2020年の新型車・モデルチェンジ予定の車をピックアップ!
2020年にデビューを予定している新型車や、フルモデルチェンジ・マイナーチェンジを行う車種をカレンダー形式でまとめました。
2019年はGRスープラやマツダCX-30など注目度の高い新型車が続々とデビューしましたが、2020年も国産車・海外車を問わず様々なモデルチェンジが行われる見込みです。
ホンダ シビック(セダン・ハッチバック) マイナーチェンジ 2020年1月
ホンダ・シビックのセダンとハッチバックは2020年1月にマイナーチェンジを実施。
ワイドandローのシルエットがスポーティーなシビックハッチバックと、ソリッドで上質感のあるシビックセダンにはそれぞれソフトウィーブ×プライムスムースのコンビシート、ETC2.0車載器などを装備。ハッチバックのCVT車にはオプションでトップロードサンルーフを搭載可能です。
ホンダ S660 マイナーチェンジ 2020年1月
ホンダの軽スポーツS660は2020年1月にマイナーチェンジし、1月10日に標準仕様を、Modulo Xを1月31日に発売しました。
今回のマイナーチェンジでは新色「アクティブグリーン・パール」「アラバスターシルバー・メタリック」、Modulo Xには「カーニバルイエローII」を追加。フロントピラーをボディ同色としたり、新デザインのアルミホイールを装着。αグレードはシートデザインを変更し、シートヒーターを搭載しています。
ホンダ フィット フルモデルチェンジ 2020年2月
フィットが2020年2月にモデルチェンジをして4代目に移行しました。新型フィットは、新ハイブリッドシステム「e:HEV」を採用し、BASIC(ベーシック)、HOME(ホーム)、NESS(ネス)、CROSSTAR(クロスター)、LUXE(リュクス)とエクステリアやインテリアが異なる5つのタイプを設定します。
高い評価を得ている安全装備の「ホンダセンシング」も全てのグレードに標準装備。ホンダ初となる近距離衝突軽減ブレーキやコネクテッド技術「ホンダコネクト」も採用しており、ユーザーに安全で快適なドライブを提供する次世代コンパクトカーとして活躍するでしょう。
トヨタ ヴィッツ(ヤリス) フルモデルチェンジ 2020年2月
トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」が2020年2月にフルモデルチェンジしました。ヴィッツは日本だけでなく世界中で人気のコンパクトカーで、特に欧州ではヤリスという名前でモータースポーツなどを中心に活躍しています。
フルモデルチェンジする新型は日本だけで採用する「ヴィッツ」からグローバルネームの「ヤリス」に変更しています。2020年2月にフルモデルチェンジしたホンダ「フィット」とはライバル関係になり2020年はコンパクトカー市場を争う熾烈なライバル対決になることは間違いないでしょう。
ホンダ・アコード フルモデルチェンジ 2020年2月
10代目を迎える新型アコードが、2020年2月に日本国内で発売しました。2019年10月には国内市販予定モデルが東京モーターショーで一足早くHondaブースに出展していました。
新型アコードは安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を標準装備しており、その他グレード別設定でApple Car Play(アップルカープレイ)やAndroid Auto(アンドロイドオート)対応のインフォテインメントディスプレイやワイヤレス充電、ヘッドアップディスプレイなど多彩な装備を用意します。
三菱eKスペース フルモデルチェンジ 2020年2月
三菱eKスペースは2020年2月にフルモデルチェンジしました。東京モーターショー2019に出展された「スーパーハイト軽ワゴンコンセプト」がベースとなっています。
今回のフルモデルチェンジで、eKスペースにはSUVテイストのクロスオーバーモデルとして「eKクロススペース」も新設定されています。eKクロススペースには三菱のアイデンティティであるダイナミックシールドを採用し、アグレッシブなエクステリアとなっています。
安全装備には「衝突被害軽減ブレーキシステム」や「踏み間違い衝突防止アシスト」などe-Assistを全車に標準搭載。高速道路同一車線運転支援技術の「MI-PILOT(マイパイロット)」も導入するなど、先進装備も充実しています。
日産ルークス フルモデルチェンジ 2020年2月
日産ルークスは2020年2月、三菱eKスペースと同じタイミングでフルモデルチェンジを実施しました。今回のモデルチェンジで車名から「デイズ」がはずれ、新型モデルの「ルークス」となります。
新型ルークスでは、プロパイロット技術や踏み間違い衝突防止アシストの運転支援システムの充実化に加え、新型デイズにも採用されているSOSコールスイッチの導入が実現しました。
エクステリアデザインはキープコンセプトでVモーショングリルを引き続き採用。インテリアはさらなる質感アップを図り、ロングドライブにも耐えるゼログラビティシートを設定します。
トヨタ アルファード・ヴェルファイア 特別仕様車追加 2020年4月
トヨタのアルファードとヴェルファイアは2020年4月に特別仕様車を追加しました。次期モデルへのフルモデルチェンジは2022年に予定されていて、いずれは姉妹車であるヴェルファイアを吸収するとのことです。
現行モデルでも既に完成度の高いアルファードですが、次期型ではミニバン専用のTNGAプラットフォームを導入する可能性が高いでしょう。エクステリアやインテリアは、今まで通りのラグジュアリー路線を変えることなくキープコンセプトとすると予想。パワートレインは新型RAV4やヤリスなどに搭載されているダイナミックフォースエンジンを採用する説が濃厚です。
ダイハツ タフト(TAFT) 新型車 2020年6月
ダイハツの新型タフトが2020年6月に発売しました。軽自動車では珍しいSUVクロスオーバーで、ライバルのハスラーと販売台数を競い合います。
東京オートサロン2020で初披露したタフトコンセプトと外観はあまりかわらないため、話題性もある期待の新型軽自動車が遂に登場です。
タフトのプラットフォームには新型の「DNGA」を採用、タフ&オールマイティツールのコンセプト通りのアクティブギアで、コンセプトモデルのようなフロントグリルをオプション装備の「メッキパック」として用意しています。
トヨタ ハリアー フルモデルチェンジ 2020年6月
2020年6月17日にフルモデルチェンジした都会派SUVのトヨタ・ハリアー。2020年4月13日に公式ティザーサイトを公開、エクステリアやインテリアの詳細が確認できるようになっていました。
一時は次期型モデルが登場せず消滅するとの噂もありましたが、新型ではTNGAプラットフォームのGA-Kを採用し、内外装やパワートレインなどを刷新します。従来通り、市街地でのドライビングを意識したモデルとして、ラフロード走行に長けたRAV4とはうまく差別化しています。
日産キックス 新型車 2020年6月
国内での生産を終了するジュークの替わりに、日産キックス(KICKS)が日本市場へ2020年6月30日に投入されました。日産キックスは北米や中国などでも販売されているコンパクトSUVで、2008年から2012年までは三菱パジェロミニのOEM「KIX」として販売されていました。
エクステリアについてはVモーショングリルを採用するなど、小型ながらもアグ レッシブで押し出し感の強いデザインを有します。日本導入に導入するモデルは、e-POWER搭載車のみ設定して、トランスミッションにはCVTを組み合わせています。
レクサスLC マイナーチェンジ 2020年6月
レクサスLCは、2020年6月にマイナーチェンジを行い、コンバーチブルモデルの発表も行いました。LC500コンバーチブルは東京モーターショー2019やロサンゼルスオートショーに出展され、その流麗で気品漂うデザインで来場者を沸かせました。
標準モデルのLCで実現した「すっきりと奥深い走り」をコンバーチブルでも可能としているとのこと。オートエアコンやレクサス・クライメイト・コンシェルジュなどの先進装備も充実しています。
ヤリスクロス 新型車 2020年8月
ライズとC-HRの間を埋める新型モデルがヤリスクロスです。 コンパクトカーのヤリスとプラットフォームが共通していますが、ボディサイズは一回り大きなサイズで、ロバストをテーマにしたオリジナルのデザインを採用しています。
安全装備に最新のトヨタセーフティセンスを搭載しながら、エントリーモデルは1,798,000円と、商品力の強い期待の新型SUVです。
トヨタ ルーミー マイナーチェンジ 2020年9月
スライドドア搭載のコンパクトカー、ルーミーが2020年9月15日にマイナーチェンジを実施しました。このマイナーチェンジにより兄弟車のタンクが、ルーミーに統合しています。
タンクは消滅しますが、タンクのカスタムグレードのエクステリアが、マイチェン後のルーミーカスタムに移植されているため、タンクのエクステリア好きだった方も引き続き購入できるようになっています。
マツダ MX-30 新型車 2020年10月
MX-30はマツダ初となる量産EV車で、東京モーターショー2019にてワールドプレミアされた新型モデルです。ヨーロッパでは既に先行予約がスタートしていて、日本市場でもマイルドハイブリッドを搭載したモデルが2020年10月8日に正式デビューしました。
総電力35.5kWhのリチウムイオン電池を搭載し、航続距離は200km。モダンなエクステリアデザインにフリースタイルドアを採用しているのが特徴で、足元にはグロスブラックのアルミホイールを装着します。
ホンダe 新型車 2020年10月
ヨーロッパでは既に販売を開始しているホンダeですが、2020年10月30日についに日本国内でも販売開始しました。35.5kWhのバッテリーを搭載し、航続可能距離は220km。コンパクトで街乗りに最適なサイズ感です。
先進的でクリーンなエクステリアはホンダ・シティや初代シビックなど往年のホンダの名車をイメージさせるデザイン。インテリアは大型タッチスクリーンを搭載し、木目調パネルによりナチュラルで質感の高いスタイリングとしています。
スバル レヴォーグ フルモデルチェンジ 2020年10月
新型レヴォーグは2020年のフルモデルチェンジ車種の中で注目のモデルです。北米では新型レガシイセダンが発表されていて、インフォテインメントディスプレイには11.6インチナビゲーションディスプレイを採用してことで大きな話題になり、今回フルモデルチェンジする新型レヴォーグにも搭載するグレードを設定します。
新型レヴォーグの販売価格は3,135,000円から4,125,000円で、日本国内で販売するステーションワゴンの勢力図を変えるほどのポテンシャルを持った新型モデルです。
ホンダ・シビックタイプR マイナーチェンジ 2020年10月
新型シビックタイプRは、セダン・ハッチバックに続き2020年10月に発売されました。今回のマイナーチェンジでは、ラジエーターグリルを拡大してカーボン製ルーフを搭載するほか、フロント・リヤのバンパーの意匠変更などの改良が加えられています。
ホンダ オデッセイ マイナーチェンジ 2020年11月
オデッセイがフロントグリルを刷新、パワートレインにはe:HEVを採用するなど、大掛かりなビッグマイナーチェンジを2020年11月5日に実施しました。
インテリアの変更は最小限になるようですが、日本国内で初採用のジェスチャーコントロールパワースライドドアなど、注目装備を採用します。
ホンダ N-ONE フルモデルチェンジ 2020年11月
ホンダのN-ONEは2020年11月にフルモデルチェンジを実施する予定です。
次期N-ONEは新型N-WGNにも採用される新世代のプラットフォームを採用。ボディサイズの変更はなく、丸目ヘッドライトもそのまま採用する可能性が高いでしょう。また、Honda SENSINGを全車に標準装備されることが期待されます。
日産 ノート フルモデルチェンジ 2020年12月
2代目ノートが発売されたのが2012年のことで初代からのフルモデルチェンジにかけた年月は7年ですが、3代目ノートになるのは少し期間が延び2020年12月になるのではないかと予想します。
パッケージングはそのままに全長が少し伸びたスタイルで、3代目ノート後期型へのマイナーチェンジは2022年から2023年ごろに行い一般道での自動運転に対応したプロパイロットを搭載するのではないかと考えます。
スズキ アルト フルモデルチェンジ 2020年12月
スズキの軽自動車であるアルトは2020年に新型へモデルチェンジすると噂されています。Sエネチャージを搭載し燃費性能のアップ、新型プラットフォームであるハーテクトの改良版を採用、デュアルセンサーブレーキサポートのアップグレードなどを行うと考えます。
8代目アルトは100万円以下で新車が買える実用車でもありますが、新型アルトでは100万円を切る価格帯で提供できるのか注目したいポイントです。
BMW4シリーズ フルモデルチェンジ 2020年
BMW4シリーズは次期型モデルがたびたびスクープされており、2020年にフルモデルチェンジするとの噂があります。
BMW といえば、2019年のフランクフルトモーターショーでは巨大なキドニーグリルが特徴の「BMW Concept 4」を発表しています。次期型でも同様の斬新なエクステリアデザインが採用されるかは未定。
また、2021年には新型EVモデルとしてBMW i4が発売されることも明らかとなっています。