次期エクストレイルとなる新型ローグ ハイブリッドが米国で発表 第3世代e-POWERとe-4ORCE全車標準で日本導入は2027年頃か
日産は2026年9月21日、米国で新型「ローグ ハイブリッド」(2027年モデル)を正式に発表しました。ローグは日本でエクストレイルとして販売されている兄弟車で、今回の新型は同年4月の長期ビジョン発表会で姿を見せた次期エクストレイル/ローグ e-POWERの市販仕様にあたります。発電専用に開発された新しい1.5Lターボ「ZR15DDTe」を核とする第3世代e-POWER、全車標準のe-4ORCE、14.3インチのデュアルディスプレイ、進化したプロパイロットなど、中身は現行T33型から大きく刷新されました。生産は現行と同じ日産自動車九州が担います。
現行型エクストレイルも2026年9月3日に一部仕様変更を受けたばかりです。このページでは、新型ローグ ハイブリッドの詳細と日本で発売された場合の予想価格を中心に、現行型の最新改良内容や歴代モデルの変遷までまとめています。
米国で新型ローグ ハイブリッドを発表 次期エクストレイルは第3世代e-POWERとe-4ORCEを全車に搭載
米国で発表された新型ローグ ハイブリッド 日本では次期エクストレイルにあたるモデル
日産自動車は2026年9月21日、米国市場向けの新型「ローグ ハイブリッド」を発表しました。米国ではこれまでローグにハイブリッドが用意されておらず、日産独自のe-POWERが米国へ投入されるのは今回が初めてです。
米国での発売は2026年秋からで、まずは「SR AWD(SR Technology Package装着車)」が先行して販売店に並びます。SV、SR、Platinumを含む全グレードは2027年初頭に出揃う予定で、価格は35,490ドル〜43,490ドル(輸送費別)です。
日産は米国で2030年度までに年間100万台の販売を掲げており、新型ローグ ハイブリッドをその成長戦略のコアモデルと位置づけています。現行T33型と同様に日産自動車九州で生産されるため、日本仕様のエクストレイルも同じ工場から送り出される可能性が高いでしょう。日本での発売については現時点で正式な発表はありません。
新型ローグ ハイブリッド(次期エクストレイル)の主なポイント
- 「Refined and Tough」をテーマにした新デザイン、ハニカム形状のグリルを採用
- 発電専用の1.5Lターボ「ZR15DDTe」を用いた第3世代e-POWERを搭載(熱効率42%)
- 前後2モーターのe-4ORCEを全グレードに標準装備、システム出力225hp
- 完全停止まで対応するe-Pedalとスムーズストップ制御を採用
- 14.3インチデュアルディスプレイ、Google Gemini対応のGoogle搭載インフォテインメントを設定
- 新型レーダーと広角カメラによりプロパイロットを刷新、ハンズオフ渋滞支援と自動車線変更を設定
- ローグ初のベンチレーションシートを採用
- 生産は日産自動車九州、米国では2026年秋に発売
デザインは「Refined and Tough」 ハニカムグリルと一文字テールランプで存在感を強調
六角形を積み重ねたグリルとヘッドランプが一体化したフロントフェイス
エクステリアは「洗練」と「力強さ」の両立を意味する「Refined and Tough」がテーマです。幾何学的な造形のフロントには蜂の巣状のハニカムグリルが収まり、LEDヘッドランプがその中へ溶け込むようにレイアウトされています。フェンダーはエッジを立てたシャープな面構成で、すっきりと削ぎ落としたボディサイドとの対比が効いています。
リヤはバックドアを横一文字に貫くフルワイドのLEDテールランプが目を引く部分。日産は日本らしさを感じさせるディテールも取り入れたと説明しています。T33型のVモーショングリルからは大きく路線が変わっており、ひと目で新世代と分かる顔つきです。
スポーティな仕立ての新グレード「SR」
グレード構成では新たにスポーティ志向の「SR」が設定されました。SRは専用のフロントバンパー、エアロカバー付きの専用19インチホイール、グロスブラックのアクセントを備え、見た目の精悍さを一段引き上げています。
ボディカラーはモノトーン8色と、ブラックルーフとの2トーン5パターン。新色としては、日差しを受けると赤や黄色に色味を変える「ホライズンブルーパールメタリック」、アルマーダと共通の「アルパインメタリック」、そして「オーロラデューンパール」の3色が加わりました。写真で使われている淡いブルーがホライズンブルーで、日本仕様でもイメージカラーになりそうです。
ボディサイズは全長4,651mm、全幅1,849mm、全高1,720mm、ホイールベース2,705mm(インチ表記からの換算)。現行の米国仕様ローグと比べると全長はわずかに短く、全幅は約10mm広がりました。ホイールベースは据え置かれており、プラットフォームの基本骨格は現行型から引き継いでいると考えられます。かつて噂された「ボディサイズの拡大」は、全幅方向に限った小幅なものにとどまった格好です。
第3世代e-POWERは発電専用の1.5Lターボ「ZR15DDTe」を新採用
エンジンカバーに「NISSAN e-POWER」の文字が入る新型ローグ ハイブリッド
最大の変更点はパワートレインです。現行型が発電用に使う可変圧縮比の「VCターボ(KR15DDT型)」に代わり、e-POWER専用に開発された1.5L直列3気筒ターボ「ZR15DDTe」が搭載されました。圧縮比は13.0の固定式で、熱効率は42%に達します。最高出力は148hp、最大トルクは171lb-ftで、バッテリーは容量1.67kWhのリチウムイオンです。
エンジンは発電に徹し、バッテリーに十分な電力があるときは完全に停止します。燃費は市街地40mpg、高速道路36mpg、総合38mpg(EPA認証前の社内測定値)で、km/Lに直すとそれぞれ約17.0km/L、約15.3km/L、約16.2km/Lです。ガソリン車の現行ローグAWDは総合29mpgなので、約3割の改善になります。
駆動は前後2基のモーターで、フロントが202hp/243lb-ft、リヤが134hp/144lb-ftです。この数値は現行エクストレイルのBM46型(150kW/330Nm)、MM48型(100kW/195Nm)とほぼ一致しており、モーターは現行ユニットを継承し、発電側を中心に刷新したと読み取れます。システム出力は225hp(約228PS)です。
米国向けのe-POWERは、北米の道路環境や走行速度に合わせて専用に調律されています。日本仕様では別のセッティングになることも十分考えられます。
e-4ORCEは全グレードに標準装備です。前後モーターのトルク配分を常に最適化し、コーナーでは内輪に軽くブレーキをかけて旋回を助けます。ドライブモードはスタンダード、エコ、スポーツ、オフロード、スノー、パーソナルの6種類です。
アクセルペダルを戻すだけで完全停止まで減速できるe-Pedalも採用されました。停止直前にブレーキ圧を自動で緩めて頭の揺れを抑える「スムーズストップ」も組み合わされます。現行エクストレイルの「e-Pedal Step」は完全停止までは行わないため、日本仕様にも同じ制御が入るかは注目点です。
14.3インチのデュアルディスプレイを設定 Google Geminiにも対応
大型ディスプレイと物理スイッチを組み合わせたインパネ
インフォテインメントは、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応した12.3インチのタッチスクリーンが標準です。上級仕様には14.3インチの大型画面が2枚並ぶデュアルディスプレイが用意され、Googleマップ、Google Playストア、生成AIの「Google Gemini」を使えるGoogle搭載システムが組み合わされます。PlatinumとSRのTechnology Package装着車は、メーターも14.3インチになります。
Platinumには10スピーカーのBoseプレミアムオーディオとヘッドアップディスプレイも備わります。全グレードに15W出力でマグネット固定式の「Qi2」ワイヤレス充電器を採用し、Platinumでは充電器が2台に増えます。
画面が大型化する一方、エアコン操作はあえて物理スイッチで残されました。走行中でも手探りで温度や風量を変えられる配慮で、タッチパネル一辺倒にしなかった判断は好感が持てます。64色から選べるアンビエントライトもローグとしては初めての装備です。
プロパイロットは新型レーダーと広角カメラで刷新 ハンズオフ渋滞支援も設定
運転支援の作動状況や3Dアラウンドビューを映すディスプレイ
最新のプロパイロットアシストは、新しいフロントレーダーと、視野角を20%広げたフロントカメラ、改良ソフトウェアで構成されています。インテリジェントクルーズコントロールの車間設定は3段階から4段階に増え、低速域での加速は11%速くなりました。停止車両や減速中の車両を検知するタイミングも従来比で33%早まっています。
ステアリング制御は約1秒先まで道路を読み、操舵できる力を12%高めたことで、きついカーブや高速域でもより自然にレーンの中央を保ちます。
SR Technology PackageとPlatinumには、自動車線変更と渋滞時のハンズオフ運転支援が加わります。自動車線変更は中央分離帯のある道路で、時速37〜85マイル(約60〜137km/h)の範囲で作動します。先行車の発進を知らせる機能も新たに採用されました。
駐車支援では、車体を透過したように周囲を映す3Dアラウンドビューモニターを用意。見通しの悪い交差点で左右を確認できる「フロントワイドビュー」や、ボンネット下の路面を映す「インビジブルフードビュー」も備わります。現行エクストレイルにはハンズオフ機能がないため、日本仕様にどこまで盛り込まれるかは商品力を大きく左右するポイントです。
上質さを高めた室内 ローグ初のベンチレーションシートを採用
明るいシートカラーとパノラミックムーンルーフで開放的な室内
室内は、ハイブリッド車の同クラスでトップとなる前席の頭上空間と足元空間を確保しています。長距離でも疲れにくいゼログラビティシートは継続採用。ドアミラー形状の空力的な見直し、遮音ガラス、ドアシールの改良によって静粛性も高められました。
PlatinumとSRのシートは、キルティングやパーフォレーション(穴あけ加工)を施した「TailorFit」素材で仕立てられています。写真のPlatinumは淡いグレーのシートに濃いティール系のドアトリムを合わせており、現行型よりもひと回り上の高級感が漂います。
ベンチレーション機能付きの前席と、ゆとりある後席
ローグとして初めてベンチレーションシートが採用されました。送風ファンの音を抑え、シートバックの形状も見直すことで、後席の膝まわりのスペースを削らないよう工夫されています。
家族での使い勝手にも配慮されています。後席ドアはほぼ90度まで開き、チャイルドシートの取り付けや子どもの乗せ降ろしがしやすくなりました。後席にはLATCH(ISOFIX相当)のアンカーを5か所備え、中央席にもチャイルドシートを固定できます。前席間の収納は開口部が広げられ、バッグなども入れやすくなっています。
大型スーツケース3個を立てて積める荷室
大型スーツケース3個を並べて積める荷室と「e-POWER HYBRID」バッジ
荷室容量は後席使用時で31.1立方フィート(約881L)、後席を倒すと65.9立方フィート(約1,866L)です。バックドア内側の内張りを薄くしたことで、荷室の奥行きは約44mm伸びました。大型スーツケースを3個立てて並べられるほか、牛乳ボトルを固定できる窪みも受け継がれています。
オプションのラゲッジボードは、低い位置にセットすると荷室の高さを稼げるうえ、バックドアを開けたときに荷物が転がり落ちるのも防げます。
なお後席を倒したときの容量は現行ローグ(74.1立方フィート)より数値上小さくなっています。e-POWER化にともなう床下レイアウトの変化が影響している可能性があり、日本仕様で3列シートが継続されるかどうかにも関わりそうです。
新型ローグ ハイブリッドの米国価格とグレード構成
米国ではSV、SR、Platinumの3グレード構成で、全車AWD(e-4ORCE)です。2WDは用意されていません。SRには14.3インチの画面、3Dアラウンドビュー、ハンズオフ渋滞支援などをまとめた「SR Technology Package(4,000ドル)」が用意され、これを装着したSRが先行発売モデルとなります。
| グレード | 価格 | 発売時期 |
|---|---|---|
| SV AWD | 35,490ドル | 2027年初頭 |
| SV AWD SV Premium Package装着車 |
37,590ドル | 2027年初頭 |
| SR AWD | 37,490ドル | 2027年初頭 |
| SR AWD SR Technology Package装着車 |
41,490ドル | 2026年秋 |
| Platinum AWD | 43,490ドル | 2027年初頭 |
※価格は輸送費(1,575ドル)、税金などを含みません。
新型ローグ ハイブリッド(SR)の主要諸元
| 全長 | 4,651mm(183.1インチ) |
|---|---|
| 全幅 | 1,849mm(72.8インチ) |
| 全高 | 1,720mm(67.7インチ) |
| ホイールベース | 2,705mm(106.5インチ) |
| トレッド(前/後) | 1,590mm/1,595mm |
| 最低地上高 | 216mm(8.5インチ) |
| 車両重量 | 1,863kg(4,107ポンド) |
| エンジン型式 | ZR15DDTe型 直列3気筒DOHCターボ |
| エンジン総排気量 | 1,498cc |
| 圧縮比 | 13.0 |
| エンジン最高出力 | 148hp(約150PS)/5,000rpm |
| エンジン最大トルク | 171lb-ft(約232Nm)/3,600rpm |
| フロントモーター最高出力 | 202hp(約205PS)/4,400rpm-8,500rpm |
| フロントモーター最大トルク | 243lb-ft(約330Nm)/0-4,300rpm |
| リヤモーター最高出力 | 134hp(約136PS)/5,500rpm-9,600rpm |
| リヤモーター最大トルク | 144lb-ft(約195Nm)/0-3,000rpm |
| システム最高出力 | 225hp(約228PS) |
| 駆動用バッテリー | リチウムイオン 1.67kWh |
| 駆動方式 | 4WD(e-4ORCE) |
| タイヤサイズ | 235/55R19(SR・Platinum)/235/60R18(SV) |
| ホイールサイズ | 19×7.5J(SR・Platinum)/18×7.5J(SV) |
| 乗車定員 | 5名 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| タンク容量 | 約53L(14.0ガロン) |
| 荷室容量 | 約881L(後席使用時)/約1,866L(後席格納時) |
| 燃費(社内測定値) | 市街地40mpg(約17.0km/L)、高速36mpg(約15.3km/L)、総合38mpg(約16.2km/L) |
※mm、kg、PS、Nm、L、km/Lはインチ・ポンド・hp・lb-ft・ガロン・mpg表記からの換算値です。
新型エクストレイルとして日本で発売される場合の予想価格は約430万円〜540万円
新型ローグ ハイブリッドがエクストレイルとして日本に導入された場合の価格を、2つの方法で試算しました。
日本の価格は国内の競合車や日産のラインナップ内での位置づけで決まるため、ドル価格を為替レートで換算するだけでは実態に合いません。そこで、現行エクストレイルの国内価格を基準にし、米国での値上がり幅を検証材料として使います。
方法1:現行エクストレイルの価格に新型化の上乗せを加える
米国では、ガソリン車の2027年型ローグから新型ローグ ハイブリッドへの価格差が、SV AWDで3,400ドル(32,090ドル→35,490ドル、約10.6%)、Platinum AWDで3,700ドル(39,790ドル→43,490ドル、約9.3%)です。
ただし米国のこの差には、ガソリン車からハイブリッドへの切り替え分が含まれています。日本のエクストレイルはすでにe-POWER専用車なので、その分は差し引いて考えるべきでしょう。残るのは、第3世代e-POWERへの進化、大型ディスプレイ、ベンチレーションシート、進化したプロパイロットといった装備の充実分です。これを約5〜8%と見積もり、現行価格に上乗せしました。
方法2:米国での「円/ドル比率」から上限を確かめる
現行エクストレイルの国内価格を、装備の近い現行ローグの米国価格で割ると、X e-4ORCE(438万9000円)÷SV AWD(32,090ドル)で約137円、G e-4ORCE(495万円)÷Platinum AWD(39,790ドル)で約124円です。この比率を新型の米国価格に当てはめると、X相当が約485万円、G相当が約541万円になります。
この数字にはハイブリッド化分の上乗せが丸ごと含まれるため、日本価格の「上限の目安」と考えられます。方法1の予想はすべてこの範囲内に収まりました。
| グレード(想定) | 現行価格 | 予想価格 |
|---|---|---|
| X 2WD(設定された場合) | 4,092,000円 | 約430万〜445万円 |
| X e-4ORCE(2列) | 4,389,000円 | 約460万〜475万円 |
| X e-4ORCE(3列、継続された場合) | 4,521,000円 | 約475万〜490万円 |
| G e-4ORCE | 4,950,000円 | 約520万〜540万円 |
エントリーのXは460万〜475万円前後、上級のGは520万〜540万円前後が現実的なラインと予想します。国内の日産自動車九州で生産されるため輸入コストはかからず、為替の影響も比較的小さいと見られます。
一方で、米国仕様は全車e-4ORCEで2WDが設定されていません。日本でも4WDに絞られた場合、エントリー価格は実質460万円台からとなり、現行より50万円以上高く見える点は注意が必要です。現行型の受注では4WDが約9割を占めていたことを考えると、4WD専用化は十分あり得る選択でしょう。AUTECH、ROCK CREEK、NISMOといったNMCのカスタムモデルは、標準車の発売から少し遅れて追加される流れになると見ています。
日本仕様で注目したいポイント
米国での全グレード展開が2027年初頭であることを踏まえると、日本での新型エクストレイル発売は2027年中が有力です。日本仕様では次の点が焦点になりそうです。
新型エクストレイル日本仕様の注目点
- 2WDモデルが設定されるか、e-4ORCE専用になるか
- 現行Xグレードで人気の3列7人乗り仕様が継続されるか
- ハンズオフ渋滞支援など新しいプロパイロットの装備範囲
- 完全停止まで対応するe-Pedalの採用有無
- WLTCモード燃費が現行(G e-4ORCEで18.1km/L)からどこまで伸びるか
- AUTECH、ROCK CREEK、NISMOなどカスタムモデルの展開時期
エクストレイルが2026年9月3日に一部仕様変更 Gグレードへ19インチアルミホイールを標準装備
エクストレイル e-4ORCE
日産自動車は2026年9月3日、エクストレイルを一部仕様変更し、同日から販売を開始しました。
今回はボディの意匠やパワートレインに手を入れるマイナーチェンジではなく、法規対応と装備の見直しに軸足を置いた一部仕様変更という位置づけです。
価格は409万2000円〜495万円。NMCが取り扱う「エクストレイル NISMO」は575万4100円〜596万2000円となっています。
ベースとなるT33型エクストレイルの素性
エクストレイルは、骨太で堅牢な佇まいと上質な仕立てを両立させた本格SUVです。心臓部は第2世代e-POWERで、発電役を担うのは圧縮比を8.0〜14.0の範囲で可変させるVCターボ(KR15DDT型)。車輪を回すのはあくまでモーターなので、アクセルを踏んだ瞬間の反応は電気自動車に近い滑らかさを持ちます。
e-POWERとVCターボを組み合わせたエクストレイル
4WD車に組み合わされるe-4ORCEは、前後2基のモーターとブレーキを細かく制御して車体の姿勢を整える技術です。ぬかるみや圧雪路のように滑りやすい状況でも駆動力を路面へ無駄なく伝え、旋回中の挙動も穏やかにまとめてくれます。降雪地域で長く乗るユーザーにとっては、この安定感そのものが購入動機になり得るでしょう。
e-4ORCEにより滑りやすい路面でも安定した走りを見せる
舗装路からラフロードまで守備範囲の広いエクストレイル
装備面では、Google を組み込んだNissanConnectインフォテインメントシステムを中心にコネクテッド機能を展開。プロパイロットやインテリジェント アラウンドビューモニターといった先進運転支援も揃い、快適性と安心感の両輪で商品力を支えています。
日産のエンブレム
2026年9月3日の一部仕様変更で変わった点
一部仕様変更を受けたエクストレイル
変更の柱は、最新の法規への適合と、GグレードおよびXグレードそれぞれの外観・装備の底上げです。加えてNISMO e-4ORCEにも装備追加が入りました。派手な内容ではないものの、ホイールや黒色化パーツといった「見た目に直結する部分」を触ってきたあたりに、モデル後半戦を戦い抜こうという意図がうかがえます。
2026年9月3日 一部仕様変更の主な内容
- 最新の法規に適合
- Gグレードに19インチアルミホイールを標準装備
- Gグレードのルーフレールとドアミラーを黒色化
- Xグレードのリヤサイドスポイラーと18インチアルミホイールを黒色化
- Xグレードにリモコンオートバックドアを標準装備
- NISMO e-4ORCEにNissanConnectインフォテインメントシステムを標準装備
Gグレードは切削パターンの19インチアルミホイールと黒色パーツで精悍に
Gグレードは19インチアルミホイールが標準装備に
上級グレードのGには、幾何学的で力強い切削パターンを与えた19インチアルミホイールが標準装備となりました。日産はこのデザインについて、タフに見えるうえ実際の寸法より大きく見える効果があると説明しています。ホイールハウスの隙間が視覚的に詰まって見えるため、SUVとしての踏ん張り感が一段と強まる仕立てです。
あわせてルーフレールとドアミラーを黒色化。ボディカラーとのコントラストが強調され、上下方向の視覚的なメリハリが生まれています。タイヤサイズは235/55R19、ホイールは19×7.5Jです。
Xグレードは足元と後ろ姿を黒で締め、リモコンオートバックドアも標準装備
Xグレードは18インチアルミホイールとリヤのサイドスポイラーを黒色化
中核グレードのXでは、リヤのサイドスポイラーと18インチアルミホイールが黒色化され、SUVらしい無骨さが際立つ仕上がりになりました。タイヤサイズは235/60R18、ホイールは18×7.5Jです。
機能面ではリモコンオートバックドアが標準装備に格上げされました。荷物で両手がふさがった状況でもバックドアを開閉できる装備で、これまで上級グレードとの差になっていた部分。実用面での恩恵は小さくありません。
NISMO e-4ORCEはNissanConnectインフォテインメントシステムを標準装備
走りに特化したエクストレイル NISMO e-4ORCEには、ユーザーからの評価が高いNissanConnectインフォテインメントシステムが標準装備されました。Google 搭載のナビ機能やコネクテッドサービスが最初から使える状態になり、選択時の迷いが一つ減った格好です。
なおNISMOは持込み登録車で、NMCの取り扱いとなります。
一部仕様変更後のエクストレイル 主要諸元
| 全長 | 4,690mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,840mm |
| 全高 | 1,720mm |
| ホイールベース | 2,705mm |
| トレッド(前/後) | 1,585mm/1,590mm |
| 室内長 | 1,990mm |
| 室内幅 | 1,540mm |
| 室内高 | 1,255mm(パノラミックガラスルーフ装備車1,215mm) |
| 車両重量 | 1,870kg |
| 最小回転半径 | 5.4m |
| 最低地上高 | 185mm |
| エンジン型式 | KR15DDT型 水冷直列3気筒DOHC(VCターボ) |
| エンジン総排気量 | 1.497L |
| エンジン最高出力 | 106kW(144PS)/4,400rpm-5,000rpm |
| エンジン最大トルク | 250Nm(25.5kgm)/2,400rpm-4,000rpm |
| フロントモーター型式 | BM46型 |
| フロントモーター最高出力 | 150kW(204PS)/4,501rpm-7,422rpm |
| フロントモーター最大トルク | 330Nm(33.7kgm)/0-3,505rpm |
| リヤモーター型式 | MM48型 |
| リヤモーター最高出力 | 100kW(136PS)/4,897rpm-9,504rpm |
| リヤモーター最大トルク | 195Nm(19.9kgm)/0-4,897rpm |
| タイヤサイズ | 235/55R19 101V |
| ホイールサイズ | 19×7.5J(インセット40、P.C.D114.3/5穴) |
| 乗車定員 | 5名 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| タンク容量 | 55L |
| WLTCモード燃費 | 18.1km/L |
NMCがエクストレイル「AUTECH」「ROCK CREEK」「マルチベッド」も一部仕様変更 マルチベッドにG e-4ORCEベースを追加設定
上:エクストレイル「AUTECH」/左下:「ROCK CREEK」/右下:「ROCK CREEK マルチベッド」
日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は2026年9月3日、ベース車の一部仕様変更にあわせて、カスタムカー「AUTECH」シリーズ、「ROCK CREEK」、車中泊仕様車の「マルチベッド」を一部仕様変更し、日産の販売会社を通じて同日発売しました。
価格はAUTECHシリーズが536万5800円〜590万4800円、ROCK CREEKが475万7500円〜488万9500円、マルチベッドが536万2500円〜563万5300円です。
今回はベース車と同じく最新の法規へ適合させたほか、「AUTECH e-4ORCE」にNissanConnectインフォテインメントシステムを標準装備。さらに「マルチベッド」には、従来のROCK CREEKベースに加えて「G e-4ORCE」ベースのグレードが追加設定されました。
AUTECHシリーズ プレミアムスポーティを掲げる上質仕様
専用グリルやブルーのシグネチャーLEDなどを備えるエクストレイル「AUTECH」
AUTECHは、長年のカスタムカーづくりで培われた同社のクラフトマンシップを受け継ぎ、スポーティさと高級感を同時に成立させたブランドです。素材や仕上げの細部までこだわりたいユーザーに向けた「プレミアムスポーティ」がコンセプトになっています。
今回の一部仕様変更ではAUTECH e-4ORCEへNissanConnectインフォテインメントシステムが標準装備され、装備の抜けが解消されました。従来はメーカーオプション扱いだった機能が最初から備わるため、実質的な価値の底上げと捉えてよいでしょう。
なおAUTECHシリーズには、走りの質感をさらに突き詰めた「AUTECH SPORTS SPEC」も引き続きラインナップされます。
ROCK CREEK タフギアのイメージを押し出したアウトドア仕様
専用グリルやオーバーフェンダー、専用アイテムを揃えるエクストレイル「ROCK CREEK」
ROCK CREEKは、アウトドア志向のユーザーに向けたモデルです。専用の内外装パーツや防水シート(セルクロス)を備え、初代エクストレイルから受け継がれてきた「タフギア」のキャラクターをより濃く打ち出しています。
3スロットのシルバーグリルやラバレッドをあしらったフロントバンパー、ロックマークをエンボス加工した専用19インチアルミホイールなど、見た目の差別化は徹底されたもの。AUTECHシリーズとROCK CREEKはいずれも、後席ヒーター付シートやステアリングヒーター、リモコンオートバックドアを標準装備しており、快適性の面でも上位に位置づけられます。
マルチベッド 車中泊仕様に「G e-4ORCE」ベースを追加設定
セカンドシート位置から荷室全体まで展開できるベッドシステムを備える「マルチベッド」
マルチベッドは、セカンドシートの位置から荷室いっぱいまで広げられるベッドシステムと、荷室に据えた硬質フロアパネルを組み合わせた車中泊対応モデルです。フラットな面が確保されるため、就寝スペースとしても大きな荷物の積載スペースとしても使い勝手に優れます。
今回の一部仕様変更で、従来のROCK CREEKベースに加えて「G e-4ORCE」ベースが追加設定されました。ROCK CREEKのアウトドア色を抑え、内外装の質感を重視したい層にも選択肢が広がったことになります。キャンプ需要が定着した現在の市場を踏まえると、妥当な拡充と言えるでしょう。
日産が長期ビジョン発表会で新型エクストレイル/ローグe-POWERを初公開
新型エクストレイル/ローグ e‑POWER
日産自動車は2026年4月14日、本社グローバルギャラリーにおいて「長期ビジョン発表会」を開催し、新型「エクストレイル/ローグe-POWER」を世界初公開しました。
初公開された新型エクストレイルのエクステリアは、T33型から大きく方向性を刷新。フロントフェイスには蜂の巣状のハニカムパターンを採用した大型グリルを配置し、その左右には横方向に力強く広がるLEDライトを組み合わせることで、ワイド感と精悍さを両立した印象的なフロントマスクに仕上がっています。ボディカラーには淡いライトブルーを採用しており、シャープなボディラインと相まって都会的でスタイリッシュな雰囲気を演出。T33型のVモーショングリルから大きく進化した、新世代の日産デザインを感じさせる仕上がりです。
発表会でイヴァン・エスピノーサCEOは「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」という長期ビジョンを掲げ、将来的に90%のモデルにAIドライブ技術を搭載する方針を明らかにしました。日産はAIディファインドビークル(AIDV)を技術イノベーションの中核に据え、ドライブ技術とAIパートナー技術を組み合わせることで移動体験そのものを進化させるとしています。
新型エクストレイル/ローグ e-POWERは、日産独自の電動モーター駆動システムを採用したグローバルのコアモデルと位置付けられています。充電の必要がなく、ハイブリッドならではの高効率と電動駆動ならではの軽快な走りを両立します。日産はモデル数を現行の56から45へ絞り込む方針のなかで、エクストレイルをグローバル販売を支える柱として強化する姿勢を示しました。
パワートレインについても大きな方針転換が示されました。従来のe-POWERに加え、幅広い電動パワートレーンを展開する方針で、より高い走破性や長距離走行への安心感を求めるユーザー向けにフレーム車用のハイブリッド(HEV)を開発するほか、パートナーシップを通じてプラグインハイブリッド(PHEV)やレンジエクステンダー(REEV)の提供も進めるとしており、今後のエクストレイルへの搭載も注目されます。
エクストレイルのモデルチェンジが2027年実施の噂 海外ではローグのスパイショットも
エクストレイルが2027年にモデルチェンジする噂。
海外ではローグ(日本ではエクストレイルの名前で販売)のスパイショットが撮影され、5灯式LEDを採用したラグジュアリーなエクステリアがカモフラージュの上から確認可能。
デイライトの上部には直線基調のスタイリッシュなヘッドライト、フロントグリルはカローラクロスのようなハニカム形状に、ボディサイズも僅かに拡大するとのこと。
発売時期は、T33エクストレイルのように北米が主戦場になるため、2026年に北米でローグを公開・発売し2027年に日本市場へ新型エクストレイルを投入すると予想します。
(2026年9月21日には米国で新型ローグ ハイブリッドが正式発表され、北米先行という見立てどおりの展開となりました。)
エクストレイルのPHEV(プラグインハイブリッド)版のローグPHEVを北米で発表
北米で2025年に発表したローグPHEV 今後日本市場に投入される可能性も
2025年北米にてローグPHEVを発表。
三菱のアウトランダーPHEVをベースにしたモデルで、フロントグリルのダイナミックシールドの部分が日産のVモーショングリルに変更されています。
リアにはエンブレムではなくNISSANのレタリングバッジを配置、アウトランダーPHEVと融合した独特のエクステリアが特徴に。
パワートレインも三菱アウトランダーPHEVと同じ、2.4Lの直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたものになり、インテリアもアウトランダーPHEVと同様。
ローグPHEVは北米で2026年モデルとして展開されていますが、日本市場への導入については発表されていません。
エクストレイルが2025年8月にマイナーチェンジ実施 グレード整理でNISMO(ニスモ)・ROCK CREEK(ロッククリーク)を追加設定
2025年のマイナーチェンジでロッククリークやニスモなどのグレードを追加設定
エクストレイルが2025年8月にマイナーチェンジを実施、エクステリアは北米で販売するローグを踏襲し流れるシーケンシャルウインカーは廃止してLEDに。
インテリアはGグレード専用タンカラーのナッパレザーシートを廃止し、替わりにブラウンカラーのナッパレザーシートを追加、日産国内初となるGoogle搭載のインフォテインメントシステムを設定。
グレード整理も実施され、エクストリーマーXを廃止し北米で販売するオフロード仕様のロッククリーク(ROCK CREEK)を追加設定、さらにスポーツグレードのニスモ(NISMO)を追加設定、ラグジュアリーグレードのオーテック(AUTECH)は引き続きラインナップ。
なおAUTECHシリーズは2025年10月から、ROCK CREEKは2025年11月下旬から発売スタート。
| グレード | 駆動方式 | 乗車人数 | 値段 |
|---|---|---|---|
| X | 2WD | 2列5人乗り | 4,092,000円 |
| 4WD(e-4ORCE) | 2列5人乗り | 4,389,000円 | |
| 3列7人乗り | 4,521,000円 | ||
| G | 2WD | 2列5人乗り | 4,653,000円 |
| 4WD(e-4ORCE) | 4,950,000円 | ||
| ROCK CREEK e-4ORCE | 4WD(e-4ORCE) | 2列5人乗り | 4,757,500円 |
| 3列7人乗り | 4,889,500円 | ||
| AUTECH e-4ORCE | 4WD(e-4ORCE) | 2列5人乗り | 5,480,200円 |
| 3列7人乗り | 5,559,400円 | ||
| AUTECH Advanced Package |
2WD | 2列5人乗り | 5,365,800円 |
| 4WD(e-4ORCE) | 5,662,800円 | ||
| AUTECH SPORTS SPEC e-4ORCE |
4WD(e-4ORCE) | 2列5人乗り | 5,904,800円 |
| ROCK CREEK マルチベッド |
4WD(e-4ORCE) | 2列5人乗り | 5,362,500円 |
| G e-4ORCE マルチベッド |
4WD(e-4ORCE) | 2列5人乗り | 5,635,300円 |
| NISMO e-4ORCE | 4WD(e-4ORCE) | 2列5人乗り | 5,754,100円 |
| NISMO Advanced Package e-4ORCE |
4WD(e-4ORCE) | 2列5人乗り | 5,962,000円 |
T33型エクストレイルのボディカラーは2トーンカラーを含む18色を設定
T33型エクストレイルには2トーンカラー10色と、モノトーンから8色の計18色がラインナップ。
2トーンカラーは、スーパーブラックとダイヤモンドブラックのルーフに各カラーを合わせており、AUTECH(オーテック)、NISMO(ニスモ)、ROCK CREEK(ロッククリーク)には通常グレードにない専用の2トーンカラーを設定。
傷に強いスクラッチシールドを全色に採用するため、高速走行時や悪路走行時の飛び石などから傷を防ぐ強い味方になるでしょう。
エクストレイルのボディカラー一覧
- プリズムホワイト(49,500円高)
- ダイヤモンドブラック(49,500円高)
- カーディナルレッド(49,500円高)
- ステルスグレー(49,500円高)
- ディープオーシャンブルー(49,500円高)
- シェルブロンド(49,500円高)
- ブリリアントシルバー
- ダークメタルグレー
- シェルブロンド×スーパーブラック(93,500円高)
- ディープオーシャンブルー×スーパーブラック(93,500円高)
- プリズムホワイト×スーパーブラック(93,500円高)
- ステルスグレー×ダイヤモンドブラック(AUTECH専用、93,500円高)
- ステルスグレー×スーパーブラック(93,500円高)
- キャニオンベージュ×スーパーブラック(ROCK CREEK専用、93,500円高)
- NISMOステルスグレー×スーパーブラック(NISMO専用、93,500円高)
- カーディナルレッド×スーパーブラック(NISMO専用、93,500円高)
- カーディナルレッド×ダイヤモンドブラック(AUTECH専用、93,500円高)
- ディープオーシャンブルー×ダイヤモンドブラック(AUTECH専用、93,500円高)
プリズムホワイト(49,500円高)
ダイヤモンドブラック(49,500円高)
カーディナルレッド(49,500円高)
ステルスグレー(49,500円高)
ディープオーシャンブルー(49,500円高)
シェルブロンド(49,500円高)
ブリリアントシルバー
ダークメタルグレー
シェルブロンド×スーパーブラック(93,500円高)
ディープオーシャンブルー×スーパーブラック(93,500円高)
プリズムホワイト×スーパーブラック(93,500円高)
ステルスグレー×ダイヤモンドブラック(AUTECH専用、93,500円高)
ステルスグレー×スーパーブラック(93,500円高)
キャニオンベージュ×スーパーブラック(ROCK CREEK専用、93,500円高)
NISMOステルスグレー×スーパーブラック(NISMO専用、93,500円高)
カーディナルレッド×スーパーブラック(NISMO専用、93,500円高)
カーディナルレッド×ダイヤモンドブラック(AUTECH専用、93,500円高)
ディープオーシャンブルー×ダイヤモンドブラック(AUTECH専用、93,500円高)
エクストレイルがアラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラー標準装備する一部改良を2024年6月20日実施
内外装にカッパーカラーを採用したエレガントなエクストレイル90周年記念車
エクストレイルの全グレードへ安全性能強化として、アラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーなどを標準装備する一部改良を2024年6月20日実施。
オプションの選択肢を広げていてGグレード内装にはブラックナッパレザーシート、Xグレードには19インチアルミホイールとタイヤを選べるようになりました。
ボディカラーにはシェルブロンドのモノトーンカラーを追加。
また日産の90周年記念モデル90th Anniversaryを新たに追加。ルーフレールやVモーショングリルにカッパーを採用、18インチブラックホイールで上品ながら力強い仕様になっています。
| 全長 | 4,690mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,840mm |
| 全高 | 1,720mm |
| ホイールベース | 2,705mm |
| 室内長 | 1,990mm |
| 室内幅 | 1,540mm |
| 室内高 | 1,255mm |
| 車両重量 | 1,770kg |
| 最小回転半径 | 5.4m |
| 最低地上高 | 200mm |
| エンジン型式 | KR15DDT型 水冷直列3気筒DOHC |
| エンジン総排気量 | 1.497L |
| エンジン最高出力 | 106kW(144PS)/4,400rpm-5,000rpm |
| エンジン最大トルク | 250Nm(25.5kgm)/2,400rpm-4,000rpm |
| モーター型式 | BM46型 |
| モーター最高出力 | 150kW(204PS)/4,739rpm-5,623rpm |
| モーター最大トルク | 330Nm(33.7kgm)/0-3,505rpm |
| タイヤサイズ | 235/55R19 101V |
| ホイールサイズ | 19×7.5J(インセット40、P.C.D114.3/5穴) |
| 乗車定員 | 5名 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| タンク容量 | 55L |
| WLTCモード燃費 | 19.4km/L |
T33エクストレイル価格改定、オプション価格改定など2023年4月10日実施
日産 エクストレイル 90周年記念車
日産 エクストレイル 90周年記念車
日産 エクストレイル 90周年記念車
日産 エクストレイル 90周年記念車
日産 エクストレイル 90周年記念車
4代目エクストレイルが2023年4月10日に車両本体価格・オプション価格を改定。
一部改良を実施する噂もありましたが、今回は車両本体価格とオプション価格改定のみで、グレードにより300,000円前後上昇しています。
エクストレイルは2024年にも値上げが予想され、日産ではノートやリーフ、キックスなど主力車種が次々値上げされていることから、今後他車種の値上げにも注目が集まります。
エクストレイルが発売後2週間でe-POWERモデル最速の約12,000台を突破
エクストレイルが車種歴代で最速の受注台数を記録したことを日産が発表。
e-POWERモデルでも最速となる2週間で約12,000台を受注したことで、新型エクストレイルを待ち望んでいたユーザーが相当数いたことがわかりました。
T33型エクストレイルの販売状況も発表しており、グレードでは最上位のGが全体の61%を占めており、次いでXが37%、エントリーグレードのSが2%という割合。
駆動別では4WDモデルが受注台数全体の90%を占める結果となり、ほとんどのユーザーがエクストレイルにパワフルな走りを期待しているという結果になっています。
オプションではNissan Connectナビゲーションシステムが73%、防水シートが55%のユーザーに選ばれているとのこと。
ボディカラーはブリリアントホワイトパールが一番人気で29%、次いでダイヤモンドブラックが21%で、定番のホワイトとブラックが受注数の半数を占めています。
新型エクストレイルのグレードは3種類 3列7人乗りモデルも設定
4代目の新型エクストレイルは、エントリーグレードのS、中間グレードのX、上級グレードのGの3グレードを設定。中間グレードのXには2列5人乗りモデルと、3列7人乗りモデルを設定して、Gグレードには流れるシーケンシャルウインカーを設定します。
駆動方式は、2列5人乗りの全てのグレードで2WDとe-4ORCE(4WD)を設定、Xグレードの3列7人乗りモデルはe-4ORCEのみ設定します。
カスタムグレードのオーテックと、オフロードグレードのエクストリーマーXも同時ラインナップするということで、楽しみなモデルチェンジになるでしょう。
エクストレイル「AUTECH」
エクストレイル「エクストリーマーX」
ボディサイズは3代目のT32型より大型化し、全長4,690mm、全幅1,840mm、全高1,720mm、ホイールベース2,705mmで、最大のライバルになるトヨタのハリアーやRAV4、スバルのフォレスターと近い数字になります。
パワートレインは欧州市場でモデルチェンジした新型キャシュカイと同じ、1.5LのVCターボエンジンとモーターを組み合わせた、新世代e-POWERのみを採用。
最高出力190hp(192ps)、最大トルク330Nmで、ライバルのRAV4ハイブリッドの最高出力178ps、最大トルク221Nmを凌ぐパワフルなエンジンです。2023年にはアウトランダーPHEVと同じシステムのプラグインハイブリッドを設定するという噂も。
エクストレイルのモデルチェンジ遍歴

エクストレイルは日産が販売するミドルサイズのSUVです。第32回東京モーターショーに出品した「トレイルランナー」がルーツとなっており、市販化されたのがエクストレイルです。
エクストレイル 初代T30型/2000年~2007年
2000年11月、初代エクストレイルの販売が開始されました。同時に特別仕様車「style-AX」を発売しました。
2001年2月、国内専用車として「GT」を発売。直列4気筒インタークーラーターボエンジンを搭載しています。10月にはオーテックジャパン扱いの特別仕様車「ライダー」が追加されました。
2003年6月、マイナーチェンジを実施してフロントマスクのデザインが一新されました。
2004年5月、「St」「Xt」を追加。8月にはインドで販売を開始しました。12月には「Stt」「Xtt」を追加し、「St」「Xt」を廃止。内装の一部変更が実施されました。
2005年12月、一部改良でハイパールーフレールを標準装備。同時に特別仕様車「スクラッチガードコートエディション」を発売。
2006年11月、一部改良で「Stt」と「Xtt」廃止し、「Sドライビングギア」を追加しました。同時に特別仕様車「Xエクストリームレザー」を追加しました。
2007年8月、2代目にモデルチェンジのため販売を終了しました。
エクストレイル 2代目 T31型/2007年~2013年
2007年8月、日本で2代目のエクストレイルの販売が開始されました。
2008年9月、日本で「20GT」を発売。コモンレール式ディーゼルエンジンを搭載しています。11月には特別仕様車「St」「Xt」「DRIVING GEAR」と、オーテックジャパン扱いの「パフォーマンススペック」を追加。また、小変更も実施されました。
2009年12月、一部改良で全車ブラック内装に。新グレードとして「Xtt」が追加になりました。また、「20S」「20Xtt/25Xtt」「20GT」にグレードが整理されました。
2010年7月、マイナーチェンジでデザインが「20GT」に近いものに統一されました。快適装備も充実し、大幅な性能向上も果たしています。オーテックジャパン扱いの特別仕様車は「エクストリーマーX」を設定。
2011年6月、特別仕様車「20Xt」と共に、オーテックジャパンにも「20Xt エクストリーマーX」を追加しました。
2012年7月、特別仕様車「20Stt」「20Xtt」を発売し、オーテックジャパンの「20Xtt エクストリーマーX」を追加しました。10月には、パワフルなスタイルのオーテックジャパンの特別仕様車「ブラック エクストリーマー X」を発売。
2013年1月、価格を抑えた「20GT S」を追加。12月、3代目と入れ替わる形で販売を終了しました。
エクストレイル 3代目 T32型/2013年~2022年
2013年12月、日本仕様がフルモデルチェンジをして3代目になり、安全面が強化されています。グレードは「20S」「20X」の展開となります。オーテックジャパン扱いの「エクストリーマーX」もフルモデルチェンジしました。
2014年2月には中国で、3月にはオーストラリアで、7月にはヨーロッパで販売が開始されました。12月、オーテックジャパンの特別仕様車「20X ブラック エクストリーマーX」を発表。翌2015年1月に発売しました。
2015年4月、「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」を採用したハイブリッドモデルを追加し、5月に販売を開始。7月にはオーテックジャパンからカスタムカー「モード・プレミア」を発売。12月には一部仕様変更で、「20X」「20X エクストリーマーX」「20X ブラック エクストリーマーX」を廃止しました。同時に、特別仕様車「20Xt エマージェンシーブレーキパッケージ」を発売。
2016年8月、オーテックジャパン創立30周年記念の特別仕様車「モード・プレミア AUTECH 30th Anniversary」を、11月には特別仕様車「20Xtt エマージェンシーブレーキパッケージ」を発売しました。
2017年6月、マイナーチェンジでグレード名が「20S」「20X」「20S HYBRID」「20X HYBRID」になりました。12月、特別仕様車「20Xi」「20Xi HYBRID」発売。
2019年1月、仕様向上で安全装備を強化し、オーテックジャパンからカスタムカー「AUTECH」が発表されました。
2020年1月、一部仕様向上でプロパイロットと静粛性が向上。グレードの整理も行われました。9月にも一部仕様向上でボディカラーの設定やグレード体系の一部変更が行われました。
2022年7月、4代目に移行するため販売を終了しました。
エクストレイル 4代目 T33型/2022年~
2022年7月20日、フルモデルチェンジで4代目に移行しました。グレードは「S」「X」「G」の3本立てで、日本仕様は第2世代e-POWERとVCターボの組み合わせに一本化。同日にはNMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)がカスタムカーのエクストレイル「AUTECH」と「エクストリーマーX」のフルモデルチェンジを発表し、7月25日から順次発売しました。
2023年4月10日、車両本体価格とオプション価格の改定を実施。原材料費や物流費の高騰を受けたもので、グレードによっては30万円前後の上昇となりました。
2024年1月、日産の米国法人が新型「ローグ(日本名:エクストレイル)」の2024年モデルを発表。日産初となる「Googleビルトイン」を採用しています。
2024年6月20日には一部改良を実施し、全グレードにインテリジェント アラウンドビューモニターとインテリジェント ルームミラーを標準装備。同日、NMC扱いの「AUTECH」「エクストリーマーX」も仕様向上版が発売されました。あわせて日産の90周年を記念した「90th Anniversary」が加わっています。
2025年8月21日、大がかりなマイナーチェンジを実施。北米向けローグに近い顔つきへ改め、日産の国内モデルとして初めてGoogle搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムを設定しました。グレード構成も見直され、「エクストリーマーX」に代わってオフロード志向の「ROCK CREEK」が登場、走りを磨いた「NISMO」も新たに加わっています。AUTECHシリーズは同年10月、ROCK CREEKは11月下旬から販売が始まりました。
2026年1月7日、NMCがROCK CREEKをベースにした車中泊仕様「ROCK CREEK マルチベッド」を新設。荷室に硬質フロアパネルとベッドシステムを組み込んだモデルで、価格は532万7300円でした。
2026年4月14日、日産は長期ビジョン発表会において次期型にあたる新型「エクストレイル/ローグ e-POWER」を世界初公開。ハニカムパターンの大型グリルを備えた新世代デザインが披露されました。
2026年9月3日、一部仕様変更を実施。最新の法規に適合させたうえで、Gグレードに切削パターンの19インチアルミホイールを標準装備し、ルーフレールとドアミラーを黒色化。Xグレードはリヤサイドスポイラーと18インチアルミホイールを黒色化し、リモコンオートバックドアを標準装備としました。NISMO e-4ORCEにはNissanConnectインフォテインメントシステムが標準装備されています。同日、NMCの「AUTECH」シリーズ、「ROCK CREEK」、「マルチベッド」も一部仕様変更され、マルチベッドには「G e-4ORCE」ベースのグレードが追加設定されました。
2026年9月21日、日産が米国で次期エクストレイルにあたる新型「ローグ ハイブリッド」を発表。発電専用の1.5Lターボ「ZR15DDTe」を用いた第3世代e-POWERと、全車標準のe-4ORCEを採用し、日産自動車九州で生産されます。米国では2026年秋に発売されます。
| エクストレイルのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代T30型 | 2000年~2007年 |
| 2代目 T31型 | 2007年~2013年 |
| 3代目 T32型 | 2013年~2022年 |
| 4代目 T33型 | 2022年~ |
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
新型エクストレイルのエクステリア
新型エクストレイルのエクステリア
新型エクストレイルのエクステリア
新型エクストレイルのエクステリア
新型エクストレイルのリアエンブレム周辺
新型エクストレイルのインテリア
新型エクストレイルのインテリア
新型エクストレイルのインテリア
4代目エクストレイルのエクステリア
4代目エクストレイルのエクステリア
4代目エクストレイルのエクステリア
4代目エクストレイルのエクステリア
4代目エクストレイルのエクステリア
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
3代目エクストレイル
エクストレイル(X-trail)
エクストレイル(X-trail)
エクストレイル(X-trail)
エクストレイル(X-trail)
エクストレイル(X-trail)






















