プジョー208は2019年にフルモデルチェンジ 2023年の改良を経て現在も販売中
プジョーのラインナップの中でも1番小さなコンパクトモデルである208が、2019年にフルモデルチェンジを行いました。2代目はジュネーブモーターショー2019で世界初披露され、同年10月にフランスで発売。日本市場には2020年7月2日に上陸しています。
エクステリアは新型508に似たフロントマスクに黒いフェンダーアーチモールを装備した力強いデザイン。プラットフォームもPF1からCMPへ切り替えられ、軽量化と燃費向上が図られました。
「e-208」という初の電気自動車も導入されました。50kWhのバッテリーを搭載し、日本仕様の一充電走行距離はWLTCモードで395km。出力は136PS、トルクは26.5kgm、0-100km/h加速は8.1秒というスペックです。
2代目208は2023年7月にマイナーチェンジを受け、日本では2024年10月24日に改良型が発売されました。2025年10月には48Vマイルドハイブリッドの「208 GT Hybrid」が加わり、欧州では高性能版「e-208 GTi」も復活しています。プジョー208はどのようなモデルなのか、直近の動きから当時のエクステリアやインテリア、パワートレインまで順にチェックしていきましょう。
モーターショーで展示されていたプジョー e-208
プジョー e-208
プジョー e-208
プジョー e-208
「e-208 GTi」が282psで復活 2026年に受注開始
208にGTiのバッジが戻ってきました。プジョーは2025年6月13日、ル・マン24時間レースの会場で高性能EV「e-208 GTi」を発表。2026年6月には量産モデルが公開されています。GTiの名は2021年に308 GTiの販売が終わって以来、市販車では使われていませんでした。
ベースは標準のe-208で、プジョー・スポールが大幅に手を入れました。要となるのはアルファ・ロメオ・ジュニア・ヴェローチェから移されたフロントモーターで、機械式リミテッド・スリップ・デファレンシャルと組み合わせられます。量産モデルの最高出力は282ps、最大トルクは35.1kg-m。標準のe-208(欧州仕様156ps)を大きく上回る数値です。0-100km/h加速は5.5秒、バッテリー容量は54kWhで航続距離は最大375kmとされています。
足回りは強化サスペンションと大径ブレーキ、18インチホイールを備え、外観にはブラックのホイールやドアミラー、リアスポイラーが与えられました。フランスでの価格は4万2900ユーロから。受注はすでに始まっており、納車は2026年末からの見込みです。日本への導入については、2026年時点で発表されていません。
次期208はEV専用モデルになる見込み
3代目208については、ステランティスの次世代プラットフォーム「STLA Small」をグループで初めて採用する見込みです。STLA Smallは現行の208/e-208や2008、オペル・コルサが使うCMP/e-CMPの後継にあたり、AセグメントからCセグメントまでのモデルに展開される計画です。208が一番手に選ばれたのは、グループ内での販売規模が大きいためとみられます。実際、2025年上半期の欧州における208の販売台数は10万9146台で、ルノー・クリオとダチア・サンデロに次ぐ水準でした。
新プラットフォームはハイブリッドにも対応しますが、次期208はEV専用として売られる方向とみられます。バッテリー容量は37kWhから82kWhまでの幅が想定されています。注目されるのは操作系で、ステランティスの量産車として初めてステアバイワイヤを採用し、四角いヨーク型ステアリング「Hypersquare」を組み合わせる見込みです。メーターをステアリング上方に配する最新のi-Cockpitと組み合わされ、生産をスペインのサラゴサで共有する次期オペル・コルサにも展開される見通しです。
プジョーの担当者は、今後GTiバッジをガソリン車に使う予定はないと語っています。フランス国内の排出ガス規制で高性能ガソリン車のCO2課徴金が最大7万ユーロに達し、現実的な商品にならないためという説明です。次期208にもホットハッチ版が用意される場合、EV専用となる公算が大きいといえます。
2025年10月30日 日本に「208 GT Hybrid」が登場
ステランティスジャパンは2025年10月30日、208に最新のハイブリッドパワートレインを搭載した「PEUGEOT 208 GT Hybrid」を発売しました。メーカー希望小売価格は3,890,000円(税込)です。
搭載されるのは、最新世代の1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンと、電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステム。システム合計出力は110PSで、軽量なボディに合わせた出力設定とされています。モーターのアシストにより発進停止時の振動が抑えられ、低速からの力強いトルクが得られるほか、走行状況に応じて約30km/hまで電動モーターのみで走行できます。燃費はWLTCモードで22.4km/Lです。
これにより日本の208は、1.2Lガソリンターボ、48Vマイルドハイブリッド、そしてEVのe-208という3本立てになりました。e-208 GTのメーカー希望小売価格は5,124,000円からで、一充電走行距離はWLTCモードで395kmです。なお2026年1月1日からは、円安による製造・輸送コスト高騰への対応として「経済変動加算額」18万円(税込)が価格に加算されています。
2024年10月24日 日本でマイナーチェンジモデルが発売
2代目208は2023年7月にマイナーチェンジを受け、ステランティスジャパンは2024年10月24日に改良型を日本で発売しました。
エクステリアはフレームレスグリルにボディ同色の模様を施したうえで、新世代のブランドロゴを装着。フロントサイドのライトが新たに3本線となり、ヘッドライト内部のデザインも変わりました。リアはリアランプを水平基調の3本線デザインとし、新デザインの「PEUGEOT」レタリングロゴを採用。アルミホイールのデザインも一新されています。
インテリアではタッチスクリーンが従来の7インチから10インチへ大型化され、USBポート(タイプC)や高解像度のパークアシストカメラが加わりました。GTにはワイヤレススマートフォンチャージャー(15W)が備わります。パワートレインは従来どおり、最高出力74kW(100PS)・最大トルク205N・mの1.2Lガソリンターボと8ATの組み合わせです。ボディカラーには新色の「アゲダイエロー」が加わり、「ヴァーティゴブルー」「ビアンカホワイト」とあわせた構成となりました。
マイナーチェンジに先立つ2023年8月26日には、上質な装備を与えた特別仕様車「208 GT Premium Edition」が200台限定で発売されています。コンパクトSUVの2008にも同時に設定されました。
プジョー新型208と新型e-208がPEUGEOT SHOW 2019で初公開 日本発売は2020年7月2日
プジョー208のエクステリア
プジョーe-208のエクステリア
モデルチェンジした208/e-208は、プジョー独自のイベント「PEUGEOT SHOW 2019 -UNBORING THE FUTURE-」でジャパンプレミアされました。
正式導入前の先行公開だったため、車両価格は4,694,000円からという参考値が示され、ボディサイズは全長4,055mm×全幅1,745mm×全高1,430mmと発表されています。
50kWhリチウムイオンバッテリー搭載で航続距離340km(WLTPモード)を達成。ウォールボックス型の普通充電で9時間、コンセント型の普通充電では18時間で充電完了となります。
新型プジョー208のコックピット
新型プジョーe-208の車載ディスプレイ
開催期間は2019年10月19日から26日まで、六本木ヒルズ 大屋根プラザやヒルズカフェスペースで行われました。208/e-208は2020年7月2日に日本市場へ導入され、イベントでは208のほか、日本初導入となるMPV「RIFTER(リフター)」も展示されています。
プジョー新型208は2019年10月にフランスで発売 初のEVもラインアップに加わる
2019年8月7日、プジョーは新型「208」を2020年初頭に欧州で発売開始すると正式に発表しました。実際にはフランスで2019年10月から販売が始まり、翌2020年3月には欧州カー・オブ・ザ・イヤー2020を受賞しています。改めて、当時公表されたエクステリアやインテリア、スペックの特徴をご紹介します。
プジョー新型208のエクステリア最大の特徴は「3つの爪」
2019年から販売を開始した新型プジョー208
リアのLEDライトにも「3つの爪」がデザインされている
プジョー新型208 GTラインのリア
「GT」「GTライン」は黒のホイールアーチが特徴
2代目208のエクステリアは、新型508から採用しているプジョーの最新デザイン言語によって制作されています。ヘッドライトやテールランプは「3つの爪」をイメージしており、フロントマスクにはシングルフレームグリルを採用しています。
上級グレードは、フルLEDヘッドライト、リアディフューザーのグロスブラック仕上げ、クロームのテールパイプなどの装備も可能です。
なお、エクステリアに関しては、モロッコで生産が開始された208の様子やエントリーモデルに関しての情報などもページ下部で解説しています。
初のEVモデル「e-208」はNEDC測定方式で航続距離450km
ジュネーブモーターショー2019でも話題を呼んだ208初のEVモデル「e-208」。当初は一充電当たりの航続可能距離はWLTPモード340kmと発表されていましたが、ヨーロッパで長く使われてきた計測方法NEDCでは最大450kmのカタログスペックとなっていました。日本仕様は現在、WLTCモードで395kmという値が公表されています。
エコ、ノーマル、スポーツの3種類のモードが存在し、スポーツモードでの0~100km/h加速は8.1秒。家庭用コンセントでの充電時間は約16時間、三相コンセントで約5時間、急速チャージャー(100kW)だと約30分で80%まで充電可能です。
208はガソリンとディーゼルエンジンの両方をラインアップ
2代目208は、EV以外にガソリンとディーゼルエンジンもラインアップしました。1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジン「ピュアテック」と、1.5L直4気筒ディーゼルエンジンです。
ただし日本に導入されたのはガソリンのみで、ディーゼルが正規導入されることはありませんでした。日本のラインアップはその後、2025年に48Vマイルドハイブリッドが加わる形で拡充されています。
208のインテリアは508と同じ「i-Cockpit」を採用
2代目208には、新型508と同じ新世代コクピット「i-Cockpit」が採用されました。運転に必要な情報を示すメーターはデジタル式、8速ATのシフトレバーはワンタッチ操作可能な電気式です。
また、ステアリングホイールのサイズを小さめにすることで、ドライバーの広い視界と足元のスペースを確保しているのも特徴です。
新型プジョー208のエントリーモデル”Like”には「牙」がない!その他上級グレードと異なる点は?
新型プジョー208 Likeは上位グレードとの違いが多々ある
2代目208のエントリーモデルであるLikeは、上級グレードとの違いが明快でした。Likeには牙モチーフのヘッドライトは採用されず、コスト削減により黒の樹脂カバーで覆われます。ドアハンドルも黒で塗装されており、足回りには15インチスチールホイールが標準装備となっています。
リアデザインについても、上級グレードはグロスブラックなのに対し、Likeはマットグレーで処理されます。
新型プジョー208 Likeのインテリアはあくまでシンプル。インパネ周りはアナログダイヤルを採用している
インテリアに関しては、アナログダイヤルのインパネを採用し、メッキ加工を省いた簡素なデザインです。フルデジタル化された上級グレードのコックピットと比べるとそのチープ感は否めませんが、プジョー独自の設計コンセプトである「iコックピット」はエントリーグレード「Like」にも取り入れられています。なお、このLikeは欧州向けのグレードで、日本には導入されていません。
プジョーのエントリーハッチバックモデル 208はモロッコの新工場で製造
モロッコの工場で生産開始されたプジョー新型「208」
プジョーの2代目「208」は、モロッコのケニトラにある新工場で製造が開始されました。この工場は生産能力が高く、約80カ国へ輸出される208の生産を担う重要拠点として位置づけられています。
モロッコの工場はプジョー新型「208」の高い品質を維持しつつ生産を継続する
モロッコ当局の新工場へのサポートもあり、良いパートナーシップが築かれました。高い品質を維持した208を製造するため、2年で4,500人の雇用を実現し、生産能力もモロッコ工場だけでラインを任されるという目標が掲げられています。
日本でのプジョー新型「208」の発売は2020年7月2日
プジョー208の日本での発売は2020年7月2日でした。発表前から問い合わせが多数入っていたモデルで、その期待どおり日本市場でも定着しています。
初代プジョー208に特別仕様車「ファンエディション」が登場!2019年5月23日から販売へ
プジョーのコンパクトカー208に特別仕様車「ファンエディション」が登場
初代208から特別仕様車「ファンエディション」が設定され、2019年5月23日より販売がスタートしました。
ボディカラーは「ファンエディション」専用カラーのプラチナグレーのほかに、ビアンカホワイト、リオハレッド、ダークブルーの4色を用意、1.2L3気筒ターボと6速ATを組み合わせた「208アリュール」を基本としたモデルです。
新世代コックピットの「i-Cockpit」を備え、特別装備としてフロントソナーやパークアシストも搭載し、運転のしやすさをより実感できるようになっています。
208はプジョーのコンパクトカーで、運転がしやすく、ドライビングの楽しさを充実させた1台です。販売価格は2,390,000円、パノラミックガラスルーフ付きタイプが2,490,000円でした。
新型プジョー208のエクステリアは新しい508に寄せたデザインでヘッドライト下のLEDアクセントも加えられている
新しいプジョー208はライオンの爪をイメージしたヘッドライトデザインやフロントマスクにアクセントが加えられている
2代目プジョー208はコンパクトボディのBセグメントサイズは変わりませんが、ボディサイズは先代から拡大しました。実際のボディサイズは全長4,055mm・全幅1,745mm・全高1,430mmで、日本では3ナンバー登録となります。
| 2代目 | 初代 | |
|---|---|---|
| 全長 | 4,055mm | 3,962mm |
| 全幅 | 1,745mm | 1,739mm |
| 全高 | 1,430mm | 1,460~1,470mm |
初代のボディサイズは全長4メーター以下でしたが、2代目では4,055mmとなりました。全幅も少しだけ拡大して1,745mmに、全高は逆に低くなっています。先代モデルより大きく変わったのはライオンの爪を表現しているライトで、ヘッドライト横に短いのが3本、その下に長い爪が1本入っています。
新型プジョー208のサイドビューはスタンダードなハッチバックスタイルで、フェンダー付近にはモールが設置されている
2代目プジョー208は5ドアハッチバックのボディタイプで、先代の208と変わりません。ホイール周りには、黒いフェンダーアーチモールが装着されていてタイヤ周りがとても大きく見えます。テールレンズもサイドに周りこんだデザインになっていて、スモークテールのように見えます。
リアデザインも新型508と似たデザインになっていて3本爪のテールランプが両端に見える
208のリアデザインは、508のようにファストバックスタイルではなく、ハッチが切り立ったハッチバックスタイルになっています。ナンバープレート付近には黒いガーニッシュが装着されていてスポーティな見た目になっています。
新しいプジョー208のインテリアには3D i-Cockpitが採用されモニターが大型化されるなどの改良が行われている
新型208のコックピットは508と似たデザインの3D i-Cockpitが採用されている
2代目プジョー208のインテリアはブラック基調の落ち着いたデザインになっていて、508と同様にi-Cockpitが採用されています。メーターはデジタルとなり、センターコンソールのモニターは当初7インチでしたが、2024年のマイナーチェンジで10インチへ大型化されました。
地図を用いたナビはもちろんのこと、Apple CarPlayやAndroid Autoを使ったミラーリングや操作が可能です。シフトノブもスタイリッシュなデザインになっていて、標準的なストレートやゲート式しか知らない人にはとっさに動かせず、もし盗難に遭いそうになっても予防になると考えます。
ほかにも、安全装備がバッチリ装着されていて、ストップ&ゴー機能を搭載したアダプティブクルーズコントロールやレーン中央をキープするレーンセンタリングなどが搭載されています。
208に搭載されている安全装備
- アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー)
- レーンセンタリング
- フルパーキングアシスト
- レーンキーピングアシスト
- ドライバーアテンションモニタリング
- ブラインドスポットモニタリングなど
プジョー208のパワートレインは直3の1.2Lターボエンジンと直4の1.5Lディーゼルエンジンがラインナップ
2代目プジョー208のパワートレインは直列3気筒の1.2Lガソリンターボエンジンと、直列4気筒の1.5Lディーゼルが用意されました。直列3気筒ガソリンエンジンは75PS・100PS・130PSのバリエーションがあり、日本仕様には100PS(205N・m)が8速ATと組み合わせて搭載されています。
直列4気筒のディーゼルエンジンは100PSの出力を持ち、初代208には搭載されていませんでした。308や508にはラインナップしていたものの、208のディーゼルが日本へ正規導入されることはありませんでした。日本での選択肢は2025年10月に48Vマイルドハイブリッド(システム出力110PS)が加わり、ガソリン・マイルドハイブリッド・EVの3本立てとなっています。
2代目プジョー208のエンジンラインナップ
- ガソリン:75PS・100PS・130PSの3種類で5MT・6MT・8ATを搭載
- ディーゼル:100PSのみで6速マニュアルと組み合わせる(日本未導入)
- 48Vマイルドハイブリッド:システム出力110PSで6速DCTと組み合わせる
ガソリンやディーゼルのほかにも208にはEVモデルのe-208もラインナップ 日本仕様の航続距離は395km
デザインは208と同様だが助手席側Cピラーには「e」のエンブレムが見えていて、車名エンブレムもe-208となっている
プジョー208にはガソリンやディーゼルのほかにも、電気自動車であるe-208がラインナップしています。50kWhのバッテリーを搭載し、発表当時の航続可能距離は欧州WLTPモードで340km、日本仕様は現在WLTCモードで395kmとされています。モーターの出力は136PSですので加速も良く走ります。
| 最高出力 | 136PS(100kW) |
|---|---|
| 最大トルク | 260Nm |
| 0-100km/h加速 | 8.1秒 |
| モード | エコ・ノーマル・スポーツ |
| 充電時間 | 8時間(7.4kW) |
| 5時間15分(11kW) | |
| 30分(100kW・80%の再充電) |
7.4kWまたは11kWでは5時間~8時間ほど充電にかかりますが、100kWの急速充電では80パーセントまで30分で済みます。また、バッテリーの保証もあり8年後に電池容量の70パーセントを保持することを保証するとしています。日本におけるe-208 GTのメーカー希望小売価格は5,124,000円からです。
2代目プジョー208のお披露目はジュネーブモーターショー2019で行われ2019年10月から販売を開始
2代目プジョー208とe-208はジュネーブモーターショー2019で世界初披露された
2代目プジョー208と電気自動車のe-208は、2019年3月に行われたジュネーブモーターショーで世界初披露されました。フランスでの発売は同年10月からで、日本仕様のデリバリーは2020年7月2日に始まっています。
初代のプジョー208が199万円からだったのに対し、2代目の日本での価格は現在318万円から512万円ほど。当初の水準からは為替や装備の充実に伴って上昇しており、2026年1月1日には経済変動加算額18万円が導入されています。
Bセグメントの新しいプジョーの位置づけ「208」のモデルチェンジ遍歴
プジョー・208はフランスのプジョーが販売する乗用車で、キャッチフレーズは再生を意味する「RE-GENERATION」。プジョー・207の後継車として登場しました。初代のプラットフォームは207と同じPF1を採用しています。初代208では数多くの特別仕様車が登場しています。
プジョー・208 初代 A9型/2012年~2019年
日本では2012年11月より販売を開始。1.6L直列4気筒ターボエンジン+6速MTのスポーツグレード「GT」、1.6L直列4気筒NAエンジン+4速ATでベースグレードの「Premium」、同エンジンで上級仕様の「Cielo」のグレードの他、12月には1.2L直列3気筒NAエンジン+5速MTの「Allure」が追加になります。
2013年2月、限定120台で特別仕様車「Urban Vintage」を発売。5月に「GTi」と「XY」を新たに設定。
2014年、5ドアの「Premium」「Cielo」と、3ドアの「Allure」のエンジンを1.2L直列3気筒NAエンジン「Pure Tech」+5速セミAT「ETG5」に変更されました。同年4月、200台限定の特別仕様車「envy」を発売。同年6月、全仏オープンテニス協賛30周年記念の特別仕様車「ROLAND GARROS」を100台の限定発売。
2015年5月、限定50台で「205 GTi」発売30周年記念モデル「GTi 30th アニバーサリー」と、208台限定でエントリーモデル「Style」を発売。同年10月、マイナーチェンジを実施と共に、200台限定の特別仕様車「GT Line」を設定。
2016年6月、230台限定で「Style Plus」を発売。同年9月、240台限定の氷をイメージした特別仕様車「GT Line-ICE EDITION」を発売。
2017年4月、250台限定の「Allure Cielo Plus」を発売。同年7月、240台限定の特別仕様車「First Selection」を発売。
2018年4月、120台限定の特別仕様車「LEATHER EDITION」を発売。同年7月、400台限定の特別仕様車「TECH PACK EDITION」を発売。同年11月、特別仕様車「Signature」を発売。
2019年4月、「GT Line」の復活と共に、特別仕様車「GT Line Black Pack」を発売。同年5月、特別仕様車「Allure Fun Edition」を発売。
プジョー・208 2代目 P21型/2019年~
2019年10月、フランスにて2代目P21型が発売され、2020年3月、欧州カー・オブ・ザ・イヤー2020を受賞。
日本では「208」の「Style」「Allure」「GT Line」と、「e-208」では「Allure」「GT Line」が2020年7月2日に販売開始されました。
2021年、商品改良でガソリンエンジンの燃費が改善され、「GT Line」は「GT」へ名称変更。
2022年仕様変更。充電走行距離が延長されました。
2023年7月、マイナーチェンジをワールドプレミア。新世代ブランドロゴとフレームレスグリル、3本線のフロントサイドライトとリアランプを採用。同年8月26日には日本で特別仕様車「208 GT Premium Edition」を200台限定で発売。
2024年10月24日、日本でマイナーチェンジモデルを発売。タッチスクリーンを7インチから10インチへ大型化し、新色「アゲダイエロー」を追加。
2025年6月13日、ル・マン24時間の会場で高性能EV「e-208 GTi」を発表。同年10月30日には日本で「208 GT Hybrid」(389万円)を発売し、48Vマイルドハイブリッドが加わりました。
2026年1月1日、日本で経済変動加算額18万円を導入。同年6月にはe-208 GTiの量産モデルが公開され、受注が始まっています。
| プジョー208のモデル | 販売遍歴 |
|---|---|
| 初代 A9型 | 2012年~2019年 |
| 2代目 P21型 | 2019年~(2023年マイナーチェンジ) |
プジョー208はCMPプラットフォームで登場し、EVとマイルドハイブリッドまで広がった

プジョーのコンパクトモデルである208は、2019年3月のジュネーブモーターショー2019で2代目を発表しました。フロントマスクは508に似たデザインとなり、ライオンの爪をイメージしたヘッドライトとテールランプを装備しています。
プラットフォームは従来のPF1ではなく、新しいアーキテクチャのCMPを採用し、乗り心地や運動性能が引き上げられました。フェンダー周りには黒いモールが装着され、クロスオーバーの雰囲気もあり様々な表情を見せてくれます。
EVモデルの「e-208」も登場し、日本仕様の航続距離はWLTCモードで395km、最高出力は136PS・最大トルクは260Nmを発揮します。急速充電30分で80%までの容量を充電できますし、日本全国に普及しつつある充電設備でこまめに充電しながら走行すれば特に問題なく旅もできるでしょう。
日本での価格帯は318万円から512万円ほどで、2025年10月には48Vマイルドハイブリッドの「208 GT Hybrid」(389万円)が加わりました。ディーゼルは最後まで日本に導入されませんでしたが、電動化の側から選択肢が広がった形です。欧州では282psの「e-208 GTi」が復活し、3代目はEV専用として新プラットフォーム「STLA Small」を採用する見込みです。日本への展開がどうなるか、続報を待ちたいところです。
























