N-ONEのモデルチェンジ

N-ONEのモデルチェンジ情報:2025年11月改良でCRAFT STYLE設定、RSは6速MT専用に

N-ONEは次いつ変わる?現行2代目は2025年11月に商品改良を受け、北欧風のCRAFT STYLEを設定、RSは6速MT専用に。軽EV N-ONE e:は受注停止とみられ、拡幅版の小型EV Super-ONEが2026年5月に登場しました。価格やスペック、最新情報を整理します。

N-ONEのモデルチェンジ情報:2025年11月改良でCRAFT STYLE設定、RSは6速MT専用に

N-ONEのモデルチェンジ情報!発売時期や内外装、安全装備、軽EVの動向まで調査

N-BOXに続き、N360から数えてNシリーズ第3弾として販売されたN-ONE。現行モデルは2020年11月に登場した2代目で、2025年11月には商品改良を受けたほか、派生の軽EV「N-ONE e:」やその発展版の小型EV「Super-ONE」など、電動化まわりの動きも活発です。本記事では、N-ONEのモデルチェンジ情報を、エクステリアやインテリア、搭載エンジンや搭載装備、発売日や価格帯、そして最新のEV展開まで注目して解説していきます。

N-ONE e:が受注停止、派生の小型EV「Super-ONE」が2026年5月に登場

N-ONE e:のエクステリアN-ONE e:をベースに小型EV Super-ONEが登場

2025年9月に発売された軽EV「N-ONE e:」ですが、発売から半年ほどが経った2026年春ごろに受注を停止しているとみられます。その背景にあるのが、N-ONE e:のシャシーをベースに全幅を拡げた新しい小型EV「Super-ONE(スーパーワン)」の登場です。ホンダは2026年5月22日にSuper-ONEを正式に発売し、EVラインアップを一段と強化しました。

Super-ONEは、N-ONE e:のプラットフォームをベースにトレッドを40mm拡げた専用シャシーを採用し、ハンドリング性能を高めた一台です。グランドコンセプトは「e: Dash BOOSTER」で、軽規格の枠を超える小型EVとして位置づけられています。専用開発の「BOOSTモード」では最高出力を通常の47kWから70kWへと引き上げ、力強い加速を実現。さらに7段変速の仮想有段シフト制御と仮想エンジンサウンドを組み合わせ、EVでありながらスポーティなガソリン車のような操作感を演出します。WLTCモードの航続距離は274km、車両重量は1,090kgに抑えられています。

装備面ではBOSEプレミアムサウンドシステムや9インチのGoogle搭載Honda CONNECTディスプレー、Honda SENSINGを標準装備。価格は3,390,200円(FF・4名)です。国や自治体のEV補助金を活用すると実質的な負担額はぐっと下がり、N-ONE e:と価格帯が接近・逆転するかたちとなりました。発売直後から受注が殺到し、一時的に受注を停止するほどの人気ぶりで、N-ONE e:は実質的にSuper-ONEへ主役の座を譲った格好です。ただし、ホンダはN-ONE e:そのものの廃止を正式には発表していません。

ホンダ Super-ONEの主要諸元・価格
項目 仕様・数値
ベース N-ONE e:(全幅拡大の専用シャシー)
駆動方式/乗車定員 FF/4名
最高出力(BOOSTモード時) 47kW → 70kW
車両重量 1,090kg
WLTCモード航続距離 274km
充電時間 普通充電 約4.5時間/急速充電 約30分
価格(消費税10%込み) 3,390,200円

N-ONEのマイナーチェンジが2025年11月20日実施 特別仕様車CRAFT STYLEも設定

N-ONE特別仕様車CRAFT STYLEのエクステリア北欧の世界観をイメージしたN-ONE特別仕様車CRAFT STYLE

N-ONEが商品改良や特別仕様車を追加設定するマイナーチェンジを2025年11月20日に実施、発売は翌21日。
改良内容はN-ONEの全グレードに前方パーキングセンサー追加と7インチTFT液晶メーター採用、RSは6速マニュアルトランスミッション専用グレードに刷新したこと。
RSはカーボン調インパネガーニッシュ、フロントシートに耐久性と通気性を持つウルトラスエードを使用、レッドカラーステッチとRSロゴ刺繍も追加。
足元には15インチアルミホイールにホワイトカラーを採用した新意匠に刷新。
プレミアムツアラーはCVTの最上級グレードとして、大型のテールゲートスポイラーやベルリナブラックのアルミホイールを採用。
プライムスムース素材のシートは上質な座り心地にこだわった作りが特徴。

特別仕様車CRAFT STYLEは、北欧の世界観をイメージした機能性とスタイリッシュさを兼ね備えたデザインが特徴。
フロントグリルのクロームメッキ、アクセントのホワイトカラーはドアミラーやアウターハンドルに採用。インパネガーニッシュは北欧デザインらしいウッド調のトープ色を設定します。

N-ONE特別仕様車CRAFT STYLEの装備

  • フロントグリル クロームメッキ
  • ホワイトカラー ドアミラー
  • ホワイトカラー アウターハンドル
  • ホワイトカラー ハーフホイールキャップ
  • トープウッド調 インパネガーニッシュ
  • フロントコンビシート プライムスムース(トープ×プラチナホワイト)
  • フロントドアアームレスト プライムスムース(トープ)
2025年ホンダ N-ONEの販売価格一覧
グレード 駆動方式 ミッション 販売価格
Original 2WD(FF) CVT 1,767,700円~
4WD 1,912,900円~
Premium 2WD(FF) 1,966,800円~
4WD 2,112,000円~
Premium Tourer 2WD(FF) 2,173,600円~
4WD 2,318,800円~
RS 2WD(FF) 6速MT 2,278,100円~
Original 特別仕様車
STYLE+ URBAN
2WD(FF) CVT 1,881,000円~
4WD 2,026,200円~

N-ONEベースのBEV(電気自動車)N-ONE e:を2025年9月12日発売

  • N-ONE e:のエクステリアN-ONE e:は航続距離約295kmの実用的な軽EV
  • N-ONE e:のリヤN-ONE e:
  • N-ONE e:のリヤコンビネーションランプN-ONE e:
  • N-ONE e:のインテリアN-ONE e:

ホンダが商用軽EV以外で初めての軽乗用BEVのN-ONE e:を2025年9月12日に投入、ベースになるのがN-ONEで、販売価格は2,699,400円から。
軽ハイト系モデルと比較するとN-ONEは車両重量が軽く、モーターの力強いトルクにより軽快な走行を実現、最大航続距離も日常で使う範囲をカバーできる約295kmと十分な距離を確保しています。
N-ONE e:のグレードはエントリーグレードのe:Gと上位グレードのe:Lの2種をラインナップ、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドを装備するなど先進装備も揃っています。

なお、ガソリンエンジンのN-ONEについても、この後2025年11月20日に商品改良が実施され、7インチ液晶メーターの標準化やフロントコーナーセンサーの追加などが行われました(詳細は上記のマイナーチェンジの項目を参照)。
また前述のとおり、N-ONE e:自体は発売から半年ほどで受注を停止しているとみられ、そのシャシーを拡幅して用いる小型EV「Super-ONE」が2026年5月に登場しています。

2026年ホンダ N-ONE e:の販売価格一覧
グレード 駆動方式 販売価格
e:G 2WD(FF) 2,699,400円~
e:L 3,198,800円~

N-ONEが2022年8月26日に一部改良 特別仕様車とボディカラーを新規追加

N-ONE STYLE+ URBANSTYLE+ URBAN(スタイルプラス アーバン)

N-ONEが新型にモデルチェンジしてから初めての一部改良を実施。
主な改良内容は、オリジナルグレードをベースにした特別仕様車スタイルプラスアーバン(STYLE+URBAN)の追加と、新規で追加するボディカラーです。その他に装備の入れ替えがありますが、販売価格は当時のモデルと同じく据え置きです。

2022年N-ONE STYLE+ URBANの装備

  • 運転席と助手席シートヒーター
  • ブラックメーター
  • タン&チャコール フロントコンビシート
  • シルバーステアリングガーニッシュ
  • タンウッド調インパネガーニッシュ
  • タン フロントドアアームレスト
  • ブラック ヘッドライトエクステンション
  • クロームメッキ フロントグリルモール
  • ブラック 電動格納式ドアミラー
  • ブラック アウタードアハンドル
  • グレーメタリック 14インチスチールホイール

特別仕様車はフロントグリルやアウタードアハンドルにクロームメッキ仕上げを施した、都会的なスタイルに。
ガーデングリーンメタリックとメテオロイドグレーメタリックの専用ボディカラーで、存在感のあるモデルになっています。

N-ONEのスペック(諸元)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,545mm-1,570mm
ホイールベース 2,520mm
室内長 2,050mm
室内幅 1,300mm
室内高 1,195mm
車両重量 840kg-920kg
最小回転半径 5.5m-5.7m
最低地上高 135mm-145mm
エンジン型式 S07B型 水冷直列3気筒
エンジン総排気量 0.658L
エンジン最高出力(ターボ) 43kW(58PS)/7,300rpm(47kW(64PS)/6,000rpm)
エンジン最大トルク(ターボ) 65Nm(6.6kgm)/4,800rpm(104Nm(10.6kgm)/2,600rpm)
乗車定員 4名
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
タンク容量 25L-27L
WLTCモード燃費 21.0km/L-23.0km/L

N-ONEのボディカラー ガーデングリーン・プレミアムイエローなど新色設定

N-ONEのボディカラーは、グレードにより選べるカラーと選べないカラーがあります。フレームレッドはオリジナルのグレード限定の色で、ガーデングリーンはスタイルプラス アーバンの新色、プレミアムイエローの2トーンカラーはRS限定のカラーです。

N-ONE Originalのボディカラー

  • フレームレッド
  • プラチナホワイトパール
  • プレミアムアイボリーパール2
  • フィヨルドミストパール
  • メテオロイドグレーメタリック
  • プレミアムサンライトホワイトパール
  • フレームレッド×ブラック
  • プラチナホワイトパール×ブラック
  • プレミアムアイボリーパール2×ブラック
  • フィヨルドミストパール×ブラック
  • メテオロイドグレーメタリック×ブラック
  • フレームレッドのN-ONEフレームレッド
  • プラチナホワイトパールのN-ONEプラチナホワイトパール
  • プレミアムアイボリーパール2のN-ONEプレミアムアイボリーパール2
  • フィヨルドミスト・パールのN-ONEフィヨルドミストパール
  • メテオロイドグレーメタリックのN-ONEメテオロイドグレーメタリック
  • プレミアムサンライトホワイトパールのN-ONEプレミアムサンライトホワイトパール
  • フレームレッド×ブラックのN-ONEフレームレッド×ブラック
  • プラチナホワイト・パール×ブラックのN-ONEプラチナホワイトパール×ブラック
  • プレミアムアイボリーパールⅡ×ブラックのN-ONEプレミアムアイボリーパールⅡ×ブラック
  • フィヨルドミストパール×ブラックのN-ONEフィヨルドミストパール×ブラック
  • メテオロイドグレー・タリック×ブラックのN-ONEメテオロイドグレーメタリック×ブラック

N-ONE Original スタイルプラス アーバンのボディカラー

  • ガーデングリーンメタリック
  • プラチナホワイトパール
  • メテオロイドグレーメタリック
  • プレミアムアイボリーパール2
  • フレームレッド
  • ガーデングリーンメタリックのN-ONEガーデングリーンメタリック
  • プラチナホワイトパールのN-ONEプラチナホワイトパール
  • メテオロイドグレーメタリックのN-ONEメテオロイドグレーメタリック
  • プレミアムアイボリー・パールⅡのN-ONEプレミアムアイボリーパール2
  • フレームレッドのN-ONEフレームレッド

N-ONE Premiumのボディカラー

  • メテオロイドグレーメタリック
  • プラチナホワイトパール
  • プレミアムアイボリーパール2
  • ブリティッシュグリーンパール
  • ミッドナイトブルービームメタリック
  • プレミアムサンライトホワイトパール
  • メテオロイドグレーメタリック×ブラック
  • プラチナホワイトパール×ブラック
  • プレミアムアイボリーパール2×ブラック
  • ブリティッシュグリーンパール×ブラック
  • ミッドナイトブルービームメタリック×ブラック
  • メテオロイドグレーメタリックのN-ONEメテオロイドグレーメタリック
  • プラチナホワイトパールのN-ONEプラチナホワイトパール
  • プレミアムアイボリーパール2のN-ONEプレミアムアイボリーパール2
  • ブリティッシュグリーンパールのN-ONEブリティッシュグリーンパール
  • ミッドナイトブルービームメタリックのN-ONEミッドナイトブルービームメタリック
  • プレミアムサンライトホワイトパールのN-ONEプレミアムサンライトホワイトパール
  • メテオロイドグレーメタリック×ブラックのN-ONEメテオロイドグレーメタリック×ブラック
  • プラチナホワイトパール×ブラックのN-ONEプラチナホワイトパール×ブラック
  • プレミアムアイボリーパール2×ブラックのN-ONEプレミアムアイボリーパール2×ブラック
  • ブリティッシュグリーンパール×ブラックのN-ONEブリティッシュグリーンパール×ブラック
  • ミッドナイトブルービームメタリック×ブラックのN-ONEミッドナイトブルービームメタリック×ブラック

N-ONE RSのボディカラー

  • オータムイエローパール×ブラック
  • フレームレッド×ブラック
  • ブリティッシュグリーンパール×ブラック
  • プラチナホワイトパール×ブラック
  • メテオロイドグレーメタリック×ブラック
  • クリスタルブラックパール
  • オータムイエローパール×ブラックのN-ONEオータムイエローパール×ブラック
  • フレームレッド×ブラックのN-ONEフレームレッド×ブラック
  • ブリティッシュグリーンパール×ブラックのN-ONEブリティッシュグリーンパール×ブラック
  • プラチナホワイトパール×ブラックのN-ONEプラチナホワイトパール×ブラック
  • メテオロイドグレーメタリック×ブラックのN-ONEメテオロイドグレーメタリック×ブラック
  • クリスタルブラックパールのN-ONEクリスタルブラックパール

新型N-ONEが1か月で月間販売目標の4倍にあたる約8,000台を受注

フルモデルチェンジした新型N-ONEが2020年11月20日の発売から1か月後に、月間販売目標の4倍を超える、約8,000台を受注したとホンダ公式が発表しました。

全車速追従式のアダプティブクルーズコントロール(ACC)や電動パーキングブレーキとブレーキホールドなど、最新の技術を搭載したことや、軽自動車トップクラスの安全性を持つホンダセンシングを標準装備していることが好調な販売台数に繋がっているのかもしれません。

1か月後の累計受注台数の発表と同時に人気のグレードも発表され、34%がOriginalグレードを、29%がRSグレードを、19%がプレミアムを、18%がプレミアムツアラーを選択しているようです。

N-ONEのフルモデルチェンジは2020年11月20日 キープコンセプトでターボ6速MTのRSグレードを設定

新型N-ONEのエクステリア軽自動車初のFFターボ6速MTを設定する新型N-ONE

N-ONEが2020年11月にフルモデルチェンジしました。エクステリアは従来のモデルを引き継ぐキープコンセプトで、オリジナル、プレミアム、RSの3グレードで展開します。どのグレードもヘッドライト・テールランプがLEDなので、先進性の高いエクステリアが特徴です。
グレードの中でも注目されるのが、軽自動車初のFF駆動でターボエンジンを搭載する6速MTモデルです。

オリジナルグレードはベーシックなタイプですが、ホンダセンシングなどの安全装備も充実した、必要十分なグレードです。フルLEDヘッドライトも標準装備するので先進性のある見た目も特徴です。

新型N-ONE オリジナルグレードの装備

  • ホンダセンシング
  • デイタイムランニングランプ付 フルLEDヘッドライト
  • 電子制御パーキングブレーキ
  • ナビ装着用スペシャルパッケージ
  • プラズマクラスター技術搭載
  • フルオート・エアコンディショナー など

上級グレードにあたるプレミアムは、本革巻きステアリングホイールやLEDフォグライト、アルミホイールを標準装備する豪華な仕様です。ターボモデルはプレミアムツアラーという名称になっています。

新型N-ONE プレミアムグレードの装備

  • オリジナルグレードの装備
  • 本革巻ステアリングホイール
  • LEDフォグライト
  • プレミアム専用エクステリア
  • プレミアムは14インチアルミホイール
  • プレミアムツアラーは15インチアルミホイール など

RSは走りを追求した本格派のグレードで、専用の本革巻きステアリングホイールやアルミホイールを装備した個性的なモデルです。最大の特徴は6MTのミッションを用意していることです。

新型N-ONE RSグレードの装備

  • オリジナルグレードの装備
  • RS専用本革巻ステアリングホイール
  • LEDフォグライト
  • RS専用エクステリア
  • CVTは本革巻セレクトレバー
  • 6MTは本革巻MTシフトノブ
  • マットブラックの15インチアルミホイール など

丸・四角・台形をデザインイメージにした新型N-ONEは、軽自動車で初めてのLEDデイタイムランニングランプを搭載するなど、一見フルモデルチェンジには見えないようでも、しっかり進化しています。
ターボエンジンのFF駆動6MTモデルも待望の追加になり、幅広いユーザーに受け入れられました。なお、この6速MTは2025年11月の商品改良でRSの専用ミッションとなり、N-ONEの個性としてさらに際立っています。

新型N-ONEフルモデルチェンジ発表前の噂や初代N-ONEの情報など

ここからは、2020年に登場した2代目N-ONEがフルモデルチェンジ情報を発表する前に噂されていた内容を振り返ります。東京オートサロンでは、2代目のコンセプトになった「N-ONEカフェレーサーコンセプト」なども展示されていました。
あわせて、2012年から2020年まで販売された初代N-ONEについても紹介します。

ホンダ・N-ONEが2020年秋にフルモデルチェンジすると告知された

次期N-ONEを示唆するホンダ公式サイトの画像2代目N-ONEは2020年秋にデビューした

2020年3月30日、ホンダN-ONEの公式ページにて、初代N-ONEの生産終了のアナウンスとともに、N-ONEが2020年秋にフルモデルチェンジすることが正式に告知されました。

当時のページでは「N-ONEのきほんのかたち」として「丸」「四角」「台形」の3つのポイントが紹介されていました。ひとつ目は人間の目のような親しみやすい丸目ヘッドライト、2つ目は四角いリアランプ、3つ目はボディの4隅にレイアウトされたタイヤによる台形フォルム。これらの「きほんのかたち」は予告どおり2代目にも受け継がれ、エクステリアはキープコンセプトとなりました。
また、S660の6速MTを移植するのではという噂もありましたが、実際に軽自動車初のFFターボ6速MTがRSに設定され、スポーティなグレードとして結実しました。

フルモデルチェンジは予想どおり2020年11月20日に実施された

かつてはモデル廃止となりN-WGNと統合されるのではという噂もあったN-ONEですが、事前の情報どおり2020年11月20日にフルモデルチェンジが実施されました。

2代目は、N-WGNやN-BOXに採用される新世代プラットフォームを採用。エクステリアは丸目ヘッドライトを踏襲し、デザインは初代からのキープコンセプトにまとめられました。ボディサイズも予想どおり、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,610mm、ホイールベース2,520mmとほぼ従来どおりに収められています。

安全面では、事前に期待されていたとおりHonda SENSINGが標準装備化されました。一方で、フリードやフィットに設定される「クロスター」がN-ONEにも追加されるのではという噂もありましたが、こちらは実現せず、SUVテイストの派生グレードは設定されないままとなっています。

東京オートサロン2020に「N-ONE カフェレーサーコンセプト」が登場、2代目のプロトタイプ的存在だった

東京オートサロン2020で展示されたN-ONEカフェレーサーコンセプトN-ONE カフェレーサーコンセプトのエクステリア

N-ONEのコンセプトモデルとして、「N-ONE カフェレーサーコンセプト」が2020年1月10日~12日に開催された東京オートサロン2020へ出展されました。

N-ONE カフェレーサーコンセプトは6MT搭載モデルで、後に登場する2代目N-ONEのプロトタイプ的な位置づけでした。外観は丸目ヘッドライトのネオクラデザインを踏襲するキープコンセプトながら、インテリアはアナログ感のある独自の作りで、市販型のRS(6速MT)につながる方向性を示していました。

N-ONEに可愛く上品な特別仕様車「ホワイトクラッシースタイル(WHITE CLASSY STYLE)」を設定

Nワン「ホワイトクラッシースタイル」のエクステリアシンプル・上品・可愛らしさがコンセプトのNワン特別仕様車ホワイトクラッシースタイル

Nワンに白を基調にした可愛く上品なスタイルの特別仕様車「ホワイトクラッシースタイル」が2018年11月1日に追加され、翌日の11月2日から販売開始されました。ホワイトクラッシースタイルは既存グレードのスタンダードLをベースにした特別仕様車でシンプル・上品・可愛らしさを表現しています。

ボディカラーもコンセプトにそった「ピーチブロッサム・パール」「プレミアムアイボリー・パール2」「サーフブルー」の3色を設定しています。

Nワン「ホワイトクラッシースタイル」の特別装備

  • ホワイトパール・フロントグリル
  • ホワイトパール・アウタードアハンドル
  • ホワイトパール・ドアサイドモール
  • カラードフロントピラー
  • ホワイトパール・ドアミラー
  • ホワイトパール・リアライセンスガーニッシュ
  • ホワイトフルホイールキャップ
  • 運転席&助手席シートヒーター
  • アイボリーシート
  • ホワイトアイボリー・インテリアセンターパネル
  • ホワイトアイボリー・メーターリング
  • あんしんパッケージ

N-ONEホワイトクラッシースタイルは安全装備の「あんしんパッケージ」を標準装備しているので、初めて車を購入する方にもおすすめの特別仕様車でした。

2017年12月21日にN-ONEは2度目のマイナーチェンジを行っている

N-ONEは、2017年12月21日に2度目のマイナーチェンジを行い、軽自動車では初となる遮音機能付きガラスの採用や、エクステリアカラーに新色を追加しました。このマイナーチェンジにより初代N-ONEは販売時期により3つの型に分けられます。

初代N-ONEの販売時期まとめ

  • 前期型:2012年~2014年4月
  • 中期型:2014年4月~2017年11月
  • 後期型:2017年12月~2020年11月20日

後期型となる2017年12月21日に行われたマイナーチェンジでは、フェイスリフトなどのエクステリア変更は行わずキープコンセプトで、「スタンダード」、「スタイル」、「プレミアム」、「RS」の4つのグレードに分けられました。

新型N-ONE スタンダードの外装スタンダードのエクステリア

新型N-ONE スタンダードの内装スタンダードのインテリア

N-ONEスタンダードは、モノトーンカラーの標準的なグレードで、「G」にあたるグレードです。内装には、落ち着いたシートカラーですが、インナードアハンドルをメッキ仕様にするなど上質な仕上がりになっています。

新型N-ONE スタイルの外装スタイルのエクステリア

新型N-ONE スタイルの内装スタイルのインテリア

N-ONEスタイルは、ブラウンルーフとアイボリーのツートンカラーで、アウタードアハンドルやドア下にメッキパーツが装着されています。インテリアには、プライムスムースと合皮のコンビシートと本木目のインパネ加飾が見られるので、「プレミアムSSブラウンスタイルパッケージ」に相当するグレードです。

新型N-ONE プレミアムの外装プレミアムのエクステリア

新型N-ONE プレミアムの外装プレミアムのインテリア

N-ONEプレミアムは、ホワイトルーフとインディゴブルーの落ち着いたカラーで、アルミホイールを装着しています。インテリアは、プライムスムースと合皮のコンビシートで、黒とシルバーを基調としたシックな内装で、「プレミアム・プレミアムツアラー」に相当するグレードです。

新型N-ONE RSの外装RSのエクステリア

新型N-ONE RSの外装RSのインテリア

ホンダのスポーティなグレードに与えられる名称である「RS」は、オレンジのボディカラーでアクティブな印象を受けます。インテリアは、ブラックを基調としてレッド加飾がいたるところに施されていて「プレミアムツアラーSSアーバンブラックパッケージ」に相当するグレードです。

追加されたボディカラーは、「モーニングミストブルー・メタリック」、「プレミアムアイボリー・パール+ブラウン」、「インディゴブルーカラー系の濃青色」、「サンセットオレンジ2」の4色です。

2代目N-ONEのエクステリア・インテリアは予想どおりキープコンセプトで進化した

初代N-ONEのエクステリア初代N-ONE

2代目N-ONEのエクステリアは、事前の予想どおりキープコンセプトで、大きな変化を加えずに登場しました。初代N-BOXと2代目N-BOXでもフロントマスクやテールレンズの変更にとどまったのと同様、N-ONEも丸目ヘッドライトを核とした顔つきを守りつつ、細部を磨き上げています。

N-ONEの内装

インテリアは収納の使い勝手が高められ、質感も向上しました。

新型N-ONEのインストルメントパネル2代目N-ONEのインパネ周り

初代N-ONEのインストルメントパネル初代N-ONEのインパネ周り

メーターまわりは、2代目N-BOX同様の見やすいデザインへと刷新されました。

2代目N-ONEには予想どおり改良版S07Bエンジンが搭載された

初代N-ONEのエンジン

初代N-ONEに搭載されていたエンジンは「S07A」で、初代N-BOXにも積まれていました。2代目N-ONEでは、事前の予想どおり2代目N-BOXと同じ改良版「S07B」を搭載しています。

S07Bエンジン諸元
種類 直列3気筒
排気量 658cc
最高出力 58PS/7,300rpm
最大トルク 65Nm/4,800rpm

N-ONEにもターボエンジンが用意されており、2代目N-BOXと同系のターボが搭載されました。

S07Bターボエンジン諸元
種類 直列3気筒
排気量 658cc
過給機 ターボ
最高出力 64PS/6,000rpm
最大トルク 104Nm/2,600rpm

燃費も、初代から2代目へのフルモデルチェンジで向上しました。ノンターボ車では「i-VTEC」を採用し、ターボエンジンでは過給圧を調整する電動ウェイストゲートを搭載しています。
参考までに、初代N-ONEの燃費はFFの2WDで28.4km/L、4WDで25.8km/L、ターボモデルでは2WDで25.8km/L、4WDで24.0km/Lでした。

2代目N-ONEには予想どおりホンダセンシングが搭載された

2代目N-ONEに搭載されたホンダセンシング

初代N-ONEの安全装備は、時速30km以下で作動する自動ブレーキ「シティブレーキアクティブシステム」がメーカーオプション設定で、低速域衝突軽減ブレーキと誤発進抑制機能を備えていました。

2代目N-BOXでは安全装備「ホンダセンシング」が搭載され、低速域だけでなく高速域の自動ブレーキや歩行者検知など、複数の運転支援機能を備えていました。

同じNシリーズのN-ONEも、2代目へのフルモデルチェンジで予想どおり「シティブレーキアクティブシステム」から「ホンダセンシング」へと進化し、安全性を大きく高めました。

N360をモチーフに開発されたN-ONEのモデルチェンジ遍歴

N-ONEはホンダが販売するセミトールワゴンで、「Nシリーズ」の第3弾となるモデルです。1967年に発売されたN360をモチーフにしており、ゼストの後継車種でもあります。

N-ONE 初代 JG1/2型(2012年~2020年)

N-ONE

2012年11月、初代N-ONEがデビューしました。グレード体系はスタンダードの「G」、上級仕様の「Premium」で、それぞれに「Lパッケージ」「Tourer」「Tourer・Lパッケージ」が用意されています。
2013年9月、ボディカラーに新色を追加しました。
2014年5月、マイナーチェンジを実施。燃費性能の向上と快適装備の充実、ボディカラーの入れ替えが行われました。グレード体系も整理され、「Tourer」「Premium・Lパッケージ」「Premium Tourer・Lパッケージ」が廃止され、「G・Lパッケージ」は「G・Aパッケージ」に、「Tourer・Lパッケージ」は「Tourer・Aパッケージ」に変更になっています。11月には特別仕様車「SS(鈴鹿スペシャル)」を発売。

2015年7月、マイナーチェンジを実施し、外観の変更とボディカラーの入れ替えが行われ、「G・LOWDOWN」「Premium Tourer・LOWDOWN」を追加しました。12月、新タイプの「G・LOWDOWN」の追加と、特別仕様車「SSブラウンスタイルパッケージ」を発表しました。
2016年6月、特別仕様車「SSアーバンブラックパッケージ」「SSブラウンスタイルパッケージ」を発売。11月には特別仕様車「SSネオクラシックレーサーパッケージ」を発売。

2017年3月、仕様変更でボディカラーの設定を変更。12月、マイナーチェンジでタイプを刷新しました。
2018年11月、特別仕様車「Standard・L WHITE CLASSY STYLE」を発売。
2020年4月、販売を終了しました。

N-ONE 2代目 JG3/4型(2020年~)

2020年11月、フルモデルチェンジをして2代目になりました。中身を進化させ、外観は大きく変更はしませんでした。「Premium」「Premium Tourer」「RS」「Original」をラインナップしています。
2022年8月、一部改良と、「Original」をベースとした特別仕様車「STYLE+ URBAN」を発売。
2025年9月、N-ONEをベースとした軽EV「N-ONE e:」を発売。
2025年11月、商品改良を実施し、全車に前方パーキングセンサーと7インチTFT液晶メーターを採用。RSを6速MT専用グレードへ刷新し、北欧テイストの特別仕様車「CRAFT STYLE」を設定しました。

N-ONEのモデルチェンジ遍歴
N-ONEのモデル 販売年表
初代 JG1/2型 2012年~2020年
2代目 JG3/4型 2020年~