リーフのマイナーチェンジ

リーフがマイナーチェンジでeプラス(e+)を設定 航続距離458kmで実用性が向上

リーフがマイナーチェンジでE-Plusを追加し2019年1月9日に発表・2019年1月23日に発売。62kWhバッテリーを搭載するリーフのハイパフォーマンスモデルは、航続距離は458km・最高出力が218PSを発揮して、より実用的な車へと進化します。同車の販売価格やエクステリアの特徴などについて紹介します。

リーフがマイナーチェンジでeプラス(e+)を設定 航続距離458kmで実用性が向上

リーフがマイナーチェンジで62kWhバッテリーを搭載した航続距離が458kmを達成したリーフeプラス(e+)を新設

累計販売台数が380,000台を超える世界で最も売れている電気自動車であるリーフがマイナーチェンジを行い、62kWhもの駆動用バッテリーを搭載させ航続距離458kmを超えるハイパフォーマンスモデル「リーフe+」をグレードに追加しました。

2019年1月9日にリーフEプラスを発表、日本では2019年1月23日、米国では2019年春、欧州では2019年半ばに発売します。航続距離が延長して実用性が増すリーフのマイナーチェンジ最新情報を紹介します。

東京モーターショー2019の日産ブースにEV界のGT-Rこと「リーフ・ニスモ RC_02」が登場!

東京モーターショー2019にて、日産LEAF NISMO RC_02(リーフ・ニスモ RC_02)が展示されました(画像は入手し次第紹介します)。

フロント・リヤに電動モーターをそれぞれ搭載し、バッテリー容量を2倍に拡大。その分重量は増えましたが、最高出力や最大トルクも初代モデルのLEAF NISMO RC_01と比べ2倍にまで引き上げています。0-100km/h加速時間は3.4秒というハイスペックモデルです。
今後、リーフ・ニスモ RC_02をベースにパワートレインを活用することも期待されます。

日産リーフe+をベースとした4WD技術搭載のテストカーが公開!

日産リーフe+ベースのテストカー日産リーフe+ベースのテストカー

日産リーフe+ベースのテストカーのインテリア日産リーフe+ベースのテストカーのインテリア

日産は次世代EVモデルに搭載する4WD技術を採用したテストカーを公開しました。
本モデルは日産リーフe+をベース車両としており、フロントとリアに2基の高出力電動モーターを搭載。シャシー制御を組み合わせて電動駆動の4輪制御技術を実現し、走行性能を大幅にアップしています。システム全体で最大出力227kW、最大トルク680Nmを発揮します。スムーズで力強い加速と優れたハンドリング性能を備え、かつ快適で安心感のある乗り心地となっています。

電動駆動 4輪制御技術テストカーのスペック表
電気モーター EM57×2(前後)
最大出力 227kW
最大トルク 680Nm
ボディサイズ 4,480mm×1,830mm×1,540mm
ホイールベース 2,700mm
駆動方式 電動駆動4輪制御
タイヤ フロント:215/55R17
リヤ:235/50R17

日産リーフに装備の充実度をアップした特別仕様車「X Vセレクション」が登場!

日産リーフ特別仕様車「X Vセレクション」日産リーフ特別仕様車「X Vセレクション」

2019年7月25日、日産リーフに特別仕様車「 X Vセレクション」が新設定されました。
ベース車両には日産リーフ Xを採用し、「インテリジェント アラウンドビューモニター」「プロパイロット」等の先進安全技術を標準装備。足元には17インチのアルミホイールを特別装備しています。
なお、X Vセレクションの価格は3,868,560円。ベース車両のXは3,661,200円なので21万円程度と、装備の充実度をアップしつつも比較的手頃な値段設定です。

日産リーフ X Vセレクション 特別装備リスト

  • プロパイロット
  • インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付き)
  • インテリジェント ルームミラー
  • BSW(後側方車両検知警報)
  • RCTA(後退時車両検知警報)
  • インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
  • インテリジェントDA(ふらつき警報)
  • 電動パーキングブレーキ
  • ステアリングスイッチ(メーター・ディスプレイコントロール、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)
  • 17インチアルミホイール
  • 215/50R17 91Vタイヤ

日産リーフX Vセレクションに搭載されるプロパイロットとインテリジェント アラウンドビューモニター日産リーフX Vセレクションに搭載されるプロパイロットとインテリジェント アラウンドビューモニター

プロパイロットは、高速道路での渋滞走行・巡航走行時においてシステムがアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作を支援する機能です。移動物検知機能付きインテリジェント アラウンドビューモニターでは、車両の真上から見下ろしたような映像を車載ディスプレイに映し出し、駐車時などの安全性を確保します。

リーフにカスタムモデルのAUTECH(オーテック)を設定して2019年6月21日発売

リーフAUTECHのエクステリアリーフAUTECHは2019年6月21日発売

日産の電気自動車リーフにカスタムモデルのAUTECH(オーテック)を追加、2019年6月21日から販売開始します。フロントバンパーやリヤバンパーなど、エクステリアの各所にメタル調フィニッシュの専用パーツ採用、インテリアのシート地はクリスタルスエードと手触りの良いレザレットを採用して標準モデルよりも華やかなモデルになりました。

リーフオーテックのボディカラーは通常カラー2色と、オプションカラー4色の合計6色を設定、中でもリーフオーテックにぴったりの「オーロラフレアブルーパール」はオーテックのイメージにぴったりの爽やかさが感じられるカラーです。

リーフAUTECHのボディカラー一覧

  • オーロラフレアブルーパール(43,200円高)
  • ブリリアントホワイトパール(43,200円高)
  • ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック(2トーン/70,200円高)
  • サンライトイエロー/スーパーブラック(2トーン/70,200円高)
  • スーパーブラック
  • ラディアントレッド

リーフAUTECHの専用装備

  • AUTECH専用フロントグリル
  • AUTECH専用フロントバンパー
  • AUTECH専用サイドシルフィニッシャー
  • AUTECH専用リヤバンパーフィニッシャー
  • AUTECH専用エンブレム
  • AUTECH専用シグネチャーLED
  • AUTECH専用サイドターンランプ
  • AUTECH専用17インチアルミホイール
  • AUTECH専用クリスタルスエード&ブルーレザレットコンビシート
  • AUTECH専用ブルーレザレットドアトリム
  • AUTECH専用ブルーレザレットセンターコンソールリッド
  • AUTECH専用ダークウッド超インストパネル
  • AUTECH専用本革巻きステアリング

リーフオーテックの販売価格は40kWhバッテリーのリーフが3,931,200円、62kWhの大容量バッテリーを搭載するリーフe+が4,432,320円です。

新型リーフは電気自動車史上初の累計販売台数40万台達成

日産リーフが、全世界累計販売台数40万台を達成したことを公式発表しました。2009年の発売から世界のEV市場を牽引してきたリーフは、海外市場でもテスラなどの強力なライバルと競い合い、魅力を高めてきました。

2019年には航続力を従来比40%向上させたリーフe+を設定、WLTCモードで航続距離322kmを達成した実用的で使いやすい電気自動車へ進化しています。
世界ではガソリンエンジンを廃止して電気自動車にシフトしてきているため、日産リーフはEV市場を牽引する象徴的な車に成長していくでしょう。

マイナーチェンジで追加する「リーフe+」は航続距離を伸ばしより実用的な電気自動車に

2019年1月にグレードに追加されたリーフeプラスマイナーチェンジで追加されたリーフeプラスの航続距離は458kmを達成

2010年12月に発売をスタートした24kWhバッテリーを搭載する初代リーフの前期モデルの航続距離(1回のフル充電で走行可能な距離)は200kmで、30kWhバッテリーを搭載する後期モデルの航続距離は280kmでした。

2017年9月に行われたフルモデルチェンジで誕生した2代目ZE01型は、40kWh駆動用バッテリーを搭載して、WLTCモードで航続距離322km(JC08モードでは400km)を実現しました。

それでも2代目リーフがクリアした航続距離322kmを、ガソリン車で最も航続距離(満タンで走行できる距離)が短いと言われている車の概算値504kmと比較すれば、電気自動車であるリーフの方が大きく下回っているのが現状でした。

2019年のマイナーチェンジで追加した62kWh駆動用バッテリーを搭載のリーフEプラスは従来の航続距離を約40%向上、1回のフル充電で航続距離458km(JC08モードでは570km)を達成して一部ガソリン車の航続距離を上回る実用的な車になりました。

高性能62kWhバッテリーを搭載する「リーフEプラス」は高出力化と急速充電対応

2019年1月9日に発表された新型リーフe+は、62kWh駆動用バッテリーを搭載する事によって、航続距離を大幅に伸ばすだけではなくて、最高出力のアップなどメリットも追加されています。

40kWhモーターを搭載する現行モデルの最高出力は150PSであるのに対して、リーフe+の最高出力は218PSなので運動性能も従来のリーフを凌駕します。例えば十分な加速が必要な高速道路の合流などでもスポーツモデルのノートNISMOに匹敵する加速力で楽々合流できます。

リーフの現行モデルは、充電時にバッテリーの温度が上昇すれば、それに伴ってセーフティモードが作用して、充電速度が低下する現象が強まる事が指摘されていますが、リーフe+は、温度上昇が影響を与える充電速度の低下を抑制するために、今後スタンダードとなる100kWクラスの急速充電器に対応しました。
バッテリーの保証内容「正常な使用条件下において新車登録から8年間または160,000kmまでのどちらか早い方」で従来のリーフと同じ条件になっています。

リーフとリーフeプラスの充電時間比較
充電の違い リーフ(40kWhバッテリー) リーフeプラス(60kWhバッテリー)
3kW 普通充電 16時間
6kW 普通充電 8時間 12.5時間
急速充電 40分 60分

リーフe+からもスポーティグレードである「NISMO」モデルが販売される可能性は高い

2018年7月31日に、表面にエアロ特性を備えたホイールに18インチハイグリップタイヤを装着させる、電動パワーステアリング等に専用チューニングを施したスポーツグレード「NISMO」が新設定されました。

日産は、スポーツカーに限らず様々な車種でNISMOグレードを積極的に展開している事から、リーフe+をベースとして、専用パーツを装備するなどの改良を加えるスポーツグレード「NISMO」をラインナップする可能性は高いと判断します。

リーフeプラスのエクステリアは既存のリーフにブルーのリップスポイラーを装備して差別化 インテリアや機能も既存のリーフを引き継ぐ

リーフeプラスは東京オートサロンなどで発表されている「リーフ・グランドツーリング・コンセプト」を踏襲するデザインになるという情報もありましたが、実際は既存のリーフのエクステリアを引き続き採用して、フロントバンパー下にブルーのリップスポイラーを装備したシンプルなデザインになっています。
また、給電ポートに「e+」のロゴを刻印して従来のリーフと差別化されています。

インテリアや機能はリーフと同じで、自動運転支援技術のプロパイロットや1ペダルで発進から停止まで加減速できるeペダルも引き続き採用しています。

バッテリーの大型化に伴い室内の広さを維持するため最低地上高が15mm低く全高は5mm拡大

従来のリーフのバッテリーから22kWh大型化したリーフe+はその分を最低地上高で15mm低く、全高は5mm拡大して室内の広さをそのままにするよう工夫しました。そのため40kWhバッテリーを搭載するリーフも、62kWhバッテリーを搭載するリーフe+も室内の広さに変わりありません。

リーフとリーフeプラスのスペック
リーフ リーフe+
全長 4,480mm 4,480mm
全幅 1,790mm 1,790mm
全高 1,540mm 1,545mm
室内長 2,030mm 2,030mm
室内幅 1,455mm 1,455mm
室内高 1,185mm 1,185mm
ホイールベース 2,700mm 2,700mm
車両重量 1,490kg~1,520kg 1,670kg~1,680kg
最小回転半径 5.2m~5.4m 5.2m~5.4m
最低地上高 150mm 135mm
バッテリー総電力量 40kWh 60kWh
最高出力 110kW(150PS)/3283-9795rpm 160kW(218PS)/4600-5800rpm
最大トルク 320Nm(32.6kgm)/0-3283rpm 340Nm(34.7kgm)/500-4000rpm
乗員定員 5名 5名
JC08モード 400km 570km
WLTCモード 322km 458km

バッテリーの最大容量が増えたリーフEプラスは街の急速充電器を2,000円で利用できる「使いホーダイプラン」が便利

リーフの料金プラン

リーフは自宅などで行う普通充電の他に、月額料金2,000円を支払えば全国に5,860基以上も設置されている急速充電器を好きなだけ利用できる「使いホーダイプラン」と呼ばれる急速充電サービスを展開しています。

高速道路やコンビニ等の場所に設置される急速充電器は、今後その数を増やしていくので、ガソリン代は変動していきますが、定額2,000円を支払えばいつでも電気を充電できる「使いホーダイプラン」は、リーフe+のようにバッテリー容量が大きい車ほど利便性の高まるサービスです。

この他にも月額1,000円のつど課金プランが用意され、日産店舗やコンビニなどの急速充電を15円/分、普通充電を1.5円/分で利用できます。
自宅でリーフeプラスを充電することが多い方はつど課金プランが便利です。

また充電スポットに空きがあるかリアルタイムで表示する「満空情報表示」機能2019年春から開始して、「NissanConnect EV」というアプリを通じて確認できるようになります。
EVは充電時間が長く、先客がいた場合は長時間待つ必要があります。充電施設が空いているかどうかを確認できる機能はとても有難い機能です。

リーフeプラス(e+)の販売価格はエントリーグレードで4,162,320円から

大容量の62kWhバッテリーを搭載するリーフe+の販売価格は現行モデルの40kWhバッテリーモデルよりも919,080円高くなっています。最上級モデルの比較では40kWhバッテリーモデルが3,999,240円、リーフe+が4,729,320円で価格差は730,080円まで縮まります。
発売前は50万円前後の価格上昇で300万円台の価格帯になると予想していましたが、エントリーモデルでも400万円以上の設定になりました。

リーフとリーフeプラスのグレード別販売価格一覧
グレード 駆動方式 総電力量 価格
リーフ S 2WD 40kWh 3,243,240円~
リーフ X 2WD 40kWh 3,661,200円~
リーフ G 2WD 40kWh 3,999,240円~
リーフ NISMO 2WD 40kWh 4,032,720円~
リーフe+ X 2WD 62kWh 4,162,320円~
リーフe+ G 2WD 62kWh 4,729,320円~

エコな車であるリーフe+はクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金等の優遇措置を受ける事で車両価格の上昇分を相殺できる

エコな電気自動車であるリーフの現行モデルは、国から最大で40万円の補助金が与えられるクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金の対象車(2019年現在)です。その他にも、同車はエコカー減税も適用されるため、自動車取得税及び重量税、そして登録翌年度の自動車税を合わせて10万円以上も減税される優遇措置を受けられます。

リーフe+も同様の優遇措置を受ける事が可能なため、高性能バッテリーを搭載する事による車両価格の上昇は、補助金等の優遇措置によって大部分は相殺できます。

マイナーチェンジでグレード追加された「リーフEプラス(e+)」の登場でEV化の流れが加速

初代モデルが2010年12月に登場した日産の電気自動車リーフは、フルモデルチェンジやマイナーチェンジを行って航続距離を伸ばしてきました。

2019年1月9日のマイナーチェンジで設定するハイパフォーマンスモデル「リーフe+」は、62kWhバッテリーを搭載して、一部ガソリン車の航続距離を上回ります。

リーフは、アクセルペダル操作だけで発進・加速・減速・停止までもコントロールできる「e-Pedal」や、部分的自動運転を可能とする「プロパイロット」等の先進技術を搭載する、世界で一番売れている電気自動車です。
62kWhバッテリーを搭載する事で、一部ガソリン車と同等の航続距離を実現させ、より実用的な車となる「リーフe+」が登場したことで、電気自動車時代に向けての流れは加速します。