テラのモデルチェンジ

日産テラが中国で発表 アジアで展開される新型SUVのボディサイズや内外装・日本発売の可能性

日産テラは新型のフレームSUVで、2018年4月12日に発表すると見られています。中国での発売を皮切りにアジア各国で販売する予定で日本が含まれているのかどうか注目が集まります。まずはエクステリアやインテリアをチェックしていきましょう。

日産テラが中国で発表 アジアで展開される新型SUVのボディサイズや内外装・日本発売の可能性

日産テラは新型のフレームSUV!アジア各国で展開か

日産が2018年4月12日に発表すると見られている新型フレームSUVの「テラ」は、中国を中心としたアジア各国に展開すると見られている小型の商用車で、仕事に使うのはもちろんのこと普段の街乗りにも使えるモデルです。

イメージとしてはかつて日産が販売していたフレームSUVの「サファリ」や「テラノ」で、まさに仕事にも街乗りにも使える車です。さっそく、日産テラのエクステリアやインテリア、ベースとなる車種などをチェックしていきましょう。

日産エクストレイルよりひと回り大きなテラのエクステリア

  • 新型テラのエクステリア新型テラの大きなVモーショングリル
  • 新型テラのヘッドライトフルLEDのヘッドライト
  • 新型テラのフォグランプ新型テラに設定されるフォグランプ
  • 新型テラのサンルーフオプション設定が予想されるサンルーフ

日産テラのエクステリアは、とても大きなVモーショングリルが特徴的なフロントフェイスで、ホワイトLEDのポジションランプがヘッドライトの上部と目頭に沿って装備されています。

大きなサイドステップも装備されていて、タイヤとフェンダーの隙間がかなり大きく開いていることから元からの車高も高いと考えられます。ボディサイズはクロスオーバーSUVのエクストレイルよりひと回り大きいサイズになると予想します。

日産テラのボディサイズ
全長 4,850mm
全幅 1,850mm
全高 1,800mm
ホイールベース 2,850mm

新型テラのエンブレムボディの後ろにはTERRAのエンブレム

車名エンブレムはリアゲート左側、ガソリン給油口も左側に設置されています。テールランプは横長タイプでボディ側とバックドア側に分かれたデザインになっていて、ボディ側にストップランプやウインカー、バックランプが装備されているように見えます。

ピックアップトラックのナバラをベースにした日産テラのインテリア

新型テラのインテリアベース車よりも使いやすい装備に変更

日産テラのインテリアは、ピックアップトラックであるナバラをベースとしていて、簡素な装備が多い商用車の中でも普段使いがしやすいモデルになっています。

センターコンソールには上からハザードランプ、オーディオ、エアコンコントローラー、トランスファーダイヤル、シフトレバーが見えます。エアコンコントローラー周りやシフトレバー周りはメッキパーツやシルバーの加飾が行われていて、豪華な見た目です。

ハンドルのスイッチ周りにはマットなシルバーが、インナードアハンドルにはメッキにはメッキが施されていて、メーター周りはタコメーターとスピードメーターの間にインフォメーションディスプレイが見えます。

日本では未発売の日産・テラのモデルチェンジ遍歴

テラは日産が販売する3列シートのSUVで、中国や東南アジア、アフリカ、中東市場に向けて展開しています。日産のダットサントラック「ナバラ」をベースに「テラ」が開発されました。

テラ 初代 D23型系/2018年~

2018年4月、中国市場で、翌月5月にはフィリピンでも「テラ」の販売が開始されました。フィリピン仕様は中国仕様に比べてサイズが大きくなっています。8月にはタイで販売が開始されました。
2019年、ブルネイでもテラが発売され、「ミッド」「ハイ」「プレミアム」のモデルが用意されました。

2020年11月、「エクステラ」のネーミングで、GCC市場でフェイスリフトを受け、安全性が向上して発売されました。
2021年8月にはビッグマイナーチェンジを実施してタッチスクリーンの9インチディスプレイオーディオの搭載などのインテリアの変更が施され、タイで発表。9月はフィリピン、アフリカ市場でも発売されました。12月にはブルネイ仕様にフェイルリフトを施し、「ハイ」「プレミアム」のグレードが用意されました。
2022年12月、モーターエキスポ2022で「70周年アニバーサルモデル」を発表。

2023年3月、「テラスポーツ」がタイ日産から発表されました。専用の仕様をエクステリアのピンポイントな部分に採用しています。

テラのモデルチェンジ遍歴
テラのモデル 販売遍歴
初代 D23型系 2018年~

日産テラは2018年4月に中国から始まりアジア各国でデビュー

テラ

日産テラは「Nissan MOVE to 2022」という計画に含まれる車種で、小型商用車の第1弾になると考えられます。発表は2018年4月12日で、ベースモデルは日産のピックアップトラックである「ナバラ」になっています。

ピックアップトラックとは違い、トランクスペースが設けられているボディタイプで、荷台に積んだ荷物が雨などで濡れる心配はありません。

モノコックボディであるクロスオーバーSUVとは違いフレームを装備したクロスカントリーSUVで、頑丈な作りをしています。発売は中国から始まりアジア各国で展開すると発表されていて、日本も調査対象に含まれていることから今後日本で発売される可能性がありそうです。