レクサスのコンパクトSUV「UX」が次世代プラットフォームと新開発エンジンを搭載
2018年3月6日~18日にかけてスイスで行われる「ジュネーブモーターショー2018」でレクサスUXの市販モデルがワールドプレミアしました。レクサスといえば、トヨタ車をベースに外装や内容・装備を豪華にしたトヨタのラグジュアリーブランドです。
世界的に人気のあるコンパクトSUVのカテゴリに投入されるレクサスの新型車ということで、コンセプトカーの発表から大きな注目を浴びたUXが2018年11月27日に遂に発売しました。
レクサスにとって新しいラインナップとなるUXのエクステリア・インテリア・エンジン・装備・価格や発売日などを紹介します。
UX300hに特別仕様車F SPORT Emotional Explorer、Graceful Explorerの2車種を2024年10月30日追加
F SPORT Emotional Explorerはブラックアクセントで精悍なイメージの特別仕様車
Graceful Explorerはシルバーアクセントでエレガントなイメージの特別仕様車
UX300hへ2024年10月30日、F SPORT Emotional Explorer(Fスポーツ エモーショナル エクスプローラー)とGraceful Explorer(グレイスフル エクスプローラー)2種の特別仕様車を追加。
今回は2022年に設定した特別仕様車の第2弾のモデルです。
F SPORT Emotional ExplorerはUX300h F SPORTをベースに、ブラックルーフのバイトーンカラーや切削光輝+ブラック塗装のアルミホイール、ブラック塗装のドアミラーなどを装備する精悍なモデルに。
F SPORT Emotional Explorerの販売価格は2WD(FF)が5,452,000円、AWDが5,717,000円。
2024年UX300h特別仕様車F SPORT Emotional Explorerの装備
- 切削光輝+ブラック塗装+ブラックナット 225/50RF18 ランフラットタイヤ&アルミホイール
- フロントLEXUSロゴ F SPORT オレンジブレーキキャリパー
- ボディカラー同色カラード フェンダーアーチモール
- ブラック塗装 ドアミラー
- ブラックステンレス ドアウインドゥフレームモールディング・ドアベルトモール
- ボディカラー バイトーン 6色
- L texスポーツシート 運転席・助手席ベンチレーション機能&ヒーター付
- ブラック&フレアレッドアクセント・フレアレッドステッチ シート
- ブラック&フレアレッドアクセント・フレアレッドステッチ ステアリング
- フレアレッドステッチ アームレスト・ドアトリム
- フレアレッドステッチ インストルメントパネル・シフトブーツ
- フレアレッド シートベルト
- 床下透過表示機能付 パノラミックビューモニター
Graceful ExplorerはUX300h version Cをベースに、スピンドルグリル・ヘッドランプ・アルミホイールをシルバーのアクセントに変更、ボディー同色フェンダーアーチモールでエレガントに仕上げたモデル。
Graceful Explorerの販売価格は2WD(FF)が5,110,000円、AWDが5,375,000円。
2024年UX300h特別仕様車Graceful Explorerの装備
- シルバー塗装 スピンドルグリル
- アルミ蒸着 LEDヘッドランプ
- プレミアムメタリック塗装 225/50RF18 ランフラットタイヤ&アルミホイール
- ボディカラー同色カラード フェンダーアーチモール
- ボディカラー同色 ドアミラー
- ボディカラー モノトーン 6色
- L texシート 運転席・助手席ベンチレーション機能&ヒーター付
- モーヴ&ブラックアクセント・モーヴステッチシート
- L tex ステアリング・シフトノブ
- ブラックステッチ ステアリング・シフトブーツ
- モーヴステッチ インストルメントパネル
- モーヴ アームレスト・ドアトリム
- 床下透過表示機能付 パノラミックビューモニター
- 挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付 ハンズフリーパワーバックドア
- カラーヘッドアップディスプレイ
UXの2023年12月19日のマイナーチェンジでUX300h追加 インテリアもアップデート
2023年のマイナーチェンジでUX300hを追加
UXは2023年12月19日にマイナーチェンジを実施、M20A-FXSエンジンを搭載するハイブリッドシステムを新たに搭載、システム最高出力は199psを発揮します。
そのほかにもLC、ES、LSにも実施される法規対応やレクサスセーフティシステムのアップデートなどを実施。
ディスプレイオーディオや液晶メーターもレクサスとトヨタを含めて最大サイズの12.3インチを採用しました。
また、レクサスのエントリーモデルLBXが2023年に発売したことで、UXのエントリーガソリングレードUX200が2023年12月に販売終了、入れ替わりにUXの最上位グレードにあたるUX300hを追加投入しUXの全てのモデルが電動化しました。
UX300hの販売価格は4,559,000円から5,657,000円です。
UXが一部改良でディスプレイオーディオをリフレッシュ 特別仕様車2モデル追加
溶接スポット打点を追加してボディ剛性を高めたレクサスUX
レクサスUXの一部改良を2022年7月7日に実施。
改良内容はベースグレード以外のディスプレイオーディオを、2021年にモデルチェンジしたNXと同じワイドタイプ12.3インチのタッチ式ティスプレイに大型化するということです。
今まであったナビゲーションを操作するリモートタッチパッドやアナログクロック、センターアームレストのオーディオスイッチは廃止。ボディカラー整理も行い、安全装備レクサスセーフティセンスはACCにカーブ速度抑制機能を追加、レーントレーシングアシストにAI技術を搭載するなどアップデートされます。
細かな変更点では、従来ハイブリッドはブルーでガソリンがブラックだったエンブレムを全てブラックで統一、リヤテールやサイドスカートのレタリングバッジを廃止、スポット溶接の打点を20か所増やしボディ剛性を高めました。
今回の一部改良で追加した特別仕様車はF SPORT Emotional ExplorerとGraceful Explorerの2モデル。
UX200とUX250h F SPORTをベースにしたEmotional Explorerはブラックルーフの2トーンカラーを特別設定。シートやステアリングにフレアレッドのアクセントを追加した、アクティブなイメージのある特別仕様車です。
Graceful ExplorerはバージョンCをベースにした落ち着きのあるモデルに。
スピンドルグリルを専用のシルバー塗装に、インテリアには専用カラーのモーヴを採用しエレガントな特別仕様車になっています。
UX200のF SPORT Emotional Explorerの販売価格は4,912,000円、Graceful Explorerが4,532,000円。
UX250hのF SPORT Emotional Explorer 2WDの販売価格は5,268,000円、4WDが5,533,000円。Graceful Explorer 2WDが4,888,000円、4WDが5,153,000円です。
UX一部改良で2つの特別仕様車Elegant BlackとStyle Blue追加
2021年の一部改良で追加したUXの特別仕様車Elegant Black(上)とStyle Blue(下)
UXに搭載する快適機能のナノイーをナノイーXに、UX250hグレードのPTC補助ヒーターの標準化、UX300eのUSBをタイプAからタイプCに変更する一部改良を実施。
今回の一部改良と同時にUX250h バージョンCをベースにしたElegant Black(エレガントブラック)と、UX250hとUX200のFスポーツをベースにしたStyle Blue(スタイルブルー)の特別仕様車2つを追加しました。
特別仕様車UX250h Elegant Blackの装備
- 専用漆黒メッキモール スピンドルグリル
- 専用ブラック塗装 グリルインナー
- 専用ブラック塗装 LEDヘッドランプ
- 専用ブラック塗装+ブラックナット 225/50RF18 95Vランフラットタイヤ&18×7Jアルミホイール
- ボディー同色カラードフェンダーアーチモール
- 専用ブラック塗装 ドアミラー
- 専用ブラック塗装 ルーフレール(オプション)
- 運転席・助手席ベンチレーション機能&ヒーター付 専用L texシート
- 専用ブロンズステッチ シート
- 専用ブロンズステッチ インストルメントパネル
- 専用ブロンズステッチ ステアリング
- 専用ブロンズステッチ シフトブーツ
- ハンズフリーパワーバックドア
- パノラミックビューモニター
- ブラインドスポットモニター
- パーキングサポートブレーキ
特別仕様車UX250h/UX200 F SPORT Style Blueの装備
- 専用ブラック塗装 LEDヘッドランプ
- 専用切削光輝+ブラック塗装+ブラックナット 225/50RF18 95Vランフラットタイヤ&18×7Jアルミホイール
- ボディー同色カラードフェンダーアーチモール
- 専用ブラック塗装 ドアミラー
- 専用ブラック塗装 ルーフレール(オプション)
- 運転席・助手席ベンチレーション機能&ヒーター付 専用L texスポーツシート
- 専用ブラック&ブルーアクセント・ブルーステッチ シート
- 専用ブルーアクセント・ブルーステッチ ステアリング
- 専用ブルー シートベルト
- 専用ブルー アームレスト
- 専用ブルー ドアトリム
- 専用ブルーステッチ インストルメントパネル
- 専用ブルーステッチ シフトブーツ
- パノラミックビューモニター
- ブラインドスポットモニター
- パーキングサポートブレーキ
特別仕様車Elegant Blackの販売価格は2WDが4,858,000円、AWDが5,123,000円。特別仕様車F SPORT Style BlueのUX250hモデルの販売価格は2WDが5,018,000円、AWDが5,283,000円で、UX200モデルの2WDモデルが4,662,000円になっています。
UXが2023年のマイナーチェンジで新型NXのインフォテインメントシステムを採用か
UXのマイナーチェンジが2023年に実施することが予想され、2021年に新型へフルモデルチェンジするNXのインフォテインメントシステムを採用するという噂があります。
主にインターフェース周りを中心に、安全装備などもアップデートする可能性が考えられます。
フルモデルチェンジではないため、エクステリアやインテリアに変更はない可能性が高く、機能面の改良に留まると予想します。
UXが一部改良で安全装備を向上 特別仕様車(アーバンエレガンス)Urban Eleganceも追加
2020年10月の一部改良で追加された特別仕様車のアーバンエレガンス
レクサスUXが2020年10月1日に一部改良を実施、安全装備のパーキングサポートブレーキなどを全車で標準装備しました。
また、アンドロイドオートやアップルカープレイに対応するなど、スマートフォン連携も強化されました。
2020年レクサスUXの一部改良の内容
- パーキングサポートブレーキの標準化
- version Cのグレードにパドルシフトを標準化
- UX250hの全グレードのラゲージに2段デッキタイプを標準化(最大荷室容量268Lに拡大)
- SmartDeviceLink(スマートデバイスリンク)対応
- AppleCarPlay(アップルカープレイ)対応
- AndroidAuto(アンドロイドオート)対応
今回の一部改良に併せてレクサスUXに特別仕様車のアーバンエレガンスを追加。エクステリアではスピンドルグリルやグリルインナーなど、インテリアではシートやドアトリムなどを専用のデザインに変更したモデルです。
2020年UX特別仕様車アーバンエレガンスの特別装備
- L texシート(リッチクリーム&ブルー・ブルーステッチ)
- L texシート(ブラック&ブルー)
- アームレスト・ドアトリム(ブルー)
- スピンドルグリル(漆黒メッキのメッシュタイプ)
- グリルインナー(ブラック塗装)
- LEDヘッドランプ(ブラック塗装)
- 225/50RF18 95V ランフラットタイヤ
- 18×7J アルミホイール(ブラック塗装+ブラックナット)
- ドアミラー(ブラック塗装)
- ルーフレール(ブラック塗装)
- ブラインドスポットモニター(BSM)
- パノラミックビューモニター
- パーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)
- ハンズフリーパワーバックドア
レクサスUXの販売価格は3,973,000円から5,449,000円で、特別仕様車のアーバンエレガンスは4,367,000円から4,988,000円になっています。
グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
UX200 | 2WD(FF) | 3,973,000円~ |
UX200 バージョンC | 2WD(FF) | 4,217,000円~ |
UX200 Fスポーツ | 2WD(FF) | 4,512,000円~ |
UX200 バージョンL | 2WD(FF) | 4,828,000円~ |
UX250 特別仕様車 アーバンエレガンス |
2WD(FF) | 4,367,000円~ |
UX250h | 2WD(FF) | 4,329,000円~ |
AWD | 4,594,000円~ | |
UX250h バージョンC | 2WD(FF) | 4,573,000円~ |
AWD | 4,838,000円~ | |
UX250h Fスポーツ | 2WD(FF) | 4,868,000円~ |
AWD | 5,133,000円~ | |
UX250h バージョンL | 2WD(FF) | 5,184,000円~ |
AWD | 5,449,000円~ | |
UX250h 特別仕様車 アーバンエレガンス |
2WD(FF) | 4,723,000円~ |
AWD | 4,988,000円~ |
レクサスUXに特別仕様車「Brown Edition(ブラウンエディション)」が新設定
レクサスUXの特別仕様車「Brown Edition」のエクステリア
ダークグレーメタリック塗装のアルミホイールとLEXUSロゴ入りスカッフプレート
LEXUSは2020年4月2日、レクサスUXの特別仕様車「Brown Edition」を発売しました。レクサスUXブラウンエディションのベースとなるのはUX250h“version C”。価格は2WD車が4,685,000円、AWD車が4,950,000円です。
ボディカラーはアンバークリスタルシャイン・ソニッククォーツ・ソニックチタニウム・グラファイトブラックガラスフレーク・テレーンカーキマイカメタリックの全5色がラインナップします。
ノーブルブラウン×オーカーのインテリア
ノーブルブラウン×ブラックのインテリア
ノーブルブラウン×オーカー、ノーブルブラウン×ブラックの2種類の専用インテリアを備える上質な一台です。和紙調シボのインストルメントパネルもノーブルブラウンを採用し、統一感のあるインテリアとなっています。
その他、パノラミックビューモニター、ブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ、ハンズフリーパワーバックドアなどが特別装備されます。
レクサスUXの特別仕様車“Blue Edition”が登場!価格は4,050,000円
UX200 特別仕様車“Blue Edition”(セレスティアルブルーガラスフレーク)のエクステリア
レクサスがレクサスUXの特別仕様車“Blue Edition”を新設定しました。UX200をベース車とした“Blue Edition”は2020年2月3日より発売されており、車両価格は4,050,000円です。
“Blue Edition”の内外装・ラゲッジルーム
“Blue Edition”はブラックに爽やかなコバルトカラーの和紙調シボ加工インパネを合わせたインテリアデザインが特徴。加えてパーキングサポートブレーキやルーフレール、ハンズフリーパワーバックドア、LEXUSロゴ付きスカッフプレートなどを特別装備します。
また、UXは全車にローデッキタイプを標準設定とし、荷室容量310Lを確保。アウトドアシーンやショッピングで活躍してくれるユーティリティーの高い一台です。足元にはダークグレーメタリック塗装の渋いアルミホイールが装着されます。
レクサスUXが2019年度自動車アセスメントで最高ランクを受賞!
2019年10月23日、LEXUSは2019年度自動車アセスメント(JNCAP)でUXが「予防安全性能評価ASV+++賞」と「衝突安全性能評価ファイブスター賞」を獲得したことを明らかにしました。
自動車アセスメントは、独立行政法人自動車事故対策機構および国土交通省が安全性能の高い車の普及のために1995年から公表している自動車の安全情報です。レクサスUX はプリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、アダプティブハイビームシステムなどの多彩な先進安全機能をパッケージ化したLexus Safety System +を搭載し、「セーフティ・サポートカー」「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」にも認定されています。
レクサスのプレミアムSUV新型UXが2018年11月27日に発売 すでに納期は半年以上か
2018年11月27日に発売した新型UXの納期は既に半年以上になるほど大人気
レクサスUXが2018年11月27日に発売されました。予約は約1か月前から行われ、10月頃から新型UXの予約・見積もりが解禁されていました。
RXやNXから考察すると、レクサスの新型車は発表後に大量のバックオーダーが入るため、納期が半年待ちというケースが多々あります。
今回の新型UXは期待値も高く、人気のコンパクトSUVということもあり発売直後からNXを超えるバックオーダーを抱えているようです。
発売前の2018年10月下旬時点では月販計画台数は900台ながら5,500台前後受注が入っていて既に半年~まで納期が延びている、という情報やハイブリッドのUX250hよりガソリンモデルのUX250の方が納期が早い、という情報もあります。
2018年12月25日にレクサスから公開された発売1か月の受注状況によると月販目標900台に対して受注数は約8,800台との発表があり、月販目標の約10倍にも達しています。レクサスのコンパクトSUVを待ち望んでいた方がこれほど多かった、という結果になっています。
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新型UXのエクステリアはワイド&ローのスタイルを強調 俊敏で力強いプレミアムな外観
オーバーフェンダーの力強いサイドビューとワイド&ローのスポーティなスタイルが特徴の新型UX
レクサスの新型UXは発売前から「トヨタC-HRのレクサス版」などと言われていました、プロポーションを見ると全く違った俊敏で力強いスタイルになっています。 UXは全高は立体駐車場に入るよう1,540mmに抑え、全幅は迫力のある1,840mmでワイド&ローのワイルドで先進的なスタイルになっています。
ガソリンモデルとハイブリッドモデルはフィンタイプのスピンドルグリルを採用
既存のレクサスモデルと同じくUXのFスポーツにはダークメッキモール仕上げのメッシュグリルを採用
前後の張り出したフェンダー、クーペ風の流れるようなボディライン、三眼LEDヘッドランプとアローヘッド形状のクリアランスランプなどが特徴です。
スピンドルグリルは角度により表情を変えるUXオリジナルデザインを採用、その迫力は一つ上のクラスのNXにも引けを取らず、プレミアムブランドのレクサスらしい存在感を感じます。
左右一体の翼形状が個性的なUX デザインだけでなく空力性能も考えられている
リヤのコンビネーションランプも既存のレクサスSUVとは違う「左右一体の翼形状」を採用しています。個性的な見た目と走行安定性にプラスに働く空力性能を備えています。
左から17インチエアロベンチレーティングアルミホイール・18インチ切削光輝+ダークグレーメタリック塗装のアルミホイール・ダークプレミアムメタリック塗装のアルミホイール
アルミホイールはUXのグレードにより違いがあり、ベースグレードのUX250とバージョンCが「215/60R17 96Hタイヤとエアロベンチレーティングアルミホイール」を、バージョンLが「225/50RF18 95Vランフラットタイヤと切削光輝+ダークグレーメタリック塗装のアルミホイール」、Fスポーツが「225/50RF18 95Vランフラットタイヤとダークプレミアムメタリック塗装のアルミホイール」を標準装備します。
新型UXのボディカラーは新色のセレスティアルブルーガラスメタリックなどを含む全13色のカラフルな展開
レクサスSUVに新たにラインナップする新型UXはコンパクトなサイズ以外にもカラフルなカラー展開を行うという特徴があります。「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」「テレーンカーキマイカメタリック」「セレスティアルブルーガラスフレーク」の3つの新色を含む全13色のボディカラーはNXの12色、RXの11色よりも多いため自分好みのボディカラーを選ぶ楽しみもありそうです。
レクサス新型UXのボディカラー一覧
- ソニッククォーツ(Fスポーツ以外に設定)
- マーキュリーグレーマイカ
- プラチナムシルバーメタリック
- ソニックチタニウム
- ブラック
- グラファイトブラックガラスフレーク
- マダーレッド
- アンバークリスタルシャイン(Fスポーツ以外に設定されるボディカラー)
- ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング(新しいボディカラー)
- テレーンカーキマイカメタリック(新しいボディカラー)
- セレスティアルブルーガラスフレーク(新しいボディカラー)
- ホワイトノーヴァガラスフレーク(Fスポーツ専用ボディカラー)
- ヒートブルーコントラストレイヤリング(Fスポーツ専用ボディカラー)
- ソニッククォーツ
- マーキュリーグレーマイカ
- プラチナムシルバーメタリック
- ソニックチタニウム
- ブラック
- グラファイトブラックガラスフレーク
- マダーレッド
- アンバークリスタルシャイン
- ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング(162,000円高)
- テレーンカーキマイカメタリック
- セレスティアルブルーガラスフレーク
- ホワイトノーヴァガラスフレーク
- ヒートブルーコントラストレイヤリング(162,000円高)
立体的で見る角度により美しい陰影が楽しめる新型UXは、ベーシックなホワイト系やブラック系のボディカラーはもちろん、新色で追加されたようなブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングやテレーンカーキマイカメタリックのようなボディカラーも映えるでしょう。
新型UXのコクピットはドライバーが見やすく操作しやすいように工夫
スイッチ類やディスプレイはコックピットへ傾斜しているため包まれているようなドライブポジションになる
新型UXはクロスオーバーSUVながら低い着座位置でスポーツカーのようなドライブポジションを得られます。
エアコンなどを操作するスイッチやナビゲーションなどを表示するマルチインフォテインメントディスプレイはコックピットに向き傾斜しいます。これはトヨタのC-HRのような作りで、UXに包まれているような一体感を感じるように工夫されています。
オーディオやナビゲーションを操作するタッチパッドコントローラーも搭載しているので、運転中でも簡単に車内のユーティリティーを調整できます。
前後に長いアームレストもドライバーの体格を問わずリラックスできる設計で、人間工学に基づいたミリ単位の調整でスイッチ類も操作しやすい配置して、ドライバー第一の車作りを徹底しています。
Fスポーツのフロントシート 伝統技術の刺し子モチーフのステッチが特徴
フロントシートは刺し子と呼ばれる伝統技術をモチーフにしたステッチを採用、質感の高いレクサスらしい完成度になっています。
インストルメントパネルにも和紙の質感をイメージしたオーナメントを採用して日本の機能美を様々な部分でとりれています。
世界初の磁界共振方式の非接触給電技術をエアコンレジスターに採用
また新型UXには世界で初めて車載部品で採用する「磁界共振方式の非接触給電技術」をエアコンレジスターに採用しています。
立体的な発行は夜間のドライブを盛り上げる先進性を感じる装備です。ドアトリムまで妥協のない高級感ある造りで、さすがレクサスと言える最高品質の室内です。
上からUX250h・UX250・Fスポーツ専用のセンターメーター
センターメーターはUX250h(ハイブリッド)、UX250(ガソリン)、Fスポーツ専用の3種類あり、UX250hは回生エネルギーの充電中を示す「CHARGE」、エネルギーが効率的に使われてることを示す「ECO」、力強いモーターの走りを示す「POWER」が表示されています。
UX250はスピードメーターに置き換えられ、Fスポーツは赤針の専用スピードメーターになっています。
インテリアカラーは9種類用意されレクサスが新型UXで初めて採用する「コバルト」と「ホワイトアッシュ」にも注目
新型UXはボディカラーも豊富ですが内装のバリエーションの種類も9種類用意されているため内外装の組み合わせで117通りのカラーリングを楽しむことができます。
注目されている内装カラーは新型UXで初めて採用されるコバルトです。深みのあるブルーが質感を高めてくれる上品なカラーなので人気になることが間違いないでしょう。
レクサス新型UXの全9種類のインテリアカラー
- リッチクリーム(バージョンL)
- ホワイトアッシュ(バージョンL、バージョンC、ベースモデルで選択可能)
- シャトー(ベースモデルで選択可能)
- ブラック(バージョンL、バージョンC、ベースモデルで選択可能)
- オーカー(バージョンL、バージョンC、ベースモデルで選択可能)
- コバルト(バージョンL、バージョンC、ベースモデルで選択可能)
- Fスポーツ専用ホワイト
- Fスポーツ専用フレアレッド
- Fスポーツ専用ブラック
- リッチクリーム(本革)
- ホワイトアッシュ(本革、L-tex、ファブリック)
- シャトー(ファブリック)
- ブラック(本革、L-tex、ファブリック)
- オーカー(本革、L-tex、ファブリック)
- コバルト(本革、L-tex、ファブリック)
- Fスポーツ専用ホワイト(本革、L-tex)
- Fスポーツ専用フレアレッド(本革、L-tex)
- Fスポーツ専用ブラック(本革、L-tex)
用意されるインテリアカラーはベースグレード・バージョンL・バージョンC・Fスポーツの各グレードより選択できるものが違います。素材も本革・L-tex・ファブリックの3種類が用意されています。
新型UXのボディサイズはNXよりも小さいレクサスSUV最小サイズ
トヨタC-HRのレクサス版とも言われていた新型UXですが、市販モデルではC-HRよりも大きいボディサイズで登場しました。
C-HRは後席のドアノブが埋め込みタイプなのに対して、UXはドアノブをそのまま残すなど大きく差別化されています。新型UXの上位に位置するNXよりはコンパクトで、レクサス最小SUVになっていますが、その大胆なエクステリアはインパクト抜群です。
UX | C-HR | NX | |
---|---|---|---|
全長 | 4,495mm | 4,360mm | 4,640mm |
全幅 | 1,840mm | 1,795mm | 1,845mm |
全高 | 1,540mm | 1,550mm | 1,645mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,640mm | 2,660mm |
最低地上高 | 160mm | 140mm | 170mm |
最小回転半径 | 5.2m | 5.2m | 5.4m |
室内長 | 1,830mm | 1,800mm | 2,080mm |
室内幅 | 1,520mm | 1,455mm | 1,520mm |
室内高 | 1,170mm | 1,210mm | 1,180mm |
車両重量 | 1,550kg | 1,400kg | 1,760kg |
乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 |
UXはNXよりもコンパクトですが、室内の広さはそこまで差がありません。室内長はNXが250mm長いですが、室内幅は同じで、室内高も10mmしか違いません。室内の快適性はNXと大きな違いはなくロングドライブも気持ちよく楽しめるでしょう。
レクサスUXのパワートレインは2.0Lハイブリッドエンジンと2.0Lガソリンエンジンの2つでJC08モード燃費は27.0km/L
レクサスUXに搭載されるエンジンは新開発の2.0L直列4気筒直噴エンジン+モーターのハイブリッドシステムと2.0L直列4気筒直噴エンジンの2種類です。
新開発の2.0Lハイブリッドシステムは回転数を最適化した軽やかなフィーリングが特徴で、JC08モード燃費27.0km/L(WLTCモード燃費22.8km/L)を達成する高い燃費性能を持っています。
ガソリンモデルに搭載するのは2.0L直列4気筒直噴エンジンで、気持ちの良いエンジンサインドを楽しめます。このエンジンは世界トップレベルの熱効率と保油性が向上する世界初の技術を採用して、ダイレクトシフトCVTとの組み合わせでスムーズな加速・発進を可能にする楽しいエンジンです。
JC08モード燃費は17.2km/L(WLTCモード燃費16.4km/L)はハイブリッドモデルに劣りますが、それでも十分燃費が良いのがUXのガソリンモデルの魅力です。
UX250h | UX250 | ||
---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD |
エンジン型式 | M20A-FXS | M20A-FKS | |
エンジン種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒 | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛プレミアムガソリン(ハイオク) | |
総排気量 | 1.986L | 1.986L | |
エンジン最高出力 | 107kW(146ps)/6,000rpm | 128kW(174ps)/6,600rpm | |
エンジン最大トルク | 188Nm(19.2kgm)/4,400rpm | 209Nm(21.3kgm)/4,000-5,200rpm | |
燃料タンク容量 | 43L | 47L | |
JC08モード燃費 | 27.0km/L | 25.2km/L | 17.2km/L |
WLTCモード燃費 | 22.8km/L | 21.6km/L | 16.4km/L |
モーター型式 | 1MM | – | |
モーター種類 | 交流誘導電動機 | – | |
モーター最高出力 | フロント:80kW(109ps) リヤ:5kW(7ps) |
– | |
モーター最大トルク | フロント:202Nm(20.6kgm) リヤ:55kW(5.6ps) |
– | |
駆動用 主電池 | ニッケル水素電池 | – |
国内で販売されているSUVの中で最も燃費の良い車はトヨタのコンパクトSUVのC-HRでハイブリッドモデルのJC08モード燃費で30.2km/Lを達成していますが、新型UXはC-HRよりボディサイズが大きく重量もあります。そのためUX250hの27.0km/Lはとても高い燃費性能を示す数字になっていると感じます。パワートレインにAWD設定もあるところがC-HRにはない魅力的なポイントになるのではないでしょうか。
また「UX250h」の新開発2.0Lハイブリッドシステムは、トヨタの基幹を成す次期プリウスや時期カローラハイブリッドなどにも今後採用される予定で、レクサスUXが先行して搭載する楽しみなパワートレインです。
ナビゲーションの地図情報からドライバーの運転のクセを先読みして、ハイブリッドのバッテリー効率を制御する、先読みエコドライブ機能を搭載する賢いハイブリッドシステムでもあります。
レクサスUXのプラットフォームは新開発のGA-Cを採用
レクサスUXのプラットフォームは、トヨタが開発した「TNGAプラットフォーム」のレクサス版「GA-Cプラットフォーム」が採用さます。トヨタのTNGAとは「Toyota New Global Architecture」の略称で、4代目プリウスやC-HRに採用されているプラットフォームです。
「走りの質感」「快適性」「使い勝手」「所有欲」「安全性」をコンセプトにゼロから考え出したプラットフォームで、2020年には販売台数の約半分の車へ導入される新規格の骨格です。
レクサスUXの安全装備はNXやRXよりも新しい最新の「レクサスセーフティシステム+」を採用
レクサスUXの装備は上位車種のNXやRXよりも最新の「レクサスセーフティシステム+(Lexus Safety System +)」を採用しています。
内容は全車速追従レーダークルーズコントロールやステアリング制御システム搭載レーントレーシングアシストなどで、夜間の歩行者や昼間の自動車検知もできる予防安全システムも搭載しています。さらにNXやRXには搭載されていないロードサインアシストを搭載しているのも魅力です。
UXのベースグレード以外にはパーキングサポートブレーキ(インテリジェントクリアランスソナー)も装備します(ベースグレードはオプション)。
またパノラミックビューモニターやブラインドスポットモニターをセットしたオプションは全グレードに118,000円で用意されています。
レクサスUXのガソリンモデルの価格は4,003,000円からでエントリープレミアSUVを楽しめる
レクサスUXのグレードはガソリンモデルの「UX200」「UX250h」がありそれぞれに「ベースグレード」「バージョンC」「Fスポーツ」「バージョンL」が設定されます。ベースグレードのUX200が最廉価グレードで4,003,000円、最上位グレードになるUX250hのバージョンLは5,192,000円になっています。
UXのFスポーツは三眼ヘッドライトや本革シートがオプション扱いになることから、最上位グレードのバージョンLが売れ筋モデルになると考えます。
またUX250hにはAWD駆動モデルも用意され2WDモデルよりも高くなりますが、ハイブリッドの4WDモデルを探していた方には嬉しい設定ではないでしょうか。新型UXの全てのグレードの販売価格を紹介します。
グレード | 販売価格 |
---|---|
UX200 | 3,972,222円~ |
UX200 バージョンC | 4,216,666円~ |
UX200 Fスポーツ | 4,512,037円~ |
UX200 バージョンL | 4,827,778円~ |
UX250h | 4,328,704円~ |
UX250h(AWD) | 4,593,519円~ |
UX250h バージョンC | 4,573,148円~ |
UX250h バージョンC(AWD) | 4,837,963円~ |
UX250h Fスポーツ | 4,868,519円~ |
UX250h Fスポーツ(AWD) | 5,133,334円~ |
UX250h バージョンL | 5,184,259円~ |
UX250h バージョンL(AWD) | 5,449,074円~ |
新型UXの販売価格は上位グレードになるとボディサイズの大きなレクサスNXやRXも視野に入る価格帯になっていますが、取り回しやすさや燃費性能はUXが優位なのは変わりありません。また立体的でワイド&ローのクーペSUVのスタイルはUXにしかない魅力です。
都会派クロスオーバーのレクサスUXのモデルチェンジ遍歴
UXはトヨタが展開している高級車ブランドのレクサスが販売するコンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。レクサスでは最小のSUVモデルです。
レクサスUX MZAA1#/MZAH1#/KMA10型(2018年~)
2018年11月、レクサスUXがデビューします。ガソリンエンジンの「UX200」、ハイブリッドモデルの「UX250h」のラインナップで、グレードは共に「標準仕様」「version C」「F SPORT」「version L」が設定されています。
2020年2月、特別仕様車「Blue EDITION」を発売しました。4月には特別仕様車「Brown EDITION」を発売。10月には一部改良で走行性能と安全性能の向上と、特別仕様車「Urban Elegance」を発売。同月、「UX300e」を発表。レクサス初のEV市販型モデルになります。
2021年8月、一部改良で快適装備を充実。特別仕様車「F SPORT Style Blue」「Elegant Black」を発売。
2022年7月、マイナーチェンジを実施しボディ剛性と安全装備を向上。特別仕様車「F SPORT Emotional Explorer」「Graceful Explorer」を発売。
2023年3月、「UX300e」の一部改良で航続距離を向上。12月の改良では5世代ハイブリッドシステムに。「UX250h」の名称を「UX300h」に変更。
レクサスUXのモデル | 販売年表 |
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MZAA1#/MZAH1#/KMA10型 | 2018年~ |
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