BMW4シリーズのスペックや価格を解説!次期フルモデルチェンジの予定は?
BMW4シリーズは、元々はBMW3シリーズのスペシャリティモデルでしたが、後にクーペシリーズとして独立。日本では2013年に発売が開始された比較的新しい車種です。
現在は2ドアクーペのF32型、4ドアクーペのグランクーペF36型、リトラクタブル・ハードトップを採用したカブリオレF33型の3種類のボディタイプがラインアップされています。また、BMW Mがチューニングを施した高性能スポーツモデルM4も存在します。
新型4シリーズのプロトタイプをカメラが目撃!
BMW新型4シリーズの開発車両がカメラにスパイショットされました。
今回目撃されたプロトタイプは、フランクフルトモーターショー2019で発表され大きな話題を呼んだコンセプト4と同様、大きなキドニーグリルを装着。グリル内はメッシュパターンを採用しており、ブラック塗装が施されています。エンジン冷却が不要なため、開閉式のアクティブ・エアストリームを採用していることも確認できます。
なお、デュアルエキゾーストやブルーブレーキキャリパーの存在も確認できることから、今回の車両はハイパフォーマンスモデルの「M440i」である可能性も。2020年後半ごろのデビューが有力です。
新型4シリーズのパワートレインには1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンや2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを設定。「M440i xDrive」は3.0L直列6気筒ターボエンジン(最高出力382ps、最大トルク500Nm)、「M4クーペ」は3.0L直列6気筒「M TwinPower Turbo」エンジン(最高出力510ps、最大トルク598Nm)が予想されています。
BMW4シリーズにシューティングブレークが設定か
現在開発中のBMW新型4シリーズに、シューティングブレークが設定されるとの噂が浮上しています。
現時点で、次期型4シリーズのパワートレインには1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンや新開発の2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどが設定される可能性があるとのこと。
ハイパフォーマンスモデルの「440i xDrive」には、3.0L直列6気筒ターボエンジン(最高出力382ps、最大トルク500Nm)、「M4」には3.0L直列6気筒S58エンジン(最高出力510ps、最大トルク598Nm)の搭載が予想されています。
BMWが「コンセプトi4」をバーチャルワールドプレミア!
i4を示唆するコンセプトカー「コンセプトi4」のエクステリア
2020年3月3日、BMWは2021年発売予定の新型EVモデル「i4」を示唆するコンセプトカー「コンセプトi4」をドイツのミュンヘン本社にて世界初公開しました。ジュネーブモーターショー2020が中止となったため、バーチャルでのワールドプレミアとなりました。
ロングホイールベースで流麗なボディラインを描くコンセプトi4のエクステリア。フロントマスクは縦長の大きなキドニーグリルが配されており、フランクフルトモーターショー2019で発表された「コンセプト4」を彷彿とさせます。4灯式のヘッドライトやiスタイル特有のブルーアクセント、リアのL字型テールライトもポイントです。
コンセプトi4のインテリア
キャビン内にはドライバーからの視認性を向上するため角度を付けてレイアウトされた「BMWカーブディスプレイ」を搭載。シートにはマイクロファイブバーやオリーブリーフから作られた天然のレザーが使われています。インパネやドア周りにはブロンズやクロームのガーニッシュを散りばめ、先進的なデザインに仕上がっています。
スカンジナビアで4シリーズ・カブリオレの開発車両がスパイショット!
BMW4シリーズ・カブリオレの市販型プロトタイプが、スカンジナビアでのテスト走行中にカメラに捉えられました。
BMW4シリーズ カブリオレのフロントビュー
BMW4シリーズ カブリオレのサイドビュー
BMW4シリーズ カブリオレのリヤビュー
今回撮影された個体はフルオープンで走行しており、新デザインのテールライトやLEDデイタイムランニングライト、ウィンドディフレクターなどが確認できます。 BMW4シリーズ・カブリオレの新型には「CLAR」プラットフォームを採用します。従来モデルは電動リトラクタブル・ハードトップでしたが、ソフトトップに変更されると考えられます。
2.0L直列4気筒ターボエンジン(最高出力255ps、最大トルク400Nm)や3.0L直列6気筒ターボエンジン(最高出力382ps、最大トルク500N)に加え、PHEVがラインナップする可能性も濃厚です。
世界初公開は2020年内と見込まれています。
BMW M4クーペの開発車両を目撃!2020年夏に公式発表か
BMW M4クーペのプロトタイプがスパイショットされました。
BMW M4クーペ プロトタイプのフロントビュー
BMW M4クーペ プロトタイプのサイドビュー
BMW M4クーペ プロトタイプのリヤビュー
今回カメラに捉えられた個体からは、市販型ヘッドライトやテールライトなどが確認できます。また、新色のボディカラー「マン島グリーンメタリック」もわずかに見て取れます。
予想されるパワートレインは最高出力は510ps、最大トルク598Nm の3.0L直列6気筒「S58」型ツインターボエンジンに6速MTとDCTの組み合わせ。駆動方式はFRですが、オプションでxDriveが用意されるでしょう。
BMW4シリーズカブリオレの次期型プロトタイプをカメラが目撃!
輸送中のBMW4シリーズカブリオレの開発車両がスパイショットされました。
BMW4シリーズカブリオレのフロントビュー
BMW4シリーズカブリオレのサイドビュー
BMW4シリーズカブリオレのリヤビュー
今回目撃されたプロトタイプからは、円形ツインエキゾーストシステムやテールライト、LEDデイタイムランニングライトを装着するヘッドライト等が確認できます。車内には高精細ディスプレイや3スポークのステアリングホイール、ルーフ開閉ボタン、電子パーキングブレーキなどが用意。次期型4シリーズカブリオレではZ4と同じくソフトトップを装備し、「CLAR」プラットフォームを採用します。
パワートレインは2.0リットル直列4気筒ターボ(最高出力255ps、最大トルク400Nm)や3.0リットル直列6気筒ターボエンジン(最高出力382ps、最大トルク500Nm)、PHEVなど。最高出力510ps、最大トルク598Nmの3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジン搭載の「M4カブリオレ」がラインナップする可能性もあります。なお、ワールドプレミアは2020年後半ごろとなるでしょう。
BMW4シリーズクーペの開発車両がニュルブルクリンクでスパイショット
ニュルブルクリンクにて高速テスト中のBMW4シリーズクーペの新型プロトタイプが目撃されました。
ベイビー8シリーズとも称されるBMW4シリーズクーペの開発車両は、加速性に優れ俊敏な走りを披露。ハーフカップ型のLEDデイタイムランニングライトを装着するほか、テールライトの一部も確認できます。台形のツインエキゾーストパイプが見て取れることから「440i xDrive」である可能性も考えられます。
新型4シリーズクーペのパワーユニットは1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンや2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジン(最高出力258ps)、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンなど。ハイパフォーマンスモデル「440i xDrive」の場合、3.0L直列6気筒ターボエンジン(最高出力382ps/最大トルク500Nm)の搭載が見込まれます。
次期型BMW M4クーペが2020年にワールドプレミア!
BMWがBMW M4クーペの次期型モデルを2020年に世界初公開すると明らかにしました。
新型BMW M4クーペのパワートレインは最大出力500hp以上のBMW M ツインパワーターボテクノロジーを採用する「S58」型直列6気筒ガソリンツインターボエンジンで、トランスミッションは8速ステップトロニックを組み合わせます。新型X4Mにも搭載されていて、コンペティションモデルでは最大出力510hp/6250rpm、最大トルク61.2kgm/2600~5950rpmに到達。駆動方式は4WD「xDrive」です。
次期型4シリーズクーペのデザインは3シリーズセダンと差別化を図り、コンセプト4と同様の縦長の大型キドニーグリルを採用する可能性が濃厚です。
スカンジナビアで耐寒テスト中の4シリーズクーペの開発車両を目撃!
豪雪のスカンジナビアにて、BMW4シリーズクーペの最新プロトタイプがカメラに捉えられました。
BMW4シリーズクーペ プロトタイプのフロントビュー
BMW4シリーズクーペ プロトタイプのサイドビュー
BMW4シリーズクーペ プロトタイプのリヤビュー
今回目撃された個体は耐寒テスト中とのことで、以前目撃された個体と同様のカモフラージュを身にまとっています。しかし、その状態でもブーメラン型のLEDヘッドライトや新デザインのテールライトが確認できます。車内にはインフォテインメントシステムやHVACコントロール、3スポークのステアリングホイールなどが設置されます。
パワートレインは1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジン、2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどが用意されるとのこと。ワールドプレミアは2020年3月に開催されるジュネーブモーターショーになるのではないかとの見方が強まっています。
BMW M4 Competition がベースの「BMW M4 Edition Heritage」が日本国内30台限定で発売
2020年1月15日、BMWはBMW M4 Competitionをベース車とした「BMW M4 Edition Heritage」を発表しました。世界限定750台のM4 Edition Heritageは、日本国内では30台限定で発売されます。価格は15,450,000円です。
BMW M4 Edition Heritageラグナセカブルーのエクステリア・インテリア
BMW M4 Edition Heritageベルベットブルーのエクステリア・インテリア
BMW M4 Edition Heritageイモラレッドのエクステリア・インテリア
モータースポーツをイメージさせる流麗なエクステリアデザインのM4 Edition Heritage。ボディカラーはアメリカのラグナ・セカ・サーキットにインスパイアされた「ラグナセカブルー(限定15台)」、ビロード生地を思わせる美しい「ベルベットブルー(限定10台)」、イタリアのイモラ・サーキットをイメージした「イモラレッド(限定5台)」の3種類が用意されています。
ラグナセカブルーとベルベットブルーのシートはシルバーストーン×ブラックの爽やかなデザイン。それぞれのボディカラーに合わせたステッチがあしらわれています。
イモラレッドはレッド×ブラックのシートデザインで、スポーティーなスタイルとなっています。
BMW M4 Edition Heritageのパワートレインは直列6気筒DOHC M ツインパワーターボガソリンエンジンにトランスミッション7速M DCT Drivelogicを組み合わせます。最高出力は331kW〔450ps〕/7,000rpm、最大トルクは550Nm〔56.1kgm〕/2,350-5,500rpmを発揮します。
BMW M4クーペの最新型と思われる個体を輸送中にスパイショット!
キャリアカーで輸送されているBMW M4クーペの開発車両がカメラに捉えられました。ワールドプレミアは2020年中盤となる見込みです。
輸送中のBMW M4クーペ
BMW M4クーペのフロントビュー
BMW M4クーペのサイドビュー
BMW M4クーペのリヤビュー
今回撮影されたBMW M4クーペのプロトタイプは恐らく再集計で、ハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトつきヘッドライトを装着。バンパーの下には大きなフロントグリルが搭載されていますが、コンセプト4のような意匠となるかは未だ不明です。
車内はブラックを基調としたインテリアにレッドのアクセントカラーを取り入れたスポーティーなデザインとなることが予想されます。
BMW「i4」に新開発のEVパワートレインを採用
BMW iブランドでは初となるグランクーペ「i4」に、新世代のEVパワートレインが搭載されることが判明しました。BMW i4専用の電動モーターの最大出力は約530hp。最高速は200km/h以上、0~100km/h加速は約4.0秒となります。
i4には第5世代のBMW「eDrive」を採用し、新設計となる容量80kWhの高電圧バッテリーを搭載。一度の充電で最大600kmの航続を可能としています。
なお、BMW i4の生産は2021年からスタートする見込みです。
次期型BMW4シリーズの開発車両をスクープ!
スクープされた次期型BMW4シリーズの開発車両
BMWの次期型4シリーズのプロトタイプと思われる個体をカメラが捉えました。次期型4シリーズは2020年のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされるでしょう。
新型BMW4シリーズの開発車両からライト部分に意匠変更がされているのが確認できる
エクステリアはヘッドライトやテールライトの意匠変更が行われています。今のところ、フランクフルトモーターショーで公開されたコンセプト4に採用された大型のキドニーグリルが採用されるかどうかは明らかになっていません。
BMW4シリーズの開発車両のインテリアを見ると3シリーズと同じデザインも見て取れる
インテリアは3シリーズと同デザインを採用する箇所が確認できます。3本スポークのステアリングホイールやインフォテインメントディスプレイ、デジタルインストルメントクラスタなどを装備します。
次期型BMW4シリーズの開発車両のエクステリアの全貌
パワートレインは1.5L直列3気筒ターボエンジンや新開発の1.5L直列3気筒ターボエンジン、2.0L直列4気筒ディーゼルターボ、3.0L直列6気筒ターボエンジンを用意。次いでPHEVモデルやM4クーペもラインナップされる見込みです。
BMW4シリーズにEVモデルが登場!2020年にコンセプトモデルを発表か
BMW4シリーズにEVモデルが登場
BMW4シリーズをベースにしたEVモデルが誕生することがわかりました。
BMW4シリーズのEVエクステリア
4ドアクーペ「グランクーペ」のスタイリングを取り入れたEVモデルは現在「i4」と呼ばれており、開発車両がたびたび目撃されています。2020年にコンセプトモデルを発表し、市販化は2021年の見込みです。
BMW4シリーズEVモデルのリアビュー
i4は「1回の充電での航続距離600kmを目指して開発中」とも言われていますが、現実路線では480km程度が有力でしょう。60kWhと80kWhの2種類のバッテリーを装備し、AWD仕様も設定予定です。
BMW4シリーズEVモデルのエクステリアと内装
2019年11月に目撃された車両は、LEDデイタイムランニングライトを備えており、カモフラージュされた姿からも精悍な顔つきであることが見て取れます。
BMW4シリーズカブリオレのハイパフォーマンスモデル「M4カブリオレ」の開発車両がスパイショット!
BMW4シリーズカブリオレの高性能モデル「M4カブリオレ」のプロトタイプが、BMW Mテストセンターでカメラに捉えられました。
新型M4カブリオレは「CLAR」プラットフォームを採用し、パワートレインに3.0L直列6気筒ツインターボエンジンを搭載される見込み。2020年内に世界初公開を迎えるでしょう。
今回目撃された車両は全体的に厚くカモフラージュされていますが、ワイドフェンダーや大型サイドベンチレーションなどを搭載することから「M」モデルであることが確認できます。また、グリルデザインを見てみると、フランクフルトモーターショーで発表された「コンセプト4」の意匠を踏襲していることがわかります。グリルのサイズもコンセプト4のように大型化されるのか、今後の動向に注目です。
BMW4シリーズ グランクーペの開発車両をスクープ!
5ドアとなるグランクーペの開発車両
2ドアスポーツ新型BMW 4シリーズ クーペのプロトタイプが目撃されていますが、続いて5ドアバージョンとなるBMW4シリーズ グランクーペの開発車両も目撃されています。デビューは2020年内が濃厚でしょう。
BMW4シリーズグランクーペはどのようなグリルになるか注目!
4シリーズ グランクーペはEVモデル「i4」とプラットフォームを共有しているため、ボディのシルエットはi4とよく似ていますが、i4はグリルが封鎖されているという違いがあります。
コンセプト4では大きなグリルが特徴でしたが、市販型でも同様のデザインが採用されるかは今のところ定かではありません。
BMW4シリーズ グランクーペのパワートレインは!?
BMW4シリーズ グランクーペのパワートレインには、1.5リットル直列3気筒ターボエンジンや2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ、3.0リットル直列6気筒ターボエンジンをラインナップすると予想。プラグインハイブリッドモデルが設定される可能性もあります。
BMWがフランクフルトモーターショー2019でコンセプトモデル「コンセプト4」を発表
コンセプトモデル「コンセプト4」のエクステリア
現地時間2019年9月10日より開幕したフランクフルトモーターショー2019で、BMWは2ドアクーペのコンセプトモデル「コンセプト4」を公開しました。最近の新型モデルのエクステリアデザインと同様、大型化された垂直なキドニーグリルが目をひきます。
BMWコンセプトモデル「コンセプト4」のリアスタイル
個性的なフロントフェイスが印象的な「コンセプト4」ですが、流れるようなルーフラインでエレガントな雰囲気も漂います。ボディカラーは陰影が際立つ「Forbidden Red」を採用しています。
BMWがドイツ・ツーリングカー選手権で「M4エディション/// Mヘリテイジ」を発表することが明らかに
BMW M4エディション/// Mヘリテイジのエクステリア
2019年9月13日~15日に行われるドイツ・ツーリングカー選手権で、BMWが「M4エディション/// Mヘリテイジ(BMW M4 Edition ///M Heritage)」を発表すると明らかにしました。本モデルはレーシングカー「M4 DTM」のベース車「M4クーペ」の特別仕様車にあたり、全世界で限定750台を生産します。
BMW M4エディション/// Mヘリテイジが装着するアルミホイール
M4エディション/// Mヘリテイジのボディカラーには、「ラグナセカブルー」「ベルベットブルーメタリック」「イモラレッド」の3色がラインナップ。足元には精悍なダークグレーにスタースポークデザインを組み合わせた20インチアルミホイールを装着します。
BMW M4エディション/// Mヘリテイジはボディカラーごとに専用インテリアが用意される
M4エディション/// Mヘリテイジのインテリアはボディカラーに合わせたデザイン。
ラグナセカブルーとベルベットブルーメタリックにはシルバーストーン/ブラック(ターコイズブルーステッチ入り)あるいはベルベットブルーとオレンジ、イモラレッドにはレッドとブラック(イエロー・レッドのステッチ入り)が採用されています。
BMWの新型4シリーズクーペのプロトタイプがニュルで高速テストをスタート!
ニュルで高速テストを開始した新型4シリーズクーペの開発車両
BMWの新型4シリーズクーペの開発車両が、ニュルブルクリンクで高速テストを開始したことがわかりました。
BMWの新型4シリーズクーペのデザインは8シリーズ寄りか!?
カモフラージュされた開発車両からは、テールライトとC型のLEDデイタイムランニングライトが確認でき、8シリーズ寄りのデザインとなると予想できます。
新型4シリーズクーペのパワートレインには、1.5L直列3気筒ターボエンジンや2.0L直列4気筒ガソリンターボ、2.0L直列4気筒ディーゼルターボ、3.0L直列6気筒ターボエンジンを用意。その他にもPHVモデルやフラッグシップモデルにあたる「M4クーペ」の登場も期待されています。
力強い走りを見せる新型4シリーズクーペのプロトタイプ
なお、新型4シリーズは2019年9月のフランクフルトモーターショーか、2020年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされる見込みです。
BMW4シリーズ・コンセプトがフランクフルトモーターショー2019で初登場!
2019年9月に行われるフランクフルトモーターショー2019で、BMW次期4シリーズ・コンセプトがお披露目されることがわかりました。発売時期は2020年を予定しており、同時に4シリーズのフラグシップ「M4」にも改良が加えられます。
パワートレインについては3シリーズと同様、排気量2.0L 直列4気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載すると予想。エクステリアは大型化したキドニーグリルで3シリーズとの差別化を図ります。
インテリアは3シリーズに似たラグジュアリーなデザインが採用され、最新の先進インフォテインメントシステムや運転支援システムを搭載するとのことです。
BMW4シリーズの次期フルモデルチェンジは2020年を予定!
BMW4シリーズのフルモデルチェンジは、2020年頃の予定です。2020年初頭に欧州から販売が開始され、日本へも2020年中に導入される見込みです。
既にカモフラージュされた開発車両が何度か目撃されており、BMW8シリーズにデザインが似ていることから、早くも「ベイビー8」のニックネームがついています。
パワートレインは、2019年に発売したセダンの新型3シリーズG20型と共通。
2.0L直列4気筒ガソリンターボ、2.0L直列4気筒ディーゼルターボ、3.0Lの直列6気筒ガソリンターボエンジンがラインアップされ、プラグインハイブリッドが追加設定される見込みです。
なお、4シリーズの頂点に君臨するM4は、最高出力510PS、最大トルク598Nmを発生する3.0L直列6気筒ツインターボエンジンの搭載が予定されています。
BMW4シリーズ日本仕様のグレードと価格一覧
新型発売が迫っているものの、日本ではもう少しF32型2ドアクーペ、F36型グランクーペ、F33型カブリオレの販売が続きます。比較の意味も込めて、現行型のグレードと価格をチェックしておきましょう。
BMW4シリーズクーペの価格は573万円~875万!2016年からの新世代エンジンが好評
スポーツクーペらしいエクステリアのBMW4シリーズクーペ
2019年現在、BMW4シリーズクーペの基本構成は420i、430i、440iの基本3つに分類され、420iと430iは「Sport」「Luxury」「M Sport」の更に3つに、440iは「Luxury」「M Sport」の2つに細分化されます。
2016年に全グレードがモジュラー設計の新世代ガソリンエンジンに変更されており、下記は変更後のスペックです。上位グレード「435i」は現在の「440i」となり、最高出力が20PS向上し326PS、最大トルクが50Nm向上し450Nm、燃費も13.4km/Lまで向上しています。
グレード | 420i | 430i | 440i |
---|---|---|---|
全長 | 4,640mm | ||
全幅 | 1,825mm | ||
全高 | 1,375mm | ||
ホイールベース | 2,810mm | ||
定員 | 4名 | ||
エンジン | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列6気筒DOHC |
排気量 | 1,998cc | 1,998cc | 2,997cc |
最高出力 | 184PS/5,000rpm | 252PS/5,200rpm | 326PS/5,500rpm |
最大トルク | 27.5kgm/1,350-4,600rpm | 35.7kgm/1,450-4,800rpm | 45.9kgm/1,380-5,000rpm |
駆動方式 | FR | FR | FR |
ミッション | 8速AT | 8速AT | 8速AT |
BMW4シリーズクーペの価格は573万円~875万。人気はやはり直列6気筒エンジンを搭載した「440i Mスポーツ」です。
グレード | 価格 |
---|---|
420i クーペ M SPIRIT | 5,730,000円 |
420i クーペ Sport | 5,960,000円 |
420i クーペ Luxury | 6,150,000円 |
420i クーペ M Sport | 6,170,000円 |
430i クーペ Sport | 7,220,000円 |
430i クーペ Luxury | 7,250,000円 |
430i クーペ M Sport | 7,420,000円 |
440i クーペ Luxury | 8,580,000円 |
440i クーペ M Sport | 8,750,000円 |
BMW4シリーズグランクーペの価格は601万円~853万円!4ドアで実用性が高い
エレガントなクーペスタイルだが実用性の高いグランクーペ
グランクーペは、2014年に追加された4ドア5人乗りモデルです。正確には5ドアハッチバックなので、リアにはガラスごと開く大きなゲートを持ち、荷物の出し入れも楽。クーペらしいエレガントさと、4ドアの実用性を兼ね備えたモデルとして、発売以来高い人気を誇っています。
グランクーペも、クーペ同様に420i、430i、440iのグレード構成です。全高は違いますが、ホイールベースやパワートレインも共通しています。
グレード | 420i | 430i | 440i |
---|---|---|---|
全長 | 4,640mm | ||
全幅 | 1,825mm | ||
全高 | 1,395mm | ||
ホイールベース | 2,810mm | ||
定員 | 5名 | ||
エンジン | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列6気筒DOHC |
排気量 | 1,998cc | 1,998cc | 2,997cc |
最高出力 | 184PS/5,000rpm | 252PS/5,200rpm | 326PS/5,500rpm |
最大トルク | 27.5kgm/1,350-4,600rpm | 35.7kgm/1,450-4,800rpm | 45.9kgm/1,380-5,000rpm |
駆動方式 | FR | FR | FR |
ミッション | 8速AT | 8速AT | 8速AT |
4シリーズグランクーペの価格は601万円~853万円です。実用性の高さ、日本でも大きすぎないサイズから人気があり、中古でもある程度の数が出回っています。中古車価格の平均相場は350万円です。なお、2016年にパワートレインを刷新しています。
グレード | 価格 |
---|---|
420i グラン クーペ M SPIRIT | 6,010,000円 |
420i グラン クーペ | 6,040,000円 |
420i グラン クーペ Luxury | 6,430,000円 |
420i グラン クーペ M Sport | 6,450,000円 |
420i グラン クーペ xDrive M SPIRIT | 6,330,000円 |
420i xDrive グラン クーペ | 6,360,000円 |
420i xDrive グラン クーペ Luxury | 6,750,000円 |
420i xDrive グラン クーペ M Sport | 6,770,000円 |
430i グラン クーペ Luxury | 6,740,000円 |
430i グラン クーペ M Sport | 6,910,000円 |
440i グラン クーペ Luxury | 8,370,000円 |
440i グラン クーペ M Sport | 8,530,000円 |
BMW4シリーズ カブリオレは価格955万円から!直4モデルは日本導入なし
BMW4シリーズ カブリオレ 4人乗りだがその姿は非常にスポーティー
直列6気筒エンジン搭載、FRの駆動方式、前50:後50のほぼ理想的な重量配分を実現したBMW4シリーズ カブリオレ。0-100km/h5.5秒と、BMWの走りの良さを堪能できるモデルなのは想像に難くないでしょう。
3分割式のリトラクタブル・ハードトップは18km/h以下、約20秒で開閉可能。格納したルーフを一時的に持ち上げ、収納スペースの開口部を拡大できるコンフォートローディング機能など、利便性にも配慮されています。
全長 | 4,640mm |
---|---|
全幅 | 1,825mm |
全高 | 1,385mm |
ホイールベース | 2,810mm |
定員 | 4名 |
エンジン | 直列6気筒DOHC |
排気量 | 2,997cc |
最高出力 | 326PS/5,500rpm |
最大トルク | 45.9kgm/1,380-5,000rpm |
駆動方式 | FR |
ミッション | 8速AT |
カブリオレで唯一悩ましいのは価格。車両本体価格(税抜き)955万円と973万円で、税金や諸経費を込めると1,000万円超えるのは確実です。
欧州では2.0Lの直列4気筒ターボのガソリンとディーゼルもラインアップしているのですが、日本には発売時より導入がありません。新型カブリオレでの導入に期待したいところですが、日本ではオープンカーの需要が少ないため、望み薄でしょう。
中古車価格の平均相場は400万円です。2016年のエンジンへの刷新前の「435i」の新車価格は826~864万円でした。
グレード | 価格 |
---|---|
440i カブリオレ Luxury | 9,550,000円 |
440i カブリオレ M Sport | 9,730,000円 |
BMW4シリーズのインテリア 次期型搭載の対話型AIにも期待
マルチディスプレイメーターパネルを搭載した4シリーズのコックピット
BMW4シリーズは、マルチファンクションスポーツレザーステアリングホイールを標準装備。運転に必要な情報を表示するマルチディスプレイメーターパネルは「コンフォート」「ECO PRO」「スポーツ」の3つのモードに合わせて、カラーやグラフィック表示が変更されます。
BMW4シリーズ グランクーペのインテリア
BMW4シリーズは、シートの質感が高く、非常に快適です。室内を一瞬でムードある空間に変える「アンビエントライト」はホワイトとオレンジの2色に切り替え可能です。
なお、フルモデルチェンジする新型BMW4シリーズには、新型3シリーズに初搭載された「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を装備する予定です。「OK、BMW」の呼びかけで起動する対話型のAIアシスタントで、室内の温度調節や天気予報の確認が自然に近い会話で行えます。
BMW Mが誇るスポーツカーM4は最高450馬力の優れた加速性能
M4クーペ アダプティブMサスペンションによる俊敏なハンドリングが可能
最高出力450PSのパワーを誇るM4カブリオレ
M4クーペ、M4カブリオレのスペックをご紹介。
直列6気筒Mツインパワーターボエンジンを搭載し、最先端の技術を駆使した軽量構造による加速性能。最高出力450PS、最大トルク550Nm、0-100km/h加速わずか4.3秒とM4は既に充分すぎるほど高スペックです。
2020年以降に発売される新型M4がここからどのように進化を遂げるのか非常に楽しみです。
なお、2019年1月現在の価格はクーペ1185~1307万円、カブリオレは1383万円です。
グレード | M4 Coupé MT/M4 Coupé M DCT Drivelogic | M4 Coupé Competition |
---|---|---|
全長 | 4,685mm | 4,685mm |
全幅 | 1,870mm | 1,870mm |
全高 | 1,385mm | 1,390mm |
ホイールベース | 2,810mm | 2,810mm |
定員 | 4名 | 4名 |
エンジン | 直列6気筒DOHC | 直列6気筒DOHC |
排気量 | 2,979cc | 2,979cc |
最高出力 | 343PS/7,300rpm | 450PS/7,000rpm |
最大トルク | 56.1kgm/1,850-5,500rpm | 56.1kgm/2,350-5,500rpm |
グレード | M4 Cabriolet Competition |
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全長 | 4,685mm |
全幅 | 1,870mm |
全高 | 1,390mm |
ホイールベース | 2,810mm |
定員 | 4名 |
エンジン | 直列6気筒DOHC |
排気量 | 2,979cc |
最高出力 | 450PS/7,000rpm |
最大トルク | 56.1kgm/2,350-5,500rpm |
BMW 4シリーズはクーペの美しさを再認識させてくれる!
BMW4シリーズは、近年の日本では数が少なくなったクーペの魅力を伝えてくれるモデルです。通常の2ドアだけでなく、実用性が高い4ドアのグランクーペでも美しいスタイルが健在なところに、BMWの意地と底力を感じます。
4シリーズは、美しい外見の期待を裏切らない、BMWらしい走りの良さも体験できます。2020年のフルモデルチェンジでの更なる進化も非常に楽しみです。