ハイラックスサーフ(4ランナー)のモデルチェンジ 2023年に注目
2016年10月にトヨタが新たな商標登録「Toyota FT-4X」を出願した影響を受けて、ハイラックスサーフ(4ランナー)のモデルチェンジが2023年に行われるのではないかと注目が集まっています。
初代ハイラックスサーフから、現行モデルの歴史をたどっていくと7年ほどの周期でフルモデルチェンジが行われてきました。現行モデルのフルモデルチェンジが行われたのは2009年で、タイミング的には少し遅れていますが、モデルチェンジの噂が広まっています。
本格的SUVハイラックスサーフのルーツはピックアップトラック
日本でも2017年に復活したハイラックス(ピックアップトラック)を源流に持つサーフは日本のRVブームを牽引した伝説的なSUV
日本での販売は4代目モデルを最後に2009年に終了してしまったハイラックスサーフは、ピップアップトラック・ハイラックスの派生車として、1983年に発売されました。
世界中で大ヒットを記録したハリウッド映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で主人公の憧れの車が、ハイラックス(北米名:タコマ)だった事もあり、ハイラックスシリーズは人気車の仲間入りをしました。
ハイラックスサーフは、オフロード走行での抜群の安定性、タフな車体が魅力的な本格的なSUVです。日本では大型セグメントの車種に分類される同車は、日本の街中走行などの道路事情にはマッチしていないため、売上が徐々に低迷し、ランドクルーザー・プラドに吸収される形で日本では販売を終えました。
北米市場などでは、いまだに根強い人気を保ち続けているハイラックスサーフ(北米名:4ランナー)は、そのルーツとなった車であるタコマが、2015年末にフルモデルチェンジが行った流れで、タコマをベースに、4ランナーもフルモデルチェンジが行われると期待が寄せられています。またSUV市場が過熱している国内市場、FJクルーザーの販売が中止されたことなどを受けて、ハイラックスサーフの日本での再登場の可能性が高まりつつあります。
ハイラックスサーフ(4ランナー)現行モデルのエクステリア
ハイラックスサーフは北米では4ランナーとして販売され大ヒットモデルに 大胆で迫力ある佇まいは存在感抜群
本格志向のSUVであるハイラックスサーフ(北米名:4ランナー)のエクステリアは、デザインに特化している訳ではありませんが、大型のタイヤ、迫力のあるホイール、存在感を抜群のフェンダー周り、全体的に四角いデフォルメにずっしりとした安定感があって最高にカッコいいです。
初代ハイラックスから数えると30年以上の長きにわたって、あらゆる場所でドライバーを守り続けてきたタフな車体は、モデルチェンジが行われる度に、進化を遂げています。
ハイラックスサーフ(4ランナー)は本格的なアウトドアを楽しむユーザーも納得の高い走破性が魅力
衝撃に強い頑丈な車に守られている安心感で、まとまった休日には、いつもよりも刺激的なアウトドアの旅に出たくなってしまいます。
ハイラックスサーフ(4ランナー)現行モデルのインテリア
北米市場で販売されている4ランナーのインパネ
北米市場にて販売されている4ランナーのインテリアで注目すべきポイントは、6.1インチの解像度の高い、タッチスクリーンディスプレイが標準装備されていることです。日中や夜間であってもディスプレイに表示される情報が見やすいのが特徴です。
北米市場で販売されている4ランナーの内装
また、北米市場に合わせて設計されている広々の車内スペースは、2列目や3列目シートを倒すことで車中泊をするなど目的に合わせてアレンジする事ができます。
アウトドアシーンで体が冷えた時に役立つシートヒーターや、天気が良い日などには自動で開け閉めできるサンルーフは海外で好評を得ています。
ハイラックスサーフ(4ランナー)現行モデルのパワートレイン
モデルチェンジが予定されている4ランナーでは、時代の流れに合わせて排気量を抑えながらも高出力が実現される、先進技術を取り入れた高性能エンジンの搭載が見込まれます。
エンジンの種類 | V型6気筒DOHC |
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排気量 | 4L |
最高出力 | 201ps/5,600rpm |
最大トルク | 377Nm/4,800rpm |
トランスミッション | 5AT |
駆動方式 | 4WD |
ハイラックスサーフ(4ランナー)現行モデルのボディサイズ
SUV人気が高まる中、北米で販売されている現行モデルが2023年に、日本で再発売されるとの噂があります。もしも、再発売されれば、4ランナーの新型モデルは、日本での今後の発売を意識してボディラインをコンパクトにしたモデルをリリースするかもしれません。
全長 | 4,823mm |
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全幅 | 1,925mm |
全高 | 1,816mm~1,885mm |
ホイールベース | 2,789mm |
車両重量 | 1,996kg~2,180kg |
ハイラックスサーフ(4ランナー)が再発売された時の価格帯は400万~500万円台
北米市場など、世界各地で販売されている4ランナーの現行モデルの販売が日本でも行われるとの情報があります。4ランナーの北米での価格帯は400万~500万円台です。
もしも、ハイラックスサーフが日本で復活するとすれば、同様の価格帯が見込まれます。さらに日本市場を意識して、ランドクルーザーに装備されている「トヨタセーフティセンスP(Toyota Safety Sense P)」の衝突支援回避パッケージが搭載されれば、先の価格に15万円ほどが上乗せされます。
ハイラックスサーフ(4ランナー)のモデルチェンジ、日本での発売が期待されます!
ハイラックスサーフは、2009年に販売が終了してからも、中古市場では未だに根強い人気を保ち続けている車で、海外の自動車ディーラーを通じてハイラックス(海外名は4ランナー)の輸入車を購入するユーザーもいます。
SUV市場が日本や世界各地で加熱する中でトヨタのRAV4が2019年日本で復活。今後4ランナーのモデルチェンジ、ハイラックスサーフの日本での再登場も期待されます。