タフト(TAFT)のモデルチェンジ情報 一部改良・特別仕様車「ラギッド ベンチャー」「アクティブモード」設定
タフトはダイハツが販売する軽クロスオーバーで、2020年1月の東京オートサロンで公開された「TAFTコンセプト」をほぼそのまま市販化したモデルです。
四角く切り立ったボディに大型ガラスルーフ「スカイフィールトップ」を全車標準装備するという個性で、ハスラーとジムニーの間を埋める存在として登場しました。
デリカミニやタント ファンクロスなど競合の多いジャンルながら、コンセプトどおり「タフ」で「オールマイティなファンツール」に仕上がり、発売から6年が経った今も独自の立ち位置を保っています。
2026年7月15日には一部改良を受け、あわせて特別仕様車「ラギッド ベンチャー」「アクティブモード」が新たに設定されました。タフトのエクステリアやインテリア、ボディサイズ、燃費、そしてモデルチェンジ情報までまとめて解説します。
2026年7月15日にタフトが一部改良 レジャー色を強めた特別仕様車「ラギッド ベンチャー」「アクティブモード」を設定
ディーラーオプションを組み合わせた新スタイル「アクティブモードスタイル」
ダイハツは2026年7月15日、軽クロスオーバーのタフトに一部改良を施すとともに、2種類の特別仕様車「ラギッド ベンチャー」「アクティブモード」を設定し、同日から全国一斉に売り出しました。
フルモデルチェンジではなく、あくまで中身を磨き込む「一部改良」という位置づけですが、新色の追加、メーターの刷新、予防安全機能の拡充と、手の入り方は小幅な手直しの域を超えています。
メーカー希望小売価格は1,435,500円~1,930,500円(消費税込み)です。
タフトは“Tough & Almighty Fun Tool”を掲げ、日常の足からレジャーまで一台でこなす相棒として支持を集めてきたモデル。今回はその持ち味であるアウトドア寄りの雰囲気をさらに濃くする方向で手が加えられており、ダイハツがタフトのどこに勝機を見ているのかがはっきり伝わってくる内容です。
一部改良でボディカラーに新色「スパークオレンジ」を追加
新色スパークオレンジメタリックをまとったタフトG
今回の一部改良で新たに加わったボディカラーが「スパークオレンジメタリック」です。
タフトはこれまでもインパネやエアコン吹き出し口にオレンジのアクセントを配してきましたが、その色味をついに外装まで広げた格好になります。既存のアースカラー勢とは方向性の異なる、視認性の高い元気な一色です。
なお、この新色が選べるのは「G」「Gターボ」およびこれらをベースとする特別仕様車で、「X」「Xターボ」には設定されません。オレンジの内装アクセントを持つ上級グレードだけに与えられたカラーと考えると筋が通ります。
従来からの人気色レイクブルーメタリックをまとったタフトGターボ
グレード構成そのものは「X」「Xターボ」「G」「Gターボ」の4本立てで、そこに特別仕様車が加わるという従来どおりの考え方が踏襲されています。
ちなみに公式サイトのグレード一覧からは、これまで併売されていた「クロム ベンチャー」「ダーククロム ベンチャー」と、eco IDLE(アイドリングストップ)非装着仕様の名前が外れました。今回の特別仕様車2種が、実質的にその席を引き継ぐ形といえるでしょう。
特別仕様車「ラギッド ベンチャー」はガンメタリックで武骨さを増幅
スパークオレンジメタリックをまとったG“ラギッド ベンチャー”
「ラギッド ベンチャー」は、スモークメッキとブラックを組み合わせた専用フードガーニッシュ/バックドアガーニッシュに、ガンメタリック塗装の15インチアルミホイールを合わせた仕様です。
アンダーガーニッシュはあえてシルバーを残しており、下まわりの張り出しを強調するクロカン的な文法。「ベンチャー」の系譜を引き継ぎつつ、従来のクロム系よりも渋く沈んだ質感でまとめられています。
内装加飾もガンメタリック化され、Gグレード標準のオレンジアクセントとは違う落ち着いた表情に。オレンジ内装が好みに合わないという声への回答にもなっており、選択肢としての存在意義は小さくありません。
特別仕様車「ラギッド ベンチャー」の主な特別装備
- フードガーニッシュ(スモークメッキ×ブラック)
- バックドアガーニッシュ(スモークメッキ×ブラック)
- カラードドアミラー(ブラックマイカメタリック)
- ドアアウターハンドル(ブラックマイカメタリック)
- フロント/リヤ アンダーガーニッシュ(シルバー)
- リヤコンビネーションランプ(LEDストップランプ・メッキ加飾付)
- 15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)
- インテリアアクセント(ガンメタリック)
- フロントセパレートシート(シルバーステッチ)
- ラゲージアンダーボックス(着脱式)
特別仕様車「アクティブモード」はブラック基調 専用プランで「アクティブモードスタイル」に
シャイニングホワイトパールをまとったG“アクティブモード”
もう一方の「アクティブモード」は、フードガーニッシュ、バックドアガーニッシュ、アンダーガーニッシュ、アルミホイールまでブラックで統一した仕様です。
装備の顔ぶれ自体は「ラギッド ベンチャー」とほぼ共通で、加飾の色をシルバー/ガンメタリックからブラックへ振り替えたのが違い。どっしり構えた「ラギッド ベンチャー」に対し、こちらは輪郭を引き締めて軽快に見せるアプローチです。
特別仕様車「アクティブモード」の主な特別装備
- フードガーニッシュ(ブラック)
- バックドアガーニッシュ(ブラック)
- カラードドアミラー(ブラックマイカメタリック)
- ドアアウターハンドル(ブラックマイカメタリック)
- フロント/リヤ アンダーガーニッシュ(ブラック)
- リヤコンビネーションランプ(LEDストップランプ・メッキ加飾付)
- 15インチアルミホイール(ブラック塗装)
- インテリアアクセント(ガンメタリック)
- フロントセパレートシート(シルバーステッチ)
- ラゲージアンダーボックス(着脱式)
そしてこの「アクティブモード」に、オレンジを差し色にしたディーラーオプションの専用用品プラン「アクティブモードプラン」を組み合わせたのが、新スタイル「アクティブモードスタイル」です。
グレードではなくあくまでドレスアップの提案という扱いですが、サイドロアデカールやフォグランプガーニッシュでオレンジを効かせると、ブラック基調だった車体が一気に遊びの道具らしい顔つきに変わります。新色スパークオレンジと合わせ、今回の改良の裏テーマは「オレンジ」だと言ってよさそうです。
アクティブモードプラン(ディーラーオプション)の内容
- フードアクセントストライプ
- バックドアアクセントストライプ
- サイドロアデカール(オレンジ×ブラック)
- アルミホイールデカール
- フォグランプガーニッシュ(オレンジ)
- リヤリフレクターガーニッシュ(オレンジ)
メーターを刷新し予防安全機能「スマートアシスト」も機能拡充
アクティブ マルチ インフォメーションメーターを採用したタフトのインテリア
装備面で目を引くのが、メーターまわりの刷新です。
7インチのTFTディスプレイとデジタルスピードメーターを組み合わせた「アクティブ マルチ インフォメーションメーター」を採用し、表示グラフィックは無駄を削いだ読み取りやすいものへ。同じダイハツのアトレーなどと同系の意匠で、軽クロスオーバーとしての先進感は確実に一段上がりました。
加えて、荷室下に着脱できる「ラゲージアンダーボックス」を設定。濡れた道具や汚れたギアを分けて積めるので、レジャー用途では地味に効いてくる装備です。
予防安全機能「スマートアシスト」も世代が進みました。横断してくる自転車の検知に対応したほか、交差点を右折する際の対向車線の車両、右左折時に対向方向から渡ってくる歩行者まで検知範囲が広がっています。対歩行者の作動上限速度も60km/hから80km/hへ引き上げられました。
さらにACC(アダプティブクルーズコントロール)は先行車の検知距離と精度が改善され、加減速の角が取れた自然な動きに。LKC(レーンキープコントロール)も作動時のふらつきが抑えられています。カタログの見栄えより、実際に乗ったときの安心感に効く手直しといえます。
2026年7月 タフト一部改良の主な内容
- ボディカラーに新色「スパークオレンジ」を追加
- ラゲージアンダーボックス(着脱式)を設定
- アクティブ マルチ インフォメーションメーター(7インチTFT+デジタルスピードメーター)を採用
- スマートアシストに対横断自転車の検知機能を追加
- スマートアシストに「交差点右折時の対向車線の車両」「右左折時の対向方向から来る横断歩行者」の検知機能を追加
- 対歩行者の最高速度条件を60km/hから80km/hへ変更
- ACCの先行車検知距離・精度を改善し、より滑らかな挙動に
- LKCの作動時のふらつきを低減
特別仕様車の価格はベース車+16,500円から
2種類の特別仕様車「ラギッド ベンチャー」「アクティブモード」
特別仕様車はG系4グレードに用意され、「ラギッド ベンチャー」はベース車と同額の1,705,000円(G・2WD)から、「アクティブモード」は16,500円高の1,721,500円(G・2WD)からという設定です。
「ラギッド ベンチャー」がベース車と同価格というのは、実質的にガーニッシュ類と専用アルミホイール、ガンメタリック内装が値上げなしで手に入るという話。特別仕様車が「割安な装備充実版」として機能するダイハツらしい価格の付け方で、素のGを選ぶ理由がかなり薄くなりました。
グレードごとの詳しい金額は下記の価格一覧にまとめています。
タフトのボディカラーは新色スパークオレンジメタリックを加えたアースカラー中心の全10種類
タフトのボディカラーはモノトーンカラーのみで全10色ラインナップ。
レイクブルーメタリックやフォレストカーキメタリック、サンドベージュメタリックなどタフトの性格に合うアースカラーを豊富にラインナップします。
2026年7月の一部改良では新色スパークオレンジメタリックが加わり、ブラックマイカメタリックやシャイニングホワイトパールなどベーシックカラーも設定するので幅広い選択肢が魅力です。
なお、コンパーノレッド、レーザーブルークリスタルシャイン、シャイニングホワイトパール、スパークオレンジメタリックの4色は「G」「Gターボ」系のみの設定で、「X」「Xターボ」で選べるのは5色となります。
タフトのボディカラー一覧
- レイクブルーメタリック
- セラミックグリーンメタリック
- フォレストカーキメタリック
- サンドベージュメタリック
- コンパーノレッド(22,000円高)
- スパークオレンジメタリック(2026年7月追加の新色)
- レーザーブルークリスタルシャイン(22,000円高)
- シャイニングホワイトパール(22,000円高)
- クロムグレーメタリック
- ブラックマイカメタリック
レイクブルーメタリック
セラミックグリーンメタリック
フォレストカーキメタリック
サンドベージュメタリック
コンパーノレッド(22,000円高)
レーザーブルークリスタルシャイン(22,000円高)
シャイニングホワイトパール(22,000円高)
クロムグレーメタリック
ブラックマイカメタリック
スパークオレンジ
| グレード | 駆動方式 | 価格一覧 |
|---|---|---|
| X | 2WD(FF) | 1,435,500円 |
| 4WD | 1,562,000円 | |
| X ターボ | 2WD(FF) | 1,529,000円 |
| 4WD | 1,655,500円 | |
| G | 2WD(FF) | 1,622,500円 |
| 4WD | 1,749,000円 | |
| G ターボ | 2WD(FF) | 1,705,000円 |
| 4WD | 1,831,500円 | |
| G“ラギッド ベンチャー” | 2WD(FF) | 1,705,000円 |
| 4WD | 1,831,500円 | |
| G“アクティブモード” | 2WD(FF) | 1,721,500円 |
| 4WD | 1,848,000円 | |
| G ターボ“ラギッド ベンチャー” | 2WD(FF) | 1,787,500円 |
| 4WD | 1,914,000円 | |
| G ターボ“アクティブモード” | 2WD(FF) | 1,804,000円 |
| 4WD | 1,930,500円 |
2022年9月21日にタフト特別仕様車と新ボディカラーと9インチスマホ連携ディスプレイオーディオのオプション追加
特別仕様車ダーククロムベンチャー
2022年9月21日にタフトの特別仕様車ダーククロムベンチャーが発売されました。
タフト特別仕様車ダーククロムベンチャーは2021年5月10日に発売した特別仕様車「クロムベンチャー」にダークブラックメッキやガンメタ塗装、ブラックマイカメタリック加飾でデザインを加えたモデルでタフトの力強さを演出するデザインに仕上がっています。
そのほかには利便性が向上した9インチスマホ連携ディスプレイオーディオをオプション設定するなどの新しいオプション設定が加えられています。
タフト一部改良で新グレードのXターボ追加 特別仕様車クロムベンチャーも
タフトに初めて設定された特別仕様車のクロムベンチャー
タフトが2021年5月10日に一部改良を行い、新しいグレードのXターボを追加しました。その他にも、エクステリアにメッキ加飾を追加して、インテリアアクセントをダークシルバーにした特別仕様車のクロムベンチャーをGターボとGに設定しています。
タフト特別仕様車クロムベンチャーの装備
- メッキフードガーニッシュ
- メッキバックドアガーニッシュ
- メッキドアアウターハンドル
- フロント/リヤ シルバーアンダーガーニッシュ
- シルバー塗装アルミホイール(Gターボのみ)
- ダークシルバー インテリアアクセント
- シルバーステッチ フロントセパレートシート
新型タフトが発売1か月で月販目標の4.5倍にあたる約1万8000台を受注
軽自動車SUVのタフトが発売1か月で約1万8000台を受注したことをダイハツが公式発表、月販目標の4.5倍の受注数で好調なスタートを切ったようです。タフトはスクエアなデザインや天井に装備するスカイフィールトップなど、個性的な軽クロスオーバーで、発売前から話題になっていました。
人気のボディカラーはレイクブルーメタリック、フォレストカーキメタリック、サンドベージュメタリックの3色で、オプション装備のメッキパックは約半数のユーザーが選択しているとのことです。アウトドアなどでも使えるタフギアとして最適なモデルなので今後も人気は続くでしょう。
新型タフトは個性的なスクエアボディが特徴 樹脂製パーツを多用したタフギアな雰囲気も魅力的
存在感のある四角いボディが特徴の新型タフト
新型タフトのエクステリアの特徴は何と言っても四角いスクエアボディ。四角いボディと言えばスズキの軽自動車ジムニーなどが浮かびますが、タフトも角が際立つ個性的な「スクエアボディ」を採用しています。
2020年1月の東京オートサロンで公開したコンセプトモデルをほぼそのままにした、個性的なスタイルが特徴です。
「タフギア」のイメージを強める樹脂製のオーバーフェンダーを採用
新型タフトを横から見ると、ボディから張り出した樹脂製のオーバーフェンダーが目に入ります。タフトのコンセプト「Tough & Almighty Fun Tool」の通り、日常からレジャーまで楽しめるタフギアの雰囲気を感じられます。
新型タフトは日常使いもレジャー使いもこなせるオールラウンダーの軽自動車
タフトはスクエアボディのため実際のサイズよりも大きく見え、リヤから見てもどっしりとした存在感があります。タフトの全高はN-BOXやスペーシアのような背の高い、ハイト系軽自動車とは違うため、安定感のある走りも楽しめます。
| 全長 | 3,395mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,475mm |
| 全高 | 1,630mm |
| 室内長 | 2,050mm |
| 室内幅 | 1,305mm |
| 室内高 | 1,270mm |
| ホイールベース | 2,460mm |
| 車両重量 | 840kg |
| 最低地上高 | 190mm |
| 乗車定員 | 4名 |
| 総排気量 | 658cc |
| 最高出力 | 47kW(64ps) / 6,400rpm |
| 最大トルク | 100Nm(10.2kgm)/3,600rpm |
| JC08モード燃費 | 25.5km/L |
| WLTCモード燃費 | 21.3km/L |
タフトは「スカイフィールトップ」が標準装備で開放的な室内空間に
新型タフトの注目装備スカイフィールトップは開放感抜群
新型タフトの魅力はオフロードスタイルのエクステリアに目が行きがちですが、装備面も充実していて、他車では殆どがオプション設定されている、スカイフィールトップ(パノラマルーフやガラストップなどとも呼ぶ)が全車標準装備します。
また、電動パーキングブレーキやブレーキホールドも標準装備するので長時間ドライブする方は特に嬉しいのではないでしょうか。2段式のグローブボックスやカップホルダーなど収納面も充実しています。
新型タフトの内装はオレンジのアクセントカラーが特徴
シートアレンジは「3名乗車+長物荷物」や「2名乗車+大型荷物」など多彩で、必要に応じた使い方が可能です。スーツケースを2つ積んでも余裕があるため、旅行などのおでかけも苦労しません。
インパネやエアコン吹き出し口に配置するビタミンカラーのオレンジがドライバーを元気にしてくれる素敵な内装です。
新型タフトは次世代スマートアシストを採用
新型タフトに次世代スマートアシストの他、新型タントなど採用する運転支援機能のスマートアシストプラスを採用すると考えます。
次世代スマートアシストには車線逸脱警報や衝突警報機能を搭載していますが、スマートアシストプラスは全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールや車線中央を走行するようハンドルをアシストするレーンキープコントロールなど15種類の予防安全機能を搭載します。
次世代スマートアシストの機能
- 衝突警報機能
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- 車線逸脱警報機能
- 車線逸脱抑制制御機能
- オートハイビーム
- ADB(アダプティブドライビングビーム)
- 標識認識機能(進入禁止)
- 誤発進抑制制御機能
- 先行車発進お知らせ機能
- コーナーセンサー
スマートアシストプラスの機能
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
- LKC(レーンキープコントロール)
- スマートパノラマパーキングアシスト
- パノラマモニター
- サイドビューランプ
- BSM(ブラインドスポットモニター)
- RCTA(リヤクロストラフィックアラート)
三菱ekクロスやekクロススペースで採用する自動運転支援技術のマイパイロット、日産デイズやルークスで採用するプロパイロットのような、自動運転支援技術を新型タフトにいち早く採用する可能性もあるでしょう。
また、2019年7月に発売した新型タントにも搭載される「アダプティブドライビングビーム付きフルLEDヘッドランプシステム」を設定するとの情報も。アダプティブドライビングビームではタフトに乗るドライバーだけでなく、対向車側の幻惑を防ぐことができるため、夜間走行時の安全性能が大きく向上するでしょう。
ダイハツ・タフトの先行サイトがオープン!

ダイハツは2020年4月1日、2020年6月10日に発売の新型タフトの先行サイトを発表しました。
先行サイトでは、爽やかな「レイクブルーメタリック」と、ディーラーオプション(メッキパック)装着車の「フォレストカーキメタリック」の2台が紹介されています。
新型タフトのエクステリアはタフトコンセプトを踏襲か
2020年1月の東京オートサロンで公開したタフトコンセプト


2019年10月の東京モーターショーで公開したwakuwakuはタフトコンセプトの基になったモデル
新型タフトには2019年10月開催の東京モーターショーで発表した「wakuwaku(わくわく)」と2020年1月開催の東京オートサロンで発表した「タフトコンセプト」の2つがあり、wakuwakuの発展型がタフトコンセプトです。
タフトコンセプトのヘッドライトには縦に並んだ3つのポジションランプを確認
樹脂製のオーバーフェンダーでコンセプト通りの「タフ」なイメージを表現
市販する新型タフトはタフトコンセプトを基に開発されるため、エクステリアはスクエアボディのアクティブなスタイルになると考えます。
軽クロスオーバーらしく駆動方式はFFだけでなくフルタイム4WDを設定することが考えられ、ダイハツの次世代プラットフォーム「DNGA(ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャー)」により剛性の高いカッチリした走行性能になるでしょう。
ダイハツの開発陣のコメントでは「本格的な市販モデルは更にデザインが変更される」とのことから、車両重量が増えるガラスルーフの採用などは見送られるか、オプション装備になる可能性が高いでしょう。フロントグリルやフェンダー周りも変更される可能性がある箇所なので、注目してみましょう。
新型タフトコンセプトの内装は「新型タフト」としてそのまま市販できる完成度
タフトコンセプトのシートはハニカムメッシュデザインを迷彩模様に見えるよう、幾重にも重ねています。
迷彩に見えるハニカムデザインのシートでアクティブな印象に
前席のインパネデザインはフォレスターX-BREAKのようなオレンジのアクセントカラー
インストルメントパネルではエアコン吹き出し口やシフト周り、センターパネルなどにオレンジのアクセントカラーを採用。タフでアクティブなイメージを表現した個性的なデザインが特徴です。

タフトコンセプトのステアリングには、設定した速度で航行するレーダークルーズコントロールや、障害物をセンサーでお知らせするクリアランスソナーなどを備えています。
今や標準装備が当たり前になった電動パーキングブレーキも採用しているため、そのまま新型タフトとして市販化できそうと思わせる、完成度の高い内装です。
タフトコンセプトのボディサイズやスペックは新型タフトにそのまま継承する可能性も
タフトコンセプトのボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mmで、以前発表したコンセプトモデルの「wakuwaku」と同じサイズです。
タフトコンセプトの足回りはワークの15インチブラックホイールを採用
タフトコンセプトの明らかになっているその他のスペックは、タイヤサイズが165/65R15でホイールサイズが15インチ、パワートレインは直列3気筒の過給機付き(ターボ)660ccエンジンにCVTを組み合わせていること、燃費性能は明らかになっていません。
新型タフトもタフトコンセプトのボディサイズと同様か、軽自動車の規格に収まる僅かな変更に留まるでしょう。
タイヤサイズやパワートレインはタフトコンセプトをそのまま継承する可能性も高いかもしれません。
また、ダイハツで販売する軽トールワゴンのウェイクや、タントなどの駆動方式にFFとフルタイム4WDの2種類をラインナップしていることから、新型タフトもFFとフルタイム4WDを設定すると考えます。
初代「タフト」はダイハツが1974年から1984年まで製造
初代タフトはラダーフレーム構造と4輪リーフリジッドアクスルのサスペンションを採用した本格クロカンモデル
タフトと言う車名は、かつてダイハツが製造していた本格クロスカントリーの車種と同じで、2020年に発売する新型タフトは初代タフトの名前を受け継いだ車種になります。
初代タフトはボディとフレームが独立したラダーフレーム構造で、トヨタのランドクルーザーやスズキのジムニーと同じ構造を採用していました。
ボディサイズは全長3,320mm~3,485mm×全幅1,460mm×全高1,855~1,870mmで、軽自動車より大きくミドルサイズSUVより小さい、現在のBセグメントにあたる絶妙なサイズが特徴です。
初代タフトは1984年のフルモデルチェンジでラガーに名前を替えているため、2020年の新型タフトは全く新しい「タフト」として再スタートを切る車種になります。
新型タフトのライバルは軽クロカンのスズキジムニーと同じジャンルのハスラー
新型タフトのライバルになるのはスズキが販売する軽クロスカントリーのジムニーと、軽クロスオーバーのハスラーです。
ジムニーはラダーフレーム構造を持つ本格的なクロカンモデルのため、走破性ではタフトと競合しませんが、ボディスタイルはどちらもスクエアな形状のため、街乗り用でジムニーを選択していたユーザーと競合するかもしれません。
そしてタフトの最大のライバルと言えるのがハスラーです。
ハスラーは2020年1月20日にフルモデルチェンジした新型を発売。全グレードでマイルドハイブリッドを採用し、走破性だけでなく燃費性能も優れた軽クロスオーバーです。
丸みがあるエクステリアが新型タフトとの明確な違いです。
クロスオーバーSUVとして復活したタフトのモデルチェンジ遍歴
タフトはダイハツが販売するクロスオーバーSUVの軽自動車です。初代では本格的SUVで当初は1,000ccのガソリンエンジンでしたが、1,600ccガソリンエンジン、2,500ccから2,800ccのディーゼルエンジンと変貌を遂げたモデルでもありました。1984年に車名が変更になり、その後2020年に軽ハイトワゴンのクロスオーバーSUVとして、タフトの名前が36年ぶりに復活しました。
タフト初代 F10/20/50/60型:1974年~1984年
1974年8月、初代タフトが発売されました。発売当初の搭載エンジンはFE型の1,000ccで、4速MTに2速副変速機付きのパートタイム式四輪駆動でした。
1976年9月にマイナーチェンジが施され、エンジンはトヨタ製の12R-J型1,600ccを搭載した「タフト・グラン」が追加されました。
1978年9月には二度目のマイナーチェンジが行われ、ディーゼルエンジンDG型2,500ccが追加され、1,000ccガソリンエンジンを廃止します。
1981年10月、ガソリンエンジンの廃止でディーゼルエンジンのみになり、レジントップが追加になります。
1982年11月、3度目のマイナーチェンジでディーゼルエンジンを2,500ccからDL型2,800ccへ。フロントグリルが一体型の樹脂製になりました。
1984年4月にフルモデルチェンジと共に、車名が「ラガー」に変更され、ここでタフトの名前が一度消滅します。
タフト 2代目 F7#型:1984年~2002年
1984年4月、タフトのフルモデルチェンジ版として、「ラガー」の名前で販売開始し、9月にはターボ車を追加。
1985年9月、後席を広く設定したワゴンが追加になります。1987年9月にマイナーチェンジを行い、ヘッドランプが角型に。1989年10月、「プリオール」「ロードスター」を追加。
1990年11月にマイナーチェンジで大型化に。ターボ車はインタークーラー付きの115馬力にパワーアップしました。1993年4月にもマイナーチェンジが施され、最上級グレードではダイハツ初の3ナンバーに。設定はターボ車のみになり、商用モデルが幌を含んで全て廃止になります。
1997年4月には国内向けが販売終了。以降は海外向けのみとなり、輸出仕様は2002年まで生産が続けられました。
タフト 3代目 LA900S/LA910S型:2020年~
2019年10月24日、「Waku Waku」を東京モーターショー2019に参考出品します。
2020年1月、東京オートサロン2020で「Waku Waku」をベースとした「TAFTコンセプト」をワールドプレミアし、約36年ぶりにタフトの名前が復活した瞬間でもありました。初代が商用ジープだったのに対し、クロスオーバーSUVの軽自動車となります。
2020年6月、「ジブン、オープン、青空SUV」のキャッチフレーズで新型タフトがデビュー。スクエアボディで水平基調をベースとした厚みのあるボディ。エンジンはKF-VE型0.66L直列3気筒DOHC NAと、KF-VET型0.66L直列3気筒DOHC ICターボ。グレード体系は「X」「G」「Gターボ」のラインナップです。
2021年5月には一部改良で新グレードの「Xターボ」を追加。また、「G」と「Gターボ」をベースとした特別仕様車「クロム ベンチャー」を発売。
2022年9月、特別仕様車「ダーククロム ベンチャー」を発売。
2023年1月、半導体不足や部品供給不足に対応するため、アイドリングストップレス仕様の追加が発表されました。
2024年11月、一部仕様変更を実施。全車にリヤコーナーセンサーを追加して後退時の安全性を高めたほか、「G」系には全車速追従機能付ACCとLKCを標準装備。あわせて原材料価格の高騰などを理由にメーカー希望小売価格が改定されました。
2026年7月、一部改良を実施。新色「スパークオレンジ」の追加、ラゲージアンダーボックスの設定、アクティブ マルチ インフォメーションメーターの採用、スマートアシストの機能拡充が行われ、同時に特別仕様車「ラギッド ベンチャー」「アクティブモード」が設定されました。
| タフトのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代 F10/20/50/60型 | 1974年~1984年 |
| 2代目 F7#型(国内名ラガー) | 1984年~2002年(国内は1997年まで) |
| 3代目 LA900S/LA910S型 | 2020年~ |

















