フィアット500(チンクェチェント)の内外装デザイン・基本スペック
フィアット500(チンクェチェント)はイタリアのフィアットが販売している人気のロングセラーモデルです。3ドアハッチバックの現行型は2007年に登場し、「500 1.2 Pop」「500 TwinAir Pop」「500 TwinAir Lounge」の3グレード構成となっています。2019年11月には、国内での累計輸入台数が50,000台を突破。短いスパンで限定車も数多く発売されており、老若男女問わず世界中に根強いファンがいる輸入車のひとつです。
フィアット500のエンジンなどの基本スペックのほか、エクステリアやインテリア、安全性能、プレミアム感あふれる特別仕様車も紹介。
フィアット500と500CのTwinAirエンジンの生産終了を発表
フィアット500と500Cに搭載するTwinAirエンジンについて、2023年10月末で生産終了することを発表。TwinAirエンジンは2010年の発表から12年間搭載されフィアットブランドの代名詞として知られていました。
500と500Cの該当モデルは500 TwinAir Cult、500 TwinAir Dolcevita、500 Dolce Bianco、500C TwinAir Dolcevitaの4モデルです。
フィアット「500X」(チンクエチェントエックス)がカブリオレ仕様を2022年8月27日から限定100台で販売
フィアット 500X Infinito(カブリオレ)
フィアットはコンパクトSUV「500X」(チンクエチェントエックス)にルーフの開閉がワンタッチのカブリオレモデルのInfinito(インフィニート)を設定し限定販売を開始しました。
ルーフは電動開閉式のソフトトップタイプでワンタッチで屋根の開閉が可能です。
ソフトトップ部分のカラーは青色をしており、500X Infinitoのボディカラーであるジェラートホワイトとバランスが取れた配色となっています。
500X Infinitoは装備も充実
500X Infinitoは500X Crossがベースとなっているため、基本装備が充実しており、ブラックレザーのシートにシートヒーターやアダプティブクルーズコントロール、7インチディスプレイのタッチパネルなど高機能です。
500X Infinitoの発売日は2022年8月27日発売で、価格は3,980,000円から、販売台数は限定100台の販売。
フィアット500に限定車のドルチェヴィータを設定
「甘い生活」をコンセプトにしたフィアット500の限定車ドルチェヴィータ
フィアット500に175台、フィアット500Cに100台の限定モデル、ドルチェヴィータを設定して2020年12月12日に発売開始します。
ドルチェヴィータはイタリア語で甘い生活を意味する言葉で、ボサノヴァホワイトのボディカラーと、レッドのラインがコンセプトを表現しています。
インテリアはアイボリーを基調としながら、インパネにはナチュラルウッドを採用するなど、上品な雰囲気を表現しています。販売価格は500 ドルチェヴィータが2,650,000円、500C ドルチェヴィータが2,890,000円になっています。
新型フィアット500Xのグレードにアクティブスタイルの500Xスポーツを新たに設定
フィアット500Xスポーツは専用装備満載の特別なグレード
フィアット500の派生モデル、500Xに新たグレード「500Xスポーツ」が2020年8月22日に発売。フロントバンパーやサイドスカート、リアバンパーなどは全て専用のパーツで構成された特別なモデルです。
19インチ10スポークタイプのアルミホイールを標準装備して、スポーティーで迫力のあるグレードです。
アルカンターラレザーのステアリングやメーターフードなど、レーシングモデルを彷彿とさせるインテリアも魅力です。シート高を低く設定したブラックレザーシートと、専用チューンの足回りで運転の楽しさを感じられます。
フィアット500Xスポーツの販売価格は3,440,000円で、現在販売している500Xと500Xクロスも継続して販売します。
FCA初のEVモデル新型フィアット500がワールドプレミア!
- 新型500 オーシャングリーン
- 新型500 セレスティアルブルー
- 新型500 ミネラルグレー
FCAは2020年3月4日、FCA初となる電気自動車の新型500をワールドプレミアしました。ヨーロッパではオンライン予約をスタートし、価格はla Primaコンバーチブルで3万7900ユーロに設定。
500 B.500 MAI TROPPO by ブルガリのエクステリア
Fiat 500 Kartellのエクステリア
Fiat 500 Giorgio Armaniのエクステリア
また、標準モデルのほか、ブルガリやカルテル、ジョルジオ・アルマーニといったイタリア企業とコラボしたワンオフモデルも公開されています。この3台はチャリティ目的でオークションへ出品され、収益はレオナルド・ディカプリオが設立したNPO「Earth Alliance」に寄付されます。
今回のフルモデルチェンジで第3世代を迎える新型500は、最大航続距離320km、0-100km/h加速9.0秒、0-50km/h加速3.1秒に到達。最高速はリミッター作動時で150km/hとなります。ボディサイズは従来から全長と全幅が60mm、ホイールベースが20mm延長されています。
最新型のインフォテインメントシステム「UConnect 5」や、レベル2の自動運転機能も用意されています。
フィアット500の新型モデルのティーザー画像が公開!
近日公開予定の新型フィアット500のティザーイメージ
2020年3月2日、FCAはティーザーイメージとともに、新型フィアット500の登場を予告しました。画像からは500のフロントマスクが確認でき、現行からのキープコンセプトとしていることがわかります。次期500ではFCA初のEVモデルとなることが明らかとなっており、近日中に公開されると予想できます。
フィアット500に限定車「500 / 500C Mimosa(ミモザ)」がラインナップ
フィアット500 Mimosaのエクステリア
500C Mimosaのリアデザイン
フィアット500とフィアット500Cの2モデルに、限定モデルとして「ミモザ」が登場しました。発売日は2020年3月7日から、380台限定(500:300台/500C:80台)で販売されます。価格はフィアット500ミモザが2,080,000円、500Cミモザが2,740,000円です。
ベース車は500 / 500C 1.2 Popで、1,240ccの直列4気筒エンジンにATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)を組み合わせます。
限定モデルのミモザは、車名の通り色鮮やかなミモザの花にインスパイアされた一台で、専用ボディカラー「ハッピーイエロー」を採用。500Cのソフトトップはアイボリーカラーとなっています。
フィアット500ミモザのインテリア
ボディカラーに合わせたハッピーイエローのインパネが目をひくミモザのコックピット。シートは500らしいタータンチェックデザインが採用されています。
フィアット500に日本とイタリアの文化を融合した限定車「Super Pop Giappone」が登場!
500 Super Pop Giappone(チンクエチェント スーパーポップ ジャポーネ)のエクステリア
FCAジャパン株式会社は2020年2月15日より「500 1.2 Pop」をベースとしたフィアット500の限定車「Super Pop Giappone(スーパーポップ・ジャポーネ)」を発売します。
ボディカラーは「ボサノバ・ホワイト(120台)」「パソドブレ・レッド(40台)」「ミント・グリーン(40台)」の3色が設定され、価格は税込み1,890,000円です。
内外装に貼られた専用ステッカーがポイントのSuper Pop Giappone
「日本とイタリアの融合」「フィアットとお客様をつなぐ」というコンセプトで開発されたSuper Pop Giappone。トリコローレカラーの水引デザインがおしゃれなステッカーがフロントフェンダーや車内のインストルメントパネルに装着されています。
フィアット500/500Cに上質な特別仕様車「イレジスティービレ」が登場!
フィアット500/500Cの限定モデル「イレジスティービレ」のエクステリア
FCAジャパン株式会社が、フィアット500/500Cの限定モデル「Irresistibile(イレジスティービレ)」を2019年11月30日から260台限定で販売することがわかりました。パワートレインは最高出力63kW(85ps)/5,500rpmを発揮するTwinAirエンジン搭載で、低燃費とキビキビとした走りを両立。500レジスティービレ(185台)は279万円、500C イレジスティービレ(75台)は299万円です。
16インチのXデザインアルミホイール
車名につけられた“Irresistibile”は”抗えない”という意味を持つイタリア語。甘すぎないピンググレーのボディカラーはイレジスティービレだけの専用カラーです(500C Irresistibileのソフトトップカラーはブラック)。
ドアハンドルやウィンドウボトム、リヤバンパーなどに上質なクロームパーツをあしらい、その名の通り抗えないほどの美しさを表現しています。ポリッシュのアルミホイールも、ピンクグレーの車体色によくマッチしています。
フィアット500/500Cイレジスティービレのシート・コックピット
シートはホワイトのキルティングを採用
ファブリックとテクノレザーを採用したフィアット500/500Cイレジスティービレのシート。インパネもアイスカラーで統一し、気品あふれるスタイルに仕上がっています。コックピットに設置される7インチタッチパネルモニターはApple Car PlayとAndroid Autoに対応します。車載オーディオにはBeats Audio プレミアムサウンドシステムを搭載し、リアルで臨場感のあるサウンドを乗員に届けます。
フィアット創業120周年を記念した限定車「120th Tuxedo(トゥウェンティース・タキシード)」が登場!
フィアット 500 120th Tuxedo(トゥウェンティース・タキシード)のエクステリア
2019年9月19日、フィアットはブランド創業120周年を祝した限定モデル第2弾として「120th Tuxedo(トゥウェンティース・タキシード)」を発売しました。500 120th Tuxedoは全国限定185台、500C 120th Tuxedoは全国限定100台となります。
ボディカラーは「タキシード」を思わせるアイスホワイトにブラックのルーフやサイドミラーを組み合わせたフォーマル感のある2トーンカラーを採用。
パワートレインは最高出力が51kW(69PS)/5500rpm、最大トルクが102Nm(10.4kgfm)/3000rpmを発揮する直列4気筒SOHC 1.2リッターエンジン。トランスミッションは5速ATです。
内外装ともにタキシード専用の特別装備が用意される
Beats Audio プレミアムサウンドシステムは500 120th Tuxedoにのみ装備される
120th Tuxedoには、ブロンズカラーのXデザインアルミホイールや120周年記念エクステリアバッジのほか、Tuxedo専用のインテリアが用意されています。
また、500 120th Tuxedoには高音質スピーカーを7基配置した「Beats Audio プレミアムサウンドシステム」が標準装備となります。
モデル | 500 120th Tuxedo | 500C 120th Tuxedo |
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全国メーカー希望小売価格(税抜) | 2,445,455円 | 2,627,273円 |
エンジン | 直列4気筒SOHC 1.2リッターエンジン | |
トランスミッション | 5速AT | |
最高出力 | 51kW(69PS)/5500rpm | |
最大トルク | 102Nm(10.4kgm) |
フィアット500ハッチバック/カブリオレがアメリカ市場で販売終了か
フィアット500ハッチバック/カブリオレの販売中止には500eの存在が影響か
フィアット500のハッチバックモデルとカブリオレ(オープン)モデルが、米国市場において販売を終了するとの情報があります。海外メディアサイトによればアバルト500についても同様で、ディーラーの在庫が売り切れた時点で販売を中止する見込みです。
同ブランドの人気かつ主要モデルであるにもかかわらず、この2モデルを販売終了させる意図は不明ですが、EVモデルの「500e」の売れ行きが好調であることが理由として考えられます。スイス・ジュネーブモーターショー2020では500eの後継モデルがお披露目される予定で、こちらのラインナップの動向も気になるところです。
フィアット500に創業120周年記念の限定車 「500 Super Pop Centoventi」が240台限定発売!
創業120周年を記念したフィアット500の特別仕様車「500 Super Pop Centoventi」が登場
FCAジャパン株式会社は2019年8月28日、フィアット創業120周年を記念した限定仕様車「500 Super Pop Centoventi(スーパーポップ・チェントヴェンティ)」を2019年9月7日より発売することを発表しました。
ベース車両は「1.2 Pop」で価格は1,840,000円。全国限定合計 240台で、ミントグリーンとパソドブレレッドを60台、ボサノバホワイトを120台販売します。
500 Super Pop Centoventiの特別装備として、フロントフェンダーとリアゲートには専用ステッカーを装着。ステッカーにはフィアットが120年前に発表した「3 1/2hp」が描かれており、フィアットが歩んできた長い歴史を実感させるエクステリアとなっています。
500 Super Pop Centoventiのインテリアは標準仕様と同様、ボディカラーと同色のインパネカラーが設定されています。シートも同じくアイボリーカラーのチェック柄を採用したレトロなデザインです。
全長 | 3,570mm |
---|---|
全幅 | 1,625mm |
全高 | 1,515mm |
ホイールベース | 2,300mm |
車両重量 | 990kg |
乗車定員 | 4名 |
エンジン | 直列4気筒 SOHC 8バルブ(可変バルブタイミング付) |
総排気量 | 1,240cc |
最高出力 | 51kW (69ps) / 5,500rpm |
最大トルク | 102Nm (10.4kgm) / 3,000rpm |
ラゲッジルーム容量 [後席バックレスト格納時] |
185mm[550mm] |
クラッチ形式 | 乾式単板ダイヤフラム(電子制御式油圧作動クラッチ) |
駆動方式 | FF |
トランスミッション形式 | ATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック) |
タイヤサイズ | 175/65R14 |
新型フィアット500のボディサイズやエンジンの詳細をチェック!
フィアット500は3,570mm×1,625mm×1,515mmのコンパクトなボディサイズとなっています。
エンジンは500 1.2 Popが直列4気筒 SOHC 8バルブ、500 ツインエアポップと500 ツインエアラウンジが直列2気筒8バルブマルチエア インタークーラー付ターボを搭載。トランスミッションにはデュアロジックのATモード付5速シーケンシャルを採用しています。
最高出力は500 1.2 Popが51 kW(69 ps)/ 5,500 rpm、500 TwinAir Popと500 TwinAir Loungeが63 kW(85 ps)/ 5,500 rpm。
最大トルクが500 1.2 Popでは102 Nm(10.4 kgm)/ 3,000 rpm、500 TwinAir Popと500 TwinAir Lounge では145 Nm(14.8 kgm)/ 1,900 rpmです。
グレード | 500 1.2 Pop | 500 TwinAir Pop | 500 TwinAir Lounge |
---|---|---|---|
全長 | 3,570mm | ||
全幅 | 1,625mm | ||
全高 | 1,515mm | ||
ホイールベース | 2,300mm | ||
車両重量 | 990kg | 1,010kg | 1,040kg |
エンジン | 直列4気筒 SOHC 8バルブ (可変バルブタイミング付) |
直列2気筒8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボ |
|
総排気量 | 1,240cc | 875cc | |
最高出力 〈kW(ps)/rpm〉 [EEC] |
51(69)/ 5,500 | 63(85)/ 5,500 ECOスイッチON時: 57(77)/ 5,500 |
|
最大トルク 〈Nm(kgm)/rpm〉 [EEC] |
102(10.4)/ 3,000 | 145(14.8)/ 1,900 ECOスイッチON時: 100(10.2)/ 2,000 |
|
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | ||
燃料タンク容量 | 35L | ||
ラゲッジルーム容量 [後席バックレスト格納時] |
185L [550L] | ||
駆動方式 | FF | ||
トランスミッション | ATモード付5速シーケンシャル (デュアロジック) |
||
タイヤサイズ | 175/65R14 | 185/55R15 | |
最小回転半径 | 4.7m | ||
燃料消費率 | 19.4km/ℓ | 24.0km/ℓ |
フィアット500のエクステリアはキュートなフロントマスクが特徴的!
見た瞬間にフィアット500とわかる特徴的なエクステリア
誰もが親しみを感じる可愛らしいエクステリアを持つフィアット500。丸みを帯びたボディラインにぬいぐるみのようなフロントマスクが周囲の視線を独占します。
ボディカラーは全4色で、ソリッドカラーの「ボサノバホワイト」、スペシャルソリッドの「パソドブレレッド」と「ミントグリーン」、三層仕上げのパールペイント「アイスホワイト」が展開しています。
- フィアット500 ボサノバホワイト
- フィアット500パソドブレ レッド
- フィアット500ミント グリーン
- フィアット500アイス ホワイト
現行型フィアット500のコックピットはレトロでおしゃれな空間!シームレスなインフォテインメントシステム「Uconnect」を備える
レトロ感漂うフィアット500のコックピットには先進装備も充実している
先進装備を導入しつつも、レトロな雰囲気が漂うフィアット500のコックピット。インストルメントパネルカラーはボディカラーに合わせた統一感のあるデザインです。
ダストポーレンフィルター付エアコンは、500 1.2 Popと500 TwinAir Popがマニュアルエアコン、500 TwinAir Loungeにオートエアコンが設定されています。
フィアット独自のインフォテインメントシステムの「Uconnect」は7インチタッチパネルモニター付きで、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しスマートフォンとの連携を強化しています。ナビゲーションや通話、オーディオなどの機能を、スマホを操作する感覚で利用することができます。
アイボリーカラーにチェック柄を合わせたフィアット500のシート
フィアット500のシートデザインは全グレードで統一されています。アイボリー×チェック柄の年齢層を問わず親しみやすいクラシカルデザインです。運転席は高さ調整が可能となっており、最適なドライビングポジションを確保できます。
フィアット500は安全性能も高く安心してドライブが楽しめる
7つのエアバッグを標準装備するのはクラス史上初
新型フィアット500は安全装備も充実しています。クラス史上初となる7つのエアバッグを備えるほか、以下のセーフティ機能を全車標準装備します。
新型フィアット500の安全装備
- フィアット コードII(イモビライザー)
- ABS + EBD [アンチロック ブレーキシステム + エレクトロニック ブレーキフォース ディストリビューター]
- ESC[エレクトロニック スタビリティ コントロール]ASR [アンチ スリップ レギュレーション](OFFスイッチ付) HBA [ハイドローリック ブレーキ アシスト] HHS [ヒルホールドシステム] MSR [モーター シュレップ レグルング]
- 3点式シートベルト(前席、ダブルプリテンショナー+ロードリミッター付)
- 3点式シートベルト(後席)
- ISO FIX チャイルドシートアンカー(後席左右、3点固定式)
- シートベルトリマインダー(前席)
- アンチサブマリニングシート
- サイドインパクトビーム
- TPMS[タイヤ空気圧モニタリングシステム]
- ESS[ハザードランプ緊急制動表示機能]
- FPS[火災防止装置]
新型フィアット500S「マヌアーレ・ロッサ」は情熱的なパソドブレレッドのボディを持つ特別仕様車
フィアット500S「Manuale Rossa(マヌアーレ・ロッサ)」のエクステリア
特別仕様車のフィアット500S「Manuale Rossa(マヌアーレ・ロッサ)」は、フィアット500にマニュアルトランスミッションを採用したスポーティーモデルで、自分の手で車を操る楽しさを味わえる一台です。
- 500S専用のフロントバンパーとサテングレー仕上げアクセントライン
- サテングレー仕上げのテールゲートハンドル
- クローム仕上げのエキゾーストパイプフィニッシャー
- 500S専用の15インチアルミホイールと185/55R15タイヤ
- スポーティーなリアルーフスポイラー
フィアット500Sマヌアーレ・ロッサは専用の特別装備も充実しています。アクセントラインとテールゲートハンドルにはサテングレー、エキゾーストはクローム仕上げとなっており、スポーティネスで精悍なスタイルを強調しています。
500Sマヌアーレロッソのインテリアデザイン
500S専用デザインのファブリックシートは、ボディカラーの赤に映えるホワイト×ブラックの組み合わせです。
コックピット・インパネ周りには黒のインテリアカラーを採用。ステアリングホイールは本革仕様で、シフトノブは500S専用デザインとなっています。
全長 | 3,610mm |
---|---|
全幅 | 1,625mm |
全高 | 1,515mm |
ホイールベース | 2,300mm |
車両重量 | 1,010kg |
乗車定員 | 4名 |
エンジン | 直列2気筒8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボ |
最高出力 〈kW(ps)/rpm〉 |
63(85) / 5,500 ECOスイッチON時: 57(77) / 5,500 |
最大トルク 〈Nm(kgm)/rpm〉 [EEC] |
145(14.8) / 1,900 ECOスイッチON時: 100(10.2) / 2,000 |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料タンク容量 | 35L |
ラゲッジルーム容量 [後席バックレスト格納時] |
185L[550L] |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 5速マニュアル |
最小回転半径 | 4.7m |
タイヤサイズ | 185/55R15 |
燃料消費率 | 26.6km/ℓ |
長い歴史を持つフィアット500のモデルチェンジ遍歴
フィアット500はイタリアのフィアットが製造・販売しているモデルです。「フィアット・500」としては2007年から生産されていて、2代目のNUOVA500の発売50周年を記念して新型500としてイタリアで発表されました。フィアット500の起源となる、「トポリーノ」と呼ばれた初代から振り返っていきます。
フィアット500 初代/1936年~1955年
フィアット500の初代と呼べる1936年に2人乗りの500Aと、500B、500Cが該当します。ハツカネズミという意味の「トポリーノ」の愛称で親しまれ、60万台が生産され、当時のイタリア大衆から歓迎されました。シトロエンから4ドア4人乗りが登場し、それまで好調だった販売数が落ち込んでしまいます。
フィアット500 2代目/1957年~1975年
2代目となるフィアットはNUOVA500と呼ばれていましたが、厳密には初代モデルの後継車種ではなく、新規設計されたモデルで、4人乗りとなっています。ルパン三世の愛車や劇場版カリオストロの城でも登場し、日本での認知度が高いモデルです。
フィアット500 3代目/2007年~
2007年、2代目NUOVA500の発売50周年を記念して、デザインを一新。大幅に排気量がアップされた新型500が3月にイタリアやヨーロッパ各国で発売されました。日本仕様は翌年2008年3月に発売になっています。グレードは通常モデルの他に、アバルト595、カブリオレの500Cが用意され、フィアット500は世界的に大ヒットするモデルとなります。
2010年7月、2気筒SOHC8バルブガソリンエンジン「Twin Air」を追加。日本への導入は翌年3月。日本国内での販売登録台数10,000台を突破。6月に特別仕様車「500 POP BI」「500C POP BI」を発売。
2012年3月、日本で限定50台の「アバルト695トリブートフェラーリ トリブート アル ジャポーネ」を発売。この他にも数多くの特別仕様車が登場し、日本への割り当てもあり、人気を博します。限定50台の「500 PINK!」、ファッションブランドディーゼルとのコラボパッケージ、150台限定の「500 by DIESEL」、150台限定の「500C VINTAGE」、150台限定の「500 GUACAMOLE」や「500 by Gucci」「500C by Gucci」「500 Giardinetta」「500 Pastello」「500 ‘O Sole Mio」など、まだまだ多くの特別仕様車が発売されました。
近年では2023年に限定車「500/500C Sempreverde」、「Super Pop Italia」が限定発売されています。
フィアット500 4代目/2020年~
2020年、フィアットシリーズ初となる電気自動車「500e」をヨーロッパで販売開始。2022年6月には日本での販売も開始されました。
フィアット500のモデル | 販売年表 |
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初代 | 1936年~1955年 |
2代目 | 1957年~1975年 |
3代目 Type312 | 2007年~ |
4代目 | 2020年~ |
フィアット500は可愛いだけじゃない様々な可能性を秘めた一台!
フィアット500(チンクエチェント)の大きな魅力といえば親しみやすいエクステリア・インテリアスタイルをイメージする方は多いですが、走行性能・安全性能など、あらゆる面において進化を遂げているのも事実です。スマートフォンと連携可能なコネクティビティシステムを搭載したことで、フィアット500とのカーライフがより豊かなものとなりました。
また、特別仕様車も多数販売しているフィアット500。古参ファンにも新規ユーザーにも愛される人気車として、今後も多くのユーザーの生活を支え続けるでしょう。