな電気自動車であるリーフの現行モデルは、国から最大で40万円の補助金が与えられるクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金の対象車です。その他にも、同車はエコカー減税も適用されるため、自動車取得税及び重量税、そして登録翌年度の自動車税を合わせて10万円以上も減税される優遇措置を受けられます。

リーフE-Plusも同様の優遇措置を受ける事が可能なため、高性能バッテリーを搭載する事による車両価格の上昇は、補助金等の優遇措置によって大部分は相殺できます。

マイナーチェンジで追加される「リーフE-Plus」の登場でEV化の流れが加速

初代モデルが2010年12月に登場した日産の電気自動車リーフは、フルモデルチェンジやマイナーチェンジ等を行って航続距離を伸ばしてきました。

2019年1月下旬のマイナーチェンジで設定するハイパフォーマンスモデル「リーフE-Plus」は、60kWhバッテリーを搭載して、一部ガソリン車の航続距離を上回ります。

リーフは、アクセルペダル操作だけで発進・加速・減速・停止までもコントロールできる「e-Pedal」や、部分的自動運転を可能とする「プロパイロット」等の先進技術を搭載する世界で一番売れている電気自動車です。
60kWhバッテリーを搭載する事で、一部ガソリン車と同等の航続距離を実現させてより実用的な車となる「リーフE-Plus」が登場する事によって、電気自動車時代に向けての流れは加速していきます。