新型EVを国産車・輸入車を問わずピックアップ!
電気自動車の需要が高まる昨今、世界中で注目されている新型EV車を、国産車・輸入車メーカーを問わずまとめました。ちょっとした街乗りや買い物での移動に重宝する超小型EV車からコンパクトSUV、ガソリンモデルにも負けないパワフルな走りが楽しめるスポーツカーまで幅広く紹介していきます。
日産クリッパーEVを2024年2月12日発売 三菱ミニキャブEVのOEMモデル
日産がEV(電気自動車)のクリッパーEVを2024年2月12日から発売。
クリッパーEVは三菱のミニキャブEVをOEM元にするモデルで、最大積載容量350kgの荷室や荷物の出し入れを容易できるよう段差をなくした商用軽モデルです。
バッテリーは床下中央に配置することで低重心の安定した走りを実現、航続距離は最大180km、急速充電により約42分で80%まで、普通充電では約7.5時間で満充電可能。
インテリジェント エマージェンシーブレーキや車線逸脱警報、踏み間違い防止アシストなど安全装備も充実しています。
グレードは3グレードで販売価格はルートバンが2,865,500円、2シーターが2,912,800円、4シーターが2,920,500円。
ボディカラーはホワイトソリッドで、4シーターのみスターリングシルバーが追加されます。
三菱が軽商用バンのミニキャブEVを2023年12月21日発売
三菱の軽商用バン、ミニキャブミーブのBEV(電気自動車)ミニキャブEVの新型モデルが2023年12月21日発売。
航続距離はWLTCモードで180kmで、先代モデルから約35%向上、ラストワンマイルのCO2削減に貢献するとしています。
走行面では195Nmを発揮する新採用のモーターで、重い荷物を積んでもスムーズな加速が可能に。静粛性も向上しているため早朝・夜間でもストレスがありません。
衝突被害軽減ブレーキシステムや車線逸脱警報システムなどを搭載する三菱e-Assistを採用、働く車として最新の安全装備も採用。
満充電までの充電時間はAC200Vの普通充電で7.5時間、急速充電を使うと約42分で80%まで充電可能。
ミニキャブEVの販売価格はバッテリー容量20.0kWhの2シーターが2,431,000円、4シーターが2,486,000円です。
ダイハツ・スズキ・トヨタ 共同開発の軽商用BEVバン
ダイハツ、スズキ、トヨタが共同開発した商用軽BEVのプロトタイプをG7広島サミット2023年で初公開。
軽自動車の車づくりを熟知したダイハツが主導になり、スズキとトヨタのノウハウを融合した、国内BEV普及の戦略的なモデルです。
ベースモデルはダイハツのハイゼットカーゴで生産はダイハツになるようです。スズキ、トヨタにも提供され、ダイハツで販売する名称はe-ハイゼットカーゴ、スズキで販売する名称はe-エブリイ、トヨタで販売する名称はe-ピクシスバンになる可能性があるとのこと。
最大航続距離は200km程度あるとのことで、商用バンとしては必要十分な性能になるようです。
ホンダ・Honda e
ホンダが販売するHonda eは、フランクフルトモーターショー2017に出展されたHonda Urban EV Conceptを源流とする市販型ピュアEVです。最大航続距離は200kmに到達します。
日本市場でも2020年に発売開始され、急速充電ではバッテリー容量80%を30分で充電可能。シンプルで親しみやすい外観とリビングのような居心地の良さを感じさせる上質なインテリアも魅力です。ホンダは2023年に欧州市場にてヴェゼルベースのコンパクトクロスオーバーe:Ny1を発表しており、BEV攻勢を強めています。
ホンダとGMの新型EV
アメリカン・ホンダモーターとGM(ゼネラルモーターズ)が2020年4月2日、新型EV2車種を共同開発すると合意したことを発表しました。生産は北米にあるGMの工場で行われ、2024年モデルよりカナダやアメリカで発売される見込みです。
新型EV2車種は、GMが開発を手掛けた次世代のEVプラットフォームとUltium(アルティウム)バッテリーを採用し、GMの先進運転支援システムを導入。エクステリアやインテリアのデザインはホンダが担当します。
日産・アリア
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アリアのエクステリア -
アリア -
アリアのインテリア -
アリアの説明
東京モーターショー2019でサプライズ公開されたニッサン・アリアコンセプトは、来場者を大きく湧かせた4WDクロスオーバーEV。近い将来、量産化されることも明らかとなっている期待の新型EVです。
彗星ブルーのボディカラーに「シック」「スリーク」を意識した美しい造形が目をひきます。インテリアはドアパネルとインパネがシームレスにつながっており、無駄のないすっきりとした作り。プロパイロット2.0やバーチャル・パーソナル・アシスタントなどの先進装備を備えます。アリアは当初尾2022年3月に発売予定でしたが、延期され2022年5月12日から発売開始しました。
トヨタ・超小型EVのC+pod
トヨタは東京モーターショー FUTURE EXPOで超小型EVを発表、市販モデルとなるC+pod(シーポッド)を2020年12月25日に発売(個人向けは2021年12月23日発売)しました。この超小型EVはコンパクトな2人乗り仕様で、一度の充電でおよそ150km走行できます。高齢者や初心者ドライバーも乗りやすい近距離移動に適した一台となっています。
車内も狭さを感じにくいよう構造やカラーコーディネートを工夫。衝突時被害軽減ブレーキやインテリジェントクリアランスソナーなどの安全装備も有しています。
トヨタ bZ4X/スバル ソルテラ(SOLTERRA) 共同開発SUVモデルのEV
トヨタとスバルが共同開発したSUVタイプの新型EVを発表。トヨタは上海オートショー2021で新型bZ4Xを、スバルは2021年5月にソルテラを発表、東京オートサロンではカスタムモデルのbZ4X GRスポーツも展示。
bZ4Xとソルテラの市販モデルは2022年3月に発表、2022年5月12日に発売され、日本のみならず世界のEVシフトが大きく近づくことになりそうです。
bZ4Xとソルテラに採用するEV用プラットフォームは、そのほかのCセグメントからDセグメントのSUVや、セダンの派生車種にも対応するよう開発が進められます。そのため今後様々なEVを開発可能になっています。
bZ4Xはリース販売と、サブスクリプションのKINTO(キント)のみのため販売価格はメーカー希望価格になっており、6,000,000円から6,500,000円。
ソルテラは現金一括やクレジットなどの購入プランを用意、2023年10月25日に改良モデルを発表して6,270,000円から7,150,000円の価格帯になっています。
グレード | パワーユニット | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|---|
Z | 1モーター | FWD(2WD) | 6,000,000円~ |
2モーター | AWD(4WD) | 6,500,000円~ |
グレード | パワーユニット | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|---|
ET-SS | 1モーター | FWD(2WD) | 6,270,000円~ |
2モーター | AWD(4WD) | 6,710,000円~ | |
ET-HS | 7,150,000円~ |
レクサス・UX300e
2019年広州モーターショーでワールドプレミアを迎えたレクサスUX300eは、2021年に日本国内で発売開始しています。
ベースとなるのはレクサスUXで「すっきりと奥深い走り」を実現。航続距離400kmを確保する54.3kWhの大容量リチウムイオンバッテリーが搭載されています。
レクサス・UX300eのインテリアはUXのものを参考にしつつ、電気自動車らしい先進的で操作性に優れたコックピットとなっています。スマートフォンから航続可能距離やバッテリー残量を確認したり、エアコン調整などの操作も可能です。
マツダ・MX-30 EV MODEL
2021年1月28日に発売したMX-30 EV MODELは、マツダ初となるピュアEV。マツダの魂動デザインを進化させたモダンなエクステリアと、RX-8にも採用されていたフリースタイルドアが目をひきます。
ボディサイズはCX-30よりも少し全高が高めとなっていて取り回しの良いサイズ感。35.5kWhのバッテリーを搭載し、航続距離はフル充電で200kmと街乗りにぴったりな一台です。
インテリアはグレーやブラウンを使用した落ち着いた雰囲気。コンソール周りなどにヘリテージコルクを使用することで温かみのある風合いも感じられます。
BMW・iX3
BMW iX3は、2004年から販売されているSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のX3をピュアEVとしたモデル。BMWゼロ・エミッション・プラットフォームを採用しており、自動運転レベル4をクリアする先進技術が投入されています。
iX3のエクステリアはX3と似通っていますが、ブルーのフロントグリルやサイドスカート、ヘキサゴン型のヘッドライトなど、EVらしさを主張する専用デザインを採用。バッテリーは蓄電容量74kWhで、最大出力286 hp、最大トルク40.8kgmの電気モーターで、力強い走りを実現しています。
フィアット・500e
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500e ICONのサイドビュー -
500e ICONのリヤビュー
2020年3月4日、フィアットが500eのフルモデルチェンジを発表。新型フィアット500eはEVとして登場しました。
アースカラーの車体色が新鮮な新型フィアット500eは、従来モデルと同様フレンドリーな顔つき。先進運転システムや、セグメント初となるレベル2の自動運転機能、車載インフォテインメントシステム「Uconnect 5」を搭載します。
新型フィアット500eに標準装備される家庭用固定チャージングシステム「Easy Wallbox」では、出力7.4kWの場合は約6時間でフル充電が完了します。
ルノー・トゥインゴZ.E.
ルノー・トゥインゴZ.E.はトゥインゴのピュアEV版で、「Z.E.」は「ゼロ・エミッション」を意味します。今後ルノーのEVモデルにはトゥインゴZ.E.と同様にZ.E.がつけられます。
最大出力82hp、最大トルク16.3kgmのモーターを搭載し、最高速135km/h、0~50km/h加速は4秒で到達。バッテリー蓄電量は22kWhで、航続可能距離は最大250kmとなります。
フォルクスワーゲン・ID.3
フォルクスワーゲン・ID.3は2020年夏にヨーロッパ市場でデビュー予定の新型コンパクトEVです。
EV用のMEBプラットフォームを採用していて、車内には次世代ARヘッドアップディスプレイを搭載。45kWh(航続距離330km)、58kWh(航続距離420km)、77kWh(航続距離550km)の3種類からバッテリー容量をセレクト可能です。
ベースグレードはフォルクスワーゲン・ゴルフの「ライフ」グレードよりも安価な価格設定となっており、幅広いユーザーに受け入れられる一台となるでしょう。
フォルクスワーゲン・ID.4
ID.3に次いで2020年内に登場予定のフォルクスワーゲン・ID.4は、コンパクトSUVタイプの新型EV。最大航続距離は500kmに到達します。
EV用プラットフォーム「MEB」をベースとし、バッテリーを車両の中心にレイアウト。コンパクトな電気駆動テクノロジーで車内スペースを広く確保しています。
フルデジタルのコックピットは視認性に優れ、タッチ操作だけでなく音声操作にも対応しています。
メルセデスベンツ・EQV
2020年後半に市販化が予定されているメルセデスベンツEQVは、メルセデスベンツVクラスのEV版。EQブランドの第2弾モデルで、内外装ともにEVモデル専用のデザインが設定されています。
最大出力204hp、最大トルク36.9kgmのモーターを搭載し、蓄電容量100kWhのリチウムイオンバッテリーをフロア下部に備えることで、標準のVクラスと同様に広々とした室内空間を確保。一度の充電での最大航続距離は418kmで、バッテリーの80%の充電を約45分で完了します。
メルセデスベンツ・EQA
メルセデスベンツが2020年秋に発表予定のEQAは、「EQC」「EQV」に次ぐ新型EVの第3弾モデル。「EQ」ブランドは電動車に特化するメルセデスベンツのサブブランドです。
EQAは新型GLAをベースとしており、メルセデスベンツでは初となるフルEVの小型SUVとなります。
メルセデスベンツ・eVitoツアラー
90 kWhのバッテリーを搭載するメルセデスベンツ・eVitoツアラーは、最大航続可能距離421kmを達成する商用バンです。EVでありながらもガソリンモデルのVitoに匹敵する実用性を備え、エクステリアもほぼ同じデザインとなっています。
テスラ・モデルY
同社の「モデル3」をベースとした7人乗りクロスオーバーEVのテスラ・モデルY。最上グレードとなる「パフォーマンス」の場合、最高時速は241 km/h、0-100km/h加速時間は3.7秒、航続距離は480kmに到達します。デュアルモーターAWDを搭載し、雪道などの悪路走破性にも優れます。
キャビンには15インチのセンタータッチスクリーンやオールガラスルーフ、イマーシブサウンドシステムなどの多彩な装備を用意。ブラインドスポットモニターや緊急ブレーキ、衝突警告など、安全装備はクラス最高の安全性を誇ります。
また、バッテリー容量の270km走行分をおよそ15分で充電可能な「スーパーチャージャー」も利用できます。
テスラ・サイバートラック
テスラは2019年11月に電動ピックアップトラック「サイバートラック」を初公開しました。一目ではピックアップトラックであるとはわからない大胆なエクステリアが特徴で、2023年に生産開始、同年に北米から販売開始。
サイバートラックの電動パワートレインはシングルモーターRWD(航続距離250マイル)、デュアルモーターAWD(航続距離300マイル)、トライモーターAWD(航続距離500マイル)の3タイプがラインナップ。2024年日本でも公開されました。
プジョー・e-208
2020年第3四半期に導入が予定されているe-208は、コンパクトハッチバック208のEVモデル。牙のようなシグネチャーライトやブラックパーツを取り入れたスポーティーなエクステリアが特徴です。
50kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、最高出力136PS、最大トルク340Nmを発揮。大容量のバッテリーを積んでいるにもかかわらず、レイアウトを工夫し、居住性を犠牲にすることなく広々とした室内空間を確保しています。一度の充電での航続可能距離は最大340kmです。
シトロエン・アミ
シトロエン・アミはボディサイズが2,410mm×1,390mm×1,520mm、車両重量485kgと非常にコンパクトな2人乗り小型EV。2020年3月に受注をスタートし、6月頃に順次納車されます。
蓄電容量5.5 kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、フル充電で最大70kmまで航続可能です。
フランスでは、シトロエン・アミは1987年以降に生まれ、交通安全検定に合格した人であれば14歳から運転が可能。価格は6,000ユーロで、月額19.99ユーロでの長期レンタルや1分0.26ユーロでのカーシェアリングサービスも利用できます。
ミニ・MINIクーパーSE
MINIクーパーSEは2020年3月にヨーロッパ市場で発売された新型EVです。最大出力184hp、最大トルク27.5kgmの電気モーターを備え、0~100km/h加速7.3秒に到達。最高速度は150km/hです。
一度の充電で最大270kmの航続が可能で、航続距離を伸ばす「グリーン+モード」など4種類のドライブモードが用意されています。
MINIクーパーSEのコックピットにはEV専用デジタルディスプレイを用意。バッテリー情報やナビゲーション、外気温、交通標識認識、運転支援システムなど多彩な情報がわかりやすく表示されます。スマートフォンと連携できる「MINI コネクテッド」サービスにも対応しています。
アウディ・e-tron GT
アグレッシブなエクステリアが特徴の4ドアEVスポーツ「アウディ・e-tron GT」。ツインモーターの最大出力は590hpで、航続距離は最大で400kmに到達。0~100km/h加速はおよそ3.5秒、リミッター作動時での最高速度は240km/hです。
室内には先進感あふれるデジタルコックピットを採用しています。カーペットには使用済みの漁網を素材として使用するなど、スポーツカーでありながら環境にも配慮された一台であることが伺えます。荷室は最大で450L、ボンネット下には100Lの荷室容量を確保しています。
アウディ・e-tronスポーツバック
2020年春発売のアウディ・e-tronスポーツバックはアウディ・e-tronの派生モデルです。優美なクーペスタイルにスポーティネスな魅力がプラスされたエクステリアが特徴で、量産車では初採用となるデジタルマトリクスヘッドライトを装備します。
パワートレインはe-tronと共有し、ブーストモードでの最大出力は408hp、最大トルクは67.7kgm。0~100km/h加速は5.7秒に到達します。駆動方式は電動4WDクワトロで、一度の充電で最大446kmの航続が可能です。DC急速充電ではおよそ30分でバッテリーの8割を充電できます。
荷室スペースは通常時で615L、最大1655Lまで拡大可能と実用性にも優れています。
ボルボ・XC40 リチャージ
ベストセラーSUVのXC40をベースとしたボルボ・XC40 リチャージは、ボルボ初となる電気自動車です。ツインモーターの最大出力は408hp、航続可能距離は400km以上となっています。
XC40 リチャージのエクステリアはスカンジナビアンデザイン言語で機能美を表現。エンジン冷却が不要なためフロントはグリルレスとなり、すっきりとしたクリーンな顔つきです。ボンネット下には収納が用意されています。
車体色は新色「セージグリーンメタリック」を含んだ全8カラーがラインナップ。ブラックルーフは標準装備されます。
ポルシェ・タイカン
2019年11月に日本初公開されたピュアEVスポーツのポルシェ・タイカン。現在エントリーモデルの「タイカン4S」、「タイカンターボ」、「タイカンターボS」がラインナップしており、2020年には派生モデル「タイカン クロスツーリズモ」も登場。
タイカンターボSの場合、最大出力は560kW(761PS)、0~100km/h加速時間は2.8秒に到達。EVとポルシェデザインを融合した美しいエクステリアが目をひきます。キャビン内にはカーブした形状の16.8インチディスプレイやインフォテインメントシステム「ポルシェ コミュニケーション マネージメント」のための10.9インチディスプレイなどが用意されています。
キャデラック・リリック
キャデラックが2020年4月2日に初公開するCadillac Lyriq(キャデラック・リリック)はブランド初のEVモデルです。
リリックは新開発となるEV用プラットフォームを採用したEVクロスオーバーで、今後このプラットフォームはビュイックやGMC、シボレーなどのモデルにも導入していくとのこと。バッテリーも新開発された「Ultium(アルティウム)」と呼ばれるもので、車両に合わせた蓄電容量とレイアウトの最適化を可能としており、DC急速充電にも対応しています。
GMC・ハマーEV
2010年にブランドを廃止したハマーですが、GMCの電動ピックアップトラックとして復活を遂げ、2020年5月20日に初公開しました。
ハマーEVは最大出力1,000hp、最大トルク1,590kgmを発揮するモーターを搭載し、0~96km/h加速は3秒に到達。タイヤサイズは迫力のある35インチで販売価格は約1,200万円から。GMのある米国ミシガン州デトロイトのハムトラミック工場で生産が行われます。
2024年発売予定のハマーEV SUVは830馬力のトリプルモーターを搭載するモンスターSUVで、同時に発売するハマーEV ピックアップトラックの両方に青い惑星をイメージした特別限定モデルのオメガエディションを設定します。
マイクロモビリティシステム・Microlino 2.0
Microlino 2.0はスイスのEVメーカーであるマイクロモビリティシステムが発表した超小型EV。
イタリアのメーカーIso(イソ)が製造していた「イセッタ」をモチーフとしたキュートなエクステリアが特徴です。
通常の車両の1/3程度のスペースがあれば駐車が可能で、家庭用コンセントの場合4時間でフル充電が完了します。荷室容量は220Lと、コンパクトにもかかわらず十分な積載性を備えた一台となっています。
ロータス・エヴァイヤ
ロータス・エヴァイヤは「真のロータス」を目指したフルEVのハイパーカーで、2019年7月16日にイギリスでワールドプレミアされました。
130台限定で生産されていますが、2020年生産予定のエヴァイヤは既に完売済み。超音速機からインスパイアされたフルカーボンのエクステリアが目をひきます。
最高出力は2000PS、最大トルクは1700Nmを発生。リチウムイオンバッテリー容量は2000kWです。最高速は320km/hに到達し、0-100km/h加速は3秒以下、0-300km/h加速9秒以下という驚異のパフォーマンスを発揮します。
マセラティ・新型スーパーカー
2020年、マセラティは新型スーパーカーの生産をモデナ工場で開始します。本モデルは「グランカブリオ」と「グラントゥーリズモ」の後継にあたる新型EVスポーツカーで、発売時期は2020年5月を予定。マセラティ車の高い走行性能や快適性に加えて、マセラティが調律するEVサウンドを備えます。
フォード・マスタング マッハE
マスタング マッハEはフォードが製造・販売する高性能な電動SUVです。2020年後半に発売されますが、既に予約をスタートして3ヶ月で全米からの受注を獲得するほどの人気ぶりを誇っています。
標準仕様のモーターは最大出力332hp、最大トルク57.6kgmを発生しますが、高性能グレードの「GT」と「GTパフォーマンスエディション」では最大出力459hp、最大トルク84.6kgmにまで引き上げられています。加速性能にも長けており、GTでは0~96km/h加速を4秒以下、GTパフォーマンスエディションでは3.5秒以下となります。
オペル・コルサe
オペル・コルサeは2019年に登場した6代目コルサのEVバージョンです。オペルは2020年2月に日本市場での復活を発表しており、近い将来コルサeについても日本市場に投入される見込みです。一度の充電による航続可能距離は最大337kmで、30分以内で80%の充電が完了します。
欧州市場でラインナップしているのは「エディション」「エレガンス」「ビジネスエディション」の3モデル。先進運転支援システム(ADAS)や小型車初となるIntelliLuxLEDマトリックスライト、スマートフォン専用アプリ「myOpel」と連携して充電時間の設定・確認や空調をコントロールできる最新のオペル・コネクトサービスなどを搭載します。
ポールスター・ポールスター2
ポールスター2は、ボルボ傘下のメーカーであるポールスターが開発するミッドサイズの5ドアファストバックEV。生産をスタートしたことが2020年3月24日にアナウンスされており、2020年からヨーロッパを筆頭に北米、中国にも順次デリバリーを開始。なお、オーダーはインターネットでのみ受け付けます。
搭載されるバッテリーの容量は78kWhで、一度の充電で航続可能な距離は最大500km。0~100km/h加速は5秒以下で、最大出力408hp、最大トルク67.3kgmを発揮し、さらにコンパクトEVセグメント随一となる1,500kgの牽引力も有します。
フロントに35L、リアに405Lと荷室容量が十分に確保されており、走りを楽しむのはもちろん、実用性にも長けた電気自動車に仕上がっています。
キャビンにはGoogleのAndroidを組み込んだインフォテインメントシステムを搭載。Google Play ストアやGoogleアシスタント、Googleマップなどのサービスを利用可能となっています。
グンペルト・ナタリー
グンペルト・ナタリーは、アウディスポーツのトップディレクターだったローランド・グンペルトが中国のアイウェイズ社と設立した「グンペルト・アイウェルズ」によって開発された新型EVスーパーカーです。限定500台で生産されます。
ナタリーにはメタノール燃料電池によるハイブリッドシステムを導入し、最高出力536ps、最大トルク989Nmを発生。最大航続距離は時速121km/h走行で821km、エコモードの場合は1,199kmで、0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は306km/hというハイスペックな一台です。
新型EVはこれからも進化を続けていく!
各車メーカーがEV化に力を入れている昨今、さまざまなタイプの新型EVが登場しています。ガソリン車に負けないパワフルな加速性や、独自のバッテリーレイアウトで居住性を確保したりと、年々スペックやデザインについてもブラッシュアップされています。自動運転技術も向上しており、今後もさらに快適かつ安全性の高い新型EV車の登場が期待できるでしょう。
車名 | 新車価格 |
---|---|
ホンダ Honda e | 4,950,000円~ |
ホンダとGMの共同開発EV | – |
日産 アリア | 5,390,000円~ |
トヨタ C+pod | 1,665,000円~ |
トヨタ bZ4X/スバル ソルテラ(SOLTERRA) | bZ4X:6,000,000円~/ソルテラ:5,940,000円~ |
レクサス UX300e | 6,300,000円~ |
マツダ MX-30 | 4,510,000円~ |
BMW iX3 | 9,220,000円~ |
フィアット 500e | 4,730,000円~ |
ルノー トゥインゴZE | – |
フォルクスワーゲン ID.3 | – |
フォルクスワーゲン ID.4 | 5,142,000円~ |
メルセデスベンツ EQA | 7,820,000円~ |
メルセデスベンツ eVitoツアラー | – |
テスラ モデルY | 5,871,600円~ |
テスラ サイバートラック | 4,300,000円前後~ |
プジョー e-208 | 4,694,000円~ |
シトロエン アミ | 708,000円前後~ |
ミニ MINIクーパーSE | 3,200,000円前後~ |
アウディ e-tron GT | 14,940,000円~ |
アウディ e-tron スポーツバック | 13,170,000円~ |
ボルボ XC40 リチャージ | 6,790,000円~ |
ポルシェ タイカン | 12,260,000円~ |
キャデラック リリック | 3,920,000円前後~ |
GMC ハマーEV | – |
マイクロモビリティ Microlino 2.0 | 1,420,000円前後~ |
ロータス エヴァイヤ | 258,800,000円~ |
マセラティ 新型スーパーカー | – |
フォード マスタング マッハE | – |
オペル コルサe | 3,520,000円前後~ |
ポールスター2 | 6,900,000円前後~ |
グンペルト ナタリー | – |