パッソは2023年に生産・販売を終了 4代目は登場せず後継は2026年7月時点も未発表
トヨタが販売していた最小サイズのコンパクトカー「パッソ」は、2023年9月下旬に生産を終え、同年10月29日をもって販売を終了しました。2016年4月に登場した3代目(M700A/M710A型)が最後の世代となり、期待されていた4代目へのフルモデルチェンジは行われないまま、初代誕生から約19年の歴史に幕を下ろしています。
兄弟車のダイハツ ブーンも2023年12月に生産・販売を終了し、Aセグメントのハッチバックというジャンル自体がトヨタ・ダイハツのラインアップから消えました。ここでは、パッソが終了に至るまでの経緯と最終モデルの中身、そして後継となるエントリーコンパクトの見通しまでを整理します。
パッソの後継となるエントリーコンパクトはトヨタ主導で開発中 車名は「スターレット」が有力
パッソとブーンが姿を消したことで、トヨタの登録車ラインアップはヤリスが最小となりました。ただし、この空席を埋める新型エントリーコンパクトの開発は進んでおり、3代目パッソのようにダイハツが開発から生産まで一貫して担当するのではなく、トヨタ主導で進められる方向とみられます。ダイハツの認証不正問題を経て小型車の開発体制が見直されたことが、その背景にあると考えられます。
車名には、1999年に販売を終えた往年のハッチバック「スターレット」が有力です。ボディサイズはパッソ/ブーンとほぼ同等に抑えられ、プラットフォームにはヤリスやアクアと共通のGA-Bが採用される見込みです。かつて4代目パッソへの採用が取り沙汰されたGA-Bは、車名を変えた後継で実現する形になります。
パワートレインは、ヤリスに搭載される1.0L直列3気筒(1KR-FE系)を改良したガソリンに加え、この1.0Lを発電に使うハイブリッドが主軸になるとみられます。ダイハツが手掛けたシリーズ方式のe-SMART HYBRIDを組み合わせる案も残っており、パッソに最後まで設定されなかった電動パワートレインが、後継では標準的な選択肢になる可能性があります。バッテリーEV仕様の検討も進んでいる模様です。
さらに、TOYOTA GAZOO Racingが開発を主導する「GRスターレット」の設定も濃厚です。1.3L直列3気筒ターボを搭載し、ラリー競技のベース車両としての活用まで見据えたモデルになるとみられます。パッソには最後までスポーツグレードが用意されませんでしたが、その役割は後継側で果たされる見通しです。
登場時期は2026年後半から2027年にかけてが有力です。ただし2026年7月時点で、トヨタから車名・仕様・発売時期のいずれについても正式な発表はありません。
2024年6月25日、国土交通省がパッソの基準適合を確認
ダイハツの認証不正を受けた検証作業は、すでに生産を終えた車種にも及びました。2024年6月25日、国土交通省は確認試験などの技術的な検証の結果、パッソ(DBA-M700A/DBA-M710A)と、搭載されていた1KR-FE型エンジンについて、道路運送車両法の基準に適合していることを公表しています。
この公表をもって、不正のあった全車種・全エンジンに対する基準適合性の技術的な検証は完了しました。最終的に基準不適合と判明したのは、グランマックス トラック(ダイハツ)、タウンエース トラック(トヨタ)、ボンゴ トラック(マツダ)の3車種のみで、パッソはこれに含まれていません。すでにパッソを保有しているユーザーが、安全基準の面で追加の対応を求められる事案ではないという結論になっています。
2023年12月にブーンも生産終了 認証不正の対象64車種にパッソも含まれる
パッソの生産終了から遅れること約3か月、ダイハツは2023年11月9日にブーンの生産終了を発表し、12月中旬に生産を、12月11日に販売をそれぞれ終了しました。2004年6月の初代発売から2023年11月末までの累計販売台数は9万5,570台です。Aセグメントのハッチバックが担ってきた「軽自動車の直上」という需要が、室内の広いトール/ルーミーなどのハイトワゴンへ移っていったことが、双子車そろっての退場につながりました。
さらに2023年12月20日、ダイハツの認証申請をめぐって新たに25の試験項目・174個の不正行為が判明したことが公表され、対象はすでに生産を終了したものを含めて64車種・3エンジンに拡大しました。パッソ(対象期間2016年4月〜2023年9月)とブーン(同2016年4月〜2023年12月)も対象に含まれ、両車が搭載していた1KR-FE型エンジンも生産終了エンジンとして名指しされています。パッソはこの時点ですでに販売を終えていたため出荷停止の対象にはなりませんでしたが、最後の世代の評価に影を落とす結果となりました。
パッソは2023年9月下旬に生産終了、10月29日で販売終了 エントリーの役割はヤリスへ
トヨタは2023年4月10日に「生産終了のお知らせ」を公表し、パッソの生産を2023年9月下旬で終えると告知しました。生産を担っていたのはダイハツで、そのラインが止まったのが9月下旬にあたります。終売の告知後は駆け込み需要で納期が延び、時期によっては4か月程度、店舗によっては受注そのものを打ち切るケースも出ていました。流通在庫の販売を経て、2023年10月29日に名実ともに販売を終了しています。
パッソは2016年から販売した3代目を最後に、2018年10月のマイナーチェンジ以降は大きな刷新が行われませんでした。予防安全装備もダイハツのスマートアシストⅢに依存しており、最新プラットフォームとToyota Safety Senseを備えるヤリスと比較されると分が悪くなっていきます。
価格面でも、当時のヤリスは1,470,000円から、パッソは1,275,000円からと差はおよそ20万円。装備と安全性能を織り込むとヤリスのコストパフォーマンスが際立つという評価が広がり、エントリーユーザーの多くがヤリスへ流れました。実質的な受け皿は、ハッチバックがヤリス、居住性重視の層はルーミーという形で二分され、パッソそのものの後継車は設定されていません。
最後の商品変更は2022年8月の価格改定 最終価格は1,275,000円から
3代目パッソにとって最後の変更となったのが、2022年8月の価格改定です。メーカー希望小売価格が見直され、価格帯は2021年4月時点の1,265,000円〜1,903,000円から、1,275,000円〜1,913,000円へと約1万円引き上げられました。
この改定は法規対応が中心で、内外装やパワートレインのブラッシュアップは伴っていません。大々的な発表も行われず、姉妹車のブーンも同時期に同額の改定を受けています。以後、生産終了までグレード構成も装備内容も据え置かれたため、2022年8月以降に生産された個体が最終仕様ということになります。
中古車市場では、2026年7月時点で3代目(2016年4月〜2023年10月生産モデル)の平均価格が約85万円台、価格帯はおおむね24万円〜179万円で推移しています。全国の掲載台数は2,300台を超えており、生産終了から3年近くが経った現在も、玉数の面で困る状況ではありません。
3代目パッソはどんなクルマだったのか 4代目構想とモデルチェンジ遍歴
ここからは、最後の世代となった3代目パッソの中身と、かつて描かれていた4代目の構想、そして初代からの遍歴を追います。
パッソは3代目で終了 DNGA世代への移行は行われませんでした
2016年に登場し、2023年まで販売された3代目パッソ
トヨタが販売していた最小サイズのコンパクトカーであるパッソは、2004年6月に初代モデルが誕生しました。初代から2代目への移行が約5年半、2代目から3代目までが約6年と、パッソのモデルライフは5年以上あり、Aセグメントに属するコンパクトカーの中では比較的長い傾向にありました。
その周期でいけば3代目も2022年前後に4代目へ移行し、ダイハツが開発した新世代のDNGAプラットフォームを採用してハンドリング性能や車両剛性を高める、というのが自然な流れでした。しかし実際には、ブーンともどもフルモデルチェンジは実施されず、3代目は登場から7年半にわたって基本設計を変えないまま生産を終えています。結果として、パッソが軽自動車由来のAプラットフォームから卒業することはありませんでした。
| 年月 | 内容 |
|---|---|
| 2004年6月 | 初代パッソ誕生 |
| 2006年12月 | マイナーチェンジを実施して後期型へ移行 |
| 2010年2月 | フルモデルチェンジが実施されて2代目パッソが誕生 |
| 2014年4月 | マイナーチェンジを実施して後期型へ移行 |
| 2016年4月 | フルモデルチェンジを実施して3代目パッソが誕生 |
| 2018年10月 | マイナーチェンジを実施して後期型へ移行 |
| 2020年4月 | 特別仕様車「MODA“Charm”」を発売 |
| 2021年4月 | 一部改良でスマートアシストⅢを全車標準装備化 |
| 2022年8月 | 価格改定(1,275,000円〜1,913,000円) |
| 2023年9月下旬 | 生産終了 |
| 2023年10月29日 | 販売終了(4代目は登場せず) |
ヤリスとの棲み分けとAセグメント縮小がパッソの立ち位置を奪った
トヨタ最大のライバルであるフォルクスワーゲンは、セグメントBに属するポロやセグメントCに属するゴルフなど、世界的なブランド力を誇るハッチバックを得意とする自動車メーカーです。トヨタも各セグメントに対抗馬を置いており、パッソはAセグメントを担う存在でした。
ところが、日本ではスーパーハイトワゴンの人気で軽自動車が急速に高機能化し、上のクラスではヤリスが1.0Lガソリン車まで用意して価格の下限を下げてきます。上下から挟まれたAセグメントのハッチバックは存在感を保ちにくくなり、パッソの立ち位置そのものが消えていきました。比較対象だったフォルクスワーゲン up!も日本市場から姿を消しており、Aセグメントの縮小はパッソ固有の事情ではありません。
| セグメント | トヨタ | フォルクスワーゲン |
|---|---|---|
| A | パッソ | up! |
| B | ヤリス(ヴィッツ) | ポロ |
| C | カローラスポーツ | ゴルフ |
プラットフォームは軽自動車由来のAプラットフォームのまま GA-Bへの移行はなし
TNGAの取り組みとして2015年に公開された次世代プラットフォーム
パッソの歴代モデルは、軽自動車やAセグメントに該当する車両を製造する際に用いてきたAプラットフォームを一貫して採用しました。3代目もこの流れを踏襲しており、TNGAの一種であるGA-Bプラットフォームがパッソに与えられることはありませんでした。
GA-Bは、2020年2月に登場した新型ヤリスがトヨタ車として初採用したものです。ボディの軽量化・剛性の強化・低重心化によって走行性能と静粛性を大きく引き上げるプラットフォームで、同じ1.0L直3エンジンを積んでいても、ヤリスとパッソでは素性が別物になっていました。この差が、終盤のパッソが商品力で押され続けた最大の要因といえます。
3代目パッソが軽自動車由来の設計にとどまった一方、ホイールベースは2代目から50mm延長されて2,490mmとなり、前席と後席の間隔は75mm拡大しています。最小回転半径は4.6mと2代目より大きくなりましたが、トレッド拡大と前輪切れ角の最適化で取り回しの良さは確保されていました。
MODAの大開口グリルが最後のデザイン刷新となった
これまでのパッソのフロントマスクは、メイン市場である日本の女性層を意識した上品さとキュートさが際立つデザインが特徴でした。3代目ではノーマルモデルの「X」がグリルを大型化し、バンパー下部に八の字型の台形シルエットを組み合わせた顔つきに刷新されています。
そのうえで、上質路線を担う新グレード「MODA(モーダ)」が設定されました。サテンメッキの専用フロントグリル、ブラックアウト化されたピラー、リング状に点灯するクリアランスランプを備えるBi-Beam LEDヘッドランプなどで標準車と差別化を図っています。
2018年10月のマイナーチェンジでは、MODAのフロントグリルが大開口デザインに、フォグランプベゼルがL字型にそれぞれ変更され、標準車との差はさらに拡大しました。「X」はフロントグリル上部にシルバー塗装のアクセントが加えられています。これがパッソにとって最後のデザイン変更となり、以降は生産終了までフロントマスクが変わることはありませんでした。
パワートレインは1.0L・1KR-FE型の自然吸気のみ ターボもハイブリッドも設定されず
パッソは、初代モデルが誕生してから1KR-FE型エンジンを改良し続けてきました。3代目では吸気ポートのデュアルポート化、インジェクターのデュアル化、噴霧の微粒化によって燃焼効率を高め、高タンブル化とピストン形状の変更により圧縮比を12.5まで引き上げています。2代目では2WDのみだったアイドリングストップ機構を4WDにも拡大したのも、この世代の改良点です。
一方で、2代目まで設定されていた1.3L車は3代目で廃止され、ラインアップは1.0Lのみに集約されました。直噴ターボやハイブリッドが追加されることはなく、最後まで1.0L自然吸気+CVTという単一構成のまま生産を終えています。トランスミッションにMTの設定もありませんでした。
| 2WD(M700A) | 4WD(M710A) | |
|---|---|---|
| エンジン | 1KR-FE型 1.0L 直列3気筒DOHC 自然吸気(996cc) | |
| 最高出力 | 69ps(51kW)/6,000rpm | |
| 最大トルク | 92N・m(9.4kgf・m) | |
| 圧縮比 | 12.5 | |
| トランスミッション | CVT(無段変速機) | |
| 全長 | 3,650mm(X)/3,680mm(MODA) | |
| ホイールベース | 2,490mm | |
| 最小回転半径 | 4.6m | |
| 乗車定員 | 5名 | |
| WLTCモード燃費 | 21.0km/L | 19.0km/L |
スポーツグレードとGRモデルは設定されないまま終了しました
ホットハッチはヨーロッパ市場などで人気が高く、Aセグメントでもフォルクスワーゲンが「up! GTI」を日本に限定投入するなど、小さなクルマで走りを売る手法は成立していました。パッソにも同様のスポーツグレードや、TOYOTA GAZOO RacingによるGRモデルを期待する声は少なくありませんでした。
しかし3代目パッソに設定されたのは「X」系と「MODA」系のみで、スポーツグレードもGRモデルも最後まで用意されていません。トヨタのコンパクトなホットハッチはGRヤリスに集約され、より安価なラリーベース車という役割は、後継として開発が進む「GRスターレット」に引き継がれる見込みです。

燃費はJC08モードで28.0km/L ガソリン登録車トップクラスの水準を維持した
同じAセグメントで比較対象となっていたVW up!
3代目パッソは、ハイブリッドやターボを持たないピュアガソリン車でありながら、2WD車でJC08モード28.0km/L、WLTCモード21.0km/Lという数値を確保していました。デビュー当時はガソリンエンジン登録車の走行燃費でトップに立っており、車重の軽さと1.0L自然吸気という割り切った構成が効いています。
2021年4月の一部改良後は、2WD車が2030年度燃費基準の75%達成、4WD車が65%達成となりました。ハイブリッド全盛の時代にあっても、車両価格の安さと燃費のバランスという点で、パッソには最後まで独自の存在価値がありました。
| 2WD | 4WD | |
|---|---|---|
| JC08モード | 28.0km/L | 24.4km/L |
| WLTCモード:総合 | 21.0km/L | 19.0km/L |
安全装備はスマートアシストⅢを全車標準装備 最後の強化は2021年4月
パッソの3代目(M700A型)は、資本関係を結ぶダイハツ・ブーンからOEM供給を受ける姉妹車です。このため予防安全装備もトヨタのToyota Safety Senseではなく、ダイハツが開発した「スマートアシスト」系が搭載されました。
2016年4月の登場時は、衝突警報機能(対車両・対歩行者)、衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)、誤発進抑制制御機能、車線逸脱警報機能などで構成される「スマートアシストⅡ」をトヨタ車として初採用。2018年10月のマイナーチェンジで衝突回避支援ブレーキが対歩行者にも対応し、オートハイビームを加えた「スマートアシストⅢ」へと強化されました。
最後の装備強化となったのが2021年4月1日の一部改良です。それまで非装備だった最廉価の「X」にもスマートアシストⅢとコンライトが設定され、全車標準装備となりました。あわせて「X“L package”」にLEDヘッドランプが標準装備され、グレード体系は「X“S”」を「X」に統合する形で整理されています。外板色も見直され、新色のターコイズブルーマイカメタリックを加えたモノトーン9色+ツートーン4色の全13色構成となりました。
最終価格は1,275,000円から1,913,000円 ラインアップは4グレード×2駆動
2021年4月の一部改良でグレードが整理され、パッソの最終ラインアップは「X」「X“L package”」「MODA」「MODA“G package”」の4グレード、それぞれに2WDと4WDが設定される構成に落ち着きました。2022年8月の価格改定を経た最終価格帯は1,275,000円〜1,913,000円です。
最上級の「MODA“G package”」には、15インチアルミホイール、フォグランプベゼルのLEDイルミネーション、合成皮革+ファブリックシート、本革巻シフトノブをセットにした「ドレスアップパッケージ」がメーカーオプションで用意されました。中古車を選ぶ際は、この装備の有無で内外装の印象がかなり変わります。
| グレード | 駆動 | 車両価格 |
|---|---|---|
| X | 2WD | 約128万円 |
| 4WD | 約145万円 | |
| X“L package” | 2WD | 約139万円 |
| 4WD | 約156万円 | |
| MODA | 2WD | 約157万円 |
| 4WD | 約175万円 | |
| MODA“G package” | 2WD | 約174万円 |
| 4WD | 約191万円 |
パッソ MODA“G package”の外観画像8枚
パッソ MODA Gパッケージ
パッソ MODA Gパッケージ
パッソ MODA Gパッケージ
パッソ MODA Gパッケージ
パッソ MODA Gパッケージ
パッソ MODA Gパッケージ
パッソ MODA Gパッケージ
パッソ MODA Gパッケージ
初代はトヨタの最小乗用車だったパッソのモデルチェンジ遍歴
パッソはトヨタが販売していたハッチバック型のコンパクトカーです。デュエットの後継車で、発売当初の時点でトヨタの最小乗用車でした。ダイハツのブーンはブランド名が異なるだけの双子車になります。初代と2代目まではダイハツとの共同開発で、3代目はダイハツからOEM供給を受けました。
パッソ 初代 AC10型/2004年~2010年
2004年6月、ダイハツとの共同開発で「プチトヨタ」をキャッチフレーズにした初代パッソが登場。収納スペースが充実し、女性を意識した作りになっています。同年12月、1.3L車に「Racy」を追加。
2005年4月27日、特別仕様車「X HID Limited」を発売。同年12月5日、一部改良。
2006年6月5日、安全装備が充実した特別仕様車「X Advanced Edition」を発売。同年12月25日、マイナーチェンジを実施。
2008年2月、特別仕様車「X プチトマコレクション」「G プチトマコレクション」を発売。同年12月、7人乗り仕様の派生車「パッソセッテ」が登場。
2009年4月28日、特別仕様車「X irodori」を発売。
2010年1月に生産を終了し、同年2月、2代目と入れ替わりで販売を終了。
パッソ 2代目 AC30型/2010年~2016年
2010年2月15日、フルモデルチェンジで2代目に。女性スタッフによって女性目線で開発されたモデルです。ノーマルタイプの「パッソ」、上質感を追求した「パッソ+Hana」の2タイプ。グレード体系は「1.0X」「1.3G」「1.0/1.3+Hana」の3グレード設定。同年9月29日、一部改良と特別仕様車「1.0X Yururi」を発売。
2011年5月20日、トヨタカローラ店チャネル創立50周年記念の特別仕様車「1.0+Hana Apricot Collection」を発表(同年6月8日販売開始)。
2012年6月27日、一部改良と特別仕様車「1.0X Kutsurogi」を発売。
2014年4月14日、マイナーチェンジで1KR-FE型エンジンを改良し、JC08モード燃費を21.2km/Lから27.6km/Lへ6.4km/L向上。ボディカラーの追加、インテリアの変更や安全装備の強化も施されました。
2015年3月31日、特別仕様車「1.0X”L package・Kiriri”」を発表(翌4月1日販売開始)。
2016年4月、3代目と入れ替わりで販売を終了。
パッソ 3代目 M700A型/2016年~2023年
2016年4月12日、「街乗りスマートコンパクト」をコンセプトに、キャッチフレーズは「軽じゃないK」で3代目にフルモデルチェンジしました。1.3Lが廃止され、1.0Lのみに。グレードは「X」「MODA」の2シリーズ。トヨタ車として初めて「スマートアシストⅡ」を採用しています。
2018年10月10日、「オシャレパッソ」をキャッチフレーズにマイナーチェンジ。安全装備を「スマートアシストⅢ」へ強化し、MODAのフロントグリルを大開口デザインに変更しました。
2020年4月7日、特別仕様車「MODA”Charm”」を発売。ジューシーピンクメタリックを特別設定色とし、運転席シートヒーターなどを特別装備しました。同年5月1日、東京都を除く全地域での全車種併売化に伴い、トヨタ店・トヨペット店・ネッツ店でも取り扱いを開始。
2021年4月1日、一部改良を実施。「X」にスマートアシストⅢとコンライトを設定して全車標準装備化し、「X“L package”」にLEDヘッドランプを標準装備。「X“S”」を「X」に統合して廃止し、外板色は新色ターコイズブルーマイカメタリックを加えた全13色に整理されました。価格帯は1,265,000円〜1,903,000円。
2022年8月、価格改定を実施。約1万円の値上げにより価格帯は1,275,000円〜1,913,000円となり、これが最後の商品変更となりました。
2023年4月10日、トヨタが生産終了を告知。同年9月下旬に生産を終了し、10月29日、後継車がない状態で販売を終了しました。
2023年12月20日、ダイハツの認証不正の対象64車種にパッソ(2016年4月〜2023年9月)も含まれることが公表されます。
2024年6月25日、国土交通省がパッソおよび1KR-FE型エンジンについて、道路運送車両法の基準に適合していることを確認したと公表しました。
| パッソのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 AC10型 | 2004年~2010年 |
| 2代目 AC30型 | 2010年~2016年 |
| 3代目 M700A型 | 2016年~2023年 |
パッソ
パッソ
パッソ
パッソ
パッソ
パッソ




















