N-ONEのモデルチェンジ情報!発売時期や内外装、安全装備、軽EVの動向まで調査
N-BOXに続き、N360から数えてNシリーズ第3弾として登場したN-ONE。現行モデルは2020年11月に発売された2代目で、2025年11月20日には商品改良を受けてRSが6速MT専用グレードへ生まれ変わりました。加えて派生の軽EV「N-ONE e:」も加わり、ガソリンと電気の二本立てで選べるようになっています。N-ONEのモデルチェンジ情報を、エクステリアやインテリア、搭載エンジンや搭載装備、発売日や価格帯、そして軽EVの動向まで注目して解説していきます。
N-ONEベースのBEV(電気自動車)N-ONE e:を2025年9月12日発売 日本自動車殿堂カーオブザイヤーも受賞
N-ONE e:は航続距離約295kmの実用的な軽EV
N-ONE e:
N-ONE e:
N-ONE e:
ホンダが商用軽EV以外で初めての軽乗用BEVのN-ONE e:を2025年9月12日に投入、ベースになるのがN-ONEで、販売価格は2,699,400円から。
軽ハイト系モデルと比較するとN-ONEは車両重量が軽く、モーターの力強いトルクにより軽快な走行を実現、最大航続距離も日常で使う範囲をカバーできる約295kmと十分な距離を確保しています。
N-ONE e:のグレードはエントリーグレードのe:Gと上位グレードのe:Lの2種をラインナップ、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドを装備するなど先進装備も揃っています。
その実力は外部からも高く評価され、2025年11月5日には2025〜2026 日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞しました。同じホンダのプレリュードとの接戦を100点対98点で制しての受賞で、日常生活に安心な軽EVとして十分な航続距離、レトロとモダンを融合したデザイン、軽自動車枠ながら充実した安全運転支援機能という3点が評価理由に挙げられています。
なお、N-ONE e:のシャシーを拡幅した小型EV「Super-ONE」が2026年5月に加わり、こちらは受注が集中して断続的に受注停止となるほどの反響を集めています。ただしN-ONE e:については受注停止が伝えられた時期があったものの、ホンダは車種としての廃止を発表しておらず、公式サイトでも継続して案内されています。購入支援のキャンペーンも続いており、両車は並行して売られる位置づけとみるのが妥当でしょう。
また、ガソリンエンジンのN-ONEについても2025年11月20日に商品改良が実施され、7インチ液晶メーターの標準化やフロントパーキングセンサーの追加などが行われました(詳細は下記のマイナーチェンジの項目を参照)。
| グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
|---|---|---|
| e:G | 2WD(FF) | 2,699,400円~ |
| e:L | 3,198,800円~ |
| 項目 | 仕様・数値 |
|---|---|
| ベース車 | N-ONE(2代目) |
| 発売日 | 2025年9月12日 |
| グレード | e:G/e:L |
| 駆動方式/乗車定員 | FF/4名 |
| モーター最高出力 | 47kW |
| WLTCモード航続距離 | 約295km |
| 主な装備 | Honda SENSING、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド |
| 受賞歴 | 2025〜2026 日本自動車殿堂カーオブザイヤー |
N-ONEのマイナーチェンジが2025年11月20日実施 特別仕様車CRAFT STYLEも設定
北欧の世界観をイメージしたN-ONE特別仕様車CRAFT STYLE
N-ONEが商品改良や特別仕様車を追加設定するマイナーチェンジを2025年11月20日に実施、発売は翌21日。
改良内容はN-ONEの全グレードに前方パーキングセンサー追加と7インチTFT液晶メーター採用、RSは6速マニュアルトランスミッション専用グレードに刷新したこと。現行N-BOXやN-WGNと同じ2スポークステアリングホイールも標準装備となりました。
RSはカーボン調インパネガーニッシュ、フロントシートに耐久性と通気性を持つウルトラスエードを使用、レッドカラーステッチとRSロゴ刺繍も追加。
足元には15インチアルミホイールにホワイトカラーを採用した新意匠に刷新。
プレミアムツアラーはCVTの最上級グレードとして、大型のテールゲートスポイラーやベルリナブラックのアルミホイールを採用。
プライムスムース素材のシートは上質な座り心地にこだわった作りが特徴。
この改良では排出ガス基準の区分も見直され、全車が平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)となったことに伴い、識別記号が「6BA」から「5BA」へ変更されています。
特別仕様車CRAFT STYLEは、北欧の世界観をイメージした機能性とスタイリッシュさを兼ね備えたデザインが特徴。
フロントグリルのクロームメッキ、アクセントのホワイトカラーはドアミラーやアウターハンドルに採用。インパネガーニッシュは北欧デザインらしいウッド調のトープ色を設定します。
N-ONE特別仕様車CRAFT STYLEの装備
- フロントグリル クロームメッキ
- ホワイトカラー ドアミラー
- ホワイトカラー アウターハンドル
- ホワイトカラー ハーフホイールキャップ
- トープウッド調 インパネガーニッシュ
- フロントコンビシート プライムスムース(トープ×プラチナホワイト)
- フロントドアアームレスト プライムスムース(トープ)
| グレード | 駆動方式 | ミッション | 販売価格 |
|---|---|---|---|
| Original | 2WD(FF) | CVT | 1,767,700円~ |
| 4WD | 1,912,900円~ | ||
| Premium | 2WD(FF) | 1,966,800円~ | |
| 4WD | 2,112,000円~ | ||
| Premium Tourer | 2WD(FF) | 2,173,600円~ | |
| 4WD | 2,318,800円~ | ||
| RS | 2WD(FF) | 6速MT | 2,278,100円~ |
| Original 特別仕様車 STYLE+ URBAN |
2WD(FF) | CVT | 1,881,000円~ |
| 4WD | 2,026,200円~ |
N-ONEが2022年8月26日に一部改良 特別仕様車とボディカラーを新規追加
STYLE+ URBAN(スタイルプラス アーバン)
2代目へモデルチェンジしてから初めての一部改良を実施。
主な改良内容は、オリジナルグレードをベースにした特別仕様車スタイルプラスアーバン(STYLE+URBAN)の追加と、新規で追加するボディカラーです。あわせてPremiumのフォグランプガーニッシュモールやヘッドライトの加飾部分、RSのステアリングやシフトレバー周辺のカラーリングがダーク調へ変更されました。その他に装備の入れ替えがありますが、販売価格は当時のモデルと同じく据え置きです。
2022年N-ONE STYLE+ URBANの装備
- 運転席と助手席シートヒーター
- ブラックメーター
- タン&チャコール フロントコンビシート
- シルバーステアリングガーニッシュ
- タンウッド調インパネガーニッシュ
- タン フロントドアアームレスト
- ブラック ヘッドライトエクステンション
- クロームメッキ フロントグリルモール
- ブラック 電動格納式ドアミラー
- ブラック アウタードアハンドル
- グレーメタリック 14インチスチールホイール
特別仕様車はフロントグリルやアウタードアハンドルにクロームメッキ仕上げを施した、都会的なスタイルに。
ガーデングリーンメタリックとメテオロイドグレーメタリックの専用ボディカラーで、存在感のあるモデルになっています。
| 全長 | 3,395mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,475mm |
| 全高 | 1,545mm-1,570mm |
| ホイールベース | 2,520mm |
| 室内長 | 2,050mm |
| 室内幅 | 1,300mm |
| 室内高 | 1,195mm |
| 車両重量 | 840kg-920kg |
| 最小回転半径 | 5.5m-5.7m |
| 最低地上高 | 135mm-145mm |
| エンジン型式 | S07B型 水冷直列3気筒 |
| エンジン総排気量 | 0.658L |
| エンジン最高出力(ターボ) | 43kW(58PS)/7,300rpm(47kW(64PS)/6,000rpm) |
| エンジン最大トルク(ターボ) | 65Nm(6.6kgm)/4,800rpm(104Nm(10.6kgm)/2,600rpm) |
| 乗車定員 | 4名 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| タンク容量 | 25L-27L |
| WLTCモード燃費 | 21.0km/L-23.0km/L |
N-ONEのボディカラー ガーデングリーン・プレミアムイエローなど新色設定
N-ONEのボディカラーは、グレードにより選べるカラーと選べないカラーがあります。フレームレッドはオリジナルのグレード限定の色で、ガーデングリーンはスタイルプラス アーバンの新色、プレミアムイエローの2トーンカラーはRS限定のカラーです。
N-ONE Originalのボディカラー
- フレームレッド
- プラチナホワイトパール
- プレミアムアイボリーパール2
- フィヨルドミストパール
- メテオロイドグレーメタリック
- プレミアムサンライトホワイトパール
- フレームレッド×ブラック
- プラチナホワイトパール×ブラック
- プレミアムアイボリーパール2×ブラック
- フィヨルドミストパール×ブラック
- メテオロイドグレーメタリック×ブラック
フレームレッド
プラチナホワイトパール
プレミアムアイボリーパール2
フィヨルドミストパール
メテオロイドグレーメタリック
プレミアムサンライトホワイトパール
フレームレッド×ブラック
プラチナホワイトパール×ブラック
プレミアムアイボリーパールⅡ×ブラック
フィヨルドミストパール×ブラック
メテオロイドグレーメタリック×ブラック
N-ONE Original スタイルプラス アーバンのボディカラー
- ガーデングリーンメタリック
- プラチナホワイトパール
- メテオロイドグレーメタリック
- プレミアムアイボリーパール2
- フレームレッド
ガーデングリーンメタリック
プラチナホワイトパール
メテオロイドグレーメタリック
プレミアムアイボリーパール2
フレームレッド
N-ONE Premiumのボディカラー
- メテオロイドグレーメタリック
- プラチナホワイトパール
- プレミアムアイボリーパール2
- ブリティッシュグリーンパール
- ミッドナイトブルービームメタリック
- プレミアムサンライトホワイトパール
- メテオロイドグレーメタリック×ブラック
- プラチナホワイトパール×ブラック
- プレミアムアイボリーパール2×ブラック
- ブリティッシュグリーンパール×ブラック
- ミッドナイトブルービームメタリック×ブラック
メテオロイドグレーメタリック
プラチナホワイトパール
プレミアムアイボリーパール2
ブリティッシュグリーンパール
ミッドナイトブルービームメタリック
プレミアムサンライトホワイトパール
メテオロイドグレーメタリック×ブラック
プラチナホワイトパール×ブラック
プレミアムアイボリーパール2×ブラック
ブリティッシュグリーンパール×ブラック
ミッドナイトブルービームメタリック×ブラック
N-ONE RSのボディカラー
- オータムイエローパール×ブラック
- フレームレッド×ブラック
- ブリティッシュグリーンパール×ブラック
- プラチナホワイトパール×ブラック
- メテオロイドグレーメタリック×ブラック
- クリスタルブラックパール
オータムイエローパール×ブラック
フレームレッド×ブラック
ブリティッシュグリーンパール×ブラック
プラチナホワイトパール×ブラック
メテオロイドグレーメタリック×ブラック
クリスタルブラックパール
2代目N-ONEは1か月で月間販売目標の4倍にあたる約8,000台を受注
フルモデルチェンジした2代目N-ONEが2020年11月20日の発売から1か月後に、月間販売目標2,000台の4倍を超える約8,000台を受注したとホンダ公式が発表しました。
全車速追従式のアダプティブクルーズコントロール(ACC)や電動パーキングブレーキとブレーキホールドなど、最新の技術を搭載したことや、軽自動車トップクラスの安全性を持つホンダセンシングを標準装備していることが好調な販売台数に繋がっているのかもしれません。
1か月後の累計受注台数の発表と同時に人気のグレードも発表され、34%がOriginalグレードを、29%がRSグレードを、19%がプレミアムを、18%がプレミアムツアラーを選択しているようです。
N-ONEのフルモデルチェンジは2020年11月20日 キープコンセプトでターボ6速MTのRSグレードを設定
軽自動車初のFFターボ6速MTを設定した2代目N-ONE
N-ONEが2020年11月にフルモデルチェンジしました。エクステリアは従来のモデルを引き継ぐキープコンセプトで、オリジナル、プレミアム、RSの3グレードで展開します。どのグレードもヘッドライト・テールランプがLEDなので、先進性の高いエクステリアが特徴です。
グレードの中でも注目されるのが、軽自動車初のFF駆動でターボエンジンを搭載する6速MTモデルです。
オリジナルグレードはベーシックなタイプですが、ホンダセンシングなどの安全装備も充実した、必要十分なグレードです。フルLEDヘッドライトも標準装備するので先進性のある見た目も特徴です。
2代目N-ONE オリジナルグレードの装備
- ホンダセンシング
- デイタイムランニングランプ付 フルLEDヘッドライト
- 電子制御パーキングブレーキ
- ナビ装着用スペシャルパッケージ
- プラズマクラスター技術搭載
- フルオート・エアコンディショナー など
上級グレードにあたるプレミアムは、本革巻きステアリングホイールやLEDフォグライト、アルミホイールを標準装備する豪華な仕様です。ターボモデルはプレミアムツアラーという名称になっています。
2代目N-ONE プレミアムグレードの装備
- オリジナルグレードの装備
- 本革巻ステアリングホイール
- LEDフォグライト
- プレミアム専用エクステリア
- プレミアムは14インチアルミホイール
- プレミアムツアラーは15インチアルミホイール など
RSは走りを追求した本格派のグレードで、専用の本革巻きステアリングホイールやアルミホイールを装備した個性的なモデルです。最大の特徴は6MTのミッションを用意していることです。
2代目N-ONE RSグレードの装備
- オリジナルグレードの装備
- RS専用本革巻ステアリングホイール
- LEDフォグライト
- RS専用エクステリア
- CVTは本革巻セレクトレバー
- 6MTは本革巻MTシフトノブ
- マットブラックの15インチアルミホイール など
丸・四角・台形をデザインイメージにした2代目N-ONEは、軽自動車で初めてのLEDデイタイムランニングランプを搭載するなど、一見フルモデルチェンジには見えないようでも、しっかり進化しています。
ターボエンジンのFF駆動6MTモデルも待望の追加になり、幅広いユーザーに受け入れられました。なお、この6速MTは2025年11月の商品改良でRSの専用ミッションとなり、N-ONEの個性としてさらに際立っています。2026年からはスーパー耐久の下位カテゴリーとして新設される「S耐チャレンジ」に、N-ONEによる「SC-N」クラスが設けられることになり、走りの素性を活かす舞台も広がりました。
2代目N-ONE登場までの歩みと初代N-ONEの情報
ここからは、2020年に登場した2代目N-ONEが姿を現すまでの経緯をたどります。東京オートサロンでは、2代目のコンセプトになった「N-ONEカフェレーサーコンセプト」なども展示されていました。
あわせて、2012年から2020年まで販売された初代N-ONEについても紹介します。
ホンダ・N-ONEが2020年秋にフルモデルチェンジすると告知された
2代目N-ONEは2020年秋にデビューした
2020年3月30日、ホンダN-ONEの公式ページにて、初代N-ONEの生産終了のアナウンスとともに、N-ONEが2020年秋にフルモデルチェンジすることが正式に告知されました。
当時のページでは「N-ONEのきほんのかたち」として「丸」「四角」「台形」の3つのポイントが紹介されていました。ひとつ目は人間の目のような親しみやすい丸目ヘッドライト、2つ目は四角いリアランプ、3つ目はボディの4隅にレイアウトされたタイヤによる台形フォルム。これらの「きほんのかたち」は2代目にも受け継がれ、エクステリアはキープコンセプトとなりました。
また、2代目のRSにはS660と同じくクロスレシオ化された6速MTが与えられ、大トルク対応型クラッチやピークトルクリミッター、クラッチダンパーといった専用の造り込みが施されています。
2代目N-ONEは2020年11月20日に発売 N-WGNとの統合はなく単独モデルで継続
N-WGNと統合されるのではないかという見方も出ていたN-ONEですが、車種は独立したまま存続し、2020年11月20日にフルモデルチェンジが実施されました。
2代目は、N-WGNやN-BOXに採用される新世代プラットフォームを採用。エクステリアは丸目ヘッドライトを踏襲し、デザインは初代からのキープコンセプトにまとめられました。ボディサイズは全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,540mm(FF車)、ホイールベース2,520mmで、初代のLOW DOWN仕様やRSと同じ低い全高に統一されています。
安全面では、Honda SENSINGが全タイプに標準装備化されました。グレード構成はPremium、Premium Tourer、RS、Originalの4タイプで、SUVテイストの派生グレードは設定されていません。
東京オートサロン2020に「N-ONE カフェレーサーコンセプト」が登場、2代目のプロトタイプ的存在だった
N-ONE カフェレーサーコンセプトのエクステリア
N-ONEのコンセプトモデルとして、「N-ONE カフェレーサーコンセプト」が2020年1月10日~12日に開催された東京オートサロン2020へ出展されました。
N-ONE カフェレーサーコンセプトは6MT搭載モデルで、後に登場する2代目N-ONEのプロトタイプ的な位置づけでした。外観は丸目ヘッドライトのネオクラデザインを踏襲するキープコンセプトながら、インテリアはアナログ感のある独自の作りで、市販型のRS(6速MT)につながる方向性を示していました。
N-ONEに可愛く上品な特別仕様車「ホワイトクラッシースタイル(WHITE CLASSY STYLE)」を設定
シンプル・上品・可愛らしさがコンセプトのNワン特別仕様車ホワイトクラッシースタイル
Nワンに白を基調にした可愛く上品なスタイルの特別仕様車「ホワイトクラッシースタイル」が2018年11月1日に追加され、翌日の11月2日から販売開始されました。ホワイトクラッシースタイルは既存グレードのスタンダードLをベースにした特別仕様車でシンプル・上品・可愛らしさを表現しています。
ボディカラーもコンセプトにそった「ピーチブロッサム・パール」「プレミアムアイボリー・パール2」「サーフブルー」の3色を設定しています。
Nワン「ホワイトクラッシースタイル」の特別装備
- ホワイトパール・フロントグリル
- ホワイトパール・アウタードアハンドル
- ホワイトパール・ドアサイドモール
- カラードフロントピラー
- ホワイトパール・ドアミラー
- ホワイトパール・リアライセンスガーニッシュ
- ホワイトフルホイールキャップ
- 運転席&助手席シートヒーター
- アイボリーシート
- ホワイトアイボリー・インテリアセンターパネル
- ホワイトアイボリー・メーターリング
- あんしんパッケージ
N-ONEホワイトクラッシースタイルは安全装備の「あんしんパッケージ」を標準装備しているので、初めて車を購入する方にもおすすめの特別仕様車でした。
2017年12月21日にN-ONEは3度目のマイナーチェンジを行っている
N-ONEは、2017年12月21日にマイナーチェンジを行い、軽自動車では初となる遮音機能付きガラスの採用や、エクステリアカラーに新色を追加しました。このマイナーチェンジにより初代N-ONEは販売時期により3つの型に分けられます。
初代N-ONEの販売時期まとめ
- 前期型:2012年~2014年4月
- 中期型:2014年4月~2017年11月
- 後期型:2017年12月~2020年11月20日
後期型となる2017年12月21日に行われたマイナーチェンジでは、フェイスリフトなどのエクステリア変更は行わずキープコンセプトで、「スタンダード」、「スタイル」、「プレミアム」、「RS」の4つのグレードに分けられました。
スタンダードのエクステリア
スタンダードのインテリア
N-ONEスタンダードは、モノトーンカラーの標準的なグレードで、「G」にあたるグレードです。内装には、落ち着いたシートカラーですが、インナードアハンドルをメッキ仕様にするなど上質な仕上がりになっています。
スタイルのエクステリア
スタイルのインテリア
N-ONEスタイルは、ブラウンルーフとアイボリーのツートンカラーで、アウタードアハンドルやドア下にメッキパーツが装着されています。インテリアには、プライムスムースと合皮のコンビシートと本木目のインパネ加飾が見られるので、「プレミアムSSブラウンスタイルパッケージ」に相当するグレードです。
プレミアムのエクステリア
プレミアムのインテリア
N-ONEプレミアムは、ホワイトルーフとインディゴブルーの落ち着いたカラーで、アルミホイールを装着しています。インテリアは、プライムスムースと合皮のコンビシートで、黒とシルバーを基調としたシックな内装で、「プレミアム・プレミアムツアラー」に相当するグレードです。
RSのエクステリア
RSのインテリア
ホンダのスポーティなグレードに与えられる名称である「RS」は、オレンジのボディカラーでアクティブな印象を受けます。インテリアは、ブラックを基調としてレッド加飾がいたるところに施されていて「プレミアムツアラーSSアーバンブラックパッケージ」に相当するグレードです。
追加されたボディカラーは、「モーニングミストブルー・メタリック」、「プレミアムアイボリー・パール+ブラウン」、「インディゴブルーカラー系の濃青色」、「サンセットオレンジ2」の4色です。
2代目N-ONEのエクステリア・インテリアはキープコンセプトで中身を進化
初代N-ONE
2代目N-ONEのエクステリアは、大きな変化を加えないキープコンセプトで登場しました。初代のオーナーへの聞き取りで「デザインは変えないでほしい」という声が大きかったことが背景にあり、形を守りながら中身を進化させる方針が採られています。初代N-BOXと2代目N-BOXでもフロントマスクやテールレンズの変更にとどまったのと同様、N-ONEも丸目ヘッドライトを核とした顔つきを守りつつ、細部を磨き上げました。

インテリアは収納の使い勝手が高められ、質感も向上しました。
2代目N-ONEのインパネ周り
初代N-ONEのインパネ周り
メーターまわりは、2代目N-BOX同様の見やすいデザインへと刷新されました。さらに2025年11月の商品改良では、全タイプに7インチTFT液晶メーターが与えられています。
2代目N-ONEには改良版S07Bエンジンを搭載

初代N-ONEに搭載されていたエンジンは「S07A」で、初代N-BOXにも積まれていました。2代目N-ONEでは、2代目N-BOXと同じ改良版「S07B」へ換装されています。
| 種類 | 直列3気筒 |
|---|---|
| 排気量 | 658cc |
| 最高出力 | 58PS/7,300rpm |
| 最大トルク | 65Nm/4,800rpm |
N-ONEにもターボエンジンが用意されており、2代目N-BOXと同系のターボが搭載されました。
| 種類 | 直列3気筒 |
|---|---|
| 排気量 | 658cc |
| 過給機 | ターボ |
| 最高出力 | 64PS/6,000rpm |
| 最大トルク | 104Nm/2,600rpm |
燃費も、初代から2代目へのフルモデルチェンジで向上しました。ノンターボ車では「i-VTEC」を採用し、ターボエンジンでは過給圧を調整する電動ウェイストゲートを搭載しています。
参考までに、初代N-ONEの燃費(JC08モード)はFFの2WDで28.4km/L、4WDで25.8km/L、ターボモデルでは2WDで25.8km/L、4WDで24.0km/Lでした。
2代目N-ONEはホンダセンシングを全タイプに標準装備

初代N-ONEの安全装備は、時速30km以下で作動する自動ブレーキ「シティブレーキアクティブシステム」がメーカーオプション設定で、低速域衝突軽減ブレーキと誤発進抑制機能を備えていました。
2代目N-BOXでは安全装備「ホンダセンシング」が搭載され、低速域だけでなく高速域の自動ブレーキや歩行者検知など、複数の運転支援機能を備えていました。
同じNシリーズのN-ONEも、2代目へのフルモデルチェンジで「シティブレーキアクティブシステム」から「ホンダセンシング」へと進化し、安全性を大きく高めました。ACCと車線維持支援のLKASは、軽自動車の6MT車では初の採用となっています。
N360をモチーフに開発されたN-ONEのモデルチェンジ遍歴
N-ONEはホンダが販売するセミトールワゴンで、「Nシリーズ」の第3弾となるモデルです。1967年に発売されたN360をモチーフにしており、ゼストの後継車種でもあります。
N-ONE 初代 JG1/2型(2012年~2020年)

2012年11月、初代N-ONEがデビューしました。グレード体系はスタンダードの「G」、上級仕様の「Premium」で、それぞれに「Lパッケージ」「Tourer」「Tourer・Lパッケージ」が用意されています。
2013年9月、ボディカラーに新色を追加しました。
2014年5月、マイナーチェンジを実施。燃費性能の向上と快適装備の充実、ボディカラーの入れ替えが行われました。グレード体系も整理され、「Tourer」「Premium・Lパッケージ」「Premium Tourer・Lパッケージ」が廃止され、「G・Lパッケージ」は「G・Aパッケージ」に、「Tourer・Lパッケージ」は「Tourer・Aパッケージ」に変更になっています。11月には特別仕様車「SS(鈴鹿スペシャル)」を発売。
2015年7月、マイナーチェンジを実施し、外観の変更とボディカラーの入れ替えが行われ、「G・LOWDOWN」「Premium Tourer・LOWDOWN」を追加しました。あわせてコンプリートカーの「Modulo X」も設定されています。12月、新タイプの「G・LOWDOWN」の追加と、特別仕様車「SSブラウンスタイルパッケージ」を発表しました。
2016年6月、特別仕様車「SSアーバンブラックパッケージ」「SSブラウンスタイルパッケージ」を発売。11月にはN360発売50周年を記念した特別仕様車「SSネオクラシックレーサーパッケージ」を発売。
2017年3月、仕様変更でボディカラーの設定を変更。12月、マイナーチェンジでタイプを刷新しました。
2018年11月、特別仕様車「Standard・L WHITE CLASSY STYLE」を発売。
2020年3月に生産を終了し、同年4月に販売を終了しました。
N-ONE 2代目 JG3/4型(2020年~)
2020年11月、フルモデルチェンジをして2代目になりました。中身を進化させ、外観は大きく変更はしませんでした。「Premium」「Premium Tourer」「RS」「Original」をラインナップしています。
2020年12月、発売から約1か月で月販計画2,000台の4倍となる8,000台超の受注を記録。
2021年12月10日、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーの「K CAR オブ・ザ・イヤー」を受賞。ホンダ車としては同賞の初受賞となりました。
2022年8月、一部改良と、「Original」をベースとした特別仕様車「STYLE+ URBAN」を発売。
2023年7月4日、原材料価格や物流費の高騰を理由に価格改定を実施。全タイプ一律で62,700円の値上げとなりました。
2024年7月4日、同様の理由で再び価格改定。「Original」と「STYLE+ URBAN」が72,600円、「Premium」と「Premium Tourer」が88,000円、「RS」が97,900円それぞれ値上げされています。
2025年9月12日、N-ONEをベースとした軽EV「N-ONE e:」を発売。同年11月5日には、このN-ONE e:が2025〜2026 日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞しました。
2025年11月20日、商品改良を実施し、全車に前方パーキングセンサーと7インチTFT液晶メーターを採用。RSを6速MT専用グレードへ刷新し、北欧テイストの特別仕様車「CRAFT STYLE」を設定しました。
| N-ONEのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 JG1/2型 | 2012年~2020年 |
| 2代目 JG3/4型 | 2020年~ |





















